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霜月 弥生 - エムエスホーム

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霜月 弥生 - エムエスホーム
■ひとり言■
こんにちは。エムエスホームの佐原です。いつもお世話になります。
まだまだ寒い日が続いておりますが、早春、2月中旬の祭日を利用し、南房総は鋸南町の保田にほど近い、
水仙の花が群生している「花月水仙ロード」に足を運んできました。ここは、なだらかな山道で、坂道に沿
って地元農家で栽培している水仙の花畑が続き、穏やかな晴天の日にも恵まれて、多くの中高年齢者の方々、
家族連れやハイキング客等が遠方より水仙を観賞しにこられておりました。そして、山道の途中には写真撮
影のスッポトもあり、水仙の畑の中で旅の思い出にカメラのシャッターを切られたり、休憩しながら水仙を
ゆっくり観賞されたりしておりました。近くには、お土産用の水仙や菜の花を置いてある売店もあって、訪
れた皆さんも楽しそうに穏やかな休日のひと時を楽しんでおられる様子でした。また、この保田の地は、か
の源頼朝が伊豆にて挙兵するも平家の軍に敗れ、小舟にて伊豆の真鶴海岸より保田に近い海岸に逃れて上陸
したゆかりの地でもあります。さらに、陸路にて安房の鴨川へ逃れる途中、この「花月水仙ロード」沿いの
「馬継ぎ岩」に自らの馬を繋いだ、とされる碑が今でもそのまま残されていて歴史の重さが感じとれました。
そして、この、水仙ロードを観賞して山道を下る途中、眼下に東京湾と白い雪を被った富士山の絶景を一望
しながら、土産に水仙と菜の花を買って帰途に着きました。
■お客様の
事務所貸店舗の屋根防水改修工事/菅野 Y 店舗
施工現場から■
築35年、建坪50坪の木造モルタル2階建ての貸店舗で、私共の事務所と美
容室、レストラン、歯科医院、整骨院の5店舗が入居していて、昨年の10月には冬場の大雪によって押
し曲げられていた、雨樋の修理と屋根の雪止めの取り付けに当たらせて頂きました。そして、その工事の
際に、屋根の状態も調べさせて頂きましたところ、屋根全体に敷き詰められている防水シートの一部、約
25平方メートルが雨水の侵入により、剥がれて浮き上がりそのまま放置できない状況にあることが判り
ました。そこで、店舗のオーナー様には部分的な補修と全体的な改修の2案をご提案し、このたびは、総
面積約160平方メートルの全面防水改修のご依頼を頂くことになりました。そこで、まず、防水作業の
前に、簡易足場を組んで必要な器材を荷上げの上、屋根全体の汚れを高圧洗浄にて洗い落しました。そし
て、防水シートの剥がれて浮き上がった部分を全て取り払い、下地にモルタルを塗り乾燥して新しい防水
シートを敷き詰めました。この下地の工程を終えた後、屋根全面に下地調整のプライマーを掛け、ウレタ
ン防水剤を塗布し、さらに、トップコート剤にて仕上げの塗装を全て完了致しました。そして、今回の改
修により、屋根からの雨漏り等の不安も解消され、今後も安心してお過ごしになられると思われます。
霜月
弥生
しもつき
やよい
11月号
3月号
VOL.68 2014 年 11 月
VOL.72 2015 年 3 月
■暮らしのたより■
葺き替えよりも低コスト カバー工法で屋根リフォーム!
スレート・コロニアル屋根のリフォームでは、「塗り替え」、「カバー(重ね葺き)工法」や「葺き替え」
等が一般的ですが、どのようなリフォームを選ぶかは、屋根の状態や築年数によって異なります。
通常、スレート・コロニアル屋根の寿命は約30年といわれていて、10年に一度のタイミングで塗り替
えを行い、築25年を過ぎたころ、「カバー(重ね葺き)工法」か「葺き替え」か、のリフォームを検討
する時期の目安になります。カバー工法の特徴は、葺き替えとは異なり、既存の屋根を撤去せず、今ある
屋根材の上に新たな屋根材をかぶせて二重の屋根にする工法で、
「重ね葺き」とも呼ばれています。
既存の屋根を活かすカバー工法には、①解体工事や廃棄物処理にかかるコストが抑えられる、②短期間で
施工できる、③住みながらリフォームできる、④断熱性・遮音性が高まる、⑤廃材が少なく地球に優しい、
、
などの多くのメリットがあります。
また、屋根材の種類が豊富で、天然石やテラコッタ調など、風合いやデザインの幅が広いのも魅力です。
リフォームのときに注意することは、二重屋根になるために、現状より屋根は重くなりますが、カバー工
法でリフォームを行う際には建物にかかる負担を減らすため、なるべく軽い屋根材を選ぶことが大切で
す。屋根のリフォームに当たり、屋根材の劣化具合のみでなく、下地の腐食の有無や、建物の強度や耐震
性などについての事前調査が必要です。そして、現況調査の結果によっては、カバー工法
ではなく、葺き替えが必要になる場合もありますので、専門化に調査を依頼しましょう。
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