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< > 農業委員会等 に 関 する法律三段表(平成二十 八年四月一日 現在)
農業委員会等に関する法律三段表( 平成二十八年四月一日現在) < > ○農業委員会等に関する法律(昭和二十六年法律第八十八号) ○農業委員会等に関する法律施行令(昭和二十六年政令第七 十八号) 総則 目次 第一章 総則(第一条・第二条) 第二章 農業委員会(第三条―第四十一条) 第三章 農業委員会ネットワーク機構( 第四十二条―第五 十四条) 雑則(第五十五条) 罰則(第五十六条―第五十九条) 第四章 第五章 附則 第一章 (この法律の目的) 第 一条 こ の法律は、農業 生産力の増進及び農業経営 の合理 化を 図 る た め 、 農 業 委 員会 の 組織 及 び 運 営 並 び に 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 機 構 の 指 定 等 に つ いて 定 め 、 も つて 農 業 の 健全な発展に寄与することを目的とする。 (交付金等) 第二 条 国 は 、 農 業 委 員会 の 第 六 条 第 一 項及 び 第 二 項 に 規 定 す る 事 項 に 関 す る 事 務 に 要 す る 経 費 で あ つて 委 員 、 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 及 び 職 員 に 要 す る も の そ の 他 政 令で 定 め る も の の 財 源 に 充 て る た め 、 市 町 村 に 対 して 交 付 金 を 交 付 する都道府県に対し、交付金を交付する。 2 農 林 水産 大 臣 は 、 前 項の 規 定 に よ る 都 道 府県 へ の 交 付 金 の 交付 につ いて は 、各都道府県 の農業委員会の数、農業者 の数及び 農地 面積を 基礎 と し、農地等(農地( 耕作の目 的 に供される土地をいう。以下同じ。 )又は農地以外の土地で 主 と して 耕 作 若 しく は養 畜の 事業 のた め の採 草 若 しく は家 畜の放牧の目的に供されるものをいう。以下同じ。)の利用 関 係 の 調 整 の 状 況 その 他の 各 都道 府県 に おけ る農業 委 員会 の 運 営 に 関 す る 特 別 の 事 情 を 考 慮 して 政 令で 定 め る 基 準 に 従つて決定しなければならない。 ○ 農業委員会等に関する法律施行規則(昭和二十六年農林省 令第二十三号) (交付金) 第一条 農業委員会等に関する法律(昭和二十六年法律第八 (交付金の交付決定の基礎となる農業委員会の数等) 十八号。以下「法」という 。 )第二条第一項の政令で定める 第一条 農業委員会等に関する法律(昭和二十六年法律第八 経 費 は 、農 地等 の 利 用 関係 に 関す る 調 査及び 資料の整 備に 十八号。以下「法」という。)第二条第二項の農業委員会の 要する経費とする。 数 は 、 当該 交 付 金を 交 付 す る 年 度 の 前 年 度 の 三 月 一 日 現 在 における農業委員会の数によるものとする。 2 法 第 二 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 基 準 は 、 次 の と お り と す る。 一 当 該 予 算 総 額 の 三 割 は 、 各 都 道 府県 の 農 業 委 員会 の 数 に応じて各都道府県に配分する。 二 当該 予算 総 額の 二割五分は、各都道府県の農 業者の数 2 法 第二条第二 項の農業者 の 数は、直近に公表された農林 に応じて各都道府県に配分する。 業 セ ン サ ス 規 則( 昭 和 四 十 四 年農 林 省 令 第 三 十 九号 )第 一 条 の 調 査 に よ る 総 農 家 数及 び 土 地 持ち 非 農 家 数 中の 総 農 家 数によるものとする。 三 当該 予算 総額 の 二 割 五分は、各 都道府県の農地 面 積に 3 法 第 二 条 第 二 項の 農 地 面 積 は 、 前 項 に 規 定 す る 調 査 に よ 応じて各都道府県に配分する。 る経営耕地の状況中の経営耕地総面積によるものとする。 当 該 予算 総 額 の 二 割 は 、 各 都 道 府県 の 区 域 内 に おけ る 四 -1- 3 都 道 府県 知事は 、第 一項の規 定 による 都道 府県 への 交 付 金 の 市 町 村 へ の 交 付 に つ いて は 、 前 項 の 政 令で 定 め る 基 準 に 準 じ て 基 準 を 定 め 、こ れ に 従 つて 決 定 し な け れ ば な ら な い。 4 国 は、第四十二条第一項の規定に より都道府県知事の指 定 を 受 けた 者 が 行 う 同 項 に 規 定 す る 農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 ( 第 四 十 三 条 第 一 項 第 七 号 に 掲 げ る も の で あ つて 政 令で定めるものに限る。)に要する経費を負担する。 5 前 項 に 定 め る も の の ほ か 、 国 は 、 毎 年 度 予 算 の 範 囲 内に お いて 、 第 四 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 農 林 水 産 大 臣 又 は 都 道 府 県 知事 の指 定を 受 けた 者 が 行 う同 項に規 定す る農業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 に 要 す る 経 費 の 一 部 を 補 助 す るこ とができる。 第二章 農業委員会 そ の区域内の農地面積( 都市計 画法( 昭和四十三 年法律 農 地 等 に つ いて の 農 地 法 ( 昭 和 二 十 七 年 法 律 第 二 百 二 十 九号) 第三 条第 一項 本文 に 掲げ る権利の設定又は移転の 状 況 、 当該 区 域内 における 農地 の転用 ( 農地を農地以外 のものにすることをいう。)の状況等の農業委員会の運営 に関する特別の事情に応じて各都道府県に配分する。 (経費 の 負担) 第 二 条 法 第 二 条 第 四 項 の 政 令で 定 め る 業 務 は 、 農 地 法 に よ り都道府県機構が行うものとされた業務とする。 (農業委員会を置かない市町村) 第 四 条 法 第 三 条 第 五 項 の 政 令で 定 め る 市 町 村 は 、 そ の 区 域 (設置) 第 三 条 市 町 村 に 農 業 委 員会 を 置 く 。 た だ し 、 そ の 区 域 内 に 農地のない市町村には、農業委員会を置かない。 (二以上の農業委員会を置くことができる市町村) 2 そ の 区 域 が 著 し く 大 き い 市 町 村 又 は そ の 区 域 内 の 農 地 面 第 三 条 法 第 三 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 市 町 村 は 、 そ の 区 域 積 が 著 し く 大 き い 市 町 村で 政 令で 定 め る も の に あ つて は 、 の面 積が二万 四千 ヘクタールを超える市町村又はその区域 市 町 村 長 は 、 当 該 市 町 村 の 区 域を 二 以 上 に 分 けて そ の 各 区 内の農地面積が七千ヘクタールを超える市町村とする。 域に農業委員会を置くことができる。 3 前 項の規 定 に より その区 域を 二 以上 に分けて その 各区 域 に 農 業 委 員 会 を 置 い た 市 町 村 に あ つて は 、 市 町 村 長 は 、 そ の 全 部 又 は 一 部 の 農 業 委 員 会 の 区 域 を 変 更 す るこ と がで き る。 4 前 項 に 規 定 す る 市 町 村 に あ つて は 、 市 町 村 長 は 、 そ の 全 部 又 は 一 部 の 農 業 委 員 会 を 廃 止 して 、 そ の 廃 止 さ れ た 農 業 委 員会 の 区 域 に つき 廃 止 され た 農 業 委 員会 の 数を 超 え な い 数の農 業委 員会を 置き 、又はその廃止された農業委員会の 区域を他の農業委員会の区域に含ませることができる。 5 -2- 第 百 号 ) 第 七 条 第 一 項の 市 街 化区 域 と 定 められ た 区 域( 同 法 第二 十三 条 第 一項 の規 定 による 協議を 要 す る場合 にあ っ ては、当該協議が調ったものに限る。 )の区域内の農地面積 ( 生産緑地法(昭和四十 九年法律第六十八号)第三条第 一 項の 生産 緑 地 地区の区 域内の 農 地 面 積を 除 く )を 除 く 。 が 著 し く 小 さ い 市 町 村で 政 令で 定 め る も の に あ つて は 、 市 町 村 長 は 、 当 該 市 町 村 に 農 業 委 員 会 を 置 か な いこ と がで き る。 6 市 町 村 長 は 、 第 二 項 の 場 合 に あ つて は 各 農 業 委 員 会 の 名 。 ) 称 及 び 区 域 を 、 第 三 項 又 は 第 四 項 の 場 合 に あ つて は そ の 区 域 に変 更 が あ つ た 農 業 委 員会 又 は 新 た に 設 置 され た 農 業 委 員 会 の 名 称 及 び 区 域 を 、 前 項 の 場 合 に あ つて は 農 業 委 員 会 を 置 か な いこ と と し た 旨 を 公 告 す る と と も に 、 都 道 府 県 知 事にこれを通知しなければならない。 (組織) 第四条 農業委員会は、委員をもつて組織する。 2 委員は、非常勤とする。 (会長) 第五条 農業委員会に会長を置く。 2 会長は、委員が互選した者をもつて充てる。 3 会長は、会務を総理し、委員会を代表する。 4 会長は、非常勤とする。 5 会 長 が 欠 け た と き 又 は 事 故 が あ る とき は 、 委 員 が 互 選 し た者がその職務を 代理する。 6 会 長 は 、 委 員 と して の 任 期 が 満 了 し た と き は 、 そ の 地 位 を失う。 7 農 業 委 員会 は 、 そ の 所 掌 事 務 を 行 う に つき 会 長を 不適 当 と 認 め る と き は 、 そ の 決 議 に よ りこ れ を 解 任 す るこ と がで きる。 (所掌事務) 第 六 条 農 業 委 員 会 は 、 そ の 区 域 内 の 次 に 掲 げ る 事 項を 処 理 する。 一 農 地 法 ( 昭 和二 十 七 年 法律 第二 百 二 十 九号 ) その 他の 法 令に より そ の 権 限 に 属さ せら れ た 農地等の利用 関係の 調整 に関 する 事項並び に 農業 経営 基盤強 化促進法( 昭和 五十五年法律第六十五号) 、特定農山村地域における農林 業 等 の 活 性 化の た め の 基 盤 整 備 の 促 進 に 関す る 法律( 平 内 の 農 地 面 積 が 北 海 道 に あ つて は 八 百 ヘ ク タ ー ル 、 都 府 県 にあつては二百ヘクタールを超えない市町村とする。 -3- 成五年法律第七十 二号 ) 、農山漁村の活性化のための定住 等 及び 地域 間交 流の 促進 に 関す る法律(平成 十九年法律 第 四 十 八号 ) 及び 農 林 漁業 の 健 全 な発 展 と 調 和の とれ た 再 生 可能 エネ ルギ ー電 気の 発 電の 促進に関する法律(平 成二 十五 年法律 第八十一号) によりその権限に属させら れた事 項 二 土 地 改 良 法 ( 昭 和二 十 四 年 法 律 第 百 九十 五号 ) その 他 の 法 令 に よ り そ の 権 限 に 属 さ せ ら れ た 農 地 等 の 交 換 分合 及びこれに付随する事項 三 前 二号 に掲 げるもののほか、法令によりその権限に属 させ られた事 項 2 農 業委員会は、前 項各号に掲げる事項を処理するほか、 そ の 区 域 内 の 農 地 等 の 利 用 の 最 適 化 の 推 進 ( 農 地 等 と して 利用 すべき 土地 の農 業上の利用の確保並び に 農業経営の規 模 の 拡 大 、 耕 作 の 事 業 に供 され る農地 等 の集 団 化 、農業 へ の 新た に 農業 経営 を営もうと する者の参入の促進等による 農地等の利用の効率化及び高度化の促進をいう。 以下同じ。) に関する事項に関する事務を行う。 3 農 業 委 員会 は 、 そ の 区 域 内 の 次に 掲 げ る 事 項 に 関 す る 事 務を行うことができる。 一 法人化その他農業経営の合理化に関する事項 二 農業一般に関する調査及び情報の提供 4 前 二 項の 規 定 は 、 第 二 項 に 規 定 す る 農 地 等 の 利 用 の 最適 化 の推 進 に 関 す る 事 項及 び 前 項各 号 に 掲 げ る 事 項 に 関 す る 市町村長その他の市町村の執行機関の法令(条例を含む の規定に基づく権限の行使を妨げない。 。 ) (農地等の利用の最適化の推進に関する指針) 第 七 条 農 業 委 員 会 は 、 次 に 掲 げ る 事 項 に つ いて 、 指 針 を 定 めるように努めなければならない。 一 そ の 区 域内 に お け る農地 等 の 利 用 の 最適 化の推 進 に 関 する目標 二 そ の 区 域 内 に おけ る農地 等 の 利 用 の 最適 化の推 進の 方 法 2 農 業 委 員 会 は 、 前 項 の 指 針 を 定 め 、 又 はこ れ を 変 更 し よ う と す ると き は 、農 地 利用 最適 化推 進 委 員の 意見 を 聴 か な ければならない。 3 農 業 委 員 会 は 、 第 一 項 の 指 針 を 定 め 、 又 はこ れ を 変 更 し たときは、遅滞なく、これを公表しなければならない。 -4- (委員の任命) 第 八条 委員は、農業に関する識見を有し、農地等の利用の 最 適 化 の 推 進 に 関 す る 事 項 その 他 の 農 業 委 員会 の 所 掌 に 属 す る 事 項 に 関 し そ の 職 務 を 適 切 に 行 うこ と がで き る 者 の う ちから、市町村長が、議会の同意を得て、任命する。 2 委 員の定数は、農業 委員会の区域内の農業者の 数、農地 面 積 そ の 他 の 事 情 を 考 慮 し て 政 令で 定 め る 基 準 に 従 い 、 条 例で定める。 委員の定 数 の上限 ( 農 業 委 員会 の 委 員の 定 数の 基 準 ) 第 五条 法第八条 第二項の政 令で 定める定数の基準は、次 の表の上欄に掲げる区分に応じ、それぞれ同表の下欄に 掲 げ る 数 以 下で あ るこ と と す る 。 分 -5- 区 推進委員を委嘱し 三十七人 ない農業委員会 二 一 の 項 及 び 三 の 項 に 推進委員を委嘱す 十九人 掲 げ る 農 業 委 員 会 以 る農業委員会 外の農業委員会 一 十 ア ー ル ( 北 海 推進委員を委嘱す 十四人 道 に あ つ て は 、 三 る農業委員会 十アール)以上の 農 地 を そ の 耕 作 の 推進委員を委嘱し 二十七人 事 業 に 供 し て い る ない農業委員会 個人のその区域内 における世帯数及 びその面積以上の 農地をその耕作の 事業に供して いる その区域内に住所 を有する法人の数 の合計数(三の項 において「基準農 業者数」という が千百以下の農 業 。 ) 委員会 その区域内の農 地面積が千三百ヘ クタール以下の農 業委員会 (一) (二) 前項の定数の変更は、委員の任期満了の場合でなければ 行うことができない。 4 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る 者 は 、 委 員 と な るこ と が できない。 一 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者 二 禁 錮 以 上 の 刑 に 処 せ ら れ 、 そ の 執 行を 終わ る まで 又 は その執行を受けることがなくなるまでの者 5 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 委 員 の 任 命 に 当 た つて は 、 次の 各 号 に 掲 げ る者 が 委 員 の 過 半 数を 占 め る よ う に し な けれ ば な ら な い。 た だ し 、 その 区 域 内 に おけ る認 定 農業 者 ( 農 業経 営 基盤 強 化促 進 法第 十三 条 第 一 項に規 定す る認 定農業者をいう。以下同じ。 )が少ない場合その他の農林水 産省令で定める場合は、この限りでない。 一 認定農業者である個人 二 認 定農 業者 で ある法人の業務 を 執 行する役 員又 は農 林 水産省令で定める使用人 、 三 基 準 農 業 者 数 が 六 千 推進委員を委嘱す 二十四人 を 超 え 、 か つ 、 そ の る農業委員会 区域内の農地面積が 五 千 ヘ ク タ ー ル を 超 推進委員を委嘱し 四十七人 える農業委員会 ない農業委員会 ( 認 定 農 業 者 等 が 委 員 の 過 半 数 を 占 め るこ と を 要 し な い 場 合) 第 二 条 法 第 八 条 第 五 項 た だ し 書 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 場 合は、次に掲げる場合とする。 一 当該 農業 委員会の区 域内における認定農業者の数が 、 委 員 の 定 数 に 八 を 乗 じて 得た 数 を 下 回 る場 合 ( 以 下こ の 条 及 び 第 五 条 第 一 項 第 四 号 に お いて 「 認 定 農 業 者 が 少 な い 場 合 」 と いう 。 )において、委員の過半数を法第八条第 五項各号に掲げる者(以下「認定農業者等」という。 )又 は 次 に 掲 げ る 者 と す るこ と に つ いて 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同意を得たとき。 イ 認定農業者等であつた者 ロ 認 定農 業者 の 行 う耕 作又 は 養 畜の 事業 に従 事 し、そ の経営に参画する当該認定農業者の親族 ハ 認 定 就農 者 ( 農 業 経 営 基盤 強 化促 進 法( 昭 和 五十 五 年 法 律 第 六 十 五号 ) 第 十 四 条 の 五 第 一 項 に 規 定 す る認 定就農者をいう。ニ及び第十条第一号において同じ である個人 。 ) ニ 認 定 就農 者で あ る 法人 の業 務を 執 行す る役 員又 は 使 用 人 ( 当 該 法 人の 行 う 耕 作又 は養 畜の 事業 に 関 す る権 限 及 び 責 任 を 有 す る 者 に 限 る 。 以 下 こ の 号 に お いて 同 じ ホ 。 農 業 の 担 い 手 に対 す る 経営 安 定 のた めの 交 付 金の 交 ) 付 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 八 年 法律 第 八 十 八 号 ) 第二 条 第四項第一号ハに規定する組織の役員 ヘ 農業の 振興 に関する国 又は地方公共団体 の計画にお -6- いて 位 置 付 け ら れ た 農 業 者 で あ る 個 人 で あ つ て 、 当 該 農 業 委 員 会 の 区 域 に お け る 農 業 に お いて 中 心 的 な 役 割 を果たすことが見込まれるもの ト 農業 の振 興に 関す る国 又 は地 方公共団体の計画にお いて 位 置 付 け ら れ た 農 業 者 で あ る 法 人 で あ つ て 、 当 該 農 業 委 員 会 の 区 域 に お け る 農 業 に お いて 中 心 的 な 役 割 を 果 た すこ と が 見 込 ま れ る も の の 業 務 を 執 行 す る 役 員 又は使用人 チ 農 業 の 経 営 又 は 技 術 に つ いて 優れ た 知 識 及 び 経 験 を 有 し 、 地 域 に お いて 指 導 的 立 場 に あ る 者 と し て 地 方 公 共団体に認められた農業者 リ 基 本構想(農業経営 基盤強 化促進法第六条第一項に 規定する 基本構想をいう 。 ) に おける効率的かつ 安定的 な 農 業 経 営 の 指 標 の 水 準 に 達 して い る 者 ( ヌ 及 び 第 十 条第二号において「基本構想水準到達者」という。 )で ある個人 ヌ 基本構想 水準到達者で あ る法人の業務を執行する役 員又は使用人 二 委 員 の 過 半 数を 認 定 農 業 者 等 又 は 前 号 イ か ら ヌ まで に 掲 げ る 者 と す るこ と と す れ ば 委 員 の 任 命 に 著 し い 困 難 を 生ずることとなる場合(認定農業者が少ない場合に限る。) に お いて 、 委 員 の 少 な く と も 四 分 の 一を 認 定 農 業 者 等 又 は 前 号 イ か ら ヌ まで に 掲 げ る 者 と す るこ と に つ いて 当 該 市町村の議会の同意を得たとき。 三 委 員 の 少 な く と も 四 分 の 一を 認 定 農 業 者 等 又 は 第 一 号 イ か ら ヌ ま で に 掲 げ る 者 と す るこ と と す れ ば 委 員 の 任 命 に 著 し い 困 難 を 生 ず るこ と と な る 場 合 ( 認 定 農 業 者 が 少 ない場合に限る。)において、そのことについて農林水産 大臣の承認を得たとき。 四 当 該 市 町 村 が 法 第 三 条 第 五 項 の 政 令で 定 め る 市 町 村で ある場合 五 当 該 市 町 村 が同 意市 町 村( 農 業 経 営 基盤強 化促 進 法第 十 一条 の 十 一 第 一 項に 規 定 す る 同 意 市町 村を い う。 第 九 条第五号において同じ。 )でない場合 (認定農業者である法人の使用人) 第 三 条 法 第 八 条 第 五 項 第 二 号 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 使 用 人 は 、 認 定 農 業 者 で あ る 法 人 の 使 用 人で あ つて 、 当 該 法 人 の 行 う 耕 作 又 は 養 畜 の 事 業 に 関 す る 権 限 及 び 責 任を 有 す る 者とする。 -7- 6 前 項 に 定 め るも の の ほ か 、市 町 村 長は 、 第 一 項の 規 定 に よ る 委 員 の 任 命 に 当 た つて は 、 農 業 委 員 会 の 所 掌 に 属 す る 事 項に 関 し 利 害 関 係を 有 し な い 者 が 含まれ る よ う に し な け ればならない。 7 市 町 村 長 は 、 第 一 項 の 規 定 に よ る 委 員 の 任 命 に 当 た つて は 、 委 員の 年齢 、 性 別 等 に著 し い偏 り が 生 じ な い よ う に配 慮しなければならない。 第 九 条 市 町 村 長 は 、 前 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 委 員を 任 命 し よ う と す る と き は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り 、 あらか じ め、 農業 者 、農業者 が組織する団体 その他の関係 者(第十九条第一項において「農業者等」という。 )に対し 候 補 者 の 推 薦を 求 め る と と も に 、 委 員 に なろ う と す る 者 の 募集をしなければならない。 (委員の推薦の求め及び募集の方法等) 第 四 条 法 第 九 条 第 一 項 及 び 第十 九 条 第 一 項 の 規 定 に よ る推 薦の求め及び募集は、同時に行うことができる。 2 前 項の 規 定 に より 法第 九条 第 一 項及 び 第 十 九条 第 一 項の 規 定 に よ る 推 薦 の 求 め及び 募集を 同 時 に 行 う場合 には 、 い ず れ か の 規 定 に よ る 推 薦を 受 け 、 又 は 当 該 規 定 に よ る 募 集 に 応 募 し た 者 は 、 同 時 に 、 他 の 規 定 に よ る推 薦を 受 け 、 又 は当該他の規定による募集に応募することができる。 第 五 条 法第九条第一項の規定による推 薦を し、又は同 項の 規 定 に よる 募集 に 応 募 しようと す る者 は 、 次に 掲げ る事 項 ( 同 項 の 規 定 に よ る 募 集 に 応 募 し よ う と す る 場 合 に あ つて は、第一号及び第二号に掲げる事項を除く。 )を記載した書 類を市町村長に提出しなければならない。 一 推薦をする者(個人に限る。 )の氏名、住所、職業、年 齢及 び性別 二 推薦をする者(法人又は団体に限る。 )の名称、目的、 代表者又 は管 理人の 氏名 、構 成員の数、構成員た る資格 その他の当該推薦をする者の性格を明らかにする事項 三 推 薦を 受 け る 者 又 は 応 募 す る者 の 氏 名 、 住 所 、 職業 、 年齢、性別、経歴及び農業経営の状況 四 推薦を受 ける者 又は応募する者が認定農業者等(認定 農 業 者 が 少 な い 場 合 に あ つて は 、 認 定 農 業 者 等 又 は 第 二 条 第 一 号 イ か ら ヌ ま で に 掲 げ る 者 。 次 条 第 一 号 に お いて 同じ。)であるか否かの別 五 推薦又は応募の理由 六 推 薦 を す る 者 が 当該推 薦を 受 け る者 に つ いて 法第 十 九 条 第 一 項の 規 定 に よ る推 薦 を し 、又 は 応募す る者 が同 項 の規定による募集に応募しているか否かの別 七 その他市町村長が必要と認める事項 2 市 町 村 長は 、 法 第 九 条 第 一 項の 規 定 に よ る推 薦を 受 け た 者 及 び 同 項 の 規 定 に よ る 募集 に 応 募 した 者 の 数が 委 員の 定 -8- 2 市 町 村 長 は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り 、 前 項 の 規 定 に よ る推 薦 を 受 けた 者 及び 同 項の 規 定 に よる募集 に 応 募 し た 者 に 関 す る 情 報 を 整 理 し 、こ れ を 公 表 し な け れ ば ならない。 3 市 町 村 長 は 、 前 条 第 一 項の 規 定 に よ る 委 員 の 任 命 に 当た つて は 、 第 一 項の 規定による 推 薦及び 募集 の結 果を尊 重し なければならない。 (委 員の任期) 第十条 委員の任期は、三 年とする。ただし、補欠の委員の 任期は、前任者の残任期間とする。 委員は、その任期満了後も後任の委員が就任するまでは なおその職務を行う。 数を 超 え た 場 合 その 他 必 要 と 認 め る 場 合 に は 、 法第 八 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 任 命 に 当 た つて は 、 関 係 者 か ら の 意 見 の 聴 取 そ の 他 の 当該 任命の 過 程の 公 正性及び 透明性を 確 保す るために必要な措置を講ずるように努めなければならない。 第 六 条 法第九条第二 項の規定による公表は、次の各号に掲 げ る 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 定 め る とこ ろ に よ り 行 わ な け ればならない。 一 法第九条第一項の規定による推 薦の求め及び 募集の期 間 中 前 条 第 一 項 各 号 に 掲 げ る 事 項( 同 項 第 一号 及 び 第 三号に規定する住所を除く。 )及び次に掲げる事項につい て 、イ ン ター ネッ トの 利用 その 他 の適 切 な方 法により 、 当 該 推 薦 の 求 め 及 び 募 集 の 期 間 の 中 間 に お いて 公 表 す る こと。 イ 推 薦を 受 け た 者 の 数及 び そ の うち の 認 定 農 業 者 等 の 数 ロ 応募した者の数及びそのうちの認定農業者等の数 二 法第 九条 第 一 項の 規 定 に よ る推 薦の 求 め及び 募集 の 期 間 の 終 了 後 前 号 に 規 定 す る 事 項 に つ いて 、 イ ン タ ー ネ ッ トの 利用 そ の 他 の適 切 な 方 法 により 、当該期間の 終了 後遅滞なく公表すること。 第 七 条 前 二 条 に 定 め る も の の ほ か 、推 薦 の 求 め及 び 募集 の 期 間 、 第 五 条 第 一 項の書 類の 提 出 方 法その 他 法第 九条 第 一 項 の 規 定 に よ る推 薦の 求 め 及 び 募集 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 市町村長が定めるものとす る。 2 前 項 の 推 薦 の 求 め 及 び 募 集 の 期 間 は 、 お おむ ね 一 月 と し なければならない。 3 市 町 村 長 は 、 第 一 項 に 規 定 す る 事 項を 定 めた とき は 、 遅 滞 な く 、 こ れ を イ ン タ ーネ ッ ト の 利 用 そ の 他 の 適 切 な方 法 により公表しなければならない。 -9- 3 委員は、再任されることができる。 (委員の罷免) 第 十 一条 市町村長は、委員が心身の故障のため職務の執行 がで き な い と 認 め る 場 合 又 は 職 務 上 の 義 務 に 違 反 した 場 合 そ の 他 委 員 た る に適 しな い 非 行 が あ る と認 める場合 に は 、 議会の同意を得て、これを罷免することができる。 2 委 員 は 、 前 項 の 場 合 を 除 き 、 そ の 意 に 反 して 罷 免 さ れ る ことがない。 (委員の失職) 第 十二 条 委員は、第 八条第四項各号のいずれかに該 当する に至つた場合には、その職を失う。 (委員等の辞任) 第 十三 条 委 員 は 、 正 当 な 事 由 が あ る とき は 、 市 町 村 長 及 び 農業委員会の同意を得て委員を辞任することができる。 会 長 は 、 正 当 な 事 由 が あ る とき は 、 農 業 委 員会 の 同 意を 得て会長を辞任することができる。 2 (委員の秘密保持義務) 第 十 四 条 委 員 は 、 職 務 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 ら して は なら な い。その職を退いた後も、同様とする。 (委員の報酬等) 第十 五条 市 町村は、委員に対し、報酬を支 給し、及び 職務 を行うために要する費用を弁償しなければならない。 部会は、委員が互選した者をもつて構成する。 (部会の設置及び構成) 第 十 六 条 農 業 委 員 会 に 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り、部会を置くことができる。 2 3 部会 の 委員の 構成は 、次の 各号( 当該農業 委 員会 の区 域 内 に おけ る認 定 農業 者 が 少ない場合 その 他の 農 林 水産 省令 で 定 め る場 合 は 、 第 二 号 ) に 掲 げ る 基準 に従わ なけれ ば な (部会の設置及び構成) 第 八条 部会 は、当該農業 委員会の区 域の 一部に係 る事務を 処理するものとして一又は二以上置くことができる。 2 部会の区域が当該農業委員会の区域の全部となる場合に は 、 委 員 は 、 いず れ か の 部会 の 委 員 に なら な けれ ば なら な い。 ( 認 定 農 業 者 等 が 部 会 の 委 員 の 過 半 数 を 占 め るこ と を 要 し ない場合) 第 九 条 法 第 十 六 条 第 三 項 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 場 合 は 、 次に掲げる場合とする。 一 市 町 村 長 が 第 二 条 第 一 号 の 同 意 を 得て 委 員 を 任 命 し た - 10 - らない。 一 第 八 条 第 五 項各 号 に 掲 げ る者 が 部会 の 委 員の 過 半 数を 占めること。 第八条第六項に規定する者が含まれること。 二 4 第 二 項 の 規 定 に よ る 互 選 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 政 令で 定 める。 5 部会の委員の定数は、条例で定める。 6 部会に部会長を置く。 7 部 会 長 は 、 部会 の 委 員 の うち か ら 総 会 ( 第 二 十 七 条 第 一 項に規定する総会をいう。以下この条において同じ。)で選 任する。 8 部会 長に事故が あり 、又 は 部会 長が 欠けた とき は 、部会 の 委 員 の うち か ら 総 会 が あ ら か じ め 定 め る者 が そ の 職 務 を 代理する。 9 農 業 委 員会 は 、 そ の 所 掌 事 務 を 遂 行 す る に つき 部会 長を 不 適 当 と 認 め る と き は 、 総 会 で こ れ を 解 任 す るこ と がで き る。 (農地利用最適化推進委員の委嘱) 第 十七 条 農業委員会は 、農地等の利用の最適 化の推進 に熱 意 と 識 見 を 有 す る 者 の うち か ら 、 農 地 利 用 最 適 化推 進 委 員 (以下「推進委員」という。)を委嘱しなければならない。 た だ し 、 次 の 各 号 の いずれ か に該 当す る市 町 村の 農 業 委 員 会は、推進委員を委嘱しないことができる。 一 第三条第五項の政令で定める市町村 二 農地 等と して 利 用 すべき 土地の農業上の利 用並び に農 地等の 利用 の効 率 化及び 高 度化が相当程度図られて いる (農業委員会の部会の委員の互選) 第 六 条 農業 委 員会の部会の委員の互選は、当該 農業 委員会 が 定 め る 互 選 の 時 期 、 方 法及 び 手 続 に 関 す る 規 程 に 従 い 行 わなければならない。 2 前 項の 互 選 の 時 期 、 方 法及 び 手 続 に 関 す る規 程の 制 定及 び 変 更 は 、 当該 農業 委 員会 の 総 会 ( 法 第 二 十 七 条 第 一 項 に 規定する総会をいう。 )の議決を経なければならない。 (農業委員会が推進委員を委嘱しないことができる市町村) 農 業 委 員 会 に おいて 、 認 定 農 業 者 等 又 は同 号 イから ヌま でに掲げる者が部会の委員の過半数を占める場合 二 市 町 村 長 が 第 二 条 第 二 号 の 同 意 を 得て 委 員 を 任 命 し た 農 業 委 員会 に お いて 、 認 定 農業 者 等 又 は 同 条 第 一号 イか ら ヌ まで に 掲 げ る者 が 部 会 の 委 員 の 四 分の 一 以 上 を 占 め る場合 三 当該農業委員会が、市町村長が第二条第三号の承認を 得て委員を任命した農業委員会である場合 四 当 該 農 業 委 員会 が置 か れ て い る 市 町 村 が 、 法 第 三 条 第 五項の政令で定める市町村である場合 五 当 該 農 業 委 員会 が置 かれて い る 市 町 村 が 、同 意 市 町 村 でない場合 - 11 - こ と そ の 他 の 事 情 を 考 慮 して 政 令 で 定 め る 基 準 に 該 当 す 第 七 条 法 第 十 七 条 第 一 項 第 二 号 の 政 令で 定 め る 基 準 は 、 次 る市町村 の各号のいずれにも該当する市町村であることとする。 一 当該市 町 村の 区域内の農地 法第三十二条第一項各号の いずれか に該 当す る農 地の 面 積の 当該市町村の区域内の ( 農業 委 員 会 等 に 関 す る 法律 施 行 令 第 七 条 第 一 項 第 二 号 の 農地面積に対する割合が百分の一以下であること。 農林水産省令で定める者) 二 当 該 市 町 村 の 区 域 内 に お いて 認 定 農 業 者 そ の 他 農 林 水 第 十 条 農 業 委 員 会 等 に 関 す る 法 律 施 行 令 ( 昭 和 二 十 六 年 政 産 省 令 で 定 め る 者 が そ の 耕 作 の 事 業 に 供 して い る 農 地 の 令 第 七 十 八 号 ) 第 七 条 第 一 項 第 二 号 の 農 林 水 産 省 令で 定 め 面 積の当該市 町村の区 域内の 農地 面積に対する割合が百 る者は、次に掲げる者とする。 分の七十以上であること。 一 認定就農者 2 農 林 水産 大臣は、前 項各号の いず れ にも該 当する市町村 二 基本構想水準到達者 を公告しなければならない。 三 農業経営 基盤強 化促進法第二十三条第四 項に規定する 特定農業団体 四 農業の担い手に対する経営 安定のための交付金の交付 に関する法律第二条第四項第一号ハに規定する組織 2 農 業 委員会 は、前 項の規定 により推 進委員を 委嘱 しよう と す る と き は 、 各 推 進 委 員が 担 当す る区 域を 定 め なけれ ば ならない。 3 推 進 委 員は 、前 項の 規 定 に より 農業 委 員会 が 定 めた 区 域 内の農地等の利用の最適化の推進のための活動を行う。 4 前 項の活 動は 、第七条 第 一項の指 針 が 定 められて いる 場 合には、当該指針に従つて行わなければならない。 5 推 進 委 員 は 、 その 活 動を 行 う に 当た つ て は 、 農 地 中 間 管 理機構(農地中間管理事業の推進に関す る法律(平成二十 五年法律第百一号 )第二条第四項に規定する農地中間管理 。以下同じ。)との連携に努めなければならない 6 第 一 項 た だ し 書 の 規 定 に よ り 推 進 委 員 を 委 嘱 し な いこ と とした 農業 委員会は 、第六条第二項に規定する事務につい て、各委員が担当する区域を定めなければならない。 第十八条 推進委員は、非常勤とする。 (農業委員会の推進委員の定数の基準) 2 推 進 委 員 の 定 数 は 、 農 地 等 と して 利 用 す べ き 土 地 の 農 業 第 八 条 法 第 十 八 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 定 数 の 基 準 は 、 農 上 の利 用 並 び に 農 地 等 の 利 用 の 効 率 化 及 び 高 度 化の 状 況 そ 業 委 員 会 の 区 域 内 の 農 地 面 積 の ヘ ク タ ー ル 数 を 百 で 除 して の 他 の 事 情 を 考 慮 して 政 令で 定 め る 基 準 に 従 い 、 条 例で 定 得た数(一未満の端数を生じたときは、一に切り上げる める。 以下であることとする。 。 ) 3 前 項 の 定 数 の 変 更 は 、推 進 委 員 の 任 期 満 了 の 場 合で なけ れば、行うことができない。 4 第 八 条 第 四 項各号 の い ずれ か に該 当す る者 は 、推 進 委 員 となることができない。 5 推進委員は、委員と兼ねることができない。 。 - 12 - 第十 九条 農業委員会は、第十七条第一項の規定により推進 委 員 を 委 嘱 し よ う と す る と き は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る と こ ろ に より 、 あら か じ め 、同 条 第二 項の 規 定 に より 農業 委 員 会 が 定 め た 区 域 を 単 位 と して 、 農 業 者 等 に 対 し 候 補 者 の 推 薦 を 求 め る と と も に 、推 進 委 員 に なろ う と す る 者 の 募集 をしなければならない。 2 農 業 委 員 会 は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り 、 前 項 の 規 定 に よ る推 薦を 受 け た 者 及 び 同 項の 規 定 に よ る 募 集 に 応 募 し た 者 に 関 す る 情 報 を 整 理 し 、こ れ を 公 表 し な け れ ばならない。 3 農 業 委 員会 は 、 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 推 進 委 員 の 委 嘱 に 当 た つて は 、 第 一 項の 規 定 に よ る推 薦及 び 募集 の 結 果を尊重しなければならない。 受け (推進委員の推薦の求め及び募集の方法等) 第 十 一 条 法 第 十 九 条 第 一 項の 規 定 に よ る 推 薦を し 、 又 は 同 項の 規 定 によ る 募集 に 応募 しようとす る者 は 、 次 に掲げる 事 項( 同 項 の 規 定 に よ る 募 集 に 応 募 し よ う と す る 場 合 に あ つては、第二号及び第三号に掲げる事項を除く。 )を記載し た書類を農業委員会に提出しなければならない。 一 推 薦を し 、 又 は 応 募 す る区 域( 法第 十 七 条 第二 項の 規 定 に よ り 農 業 委 員会 が 定 め た 区 域を い う 。 次 項及 び 次条 において同じ 二 推薦をする。 者 )の氏 名 、住所、 職業、年 )(個人に限る。 齢及 び性別 三 推薦をする者(法人又は団体に限る。)の名称、目的、 代表者又は管理人の氏名、構成員の数、構成員たる資格そ の他の当該推薦をする者の性格を明らかにする事項 四 推 薦を 受 け る者 又 は 応 募 す る者 の 氏 名 、 住所 、 職業 、 年齢、性別、経歴及び農業経営の状況 五 推薦又は応募の理由 六 推 薦 を す る 者 が 当該推 薦を 受 け る者 に つ いて 法第 九 条 第 一項 の 規 定 に よる 推 薦 を し 、 又 は 応 募 す る 者 が 同 項の 規定による募集に応募しているか否かの別 七 その他農業委員会が必要と認める事項 2 一 の 区 域 に つ いて 法 第 十 九 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 推 薦 を 、又は同項の規定による募集に応募した者は、同時に 他 の 区 域 に つ い て も 、 推 薦 を 受 け 、 又 は 募 集 に 応 募 す るこ とができる。 3 農業委員会は、法第十九条第一項の規定 による推 薦を受 けた 者 及び 同 項の規 定による募集 に応募した者の数が推進 委 員の 定 数 を 超 え た場合 その 他 必要 と認 める場合 には 、 法 第 十 七 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 委 嘱 に 当 た つて は 、 関 係 者 か ら の 意 見 の 聴 取 そ の 他の 当 該 委嘱 の 過 程の 公 正 性 及 び 透 明 性 を 確 保 す るた め に 必要 な 措 置 を 講ず る よ う に 努 め な けれ ばならない。 第十 二条 法第十 九条 第二 項の 規 定 に よる公 表は 、 次の 各号 に 掲 げ る 区 分 に 応 じ 、 当 該 各 号 に 定 め る とこ ろ に よ り 行わ なければならない。 一 法第 十九条第一項の規定による推 薦 の求め及び 募集の 期間 中 前条 第一 項各号 に掲 げる 事項(同 項第二号及び 第四号に規定する住所を除く。 )及び次に掲げる事項につ いて 、区域ご と に、 イン タ ーネ ットの利用 その他の適切 、 - 13 - (推進委員の任期) 第二十条 推進委員は、委員の任期満了の日まで在任する。 2 推 進 委 員 は 、 そ の 任 期 満 了 後 も 後 任 の 推 進 委 員 が 就任 す るまでは、なおその職務を行う。 3 推進委員は、再任されることができる。 (推進委員の解嘱) 第二 十 一条 農業 委員会は、推 進委員 が 心身の故障のた め職 務 の執 行ができ な いと認める場合又 は職務上の義務に違反 し 、若 し くは その 職務を怠 つた場合 その他推 進委員た るに 適 し な い 非 行 が あ る と 認 め る 場 合 に は 、こ れ を 解 嘱 す るこ とができる。 2 推 進 委 員 は 、 前 項 の 場 合 を 除 き 、 そ の 意 に 反 して 解 嘱 さ れることがない。 (推進委員の失職) 第 二 十 二 条 推 進 委 員は 、 第 八条 第四 項各号 の いずれ か に該 当するに至つた場合には、その職を失う。 (推進委 員の辞任 ) 第 二 十 三 条 推 進 委 員 は 、 正 当 な 事 由 が あ る とき は 、 農 業 委 な 方 法に よ り 、 当該 推 薦 の 求 め及 び 募集 の 期 間の 中 間 に おいて公表すること。 イ 推薦を受けた者の数 ロ 応募した者の数 二 法第十九条第一項の規 定による推 薦の求め及び 募集の 期 間 の 終 了 後 前 号 に 規 定 す る 事 項 に つ いて 、 区 域 ご と に 、イ ン タ ーネ ッ ト の 利用 その 他の適 切 な方 法に より 、 当該期間の終了後遅滞なく公表すること。 第十 三 条 前 二 条 に 定 め る も の の ほ か 、推 薦 の 求 め及 び 募集 の 期 間 、第 十 一 条 第 一項の書 類の 提 出方 法その 他 法第十 九 条 第 一 項 の 規 定 に よる推 薦の 求 め及び 募集 に 関 し必要 な事 項は、農業委員会が定めるものとする。 2 前 項 の 推 薦 の 求 め 及 び 募 集 の 期 間 は 、 お おむ ね 一 月 と し なければならない。 3 農 業 委 員会 は 、 第 一 項 に 規 定 す る 事 項を 定 めた とき は 、 遅 滞 な く 、こ れ を イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 そ の 他 の 適 切 な 方 法により公表しなければならない。 - 14 - 員会の同意を得て推進委員を辞任することができる。 (推 進委員の 秘密保持義務) 第 二 十 四 条 推 進 委 員 は 、 職 務 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 ら して は ならない。その職を退いた後も、同様とする。 (推 進委員の 報酬等) 第 二 十 五条 市町村は 、推進委員に対し、報酬を支給 し、及 び職務を行うために要する費用を弁償しなければならない。 (職員) 第二十六条 農業委員会に職員を置く。 2 職員の定数は、条例で定める。 3 職員は、農業委員会が任免する。 4 職 員は 、会 長の 指 揮を 受 け 、 農 業 委 員会 の 事 務 に 従 事 す る。 5 農業委員会は 、専任の職員の配置及び養成その他の措置 を 講 じ 、 そ の 事 務 に 従 事 す るた め に 必要 な 知識 及 び 経 験を 有 す る 職 員 の 確 保及 び 資 質 の 向 上 を 図 る よ う に 努 め な けれ ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お いて 、 市 町 村 長 は 、 農 業 委 員 会 に対し、必要な協力をするように努めなければならない。 (総会) 第 二 十 七 条 農 業 委 員 会 の 委 員 の 会 議 ( 以 下 こ の 章 に お いて 「総会」という。 )は、会長が招集する。ただし、会長及び そ の 職 務 を 代 理 す る 者 に 共 に 事 故 が あ り 、 若 し く はこ れ ら の者 が 共 に 欠け た と き の総会 又 は 委員の任 期 満了に よる任 命の後最初に行われる総会は、市町村長が招集する。 2 会 長は 、現 に在任 す る委員の三 分の 一以上 の者 か ら 書 面 で 総 会 に 付 議 す べ き 事 項 を 示 して 総 会 を 招 集 す べ き 旨 の 要 求があつたときは、総会を招集しなければならない。 3 総 会 は 、現 に 在 任 す る 委 員 の 過 半 数が 出 席 し なけれ ば 、 開 くこ と がで き な い 。 た だ し 、 第 三 十 一 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 総 会 を 開 くこ と が で き な く な る と き は 、こ の 限 り で な い。 (部会の会議及び総会と部会との関係) 第二 十八条 第十 六条第一項の規定により部会の 所掌に属さ せ ら れ た 事 項 に つ い て は 、 部 会 の 議 決 を も つて 農 業 委 員 会 の決定とする。 - 15 - 2 総 会 は 、 部 会 に 対 し 、 い つで も 、 そ の 所 掌 に 属 す る 事 項 について報告を求めることができる。 3 部 会 の 委 員 以 外 の 委 員 は 、 部会 長 の 許 可を 受 けて 、 部 会 の会議に出席して意見を述べることができる。 4 前 条 第 一 項 本 文 、 第 二 項及 び 第 三 項 の 規 定 は 、 部会 の 会 議 に つ いて 準 用 す る 。 こ の 場 合 に お いて 、 同 条 第 一 項 本 文 及 び 第 二 項 中「 会 長」 と あ るの は 「 部会 長」 と 読 み 替え る も の とす る 。 (総会及び部会と推進委員との関係) 第 二 十 九 条 総 会 又 は 部 会 は 、 推 進 委 員 に 対 し 、 い つで も 、 その活動について報告を求めることができる。 2 推 進 委 員は 、 その 担 当す る区 域 内 に おけ る 農 地 等 の 利用 の 最 適 化 の 推 進 に つ いて 、 総 会 又 は 部 会 の 会 議 に 出 席 して 意見を述べることができる。 (議決の 方法) 第三 十条 総 会 及 び 部会 の 会 議 の 議 事 は 、 出 席 委 員 の 過 半 数 で 決 し 、 可 否同 数 の とき は 、会 長 又 は 部 会 長 の 決 す る とこ ろによる。 (議事参与の制限) 第 三 十 一条 農業委員会の委員は、自己又は同居の親族若し く は そ の 配 偶 者 に 関 す る 事 項 に つ いて は 、 そ の 議 事 に 参 与 することができない。 前項の規定は、部会に準用する。 2 (会議の公開) 第三十二条 総会及び部会の会議は、公開する。 (議事録) 第 三 十 三 条 会 長 は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り 、 議 事録 を 作成 し、こ れ を イン タ ーネ ッ ト の 利用 その 他の適 切な方法により公表しなければならない。 (会議の規則) 第三 十四条 総会 又は部会の会議に関する事項は 、法令に別 段 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、 それ ぞれ 総 会 又 は 部会 の 会 議 で定める。 (議事録) 第十 四条 法第三 十三条の規定による議事録の公 表は、総会 又は部会の会議の終了後、遅滞なく行わなければならない。 2 法第三十三条の規定による議事録の公表の期間は、当該 公表の日から三年間とする。 - 16 - (報告、調査等) 第 三 十 五条 農業委員会は 、その所掌事務を遂行するた め 必 要 が あ る とき は 、 農地 等 の 所 有者 、農業者 その 他の 関係 者 に対 しその出 頭を求 め、若しくは必要な報告を徴 し、又は 委 員 、 推 進 委 員 若 し く は 職 員 に 農 地 等 に 立 ち 入ら せて 必 要 な調査をさせることができる。 2 前 項 の 規 定 に よ り 立 入 調 査を す る 委 員 、 推 進 委 員 又 は 職 員は 、そ の身 分を 示 す証 明書を 携帯し、関係者の要 求があ るときは、これを提示しなければならない。 3 第 一項の 規 定 に よ る 立 入 調 査 の 権 限 は 、 犯 罪 捜 査 の た め に認められたものと解してはならない。 4 第 一 項の 規 定 に よ る 農 業 委 員会 の 求 め に よ り 出 頭 した 者 に 対 して は 、 条 例 の 定 め る とこ ろ に よ り 、 旅 費 を 支 給 し な ければならない。 (公簿の閲覧等) 第三 十六 条 農 業 委 員 会 の 委 員 、推 進 委 員 及 び 職 員 は 、 登 記 所 又 は 市 町 村 の 事 務 所 に 対 し 、 無 償で 、 農 業 委 員会 の 所 掌 事 務 を 遂 行 す る た め 必 要 な 簿 書 の 閲 覧 若 し く は 謄写 又 は そ の謄 本若 しく は抄 本若しくは登記事項証明書の交付を求 め ることができる。 (情 報の公表 ) 第 三 十 七 条 農 業 委 員会 は 、 そ の 運 営 の 透 明 性 を 確 保 す る た め 、 農 林 水 産 省 令 で 定 め る とこ ろ に よ り 、 農 地 等 の 利 用 の 最適 化 の推 進の 状況 その 他農業 委員会 に お け る事務の実施 状 況 に ついて 、 イ ン タ ーネ ッ ト の 利 用 その 他の適 切 な方 法 により公表しなければならない。 (関係行政機関等に対する農業委員会の意見の提出) 第 三 十 八 条 農 業 委 員 会 は 、 そ の 所 掌 事 務 の 遂 行 を 通 じて 得 ら れ た 知見 に 基 づ き 、農 地 等 の 利 用 の 最適 化 の 推 進 に 関 す る 事 項 に関 す る事 務を より効 率 的か つ効 果的 に実施 す るた め 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、 農 地 等 の 利 用 の 最適 化の 推 進に 関す る施 策( 以 下「農地等利用 最適 化推 進 施 策」 とい う。 )を企画立案し、又は実施する関係行政機関又は関係地 (情報の 公表) 第 十 五 条 農 業 委 員会 は 、 毎 年 度 、 農 地 等 の 利 用 の 最 適 化 の 推 進の 状 況 その 他 農 業 委 員会 に お け る 事 務 の 実 施 状 況 に つ いて、翌年度の六月三十日までに公表しなければならない。 2 前 項の 規 定 に よ る 公 表 の 期 間 は 、 当 該 公 表 の 日 か ら 三 年 間とする。 3 農 林 水産 大 臣 は 、 第 一 項の 規 定 に よ り 公 表 され た 事 項を 取 り ま と め 、こ れ を イ ン タ ー ネ ッ ト の 利 用 そ の 他 の 適 切 な 方法により公表しなければならない。 - 17 - 方公共団体(以下「関係行政機関等」という。 )に対し、農 地 等 利 用 最 適 化 推 進 施 策 の 改 善 に つ いて の 具 体 的 な 意 見 を 提出しなければならない。 2 前 項の 関係 行 政 機 関等 は 、農 地 等 利 用 最適 化推 進施 策の 企 画 立 案 又 は 実 施 に 当 た つて は 、 同 項 の 規 定 に よ り 提 出 さ れた意見を考慮しなければならない。 (関係庁の協力) 第三 十九条 農 林 水産 大 臣 は 、 農 業 委 員会 か ら その 所 掌 事 務 に 関 し て 請 求 が あ つ た と き は 、こ れ に 対 し 、 助 言 を 与 え 、 資 料 を 提 示 し 、 その 他 必 要 な 協 力 を す る よ う に 努 め な けれ ばならない。 (抗告訴訟の取扱い) 第 四 十 条 農 業 委 員 会 は 、 そ の 処 分( 行 政 事 件 訴 訟 法( 昭 和 三 十 七 年 法律 第 百 三 十 九号 ) 第 三 条 第 二 項 に 規 定 す る処 分 を い う )又 は裁決(同条第三項に規定する裁決をい う。 に 係 る 同 法 第 十 一条 第 一 項( 同 法 第 三 十 八 条 第 一 項 に お い て準用する場合を含む。)の規定による市町村を被告とする 訴訟について、当該市町村を代表する。 (特別区等の特例) (特別区等の特例) 第 四 十 一条 こ の 法律 中 市 町 村 に 関 す る 規 定 は 、 特 別 区 の あ 第 九 条 こ の 政 令 中 市 町 村 に 関 す る 規 定 は 、 特 別 区 の あ る 地 る 地 に あ つて は 特 別 区 に 、地 方 自 治 法( 昭 和二 十 二 年 法律 にあつては、特別区に適用する。 第 六 十 七 号 ) 第二 百 五十二 条の 十 九第 一 項の指 定 都市( 以 下「指定都市」という。 )にあつては政令の定めるところに 2 法及びこの政令(次条から第十二条までを除く。)中市町 より区(総合区を含む。以下同じ。 )に、これを適用する。 村 に 関 す る規 定 は 、 指 定 都市( 法第 四 十 一条 第二 項 の 規 定 2 そ の 区 域 内の 農 地 面 積 が 農 林 水産 大 臣の 定 め る 面 積 に 満 により区(総合区を含む。以下この項において同じ。)ごと た ないこ と そ の 他 農 林 水産 大 臣の 定 め る 特 別 の 事情 の あ る に農業委員会を置かないこととされた指定都市を除く。)に 指 定 都 市 に あ つて は 、 指 定 都 市 の 市 長 は 、 区 ご と に 農 業 委 あ つて は 、 区 に 適 用 す る 。 こ の 場 合 に お い て 、 市 町 村 の 長 員 会 を 置 か な い こ と がで き る 。 こ の 場 合 に は 、 指 定 都 市 の に 関 す る 規 定 は 、 その 区 の 属 す る当該指定都市の長に 関し 市 長 は 、 そ の 旨 を 公 告 す る と と も に 、 都 道 府 県 知 事 にこ れ 規定したものとする。 を通知しなければならない。 3 第 一) 項の 規 定 は 、 前 項の 規 定 に よ り 区 ご と に 農 業 委 員会 を置かないこととされた指定都市には適用しない。 農 林 水産 大 臣又 は 都 道 府県 知 事( 以 下 「 農 林 水 第三章 農業委員会ネットワーク機構 (指定) 第四十二条 (農業委員会ネットワーク機構の指定の申請) 第 十 六条 法 第 四 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ り 指 定を 受 け よ う - 18 - 産大臣等」という。 )は、農業委員会相互の連絡調整、情報 提 供等 に よ るネ ッ ト ワ ーク の 構 築及び 当 該ネ ッ トワ ークを 活 用 し た 業 務 の 実 施 を 通 じて 農 業 委 員会 の 事 務 の 効 率 的 か つ 効 果 的 な実 施 に 資 す るこ とを 目 的 と す る 一般 社 団 法 人 又 は 一 般 財 団 法 人 で あ つて 、 次 条 第 一 項 又 は 第 二 項 に 規 定 す る業務(以下「農業委員会ネットワーク業務」という。 )を 適 正 か つ 確 実 に 行 うこ と がで き る と 認 め ら れ る も の を 、 そ の 申 請 に よ り 、 全 国 又 は 都 道 府 県 に そ れ ぞ れ 一 を 限 つて 、 農業委員会ネットワーク機構として指定することができる。 2 農林水産大臣等は、前項の規定による指定(以下「指定」 とい う。 )をしたときは、農業委員会ネットワーク機構の名 称、住所及び事務所の所在地を公告しなければならない。 3 農業委員会 ネットワーク機構は、その名称 、住所又は事 務 所 の 所 在 地 を 変 更 し よ う と す る とき は 、 あ ら か じ め 、 そ の 旨を その 指 定 を し た 農 林 水産 大 臣等 に届 け 出 なけれ ば な らない。 4 農 林 水産 大 臣 等 は 、 前 項の 規 定 に よ る 届 出 が あ つた とき は、当該届出に係る事項を公告しなければならない。 (業務 ) 第四十三条 都道府県知事の 指定を受けた農業委員会ネット ワーク機構(以下「都道府県機構」という。 )は、当該都道 、次に掲げる業務を行うものとする 一 農 業 委 員会 相 互 の 連絡 調整 並 び に その 事 務 を 効 率 的 か つ 効 果 的 に 実 施 して い る 農 業 委 員 会 の 取 組 に 関 す る 情 報 の 公表 、農業 委員会の 委員 、推 進委 員及び 職員に対する 講 習 及 び 研 修 そ の 他 の 農 業 委 員 会 に 対 す る 支 援 を 行 うこ と。 二 農地に関する情報の収集、整理及び提供を行うこと。 三 農 業経 営 を営 み 、又 は営 も うと す る者 に対 す る 関係 農 業委員会の紹介その他の支援を行うこと。 四 法人化の支援その他農業経営の合理化のた めに必要な 支援を行うこと。 と す る 法 人 は 、 次 に 掲 げ る 事 項を 記 載 した 申 請 書 を 農 林 水 産大臣等に提出しなければならない。 一 名称及び住所並びに代表者の氏名 二 事務所の所在地 2 前 項の 申 請 書 には 、 次に 掲 げ る 書 類を 添 付 し なけれ ば な らない。 一 定款 二 登記事項証明書 三 農 業 委 員会 ネ ッ トワ ーク 業 務 の 実施 に 関す る計 画と し て組織及び運営に関する事項を記載した書類 四 申 請 の 日 の 属 す る事 業 年 度 及び 翌事業 年度におけ る事 業 計 画 書 及 び 収 支 予 算 書で あ つて 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 に 係 る 事 項 と そ れ 以外 の業 務 に 係 る 事 項とを 区 分 したもの 五 役員の氏名及び略歴を記載した書類 六 指定の申請に係る意思の決定を証する書類 七 その他参考となる事項を記載した書類 (名 称等の変更 の 届出) 第 十 七 条 法 第 四 十 二 条 第 三 項 の 規 定 に よ る 届 出を し よ う と す る 機 構 は 、 次 に 掲 げ る 事 項を 記 載 した 書 類を そ の 指 定 を した農林水産大臣等に提出しなければならない。 一 変更後の名称、住所又は事務所の所在地 二 変更しよ うとする日 三 変更の理由 - 19 - 前項第二号から第六号までに掲げる業務を行うこと。 前二号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。 五 認 定 農 業 者 その 他の 農 業 の 担 い 手 の 組織 化 及 び こ れ ら の者の組織の運営の支援を行うこと。 六 農業一般に関する調査及び情報の提供を行うこと。 七 農地 法その他の法令の規定により都道府県機構が行 う ものとされた業務を行うこと。 八 前各号に掲げる業務に附帯する業務を行うこと。 2 農 林 水産 大 臣の指 定を 受 けた 農業 委 員会 ネ ッ トワ ーク 機 構は、次に掲げる業務を行うものとする。 一 都道 府県 機 構 相 互の 連絡 調整 並び に 都道 府県 機 構 が 行 う農 業 委 員 会 の 委 員 、推 進 委 員 及び 職 員の 講習及 び 研修 二 三 (業 務規程) 第 四 十 四 条 農業 委員会 ネットワ ーク機構(以下「機構 」 と いう 。 )は、農業委員会ネットワーク業務を行うときは、そ の 開 始 前 に 、農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ーク 業 務 の 実 施 方 法 そ の 他 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 事 項 に つ いて 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワーク業務に関する規程(以下「業務規程」という。)を定 め 、 その 指 定 を し た 農 林 水産 大 臣等 の 認 可を 受 け な けれ ば ならない。これを変更しようとするときも、同様とする。 2 農 林 水 産 大 臣等 は 、 前 項の認 可 を した 業 務 規 程 が 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 の 適 正か つ 確 実 な実 施 上 不適 当 と な つ た と 認 め る と き は 、 そ の 業 務 規 程を 変 更 す べ き こ とを 命 ずることができる。 機 構 は 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る とこ ろ に よ り 、 毎 事 業 年 (事業計画等) 第 四 十 五 条 機 構 は 、 毎 事 業 年 度 、 農 林 水 産 省 令で 定 め る と 援を行うこと。 こ ろ に よ り 、 農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ーク 業 務 に 関 し 事 業 計 画 書及 び 収 支 予算 書を 作成し、その指定を した 農林水産大臣 等 の 認 可を 受 け な け れ ば なら な い。こ れ を 変 更 し よ う と す るときも、同様とする。 2 (業務規程の記載事項) 第 十 八 条 法 第 四 十 四 条 第 一 項 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 事 項 は、次に掲げる事項とする。 一 農業委員会ネットワーク業務の実施方法に関する事項 二 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 に 関 して 知 り 得 た 情 報 の 管理及び秘密の保持の方法に関する事項 三 その他農業委 員会ネットワ ーク業務の実施 に関 し必要 な事項 機 構 は 、 毎 事 業 年 度 終 了 後三 月 以 内 に 、 事 業 報 告 (事業計画等の認可の申請等) 第十 九条 機 構 は 、 法 第 四 十 五条 第 一 項 前 段 の 規 定 に よ る認 可 を 受 け よ うと す る とき は 、 毎 事 業 年 度 開 始 前 に( 指 定を 受 け た 日 の 属 す る 事 業 年 度 に あ つて は 、 そ の 指 定 を 受 け た 後遅滞なく) 、申請書に事業計画書及び収支予算書を添付し て 、 その 指 定を した 農 林 水産 大 臣等 に 提 出 し な けれ ば なら ない。 2 機 構 は 、 法 第 四 十 五条 第 一 項 後 段 の 規 定 に よ る認 可を 受 け よ う と す る と き は 、変 更 し よ う と す る 事 項及 び その 理 由 を 記 載 した 申 請 書 を その 指 定を した 農 林 水産 大 臣等 に 提 出 しなければならない。 第二十条 - 20 - (業務の休廃止) 第 四 十 六条 機 構 は 、 そ の 指 定を し た 農 林 水 産 大 臣等 の 許 可 を 受 け なけ れ ば 、 農 業 委 員会 ネ ッ トワ ー ク 業 務 の 全 部 又 は 一部を休止し、又は廃止してはならない。 2 農 林 水産 大 臣等 は 、 前 項の 許 可を した と き は 、 その 旨を 公告しなければならない。 度 終 了 後 、 農 業 委員 会 ネ ッ ト ワ ーク業 務 に 関 し 事業 報 告 書 及 び 収 支決 算 書 を 作 成 し 、 その指 定を し た 農 林 水産 大 臣等 に提出しなければならない。 書 及 び 収 支 決 算 書 に 貸 借 対 照 表 を 添 付 して 、 そ の 指 定 を し た農林水産大臣等に提出しなければならない。 (身分を示す証明書) 第 二 十 二 条 法 第 四 十 八 条 第 二 項 の 証 明 書 は 、 別 記 様式 に よ る。 二 三 四 (業務の休廃止の認可の申請) 第 二 十 一条 機 構 は 、 法 第 四 十 六 条 第 一 項の 規 定 に よ り 農 業 委員会ネ ットワーク 業務の全部又は一部の休止又は廃止の 許 可 を 受 け よ う と す る と き は 、 次 に 掲 げ る 事 項を 記 載 した 申 請 書 を その 指 定 を した 農 林 水産 大 臣等 に 提 出 し なけれ ば ならない。 一 休 止 し 、又 は廃 止 し よ う と す る 農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務の 内 容 休止し、又は廃止しようとする年月日 休止しようとする場合にあつては、その期間 休止又は廃止の理由 (秘密保持義務) 第 四 十 七 条 機 構 の 役 員 又 は 職 員 は 、 当 該 機 構 の 農 業 委員会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 に 関 して 知 り 得 た 秘 密 を 漏 ら して は な ら ない。これらの者が、その職を退いた後も、同様とする。 (報告及び立入検査) 第 四 十 八条 農 林 水産 大 臣等 は 、 農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ーク 業 務 の 適 正 な 運 営 を 確 保 す る た め に 必 要 な 限 度 に お いて 、 そ の指 定に係る機構 に対し、農業委員会ネットワーク業務若 しく は資産の状況 に 関し必要な報告をさせ、又は その職員 に 、 当 該 機 構 の 事 務 所 に 立ち 入 り 、 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 の状 況 若 し く は 帳簿 、書 類 そ の 他の 物件を 検 査さ せ ることができる。 2 前 項の 規 定 に よ り 立 入 検 査を す る 職 員 は 、 その 身 分を 示 す 証 明 書 を 携 帯 し 、 関 係 者 の 要 求 が あ る と き は 、こ れ を 提 示しなければならない。 3 第一項の 規定 による立入検査の権限は、犯罪 捜査のため に認められたものと解してはならない。 (監督命令) 第 四 十 九 条 農 林 水 産 大 臣 等 は 、こ の 法 律 を 施 行 す る た め に 必 要 な 限 度 に お いて 、 そ の 指 定 に 係 る 機 構 に 対 し 、 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 に 関 し 監 督 上 必 要 な 命 令 を す るこ と - 21 - ができる。 (指定の取消し等) 第 五 十条 農 林 水産 大 臣等 は 、 その 指 定 に 係 る 機 構 が 次の 各 号 の いず れ か に 該 当 す るとき は 、指 定を 取り消 すこ とがで きる。 一 農 業 委 員会 ネ ッ トワ ーク 業 務 を 適 正か つ確実 に実施 す ることができないと認められるとき。 二 指定に関し不正の行為があつたとき。 三 こ の 法 律 若 し く はこ の 法 律 に 基づ く 命 令 若 し く は 処 分 に 違反 した とき 、又 は 第 四 十 四 条 第 一 項 の 認 可を 受 けた 業 務 規 程 に よ ら な いで 農 業 委 員 会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 を 行 つたとき。 2 農 林 水産 大 臣等 は 、 前 項の 規 定 に よ り 指 定を 取 り 消 した ときは、その旨を公告しなければならない。 (農地に関する情報の利用等) 第五十一条 農業委員会(第三条第一項た だし書又は第五項 の 規 定 に よ り 農 業 委 員 会 を 置 か な い 市 町 村 に あ つて は 、 市 町村長。第三項において同じ。 )は、農業委員会ネットワー ク 業 務 の 実 施 に 必 要 な 限 度で 、 機 構 が 農 地 に 関 す る情 報 の 提 供 を 求 め た と き は 、 機 構 に 対 し 、 当 該 情 報 の 提 供 を 行わ なければならない。 2 各 機 構 は 、農業 委 員会 ネ ッ トワ ーク 業 務 の実施 に 必要 な 限 度で 、 そ の 保 有 す る 農 地 に 関 す る情 報 を 、 そ の 保 有 に 当 た つ て 特 定 さ れ た 利 用 の 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 内 部で 利 用し、又は相互に提供することができる。 3 機 構 は 、農業 委 員会 が 農 地 に 関す る情 報 の 提供を 求 めた と き は 、 農 業 委 員 会 に 対 し 、 当 該 情 報 の 提 供 を 行わ な けれ ばならない。 第 五十 二 条 機 構 は 、 農 業 経 営 を 営 み 、 又 は営 も う と す る者 の 求 め に 応 じ 、こ れ ら の 者 に 対 し 、 前 条 第 一 項 又 は 第 二 項 の規定により得られた情報の提供を行うことができる。 2 機構 は、前条第一項又 は第二項の規 定により得られた情 報 の整 理を 行い 、関 係 行 政機 関等 、農 地 中間 管理機 構 その 他 農 林 水 産 省 令で 定 め る 者 の 求 め に 応 じ 、こ れ ら の 者 に 対 し、当該情報の提供を行うことができる。 前項の 規 定により情報の提供を受けた 農地中間管理機構 そ の 他 同 項 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 者 は 、 当 該 情 報 を そ の 3 - 22 - 提供を受 けた目 的以 外の目的のた めに利用 し、又は提供し てはならない。 (関係行政機関等に対する機構の意見の提出) 第五十三条 機構は、農業委員会ネットワーク業務の実施を 通 じて 得ら れ た 知見 に 基 づ き 、 農 業 委 員 会 が 農 地 等 の 利 用 の 最適 化の 推 進 に 関する事項に関 す る事務を より効率的か つ効 果的 に実 施す るた め必要があると認 めるとき は、農地 等 利 用 最 適 化 推 進 施 策を 企 画 立案 し 、又 は実 施 す る 関係 行 政機 関 等 に 対 し 、農 地 等 利 用 最適 化推 進施 策の 改 善 に つ い ての具体的な意見を提出しなければならない。 2 前 項の 関係 行 政機 関等 は 、農 地 等 利 用 最適 化推 進 施 策の 企 画 立 案 又 は 実 施 に 当 た つて は 、 同 項 の 規 定 に よ り 提 出 さ れた意見を考慮しなければならない。 (業務への協力) 第 五 十 四 条 地 方 公 共 団 体 そ の 他 の 関 係 者 は 、 農 業 委 員会 ネ ッ ト ワ ー ク 業 務 の実 施 に関 し機 構から 必要 な 協 力を 求 めら 、これに応ずるように努めなければならない 第四章 雑則 (市町村の廃置分合の場合の措置) 第五十五条 この法律に定めるもののほか、市町村の廃置分 第十条 市町村の廃置分合(市町村の設置を伴うものに限る。 合 又 は 境 界 変 更 が あ つ た 場 合 に お け るこ の 法 律 の 規 定 の 適 以下この条において同じ。) をしようとする場合においては、 用 そ の 他 こ の 法 律 の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 は 、 政 令で 定 め 関 係 市 町 村( 当該 廃 置 分合 に より その 区 域の 全 部 が 当該廃 る。 置 分 合 に より 新た に 設 置 され る 市 町 村( 以 下こ の 条 に お い て「新設市町村」という。)の区域の一部となる市町村をい う。以下この条において同じ。)は、あらかじめ、協議によ り 、 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 委 員 の 定 数 の 合 計 数 以 下 の 範 囲 内 で 、 新 設 市 町 村 の 農 業 委 員 会 ( 以 下こ の 条 に お いて 「新設農業委員会」という。)の委員の定数を定めることが できる。 2 前 項 の 規 定 に よ り 新 設 農 業 委 員会 の 委 員 の 定 数を 定 めた 場 合 に は 、 関 係 市 町 村 は 、 直ち に 当 該 定 数を 告 示 し な けれ ばならない。 3 前 項の 規 定 に より告 示 され た 新 設 農 業 委 員会 の 委 員の 定 数 は 、 法 第 八 条 第 二 項の 規 定 に 基づ く 新 設 市 町 村 の 条 例 に 。 よ り 定 め ら れ た も の と み な す。こ の場 合 に お い て は 、同 項 の 政令で 定 める 定 数 の 基準 は 、指 定日まで の 間、第 五条の - 23 - 規 定 にか か わ ら ず 、 第 一 項の 規 定 に より 定 めら れ た 新 設 農 業委員会の委員の定数であることとする。 4 第 二 項 の 規 定 に よ る 告 示 が 行わ れ た 場 合 に は 、 指 定 日 ま で の 間 に 任 命 さ れ た 新 設 農業 委 員会 の 委 員 の 任 期 は 、 法 第 十条 第一 項本 文の規 定にかかわらず、当該委員の 任命の日 から指定日までとする。 5 第 二 項 の 規 定 に よ る 告 示 が 行わ れ た 場 合 に は 、 新 設 市 町 村 の 長 は 、 指 定 日 まで の 間 、 関 係 市 町 村 の 協 議 に よ り 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 委 員 の うち か ら 定 めた 者 を 、 法 第 八 条 第 一 項 及 び 第 九 条 の 規 定 に よ ら な いで 、 新 設 農 業 委 員 会 の委員として任命することができる。 6 市 町 村 の 廃 置 分 合 を し よ う と す る 場 合 に お いて は 、 関 係 市町 村は 、あらか じ め、協議により、関係市町村の 農業委 員会 の推 進 委 員 の 定 数の合 計 数以下 の 範 囲内で 、新 設 農業 委員会の推進委員の定数を定めることができる。 7 前 項の 規 定 に よ り 新 設 農 業 委 員会 の 推 進 委 員 の 定 数 を 定 めた 場 合 に は 、 関 係 市 町 村 は 、 直ち に 当 該 定 数を 告 示 し な ければならない。 8 前 項の 規 定 に より告 示され た 新 設 農業 委 員会 の推 進 委 員 の 定 数 は 、 法 第 十 八 条 第二 項の 規 定 に 基づ く 新 設 市 町 村の 条例により定められたものとみなす。この場合においては、 同 項 の 政 令で 定 め る 定 数 の 基 準 は 、 指 定 日 まで の 間 、 第 八 条 の 規 定 に か か わ ら ず 、 第 六 項の 規 定 に より 定 められ た 新 設農業委員会の推進委員の定数であることとする。 9 第 七 項 の 規 定 に よ る 告 示 が 行わ れ た 場 合 に は 、 新 設農 業 委員会は 、指 定日 まで の間、関係市町村の農業委 員会の推 進 委 員 で あ つ た 者 を 、 法 第 十 九 条 の 規 定 に よ ら な いで 、 新 設農業委員会の推進委員として委嘱することができる。 こ の 条 に お いて 「 指 定 日 」 と は 、 関 係 市 町 村 の 協 議 に よ り 新 設 市 町 村 の 設 置 後 一 年を 超 え な い 範 囲 内で 定 め た 日 を いう。 第 一 項 、 第 五 項 、 第 六 項 及 び 前 項 の 協 議 に つ いて は 、 関 係市町村の議会の議決を経なければならない。 10 第 十 一 条 市 町 村 の 廃 置 分合 ( 市 町 村 の 設 置 を 伴わ な い も の に限る。以下この条において同じ。)をしようとする場合に お いて は 、 当 該 廃 置 分 合 後 存 続 す る 市 町 村 ( 以 下こ の 条 に おいて「存続市町村」という。 )は、法第八条第三項の規定 にかかわらず 当該廃置分合の日(以下この条において「 置分合日」という。 )において、農業委員会の委員の定数を 11 - 24 - 変更することができる。 2 前 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 存 続 市 町 村 の 農 業 委員会(以下この条において「存続農業委員会」という の 委員の 定数を変 更する場合には、存続市町村は、存続 。 )市 町 村 及 び 関 係 市 町 村 ( 当 該 廃 置 分合 に よ り そ の 区 域 の 全 部 が 存 続 市 町 村 の 区 域 の 一 部 と な る 市 町 村を い う。 以 下こ の 条において同じ。)の農業委員会の委員の定数の合計数以下 の 範 囲 内 で 、 存 続 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数 を 定 め るこ と が で き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 法 第 八 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 定 数の 基準 は 、 廃 置 分合 日か ら 任 期 満 了 日( 廃 置 分合 日 前か ら 引 き 続 き 在 任 す る 存 続 農 業 委 員会 の 委 員 の 任 期 満 了の日をいう。以下この条において同じ。)までの間、第五 条 の 規 定 にか かわ ら ず 、 前 項の 規 定 に よ る廃 置 分合 日 に お け る 変 更 後 の 存 続 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数で あ るこ と と す る。 3 第 一 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 存 続 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数 が 増 加 さ れ た 場 合 に は 、廃 置 分合 日 か ら 任 期 満 了 日 ま で の 間 に 任 命 され た 存 続農業 委 員会 の 委 員の 任 期 は 、 法 第十 条 第 一項 本文の規 定 にかかわ らず 、 当該 委員の 任命の日から任期満了日までとする。 4 第 一 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 存 続 農 業 委員 会 の 委 員の 定 数 が 増加 され た 場 合 に は 、存 続市町 村 の 長は 、 廃 置 分 合 日 か ら 任 期 満 了 日 まで の 間 、 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 委 員 で あ つ た 者 を 、 法 第 九 条 の 規 定 に よ ら な いで 、 存続農業委員会の委員として任命することができる。 5 市 町 村 の 廃 置 分 合 を し よ う と す る 場 合 に お いて は 、 存 続 市町 村 は、 法第 十八 条第三 項の規定にかかわらず 、廃置 分 合 日 に お い て 、 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 の 定 数 を 変 更 す るこ とができる。 6 前 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 存 続 農 業 委 員 会 の 推進 委 員の 定数を変 更する場合には、存続市 町村は、存続 市 町 村 及 び 関係 市 町 村の 農 業 委 員会 の 推 進 委 員 の 定 数 の 合 計 数以 下 の 範 囲 内 で 、存 続 農 業 委 員会 の 推 進 委 員 の 定 数を 定 め るこ と が で き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 法 第 十 八 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 定 数 の 基 準 は 、廃 置 分合 日 か ら 任 期 満 了 日まで の 間 、 第八 条の 規 定 にかかわ らず 、前 項の 規 定 に よ る廃 置 分 合 日 に おけ る変 更 後 の 存 続農業 委 員会 の推 進 委 員の定数であることとする。 第 五 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 存 続 農 業 委員 会 の 推 進 委 員 の 定 数が 増加 され た 場合 には 、存 続農業 委 員会 7 - 25 - 第十二条 域の一部となる市町村 は 、 廃 置 分 合 日 か ら 任 期 満 了 日 まで の 間 、 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 で あ つた 者 を 、 法 第 十 九 条 の 規 定 に よ ら な い で 、 存 続 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 と して 委 嘱 す るこ と ができる。 8 第 一 項 又 は 第 五 項 の 規 定 に よ り 廃 置 分 合 日 に お いて 農 業 委 員会 の 委 員又 は推 進 委 員の 定 数を 変 更 し よ うと す る場 合 に は 、 存 続 市町 村 は 、あら か じ め 、関係 市町 村の同 意を 得 なければならない。 9 第 四 項 の 規 定 に よ り 存 続 農 業 委 員 会 の 委 員を 任 命 し よ う とす る場合 には 、存 続市町村の長は、あら かじめ、関係市 町村の長の同意を得なければならない。 前 二 項 の 同 意 に つ いて は 、 関 係 市 町 村 の 議 会 の 議 決 を 経 なければならない。 (市町村の境界変更の場合の措置) 市町村の境界変更をしようとする場合においては 関係 市町 村( 当該 境界変更 により その区域の 一部が他 の市 町 村 の 区 域 の 一 部 と な る 市 町 村 ( 以 下こ の 条 に お いて 「 縮 小市町村」という。)及び他の市町村の区域の一部がその区 (以下この条において「拡大市町村 という。)をいう。以下この条において同じ。)は、法第八 条 第 三 項 の 規 定 にか かわ ら ず 、 当該 境 界変 更 の 日 ( 以 下こ の条において「境界変更日」という。 )において、農業委員 会の委員の定数を変更することができる。 2 前 項 の 規 定 に よ り 境 界 変 更 日 に お いて 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数を 変 更 す る 場 合 に は 、 関 係 市 町 村 は 、 当 該 境 界変 更 後 の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 委 員 の 定 数 の 合 計 数 が 当 該 境 界変 更 前 の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数 の 合 計 数 以 下 と な る 範 囲 内で 、 農 業 委 員 会 の 委 員 の 定 数を 定 め る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 法 第 八 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 定 数 の 基 準 は 、 そ れ ぞ れ の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 に つ い て 、 境 界 変 更 日 か ら 任 期 満 了 日 ( 境 界変 更 日 前 か ら 引 き 続き 在 任 す る 当 該 農 業 委 員会 の 委 員 の 任 期 満 了 の 日をいう。以下この条において同じ。 )までの間、第五条の 規 定 にか か わ ら ず 、 前 項の 規 定 に よ る 境 界変 更 日 に お け る 、変更後の当該農業委員会の委員の定数であることとする。 3 第 一 項 の 規 定 に よ り 境 界 変 更 日 に お いて 拡 大 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 委 員 の 定 数 が 増加 され た 場 合 に は 、 境 界変 更 日 か 」 ら 任 期 満 了 日 まで の 間 に 任 命 さ れ た 拡 大 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 委員 の 任 期は 、 法 第 十 条 第 一 項 本 文の規 定 にかかわ - 26 - 10 第五章 罰則 町村の農業委員会は らず、当該委員の任命の日から任期満了日までとする。 4 第 一 項 の 規 定 に よ り 境 界 変 更 日 に お いて 拡 大 市 町 村 の 農 業 委員会の 委 員の 定数が増加された場合には、拡大市町村 の 長 は 、 境 界 変 更 日 か ら 任 期 満 了 日 まで の 間 、縮 小 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 委 員 で あ つた 者 を 、 法 第 九 条 の 規 定 に よら な いで 、 拡 大 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 委 員 と して 任 命 す るこ とができる。 5 市 町 村 の 境 界 変 更 を し よ う と す る 場 合 に お いて は 、 関 係 市 町 村 は 、 法 第 十 八 条 第 三 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、 境 界変 更 日 に お い て 、 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 の 定 数 を 変 更 す るこ とができる。 6 前 項 の 規 定 に よ り 境 界 変 更 日 に お いて 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 の 定 数を 変 更 す る場 合 に は 、 関 係 市 町 村 は 、 当 該 境 界 変 更 後 の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 推 進 委 員 の 定 数 の 合 計 数 が 当 該 境 界変 更 前 の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員会 の 推 進 委 員 の 定 数 の 合 計 数 以 下 と な る 範 囲 内で 、 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員 の 定 数 を 定 め る こ と がで き る 。 こ の 場 合 に お いて は 、 法 第 十 八 条 第 二 項 の 政 令で 定 め る 定 数 の 基 準 は 、 そ れ ぞ れ の 関 係 市 町 村 の 農 業 委 員 会 に つ いて 、 境 界 変 更 日 か ら 任 期 満 了 日まで の 間 、第 八条の規定にかかわ らず 、前項の規定に よ る 境 界 変 更 日 に お け る 変 更 後の 当 該 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員の定数であることとする。 7 第 五 項 の 規 定 に よ り 境 界 変 更 日 に お いて 拡 大 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員の 定 数が 増加 され た 場合 には 、拡 大市 、境界変更日から任期満了日までの間 縮 小 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 推 進 委 員で あ つ た 者 を 、 法 第 十 九 条 の 規 定 に よ ら な いで 、 拡 大 市 町 村 の 農 業 委 員 会 の 推 進 委員として委嘱することができる。 8 第 一 項又 は 第 五 項 の 規 定 に よ り 境 界変 更 日 に お い て 農 業 委 員 会 の 委 員 又 は 推 進 委 員 の 定 数を 変 更 し よ う と す る場 合 には 、 関係 市町 村は 、あらかじめ、他の関係 市町村の同 意 を 得 な け れ ば な ら な い 。 こ の 場 合 に お いて 、 当 該 同 意 に つ いて は 、 当該 他の 関係市町村 の議会の議決を経 なければ な らない。 (農林水産省令への委任) (権限の 委任) 第 十 三 条 こ の 政 令 に 定 め る も の の ほ か 、 法 及 び こ の 政 令 第二十三条 第二条第三号の規定 による農林水産大臣の権限 の施 行に関し必要 な事項は、農林水産 省令で 定める。 は、地方農政局長に委任する。 、 - 27 - ( 法第 五 十 六条 の 政 令で 定 め る 業 務 ) 第 五 十 六 条 都 道 府 県 機 構 の 役 員 又 は 職 員 が 、 第 四 十 三 条 第 第 十 四 条 法 第 五 十 六 条 の 政 令で 定 め る 業 務 は 、 次 に 掲 げ る 一項第七号に掲げる業務(政令で定めるものに限る。)に係 業務とする。 る 職 務 に 関 し 、 賄 賂 を 収 受 し 、又 は その要 求 若 し く は 約 束 一 次の イか らチ まで に掲 げる法令の規定により 都道府県 をしたときは、二年以下の懲役に処する。 機構が行う業務 イ 土地改良法( 昭和二十四年 法律第百 九十五号)第九 十 七 条 第 六 項 及 び 第 九 十 八 条 第 九 項( こ れ ら の 規 定を 同法第百十一条において準用する場合を含む。 )並びに 第 九 十 九条 第 十 項( 同 法 第 百 条 第 二 項及 び 第 百 条 の 二 第 二 項 (こ れ ら の 規 定 を 同 法第 百 十 一条 に お いて 準用 する場合を含む。)並びに第百十一条、農業振興地域の 整 備 に 関 す る 法律 ( 昭和 四 十 四 年 法律 第 五 十 八 号 )第 十三 条の 五 、農 住組合 法( 昭 和五十 五年 法律 第八十六 号 )第 十 一 条 、 集 落 地 域整 備 法 ( 昭 和 六 十 二 年 法律 第 六 十三 号 )第 十二 条並 び に 市 民 農 園 整 備促 進 法 ( 平 成 二 年 法 律 第 四 十 四 号 ) 第 六 条 に お いて 準 用 す る 場 合 を 含む ロ 農 地 法 第 四 条 第 四 項 及 び 第 五 項(こ れ ら の 規 定を 同 。 ) 条 第 十 項( 同 法第 五条 第 五 項 に おいて 読 み 替え て 準 用 する場合を含む。 )及び同法第五条第三項において読み 替えて準用する場合を含む 。)、第十八条第三項並びに 第 三 十 九 条 第 四 項 ( 同 法 第 四 十 三 条 第 二 項 に お いて 準 用する場合を含む ハ 土地 区 画 整 理 法 ( 昭和 二 十 九 年 法律 第百 十 九号 )第 。 ) 百 三 十 六 条 第 二 項 及 び 第 三 項 (こ れ ら の 規 定 を 大 都 市 地 域 に おけ る 住 宅及 び 住 宅 地 の 供 給 の 促 進 に 関 す る特 別 措置 法( 昭 和 五 十 年 法律 第 六 十 七 号 ) 第 百 一 条 、東 日 本大 震 災 復 興 特 別区 域 法 ( 平 成 二 十 三 年 法律 第百二 十 二 号 ) 第 五 十 七 条 第 八 項及 び 大 規 模 災 害 か ら の 復 興 に 関 す る 法 律 ( 平 成 二 十 五 年 法律 第 五 十 五号 ) 第 二 十 一条第八項において準用する場合を含む ニ 農業 振興地域の整 備に 関す る法律第十 五条の二第六 。 ) 項 及 び 第 七 項 ( こ れ ら の 規 定 を 同 条 第 九 項 に お いて 準 用する場合を含む ホ 農 業経 営 基 盤強 化促 進 法( 昭 和 五十 五 年 法律 第 六 十 。 ) 五号)第五条 第六項 ヘ 特定農山村地 域に おける農林業等の活性化のための 基盤 整 備 の 促 進 に 関 す る 法律 ( 平 成 五 年 法律 第七 十二 号)第八条第四項及び第五項 - 28 - 第 五十 七条 第十四条、第二十四条又は第四十七条の規定に ト 農 山 漁 村 の 活 性 化の た め の 定 住等及 び 地 域 間 交 流 の 促 進 に 関 す る 法 律 ( 平 成 十 九 年 法律 第 四 十 八 号 ) 第 七 条第四項及び第五項 チ 農 林 漁業 の 健 全 な 発 展 と 調 和 の とれ た 再 生 可能 エ ネ ル ギ ー電 気 の 発 電 の 促 進 に 関 す る 法律 ( 平 成 二 十 五 年 法 律 第 八十 一号 )第 七 条 第 十 二 項及 び 第 十三 項(こ れ ら の 規 定を 同 法 第 八条 第四 項に おいて 準 用 す る場合を 含む 二 次の イ 及 び ロ に 掲 げ る 協 議 に お いて 都 道 府 県 機 構 が 行 。 ) う業務 イ 東 日 本 大震 災 復 興 特 別 区 域 法 第 四 十 九 条 第 四 項 第 五 号に掲げる事項に係る同条第七項及び第八項の協議 ロ 大規 模災 害か ら の 復 興に 関す る法律第十三条第四 項 第 五 号 に 掲 げ る 事 項 に係 る同 条 第 七 項及 び 第 八 項の 協 議 三 次 の イ か ら ト まで に 掲 げ る 命 令で 都 道 府 県 機 構 が 定 め られ て い る場 合 に おけ る 当該 イか ら トまで に定める協議 において都道府県機構が行う業務 イ 地 域再 生法(平 成十 七 年法律第二十四号 )第十七条 の 七第 二 項 の 農 林 水産 省令 ・ 国 土交 通 省令 同 条 第 一 項の協議 ロ 地 域 再 生 法 第 十 七 条 の 十 五第 二 項の 農 林 水産 省 令 同条第一項の協議 ハ 東 日 本 大震 災 復 興 特 別 区 域 法 第 二 十 四 条 第 二 項第 一 号 の 農 林 水産 省 令 同 条 第 一 項第 一号 に該 当す る同 項 の計画に係る同項の協議 ニ 東 日 本 大震 災 復 興 特 別区 域 法第四十七条第 四 項第十 五 号 の 農 林 水産 省 令 同 法 第四 十 九 条 第 四 項 第 四号 に 掲げる事項に係る同条第七項の協議 ホ 東日 本大震災 復興特 別区 域法第四十九条第八項第五 号の 農 林水産省令 同条 第四 項第四号に掲げる事項に 係る同条第八項の協議 ヘ 大 規 模 災 害か ら の 復興 に 関 す る 法律 第 十 一条 第四 項 第十 五号 の農 林水産省 令 同 法第 十三 条第 四 項 第四号 に掲げる事項に係る同条第七項の協議 ト 大 規 模 災 害 か ら の 復 興 に 関 す る 法律 第 十 三 条 第 八 項 第 五号 の 農 林 水産 省 令 同 条 第 四 項 第 四号 に 掲 げ る 事 項に係る同条第八項の協議 - 29 - 違 反 して 秘 密 を 漏 ら し た 者 は 、 一 年 以 下 の 懲 役 又 は 五 十 万 円以下の罰金に処する。 第 五 十 八条 次の 各 号 の いずれ か に該 当す るとき は 、 その 違 反 行 為 を した 機 構の 役 員又 は 職 員 は 、三 十 万 円 以 下 の 罰 金 に処する。 一 第 四 十 六 条 第 一 項 の 許 可 を 受 け な いで 、 農 業 委 員 会 ネ ットワーク業務の全部を廃止したとき。 二 第 四 十 八 条 第 一 項の 規 定 に よ る 報 告 を せ ず 、 若 しく は 虚偽 の 報 告 を し 、又 は同 項の 規 定による検査を 拒 み、妨 げ、若しくは忌避したとき。 第 五 十 九 条 第 五十二 条 第三 項の 規 定 に 違反 して 、情 報を 同 項 に 定 め る 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 利 用 し 、 又 は 提 供 した 者は、三十万円以下の過料に処する。 ○農業協同組合法等の一部を改正する等の法律(平成二十七年法律第六十三号) 附 則 (施行期日) 第一条 この法律は、平成二十八年四月一日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。 一 附則第二十八条、第二十九条第一項及び第三項、第三十条から第四十条まで、第四十七条(都道府県農業会議及び全国農業会議所の役員に係る部分に限る。) 、第五十条、第百九条並びに第 百十五条の規定 公布の日(以下「公布日」という 二・三 (略) 。) 第十三条 (略) 2 前項の決議をする場合には、旧農協法第七十三条の四十三第二項の規定の例によらなければならない。 3~7 (略) 8 組織変更については、新農協法第四十九条並びに第五十条第一項及び第二項の規定を準用する。この場合において、新農協法第四十九条第二項第一号中「出資一口の金額の減少の内容」とあ る の は 「 農 業 協同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 等 の 法 律 ( 平 成 二 十 七 年 法 律 第 号。次項において「改正法」という。)附則第十三条第一項に規定する組織変更をする旨」と、同項第二号中 「計算書類」とあるのは「財産目録」と、同条第三項中「第九十七条の四第二項」とあるのは「改正法附則第十条の規定によりなおその効力を有するものとされた改正法第一条の規定による改 正前の農業協同組合法第九十二条第二項」と読み替えるものとする。 附則第十二条から前条までに定めるもののほか、組織変更に関し必要な事項は、政令で定める。 第十六条 存続都道府県中央会が組織変更をしたときは、政令で定めるところにより、登記をしなければならない。 2 前項の規定により登記を必要とする事項は、登記の後でなければ、これをもって第三者に対抗することができない。 第十七条 (農業委員会に関する経過措置) - 30 - 第 二 十 八 条 公 布 日 以 後 は 、 第 二 条 の 規 定 に よ る 改 正 前 の 農 業 委 員会 等 に 関 す る 法 律 ( 以 下 「 旧 農 業 委 員 会 法 」 と い う 。 )の規定にかかわらず、農業委員会の委員の選挙は、行わない。ただし、 この法律の公布の際既にその期日が告示されているものについては、この限りでない。 2 公布日以後は、旧農業委員会法の規定にかかわらず、農業委員会委員選挙人名簿は、調製しない。 3 この法律の公布の際現に調製されている農業委員会委員選挙人名簿についての旧農業委員会法第十条第六項の規定の適用については、同項中「次年の三月三十日まで」とあるのは、 「 委 員の 任期満了の日まで」とする。 第二十九条 この法律の公布の際現に在任する農業委員会(この法律の公布の際既にその期日が告示されている委員の一般選挙を行う農業委員会を除く。)の委員であってその任期が平成二十八 年三月三十一日前に満了するものの任期は、同日まで延長されるものとする。 2 この法律の施行の際現に在任する農業委員会の委員は、その任期満了の日(選挙による委員の全員が全てなくなったときは、そのなくなった日)までの間に限り、なお従前の例により在任す るものとする。この場合において、旧農業委員会法第八条第一項第三号中「農業生産法人」とあるのは、 「農地所 有適格法 人」とする。 3 公布日から施行日の前日までの間に、農業委員会の選挙による委員の全員が天災その他の事由によりその職務を行うことができなくなった場合における当該農業委員会の事務の実施について は、同日までの間、当該農業委員会が置かれている市町村を、旧農業委員会法第三条第一項ただし書又は第五項の規定により農業委員会が置かれていない市町村とみなす。 第三十条 第二条の規定による改正後の農業委員会等に関する法律(以下「新農業委員会法」という。)第八条及び第九条の規定による農業委員会の委員の任命のために必要な行為は、施行日前 においても行うことができる。 (農業委員会ネットワーク機構の指定に関する準備行為) 第三十一条 新農業委員会法第四十二条第一項の規定による指定(以下この条において「指定」という。 )を受けようとする者は、この法律の施行前においても、農林水産省令で定めるところに より、指定の申請をすることができる。 2 農林水産大臣又は都道府県知事は、前項の申請があった場合には、この法律の施行前においても、新農業委員会法第四十二条の規定の例により、指定をすることができる。この場合において 、 当該指定は、施行日にその効力を生ずる。 3 都道府県農業会議又は全国農業会議所が第一項の申請を行う場合には、当該都道府県農業会議及び全国農業会議所を一般社団法人とみなして、新農業委員会法第四十二条第一項の規定を適用 する。 (都道府県農業会議の一般社団法人への組織変更) 第三十二条 都道府県農業会議は、その組織を変更し、一般社団法人になることができる。 第三十三条 都道府県農業会議は、前条の規定による組織変更(以下この条から附則第三十五条までにおいて「組織変更」という。 ) を す る に は 、 組 織 変 更 計 画を 作 成 し て 、 総 会 の 決 議 に よ り 、 その承認を受けなければならない。 2 組織変更計画には、次に掲げる事項を定めなければならない。 一 組織変更後の一般社団法人の一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第十一条第一項第一号から第三号まで及び第五号から第七号までに掲げる事項 二 前号に掲げるもののほか、組織変更後の一般社団法人の定款で定める事項 三 組織変更後の一般社団法人の理事の氏名 四 次のイ又はロに掲げる場合の区分に応じ、当該イ又はロに定める事項 イ 組織変更後の一般社団法人が監事設置一般社団法人である場合 当該一般社団法人の監事の氏名 ロ 組織変更後の一般社団法人が会計監査人設置一般社団法人である場合 当該一般社団法人の会計監査人の氏名又は名称 五 組織変更後の一般社団法人の社員の氏名又は名称及び住所 六 その他農林水産省令で定める事項 3 第一項の総会の招集の通知は、その総会の日の二週間前までに、総会に付議すべき事項及び組織変更計画の要領を示し、農林水産省令で定める方法に従ってしなければならない。 第三十四条 組織変更をする都道府県農業会議は、施行日に、一般社団法人となる。 2 組織変更をする都道府県農業会議は、施行日に、前条第二項第一号及び第二号に掲げる事項についての定めに従い、当該事項に係る会則の変更をしたものとみなす。この場合においては、当 該会則を組織変更後の一般社団法人の定款とみなす。 3 組織変更をする都道府県農業会議の会議員及び賛助員は、施行日に、前条第二項第五号に掲げる事項についての定めに従い、組織変更後の一般社団法人の社員となる。 第三十五条 組織変更については、附則第十三条第二項及び第八項、第十六条並びに第十七条の規定を準用する。この場合において、附則第十三条第二項中「前項」とあるのは「附則第三十三条 第一項」と、「旧農協法第七十三条の四十三第二項」とあるのは「第二条の規定による改正前の農業委員会等に関する法律第五十一条第二項」と、同条第八項中「第四十九条並びに」とあるの - 31 - は「第四十九条第一項及び第二項(第二号を除く。)並びに」と、 「 内 容 」 と あ る の は 」 と あ る の は 「 内 容」 と あ る の は 、 」と、 「。次項において「改正法」という。)附則第十三条第一項」とあ るのは「)附則第三十三条第一項」と、「組織変更をする旨」と、同項第二号中「計算書類」とあるのは「財産目録」と、同条第三項中「第九十七条の四第二項」とあるのは「改正法附則第十 条の規定によりなおその効力を有するものとされた改正法第一条の規定による改正前の農業協同組合法第九十二条第二項」とあるのは「組織変更をする旨」と、附則第十七条中「附則第十二条 から前条まで」とあるのは「附則第三十二条から第三十四条まで並びに附則第三十五条において読み替えて準用する附則第十三条第二項及び第八項並びに前条」と読み替えるものとする。 (全国農業会議所の一般社団法人への組織変更) 第三十六条 全国農業会議所は、その組織を変更し、一般社団法人になることができる。 第三十七条 全国農業会議所は、前条の規定による組織変更(以下この条から附則第三十九条までにおいて「組織変更」という。)をするには、組織変更計画を作成して、総会の決議により、そ の承認を受けなければならない。 2 組織変更計画には、次に掲げる事項を定めなければならない。 一 組織変更後の一般社団法人の一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第十一条第一項第一号から第三号まで及び第五号から第七号までに掲げる事項 二 前号に掲げるもののほか、組織変更後の一般社団法人の定款で定める事項 三 組織変更後の一般社団法人の理事の氏名 四 次のイ又はロに掲げる場合の区分に応じ、当該イ又はロに定める事項 イ 組織変更後の一般社団法人が監事設置一般社団法人である場合 当該一般社団法人の監事の氏名 ロ 組織変更後の一般社団法人が会計監査人設置一般社団法人である場合 当該一般社団法人の会計監査人の氏名又は名称 五 組織変更後の一般社団法人の社員の氏名又は名称及び住所 六 その他農林水産省令で定める事項 3 第一項の総会の招集の通知は、その総会の日の二週間前までに、総会に付議すべき事項及び組織変更計画の要領を示し、農林水産省令で定める方法に従ってしなければならない。 第三十八条 組織変更をする全国農業会議所は、施行日に、一般社団法人となる。 2 組織変更をする全国農業会議所は、施行日に、前条第二項第一号及び第二号に掲げる事項についての定めに従い、当該事項に係る定款の変更をしたものとみなす。 3 組織変更をする全国農業会議所の会員は、施行日に、前条第二項第五号に掲げる事項についての定めに従い、組織変更後の一般社団法人の社員となる。 第三十九条 組織変更については、附則第十三条第二項及び第八項、第十六条並びに第十七条の規定を準用する。この場合において、附則第十三条第二項中「前項」とあるのは「附則第三十七条 第一項」と、「旧農協法第七十三条の四十三第二項」とあるのは「第二条の規定による改正前の農業委員会等に関する法律第七十六条」と、同条第八項中「第四十九条並びに」とあるのは「第 四十九条第一項及び第二項(第二号を除く。)並びに」と、「内容」とあるのは」とあるのは「内容」とあるのは、 」と、「。次項において「改正法」という。)附則第十三条第一項」とあるのは 「)附則第三十七条第一項」と、「組織変更をする旨」と、同項第二号中「計算書類」とあるのは「財産目録」と、同条第三項中「第九十七条の四第二項」とあるのは「改正法附則第十条の規 定によりなおその効力を有するものとされた改正法第一条の規定による改正前の農業協同組合法第九十二条第二項」とあるのは「組織変更をする旨」と、附則第十七条中「附則第十二条から前 条まで」とあるのは「附則第三十六条から第三十八条まで並びに附則第三十九条において読み替えて準用する附則第十三条第二項及び第八項並びに前条」と読み替えるものとする。 (都道府県農業会議及び全国農業会議所の解散) 第四十条 都道府県農業会議及び全国農業会議所は、次に掲げる場合には、施行日の前日に解散する。 一 施行日の前日までの間に附則第三十一条第二項の規定による指定(次号において「指定」という。 )を受けなかった場合 二 指定を受けた後に附則第三十二条又は第三十六条の規定による組織変更を中止した場合 2 前項の規定により解散した都道府県農業会議及び全国農業会議所の清算については、旧農業委員会法第八十三条第一項第一号に掲げる事由により解散した全国農業会議所の清算の例による。 (農地法の一部改正に伴う経過措置) 第四十一条 この法律の施行の際現にされている第三条の規定による改正前の農地法(以下この条及び次条において「旧農地法」という。)第四条第一項又は第五条第一項の許可の申請は、第三 条の規定による改正後の農地法(以下「新農地法」という。)第四条第一項又は第五条第一項の許可の申請とみなす。 2 前項の場合において、旧農地法第四条第三項(旧農地法第五条第三項において準用する場合を含む。 )の規定により都道府県農業会議が意見を述べていない場合であって、前項の申請が、同 一の事業の目的に供するため三十アールを超える農地(耕作の目的に供される土地をいう。以下同じ。)を農地以外のものにする行為に係るもの又は農地を農地以外のものにするため若しくは 採草放牧地(農地以外の土地で、主として耕作又は養畜の事業のための採草又は家畜の放牧の目的に供されるものをいう。以下この項において同じ )を採草放牧地以外のもの(農地を除く。 にするためこれらの土地について新農地法第三条第一項本文に掲げる権利を取得する行為であって同一の事業の目的に供するため三十アールを超える農地若しくはその農地と併せて採草放牧地 についてこれらの権利を取得するものに係るものであるときは、都道府県知事は、新農業委員会法第四十三条第一項に規定する都道府県機構(以下「都道府県機構」という。)の意見を聴かな - 32 - ければならない。ただし、新農業委員会法第四十二条第一項の規定による都道府県知事の指定がされていない場合は、この限りでない。 3 施行日前に旧農地法第四条第六項又は第五条第五項において準用する旧農地法第四条第三項の規定により都道府県農業会議が述べた意見は、新農地法第四条第九項(新農地法第五条第五項に おいて準用する場合を含む。)の規定により農業委員会が述べた意見とみなす。 第四十二条 施行日前に旧農地法第十八条第三項又は第三十九条第四項の規定により都道府県農業会議が述べた意見は、新農地法第十八条第三項又は第三十九条第四項の規定により都道府県機構 が述べた意見とみなす。 (罰則) 第四十七条 次に掲げる場合には、存続中央会、都道府県農業会議若しくは全国農業会議所の役員又は附則第十三条第一項に規定する組織変更後の農業協同組合連合会若しくは附則第二十二条第 一項、第三十三条第一項若しくは第三十七条第一項に規定する組織変更後の一般社団法人の理事(民事保全法(平成元年法律第九十一号)第五十六条に規定する仮処分命令により選任された理 事の職務を代行する者又は新農協法第四十条第一項若しくは一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第七十五条第二項の規定により選任された一時理事の職務を行うべき者を含む。)は、 百万円以下の過料に処する。 一 附則第十三条第一項、第二項(附則第二十五条、第三十五条及び第三十九条において読み替えて準用する場合を含む。)、第三項(附則第二十五条において読み替えて準用する場合を含む。)、 第四項、第五項若しくは第六項、第二十二条、第三十三条又は第三十七条の規定に違反して附則第十三条第一項、第二十二条第一項、第三十三条第一項又は第三十七条第一項に規定する組織 変更の手続をしたとき。 二 附則第十三条第八項(附則第二十五条、第三十五条及び第三十九条において読み替えて準用する場合を含む。)において読み替えて準用する新農協法第四十九条第二項に定める公告若しく は催告をすることを怠り、又は不正の公告若しくは催告をしたとき。 三 附則第十六条第一項(附則第二十五条、第三十五条及び第三十九条において準用する場合を含む。)の政令で定める登記をすることを怠ったとき。 四 (略) (自主的な取組の促進及び検討) 第五十一条 政府は、この法律に基づく農業協同組合及び農業委員会に関する制度の改革の趣旨及び内容の周知徹底を図るとともに、組合の事業及び組織の在り方についての当該組合の構成員と 役職員との徹底した議論並びに農地等の利用の最適化の推進(新農業委員会法第六条第二項に規定する農地等の利用の最適化の推進をいう。次項において同じ。)についての農業の担い手をは じめとする農業者その他の関係者の間での徹底した議論を促すことにより、これらの関係者の意識の啓発を図り、当該改革の趣旨に沿った自主的な取組を促進するものとする。 2 政府は、この法律の施行後五年を目途として、組合及び農林中央金庫における事業及び組織に関する改革の実施状況(次項において「改革の実施状況」という。) 、農地等の利用の最適化の推 進の状況並びにこの法律による改正後の規定の実施状況を勘案し、農業協同組合及び農業委員会に関する制度について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて、必要な措 置を講ずるものとする。 3 (略) 号) (罰則に関する経過措置) 第百十四条 この法律の施行前にした行為並びにこの附則の規定によりなお従前の例によることとされる場合及びこの附則の規定によりなおその効力を有することとされる場合におけるこの法律 の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。 (政令への委任) 第百十五条 この附則に定めるもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)は、政令で定める。 ○農業委員会等に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成二十七年政令第 附 則 (施 行期日) 1 こ の 政 令 は 、 平 成 二 十 八 年四 月 一 日 か ら 施 行 す る。 た だ し 、 次 項の 規 定 は、公 布 の 日 か ら 施 行 す る。 (農業委員会等に関する法律の 一部改正に伴う経過措置 ) - 33 - 2 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 等 の 法 律 ( 以 下 「 改 正 法 」 と い う 。) 第 二 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 農 業 委 員 会 等 に 関 す る 法 律 ( 以 下 「 新 法 」 と い う 。) 第 十 七 条 か ら 第 十 九 条 ま で の 規 定 に よ る農 業 委 員 会 の 農 地 利 用 最適 化 推 進 委 員 の 委 嘱 のた め に 必 要 な 行 為 は 、 改正 法の 施 行 の 日 前 に おいて も 行 うこ と がで き る。 (農業委員会等に関する法律施行令の一部改正に伴う経過措置) 3 改正法第二条の規定による改正前の農業委員会等に関する法律第十二条の規定により選任された委員(この政令の公布の際現に在任するものに限る。以下「在任選任委員」という。)の数が 七人を超えている農業委員会(以下「超過農業委員会」という。)についての新法第八条第二項の政令で定める定数の基準は、超過農業委員会の委員の定数の設定の状況及び任期満了の時期を 勘案して農林水産省令で定める日までの間、この政令による改正後の農業委員会等に関する法律施行令第五条の規定にかかわらず、同条の表の上欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の下欄に掲 げる数に、在任選任委員の数から七を減じて得た数を加えて得た数以下であることとする。 - 34 - ○農業委員会等に関する法律施行規則の一部を改正する省令(平成二十七年農林水産省令第 号) 附 則 (施 行期日) 第 一条 こ の 省 令 は 、平 成 二 十 八 年四 月 一 日 か ら 施 行 す る。た だ し 、 次条 か ら 附 則第 五 条 まで の 規 定 は 、 公 布 の 日 か ら 施 行 す る 。 (農業委員会ネットワーク機構の指定に関する準 備行為) 第 二 条 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 等 の 法 律 ( 以 下 「 改 正 法 」 と い う 。) 附 則 第 三 十 一 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 ( 改 正 法 第 二 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 農 業 委 員 会 等 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 二 十 六 年 法 律 第 八 十 八 号 。 次 項 第 三 号 に お い て 「 新 農 業 委 員 会 法 」 と い う 。) 第 四 十 二 条 第 一 項 の 規 定 に よ る 指 定 を い う 。 次 項 第 五 号 及 び 次 条 に お い て 同 じ 。) の 申 請 を し よ う と す る 法人 は 、 次 に 掲 げ る 事 項を 記 載 し た 申 請 書 を 農 林水 産 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 に 提 出 し な け れ ば なら な い 。 一 名 称 及 び 住所 並 び に 代 表 者 の 氏 名 二 事務所の所在地 2 前 項 の 申 請 書 に は 、 次 に 掲 げ る 書 類 ( 都 道 府 県 農 業 会 議 又 は 全 国 農 業 会 議 所 に あ って は 、 第 二 号 に 掲 げ る 書 類 を 除 く 。) を 添 付 し な け れ ば な ら な い 。 一 定 款 ( 都 道 府 県 農 業 会 議 又 は 全 国 農 業 会 議 所 に あ って は 、 総 会 の 決 議 に よ り 、 そ の 承 認 を 受 け た 改 正 法 附 則 第 三 十 三 条 第 一 項 又 は 第 三 十 七 条 第 一 項 の 組 織 変 更 計 画 ) 二 登記事項証明書 三 新 農 業 委 員会 法第 四 十 二 条 第 一 項 に 規 定す る 農 業 委 員会 ネ ッ トワ ー ク 業 務 の 実 施 に 関 する 計 画 と して 組織 及 び 運営 に 関 す る 事 項を 記 載した 書 類 四 役 員 の氏 名 及 び 略 歴 を 記 載 した 書 類 五 指 定の 申 請 に 係 る 意 思 の 決定を 証 す る書 類 六 都 道 府県 農 業 会 議 又 は 全 国 農 業 会 議所 に あ って は 、 改 正 法附 則 第 三 十 五 条 又 は 第 三十 九 条 に お いて 読 み 替えて 準 用 す る 改 正 法附 則第 十 三 条 第 八 項 に お いて 読 み 替 えて 準 用 す る 改正 法 第 一 条 の 規 定 に よ る 改 正 後 の 農 業 協 同 組合 法 ( 昭 和 二 十 二 年 法 律 第 百 三 十 二 号 ) 第 四 十 九 条 第 一 項及 び 第 二 項( 第 二 号 を 除 く 。)並 び に 第 五 十 条 第 一 項及 び 第 二 項 の 規 定 に よ る 手 続 が 終 了 し た こ と を 証 す る 書 面 七 その 他参 考 と な る 事 項を 記載 した 書 類 第三 条 改正 法附 則第三十一条第一項の規定 による指定の申請をしようとす る都道府県農業会議又 は全国農業会議所は、前条第二項第一号 に規 定する 組織変 更 計画に 改 正 法附 則第三 十 三 条 第 二 項 第 二 号 又 は 第 三 十 七 条 第 二 項 第 二 号 に 掲 げ る 事 項 と して 次 に 掲 げ る 事 項 を 定 め な け れ ば な ら な い 。 一 改 正 法 附 則 第 三 十 二 条 又 は 第 三 十 六 条 の 規 定 に よ る 組 織 変 更 ( 以 下こ の 条 に お い て 「 組 織 変 更 」 と い う 。) 後 の 一 般 社 団 法 人 が 、 剰 余 金 の 分 配 を 行 わ な い 旨 二 組織 変 更 後の 一 般 社 団 法人 が 解 散 した とき は 、 その 残 余 財 産 が 国 若 し くは 地 方 公 共 団 体 又 は 次 に掲 げ る 法 人 に 帰 属 す る旨 イ 公益社団 法人又は公益財団法人 ロ 公 益 社 団 法 人及 び 公 益 財 団 法 人 の 認 定 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成十 八 年 法 律 第 四 十 九 号 ) 第 五 条 第 十 七 号 イか らト まで に 掲 げ る 法 人 三 組 織 変 更 後 の 一 般 社 団 法 人 の 各 理 事 ( 清 算 人 を 含 む 。 以 下 こ の 号 に お い て 同 じ 。) に つ い て 、 当 該 理 事 及 び 次 に 掲 げ る 者 で あ る 理 事 の 合 計 数 の 理 事 の 総 数 の う ち に 占 め る 割 合 が 、 三 分の 一以 下で な け れ ば なら な い 旨 イ 当該理事の配偶者 ロ 当該理事の三親等以内の親族 ハ 当 該 理 事 と 婚 姻の 届 出を して い な い が 事実 上 婚 姻 関 係 と 同 様 の 事情 に あ る 者 ニ 当該理事の使用人 ホ イから ニ まで に 掲 げ る者 以外 の 者で 当該 理 事か ら 受け る 金 銭 その 他 の 資産 によ って 生計を 維 持 して い るも の ヘ ハ か ら ホまで に 掲 げ る者 と 生計を 一 に す るこ れ ら の 者 の 配偶 者 又 は三 親 等 以 内の親 族 第 四 条 改 正 法 附 則 第 三 十 三 条 第 三 項 の 農 林 水 産 省 令で 定 め る 方 法は 、 当 該 都 道 府 県 農 業 会 議 の 全て の 会 議 員 に 書 面 を 交 付 す る 方 法 と す る。 第五条 改 正 法附 則 第 三十 七 条 第 三 項の 農 林 水産省 令で 定 め る 方 法は 、 全国 農 業 会 議 所 の 全て の会 員 に書 面を 交 付 す る 方法と す る。 (農業委員会等に関する法律施行令の一部改正に伴う経過措置) 第六条 市町村は、農業委員会等に関する法律施行令の一部を改正する政令附則第三項に規定する農業委員会について、同令による改正後の農業委員会等に関する法律施行令(昭和二十六年政 - 35 - 令第七十八号)第五条の表の上欄に掲げる区分に応じそれぞれ同表の下欄に掲げる数を超える委員の定数を定めようとするときは、あらかじめ、農林水産大臣の承認を受けなければならない。 - 36 -