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<宮城豪雨>若い善意きっかけ 防災マップ作成 | 河北新報オン ライン

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<宮城豪雨>若い善意きっかけ 防災マップ作成 | 河北新報オン ライン
<宮城豪雨>若い善意きっかけ 防災マップ作成 | 河北新報オン
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<宮城豪雨>若い善意きっかけ 防災マップ作成
高校から寄せられた義援金を基に作った防災マップを手にする佐藤会長
◎大阪・明星高の義援金活用/遠方からの配慮に感謝
昨年9月の宮城豪雨で浸水被害が相次いだ栗原市鶯沢の駒場下地区自治会(145世帯)が水
害発生時の地区防災マップを作成し、全世帯に配布した。大阪市の明星高生徒会から義援金が
寄せられたことがきっかけ。自治会は「遠く離れた小さな集落への気遣いをうれしく思う」と、近く
生徒会に感謝状を贈るという。
◇
マップはA3判。豪雨被害を基に、浸水しやすい地域と比較的標高が高い地域を色分け。水害に
遭いにくい市指定避難場所の鶯沢公民館を明示した。
河川はんらんの恐れがある箇所や冠水しやすい道路のほか、高齢者世帯など避難時に声掛け
が必要な世帯も記した。警察などの緊急時の電話連絡先も添えた。
駒場下地区は、二迫川と、二迫川に合流する鉛川沿いにある。自治会は堤防が低い二迫川の
越流や堤防決壊を前提にして、3年前に防災マップを作った。
だが、宮城豪雨時は二迫川と鉛川の合流地点で両河川の水が逆流し、想定外の方向から地区
に水が流れ込んだ。このため、車で避難しようとした人が車ごと流されそうになったケースもあっ
たという。
マップとともに作成した豪雨記録集(A4判、12ページ)と合わせ、かかった費用は計12万円。5
万9680円は明星高からの義援金を充てた。
同校生徒会顧問の寺尾真澄教諭(26)が、妻が宮城県出身という同僚教諭から「鶯沢は茨城県
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同校生徒会顧問の寺尾真澄教諭(26)が、妻が宮城県出身という同僚教諭から「鶯沢は茨城県
常総市のように大きく報道されていないが、大変な状況だ」と聞き、生徒会が学園祭で募金を
募った。計11万9360円が集まり、駒場下地区と隣接する袋地区に贈った。
駒場下地区自治会の佐藤一男会長(72)は「意義ある義援金を活用させてもらった。おかげで分
かりやすいマップができた」と感謝している。
<https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160219_13069.html> から挿入
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