...

平成 27 年度版

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

平成 27 年度版
平成 27 年度版
(平成 27 年 8 月 1 日~平成 28 年3月 31 日)
発行日:平成 28 年 6 月20 日
〒990-2339 山形市成沢西一丁目10番6号
TEL023-695-3381 FAX023-689-1880
URL:http://www.aramasa.co.jp
e-mail:[email protected]
1.環境方針
2.組織の概要
2-1.事業所名及び代表者氏名
■
株式会社 荒 正
■ 代表取締役 荒
井
寛
2-2.認証対象事業所及び所在地
社 :〒990-2339 山形市成沢西一丁目 10 番 6 号
■
本
■
金谷事業所:〒999-3103 上山市金谷字下河原 1583-2
■
上平事業所:〒990-2303 山形市蔵王上野字上平 271
■
若瀬事業所:〒990-2303 山形市蔵王上野字若瀬 254-1
★1 温泉施設(天神乃湯)
:〒990-2303
山形市蔵王上野 313-1
★2 観光果樹園(フルーツランドやまがた園)
:〒999-3223
上山市三上 1241-194
★3 高齢者介護施設(ほっと in 福寿草・安心ハウス福寿草)
〒990-2332
山形市飯田 5-1-50
★1~3 の事業所は現段階で認証対象外になります。この内、★1 と★2 については、平成 28 年度から取組を開
始し、初回更新審査時に認証登録範囲の拡大を行います。また、★3 については、平成 31 年度までに別組織と
して認証取得を目指すこととします。
-1-
2-3.環境管理責任者及び担当者連絡先
■
環境管理責任者:環境事業部課長 高橋和晴
■ 事務局:総務企画部 高橋良則
■
連絡先:TEL023-695-3381 FAX023-689-1880
■ e-mail:[email protected]
2-4.設立年月日
■
昭和 29 年(1954 年)11 月
2-5.資本金
■
6,000万円
2-6.事業活動の内容(認証・登録範囲)※
一般廃棄物及び産業廃棄物の収集運搬(積替保管を含む)、中間処理(破砕・圧縮梱包)、最終処分
(安定型・管理型)
※今回の認証・登録範囲には、当社が現在行っている事業の内、「建築・土木・解体工事業、一級建築士事務所、
宅地建物取引業、林業・素材生産、バイオマス事業、温泉事業、農業、介護事業」については含まれていません。
これらの事業については、2-2.に記載した計画に基づき、順次、範囲を拡大していきます。
2-7.事業規模
活動規模
単位
平成26年度
平成27年度
売上高(対象部門/全体)
百万円
121/1637
166/2068
従業員(対象部門/全体)
人
9/89
9/86
m
2
477
敷地面積(金谷)
m
2
2,965
最終処分場(上平:管理型)
m
2
28,160
最終処分場(若瀬:安定型)
m
2
17,850
敷地面積(本社)
〔留意事項〕
売上高については、H26 年度
分は、H26.8 から H27.7 ま
で、H27 年度分は、会計年度
期間の変更に伴い、H27.8~
H28.3 となります。また、社
員数は両年度ともに 8 月現在
の人数となります。
2-8.組織図
代表取締役
介護事業部
代表取締役専務
温泉事業部
農園事業部
総務企画部
土木部
建築部
環境事業部
業務管理部
金谷事業所
上平(若瀬)
事業所
登録時認証対象部門
初回更新時認証対象部門
-2-
単独認証取得部門(H31 目標)
3.産業廃棄物処理業等情報公開関連項目
3-1.許可の内容
許可の種類
産業廃棄物
収集運搬業
産業廃棄物
処分業
中間処理
(破砕・脱水
圧縮梱包)
産業廃棄物
処分業
最終処分
産業廃棄物
収集運搬業
汚染土壌
処理業
一般廃棄物
収集運搬業
一般廃棄物
処分業
廃棄物の種類
許可権者
山形県
燃えがら 汚泥
廃プラスチック
紙くず 木くず
繊維くず 動植物
残さ ゴムくず
金属くず
鉱さい がれき類
動物のふん尿 ば
いじん 政令第2条
第13号に規定の産
業廃棄物 石綿含
有産業廃棄物
廃プラスチック類
木くず
汚泥
動物のふん尿
山形県
許可年月日 有効年月日
事業計画の概要
H25.11.19 H30.10.30
県内一円の事業所、建設現場
で生じる産業廃棄物を当社処
理施設、最終処分場に搬入あ
るいは関連企業の処理施設に
運搬します。
第0641009545号
H25.11.18 H30.10.30
県内一円の事業所、建設現場
等で生じる産業廃棄物を受け
入れ、破砕、圧縮梱包処理を
行い当社最終処分場あるいは
関連企業に搬入します。含水
率の高い汚泥を脱水して当社
最終処分場に搬入します。
第0641009545号
H25.11.18 H30.10.30 受け入れ埋め立て処分
第0611009545号
山形県
燃えがら 汚泥
廃プラスチック
紙くず 木くず
繊維くず 動植物
残さ ゴムくず
金属くず 鉱さい
ガラスくず
がれき類 動物の
ふん尿 動物系固
形不要物 ばいじ
ん 政令第2条第
13号に規定の産業
廃棄物 石綿含有
産業廃棄物
宮城県
燃えがら 汚泥
廃プラスチック
紙くず 木くず
繊維くず 動植物
残さ ゴムくず
金属くず
ガラス・陶磁器くず
及び陶磁器くず
鉱さい がれき類
家畜のふん尿 ば
いじん
山形市
それぞれの特定有害物質の種
類の区分に応じ、規則第9条第
第0580010001号
1項第2号に規定する第二溶出
量基準に適合したもの
ごみ
山形市
山形市
上山市
第0400009545号
山形市指令ご減第1号
生活雑排水汚泥
ごみ
一般廃棄物
収集運搬業
許可番号
ごみ
山形市指令ご減第2号
県内(一部県外)の廃棄物を
H24.11.1
H29.10.31
県内一円の事業所、建設現場
で生じる産業廃棄物を当社処
理施設、最終処分場に搬入あ
るいは関連企業の処理施設、
に運搬します。
H24.11.1
H29.10.31
基準に適合したものの
埋め立て処分
H29.3.31
市内の一般廃棄物を収集運
搬し、市の管理する施設、一
般廃棄物処理計画で指定する
処理施設又は市の許可を受け
た場所に搬入します。
H29.3.31
市内の一般廃棄物を処理し、
市の管理する施設、一般廃棄
物処理計画で指定する処理施
設又は市の許可を受けた場所
に搬入します。
H29.3.31
市内の一般廃棄物を収集運
搬し、市の管理する施設、一
般廃棄物処理計画で指定する
処理施設又は市の許可を受け
た場所に搬入します。
H28.4.1
H28.4.1
粗大ごみ
(但し解体現場から生ずる
ものに限る)
H27-9
H28.4.1
3-2.保有車両重機・施設等の状況
1)収集運搬車両・重機類
車両の種類
三菱 4t クレーン
三菱 4t クレーン
いすゞ 4t クレーン
三菱 4t 脱着式コンテナ
三菱 4t 脱着式コンテナ
マツダ 1トン トラック
ホンダ 軽 トラック
いすゞ 4t 塵芥
日産 4t 塵芥
燃料
軽油
軽油
軽油
軽油
軽油
軽油
ガソリン
軽油
軽油
最大積載量
2.8t
2.4t
2.4t
4t
4t
0.85t
0.35t
2.35t
2.5t
重機類の種類
燃料
コマツ パワーショベル 軽油
コマツ パワーショベル 軽油
コマツ ショベルローダー
軽油
コマツ フォークリフト
軽油
住友 パワーショベル 軽油
モロオカ 破砕機
軽油
-3-
型式
PC200LC
PC300LC
SD26
FD35
МC2000
2)積替保管施設(金谷事業所)
廃棄物の種類
木くず
廃プラスチック類
紙くず
金属くず
がれき類
保管面積 保管上限
24.84m2
44m3
2
59.84m
88.2m3
2.16m2
1.94m3
2
4.32m
3.88m3
2.16m2
1.94m3
3)中間処理施設の状況(金谷事業所)
処理施設
破砕機
圧縮梱包機
処理対象廃棄物
木くず
廃プラスチック
廃プラスチック
処理の方式
処理能力
4.96t/日
4.0t/日
15.7t/日
自走式破砕機
(モロオカ)
ラージベル
3-3.処理工程の概要
木くず
小割り(パワーショベル)
破砕機
廃プラスチック
磁選機
木くず
圧縮梱包機
金属等
自社最終処分場
有価物として売却
3-4.受託した産業廃棄物の処理実績
処理工程
実績区分
収集運搬
受入量
再資源化対象量
最終処分量
中間処理後
再資源化量
管理型(上平)
最終処分
安定型(若瀬)
中間処理前
処理実績(t)
H26
2,802
1,438
638
800
638
11,761
558
H27
2,474
1,485
422
1,063
422
12,528
549
主たる廃棄物の種類
廃プラスチック類、木くず、がれき類、汚泥、ガラスくず等
廃プラスチック類、木くず
木くず
廃プラスチック類
木くず
汚泥、がれき類、鉱さい、廃プラスチック類、燃え殻等
がれき類、廃プラスチック類、石綿含有産業廃棄物等
注)各年度4月から翌3月までの実績値
3-5.廃棄物処理料金
適正価格にて御見積をいたしますので、お気軽にお問い合せ下さい。
-3-
4.環境目標とその実績
4-1.環境負荷の現状(平成 27 年度環境負荷自己チェック結果より)
※集計期間は 4 月~3 月です。なお、電力に係る二酸化炭素換算係数は、平成 25 年度東北電力実績値
0.591 を使用しました。
■
二酸化炭素排出量
1)平成 27 年度における当社の二酸化炭素排出量は 276
tでした。これは、一般家庭 54 軒分の年間排出量※に
相当します。前年度と比較して 16.5t(6.3%)増加し
ました。
2)当社から排出される二酸化炭素の 67%が化石燃料の燃
焼に伴うもので、その中でも軽油が 145tで全体の
53%を占めていました。これは、収集運搬車両の運行
や重機類の稼働に伴い排出されます。
3)軽油の次に多いのは、電力の消費によるもので 92t、
全体の 33%となっています。電力の消費は上平事業所がその 77%を占めており、水処理用
のブロアの稼働によるものがその大部分を占めていると思われます。
4)以下、ガソリンが 23t(8.4%)、灯
油が 10.9(4.0%)、LPGが 4.4t
(1.6%)となっていました。
5)月別では、軽油の変動が目立ちます。
特に年度使用量が増大するのは、最終
処分場の整地作業により、重機の稼働
時間が長くなるためです。
■
廃棄物排出量(自ら排出)
一般廃棄物については、平成 27 年 8 月以降、排出量を把握開始しましたが、その排出量は、
812kgでリサイクル率は 47%となっていました。
産業廃棄物については、主に自社の建設現場等から排出されたものを自社の最終処分場に搬
入した分が対象となり、上平(管理型)には、廃プラスチック類、がれき類など 1791t、若瀬
(安定型)には、廃プラスチック類、がれき類など、895tを搬入し処分しています。
■
受託した産業廃棄物処理量
収集運搬の実績は、廃プラスチック(1,239t)、木くず(349t)、がれき類(219t)など、
合計 2,474tとなっており、昨年度比 328t(11.7%)減少しました。
中間処理の受入は、木くず、廃プラスチック合計で 1,485tとなっており、最終的に木くず
422tが再資源化されました。廃プラスチックは再資源化されず、減容化後、自社最終処分場で
最終処分されています。再資源化率は 28.4%でした。昨年度の 44.4%から大きく減少しました。
最終処分の実績は、上平(管理型)において、汚泥(2,372t)、がれき類(5,279t)、鉱さ
い(2,005t)など、合計 12,528t、また、若瀬(安定型)において、がれき類 252t、廃プラ
スチック類 214tなど、合計 549tを受け入れています。上平、若瀬合計で年間 13,077tを処
分しました。昨年度から 758t(6.1%)増加しました。
-4-
■
総排水量(水使用量)
上水は、ほとんどを生活用水として使用していますが、若瀬分に温泉施設で利用されている
分も含まれています。上水以外、上平において、井戸水と沢水を活用しています。これらにつ
いては、メーター等が設置されていないので、量の把握はできません。放流先は、本社が下水、
上平は河川、金谷は地下浸透(トイレは汲み取り)となっています。
年間使用量(H26-H27)は、本社 130-148m3、若瀬 209-69m3、金谷 63-45m3 と本社を除き
大幅に減少しました。若瀬には、温泉施設使用分が含まれており、H26 年度に行われた改修工
事等で一時的に増加したものと思われます。
■
化学物質使用量
PRTR 法に該当する化学物質の使用はありません。その他の化学物質は、水処理施設におい
て、pH 調整のための薬品を使用しています。
4-2.環境目標(短期・中期)の達成状況
環境負荷の自己チェックと環境への取組の自己チェック、ならびに環境方針との整合性を図り、
次の7項目(山形エコアクション 21 対応項目を含む)について、環境目標(単年度目標&5 年
間の中期目標)を設定しました。
■
二酸化炭素排出量(電力)
環境目標と実績(電力)
平成27年度目標
基準年度比
中期目標(H27~H31)
基準年度実績値(H26):kg-CO2
H27年度目標値:kg-CO2
H27年度実績値:kg-CO2
削減量(マイナス数値は増加)
削減率(マイナスの数値は増加)
評価
全社
16%削減
20%削減
68,809
57,724
57,168
11,641
16.9%
○
本社
2%削減
10%削減
7,292
7,146
7,058
234
3.2%
○
上平
20%削減
30%削減
53,940
43,152
43,304
10,636
19.7%
△
金谷
2%削減
5%削減
7,577
7,425
6,805
772
10.2%
○
【コメント】上平(最終処分場:管理型)に設置している水処理用ブロアの稼働時間の短縮したこ
とが削減に大きく寄与しました。中間処理施設(金谷)でも業務量の関係で大きく減少しました。
本社では暖冬の影響もあり、冬期間大きく削減できました。
-5-
■
二酸化炭素排出量(ガソリン)
環境目標と実績(ガソリン)
全社
基準年 2%削減
平成27年度目標
度比
中期目標(H27~H31)
燃費向上
基準年度実績値(H26):kg-CO2
15,247
H27年度目標値:kg-CO2
14,942
H27年度実績値:kg-CO2
16,520
削減量(マイナス数値は増加)
-1,273
削減率(マイナスの数値は増加)
-8.3%
評価
×
【コメント】10 月以降、営業車両を増車したことが増加の原因です。今後も業務量の増加に伴い走
行距離の増加が見込まれるため、H28 年度以降、燃費向上目標に変更する予定です。
■
二酸化炭素排出量(軽油)
環境目標と実績(軽油)
全社
平成27年度目標
基準年 2%削減
原単位設定
中期目標(H27~H31)
度比
基準年度実績値(H26):kg-CO2
82,131
H27年度目標値:kg-CO2
80,488
H27年度実績値:kg-CO2
97,492
削減量(マイナス数値は増加)
-15,361
削減率(マイナスの数値は増加)
-18.7%
評価
×
【コメント】1 月までは順調に推移しましたが、2 月~3 月に最終処分場で整地作業を実施したこと
から、重機類での使用量が急増しました。金谷(中間処理施設)では削減しています。
■
二酸化炭素排出量(灯油)
環境目標と実績(灯油)
上平+金谷
平成27年度目標
基準年 2%削減
中期目標(H27~H31)
度比
10%削減
基準年度実績値(H26):kg-CO2
8,777
H27年度目標値:kg-CO2
8,601
H27年度実績値:kg-CO2
9,701
削減量(マイナス数値は増加)
-924
削減率(マイナスの数値は増加)
-10.5%
評価
×
【コメント】結果的には目標を達成できませんでしたが、給油時期によって、評価にずれがでるこ
とが要因になっていると思われます。
■
二酸化炭素排出量(LPG)
環境目標と実績(LPG)
本社+金谷
平成27年度目標
基準年 5%削減
中期目標(H27~H31)
度比
10%削減
基準年度実績値(H26):kg-CO2
3,789
H27年度目標値:kg-CO2
3,600
H27年度実績値:kg-CO2
4,031
削減量(マイナス数値は増加)
-242
削減率(マイナスの数値は増加)
-6.4%
評価
×
【コメント】ほぼ本社でのヒートポンプエアコン用です。特に冷房期において、昨年度比で大幅に
増加していますが、この時期、業務量が大幅に増加したことが要因となっていると思われます。
-6-
■
水使用量
環境目標と実績(水)
全社
平成27年度目標
基準年 2%削減
中期目標(H27~H31)
度比
5%削減
基準年度実績値(H26):kg-CO2
183
H27年度目標値:kg-CO2
179
H27年度実績値:kg-CO2
144
削減量(マイナス数値は増加)
39
削減率(マイナスの数値は増加)
21.3%
評価
○
【コメント】本社での使用量は 84→98 と増加しましたが、若瀬が 50→21、金谷が 49→25 と大幅
に削減し、全体として、目標は達成できました。
■
廃棄物排出量(一般廃棄物)
平成 27 年度目標:分別の徹底と実績把握/中期目標(H27~H31)
:リサイクル率の向上
【コメント】8 月~3 月の 8 ヶ月間で、全社で 812kg 排出しました。
その内訳は、可燃ゴミが 45%(365kg)と最も多く、以下、紙類(コ
ピー用紙、新聞雑等)が 34%(276kg)、その他不燃ゴミが 8%(65kg)
などとなっていました。分別を徹底し、リサイクル率を向上させる取
組を推進していきます。
■
グリーン購入
平成 27 年度目標:グリーン購入率 65%以上
/中期目標(H27~H31)
:80%以上
取組結果:75%(目標達成)
【コメント】月毎に大きく変動しているが累
計では、取組開始以来、継続して目標値を上
回る実績を残すことができました。
■
製品・サービスの環境負荷削減に係る環境目標
1)水処理ブロア稼働に伴う電力使用量削減(上平事業所)
平成 27 年度目標:H26 年度比 20%削減/中期目標(H27~H31)
:H26 年度比 30%削減
環境目標と実績(電力)
上平
平成27年度目標
20%削減
基準
年度比
中期目標(H27~H31)
30%削減
基準年度実績値(H26):kwh
91,269
H27年度目標値:kwh
73,015
H27年度実績値:kwh
73,273
削減量(マイナス数値は増加)
17,996
削減率(マイナスの数値は増加)
19.7%
評価
△
【コメント】取組当初は、放流水の水質の変化を慎重に見極めながら手動でブロア稼働時間を
徐々に減らしていったので、小幅な削減にとどまりましたが、1 月以降はタイマーを設置し計画
通りの削減となりました。
-7-
2)中間処理施設における再資源化率の向上
平成 27 年度目標:中間処理再資源化率 50%以上/中期目標(H27~H31):60%以上
取組結果:再資源化率 28.4%(目標未達)
■
地域の環境保全(山形エコアクション21対応項目)
1)環境保護団体への協力
2)会社周辺の清掃活動
【コメント】夏と冬の「エコスタイル
チャレンジ」に参加しました。
【コメント】7 月~9 月に毎月 1 回、近くの公園の
草刈りと清掃活動を実施しました。また、1 月 21
日には除雪ボランティアを実施しています。
5.環境活動計画と取組結果並びに次年度の取組内容
5-1.平成 27 年度環境活動計画と取組結果(平成 27 年 8 月~平成 28 年 3 月)
<評価判定の目安>
○…実施済。80%以上の社員が取組んでいる。80点以上の満足度である。
△…一部未実施。50~80%の社員が取組んでいる。50~80点ぐらいの
満足度である。
×…未実施。50%未満の社員しか取組んでいない。50点未満の満足度である。
(是正処置の対象)
環境目標
活動・取組項目
■消費電力の削減
二
酸
化
の
炭
削
素
減
排
出
量
■ガソリン・軽油使用量の
削減
■その他化石燃料の削減
(灯油・LPG)
の廃
削棄
減物
■水処理ブロア可動に
伴う電力使用量の削減
ー
製
品
・
関
サ
連
■一般廃棄物の削減
(リサイクルの推進)
ビ
ス
■中間処理施設における
再資源化率の向上
建設現場での環境配慮
活動の具体的内容
(どのように)
■室温は、暖房期20℃、冷房期27℃で管理する。
■定期的にエアコンのフィルターを清掃する。
■PCを省エネモードに設定、外出時はシャットダウン
■使用後トイレのフタ閉・暖房便座設定「低」(冬)
■使用していない部屋の照明・空調はOFF
■照明のLED化検討
■処分場水処理ブロアの稼働時間削減
■中間処理施設の効率運転
■エコ運転の教育研修
■アイドリング停止の徹底
■効率的な収集運搬(情報共有・ルート調整等)
■法定速度の遵守
■車両整備(オイル交換・空気圧調整)
■車両日報の記録と燃費の把握
■燃費の良い車両への更新
■暖房設定温度20℃で管理
■ペレットストーブの導入検討
■魔法瓶の活用
■給湯温度の設定を下げる(夏場は使用しない)
■分別のルールの確立と周知徹底
■廃棄物置場のリニューアル
■コピー用紙削減(両面コピー・裏紙利用の徹底)
■一般廃棄物の排出量記録
■手動による段階的な可動停止(試行)
■処理水水質の監視強化
■タイマー設置等による運転時間管理
■圧縮機はまとまってから稼働させる
■パッカー車長時間エンジン停止
■破砕機まとめて
■建設現場環境配慮チェックリストの作成と試行
■同上運用開始
-8-
8~
10月
11~
3月
△
○
○
△
○
○
○
○
○
○
○
×
○
△
○
○
△
○
△
△
×
○
○
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
△
○
○
○
○
△
○
○
△
○
△
×
○
○
○
○
○
○
○
-
○
○
○
総
の
排
削
水
減
量
■水道使用量の削減
化学物質
削減
■化学物質使用量の
削減
グリーン
購入
■グリーン購入
山形EA21 ■環境保護団体への協力
関連
■会社周辺の清掃活動
■トイレの流水量の調整
■手洗い時の節水(掲示)
■蛇口元栓の調整
■洗車方法の見直し(水の出しっ放し禁止等)
■化学物質適性使用基準の作成
■使用量の把握
■グリーン購入ネットワーク認定商品(エコ商品)の選定
■事務消耗品のエコ商品購入率の把握
■車両・設備・機械等購入時のルール確立
■「山形県環境保全協議会」主催事業への参加協力
■周辺道路のごみ拾い、側溝清掃、草刈りなどの実施
○
△
○
○
○
△
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
残念ながら、一部の項目で未実施×になってしまいました。具体的には「エコドライブ研修」と「魔
法瓶の活用」です。エコドライブについては、運転者全員がそろう機会が取れず、研修の機会を逸
してしまいました。また、魔法瓶の活用も些細なこととして、実現しないままとなってしまいまし
た。
5-2.次年度以降の取組内容
平成 28 年度は建築・土木部門での取組もスタートさ
せていきます。これを機に再度活動目標や活動計画
を練り直し、H27 年度の反省も踏まえながら、再スタ
ートを切りたいと思います。まずは、身近で簡単な
取組を全社員に定着させることを目指して取組を進
めて行きます。
6.環境関連法規等の遵守状況、訴訟等の有無
6-1.該当する環境関連法規等とその遵守状況
平成 27 年 10 月 1 日付でその遵守状況を確認した結果は下記のとおりでした。
<廃棄物処理関係>
■廃棄物処理法(山形県産業廃棄物の処理に関する指導要綱・最終処分基準省令)
■建設リサイクル法 →問題点はありませんでした。
<大気汚染関係> ■オフロード法 →問題点はありませんでした。
<水質汚濁関係>
■ダイオキシン類特別措置法 →問題点はありませんでした。
■浄化槽法
■下水道法 →届出が必要な事故等の発生はありませんでした。
<消防関係> ■山形市・上山市火災予防条例 →問題点はありませんでした。
<化学物質関係> ■農薬取締法
■毒物及び劇物取締法 →問題点はありませんでした
<騒音・振動関係>
■騒音規制法・振動規制法(山形県生活環境の保全等に関する条例)
→特定建設工事に該当する工事はありませんでした。
<リサイクル関係>
■フロン排出抑制法 →エアコンの簡易点検を H27 年 10 月以降実施しました。
■自動車リサイクル法
■家電リサイクル法 →問題はありませんでした。
<自然環境保護関係>
■景観法 ■自然環境保全法 ■森林法 ■都市緑地法 ■種の保存法 ■鳥獣保護法
→該当する建設工事はありませんでした。
-9-
6-2.環境関連法令違反・訴訟の有無
創業以来、行政当局より、環境関連法令違反による行政処分を受けたことはありません。
また、環境関連の訴訟を受けたこともありません。
7.代表者による見直しの結果
現段階では、残念ながら、全組織・全活動の取り組みにはなっていま
せん。当社の事業活動は、
「2.組織の概要」にも示したとおり、今回認
証登録の対象とした環境事業部門(産業廃棄物関連業務)の他、建設部
門(建築・土木)、農事事業部門(農園運営)、温泉事業部門、高齢者介
護事業と多岐にわたっており、全体で一気に取組を進めるのは難しいと
判断したからでした。また、従来 8 月~翌 7 月の会計年度を H28 年度
から、4 月~翌 3 月に変更したこともあり、H27 年度の取組が 8 月~翌
3 月と変則的になってしまいました。そういった中で、H27 年度の取組
の成果としては、管理型最終処分場の水処理ブロアの電気使用量を約 2
割削減できたことが挙げられます。一方で、一部組織での取組というこ
ともあり、従業員の環境への意識改革といった面では、残念ながら、ま
だまだと言わざるを得ません。
4 月以降、会社名も「株式会社 山形環境荒正」から「株式会社 荒正」と変更しました。
H28 年度からは建設部門も対象に加え、心機一転、エコアクション 21 の取組も新たな気持ち
で再スタートを切りたいと思います。
「フルーツランドやまがた園」のサクランボ
この環境活動レポートは、ご希望の方に差し上げています。ご希望の方は、本社窓口でお申し出いただく
か、下記にご連絡下さい。また、認証取得後は、弊社 HP(http://www.aramasa.co.jp/)もしくはエコアク
ション21中央事務局の HP(http://www.ea21.jp/)でもご覧いただけます。
〒990-2339 山形市成沢西一丁目10番6号
株式会社
TEL023-695-3381
荒
正
FAX023-689-1880
-10-
Fly UP