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追加緩和や政策期待からPKO的な相場展開か 1Q高進捗の高ROE銘柄

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追加緩和や政策期待からPKO的な相場展開か 1Q高進捗の高ROE銘柄
Weekly Market Research Report
2015年10月19日号
今週の
POINT
国内株式市場
追加緩和や政策期待からPKO的な相場展開か
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
サイゼリヤ【 東証1部 7581 】ほか
テーマ別分析
親子上場解消に向けて買われる銘柄群
話題のレポート
中小型株に対し銘柄選択能力のある20指標を抽出(みずほ証券)
スクリーニング分析
2Q決算シーズン到来で1Q進捗率が高かった銘柄を確認
1Q高進捗の高ROE銘柄に期待高まるか
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
アイティメディア〈2148〉東証マザーズ
9
テンプホールディングス〈2181〉東証 1 部
10
イグニス〈3689〉東証マザーズ
11
住友精化〈4008〉東証 1 部
12
オークマ〈6103〉東証 1 部
13
エイアンドティー〈6722〉JASDAQ
14
サイゼリヤ〈7581〉東証 1 部
15
三菱倉庫〈9301〉東証 1 部
16
日本電産〈6594〉東証 1 部
17
旭化成〈3407〉東証 1 部
17
光世証券〈8617〉東証 1 部
18
MS&AD ホールディング〈8725〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
追加緩和や政策期待から PKO 的な相場展開か
■一時節目の 18000 円、心理的な支持帯の 25 日線割り込む
では追加緩和期待が根強い。さらに、来月には郵政上場を控え
ており、上場を失敗させないためにも PKO 的な相場になりやす
先週の日経平均は下落。
中国経済の鈍化懸念や商品相場の下
いか。
落、米国株安などの影響から下落して始まると、14 日には節
目の 18000 円、心理的な支持線として意識されていた 25 日線
■さくらリポート、訪日外国人客数に関心
をあっさり割り込む局面をみせた。ただし、週後半に向けては
リバウンドをみせており、
直近のもち合いレンジの上限水準を
経済指標では 19 日に日銀が全国支店長会議を開き、10 月の
回復している。週前半は原油相場など商品市況の下落が懸念さ
地域経済報告(さくらリポート)を公表する。20 日には 9 月
れた。中国のほかロシアやサウジアラビアなどの原油輸出国が
の鉄鋼生産、百貨店売上高、コンビニエンスストア売上高。21
資産の取り崩しを余儀なくされているとの見方が広がった。ま
日には 9 月の貿易収支、全国スーパー売上高のほか、訪日外国
た、インデックスに絡んだ売買が中心となるなか、郵政上場に
人客数が発表される。さくらリポートでより緩和期待が膨らむ
向けた資金手当ての動きとの見方もされていた。
かが注目されるほか、訪日外国人客数では利益確定に傾いてい
一方で、日銀は 10 月 30 日に展望リポートをまとめるが、そ
るインバウンド関連への見直し材料になるかが注目されよう。
の際に物価シナリオを下向きに修正することを議論すると報
その他、海外では 19 日に中国の 7-9 月 GDP(国内総生産)
、
じられると、追加金融緩和への期待感が高まった。さらに政府
小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資が発表される。中国経
の「一億総活躍」への政策期待が高まり、週末にかけては海外
済の減速懸念が根強い中で政策期待も高まりやすく、市場の関
勢とみられる買戻しの流れが強まった。
心が集まるだろう。米国では 19 日に 10 月の NAHB 住宅市場指
数、20 日に 9 月の住宅着工・建設許可件数、21 日に MBA 住宅
■米決算が本格化、国内は業績修正が飛び出しやすい
ローン申請件数、22 日に 9 月の米中古住宅販売件数が発表さ
れる。
今週は米国企業の決算発表がピークを迎えるほか、国内では
本格化してくる決算を前に業績修正が飛び出しやすい。中国経
■モルガン決算、国内は日本電産、安川電機など
済の減速等から下方修正が警戒され、先回り的な動きというよ
りは、決算を見極めたいとする模様眺めムードにつながりやす
米国では 19 日にモルガン・スタンレーや IBM、20 日にユナ
い。とはいえ、足元の調整でポジションが大きくロングに傾い
イテッド・テクノロジーズ(UT)
、ベライゾン・コミュニケー
ているとは考えづらく、決算がアク抜けにつながる可能性もあ
ションズ、ヤフー、21 日にボーイング、コカ・コーラ、ゼネ
る。
ラル・モーターズ、テキサス・インスツルメンツ、アメリカン・
また、先週は子会社によるデータ偽装問題の影響から売り込
エキスプレス、イーベイ、サンディスク、22 日にダウ・ケミ
まれていた旭化成<3407>、三たび偽装が発覚した東洋ゴム
カル、キャタピラー、3M、マクドナルド、マイクロソフト、AT&T、
<5105>なども、急落後は切り返しをみせていた。週末に業績予
アマゾン・ドット・コムなど主力企業の決算発表が続く。国内
想の下方修正を発表し、その後売り込まれたツガミ<6101>も切
では 20 日に安川電機<6506>、21 日に日本電産<6594>、23 日に
り返すなど、需給面では売り込みづらい状況であろう。月末ま
花王<4452>などが予定されている。
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
決算シーズン控え指数はもみ合い続く、日本郵政の BB は 23 日まで
■4-6月期までの業績推移にも再注目
マザーズ指数
今週の新興市場は、全体としてはこう着感の強い展開とな
ることが想定される。決算発表の本格化を前に企業の業績動
向を見極めたいとのムードもあり、日経平均は現在のもち合
いレンジからの上放れを期待しにくい。こうした相場全体の
地合いに連れ、新興市場では循環物色の流れが続くものの、
指数は現行水準でのもみ合いとなりそうだ。
今週は、22日にモバイルファクトリー<3912>、エイアンド
ティー<6722>、ムラキ<7477>、23日に太洋工業<6663>などが
決算発表を予定している。なお、モバイルファクトリーは16
日に業績観測が報じられ、ストップ高まで上昇した。また、
前述のとおり7-9月期決算発表シーズンが控えるなか、4-6月
期までの業績推移に再度関心が向かう局面も想定される。21
日に発表される9月訪日外国人客数や、米主要企業の決算な
どにも注目したい。
モバイルファクトリー<3912>
■今週はグリーンペプタイド、GMOメディアが新規上場
IPO関連では、22日にグリーンペプタイド<4594>、23日に
GMOメディア<6180>がいずれもマザーズへ新規上場する。GMO
メディアはGMOグループのネットメディア関連銘柄として堅
調な初値形成が期待される。なお、先週16日までかんぽ生命
保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>のブックビルディング(BB)
が行われた。日本郵政<6178>は23日までとなる。また、先週
はあんしん保証<7183>(11/19、マザーズ)
、ロゼッタ<6182>
(11/19、マザーズ)
、ベルシステム24HD<6183>(11/20、東
証1部または2部)の新規上場が発表された。
円
エイアンドティー<6722>
円
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今週の市場見通し
米国株式市場
引き続き多数の 7-9 月期決算が控える
の発表が予定されており、週明けの相場に影響を与える可能
■先週の動き
性が高い。
週初は、コロンバスデーの祝日で主要経済指標などの発表
今週も引き続き多数の主要企業の7-9 月期決算が控えてい
も無く、閑散取引となった。本格化する 7-9 月期決算内容を
る。ハイテクでは IT サービスの IBM(19 日)やポータルサ
見極めたいとの思惑から緩やかに上昇に転じたものの、軟調
イトのヤフー(20 日)
、半導体のテキサス・インスツルメン
な原油相場や欧州株が嫌気され、上値の重い展開となった。
ツ(21 日)
、ソフトウェアのマイクロソフト(22 日)
、検索
週半ばに入り、軟調な中国の経済指標を受け、アジア・欧州
大手のアルファベット(22 日)などの決算発表が予定されて
株がほぼ全面安となったほか、9 月の小売売上高や生産者物
いる。ヤフーは保有する中国電子商取引のアリババ・グルー
価指数(PPI)が予想を下振れ、景気の減速懸念が拡大した。
プ株の無税でのスピンオフ(分離・独立)について IRS(米
地区連銀経済報告(ベージュブック)で、ドル高による製造
内国歳入庁)が難色を示したことから、株価が年初来で最大
業圧迫から 8-10 月の米国経済が緩慢な成長になったとの認
45%下落していたが、先月末に IRS の事前承認を得ずにスピ
識が示されると下げ幅を広げた。しかしながら、週間新規失
ンオフの手続きを進める方針を発表したことをきっかけに
業保険申請件数が 40 年ぶりの低水準となったことや景気減
反発に転じた。4-6 月期は赤字決算となったものの、広告事
速への警戒感が強い中国で追加緩和策への期待から世界の
業は堅調で割安感が強い。
主要株価が全面高となったことを受けて、週末にかけて大幅
に上昇する展開となった。結局、週を通じて主要株価は上昇。
ハイテク以外のダウ構成銘柄では、航空機エンジンなど複
合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(20 日)
、通信のベ
ライゾン(20 日)
、飲料品のコカ・コーラ(21 日)
、航空機
のボーイング(21 日)
、ファストフードのマクドナルド(22
■今週の見通し
日)
、化学製品のスリーエム(22 日)
、家庭用品のプロクター
先週発表されたベージュブックで、ドル高の影響による米
&ギャンブル(23 日)などの決算発表が予定されている。
国経済の成長鈍化が示されたことから年内の利上げが難し
経済指標では 10 月 NAHB 住宅市場指数(19 日)
、9 月住宅
いと見る向きが優勢となっているが、FRB(米連邦準備制度
着工・建設許可件数(20 日)
、9 月中古住宅販売件数(22 日)
、
理事会)高官からは引き続き年内利上げを支持する発言も多
9 月景気先行指数(22 日)などの発表が予定されている。9
く、市場との乖離が見られる。今後は国内外の経済情勢を受
月 NAHB 住宅市場指数は、中国や世界景気の減速にも関わら
け、利上げ時期を占う展開となるだろう。19 日には中国の 9
ず好調を維持しており、利上げ観測も後退していることから
月小売売上高、9 月鉱工業生産、7-9 月期 GDP(国内総生産)
10 月も堅調に推移するだろう。
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円はもみあいか。19 日に中国の 7-9 月期国内
総生産(GDP)が発表される。中国経済の成長鈍化は織り込み
済みだが、予想を下回った場合はアジア、欧米の株安を招く可
能性があるため、リスク回避のドル売りが強まる見込み。
また、米企業業績(7-9 月期)に対する市場の関心も高いよ
うだ。金融セクターは比較的好業績を示しているが、足元では
消費の弱さが意識されており、市場関係者は小売などの消費関
連のセクターを注目している。大手企業の業績が市場予想を下
回った場合、早期利上げの思惑は後退し、ドル売りがやや強ま
る可能性がある。業績が総じて好調ならば、早期利上げへの思
惑が再び広がり、ドルに対する支援材料となりそうだ。
債券市場
118.50
121.00
円
【住宅関連指標】(20 日、22 日)
9 月住宅着工件数(20 日)は年率換算で前回 112.6 万件から
114.2 万件への増加、前月比では、-3.0%から+1.4%への改善
が予想される。また、中古住宅販売件数(22 日)は年率換算
で前回 531 万件から 536 万件の増加、前月比では-4.8%から
+0.9%と大幅改善となる見通し。予想通りならば、ドル買い材
料となりそうだ。
長期国債利回り予想レンジ
■今週の見通し
今週の債券相場は 148 円台前半でもみあう展開か。中国の
7-9 月期国内総生産(GDP)や 20 年国債入札の結果を見極める
展開となりそうだ。日本銀行が 10 月末に追加緩和を決定する
~
なお、経済指標では米住宅関連指標の発表も予定されてい
る。直近の住宅市況がまずまず順調であれば、ドル相場の下支
え要因となりそうだ。
債券先物予想レンジ
■先週の動き
債券相場は下げ渋る展開となった。米国の年内利上げ観測が
後退し、為替相場が円高方向に振れたことが要因。国内投資家
の間では長期債などの需要が確認された。ただし、日本銀行に
よる 10 月の追加金融緩和期待はやや低下しており、債券先物
は 15 日の取引で一時 148 円 50 銭まで買われたが、16 日の取
引では日経平均株価の続伸を意識して伸び悩み、148 円 33 銭
でこの週の取引を終えた。
円
147.90
円
~
148.50
円
0.30
%
~
0.35
%
との思惑は残されているが、金融市場が著しく混乱するような
事態にならない限り、金融政策の変更はないとみられている。
日本銀行による 10 月追加緩和への期待は多少後退してお
り、債券先物の上値はやや重くなりそうだ。ただし、7-9 月期
の中国 GDP が予想を下回った場合、世界経済の成長鈍化に対す
る警戒感が高まり、長期債などの利回り水準はやや低下する可
能性がある。
債券先物 12 月限は主に 148 円台前半で推移か。株高・円安
の相場展開となった場合、
148 円をやや下回る可能性があるが、
20 年国債入札が無難な結果となった場合、長期債の需要が増
えることが期待されており、債券先物相場を下支えする要因と
なる。
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Market
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マーケットを読む
今週のポイント
中国の景気対策期待や日銀の追加緩和思惑など背景に堅調推移
連休明け後の株式市場は、売り先行で始まったものの、週後
半にかけて持ち直す展開になった。週前半は、原油市況の反
落や中国貿易収支における輸入の減少などが弱材料視され
た。その後は、米経済指標の下振れが早期利上げ観測の後退
につながる格好となり、押し目買いの動きが強まっていった。注
目された米国企業の決算では、インテルが時間外で下落後に
切り返した。銀行株の決算内容は強弱まちまち。
先週は企業の「不正」に関心が集まった。三井不動産グルー
プが販売した横浜市都筑区の大型マンションにおいて、基礎工
事の際に虚偽データに基づいて工事をしていたことがわかった
と伝わった。当初は施工会社である三井住友建設に売りが集ま
ったが、その後は下請け会社である旭化成子会社に関心が向
かい、旭化成の株価が急落した。また、東洋ゴムも防振ゴムに
おける不正が発覚し一時売り込まれた。
決算発表が接近する中、業績観測報道や業績修正を受けて
の個別物色が強まった。東芝機械やツガミ、ニコン、熊谷組、コ
ーセーなどが売り優勢となったほか、宇部興産や日本触媒など
は買い先行後に伸び悩んだ。一方、クリレス HD、東宝、ライト工
などは買いが優勢に。工作機械受注の減少を嫌気して DMG 森
精機などが売られる場面もあった。なお、週末には、国内経済
指標の悪化を映して追加金融緩和への期待が高まり、不動産や
ノンバンクなどが買われる展開になった。
今週は、週初に発表される中国の経済指標、本格化する米国
企業の決算発表などが焦点となろう。中国では、小売売上高、
鉱工業生産、7-9 月期 GDP(国内総生産)などが相次いで発表
される。引き続き低調な数値が予想されるものの、翌週には 5 中
全会の開催もあることで、景気刺激策などへの期待につながっ
ていく可能性が高いとみられる。米国では足元で経済指標の悪
化が利上げ先送り観測の後退に伴う株高につながっているが、
中国においても同様の展開となって行く公算。
米国企業の決算では、19 日にモルガン・スタンレーや IBM、
20 日にヤフー、21 日にボーイング、GM、TI、サンディスク、22
日にキャタピラー、マイクロソフト、アマゾン、23 日に P&G などが
予定されている。また、国内でも主要企業の決算発表がスタート
し、21 日には日本電産、23 日には花王などが発表見込み。とり
わけ、日本電産などが今後の行方を占う意味でも注目されよう
が、足元の株価調整でコンセンサス下振れは織り込み済みと判
断される。
中国での景気対策に対する期待感、日本銀行の追加緩和期
待の高まりなどを背景に、今週は全般的に堅調な展開が想定さ
れる。なかでは、決算期待の高い建設株や化学の一角などが
注目されるところ。中国関連株や資源関連株にはあらためて買
い戻しの動きが強まっていくか注目。一方、訪日外国人客数の
発表が出尽くし感につながりそうなインバウンド関連などには注
意も必要となってきそうだ。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
2462
ジェイコムホールディングス 1,233.0
21.00
3093
1945
東京エネシス
1,071.0
19.40
2395
新日本科学
529.0
18.88
3387
クリエイト・レストランツ
2,965.0
7968
TASAKI
7709
クボテック
2742
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
トレジャー・ファクトリー
1,229.0
-24.60
空運業
5.17
2726
パル
2,780.0
-23.63
水産・農林業
3.46
1821
三井住友建設
131.0
-18.13
医薬品
3.25
17.80
3407
旭化成
798.2
-14.14
その他製品
2.54
1,943.0
15.93
5936
東洋シヤッター
794.0
14.91
3228
三栄建築設計
ハローズ
2,885.0
14.17
6814
4668
明光ネットワークJ
1,444.0
11.94
1811
錢高組
684.0
11.76
8005
スクロール
555.0
9828
元気寿司
7943
ニチハ
4151
795.0
-13.68
パルプ・紙
1.76
1,329.0
-12.28
陸運業
1.29
古野電気
814.0
-12.00
サービス業
1.23
7608
エスケイジャパン
393.0
-11.69
3667
enish
865.0
-11.19
鉱業
-4.77
11.22
6058
ベクトル
2,020.0
-11.05
鉄鋼
-2.79
2,179.0
11.00
3034
クオール
1,605.0
-10.78
海運業
-2.41
1,770.0
10.76
3668
コロプラ
1,947.0
-10.65
銀行業
-2.07
協和発酵キリン
1,899.0
10.73
6104
東芝機械
390.0
-9.72
機械
-1.79
8904
サンヨーハウジング名古屋
1,240.0
10.42
7238
曙ブレーキ工業
363.0
-9.70
不動産業
-1.67
3817
SRAホールディングス
2,175.0
10.35
2168
パソナグループ
930.0
-9.00
電気機器
-1.62
下位セクター
7
騰落率(%)
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マーケットを読む
日経平均株価
レンジ相場上放れには材料不足
■薄商いで方向感に乏しい地合いが継続
前週(13-16 日)の日経平均は週間ベースでは 146.87 円の下
落となった。連休明けは原油価格の下落などが嫌気されて反落
で開始したが、市場参加者減少で商い閑散。足元反発していた
商社や資源関連が総じて弱くリターン・リバーサルが逆回転し
た格好となった。ただ、18000 円割れの場面では年金と見られる
買いが幅広い銘柄に入り日経平均は持ち直し、25 日移動平均線
及び 18000 円を上回り取引を終えた。なお、円建て CME 先物は
先週末の 225 先物比 75 円高の 18365 円。
足元の東証一部の売買代金は 2 兆円台前半で推移している。
日経平均が 1300 円上昇した 9 月 9 日(SQ を除く)以来 3 兆円割
れが継続。この日の日経平均の上下のレンジは 17756 円から
18770 円となっており、9 月 29 日の 17000 円台割れを除くと足
元このレンジ内での推移となっている。方向感の定まらない地
合いとなっていることから先物市場ではロングの投資家は売買
を手控え、短期筋による「売り→買い戻し」
「買い→すぐに利益
確定」といった商いが中心。レンジ相場を脱するには、新規資
金が流入するような流れが必要となる。
市場では、月末の日本銀行の金融政策決定会合がポイントに
なるとみられている。ただ、会合前に追加金融緩和への期待で
日銀ラリーがスタートするようなときは、緩和実施見送りで売
り優勢となるパターンが多い。ちょうど 1 年前の緩和実施は市
場の期待感がほぼゼロだったことで買い戻し、新規の買いが加
速し大相場となった。総裁の独断でなく合議制で内容を決める
日銀会合でサプライズ緩和を実施するのはただでさえ難しい。
また、市場の期待感が高まっている状況下、緩和効果は薄まろう。
株価を上げるために緩和を実施するわけではないが、今週買い
で動いても 30 日前にポジションを整理するスタンスが無難か。
なお、為替市場では、ドル・円が 120 円を挟んだ狭いレンジ
で推移している。日銀会合への期待感が強いことからドル買い
が進んでもおかしくはないが、米金利引上げは年内先送りの公
算が大きいことから手掛け難い様子。明確な円安の流れが見え
ないことも日経平均の方向感が乏しくなっている要因に。
価格帯別売買高では、レンジ相場が続いていることで 17500
円から 18500 円の間で商いが積み上がっている。
8 月末に日経平
均は 20000 円レベルから急落したことで、18500 円から上は
20200 円まで商いは非常に少ない。18500 円より上は戻り待ちの
売り圧力が小さいことが想定されることから、何らかの材料で
上に動くときは先物・オプションを中心に値を飛ばす可能性が
ある。材料待ちの姿勢はしばらく続きそうだ。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -1-
アイティメディア〈2148〉マザーズ
再び業績拡大に沿った上昇基調へ
■8月以降の調整に一巡感
株価は第1 四半期(4-6 月)決算発表後の 8 月3 日に一時3200
円まで上昇したものの、8 月後半の相場急落以降は 25 日線を下
回って推移していた。ただ、10 月に入ってからのリバウンドで同
線を突破してきており、調整一巡感から再び業績拡大に沿った
上昇基調へと転じることが期待される。同社は、IT 総合情報ポー
タル「ITmedia」などインターネット専業メディアの開発・運営を行
う。4 月 1 日付でリクルート HD<6098>よりキーマンズネット事業を
買収するなど M&A も積極的に手掛ける。
■第1四半期の大幅増益で上期上振れ期待
第1四半期は買収したキーマンズネットの貢献などにより、営業
利益が前年同期比約 3 倍の 1.26 億円と大幅増益で着地した。上
期営業利益は同 32.9%増の 2.00 億円と計画されているが、例年
では第 2 四半期以降に利益が積み上がる傾向にあることを考慮
売買単位
100
株
10/16 終値
2420
円
目標株価
2700
円
業種
サービス
すると、上振れが期待されるところ。29 日の決算発表に向けて強
い値動きが継続するとみられる。当面の目標株価は8月3日高値
から 8 月 25 日安値(1729 円)までの下落分の 3 分の 2 戻し水準
となる 2700 円とする。
★リスク要因
出来高減少による目先のリバウンド一巡。
2148:日足
1800 円水準からのリバウンドで上値
抵抗となっていた 25 日線、75 日線を
一気に突破。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
2,864
6.6%
139
151
-
174
27.79
2013/3連
2,898
1.2%
183
187
23.8%
128
20.47
2014/3連
2,890
-0.3%
326
331
77.0%
202
32.07
2015/3連
3,163
9.4%
488
506
52.9%
293
45.76
2016/3連予
4,200
32.8%
640
650
28.5%
435
67.17
9
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -2-
テンプホールディングス〈2181〉東証 1 部
1億総活躍社会の実現に向け新たな需要に期待
■政策期待で注目
人材派遣大手であるが、政策期待で注目する。人的資源の不
足が企業発展の大きな足かせになっている可能性は高いといわ
れている。日本商工会議所が 6 月に実施した、全国の中小企業
を対象にした人手不足問題のアンケートでは、全体の 50.2%が
「不足している」と回答(昨年は 47.8%)するなど、人手不足が深
刻である。安倍首相が語る「1 億総活躍社会」では中高年になっ
て一度職を失った人でも、再び安定した職に就ける機会を得や
すくするための政策の検討なども考えられ、転職市場には新た
な需要が生まれる可能性が期待される。
■ダブル・トップからの上放れ期待
先週、1億総活躍社会の実現に向け、推進室が正式に発足し
た。「国民会議」の初会合を 29 日に開催する方向であり、政策期
待が高まりやすいだろう。株価は 8 月高値とのダブル・トップ形成
売買単位
100
株
10/16 終値
5300
円
目標株価
6000
円
業種
サービス
が意識され足元で調整をみせているが、25 日線が支持線として
意識されている。一目均衡表では雲上限が支持線として意識さ
れており、テクニカル面ではリバウンドに入りやすい。需給面で
は信用倍率が 1 倍台。目標株価はダブル・トップを上放れ、節目
の 6000 円とする。
★リスク要因
ダブル・トップ水準での戻り待ちの売り。
2181:日足
ダブル・トップ形成後の調整も。25
日、75 日線が支持線となり、仕切り直
しへ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
233,195
3.5%
8,170
8,434
35.4%
3,482
59.43
2013/3連
247,232
6.0%
9,848
10,119
20.0%
5,888
96.68
2014/3連
362,489
46.6%
18,597
18,470
82.5%
9,857
142.07
2015/3連
401,056
10.6%
23,470
23,769
28.7%
13,424
183.63
2016/3連予
500,000
24.7%
26,000
26,200
10.2%
15,250
206.31
10
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -3-
イグニス〈3689〉マザーズ
「ぼくドラ」好調で今期業績への期待高まる
■15年9月期は従来予想より赤字縮小
スマートフォン向けネイティブアプリの企画・開発・運営・販売を
手掛け、広告収入を主な収益源とする無料ネイティブアプリの提
供を中核としている。また、ソーシャルゲームや全巻無料型の漫
画アプリも展開する。同社は 16 日引け後、15 年 9 月期業績の上
方修正を発表している。営業損益は従来予想の 5.04 億円の赤字
から大幅に改善する見込みとなった。ネイティブソーシャルゲー
ム「ぼくとドラゴン(ぼくドラ)」の売上が順調に推移し、想定より収
益を押し上げた。
■株価も25日線上抜けで出直り歩調へ
15 年 9 月期はこれまでの小規模アプリ中心からライフタイムの
長い中・大規模アプリへの移行期だったところに急激な環境変化
が重なり、期中に赤字予想へと減額修正していた。ただ、「ぼくド
ラ」の想定以上の好調が確認されたことで、11 月 12 日に予定さ
売買単位
100
株
10/16 終値
2381
円
目標株価
3000
円
業種
情報・通信
れている決算発表に向けて、16 年9 月期業績への期待感が高ま
りそうだ。株価は 8 月後半から 2000 円台前半でのもみ合いが続
いていたが、直近の上昇で 25 日線を上抜け、出直りが期待され
るところ。当面の節目として意識される 3000 円を目標株価とす
る。
★リスク要因
ゲーム株への物色意欲後退。
3689:日足
2000 円水準での底入れ感からリバウ
ンドを見せる。上向きに転じた 25 日線
がサポートとして意識される。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/9単
80
627.3%
-15
-15
-
-15
-
2012/9単
202
152.5%
-28
-29
-
-30
-
2013/9連
874
-
308
307
-
200
22304.99
2014/9連
2,047
134.2%
561
545
77.5%
309
56.11
2015/9連予
2,400
17.2%
-42
-152
-
-340
11
-
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今週の分析銘柄 -4-
住友精化〈4008〉東証 1 部
高吸水性樹脂の採算改善による業績上振れに期待
■日本触媒の業績上振れ観測で連想感も
先週末には日本触媒<4114>の業績上振れ観測報道が伝えら
れた。上期営業利益は前年同期比 56%増の 160 億円前後にな
ったもようで、従来予想の 130 億円、市場コンセンサスの 135 億
円程度などをそれぞれ上振れたとみられている。背景は、原料と
なるナフサ価格の下落に伴い、高吸水性樹脂(SAP)の採算が改
善したことである。高吸水性樹脂は、世界的に需要が拡大してい
る衛生材料などに使用されており、原料価格の下落が製品価格
の値下がりにつながりにくいと考えられる。高吸水性樹脂で世界
4 位、営業利益の約 3 分の 2 を稼いでいる同社に関しても、日本
触媒同様に業績上振れ期待を高めたいところ。
売買単位
1000
株
10/16 終値
810
円
目標株価
935
円
業種
化学
■類似企業比較で割安感強い
にかけて増産による業容拡大が望めよう。また、下期からは高性
能タイプの新規SAPの販売が本格化するとみられており、16年3
月期業績は下期に大幅回復する予想となっている。PER 水準は
1 ケタ台にとどまり、日本触媒や三洋化成<4471>との比較で割安
感も。年初来高値水準 935 円を目標値とする。
15 年4 月に姫路の SAP 増産設備が稼働したほか、韓国の SAP
新製造設備も 16 年夏までに稼働を開始する見通し。17 年3 月期
★リスク要因
各社増産による高吸水性樹脂の価格競争激化。
4008:日足
順調なリバウンドが続く。25 日線
と 75 日線のゴールデンクロスも接
近。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
68,194
5.4%
4,271
4,062
-20.5%
2,090
30.32
2013/3連
70,591
3.5%
4,182
4,692
15.5%
3,121
45.26
2014/3連
94,911
34.5%
8,056
8,815
87.9%
5,656
82.02
2015/3連
92,698
-2.3%
7,252
8,265
-6.2%
5,543
80.37
2016/3連予
100,000
7.9%
9,000
8,800
6.5%
5,700
82.65
12
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今週の分析銘柄 -5-
オークマ〈6103〉東証 1 部
売り込まれている中国関連のリバウンドを想定
■5中全会を控えて政策期待が高まりやすい
売られ過ぎによるリバウンド狙いで注目する。同社は工作機械
大手であり、中国の景気減速から先行きを警戒する流れが継続
している。株価は 6月12 日高値1474 円をピークに調整が続いて
おり、足元で昨年 10 月安値水準まで調整を強いられている。依
然として中国に対する先行き不透明感が強いなかであるほか、
19日に中国の7-9月GDP(国内総生産)、小売売上高、鉱工業生
産、固定資産投資が発表される。一方で、中国共産党の重要会
議である第 18 期中央委員会第 5 回全体会議(5 中全会)の開催
を 26 日に控えており、政策期待が高まりやすいとみられる。
■リターン・リバーサルの流れも強まる展開
リターン・リバーサルの流れが強まる展開も意識されやすく、売
り込まれた中国関連のリバウンドに期待したい。9 月の工作機械
受注(速報値)は、前年同月比 19.1%減となり、2 ヶ月連続で 2 ケ
売買単位
1000
株
10/16 終値
872
円
目標株価
1000
円
業種
機械
タの減少だった。ただし、株価は 25 日線レベルでの底堅さがみ
られており、売り一巡感が意識される。一目均衡表では雲下限に
接近しているほか、遅行スパンは実線に接近してきており、上方
転換シグナル発生が期待される。目標株価は雲下限が位置する
1000 円とする。
★リスク要因
中国 7-9 月 GDP の予想以上の悪化。
6103:日足
下降する 25 日線に上値を抑えられる
調整が続く中、この 25 日線を支持線
に変えてきている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
140,566
39.2%
11,325
10,195
666.0%
8,337
50.77
2013/3連
133,774
-4.8%
10,816
10,175
-0.2%
7,593
46.24
2014/3連
134,351
0.4%
9,342
9,514
-6.5%
7,948
48.57
2015/3連
166,230
23.7%
14,526
13,671
43.7%
11,535
70.95
2016/3連予
180,000
8.3%
19,000
19,000
39.0%
11,800
73.62
13
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -6-
エイアンドティー〈6722〉JASDAQ
好業績期待銘柄の決算発表に注目
■今期は2度の上方修正を発表
血液検査分野に特化して事業展開する臨床検査機器メーカ
ー。参入障壁が高い市場で確固たる地位と安定したビジネスモ
デルを築いている。親会社はトクヤマ<4043>。上期決算は、病院
検査室全体に関する総合提案で大型案件が増加したこと、OEM
製品の販売が予想を上回ったこと、投資案件の見極めによる経
費削減が奏功したことから、事前に発表された上方修正値での
着地となった。上方修正は今期2回目。好業績が期待される銘柄
として、22日予定の第3四半期決算発表に向けて関心が高まると
みる。通期も検体検査自動化システムの海外案件、OEM 製品販
売の堅調推移が見込まれ、売上高・利益ともに過去最高を更新
する見通し。
売買単位
100
株
10/16 終値
1215
円
目標株価
1350
円
業種
電気機器
円)を突破。また、5-7 月に上値抵抗水準となっていた 1200 円で
下ひげをつける格好となっており、上昇機運が高まっているとみ
る。上方修正発表時の水準を目指す展開を想定し、目標株価は
1350 円とする。
★リスク要因
研究開発費の想定以上の増加。
■抵抗水準を突破し上昇機運高まる
株価は、足元の上昇で 75 日線と一目均衡表の雲上限(1195
6722:日足
75 日線の上抜け後は支持線として機
能している。1200円は5-7月の上値抵
抗ともなっていた水準。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2011/12単
8,485
7.9%
823
803
13.6%
477
76.34
2012/12単
8,663
2.1%
757
738
-8.1%
484
77.51
2013/12単
9,221
6.4%
742
716
-3.0%
471
75.29
2014/12単
9,569
3.8%
856
832
16.2%
455
72.80
2015/12単予
10,000
4.5%
1,120
1,100
32.2%
700
111.88
14
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -7-
サイゼリヤ〈7581〉東証 1 部
5 年ぶりの増収増益、海外の伸長がけん引役に
■15年8月期は5年ぶりの増収増益
イタリア料理店「サイゼリヤ」をチェーン展開。15 年末の総店舗
数は国内・海外合わせ1316店舗で、年間来店客数は2.02億人。
増税時でもほぼ全商品の税込価格を据え置くなど、リーズナブ
ルな価格設定に注力している。14日に発表された15 年8 月期決
算は、日本・海外ともに売上高が過去最高となったほか、仕入単
価の上昇等はあったものの国内販管費の抑制が奏功し、5 年ぶ
りの増収増益となった。なお、海外売上比率は 21.0%と前期から
4.7pt上昇しておりけん引役となっている。16年8月期は引き続き
海外が伸長する見通しで、増収増益を見込んでいる。また、国内
事業第 2 の柱となる新事業の開発も推進する。
売買単位
100
株
10/16 終値
2706
円
目標株価
2900
円
業種
小売
る。株価は、決算を好感し上昇したが 75 日線に上値を抑えられ
る格好に。一方で、4-5月に上値抵抗として意識された2500円水
準では反発を見せており、下値は限定的とみる。目標株価は 7-8
月高値圏の下限水準 2900 円とする。
■9月は順調なすべり出し
2日に9月の月次情報が開示されている。客数・客単価は全店・
既存店ともに前年同期を上回っており、順調なすべり出しと言え
★リスク要因
月次業績の成長鈍化。
7581:日足
2500 円が支持水準となっている一
方、75 日線が抵抗線に。14 日の決算
発表後は上昇基調。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/8連
104,235
4.4%
9,884
10,526
-12.2%
5,471
108.46
2013/8連
110,428
5.9%
7,547
8,450
-19.7%
3,937
78.06
2014/8連
125,618
13.8%
5,488
5,917
-30.0%
1,193
23.65
2015/8連
139,277
10.9%
7,511
8,004
35.3%
3,774
74.70
2016/8連予
147,400
5.8%
8,400
8,600
7.4%
4,600
91.04
15
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2015 10 19
今週の分析銘柄 -8-
三菱倉庫〈9301〉東証 1 部
月末までの日銀ラリーを期待して
■運送だけではなく都心の不動産賃貸収入も業績の柱
市場では 10 月 30 日に実施される日本銀行の金融政策決定会
合で追加の金融緩和が実施されるとの見方を強めている。先週
末は不動産、その他金融といった緩和メリット銘柄が動意付いた
ことから、日銀ラリーが続くことを想定して同社に注目する。同社
は倉庫、陸上運送、国際運送に強みを持っているほか、日本橋
などのオフィスビルの不動産賃貸収入も業績の柱となっており、
先週末の上昇率はセクター内で非常に高かったことから、セクタ
ー内でも相対的に買われやすいと想定する。
■三役好転が示現
1日に年初来安値1364円をつけた後はリバウンドが強まってい
る。節目の 25 日移動平均線や 75 日移動平均線をクリアしている
ことから反発基調は継続となろう。日足の一目均衡表では、雲上
限を上抜けたほか、遅行スパンが実線を突破。転換線が基準線
売買単位
1000
株
10/16 終値
1629
円
目標株価
1800
円
業種
倉庫・運輸関連
を上抜いたことから三役好転の買いサインが示現している。9 月
戻り高値1565円をクリアし8月中旬の下落前の水準を回復。価格
帯別売買高では商いが多い 1650 円をクリアすると、7 月 31 日の
1804 円レベルまでは薄商いとなっていることから、1800 円をター
ゲットに設定する。
★リスク要因
円安に伴う輸出関連銘柄中心の地合い。
9301:日足
75 日移動平均線突破で 200 日移動
平均線をターゲットに。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
203,697
15.8%
12,533
14,508
6.0%
7,564
43.16
2013/3連
192,260
-5.6%
12,305
14,526
0.1%
8,591
49.02
2014/3連
198,161
3.1%
12,148
14,113
-2.8%
8,520
48.62
2015/3連
204,362
3.1%
11,449
14,456
2.4%
9,133
52.12
2016/3連予
218,000
6.7%
12,700
15,000
3.8%
9,600
54.79
16
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Vol. 139 Weekly
2015 10 19
読者の気になる銘柄
日本電産 東証 1 部〈6594〉/今週決算発表もコンセンサス未達の可能性は織り込む
主力企業の先陣を切って、21 日に
上期の決算発表を行う予定。
第 1 四半
期営業利益実績 311 億円、
前年同期比
24%増益に対して、上期は 580 億円、
同 10%増益の計画となっている。市
場コンセンサスは現状で 650 億円程
度になっているようだ。
直近のアナリストプレビューを見
る限りは、
コンセンサス下振れの見方
が多くなっているもよう。ただ、会社
計画は十分に上回る予想が多いよう
だ。8 月からの株価調整によって、コ
ンセンサス下振れは十分に織り込ん
だと考えられ、600 億円以上の実績と
なれば、
アク抜け感が強まる可能性も
高いと判断したい。
中長期的な成長期
待なども低下することはないだろう。
決算発表の翌日には説明会を開催予
定で、
先行き期待などにつながりやす
いことも考慮しておきたい。
円
(株)
旭化成 東証 1 部〈3407〉/PBR1 倍水準まで下落でいったんは底打ち感も
先週は 14%安と大幅安の展開とな
る。子会社の旭化成建材が請け負った
杭の工事で、データの転用や加筆など
の改ざんがあったことを明らかにし
ている。前日に急落した三井住友建設
<1821>の 2 次下請けとなっていた。足
元では国内外で企業不祥事の表面化
が相次いでおり、今後の信頼性低下な
どに対する警戒感が先行した。
週末の報道では、新たにセメント量
のデータでも不正があったと発表し
ている。データ改ざん物件の広がりに
伴う損失額の確定には時間を要する
見通しで、積極的な押し目買いの動き
はすぐには見込みにくい。ただ、実質
的に撤退している事業であるほか、戸
建住宅や賃貸住宅に対する影響はな
いもよう。過度な懸念を反映した売り
方の買戻しも見込め、PBR1 倍水準ま
で下落した現水準からの一段の下押
し懸念は乏しいと考える。
円
(株)
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光世証券
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今週のテクニカル妙味銘柄
東証 1 部 〈8617〉
遅行スパン 先行スパン A 先行スパンB 基準線 転換線
3 日連続で陽線を並べるなど反発基調
が強まっている。75 日移動平均線が位
置する 205 円レベル突破を試す展開と
なろう。日足の一目均衡表では、雲上限
を突破(点線・四角A)。好転している遅
行スパンが次のターゲットとなる雲下
限は220 円で位置している(点線・丸B)。
この水準は 8 月下旬の急落前の水準と
同じことから、目先この水準がターゲッ
トとなろう。
MS&AD ホールディング
B
A
東証 1 部 〈8725〉
25 日移動平均線を先週末に上抜いて
いる。出来高はさほど増加していない
が、上値抵抗ラインをクリアしたことで
まずは 75 日移動平均線が位置する 3700
円をターゲットとした展開が期待でき
よう。日足の一目均衡表では、基準線を
捉えている。遅行スパンも実線を捉える
可能性が高まっていること(点線・四角
A)から、切り下がる雲下限を意識した
反発(点線・丸B)を想定する。
-5 -25 -75 -200
B
A
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カテゴリー考察
テーマ別分析
親子上場解消に向けて買われる銘柄群
■国内外で業界再編の動きが進む
先週は、ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブによる第 2 位の英 SAB ミラー買収が発表されたほか、デルによ
る米 EMC グループの買収も伝わった。世界的に巨額の M&A が相次いできている。また、国内でもファミリーマートとユニーグルー
プの経営統合が正式に発表された。こうした状況下、業界再編への期待感なども次第に高まっていくと考えられるが、とりわけ、
グループ再編の動きにスポットを当てたい。
コーポレートガバナンス・コード、スチュワードシップ・コードなどの導入によって、ここまでは ROE の向上策などに関心が高
まっていたが、今後、注目度が高まりそうなのは高収益子会社の取り込みなどといったグループ再編の動きとなる。親会社に出資
する投資家にとっては、高収益子会社の稼ぎが少数株主持分に配分される状況は解消したいといったニーズが強いだろう。かつ、
割安な水準に放置されている上場子会社に対しては、完全子会社化を迫る要求がこれから強まっていく可能性が高いと考える。
親会社による完全子会社化に向けた TOB 実施などの候補銘柄として、親子上場企業のなかで、ROE が 10%以上、PBR が 1.3 倍未
満、時価総額 1000 億円以下の銘柄をリストアップしている。今後、グループ再編に対する思惑などが高まりやすい銘柄と位置づ
けられよう。
■高 ROE、低 PBR の親子上場銘柄
コード
銘柄
2763 エフティG
7298 八千代工
株価
(10/14)
時価総額
(億円)
市場
ROE
(%)
PBR
(倍)
親会社
693
252 JASDAQ
29.38
0.78 光通信
1,036
254 JASDAQ
17.57
0.46 ホンダ
3784 ヴィンクス
863
78 JASDAQ
17.17
1.26 富士ソフト
1896 大林道
839
397 東証1部
16.18
1.09 大林組
6163 H&F
1,166
116 JASDAQ
16.03
0.98 日立造船
7215 ファルテック
1,429
134 東証1部
15.47
0.79 TPR
9358 宇 徳
468
203 東証1部
14.74
0.81 商船三井
1934 ユアテック
1,098
906 東証1部
14.66
0.95 東北電力
1775 FFE&C
283
127 東証2部
14.41
0.99 富士電機
1776 三住道路
231
43 東証2部
14.18
0.61 三井住友建設
3347 トラスト
251
72 東証2部
12.93
1.28 VTHD
1930 北電事
1,069
273 東証1部
12.89
1.11 北陸電力
4239 ポラテクノ
761
316 JASDAQ
12.64
1.01 日本化薬
6478 ダイベア
289
51 東証2部
12.18
0.47 ジェイテクト
7229 ユタカ技研
2,370
354 JASDAQ
11.97
0.51 ホンダ
7614 オーエムツー
1,322
98 JASDAQ
11.59
0.97 エスフーズ
1737 三井エンジ
886
114 東証2部
11.47
0.95 三井金属鉱業
8257 山陽百
1,470
11 JASDAQ
10.84
0.77 山陽電気鉄道
8014 蝶 理
1,710
440 東証1部
10.69
1.01 東レ
128
136 東証1部
10.23
1.04 三菱ケミカルHD
4007 日化成
出所:フィスコ作成
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
2Q 決算シーズン到来で 1Q 進捗率が高かった銘柄を確認
■1Q高進捗の高 ROE 銘柄に期待高まるか
第 2 四半期決算発表が来週以降本格化する。次第に業績相場へ移行するなか、1Q 進捗率の高かった銘柄には改めて関心が集まり
やすいと考えられる。季節性から進捗率の高さがそのまま上方修正につながるわけではないが、市場の期待は向かいやすい。そこ
で(1)16 年 3 月期決算企業の中で、
(2)1Q 営業利益の進捗率が 35%以上、
(3)実績 ROE が 10%以上で、かつ 2 期前から上昇、
の銘柄を挙げている。
■1Q 高進捗の高 ROE 銘柄
コード
銘柄
市場
10/16
株価
(円)
年初来
高値
(円)
騰落率
(%)
1Q営業益
通期予想
1Q営業益
実績ROE 2期前ROE
進捗率
営業益
(百万円)
(%)
(%)
(%)
(百万円)
3237 イントランス
マザーズ
247.0
415.0
-40.5
41.92
545
1,300
39.16
1811 錢高組
東証1部
684.0
708.0
-3.4
88.97
1,557
1,750
31.97
25.17
9.83
6039 日本動物高度医療センター
マザーズ
1,495.0
3,350.0
-55.4
37.84
70
185
30.45
26.96
4304 Eストアー
JASDAQ
1,290.0
1,410.0
-8.5
89.30
192
215
30.38
20.93
2175 エス・エム・エス
東証1部
2,310.0
2,422.0
-4.6
53.89
1,456
2,702
28.44
24.74
4568 第一三共
東証1部
2,274.0
2,769.0
-17.9
40.94
49,126
120,000
28.21
6.54
4318 クイック
東証1部
879.0
1,178.0
-25.4
57.37
981
1,710
27.84
23.30
9713 ロイヤルホテル
東証2部
306.0
375.0
-18.4
46.80
585
1,250
27.57
6.96
1852 淺沼組
東証1部
322.0
351.0
-8.3
76.00
1,596
2,100
25.45
20.71
3374 内外テック
JASDAQ
232.0
329.0
-29.5
41.23
141
342
24.68
21.43
6034 MRT
マザーズ
1,445.0
4,685.0
-69.2
56.11
101
180
20.56
2.56
3254 プレサンスコーポレーション
東証1部
4,830.0
5,150.0
-6.2
75.99
10,253
13,492
18.89
18.24
1827 ナカノフドー建設
東証1部
765.0
856.0
-10.6
46.03
1,519
3,300
18.64
13.32
6941 山一電機
東証1部
997.0
1,371.0
-27.3
46.48
1,162
2,500
16.93
7.55
4521 科研製薬
東証1部
8,860.0
11,930.0
-25.7
43.97
9,234
21,000
16.70
14.46
1805 飛島建設
東証1部
225.0
290.0
-22.4
45.06
1,532
3,400
16.57
6.87
5486 日立金属
東証1部
1,598.0
2,124.0
-24.8
45.51
48,699
107,000
16.37
12.86
3420 ケー・エフ・シー
東証2部
2,900.0
3,300.0
-12.1
54.26
548
1,010
15.88
4.74
3848 データ・アプリケーション
JASDAQ
2,548.0
2,735.0
-6.8
64.74
336
519
15.75
12.96
5194 相模ゴム工業
東証2部
1,112.0
1,275.0
-12.8
44.03
317
720
14.86
13.19
4301 アミューズ
東証1部
4,710.0
5,400.0
-12.8
62.72
2,697
4,300
14.84
13.78
9077 名鉄運輸
東証2部
402.0
415.0
-3.1
39.35
1,023
2,600
13.74
10.68
2206 江崎グリコ
東証1部
5,270.0
7,300.0
-27.8
38.26
5,739
15,000
13.56
8.63
5758 FCM
JASDAQ
3,470.0
4,515.0
-23.1
40.15
261
650
13.35
2.90
7832 バンダイナムコホールディングス
東証1部
2,965.0
3,025.0
-2.0
40.31
18,139
45,000
13.18
9.74
5815 沖電線
東証1部
230.0
358.0
-35.8
44.20
221
500
12.39
4.11
8147 トミタ
JASDAQ
736.0
910.0
-19.1
40.25
322
800
12.38
11.41
1847 イチケン
東証1部
433.0
459.0
-5.7
46.59
1,025
2,200
12.09
9.42
2681 ゲオホールディングス
東証1部
1,805.0
2,034.0
-11.3
45.06
3,830
8,500
12.02
6.57
3322 アルファグループ
JASDAQ
1,248.0
1,519.0
-17.8
35.71
210
588
11.88
3.20
8044 大都魚類
東証2部
131.0
187.0
-29.9
43.78
197
450
11.86
7.12
4998 フマキラー
東証2部
436.0
804.0
-45.8
110.26
1,676
1,520
11.58
3.70
6317 北川鉄工所
東証1部
302.0
340.0
-11.2
36.63
1,465
4,000
11.47
6.09
5381 Mipox
JASDAQ
372.0
658.0
-43.5
37.22
169
454
11.13
5.62
6042 ニッキ
東証2部
333.0
460.0
-27.6
42.35
288
680
11.04
10.85
9049 京福電気鉄道
東証2部
233.0
253.0
-7.9
52.50
252
480
10.42
9.69
3837 アドソル日進
JASDAQ
1,436.0
1,733.0
-17.1
37.44
161
430
10.39
8.81
9045 京阪電気鉄道
東証1部
825.0
872.0
-5.4
48.10
10,582
22,000
10.06
8.94
7022 サノヤスホールディングス
東証1部
261.0
384.0
-32.0
104.08
1,249
1,200
10.05
6.11
出所:FISCO アプリなどのデータを元にフィスコ作成
20
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カテゴリー考察
先週の話題レポート
中小型株に対し銘柄選択能力のある 20 指標を抽出(みずほ証券)
■中小型株スクリーニング
みずほ証券では、PBR、PER 等の投資指標から総合的に判断し、今後 1 カ月間の株式期待リターンが高い/低い銘柄をスクリーニ
ングしている。具体的には、全てのファクターにおいて下位 10%に属しない銘柄のうち、20 指標による銘柄魅力度ランキングの
単純平均値の上位 50 銘柄をロング候補、全てのファクターにおいて上位 10%に属しない銘柄のうち、20 指標による銘柄魅力度ラ
ンキングの単純平均値の下位 50 銘柄をショート候補としている。最近 10 年でのバックテストでは、ロング候補が年率 27.5%、シ
ョート候補がマイナス 6.2%と、安定的に有効だった。
■中小型株に対し銘柄選択能力のある 20 指標を抽出(みずほ証券)
ロング候補
コード
1965
1967
2763
3113
3153
3388
3553
3657
4115
4231
4365
4620
4966
5021
5185
5304
5957
6073
6121
6157
6459
6480
6490
6616
6643
6816
6859
6889
6947
7292
7466
7504
7521
7594
7595
7838
7839
7908
7970
8117
8155
8625
9028
9359
9384
9475
9632
9640
9866
9993
ショート候補
銘柄
業種
テクノ菱和
ヤマト
エフティグループ
Oakキャピタル
八洲電機
明治電機工業
共和レザー
ポールトゥウィン・ピットクルーHD
本州化学工業
タイガースポリマー
松本油脂製薬
藤倉化成
上村工業
コスモエネルギーホールディングス
フコク
SECカーボン
日東精工
アサンテ
滝澤鉄工所
日進工具
大和冷機工業
日本トムソン
日本ピラー工業
トレックス・セミコンダクター
戸上電機製作所
アルパイン
エスペック
オーデリック
図研
村上開明堂
SPK
高速
ムサシ
マルカキカイ
アルゴグラフィックス
共立印刷
SHOEI
KIMOTO
信越ポリマー
中央自動車工業
三益半導体工業
高木証券
ゼロ
伊勢湾海運
内外トランスライン
昭文社
スバル興業
セゾン情報システムズ
マルキョウ
ヤマザワ
建設
建設
卸売
証券
卸売
卸売
化学
情報通信
化学
化学
化学
化学
化学
石油石炭
ゴム
ガラ土
金属製品
サービス
機械
機械
機械
機械
機械
電機
電機
電機
電機
電機
電機
輸送器
卸売
卸売
卸売
卸売
情報通信
他製品
他製品
化学
化学
卸売
金属製品
証券
陸運
運輸倉庫
運輸倉庫
情報通信
サービス
情報通信
小売
小売
過去1ヶ月
リターン
(%)
5.1
2.1
-6.2
-0.4
-6.3
-0.7
8.8
-1.4
-3.6
5.4
-1
2
-4.9
0
-3.2
0.3
0.3
-1.6
0.6
4.8
0.1
3.3
-3.9
0.2
3.4
-10.6
1.6
3.4
-7.8
1.9
0.3
3.3
-4.8
-2.1
0.7
0.5
-6.1
-2.2
4.6
-2.1
7.3
0.4
7.6
-1.7
-2.6
1.6
2.7
-0.3
1.4
-0.2
PBR
(倍)
PER
(倍)
0.53
0.61
2.24
1.54
0.87
0.91
1.00
2.33
0.91
0.54
0.97
0.64
1.18
0.53
0.38
0.53
1.89
0.88
1.47
0.77
0.64
0.78
1.15
1.72
0.75
0.77
1.11
0.90
0.63
0.88
0.91
0.46
0.92
0.94
1.02
2.61
0.67
0.69
0.99
0.75
0.40
1.04
0.62
1.66
0.58
0.65
1.68
0.30
0.65
9.2
10.6
7.8
5.9
10.3
8.1
10.9
12.4
6.4
7.6
12.7
10.3
10.8
7.0
6.7
18.9
9.7
9.4
6.5
10.8
10.8
11.4
11.3
11.3
5.9
8.6
12.1
8.3
16.9
6.0
9.3
9.1
13.6
7.3
10.2
10.2
12.7
27.2
19.0
9.4
18.2
11.9
7.1
12.4
11.2
22.2
11.3
8.5
7.1
12.3
予想営業利益
変化率(%)
11.1
5.1
11.1
8.2
12.7
16.3
22.5
20.1
17.8
5.4
5.2
15
14.5
10.8
9.1
27.3
0
15.7
21.2
12.1
4.8
16.1
7
13.3
10.2
-0.5
10.4
10.9
43.9
4.9
8.1
8.3
8.9
28.4
9.7
11.7
6
120.8
17.1
9.1
19.4
47.8
6.6
12.4
19.4
200
0.4
176.8
5.8
11.5
コード
1606
1815
1850
1885
2211
2222
2286
2395
2501
2531
2749
2811
2830
2874
2892
2899
3159
3232
3443
3916
4022
4667
5480
5805
6445
6955
7213
7404
7450
7575
7604
7605
7618
8168
8205
8244
8245
8388
8425
8566
8589
8803
9010
9046
9601
9612
9616
9631
9661
9765
銘柄
日本海洋掘削
鉄建建設
南海辰村建設
東亜建設工業
不二家
寿スピリッツ
林兼産業
新日本科学
サッポロホールディングス
宝ホールディングス
JPホールディングス
カゴメ
アヲハタ
横浜冷凍
日本食品化工
永谷園ホールディングス
丸善CHIホールディングス
三重交通グループホールディングス
川田テクノロジーズ
デジタル・インフォメーション・テクノロジー
ラサ工業
アイサンテクノロジー
日本冶金工業
昭和電線ホールディングス
蛇の目ミシン工業
FDK
レシップホールディングス
昭和飛行機工業
サンデー
日本ライフライン
梅の花
フジ・コーポレーション
ピーシーデポコーポレーション
ケーヨー
シャクリー・グローバル・グループ
近鉄百貨店
丸栄
阿波銀行
興銀リース
リコーリース
アプラスフィナンシャル
平和不動産
富士急行
神戸電鉄
松竹
ラックランド
共立メンテナンス
東急レクリエーション
歌舞伎座
オオバ
業種
鉱業
建設
建設
建設
食品
食品
食品
サービス
食品
食品
サービス
食品
食品
卸売
食品
食品
小売
不動産
金属製品
情報通信
化学
情報通信
鉄鋼
非鉄
機械
電機
輸送器
輸送器
小売
卸売
小売
小売
小売
小売
卸売
小売
小売
銀行
他金融
他金融
他金融
不動産
陸運
陸運
情報通信
サービス
サービス
サービス
サービス
サービス
過去1ヶ月
リターン(%)
PBR
(倍)
PER
(倍)
3.9
-4.1
-3.0
8.2
-0.5
5.7
10.9
2.1
5.7
-0.9
18.8
0.5
5.2
6.1
0.3
-0.1
1.1
0.7
0.1
24.7
2.3
65.0
2.9
-2.5
-5.4
1.8
-3.7
1.1
14.2
20.8
-3.5
9.8
3.3
1.8
0.1
0.6
3.8
0.7
-1.7
0.8
3.5
5.6
8.0
-1.4
3.4
16.3
11.2
6.1
0.7
2.0
0.80
1.05
2.46
0.94
1.75
4.64
2.46
1.50
1.18
1.26
5.07
1.61
2.01
0.84
0.64
1.33
1.00
1.37
0.75
7.14
1.19
7.39
0.80
0.68
0.84
3.59
2.60
1.09
1.64
2.03
2.70
2.82
2.50
0.78
2.26
4.56
0.69
0.64
0.85
0.77
1.79
0.59
5.67
2.00
1.83
2.96
2.89
1.11
6.02
1.71
27.4
27.7
27.1
91.9
28.5
32.8
24.4
25.1
21.9
43.9
52.2
20.2
19.4
20.9
37.0
17.0
13.7
39.5
12.1
58.3
12.7
94.3
8.9
30.2
122.6
34.5
25.7
12.7
191.0
16.6
15.4
46.4
27.5
135.5
12.4
8.7
9.5
29.8
19.8
51.5
30.2
53.5
35.1
31.5
83.9
193.2
13.5
予想営業利益
変化率(%)
-200.0
18.7
-5.1
0.2
17.4
5.0
19.5
-17.6
5.3
1.8
12.9
11.1
15.7
4.1
18.8
3.7
4.4
0.8
4.1
4.2
2.0
3.9
25.6
25.2
4.4
4.1
-17.3
5.6
6.4
18.5
14.2
2.8
11.4
28.9
-34.5
8.1
-133.3
-6.2
0.6
2.9
23.8
-7.2
7.9
4.3
-7.1
10.2
8.8
-30.4
1.5
9.8
出所:みずほ証券
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Market
展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
売り残高は 8 月以来の 6000 億円乗せ
信用残高 金額ベース 単位:百万円
9 日申込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで買い
残高が 1004 億円減の 3 兆 1533 億円、売り残高が 582 億
円増の 6043 億円だった。買い残高は 2 週連続で減少し、
売り残高は 3 週ぶりに増加した。売り残高が 6000 億円に
乗せるのは、8 月 21 日時点(6424 億円)以来となる。信
用倍率(買い残高÷売り残高)は前週の 5.96 倍から 5.22
倍に改善。買い方の信用評価損益率は-14.72%から
-10.96%に改善。売り方の評価損益率は+7.57%から
+6.08%に低下している。
この週(5-9 日)の日経平均株価は前週末比 713.54 円
高の 18438.67 円だった。米国では年内利上げ観測が後退
したほか、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で大筋合意
信用倍率(倍)
に達したことが材料視された。7 日の日本銀行による金融
政策決定会合では、
「金融政策の現状維持」を決定。一時
売り込まれる局面もみられたが、10 月末での追加緩和期
待は根強く、その後は理想的な切り返しをみせていた。
個別では NEC<6701>の信用倍率が 11.13 倍から 2.47 倍
に改善。米ロッキードから通信衛星の基幹装置を受注し
たことなどを材料に上昇。リバウンド局面で新規売りが
積み上がっている。三菱商事<8058>は中国や資源関連へ
の買戻しの流れの中でリバウンドが強まっていたが、買
い方の利益確定に対して新規売りが積み上がっている。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
6701
東証1部 NEC
8058
東証1部 三菱商
4183
東証1部 三井化学
8035
1928
7261
東証1部 マツダ
6861
東証1部 キーエンス
1605
東証1部 国際帝石
2914
東証1部 J T
2492
東証1部 インフォマート
6954
東証1部 ファナック
7262
東証1部 ダイハツ
7267
東証1部 ホンダ
5713
6305
10/16終値
(円)
信用買残
(10/9:株)
397.0
16,136,000
2,185.0
445.0
東証1部 東エレク
東証1部 積水ハウス
信用売残
(10/9:株)
信用倍率
(10/9:倍)
信用買残
(10/2:株)
6,525,000
2.47
19,480,000
4,774,900
732,100
6.52
3,267,000
2,574,000
1.27
6,295.0
941,300
181,800
5.18
1,951.0
635,300
644,700
0.99
2,320.0
13,211,200
1,774,500
57,390.0
105,800
30,300
1,204.0
1,851,000
4,065.0
920,000
1,198.0
19,725.0
信用売残
(10/2:株)
信用倍率
(10/2:倍)
1,751,000
11.13
5,830,000
244,600
23.83
4,771,000
1,052,000
4.54
1,258,200
68,700
18.31
971,300
277,600
3.50
7.45
14,358,100
583,300
24.62
3.49
137,500
12,000
11.46
967,500
1.91
2,687,500
459,700
5.85
368,200
2.50
1,391,600
189,000
7.36
1,253,700
1,390,200
0.90
297,300
114,400
2.60
1,104,200
239,300
4.61
1,299,800
106,800
12.17
1,490.0
755,700
1,079,800
0.70
876,000
512,600
1.71
3,863.0
1,000,700
564,300
1.77
1,614,200
386,500
4.18
東証1部 住友鉱
1,536.0
4,071,000
695,000
5.86
5,137,000
372,000
13.81
東証1部 日立建
1,851.0
687,000
833,500
0.82
886,300
470,800
1.88
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展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
連載コラム
不死身の通貨、ポンド
外為市場をウォッチしていると、特定の通貨を応援したくなる
を強調するわりに8 月以降の金融政策委員会で利上げに投票
時がある。筆者の場合はポンドが多い。英国好きということも
した委員は、3 会合連続して 1 人にとどまっている。投資家は
あるが、どのような仕打ちに対してもやり返す「根性」のような
次第に英国の利上げが難しいと判断し、ポンド売りに転じた。
ものをポンドに感じるためだ。
本領発揮はここからだ。9 月16-17 日の米連邦公開市場委員
通貨の値動きには、需給のほかに、それぞれの国民性が反
会(FOMC)で利上げが先送りされると、英国の利上げ時期は
映されているような気がしてならない。どこの国でも選挙で選
米国よりもさらに後退するとの見方から、ポンド売りが強まっ
ばれた国会議員が中央銀行総裁を決めるのだから、この考え
た。加えて、製造部門購買担当者景気指数(PMI)などが低調
はあながち間違いと言えないかもしれない。通貨別にみると、
で、国内経済に不透明感が出てきた。しかし、米国よりも利上
米ドルは基軸通貨であるのをいいことにやりたい放題。円は
げ時期が遅れる見通しなのに、ドルとは対照的にポンドの値
優柔不断で主体性がない。スイスフランはつかみどころがな
動きは堅調そのものだ。原油価格の持ち直しが下支えしてい
い。豪ドルは要領が悪く損ばかりしている。まったくの偏見か
るからだ。生き残るためにいくつもカードを持つ、実に「したた
もしれないが、そんなイメージがある。
かな生き方」で、英国人らしい気がする。
ポンドについては、やられたらやり返す、との印象を持つ。
それにしても、英中銀は、なぜ米連邦準備制度理事会
最近の値動きをみてもそう言えるだろう。5 月 7 日の総選挙
(FRB)に対抗するように利上げをあおり続けるのだろうか。米
で、事前の世論調査に反して保守党が単独過半数を確保した
国が基軸通貨国の地位を英国から換骨奪胎したことに対す
際、政治面での不透明感が払拭されたとの見方から急反発。
る、積年のリベンジと考えられよう。英国がアジアインフラ投
また、ギリシャ危機が深刻化してユーロが売られるなか、避難
資銀行(AIIB)への参加を欧州のなかではいち早く決め、国際
通貨としてポンド選好の展開となった。
通貨基金(IMF)主導の金融システムと距離を置いていること
にも、英国人気質が表れている。
その後、平均賃金の上昇を背景に英中央銀行のカーニー総
裁をはじめ、政策委員会のメンバーが利上げの必要性に言及
「英国の利上げ時期は米国の金融政策に左右されない」―
し始めたことが相場を押し上げ、8 月上旬には一時195 円台ま
―英中銀のカーニー総裁は引き続き強気なスタンスだ。憶測
で上昇し、6 月につけた年初来高値 195 円 89 銭に接近。しか
などでなく、本当に米国に対する対抗心であるなら、ポンドに
し、英中銀が目指す物価上昇率に届かない。また、「利上げ」
買いを入れたい。
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Market
1
2
3
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Vol. 139 Weekly
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スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
10
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
11
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
12
1
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展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
経済カレンダー - 1
Market Data
10 月 19 日~10 月 24 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
10月19日
月
09:00
日銀全国支店長会議
内容
09:30
黒田総裁あいさつ
10:00
携帯電話料金に関するタスクフォース(総務省)
11:00
中・固定資産投資(都市部)(9月)
11:00
中・鉱工業生産指数(9月)
11:00
中・小売売上高(9月)
11:00
中・GDP(7-9月)
14:00
地域経済報告(10月、日本銀行)
14:00
民生用電子機器国内出荷(9月)
19:25
ブ・週次景気動向調査
23:00
米・NAHB住宅市場指数(10月)
米・リッチモンド連銀総裁が講演
米・決算発表 モルガン・スタンレー、IBM
カナダ総選挙
10月20日
火
09:00
公社債投資家別売買高(9月)
10:00
銅電線出荷統計(9月)
14:00
鉄鋼生産(9月)
14:30
百貨店売上高(全国・東京地区)(9月)
15:00
欧・スイス貿易収支(9月)
15:00
独・生産者物価指数(9月)
16:00
コンビニエンスストア売上高(9月)
16:00
ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(10月15日まで1カ月間)
17:00
欧・経常収支(8月)
19:00
ブ・ FGVインフレ率(IGP-M、2次プレビュー)(10月)
21:30
米・住宅着工件数(9月)
21:30
米・住宅建設許可件数(9月)
米・ニューヨーク連銀総裁が講演
米・パウエルFRB理事が講演
米・決算発表 ユナイテッド・テクノロジーズ、ベライゾン・コミュニケーションズ、ヤフー
英・中国の習近平国家主席が公式訪問(23日まで)
10月21日
水
08:50
貿易収支(9月)
13:30
全産業活動指数(8月)
14:00
訪日外国人客数(9月)
14:00
全国スーパー売上高(9月)
17:00
南ア・消費者物価指数(9月)
20:00
ブ・拡大消費者物価指数(IPCA-15、前年比)(10月)
20:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
20:00
トルコ・中央銀行が政策金利発表
田村観光庁長官が定例会見
決算発表 日電産
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表(22日までに)
米・決算発表 ボーイング、コカ・コーラ、ゼネラル・モーターズ、アメリカン・エキスプレス、イーベイ、サンディスク
欧・決算発表 クレディ・スイス(新戦略も発表)
香港・株式市場は祝日のため休場(重陽節)
2
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Market
展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
経済カレンダー - 2
Market Data
10 月 19 日~10 月 24 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
10月22日
木
08:50
対外対内証券売買(先週)
内容
08:50
主要銀行貸出動向アンケート調査(10月、日本銀行)
10:00
営業毎旬報告(10月20日現在、日本銀行)
14:00
パソコン出荷(9月)
15:45
小林経済同友会代表幹事が会見
17:00
ソフトバンクグループ孫社長が特別講義、ニケシュ・アローラ副社長と対談
17:00
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00
日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
17:30
英・小売売上高指数(9月)
20:00
ブ・失業率(9月)
20:45
欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ドラギ総裁が記者会見
21:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
22:00
米・FHFA住宅価格指数(8月)
22:45
米・消費者信頼感指数(先週)
22:45
米・景気期待指数(10月)
23:00
米・中古住宅販売件数(9月)
23:00
米・景気先行指数(9月)
23:00
欧・ユーロ圏消費者信頼感指数速報値(10月)
グリーンペプタイドが東証マザーズに新規上場(公開価格:450円)
決算発表 中外製薬
米・米運輸省道路交通安全局(NHTSA)がタカタのエアバッグ問題でヒアリング
米・決算発表 ダウ・ケミカル、キャタピラー、3M、マクドナルド、マイクロソフト、AT&T、アマゾン・ドット・コム
ブ・決算発表 ヴァーレ
欧・欧州中央銀行(ECB)月報
欧・決算発表 ダイムラー
印・株式市場は祝日のため休場(ヒンズー教の祝日)
10月23日
金
10:30
中・不動産価格指数(9月)
11:00
中・景気先行指数(9月)
14:00
山口公明党代表が記者会見
16:30
独・製造業PMI(10月)
16:30
独・サービス業PMI(10月)
16:30
独・総合PMI(10月)
17:00
欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(10月)
17:00
欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(10月)
17:00
欧・ユーロ圏総合PMI速報値(10月)
19:00
ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(10月22日まで1カ月間)
21:30
ブ・海外直接投資(9月)
21:30
ブ・経常収支(9月)
GMOメディアが東証マザーズに新規上場(公開価格:2740円)
決算発表 NRI、花王
米・決算発表 プロクター・アンド・ギャンブル
欧・欧州中央銀行(ECB)景気予測専門家調査
欧・決算発表 ボルボ
韓国・GDP速報値(7-9月)
10月24日
土
アルゼンチン大統領選挙
英独仏・夏時間終了
ポーランド総選挙
3
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Market
展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(中国)7-9 月期国内総生産(GDP)
19 日(月)午前 11 時発表予定
(予想は、前年比+6.8%) 参考となる 4-6 月期の数字は前年比+7.0%。生産、投資がやや停滞しており、成長率は鈍化しつつ
ある。7-9 月期は不動産開発投資や生産の伸び悩みが想定されており、成長率はさらに鈍化する見込み。なお、国家統計局は 7-9
月期より、四半期の経済活動を基に国内総生産を算出する。短期的な変動をこれまでよりも統計に反映させることで、新たな算
出方法は先進主要国基準に沿うものになる。
-------------------------------------------------------------------■(米)9 月住宅着工件数
20 日(火)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は、114.2 万戸) 参考となる 8 月実績は前月比-3%の 112.6 万戸で市場予想を下回った。全米 4 地域のうち 3 地域で着
工件数は減少しており、増加したのは南部のみ。ただし、雇用情勢が安定していることから、9 月については 8 月減少からの反
動増が予想されており、市場予想は妥当か。
-------------------------------------------------------------------■(日)9 月貿易収支
21 日(水)午前 8 時 50 分発表予定
(予想は、+818 億円) 参考となる 8 月実績は-5694 億円。原油安によって輸入額は減少したが、輸出は伸び悩んでおり、5 ヶ
月連続の貿易赤字となった。9 月については輸出低迷が続いているが、輸入額の減少が予想されていることから、わずかな黒字
となる可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)9 月中古住宅販売件数
22 日(木)午後 11 時発表予定
(予想は、536 万戸) 参考となる 8 月実績は前月比-4.8%の 531 万戸で市場予想を下回った。在庫が販売を抑えたようだが、
住宅ローン金利が低水準で安定していることは好材料。中古住宅価格は前年同月比+4.7%で需要は減少していないことから、9
月は 8 月実績をやや上回るとみられる。
--------------------------------------------------------------------
4
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
10月19日
10月20日
10月20日
10月20日
10月20日
10月20日
10月20日
10月20日
10月20日
10月21日
10月21日
10月21日
10月21日
10月21日
10月21日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月22日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
10月23日
コード
8595
2772
3226
5423
5609
5933
6025
6506
6999
4684
4733
5204
6594
7931
7949
2268
2397
3250
3912
4519
4765
4775
6722
7466
7477
8566
1381
1967
2656
3529
3828
4107
4291
4307
4452
4549
4929
4973
6210
6287
6663
6676
6730
6798
6858
7177
7422
7615
7976
7984
8014
8617
8692
8707
9039
9621
9680
9708
9950
銘柄
ジャフコ
ゲンキー
アコモF
東製鉄
日鋳造
アルインコ
日本PC
安川電
KOA
オービック
OBC
石塚硝
日電産(10/22)
未来工業
小松ウオル
サーティワン
DNAチップ
ADワークス
モバファク
中外薬(10/22)
モーニングスタ
総合メディ
A&T
SPK
ムラキ
リコーリース
アクシーズ
ヤマト
ベクター
アツギ
ニフティ
伊勢化
JIEC
NRI
花王
栄研化
アジュバン
高純度化
東洋機械
サトーHD
太洋工業
メルコ
アクセル
SMK
小野測
GMOクリック
東邦レマック
京都友禅
菱鉛筆
コクヨ
蝶理
光世証
だいこう
岩井コスモ
サカイ引越
建設技研
共成レンテ
帝国ホテル
ハチバン
上場部名
東証1部
東証1部
東証REIT
東証1部
東証2部
東証1部
セントレックス
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
名証2部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証2部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
ジャスダックS
時刻
日付
コード
銘柄
上場部名
時刻
15:00
15:00
15:00
15:00
16:00
15:00
14:00
15:15
15:00
16:00
16:30
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
13:00
16:00
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
14:00
15:00
13:00
15:00
15:00
14:00
14:00
15:00
14:00
15:00
15:00
14:00
15:00
5
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展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
証券会社
10月13日 SMBC日興
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
8964
フロンティアRE
2→1格上げ
655000→605000
8968
福岡リート
2→1格上げ
260000→235000
8976
大和OF
2→1格上げ
740000
8985
JHR
2→1格上げ
100000
UBS
8304
あおぞら銀行
SELL→NEUTRAL格上げ
ゴールドマン
3116
トヨタ紡織
売り→中立格上げ
1500→2100
ドイツ
4519
中外薬
SELL→HOLD格上げ
2900→3300
バークレーズ
4912
ライオン
UNDERWEIGHT→EQUALWEIGHT格上げ
900→1200
三菱UFJ
2678
アスクル
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
3000→4100
10月15日 SMBC日興
7272
ヤマハ発
3→2格上げ
2700→2900
メリルリンチ
9831
ヤマダ電
UNDERPERFORM→中立格上げ
6
450→440
-
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展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
10月13日 JPモルガン
7309
シマノ
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
SMBC日興
8953
日本リテール
1→2格下げ
320000→272000
-
8954
オリックスJRE
1→2格下げ
230000→185000
8957
東急RE
2→3格下げ
175000→170000
8972
ケネディクスR
1→2格下げ
830000→685000
8975
いちご
1→2格下げ
122000→100000
ゴールドマン
6728
アルバック
買い→中立格下げ
バークレーズ
2200→2350
4967
小林製薬
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
10月14日 大和
9945
プレナス
2→3格下げ
8000
-
10月15日 いちよし
-
3093
トレファク
A→B格下げ
岩井コスモ
6474
不二越
A→B+格下げ
東海東京
2726
パル
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
3501
住江織
A→B+格下げ
-
9419
ワイヤレスG
A→B格下げ
-
10月16日 岩井コスモ
7
4500→2800
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-1000
8
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2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
事業法人
2015/9/7
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
信託銀
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
外国人
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/5/7
2015/5/11
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
-500
2015/7/21
0
2015/7/13
500
2015/7/6
単位:億円
2015/6/22
-1000
2015/6/29
-350
2015/6/22
-300
2015/6/15
-500
2015/6/15
-250
2015/6/8
-200
2015/6/8
1000
2015/6/1
-100
2015/6/1
1500
-50
2015/5/25
0
2015/5/18
50
2015/5/25
150
2015/5/11
単位:億円
2015/5/18
200
2015/4/27
-8000
2015/5/7
-4000
2015/5/11
-2000
2015/4/20
0
2015/4/27
2000
2015/4/20
4000
2015/5/7
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
単位:億円
2015/4/27
2015/9/7
2015/8/10
2015/8/17
2015/8/24
2015/8/31
2015/9/7
2015/9/14
2015/9/24
2015/9/28
2015/10/5
6000
2015/4/20
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
投信
2015/9/14
生・損保
2015/9/14
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/4/20
2015/4/27
2015/5/7
2015/5/11
2015/5/18
2015/5/25
2015/6/1
2015/6/8
2015/6/15
2015/6/22
2015/6/29
2015/7/6
2015/7/13
2015/7/21
2015/7/27
2015/8/3
個人
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/17
2015/8/24
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
展望
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/5/25
2015/6/1
2015/5/18
2015/5/11
2015/5/7
2015/4/27
2015/4/20
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越しに転じる
転じた。また、個人投資家は 3735 億円と売り越し継続となった。
10 月第 1 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 1251 億円と買い越しに転じた。現物についても買い越しに
その他、投信は 839 億円、事法は 345 億円、信託は 919 億円と買い越し継続となった。都地銀は 82 億円と買い越しに転じた。
生・損保は 160 億円と売り越しに転じた。自己は 225 先物買いの、現物、TOPIX 先物売りで 651 億円と買い越しに転じた。この週
の裁定残は、ネットベースで 3058 億円増加の 2 兆 1124 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 4.03%の大幅上昇へ。
8000
単位:億円
6000
4000
2000
-2000
0
-4000
-6000
-6000
-10000
-8000
-12000
3000
単位:億円
100
2500
2000
-150
500
0
-1500
6000
単位:億円
2000
1500
5000
1000
4000
3000
2000
1000
0
-1000
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 139 Weekly
2015 10 19
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/06/29
▲1,712
556
▲2,444
774
350
▲21
▲106
2,121
15/07/06
▲2,045
5,272
▲4,383
670
747
11
47
▲1,302
15/07/13
1,249
▲4,923
3,749
446
▲372
▲73
▲78
287
15/07/21
▲291
830
▲156
▲294
59
30
▲20
▲415
15/07/27
▲74
▲528
▲242
335
257
▲126
77
302
15/08/03
1,660
▲2,503
2,672
▲736
315
▲29
▲79
▲939
1,097
15/08/10
207
808
▲3,179
109
941
20
▲8
15/08/17
▲1,449
3,270
▲4,005
▲6
1,671
53
76
▲89
15/08/24
▲4,323
4,277
▲7,070
1,487
1,835
143
▲8
2,631
15/08/31
▲3,219
3,378
▲4,817
312
827
42
41
2,553
15/09/07
8,037
▲1,274
▲10,348
735
906
▲56
▲89
2,023
15/09/14
591
935
▲7,858
238
5,314
▲71
▲106
530
15/09/24
▲1,998
1,585
▲760
484
▲0
8
48
164
15/09/28
▲1,838
▲441
▲1,989
757
660
▲25
▲131
2,413
15/10/05
▲252
▲3,309
2,103
85
333
▲151
▲113
1,497
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/06/29
1,661
▲70
▲848
33
▲60
▲61
▲92
▲523
15/07/06
4,043
74
▲3,576
▲427
41
207
▲8
▲378
15/07/13
▲789
▲130
1,076
88
11
114
7
▲300
15/07/21
331
▲20
412
▲68
▲18
▲42
▲81
▲522
15/07/27
986
145
▲659
▲218
8
▲146
7
▲106
15/08/03
▲2,336
▲8
2,206
▲76
2
35
144
61
15/08/10
▲672
▲147
993
▲50
5
48
▲56
▲48
15/08/17
1,402
17
▲1,072
61
▲26
▲139
▲40
▲252
15/08/24
4,078
▲83
▲4,423
232
5
199
80
11
15/08/31
2,983
▲17
▲1,753
▲492
▲0
▲24
▲233
▲445
15/09/07
957
109
▲392
▲660
▲1
78
20
▲173
15/09/14
▲573
▲3
736
15
▲0
2
26
▲220
15/09/24
2,823
▲34
▲3,069
▲13
▲2
▲35
248
101
15/09/28
▲937
▲95
▲2,211
377
▲31
120
▲1
2,802
15/10/05
▲1,249
▲37
812
211
8
72
10
315
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/06/29
1,135
310
▲4,222
2,459
▲3
10
95
145
15/07/06
▲1,042
683
▲5,267
5,012
68
▲4
▲3
360
15/07/13
▲356
▲936
4,296
▲2,812
▲86
▲22
▲118
103
15/07/21
168
▲14
1,078
▲1,241
14
▲4
43
▲127
15/07/27
96
424
▲2,193
2,056
▲1
▲33
▲135
▲1
15/08/03
448
▲329
4,048
▲2,956
▲30
▲15
107
▲1,145
15/08/10
1,930
144
▲2,711
847
▲4
▲10
▲58
▲390
15/08/17
1,016
820
▲5,175
2,374
147
0
▲260
889
15/08/24
113
▲500
▲7,634
6,208
▲104
▲59
▲329
2,548
15/08/31
▲687
▲392
3,760
▲1,519
4
▲58
▲88
▲971
15/09/07
▲3,194
453
▲735
1,445
▲1
▲10
726
1,203
15/09/14
273
▲161
▲497
472
▲4
▲2
▲214
190
15/09/24
526
▲65
▲1,224
773
16
0
▲209
319
15/09/28
853
186
▲2,383
1,317
▲5
▲35
▲54
196
15/10/05
2,152
▲389
▲1,664
543
4
▲81
185
▲893
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※
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新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
AppBank(アップバンク)
事業内容:
グリーンペプタイド
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
6177
東M
10/15
1,140~1,200
公募株数
(株)
売出株数
(株)
178,000
1,307,800
公募価格
(円)
初値
(円)
1,200
1,750
主幹事
10/16終値
(円)
野村
2,650
スマートフォン向けアプリの紹介記事等を掲載するメディアサイト(「AppBank.net」)の運営、自社アプリや動画コンテンツの提供、スマートフォン
及びゲーム関連商材のECサイトの運営及び店舗販売等
4594
東M
10/22
450~550
6,500,000
7,935,800
450
-
みずほ
-
396,000
143,100
2,740
-
大和
-
事業内容: がん免疫治療薬の研究、開発、製造、販売
GMOメディア
6180
東M
10/23
2,500~2,740
事業内容: ECメディアおよびソーシャルメディア等のインターネットメディア運営
パートナーエージェント
6181
東M
10/27
1,160~1,260
248,000
328,000
-
- SMBC日興
-
東M
10/28
2,350~2,500
255,000
238,000
-
- SMBC日興
-
495,000,000
-
-
-
事業内容: 結婚情報サービス
バルニバービ
3418
事業内容: 飲食店の経営・運営企画、遊休施設の再開発、商業施設全般の企画開発
日本郵政
6178
東1or2
11/4
1,100~1,400
0
野村
事業内容: 郵便・国内物流事業、国際物流事業、金融窓口事業、銀行業、生命保険業等を営む子会社の経営管理及びそれに付帯関連する事業
かんぽ生命保険
7181
東1or2
11/4
1,900~2,200
0
66,000,000
-
-
野村
-
東1or2
11/4
1,250~1,450
0
412,442,300
-
-
野村
-
東M
11/19
-
110,000
100,000
-
-
SBI
-
11/19
-
231,600
116,300
-
- SMBC日興
-
29,400,000
-
-
-
事業内容: 生命保険業
ゆうちょ銀行
7182
事業内容: 銀行業
あんしん保証
7183
事業内容: 家賃債務の保証事業
ロゼッタ
6182
東M
事業内容: 自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業
ベルシステム24ホールディングス
6183
東1or2
11/20
-
3,102,900
SMBC日興、MUMSS
事業内容: 電話等を利用したコールセンター業務、治験支援業務等
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1332
日水
376
374.75
326.5
1824
前田建
910
902.5
1945
東京エネシス
1071
991.75
867
1972
三晃金
277
272
253
2440
ぐるなび
2129
2122.25
1923
3724
ベリサーブ
1109
1102.5
1027
3774
IIJ
2322
2279
2251
4531
有機薬
284
278
272
4668
明光ネット
1444
1353.25
1303.5
4917
マンダム
4385
4353.75
4092.5
6406
フジテック
1222
1218.5
1184
6809
TOA
1195
1174.75
1175.5
6947
図研
1165
1093.5
1025
7481
尾家産業
895
889.75
874
7723
愛知時計
331
330.25
314.5
7942
JSP
2329
2286.75
2077.5
8593
三菱Uリース
607
603
582
9010
富士急
1186
1168.75
1135
9543
静岡ガス
812
802.5
731.5
9919
関西スーパ
822
798
816.5
11
851
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展望
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1773
YTL
1822
大豊建
1954
日工営
474
1982
日比設
1441
2726
パル
2780
3566.75
2897
日清食HD
5550
3050
DCM
803
4205
日ゼオン
4245
ダイキアクシス
4958
5273
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
50
55
51.5
1821
三住建設
131
164.5
143.5
527
625.25
540.5
1866
北野建
320
358.5
321.5
478
483.5
1956
NDS
300
311.5
302
1632.75
1497.5
2128
ノバレーゼ
881
887.75
919
3048.5
2735
ワッツ
896
902
905
5985
5565
3001
片倉
1252
1259.5
1281.5
885
824.5
4204
積水化
1321
1517.5
1347.5
1022
1110.25
1038.5
4206
アイカ工
2403
2623.5
2447.5
1001
1139
1005
4345
シーティーエス
719
858.5
730.5
長谷川香
1556
1702.75
1615
5142
アキレス
150
154.25
151
三谷セキ
1690
1927.75
1745
5334
特殊陶
2988
3318.75
3072.5
5358
イソライト
208
250.25
233
5857
アサヒHD
1900
2039.5
1912.5
5909
コロナ
1110
1135.75
1131.5
5981
東京綱
186
203.25
188
6135
牧野フ
845
966.75
880
6205
OKK
143
159.25
150
6371
椿本チ
6482
ユーシン精機
6581
日立工
6806
ヒロセ電
6914
858
959
873
6462
リケン
433
464.75
436
2226
2329.25
2512.5
6504
富士電機
497
558.5
516.5
882
955.5
894.5
6752
パナソニック
1304
1519.75
1377.5
14280
15216
14297
6810
日立マクセル
1880
2004.25
1889
オプテックス
2139
2382.5
2194
6971
京セラ
5770
6189.75
5791
7240
NOK
2790
3425.5
2790.5
7414
小野建
1034
1049.5
1092
7504
高速
894
901.5
905.5
7897
ホクシン
134
135
145
8058
三菱商
2185
2375.75
2198.5
8127
ヤマトインター
8173
上新電
905
958.25
909.5
8233
高島屋
8237
松屋
1470
1836.25
1501
8244
近鉄百
8291
日産東HD
303
322
314.5
8309
三住トラスト
8622
水戸証券
390
446
406.5
9101
9107
川崎汽
9303
9413
テレ東HD
272
320
286
2127
2361.75
2129.5
400
413.25
423
1012
1113.5
1047.5
331
326
332.75
453.7
502.75
476
日本郵船
314
346
317.5
住友倉
592
662.5
593.5
12
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