資料2 (ファイル名：005 サイズ：875.89KB)

モデル地区での地域課題の調査（案）
１．モデル地区の選定について
生駒市における住宅地等の特性を踏まえ、特色や課題が異なる①、②、③のエリアから各 1 地区モデ
ル地区を抽出し、課題や住民意向等の把握を進める。
概要
現状
ﾓﾃﾞﾙ
候補
①鉄道沿線のまとまった規模の ②鉄道から距離が離れた
住宅団地
住宅団地
・近鉄けいはんな線・奈良線・ ・1000 戸程度の規模の住宅
生駒線沿線に開発された住宅
団地
団地
・最寄り駅から 1km 以上離
・交通アクセスに優れる
れている。
敷地・住戸面積にゆとりのある 敷地・住戸面積にゆとりの
住宅地が多い。近鉄不動産等に ある住宅地が多い。
より真弓地区等で中古住宅流通 最寄駅から徒歩 15 分以上を
促進の取組が実施されており、 要するエリアが多く、交通
住民の意向把握も一定進む。
アクセスに課題がある。
東松ヶ丘
鹿ノ台西 2・3 丁目
鹿ノ台北 2・3 丁目
主な住宅団地分布図
1
③住宅団地以外の特色ある
観光エリア
・生駒市を代表する観光エ
リア
・主に、店舗や商店街が面
的に広がる
住民に加え観光客も訪問す
るエリアであり、地域魅力
を有する。賑わいがある一
方で、木造の築年数の高い
空き家が点在する。
門前町（市街化区域）
①鉄道沿線のまとまった規模の住宅団地モデル候補地：東松ヶ丘
地区概要
生駒駅の北側、駅から１㎞圏内に位置する住宅地。
戸建て住宅のほか長屋、共同住宅、文化住宅等が混在する。
入り組んだ道や坂道沿道に空き家が点在する。
地域活動が活発。自治会にて空き家が把握されている。
面積
15ha
人口・世帯数
975 世帯・1,383 人 （高齢化率 23.64％） ［H28.9.1 現在］
町会
東松ヶ丘自治会（加入世帯数：522 世帯）
用途地域
第一種低層住居専用地域（50/80）、幹線道路沿道：近隣商業地域（80/200）
位置図
区域図兼用途地域図
1km
500m
現地の様子
空き家の例
2
②鉄道から距離が離れた住宅団地候補地：鹿ノ台西２・３丁目、北２・３丁目
地区概要
鹿ノ台は、昭和 52 年より入居開始された、市内で最も規模が大きいニュータウンであり、
生駒市における典型的な住宅団地。学研奈良登美ヶ丘駅から１～２㎞圏内に位置する。
地域活動が活発であり、地域の活動拠点は鹿ノ台南 2 丁目の自治連合会館。
駅から離れた西２・３丁目、北２・３丁目では高齢化率が高い。
面積
37ha（鹿ノ台全体：121ha）
人口・世帯数
1,091 世帯・2,586 人 （高齢化率 43.5％）
（鹿ノ台全体：3,043 世帯・7,393 人（高齢化率 38.6％）
） ［H28.9.1 現在］
町会
鹿ノ台西２丁目、西３丁目、北２丁目、北３丁目 計４自治会（加入世帯数：933 世帯）
用途地域
第一種低層住居専用地域（40/60）
、一部：第一種中高層住居専用地域（60/200）
位置図
区域図兼用途地域図
鹿ノ台西２・３丁目
鹿ノ台北２・３丁目
鹿ノ台
学研奈良登美ヶ丘駅
200m
現地の様子
空き家の例
3
③住宅団地以外の特色ある観光エリア候補地：門前町（市街化区域）
地区概要
生駒市を代表する観光地、宝山寺の参道に位置する商業地。
（宝山寺年間観光客数 103 万人［H26 年統計］）
旅館や飲食店等の店舗が並ぶ。空き店舗や空き家が複数見受けられる。
宝山寺参道付近の商業者・住民等で構成される「生駒聖天さんどう会」が、参道各所の
清掃・整備、街並みをいかしたイベント等に取り組んでいる。
面積
約 12ha（市街化調整区域含む門前町全体：103ha）
人口・世帯数
456 世帯・835 人 （高齢化率 36.53％）
（市街化調整区域含む） ［H28.9.1 現在］
町会
門前町自治会（加入世帯数：385 世帯）
用途地域
宝山寺周辺及び参道：近隣商業地域（80/400） その他：第一種住居地域（60/200）
位置図
区域図兼用途地域図
門前町
市街化区域
宝山寺
200m
現地の様子
空き家の例
4
２．調査方法・内容について
課題・意向把握を、以下の２段階で実施する。

STEP1（面的な意向・課題把握）：モデル地区を対象に、基本自治会単位で空き家の現状や利
活用に対する意向等のアンケート調査を行い、課題抽出の基礎資料とする。

STEP 2（意向・課題の深堀）：STEP1 のアンケート結果からテーマを絞り、自治会等キーパーソ
ンを対象に詳細ヒアリングを行う。
STEP1（面的な意向・課題把握）住民等向けアンケート調査
生駒市を通じて、自治会、商業組織等へ協力を要請し、住民等向けのアンケート調査を実施する。
実施時期
配布：平成 28 年 10 月上旬
回収：平成 28 年 10 月下旬
対象者
３地区の住民、商業者等
調査方法
・基本、市から自治会等へ配布依頼。郵送回収したものを集計する。
・自記式。
調査項目
別紙のとおり
目標回収率
１～２割程度
STEP 2（意向・課題の深堀）詳細ヒアリング
住民等向けのアンケート調査を踏まえ、各エリアのキーパーソンに対して、ヒアリング調査を行
う。対象者については、市からの推薦を受け選定する。
実施時期
平成 28 年 11 月上～下旬
対象者
３地区のキーパーソン 3～5 名程度(1～2 名/地区程度)
ヒアリング
・地域の現状・課題、取り組み等
内容案
・空き家の現状、利活用についての考え
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