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取扱説明書 - Bose ボーズ
PS602 PS602P PS604 PowerShare Adaptable Power Amplifiers 設置および操作ガイド 安全上の重要な注意事項 pro.Bose.com このオーナーズガイドに記載された内容をよくお読みください。また、必要なときにすぐご覧になれるように、大切に保管してお くことをおすすめします。 本製品は、専門の施工業者による設置のみを想定した製品です。本書は、一般的な固定設置システムにおける本製品を対象に、基本的な設置と安全上のガイ ドラインを施工業者様に提供します。設置を開始する前に、本書をお読みください。 警告: • • • • • 全てのボーズ製品は、各地域、州、連邦、および業界の規制に従って使用する必要があります。各地の建築に関する条例や規則など、適用される すべての法律に従って製品を設置することは施工業者の責任です。本製品を設置する前に、各地域の管轄官庁に相談してください。 火災や感電を避けるため、雨の当たる場所や湿度の高い場所で製品を使用しないでください。 水漏れやしぶきがかかるような場所でこの製品を使用しないでください。また、花瓶など、液体が入った物品を製品の上や近くに置かないでく ださい。液体が侵入すると、火災の原因となることがあります。 火の付いたろうそくなどの火気を、製品の上や近くに置かないでください。 この製品は屋内の水を使用するエリア(屋内プール、屋内ウォーターパーク、浴室、サウナ、スチームサウナ、屋内スケートリンクなど)での設置ま たは使用を意図していません。 のどに詰まりやすい小さな部品が含まれています。3歳未満のお子様には適していません。 注意: • • この製品は、保護アース接続のあるAC電源コンセントに接続する必要があります。注意: 結露の可能性がある場所に本体を設置しないでくだ さい。 許可なく製品を改造しないでください。安全性、法令の遵守、システムパフォーマンスを損なう原因となり、製品保証が無効となる場合がありま す。 この記号は、製品内部に電圧の高い危険な部分があり、感電の原因となる可能性があることを示します。 この記号は、このガイドに製品の取り扱いとメンテナンスに関する重要な項目が記載されていることを示します。 注記: • • • • 製品ラベルは本体底面にあります。 万一の事故や故障に備えるために、電源プラグはよく見えて容易に手が届く位置にあるコンセントに接続してください。 この製品は、電源インバーターからの電源供給を想定した設計およびテストはされていません。 この製品は、車両または船舶での使用を想定した設計およびテストは行われていません。 日本: 注: メインプラグを主電源に接続する前に、アース接続を行ってください。 2 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 安全上の重要な注意事項 pro.Bose.com 安全上の重要な注意事項 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. このガイドをよくお読みください。 必要な時にご覧になれるよう、本書を保管してください。 すべての注意事項に留意してください。 すべての指示に従ってください。 この製品を水の近くで使用しないでください。 清掃の際は乾いた布を使用してください。 通気孔は塞がないでください。メーカーの指示に従って設置してください。 ラジエータ、暖房送風口、ストーブ、その他の熱を発する装置(アンプを含む)の近くには設置しないでください。 極性プラグを使用する場合、極性プラグや接地極付きプラグの安全機能を損なうような使い方はしないでください。極性プラグには2つの端子があり、 片方の端子がもう一方の端子よりも幅が広くなっています。また、接地極付きプラグには2つの端子に加え、接地用のアース棒が付いています。極性プラ グの広い方の端子また3番目の棒は、お客様の安全を守る機能を果たします。製品に付属のプラグがお使いのコンセントに合わない場合は、電気技師に 連絡して新しいコンセントに取り替えてください。 10.電源コードが踏まれたり挟まれたりしないように保護してください。特に電源プラグやテーブルタップ、機器と電源コードの接続部などにはご注意くださ い。 11. 必ず製造元により指定された付属品、あるいはアクセサリーのみをご使用ください。 12. 製造元の指定する、または製品と一緒に購入されたカート、スタンド、三脚、ブラケット、台以外は使用しないでください。カートを使用する場合、 製品の載ったカートを移動する際には転倒による負傷が起きないよう十分注意してください。 13. 雷雨時や長期間使用しない場合は、電源プラグを抜いてください。 14. 修理が必要な際には、カスタマーサービスにお問い合わせください。製品に何らかの損傷が生じた場合、例えば電源コードやプラグの損傷、液体の侵入 や内部への異物の落下、雨や水蒸気との接触、動作の異常、製品本体の落下などの際には、直ちに電源プラグを抜き、修理をご依頼ください。 This product conforms to all applicable EU directive requirements.The complete Declaration of Conformity can be found at www.Bose.com/compliance. Product Ratings: Input Voltage: 100-240 VAC Frequency: 50/60 Hz Current or Power: 700 W maximum This Product meets the immunity requirements for the E2 class EN55103-2 directive. Initial turn on inrush current: PS602: 12.33 A(230 VAC 50 Hz)、8.27 A(120 VAC 60 Hz) PS602P: 14.14.A(230 VAC 50 Hz)、8.04 A(120 VAC 60 Hz) PS604: 11.79 A(230 VAC 50 Hz)、11.72 A(120 VAC 60 Hz) Inrush current after 5 seconds AC mains interruption: PS602: 8.22 A(230 VAC 50 Hz)、8.14 A(120 VAC 60 Hz) PS602P: 8.27 A(230 VAC 50 Hz)、8.43 A(120 VAC 60 Hz) PS604: 10.57 A(230 VAC 50 Hz)、10.75 A(120 VAC 60 Hz) Information About Products That Generate Electrical Noise (FCC Compliance Notice for US) Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class A digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules.These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference when the equipment is operated in a commercial environment.This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instruction manual, may cause harmful interference to radio communications.Operation of this equipment in a residential area is likely to cause harmful interference in which case the user will be required to correct the interference at one’s own expense. This product complies with the Canadian ICES-003 Class A specifications. CAN ICES-3(A)/NMB-3(A) 安全上の重要な注意事項 - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 3 安全上の重要な注意事項 pro.Bose.com 安全上の留意項目 ご使用前に、下記の「留意項目」をよくお読みになり、正しくお使いください。 この「安全上の留意項目」は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を 未然に防止するため、いろいろな絵表示をしています。内容をよく理解してから本文をお読みください。 絵表示について 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う可能性が想定される内容を示します。 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損傷を負う可能性 が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を 示します。 ●異常が発生したとき 警告 記号は警告・注意を促す内容があることを告げるものです。 記号は禁止の行為であることを告げるものです (左図の場合は分解禁止を意味します)。 記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。 ●設置、保管するとき 警告 内部に水や異物が入ったときは、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜く 電源プラグ を抜く そのままの状態で使用すると、火災や感電の原因となります。す ぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて、 販売店に点検をご依頼ください。特にお子様がいるご家庭では ご注意ください。 電源プラグ を抜く そのままの状態で使用すると、火災や感電の原因となります。 すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて ください。煙が出なくなるのを確認して、販売店に修理をご依頼 ください。 変なにおいや音がしたときは、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜く 火災や感電の危険性を低減するために、機器を雨や湿気にさらさない 水ぬれ禁止 機器内部に水をたらしたり、かけたり、花びんのように水を満たしたものを そばに置かない 他の電気製品と同様に、機器内部に水分をこぼしたりしないで ください。故障や火災の原因となります。 禁止 本機の上や周囲に、小さな金属物を置かない 通風孔などから内部に落下した場合、火災や感電の原因となります。 禁止 電源コードや電源プラグが傷んだ場合は交換する 交換を依頼 電源コードや電源プラグが傷んだ状態(芯線の露出、断線、変形 など)で使用すると、火災や感電の原因となります。販売店に 交換をご依頼ください。 風呂、シャワー室など、水のかかる恐れのある場所には置かない 水場での 使用禁止 落としたり、キャビネットを破損したときは、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜く 電源プラグ を抜く そのままの状態で使用すると、火災や感電の原因となります。 す ぐ に 電 源 ス イ ッ チ を 切 り 、電 源 プ ラ グ を コ ン セ ン ト か ら 抜いて、販売店に点検をご依頼ください。 ●設置、保管するとき 警告 適切な電源 (AC100V) を使用 水ぬれ禁止 必ず実行 電源コンセントの定格電流値を超える接続をしない 確実に差す 電源コードを傷付けたり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張った り、加熱したり、上に重い物を乗せたりしないでください。ケーブルが 破損して、火災や感電の原因となります。特に、電源プラグ部分や コードが本体から出ている部分はお気を付けください。 電源コードは付属の専用品を使用する 専用品を使用 必ず実行 4 禁止 必ず実行 配線および取付は、取扱説明書に記載してある通りに行ってください。 配線、取付を間違えますと、火災、その他の事故の原因となります。 窓を閉めきった自動車の中や直射日光が当たる場所、熱源のそ ばなど、温度が異常に高くなる場所に機器を設置 ・ 保管しないで ください。過熱や部品の変形などにより、火災や感電の原因と なることがあります。 ケーブルの芯線は全てしっかりと撚りを掛けた上で、 確実にコネクター内へ結線する 撚り線の一本が外れるなどして隣り合った端子に接触すると、 ショート事故が起こる危険性があります。 油煙、湯気、湿気、ほこりなどが多い場所に置かない 禁止 火災や感電の原因となることがあります。 電源プラグを抜くときに、電源コードを引っ張らない 引っ張り禁止 電源コードが傷付き、火災や感電の原因となることがあります。 必ず電源プラグを持って抜いてください。 移動させる場合は、電源コードその他の接続線を外す 万一漏電した場合、感電する原因となります。アース工事につき ましては、販売店にご相談ください。 配線および取付は、取扱説明書に記載してある通りに行う 設置に関しては、専門の業者にご依頼ください。 高温の場所に置かない コンセントや配線器具に同時に多数の機器を接続して電源を取る と、コードなどが過熱し、火災の原因となります。 アース (接地 )を確実に行う アース接続 ご相談ください 専用電源コード以外の使用は、火災や感電の原因となります。また、 本機の専用電源コードを他の機器に使うこともお止めください。 タコ足配線をしない 禁止 設置作業は専門業者へ 差し込みが不完全な場合、発熱による感電や火災の原因となります。 また、ほこりがたまり易くなったり、プラグの金属部分に触れる 危険性があります。 電源コードを傷付けない 禁止 注意 布をかぶせたり、じゅうたんや布団の上に置いたり、通気が不十分な 狭いスペースに押し込んだりしないでください。本体内部に熱がこもり、 火災の原因となります。 電源プラグは根元まで確実に差し込む 万一の事故や故障に備えるために、電源プラグはよく見えて容易 に手が届く位置にあるコンセントに接続してください。 過大な電流が流れ、火災や感電の原因となります。 禁止 通風孔をふさがない 禁止 交流 100ボルトの電源を使用する 海外などで、表示された電源電圧(交流 100ボルト)以外で使用 すると、火災や感電の原因となります 電源プラグは、抜き易い位置にあるコンセントに接続する 水の近くまたは湿度の高い場所で使用しない 機器内部に水が入った場合、火災や感電の原因となります。 機器内部に水が入った場合、火災や感電の原因となります。 必ず実行 電源コードに無理な力が加わって傷付き、火災や感電の原因と なることがあります。また他の接続線が引っかかり、けがの原因 となることがあります。 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 安全上の重要な注意事項 安全上の重要な注意事項 pro.Bose.com ●使用するとき ●使用するとき 警告 注意 不安定な場所に置かない 禁止 ぐらついた台の上や傾いた 所、振動する所など 、不安定な場所に 置かないでください。落ちたり倒れたりして、けがや事故の原因と なります。 長期間使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜く 電源プラグ を抜く 雷が鳴り出したら、本体やケーブル類に触れない 接触禁止 感電の原因となります。 必ず実行 本体のカバーを外したり、分解や改造をしない 分解禁止 機器のそばに、ろうそく等の火がついているものを置かない 火気禁止 必ず実行 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない ぬれ手禁止 感電の原因となります。 に 年に一度程度を目安 に、機器内部の掃除を販売店などにご相 談 ください。内部にほこりがたまったまま長時間掃除をしない と、 火災や故障の原因となることがあります 。特に、湿気の多くな る 梅雨期の前に行う と、より効果的で す。なお、掃除費用につい て は販売店などにご相談ください。 上に重い物を置かない 禁止 必ず実行 電源プラグ を抜く 安全上の重要な注意事項 - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 本機をラックに設置した状態でラックごと移送する場合は、 本機の背面部分を物理的に固定する 棚板やサポートア ングル 金具等を使用して本機をラック内 固定することをお勧めします 。 定期的に内部の掃除をする 火災や感電 、けがの原因となりま す。内部の点検や修理 は、販売 店にご依頼ください。 引火して火災の原因となります。 本機は電源を切った状態で も、常に微弱な電流が流れていま す。 長期間使用し ないとき は、安全のため電源プラグをコンセント から抜いてください。 倒れたり、落下した場合、けがの原因となることがあります。 電源プラグやコンセント部の掃除をする 電源プラグを差してあるコンセント部にほこりがたまる と、火災 の原因となることがありま す。定期的にコンセント部の掃除 を してください。 配線時は電源プラグをコンセントから抜く 電源プラグをコンセントに差したまま行うと 、感電の原因となる ことがあります。 5 目次 pro.Bose.com はじめに 製品の概要.............................................................................................................................................................7 製品の機能.......................................................................................................................................................7 付属品....................................................................................................................................................................8 フロントおよびリアパネル PowerShare PS602..............................................................................................................................................9 PowerShare PS602フロントパネル.................................................................................................................9 PowerShare PS602リアパネル.......................................................................................................................10 PowerShare PS602P............................................................................................................................................11 PowerShare PS602Pフロントパネル...............................................................................................................11 PowerShare PS602Pリアパネル.....................................................................................................................12 PowerShare PS604..............................................................................................................................................13 PowerShare PS604フロントパネル.................................................................................................................13 PowerShare PS604リアパネル.......................................................................................................................14 設置と操作 PowerShareアンプのセットアップ...........................................................................................................................15 適切な通気の重要性...............................................................................................................................................16 標準のコンタクトクロージャーでのミュート................................................................................................................16 リモコンの音量調節 ControlCenterゾーンコントローラー.......................................................................................................................17 CC-1ゾーンコントローラーのアンプへの接続 - 直接接続する場合..............................................................................17 CC-1ゾーンコントローラーのアンプへの接続 - 分散接続する場合..............................................................................18 ソフトウェアインターフェース PowerShare Editorソフトウェア.............................................................................................................................19 アンプのDIPスイッチの設定..............................................................................................................................19 2チャンネルモデルのコンフィギュレーション(PS602およびPS602P).................................................................20 4チャンネルモデルのコンフィギュレーション(PS604)........................................................................................20 仕様 異常発生時のLED表示............................................................................................................................................21 トラブルシューティング.............................................................................................................................................22 保証........................................................................................................................................................................22 電流引き込みおよび放熱に関する情報.....................................................................................................................23 PS602、PS602P、PS604技術仕様.........................................................................................................................24 EQ設定..................................................................................................................................................................25 ブロック図 PowerShare PS602..............................................................................................................................................26 PowerShare PS602P............................................................................................................................................27 PowerShare PS604..............................................................................................................................................28 その他の情報 連絡先情報.............................................................................................................................................................29 輸入者情報.......................................................................................................................................................29 6 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com はじめに 製品の概要 このガイドでは、Bose® PowerShare PS602、PS602P、およびPS604アンプの設置と操作について説明します。Bose PowerShare Adaptable Power Amplifierは、仮設および固定設備向けに600Wの出力を提供します。特許技術により、アンプ出力がすべての出力チ ャンネルで共有可能なため、必要なところに必要なだけ電力を供給できます。ローインピーダンスとハイインピーダンス(70/100V)伝送の 両方をサポートしており、さまざまな用途に幅広くご利用いただけます。スピーカープロセッシング機能を搭載し、リモート操作用のゾーン コントローラーを直接接続できるため、多くのアプリケーションで外部のシグナルプロセッサーを必要としません。その一方で、評価が高い PowerMatch®シリーズから受け継いだボーズ独自のテクノロジーが、卓越した音響性能と信頼性を提供します。比類のない機能とテクノ ロジーを併せ持つPowerShareは、数あるパワーアンプの中で、最も多用途で高性能な機種の1つに位置付けられます。 製品の機能 • PowerShareテクノロジー 特許取得済みのPowerShareテクノロジーにより、合計600Wのパワーをすべての出力に振り分け可能で、各出力でフルパワーを提供 できます。これにより、最も大きなパワーが必要とされるゾーンやスピーカーを基準としてアンプの出力を決めるのではなく、総出力から 必要なパワーを必要な場所に自由に使うことができます。また、余ったパワーも有効に活用できるので、導入時の音響設計だけでなく、設 置後の予定外の変更にも柔軟に対応できます。 • 自由自在のインピーダンス設定 ブリッジ接続、ジャンパー、ソフトウェア設定のいずれも必要とせずに、各チャンネルをローインピーダンス(4~8Ω)またはハイインピーダ ンス(70/100V)で使用可能です。 • DFLTMシステム 定評の高いBose PowerMatch®アンプシリーズのデュアルフィードバックループシステム(Dual Feedback Loop system)を継承し、 各出力に送られる電流と電圧、両方の継続的な監視と制御を通して、高いパフォーマンスを確保します。この組み合わせは、リニアリティ ーの向上、歪みの軽減、そしてスピーカーの保護を同時に実現します。 • 専用ソフトウェアPowerShare Editorによるスピーカープロセッシング PowerShare Editorソフトウェアを使用し、スピーカーEQ、9バンドPEQ、ミキサー、クロスオーバー、ディレイ、出力極性、ミュート極性の 設定をUSB経由でコントロールできます(但し、リアルタイム動作には非対応)。また、PCを使用しない場合でも、リアパネルでの設定によ り基本的なセットアップが可能で、出力チャンネルごとに、BoseスピーカーEQの呼び出しができます。こうした機能により、多くのアプリ ケーションで、外部のシグナルプロセッサーが不要になります。 • ControlCenterゾーンコントローラーのアクセサリー Bose ControlCenter CC-1ゾーンコントローラーは、アンプ出力のリモートコントロールのために直接接続でき(モデルPS602および PS604のみ)、スタンドアローンでのアンプの用途をさらに拡大します。 • 自動スタンバイ 使用していないときには消費電力を節約するように設計されています。PowerShareアンプは、音声信号が設定されたしきい値を下回っ たときに自動的にスタンバイモードになるように設定できます。スタンバイモードは音声信号が戻ったときに自動的に再始動します。 • PowerShareアンプシリーズ PowerShareファミリーは3種類の1Uサイズのアンプで構成されます。2チャンネルおよび4チャンネルの固定設備向け2モデル、2チャン ネルの仮設/SR向け1モデルです。 設置および安全ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 7 はじめに pro.Bose.com 付属品 PowerShareアンプの各カートンには、1台のアンプと、次の表に示す付属品が含まれています。 PS602 PS602P PS604 ユーロブロック(12ピン) 1 ユーロブロック(8ピン) 1 ユーロブロック(3ピン) 2 ユーロブロック(2ピン) 黒1、緑2 黒1 黒1 電源コード* 1 1 1 オーナーズガイド 1 1 1 *付属の電源コードは購入された国によって異なります。 各コネクターに12~30 AWGのケーブルを接続できます。 図1.PowerShareアンプカートンの内容 ユーロブロック(8ピン) 電源ケーブル ユーロブロック(2ピン) 8 ユーロブロック(3ピン) ユーロブロック(12ピン) PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置および安全ガイド フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PowerShare PS602 PS602は、2チャンネルの設備用アンプで、合計600Wのパワーを両方の出力で共有できます。各出力で、出力レベル、EQ、ローインピーダ ンス/ハイインピーダンス(Low-Z/Hi-Z)の設定を個別に制御できます。PS602は、FreeSpace® DS16、DS40、DS100、 FS3B、Panaray® 402および802 Series IV、MA12EX、RoomMatch® Utility RMU105およびRMU108用の専用スピーカーEQを搭載し、またFS3システ ム用にはFlat設定を選択できます。また、Webから無料でダウンロードできるPowerShare Editorソフトウェアを使用すれば、スピーカープ ロセッシングのカスタマイズが可能です(但し、リアルタイム動作には非対応)。PS602は、CAT 5ケーブルを使用するリモート音量調節用の CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーを最大2台まで接続できます。 PS602フロントパネル 図2.PowerShare PS602のフロントパネル q w e r SIGNAL POWER 1 2 LIMIT PowerShare Adaptable Power Amplifier PS602 q 電源スイッチ - AC電源のオン/オフ w POWER LED - 緑色の点灯は、本機がオンであることを示します。緑色の点滅は、本機が省電力モードに入っていることを示します。オ レンジ色の点灯は、過熱による異常を示します。赤色の点灯は、電源の異常を示します。 e INPUT 1/INPUT 2 SIGNAL LED - 各LEDは独立して動作します。 各ラインレベル(バランス)ユーロブロック入力について: • SENSITIVITY DIPスイッチが4 dBuに設定されている場合、標準入力は4 dBuです。入力レベルが-40~9 dBuでLEDが緑にな り、9~12 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが12 dBuを超え、クリッピングしていることを示します。 • SENSITIVITY DIPスイッチが12 dBuに設定されている場合、標準入力は12 dBuです。入力レベルが-40~17 dBuでLEDが緑に なり、17~20 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが20 dBuを超え、クリッピングしていることを示し ます。 各ラインレベル(アンバランス)RCA入力について: • SENSITIVITY DIPスイッチが4 dBuに設定されている場合、標準入力は-10 dBuです。入力レベルが-54~-5 dBuでLEDが緑にな り、-5~-2 dBVでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが-2 dBuを超え、クリッピングしていることを示しま す。 • SENSITIVITY DIPスイッチが12 dBuに設定されている場合、標準入力は-2 dBVです。入力レベルが-54~3 dBVでLEDが緑にな り、3~6 dBVでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが6 dBuを超え、クリッピングしていることを示します。 電源の異常が検出された場合、両方のLEDが赤く点灯します。 r OUTPUT 1/OUTPUT 2 LIMIT LED - 各LEDは独立して動作します。 • 設定されたスピーカーのVpeakまたはVrmsの許容入力を超えたためにアンプ出力のリミッターが動作しているときは、LEDはオレ ンジになります。 アンプの出力合計が600ワットを超えた場合、アンプはすべての出力を均等に制限し、すべてのLEDが同時にリミッターの動作を示し ます。これは、アンプが個別のチャンネルの出力に加えて、合計出力も監視し、制限しているためです。アンプは、1/3(200W)の平均 出力を継続的に提供できます。 • 各OUTPUT LIMIT LEDは、対応する出力で超高周波(EHF)異常がある場合に、赤く点灯します。 • アンプの異常のためにすべての出力がミュートされた場合、または電源の異常がある場合、両方のLEDが赤く点灯します。 • リアパネルのミュートコネクターによりすべての出力がミュートされた場合、両方のLEDが赤く点滅します。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 9 フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PS602リアパネル 図3.PowerShare PS602アンプのリアパネル q w e 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 r 1. FLAT 2. DS16 3. DS40 4. DS100 5. FS3B 6. 402 7. 802 8. MA12EX 9. RMU105 0. RMU108 t u y i OUTPUT ATTEN MUTE OFF 70V REAR 4 dBu Hi Z Hi Z ON 100V SOFTWARE 12 dBu Low Z Low Z AUTO STANDBY GLOBAL OUT CONFIG SENSITIVITY OUTPUT 1 OUTPUT 2 -∞ 0 -∞ 0 o PowerShare PS602 100-240V ~ 50/60Hz 700W MAX q INPUT 1/INPUT 2 - バランス3ピンユーロブロックおよびアンバランスRCAラインレベルの入力コネクター。チャンネルごとに、バラン スまたはアンバランス入力タイプを選んで使用します。両方同時に使用することはできません。 w USB - USB接続を使用してアンプをPCに接続します。これにより、PCベースのPowerShare Editorソフトウェアを使用して、アンプの 細かい設定ができます。PowerShare Editorソフトウェアを使用してアンプを設定するには、CONFIG DIPスイッチをSOFTWAREに設 定する必要があります。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 e CH 1 EQ/CH 2 EQ - チャンネルごとのスピーカーEQのプリセットを各ダイヤルで設定します。DS16、DS40、DS100、FS3B、402、 802、MA12EX、RMU105、およびRMU108用のプリセットが用意されています。FS3システムや他社のスピーカーを使用する場合、ま たはプリセットのEQが不要な場合はFlat設定を使用します。EQを選択すると、スピーカーのクロスオーバー、Vpeak、およびVrmsリミ ッタ―が自動的に読み込まれます。これらのパラメータを個別に調整するには、PowerShare Editorソフトウェアを使用します。詳細につ いては「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。Hi-Z出力モードでは、50 Hzハイパスフィルター(HPF)が自動的に設 定されます。スピーカーEQは、50 Hz HPFの後に適用されます。 r CONTROLCENTER - Bose® CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーまたはCV41 4-to-1コンバーター専用のRJ-45入力コネクタ ーです。ネットワークに接続するための端子ではありません。 t MUTE - ショートさせることですべての出力をミュートするコンタクトクロージャー接続。これはノーマリーオープン(NO)がデフォルト状 態です。ミュート極性はPowerShare Editorソフトウェアを使用して、ノーマリークローズ(NC)に反転することもできます。その場合、ミュ ートコネクターを開くとすべての出力がミュートされます。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 y DIPスイッチ - アンプを設定するために使用する一連のスイッチです。すべてのスイッチは、左側がデフォルトの設定です。 • AUTO STANDBY - 有効の場合(ON)、信号が入力されない状態が20分継続すると、アンプは1秒以内にスタンバイモードに入り ます。スタンバイモードでは、音声信号が検出されると、アンプは1秒以内に自動的にオンになり、音声信号の増幅を開始します。デ フォルトの位置は無効(OFF)です。 • GLOBAL OUT – OUTPUT DIPスイッチがHi-Zに設定されている出力の出力電圧を70Vまたは100Vに設定します。70Vモード では、100 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。100Vモードでは、141 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。必要 に応じて、PowerShare Editorソフトウェアを使用し、これらの設定値を変更することができます。詳細については、「ソフトウェアイ ンターフェース」の項目を参照してください。 • CONFIG - EQ設定をリアパネルのEQダイヤルで行う場合は、このDIPスイッチをREARモードに設定します。SOFTWAREモー ドは、アンプの各設定をPowerShare Editorソフトウェアで行うモードで、リアパネルのEQダイヤルは無視されます。他のDIPスイ ッチについては、PowerShare Editorソフトウェアの設定から常に独立しており、ソフトウェアは他のDIP設定に影響しません。詳細 については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 • SENSITIVITY – ユーロブロックラインレベル入力の感度として4 dBuまたは12 dBuを選択します。アンバランスRCA入力の感度 は、4 dBuの感度設定で-10 dBVになり、12 dBuの感度設定で-2 dBVになります。 • OUTPUT 1 – OUTPUT 1について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z)を 選択します。 • OUTPUT 2 – OUTPUT 2について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z) を選択します。 u OUTPUT ATTEN 1/OUTPUT ATTEN 2 – 各出力のアッテネーターです。減衰量を減らすにはこのアッテネーターを時計回りに回し、 減衰量を増やすには反時計回りに回します。時計回りに完全に回すと0 dBの減衰量になり、反時計回りに完全に回すとミュートされま す。CC-1ゾーンコントローラーを使用している場合、CC-1がマスターボリュームになります。各アッテネーターの位置によって、その出力の CC-1ゾーンコントローラーのボリューム範囲が決まります。各トリムを0 dBの減衰に設定すると、各CC-1ゾーンコントローラーで減衰範 囲をフルで使用できます。CC-1がアンプから切断されている場合、アッテネーターがアクティブな設定になります。 i OUTPUT - スピーカー接続用の2つの2ピンユーロブロックコネクターです。4 Ω、8 Ω、70V、または100Vの負荷にかかわらず各チャン ネルが最大600Wを提供できます。出力はブリッジできません。 o AC電源インレット – アンプがオンの状態でAC電源コードを抜くことは、フロントパネルの電源スイッチで電源をオフにするのと同じであ り、電源をオフにする方法の1つとして使用できます。 10 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PowerShare PS602P PS602Pは、2チャンネルの仮設/SR向けアンプで、合計600Wのパワーを両方の出力で共有できます。各出力で、出力レベル、EQ、ローイン ピーダンス/ハイインピーダンス(Low-Z/Hi-Z)の設定を個別に制御できます。PS602Pは、FreeSpace® DS16、DS40、DS100、FS3B、 Panaray 402および802 Series IV、MA12EX、RoomMatch Utility RMU105およびRMU108用の専用スピーカーEQを搭載し、またFS3 システム用にはFlat設定を選択できます。Webから無料でダウンロードできるPowerShare Editorソフトウェアを使用すれば、デジタルスピ ーカープロセッシングのカスタマイズが可能です(但し、リアルタイム動作には非対応)。 PS602Pフロントパネル 図4.PowerShare PS602Pのフロントパネル q w er t 12 SIGNAL POWER LIMIT PowerShare 10 yu i 12 8 6 16 1 22 30 2 -dB 10 8 6 16 4 0 2 22 4 30 2 -dB 0 Adaptable Power Amplifier PS602P q 電源スイッチ - AC電源のオン/オフ w POWER LED - 緑色の点灯は、本機がオンであることを示します。緑色の点滅は、本機が省電力モードに入っていることを示します。オ レンジ色の点灯は、過熱による異常を示します。赤色の点灯は、電源の異常を示します。 e y INPUT 1/INPUT 2 SIGNAL LED - 各LEDは独立して動作します。 各ラインレベル(バランス)ユーロブロック入力について: • SENSITIVITY DIPスイッチが4 dBuに設定されている場合、標準入力は4 dBuです。入力レベルが-40~9 dBuでLEDが緑にな り、9~12 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが12 dBuを超え、クリッピングしていることを示します。 • SENSITIVITY DIPスイッチが12 dBuに設定されている場合、標準入力は12 dBuです。入力レベルが-40~17 dBuでLEDが緑に なり、17~20 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが20 dBuを超え、クリッピングしていることを示し ます。 各ラインレベル(アンバランス)RCA入力について: • SENSITIVITY DIPスイッチが4 dBuに設定されている場合、標準入力は-10 dBVです。入力レベルが-54~-5 dBVでLEDが緑に なり、-5~-2 dBVでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが-2 dBVを超え、クリッピングしていることを示しま す。 • SENSITIVITY DIPスイッチが12 dBuに設定されている場合、標準入力は-2 dBVです。入力レベルが-54~3 dBVでLEDが緑にな り、3~6 dBVでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが6 dBVを超え、クリッピングしていることを示します。 電源の異常が検出された場合、両方のLEDが赤く点灯します。 r u OUTPUT 1/OUTPUT 2 LIMIT LED - 各LEDは独立して動作します。 • 設定されたスピーカーのVpeakまたはVrmsの許容入力を超えたためにアンプ出力のリミッターが動作しているときは、LEDはオレ ンジになります。 アンプの出力合計が600ワットを超えた場合、アンプはすべての出力を均等に制限し、すべてのLEDが同時にリミッターの動作を示 します。これは、アンプが個別のチャンネルの出力に加えて、合計出力も監視し、制限しているためです。アンプは、1/3(200W)の平 均出力を継続的に提供できます。 • 各OUTPUT LIMIT LEDは、対応する出力でEHF異常がある場合に、赤く点灯します。 • アンプの異常のためにすべての出力がミュートされた場合、または電源の異常がある場合、両方のLEDが赤く点灯します。 • リアパネルのミュートコネクターによりすべての出力がミュートされた場合、両方のLEDが赤く点灯します。 t i OUTPUT 1/OUTPUT 2 レベルコントロール - 各出力のアッテネーターです。減衰量を減らすにはこのアッテネーターを時計回りに回 し、減衰量を増やすには反時計回りに回します。時計回りに完全に回すと0 dBの減衰量になり、反時計回りに完全に回すとミュートされま す。 21のデテントがあり、最初の12ステップは1 dB間隔、次の2つのステップは2 dB間隔、次の2つのステップは3 dB間隔、最後の2つのステ ップは4 dB間隔となり、ミュートまでの合計減衰量は30 dBです。反時計回りに回したときの最後の2つのステップはミュートです。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 11 フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PS602Pのリアパネル 図5.PowerShare PS602Pアンプのリアパネル q 1 2 w e 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 1. FLAT 2. DS16 3. DS40 4. DS100 5. FS3B 6. 402 7. 802 8. MA12EX 9. RMU105 0. RMU108 r t y u PowerShare PS602P MUTE OFF 70V REAR 4 dBu Hi Z Hi Z ON 100V SOFTWARE 12 dBu Low Z Low Z AUTO STANDBY GLOBAL OUT CONFIG SENSITIVITY OUTPUT 1 OUTPUT 2 100-240V ~ 50/60Hz 700W MAX q INPUT 1/INPUT 2 - バランスXLR/TRS およびアンバランスRCAラインレベルの入力コネクター。チャンネルごとに、バランスまたは アンバランス入力タイプを選んで使用します。両方同時に使用することはできません。 w USB - USB接続を使用してアンプをPCに接続します。これにより、PCベースのPowerShare Editorソフトウェアを使用して、アンプの 細かい設定ができます。PowerShare Editorソフトウェアを使用してアンプを設定するにはCONFIG DIPスイッチをSOFTWAREに設 定する必要があります。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 e CH 1 EQ/CH 2 EQ - チャンネルごとのスピーカーEQのプリセットを各ダイヤルで設定します。DS16、DS40、DS100、FS3B、402、 802、MA12EX、RMU105、およびRMU108用のプリセットが用意されています。FS3システムや他社のスピーカーを使用する場合、ま たはプリセットのEQが不要な場合はFlat設定を使用します。EQを選択すると、スピーカーのクロスオーバー、Vpeak、およびVrmsリミ ッタ―が自動的に読み込まれます。これらのパラメータを個別に調整するには、PowerShare Editorソフトウェアを使用します。詳細につ いては「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。Hi-Z出力モードでは、50 Hzハイパスフィルター(HPF)が自動的に設 定されます。スピーカーEQは、50 Hz HPFの後に適用されます。 r MUTE – ショートさせることですべての出力をミュートするコンタクトクロージャー接続。これはノーマリーオープン(NO)がデフォルト状 態です。ミュート極性はPowerShare Editorソフトウェアを使用して、ノーマリークローズ(NC)に反転することもできます。その場合、ミュ ートコネクターを開くとすべての出力がミュートされます。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 t DIPスイッチ - アンプを設定するための一連のスイッチです。すべてのスイッチは、左側がデフォルトの設定です。 • AUTO STANDBY - 有効の場合(ON)、信号が入力されない状態が20分継続すると、アンプはスタンバイモードに入ります。スタ ンバイモードでは、音声信号が検出されると、アンプは1秒以内に自動的にオンになり、音声信号の増幅を開始します。デフォルトの 位置は無効(OFF)です。 • GLOBAL OUT – OUTPUT DIPスイッチがHi-Zに設定されている出力の出力電圧を70Vまたは100Vに設定します。70Vモードで は、100 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。100Vモードでは、141 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。必要に 応じて、PowerShare Editorソフトウェアを使用し、これらの設定値を変更することができます。詳細については、「ソフトウェアイン ターフェース」の項目を参照してください。 • CONFIG - EQ設定をリアパネルのEQダイヤルで行う場合は、このDIPスイッチをREARモードに設定します。SOFTWAREモー ドは、アンプの各設定をPowerShare Editorソフトウェアで行うモードで、リアパネルのEQダイヤルは無視されます。他のDIPス イッチについては、PowerShare Editorソフトウェアの設定から常に独立しており、ソフトウェアは他のDIP設定に影響しません。詳 細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 • SENSITIVITY - XLR/TRSラインレベル入力の感度として4 dBuまたは12 dBuを選択します。アンバランスRCA入力の感度は、 4 dBuの感度設定で-10 dBVになり、12 dBuの感度設定で-2 dBVになります。 • OUTPUT 1 – OUTPUT 1について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z)を 選択します。 • OUTPUT 2 – OUTPUT 2について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z) を選択します。 y OUTPUT ATTEN 1/OUTPUT ATTEN 2 - 各出力のNL4およびバインディング・ポスト端子。NL4 OUTPUT 1は、2つの出力チャン ネル分を兼ねますが、NL4 OUTPUT 2は、OUTPUT 2専用です。これにより、NL4 OUTPUT 1からの1本のNL4ケーブル(4コンダク ター)で両方の出力にアクセスするか、または2本のNL4ケーブル(2コンダクター)を各出力に接続できます。4 Ω、8 Ω、70V、または 100Vの負荷にかかわらず各チャンネルが最大600Wを提供できます。出力はブリッジできません。 u AC電源インレット – アンプがオンの状態でAC電源コードを抜くことは、フロントパネルの電源スイッチで電源をオフにするのと同じであ り、電源をオフにする方法の1つとして使用できます。 12 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PowerShare PS604 PS604は、4チャンネルの設備用アンプで、合計600Wのパワーを4つの出力のすべてで共有できます。各出力で、出力レベル、EQ、ロー インピーダンス/ハイインピーダンス(Low-Z/Hi-Z)の設定を個別に制御できます。PS604は、FreeSpace® DS16、DS40、DS100、 FS3B、Panaray 402および802 Series IV、MA12EX、RoomMatch Utility RMU105およびRMU108用の専用スピーカーEQを搭載 し、またFS3システム用にはFlat設定を選択できます。Webから無料でダウンロードできるPowerShare Editorソフトウェアを使用すれ ば、デジタルスピーカープロセッシングのカスタマイズが可能です。PS604は、CAT 5ケーブルを使用するリモート音量調節用のCC-1 ControlCenterゾーンコントローラーを最大4台まで接続できます。 PS604フロントパネル 図6.PowerShare PS604のフロントパネル q er w POWER SIGNAL LIMIT 1 2 3 4 PowerShare Adaptable Power Amplifier PS604 q 電源スイッチ - AC電源のオン/オフ w POWER LED - 緑色の点灯は、本機がオンであることを示します。緑色の点滅は、本機が省電力モードに入っていることを示します。オ レンジ色の点灯は、過熱による異常を示します。赤色の点灯は、電源の異常を示します。 e INPUT 1/2/3/4 SIGNAL LED - 各LEDは独立して動作します。 • SENSITIVITY DIPスイッチが4 dBuに設定されている場合、標準入力は4 dBuです。入力レベルが-40~9 dBuでLEDが緑にな り、9~12 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが12 dBuを超え、クリッピングしていることを示します。 • SENSITIVITY DIPスイッチが12 dBuに設定されている場合、標準入力は12 dBuです。入力レベルが-40~17 dBuでLEDが緑に なり、17~20 dBuでLEDはオレンジになります。LEDが赤になると、入力レベルが20 dBuを超え、クリッピングしていることを示し ます。 電源の異常が検出された場合、すべてのLEDが赤く点灯します。 r OUTPUT 1/2/3/4 LIMIT LED - 各LEDは独立して動作します。 • 設定されたスピーカーのVpeakまたはVrmsの許容入力を超えたためにアンプ出力のリミッターが動作しているときは、LEDはオレ ンジになります。 アンプの出力合計が600ワットを超えた場合、アンプはすべての出力を均等にリミッターの動作し、すべてのLEDが同時にリミッタ ーの動作を示します。これは、アンプが個別のチャンネルの出力に加えて、合計出力も監視し、制限しているためです。アンプは、1/3 (200W)の平均出力を継続的に提供できます。 • 各OUTPUT LIMIT LEDは、対応する出力で超高周波(EHF)異常がある場合に、赤く点灯します。アンプ1の異常のために出力がミ ュートされた場合は、LED 1と2が赤く点灯します。アンプ2の異常のために出力がミュートされた場合は、LED 3と4が赤く点灯しま す。 • アンプの異常のためにすべての出力がミュートされた場合、または電源の異常がある場合、4つのすべてのLEDが赤く点灯します。 • リアパネルのミュートコネクターによりすべての出力がミュートされた場合、4つのすべてのLEDが赤く点滅します。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 13 フロントおよびリアパネル pro.Bose.com PS604のリアパネル 図7.PowerShare PS604アンプのリアパネル q w e r t u y i MUTE 1. FLAT 2. DS16 3. DS40 4. DS100 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 5. FS3B 6. 402 7. 802 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 8. MA12EX 9. RMU105 0. RMU108 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 4 5 6 3 7 2 8 1 0 9 o PowerShare PS604 OFF 70V REAR 4 dBu Hi Z Hi Z Hi Z Hi Z ON 100V SOFTWARE 12 dBu Low Z Low Z Low Z Low Z AUTO STANDBY GLOBAL OUT CONFIG SENSITIVITY OUTPUT 1 OUTPUT 2 OUTPUT 3 OUTPUT 4 -∞ OUTPUT ATTENUATION 0 -∞ 0 -∞ 0 -∞ 0 100-240V ~ 50/60Hz 700W MAX q INPUT - 12ピンユーロブロック(バランス)ラインレベルの入力コネクター。 w USB - USB接続を使用してアンプをPCに接続します。これにより、PCベースのPowerShare Editorソフトウェアを使用して、アンプの 細かい設定ができます。PowerShare Editorソフトウェアを使用してアンプを設定するには、CONFIG DIPスイッチをSOFTWAREに設 定する必要があります。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 e CH 1/2/3/4 EQ - チャネルごとのスピーカーEQのプリセットを各ダイヤルで設定します。DS16、DS40、DS100、FS3B、402、802、 MA12EX、RMU105、およびRMU108用のプリセットが用意されています。FS3システムや他社のスピーカーを使用する場合、またはプリセ ットのEQが不要な場合はFlat設定を使用します。EQを選択すると、スピーカーのクロスオーバー、Vpeak、およびVrmsリミッタ―が自動的 に読み込まれます。これらのパラメータを個別に調整するには、PowerShare Editorソフトウェアを使用します。詳細については「ソフトウェア インターフェース」の項目を参照してください。Hi-Z出力モードでは、50 Hzハイパスフィルター(HPF)が自動的に設定されます。スピーカー EQは、50 Hz HPFの後に適用されます。 r CONTROLCENTER - Bose® CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーまたはCV41 4-to-1コンバーター専用のRJ-45入力コネクター です。ネットワークに接続するための端子ではありません。 t MUTE - ショートすることですべての出力をミュートするコンタクトクロージャー接続。これはノーマリーオープン(NO)がデフォルト状態 です。ミュート極性はPowerShare Editorソフトウェアを使用して、ノーマリークローズ(NC)に反転することもできます。その場合、ミュー トコネクターを開くとすべての出力がミュートされます。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 y DIPスイッチ - アンプを設定するために使用する一連のスイッチです。すべてのスイッチは、左側がデフォルトの設定です。 • AUTO STANDBY - 有効の場合(ON)、信号が入力されない状態が20分継続すると、アンプはスタンバイモードに入ります。スタ ンバイモードでは、音声信号が検出されると、アンプは1秒以内に自動的にオンになり、音声信号の増幅を開始します。デフォルトの 位置は無効(OFF)です。 • GLOBAL OUT – OUTPUT DIPスイッチがHi-Zに設定されている出力の出力電圧を70Vまたは100Vに設定します。70Vモード では、100 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。100Vモードでは、141 Vpeakリミッターが自動的に読み込まれます。必要 に応じて、PowerShare Editorソフトウェアを使用し、これらの設定値を変更することができます。詳細については、「ソフトウェアイ ンターフェース」の項目を参照してください。 • CONFIG - EQ設定をリアパネルのEQダイヤルで行う場合は、このDIPスイッチをREARモードに設定します。SOFTWAREモー ドは、アンプの各設定をPowerShare Editorソフトウェアで行うモードで、リアパネルのEQダイヤルは無視されます。他のDIPスイ ッチについては、PowerShare Editorソフトウェアの設定から常に独立しており、ソフトウェアは他のDIP設定に影響しません。詳細 については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 • SENSITIVITY - ラインレベル入力の感度として4 dBuまたは12 dBuを選択します。 • OUTPUT 1 - OUTPUT 1について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z)を 選択します。 • OUTPUT 2 - OUTPUT 2について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z) を選択します。 • OUTPUT 3 - OUTPUT 3について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z) を選択します。 • OUTPUT 4 - OUTPUT 4について、70/100Vハイインピーダンス出力(Hi-Z)または4~8 Ωローインピーダンス出力(Low-Z) を選択します。 u OUTPUT ATTENUATION 1/2/3/4 – 各出力のアッテネーターです。減衰量を減らすにはこのアッテネーターを時計回りに回し、減 衰量を増やすには反時計回りに回します。時計回りに完全に回すと0 dBの減衰量になり、反時計回りに完全に回すとミュートされま す。CC-1ゾーンコントローラーを使用している場合、CC-1がマスターボリュームになります。各アッテネーターの位置によって、その出力の CC-1ゾーンコントローラーのボリューム範囲が決まります。各減衰器を0 dBの減衰に設定すると、各CC-1ゾーンコントローラーで減衰範 囲をフルで使用できます。CC-1がアンプから切断されている場合、アッテネーターがアクティブな設定になります。 i OUTPUT - スピーカー接続用の8つの2ピンユーロブロックコネクターです。4 Ω、8 Ω、70V、または100Vの負荷にかかわらず各チャン ネルが最大600Wを提供できます。出力はブリッジできません。 o AC電源インレット – アンプがオンの状態でAC電源コードを抜くことは、フロントパネルの電源スイッチで電源をオフにするのと同じであ り、電源をオフにする方法の1つとして使用できます。 14 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com 設置と操作 PowerShareアンプのセットアップ PowerShareの複数の出力にパワーを割り振れる機能は、簡単に使用可能で、ソフトウェアによる設定は不要です。各出力に割り振りたい パワーに従って出力トリムを設定するだけで、アンプが600Wのピーク電力を超えないようにします。アンプにより大きなパワーが要求さ れる状況では、合計が600Wを超えないように、自動ですべての出力を均等に制限します。 PowerShareアンプのセットアップ方法 1. アンプの電源をオフにした状態で、すべての必要な電源、オーディオ、およびコントローラーの接続を行います。 2. プリセットのスピーカーEQのみ必要な場合: • CONFIGスイッチをREARに設定します。 • 必要に応じて各DIPスイッチを設定します。 • 各出力のEQダイヤルを適切な設定になるように回します。 • アンプの電源を入れます。 3. PowerShare Editorソフトウェアを使用して設定をカスタマイズする場合: • CONFIG DIPスイッチをSOFTWAREに設定します。これでアンプ本体のEQダイヤル設定は無視されます。 • 必要に応じて各DIPスイッチを設定します。 • アンプの電源を入れます。 • PCまたはノートPCをアンプのUSBポートに接続します。 • PCまたはノートPCでPowerShare Editorソフトウェアを起動し、用途に必要な各ブロックを設定します。詳細については、ヘルプ ファイルを参照してください。 4. CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーをリモートコントロールに使用している場合は、各アンプの出力アッテネーターを時計回り に完全に回して0 dBに設定します。これにより、各CC-1ゾーンコントローラーで完全な範囲で調整できます。CC-1の動作範囲を制限す るには、出力アッテネーターを反時計回りに回し、出力の減衰量を必要なだけ増やします。 5. すべての出力が70/100V Hi-Zスピーカーに対応するように設定されている場合、対応する各出力アッテネーターを0 dBになるよ うに回します。各スピーカータップを適切に設定します。アンプは、そのスピーカータップの設定の合計を基にして、必要なパワーを 各出力に提供します。600Wの使用可能なパワーをすべてのアンプ出力に自由に分配できます。アプリケーション例については、 「PowerShare Application Guide」(PowerShareアプリケーションガイド)を参照してください。 6. すべての出力が4–8 Ω Low-Zスピーカーに対応するように設定されている場合は、各出力から必要なレベルになるように各出力ア ッテネーターを回します。想定される最も高いレベルの音源またはピンクノイズを再生します。ノイズを最小限に抑えるために、入力 が入力感度に近いことを確認します。調整している出力のLIMIT LEDを確認します。出力レベルがスピーカーの保護リミットよりも高 い場合は、LIMIT LEDがオレンジに点灯します。LIMIT LEDが点灯しなくなるか、瞬間的にのみ点灯するようになるまで減衰量を調 整します。600Wの使用可能なパワーをすべてのアンプ出力に自由に分配できます。アプリケーション例については、「PowerShare Application Guide」(PowerShareアプリケーションガイド)を参照してください。 7. 各出力はHi-ZまたはLow-Zスピーカーに対応するように設定可能であり、インピーダンスの混在するアプリケーションにも対応可能 です。この場合、最初にHi-Zのチャンネルを設定してから、Low-Zのチャンネルを設定します。 8. アンプをセットアップするときに、SIGNAL LEDで入力クリッピングを監視し、LIMIT LEDで出力リミットを監視して、アンプが適切な 動作状態で機能していることを確認します。必要に応じて、調整を行います。 技術的な考慮事項 • リアパネルのEQダイヤルまたはソフトウェアからスピーカーEQが選択されたときには、スピーカーに適したクロスオーバー、Vpeak、お よびVrmsリミッターが自動的に読み込まれます。必要な場合は、それらをソフトウェアで調整できます。 • 1つのチャンネルの減衰を調整しても、他のチャンネルのレベルには影響しません。唯一の例外は、アンプが600Wを超える合計出力を 提供しようとしている場合です。アンプの合計出力が超過している場合、アンプがすべての出力を同時かつ均等に制限します。大きな出 力が継続して要求される場合、アンプは、平均で1/3の電力(200W)になるように出力を徐々に継続的に制限します。 • PowerShareアンプで出力を調整する方法は、次の5つです。 • アンプの感度設定に対して入力信号レベルを調整します。 • アンプの出力アッテネーターを調整します。 • CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーを調整します。 • PowerShare Editorソフトウェアを使用して各出力のリミッターを調整します。 • 接続されているHi-Zスピーカーのトランスフォーマータップを調整します。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 15 pro.Bose.com 設置と操作 適切な通気の重要性 アンプの設置に際しては、次の点に注意してください。 • 空気が本体正面の左から右に自由に流れる適切な通気を確保してください。両側面に通気孔があります。 • ラック内の温度を管理して、アンプの周囲温度が40°Cを超えないようにしてください。 • アンプの通気孔を覆ったり、塞いだりしないでください。 • キャビネットなど、閉じられたスペースにアンプを設置しないでください。 • 本体ケースを熱から保護して、暖房の吹き出し口やラジエーターなどの熱源に直接あたらないようにしてください。 • 各アンプの2つのファンが同時に可変速度で稼働します。40°C以下および1/3以下の連続電力で稼働しているときには、アンプのサー マルシャットダウンを防ぐために、内部の温度が上昇するとファンの回転速度が速くなります。 注意: 本体ケースの温度が最大動作温度の40°Cを超えないようにしてください。閉じられたラックでは、室温より温度が高くなることに注 意してください。アンプが過熱した場合、温度保護モードに入り、すべての出力がミュートされます。 標準のコンタクトクロージャーでのミュート アンプの設定に応じて、MUTE接点間を短絡したとき、または開いたときにすべての出力をミュートするように設計されています。 デフォルトの状態はノーマリーオープン(NO)で、ミュートコネクターが短絡するとすべての出力がミュートされます。ミュート極性 は、PowerShare Editorソフトウェアを使用して、ノーマリークローズ(NC)に反転することもできます。その場合、ミュートコネクターが開く と、すべての出力がミュートされます。詳細については、「ソフトウェアインターフェース」の項目を参照してください。 注: アンプがソフトウェアからまたはリアパネルのミュートコネクターからミュートされたときには、すべてのLIMIT LEDが赤く点滅します。 付属の2ピンユーロブロックを使用します。 図8.アンプのミュートコンタクトクロージャー ミュート 16 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド リモコンの音量調節 pro.Bose.com 音量のリモートコントロール ControlCenterゾーンコントローラー Bose® CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーを使用して、PS602およびPS604アンプの音量をリモートコントロール可能です。3つ の地域(北米、日本、EU)のそれぞれで、2色(白と黒)のコントローラーを選択できます。北米と日本のコントローラーは、それぞれの地域の1 個用の電工ボックスに対応し、ウォールプレートカバーは含まれていません。EUのゾーンコントローラーは86×86 mmサイズのウォールプ レート仕様で、横または縦のネジ間隔が60~60.3 mmになっています。各ゾーンコントローラーには、印刷済みラベルのシート、カスタムラ ベリング用の2枚のブランクシート、およびゾーンコントローラーを電工ボックスに固定するための2つのネジが付属しています。 図9.CC-1 ControlCenterゾーンコントローラー CC-1ゾーンコントローラー(北米) CC-1ゾーンコントローラー(日本) 38 mm 42 mm 1.5 in 1.7 in 105 mm CC-1ゾーンコントローラー(EU) 86 mm sq. 3.4 in sq. 110 mm 4.1 in 4. 3 in CC-1ゾーンコントローラーのアンプへの接続 - 直接接続する場合 ゾーンコントローラーをグループ化し、RJ-45コネクターで成端されたCAT 5ケーブルを使用してアンプに接続できます。PS602は、1つま たは2つのグループ化されたCC-1ゾーンコントローラーをサポートし、PS604は最大4つのグループ化されたCC-1ゾーンコントローラーを サポートします。各ゾーンコントローラーは、任意の出力を制御するか、複数の出力を制御するように設定できます。 図10.Direct CC-1ゾーンコントローラーのアンプへの接続 CAT 5 cable 609.6 m (2000 ft) max total length POWER SIGNAL LIMIT 1 2 3 4 PowerShare Adaptable Power Amplifier 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers PS604 17 リモコンの音量調節 pro.Bose.com CC-1ゾーンコントローラーのアンプへの接続 - 分散接続する場合 複数のCC-1ゾーンコントローラーを使用して設置する場合は、各ゾーンコントローラーをCV41 4-to-1コンバーターに接続し、CV41からア ンプに接続することもできます。これらの接続を構築するには、RJ-45コネクターで成端されたCAT 5ケーブルを使用します。 CV41は、2台のCC-1ゾーンコントローラーをPS602に接続するか、最大4台のCC-1ゾーンコントローラーをPS604に接続することができま す。各ゾーンコントローラーは、任意の出力を制御するか、複数の出力を制御するように個別に設定できます。 1台のCC-1ですべての出力を制御する場合は、PS602およびPS604に直接接続できるので、CV41は必要ありません。 図11.CC-1 ControlCenterゾーンコントローラーのアンプへの接続(CV41を使用する場合) CAT 5 cable 7.6 m (25 ft) max CAT 5 cable 609 m (2000 ft) max POWER PowerShare Adaptable Power Amplifier 18 SIGNAL LIMIT 1 2 3 4 PS604 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com ソフトウェアインターフェース PowerShare Editorソフトウェア Webから無料でダウンロードできるPowerShare Editorソフトウェアを使用して、追加のデジタルプロセッシング機能を使用可能で す。PowerShare Editorソフトウェアは、FreeSpace®、Panaray®、RoomMatch® Utility、F1 PassiveのスピーカーEQ、9バンドパラメトリ ックEQ、ミキサー、バンドパスフィルター、リミッター、ディレイ、出力極性、ミュート極性の設定すべてにアクセスできます(但し、リアルタイム 動作には非対応です)。 PowerShare Editorを使用するときには、CONFIG DIPスイッチがSOFTWAREに設定されていることを確認してください。 予め用意された次のプロセッシングモジュールを使って、様々な機能の設定や音質の調整をすることができます。 • 9-Band Parametric EQ(PEQ)(9バンドパラメトリックEQ) チャンネルごとに入力に対するEQを調整します。デフォルト設定はFlatです。 • Standard Mixer(ミキサー) 2x2または4x4のミキサーを使用して、入出力のルーティングおよびミキシングが可能になります。デフォルトの設定では、各入力は対応する 出力にルーティングされています(1:1)。たとえば、INPUT 1はOUTPUT 1にルーティングされ、INPUT 2はOUTPUT 2にルーティングされて います。 • Band Pass(バンドパス) チャンネルごとにハイパスフィルター(HPF)とローパスフィルター(LPF)を設定します。デフォルト設定はFlatです。各スピーカーEQを呼 び出した場合は、クロスオーバーが自動的に読み込まれます。 • 9-Band Speaker EQ(9バンドスピーカーEQ) FreeSpace、Panaray、RoomMatch Utility、F1 Passive用のBoseスピーカーEQ、および関連するリミッターの設定とクロスオーバー のプリセットをチャンネルごとに読み込みます。デフォルト設定はFlatです。Hi-Z出力モードでは、Hi-Zに設定された出力に50 Hz HPF が自動的に追加されます。スピーカーEQは、50 Hz HPFの後に適用されます。 • Vpeak and Vrms Limiters(VpeakおよびVrmsリミッター) スピーカーEQブロックでボーズスピーカーが選択されたときに両方の値が自動的に読み込まれます。この値は調整可能です。70Vモー ドでは100 Vのpeakリミッターが自動的に読み込まれ、100 Vモードでは141 Vのpeakリミッターが自動的に読み込まれます。これらは最 大値であり、必要な場合はPowerShare Editorソフトウェアを使用して調整することができます。 • Delay(ディレイ) 各アンプモデルのCH 1およびCH 2で、0.1ミリ秒ずつディレイタイムを調整できる最大50ミリ秒のディレイです。デフォルトの設定は0ミ リ秒です。 • Output(出力) 出力極性を反転するように各出力を設定できます。デフォルトの状態は正相です。 • Mute Polarity(ミュート極性)デフォルトの状態はノーマリーオープン(NO)で、ミュートコネクターが短絡するとすべての出力がミュー トされます。ミュート極性は反転させてノーマリークローズ(NC)にすることもできます。その場合、ミュートコネクターが開くとすべての出 力がミュートされます。注: アンプがソフトウェアからまたはリアパネルのミュートコネクターからミュートされたときには、すべてのLIMIT LEDが赤く点滅します。 設定済みのファイルを保存し、他の同モデルのPowerShareアンプに読み込ませることで、アンプの設定を簡単に複製できます。 アンプのDIPスイッチの設定 アンプのリアパネルにあるCONFIG DIPスイッチは、PowerShare EditorソフトウェアまたはリアパネルのEQダイヤルのどちらを使用し てアンプを設定するかを決定します。 • PowerShare Editorソフトウェアを使用してアンプを設定する場合、CONFIG DIPスイッチをSOFTWAREに設定します。セットアップ が完了したらアンプとPCの接続を解除することができ、アンプの設定は維持されます。 PowerShare Editorソフトウェアを使用してアンプを設定し、DIPスイッチの設定をREARに変更した場合、アンプには代わりにEQダイ ヤルの設定が読み込まれ、ソフトウェアで設定した内容はデフォルトの状態に戻ります。しかしながら、ソフトウェアの設定は消去されたの ではなく、DIPスイッチを再びSOFTWAREに変更すると、ソフトウェアで設定した内容が再び読み込まれます。 • CONFIG DIPスイッチがREARに設定されている場合、アンプのリアパネルのEQダイヤルを使用してアンプを設定します。 リアパネルのEQダイヤルを使用してアンプを設定し、DIPスイッチの設定をSOFTWAREに変更した場合、アンプの設定はソフトウェア で設定した内容に変更されます。ソフトウェアでアンプを設定していない場合、すべての設定はデフォルトの状態に戻ります。DIPスイッチ を再びREARに変更した場合、EQダイヤルによる設定が再び読み込まれます。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 19 ソフトウェアインターフェース pro.Bose.com 2チャンネルモデルのコンフィギュレーション(PS602およびPS602P) 図12.PS602およびPS602PアンプのPowerShare Editorソフトウェアコンフィギュレーション画面 4チャンネルモデルのコンフィギュレーション(PS604) 図13.PS604アンプのPowerShare Editorソフトウェアコンフィギュレーション画面 20 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com 仕様 異常発生時のLED表示 図15.PS604 図14.PS602およびPS602P SIGNAL POWER 1 2 POWER LIMIT PowerShare Adaptable Power Amplifier SIGNAL LIMIT 1 2 3 4 PowerShare Adaptable Power Amplifier PS602 POWER LED(すべてのモデル) オレンジ色の点灯は、過熱による異常を示します。 赤色の点灯は、電源の異常を示します。 SIGNAL LED(PS602およびPS602P) 電源の異常が検出された場合、両方のSIGNAL LEDが赤く点灯します。 SIGNAL LED(PS604) 電源の異常が検出された場合、全てのSIGNAL LEDが赤く点灯します。 LIMIT LED(PS602およびPS602P) 各LIMIT LEDは、対応するチャンネルに超高周波(EHF)障害がある場合に、個別に赤く点灯します。 アンプの異常のために出力がミュートされた場合、または電源の異常がある場合、両方のLEDが赤く点灯します。 LIMIT LED(PS604) 各LIMIT LEDは、対応するチャンネルに超高周波(EHF)障害がある場合に、個別に赤く点灯します。 アンプ1の異常のために出力がミュートされた場合は、LIMIT LED 1と2が赤く点灯します。 アンプ2の異常のために出力がミュートされた場合は、LIMIT LED 3と4が赤く点灯します。 電源の異常がある場合、4つのLEDがすべて赤く点灯します。 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 21 pro.Bose.com 仕様 トラブルシューティング トラブル 対処方法 電源が入らない • 電源スイッチをオンにします。オンになると、フロントパネルの緑色のLEDが表示されます。 • 電源コードのプラグが差し込まれていることを確認します。 • 別の機器が稼働しているコンセントに差し替えてみます。 電源が入っているのに • 入力ソースの電源が入っていることを確認します。 音が聴こえない • ソースから入力信号が出ていることを確認します。 • ソースとアンプを繋いでいるケーブルの接続を確認します 。 • OUTPUT ATTENUATIONコントロールがミュートまで下げられていないことを確認します。 • CC-1ゾーンコントローラーがリアパネルのControlCenterコネクターに接続されている場合、ゾーンコントロ ーラーの音量調節が上がっていることを確認します。 • リアパネルでコンタクトクロージャーをMUTEコネクターに接続している場合、スイッチをチェックしてミュート 機能がトリガーされていないことを確認します。 • スピーカータップが正しく設定されていることを確認します。 • アンプに十分な通気が確保されていることを確認します。不適切な通気ではアンプが保護モードになり、音が 聴こえないおそれがあります。 • 出力が正しく配線されていることを確認します。出力が短絡すると、アンプが保護モードになり、音が聴こえな いおそれがあります。 電源が入っているのに • オーディオ入力ソースの出力が公称レベルまで大きくなっていることを確認します。 音量が小さい • ソースとアンプを繋いでいるケーブルの接続を確認します。 • OUTPUT ATTENUATIONコントロールが低すぎる位置に下げられていないことを確認します。 • CC-1ゾーンコントローラーがリアパネルのControlCenterコネクターに接続されている場合、ゾーンコントロ ーラーの音量調節が上がっていることを確認します。 • スピーカータップが正しく設定されていることを確認します。 音声が歪む • フロントパネルのSIGNAL LEDが、クリッピングを示す赤色になっていないことを確認してください。赤色にな っている場合は、ソースの出力レベルを低下させるか、アンプの感度を12 dBuに設定してみてください。 • 入力ソース信号に問題が無い場合、スピーカーの過負荷や損傷を確認します。スピーカータップの設定を確認し ます。 異常な音がする • 使用中のスピーカーで正しいEQプリセットが選択されていることを確認します。 保証 本製品には製品保証が付いています。保証の詳細については、付属の保証書をご覧ください。 22 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com 仕様 電流引き込みおよび放熱に関する情報 アンプのチャンネル定格出力は600Wで、PS602およびPS602Pでは2つの出力、PS604では4つの出力に分配されます。 PS602、PS602P、PS604 電流引き込みおよび放熱(120 VAC、60 Hz) テスト信号および出力レベル 負荷構成 (すべてのチャンネル駆動) 電源投入、アイドル状態 合計オーディ オ出力、W ライン電流、A 0 熱散逸、最大 ワット BTU/時 kcal/時 0.7 79 270 68 定格出力の1/8 IEC286帯域制限ピンクノイズ 4~8 Ω 75 1.5 110 374 94 定格出力の1/8 IEC286帯域制限ピンクノイズ 70/100 V 75 1.4 91 312 79 定格出力の1/3 IEC286帯域制限ピンクノイズ 4~8 Ω 200 2.7 124 433 107 定格出力の1/3 IEC286帯域制限ピンクノイズ 70/100 V 200 2.7 122 415 105 PS602、PS602P、PS604 電流引き込みおよび放熱(230 VAC、60 Hz) テスト信号および出力レベル 負荷構成 (すべてのチャンネル駆動) 電源投入、アイドル状態 合計オーディ オ出力、W ライン電流、A 0 熱散逸、最大 ワット BTU/時 kcal/時 0.4 88 301 76 定格出力の1/8 IEC286帯域制限ピンクノイズ 4~8 Ω 75 0.8 106 361 91 定格出力の1/8 IEC286帯域制限ピンクノイズ 70/100V 75 0.8 99 339 85 定格出力の1/3 IEC286帯域制限ピンクノイズ 4~8 Ω 200 1.4 123 420 106 定格出力の1/3 IEC286帯域制限ピンクノイズ 70/100V 200 1.7 184 628 158 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 23 pro.Bose.com 仕様 PS602、PS602P、PS604技術仕様 定格出力 PS602 PS602P PS604 アンプ出力1 2 x 300W 2 x 300W 4 x 150W チャンネルあたりの最大出力 600W @ 4~8 Ω、70/100V 600W @ 4~8 Ω、70/100V 600W @ 4~8 Ω、70/100V ゲイン(Low-Zモード) 44 dB、RCA(アンバランス)入力 / 32 dB、ユーロブロック、XLR/TRS(バランス)入力 ゲイン(70Vモード) 47 dB、RCA(アンバランス)入力 / 35 dB、ユーロブロック、XLR/TRS(バランス)入力 ゲイン(100Vモード) 50 dB、RCA(アンバランス)入力 / 38 dB、ユーロブロック、XLR/TRS(バランス)入力 すべてのチャンネル駆動、THD+N < 0.04%、1 kHz、4~8 Ω、70/100V 1 オーディオ性能 周波数特性 4Ω20 Hz~20 kHz(+/- 0.5 dB、@ 1W) 70/100V: 4~8 Ω時と同じ(但し、50 Hzハイパスフィルター適用) チャンネル分離(クロストーク) > 85 dB @ 1 kHz、> 65 dB @ 20 kHz 信号対雑音比 100 dB(定格出力時、A-weighted) オーディオ入力 PS602 PS602P PS604 入力チャンネル アンバランス(x2)、バランス(x2) アンバランス(x2)、バランス(x2) バランス(x4) コネクター ステレオRCA、ユーロブロック(3ピン) ステレオRCA、XLR/TRS ユーロブロック(12ピン) 入力インピーダンス 10 kΩ(RCA)、20 kΩ(ユーロブロック、XLR/TRS) 最大入力レベル 20 dBu(12 dBu感度設定時) 感度 アンバランス入力: -10または-2 dBu、バランス入力: 4または12 dBu オーディオ出力 PS602 PS602P PS604 出力数 2 2 4 コネクター ユーロブロック(2ピン・オス) NL4およびバインディングポスト ユーロブロック(8ピン・オス) DSP A/DおよびD/A変換器 24ビット/48kHz DSP機能 標準ミキサー、スピーカーEQ、9バンドパラメトリックEQ、Vpeak/Vrmsリミッタ―、ディレイ、バンドパス、ミュート極性、出 力極性 スピーカープリセット Flat、DS16、DS40、DS100、FS3B、402、802、MA12EX、RMU105およびRMU108 オーディオレイテンシー 1ms(任意の入力からスピーカー出力) インジケーターおよびコント ロール POWER LED 緑色の点灯: 電源オン。緑色の点滅: スタンバイモード。オレンジ色の点灯: 温度異常。赤色の点灯: 電源異常。 INPUT SIGNAL LED 緑色: 入力信号がある状態。オレンジ色: 入力クリッピングが近い状態。赤色: 入力クリッピングしている状態。赤色の点灯: 異 常発生。 OUTPUT LIMIT LED オレンジ色: 出力リミッターが働いている状態。赤色の点滅: リアパネルからアンプがミュートされた状態。赤色の点灯: 異 常発生。 コントロール、フロントパネル 電源オン/オフ、出力レベル調整(PS602のみ) コントロール、リアパネル アンプモードDIPスイッチ、スピーカーEQダイヤル、出力レベル調整(PS602およびPS604のみ) 電気的仕様 電源電圧 100~240VAC(±10%、50/60Hz) 消費電力 120 VAC: 79W(スタンバイ)、124W(最大) 電源コネクター 標準IEC(C14) 最大突入電流 14.14 A(230 VAC/50 Hz)、8.04 A(120 VAC/60 Hz) 保護 高温、出力ショート、超高周波(EHF)、過度に低いまたは高い電源電圧 230 VAC: 88W(スタンバイ)、184W(最大) 物理的仕様 外形寸法 高さ44 mm x 幅483 mm x 奥行414 mm 梱包質量 PS602およびPS602P: 約6.9 kg(15.3 lb)、PS604: 約7.8 kg(17.2 lb) 質量 PS602およびPS602P: 約5.5 kg(12.2 lb)、PS604: 約6.4 kg(14.1 lb) 冷却システム マイクロプロセッサ制御、複数の可変速度ファン、左から右への空冷 その他 入力(制御) 24 リモート入力(RJ-45): 音響調節のためのCC-1 ControlCenterゾーンコントローラーまたはCV41接続用(PS602および PS604のみ)、USB入力: PowerShare Editorソフトウェアでのアンプ設定用、ミュート入力制御。 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com 仕様 EQ設定 次の表に、アンプのリアパネルのEQダイヤル設定に対応するBose®スピーカーEQファイルを示します。 EQダイヤルの位置 設定 ボーズスピーカーEQファイル 1 FLAT Flat 2 DS16 DS16F Pendant 3 DS40 DS40F/SE 4 DS100 DS100F/SE 5 FS3B FS3B_100Hz_LP 6 402 402_SeriesIV 7 802 802_SeriesIV 8 MA12EX MA12EX_WALL 9 RMU105 RMU105 0 RMU108 RMU108 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 25 ブロック図 pro.Bose.com PS602 PowerShare Amplifier 26 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド ブロック図 PS602P PowerShare Amplifier pro.Bose.com 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 27 ブロック図 pro.Bose.com PS604 PowerShare Amplifier 28 PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド その他の情報 pro.Bose.com 連絡先情報 次のウェブサイトにアクセスしてください。pro.Bose.com 南北アメリカ (米国、カナダ、メキシコ、中央アメリカ、南アメリカ) Bose Corporation The Mountain Framingham, MA 01701 USA Corporate Center: 508-879-7330 Americas Professional Systems, Technical Support: 800-994-2673 オーストラリア Bose Pty Limited Unit 3/2 Holker Street Newington NSW Australia TEL 61 2 8737 9999 ベルギー Bose N.V./ S.A Limesweg 2, 03700 Tongeren, Belgium TEL (32) 012-390800 中国 Bose Electronics (Shanghai) Co Ltd 36F, West Gate Tower 1038 West Nanjing Road Shanghai, P.R.C.200041 China TEL 86 21 6271 3800 フランス Bose S.A.S 12 rue de Temara 78100 St. Germain en Laye, France TEL 01-30-61-63-63 ドイツ Bose GmbH Max-Planck Strasse 36D 61381 Friedrichsdorf, Deutschland TEL 06172-7104-0 香港 Bose Limited Suites 2101-2105, Tower One, Times Square 1 Matheson Street, Causeway Bay, Hong Kong TEL 852 2123 9000 インド Bose Corporation India Private Limited Salcon Aurum, 3rd Floor Plot No. 4, Jasola District Centre New Delhi – 110025, India TEL 91 11 43080200 イタリア Bose SpA Centro Leoni A – Via G. Spadolini 5 20122 Milano, Italy TEL 39-02-36704500 日本 ボーズ株式会社 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産ガーデンタワー5F 電話: 03-5489-0955 www.bose.co.jp オランダ Bose BV Nijverheidstraat 8 1135 GE Edam, Nederland TEL 31 (0)299-390139 英国 Bose House Quayside Chatham Maritime Chatham, Kent ME4 4QZ, United Kingdom TEL 44 (0)3330-142545 その他の国については、Webサイトをご覧ください 輸入者情報 EU Bose GP, Castleblayney Road, Carrickmacross, County Monaghan, Ireland 中国 Bose Electronics (Shanghai) Company Limited, Part C, Plan 9, No. 353 North Riying Road, China (Shanghai) Pilot Free Trade Zone 台湾 Bose Taiwan Branch, 9F-A1, No. 10, Section 3, Minsheng East Road, Taipei City 104, Taiwan メキシコ Bose de México, S. de R.L. de C.V., Paseo de las Palmas 405-204, Lomas de Chapultepec, 11000 México, D.F. 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers 29 その他の情報 30 pro.Bose.com PowerShare Adaptable Power Amplifiers - 設置ガイド pro.Bose.com 設置ガイド - PowerShare Adaptable Power Amplifiers その他の情報 31 ©2016 Bose Corporation, The Mountain, Framingham, MA 01701-9168 USA AM771027 Rev. 00 OM-1567-B 17・1 (B)