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第8回つなぐ人フォーラム 実施報告書
第8回つなぐ人フォーラム 実施報告書 日 時 2016 年2月 20 日(⼟)〜22 日(月)<2泊3日> 会 場 清泉寮(公益財団法人キープ協会) 主 催 第8回つなぐ人フォーラム実⾏委員 / 公益財団法人キープ協会 目次 実⾏委員⻑挨拶 実施概要 スケジュール 1日目:10 分プレゼンテーション 2日目:45 分プログラム 3日目:2.5 時間ワークショップ 協賛広告 実⾏委員⻑挨拶 第8回つなぐ人フォーラム 実⾏委員⻑ 高橋 真理⼦ 星空工房アルリシャ 代表 星つむぎの村 共同代表(2016 年3月〜) 第 8 回つなぐ人フォーラムが、無事に、盛況にて開催できたこと、ご参加いただいたみなさん、“ツナギスト”の みなさん、ご協賛いただいた会社のみなさま、ほんとうにありがとうございます。運営を⽀える、実⾏委員およ び事務局であるキープ協会のみなさん、ボランティアのみなさんにも心から感謝です。 10 分プレゼン、45 分プログラム、そして、2.5 時間ワーク、これらの質が年々あがってきている感触があり、 加えて、20 代、30 代の若い人たちの⼒強さも感じられる今年のフォーラムでした。個人的にも、今年もまたと ても⼤切な出逢いをいただきました。 今感じている課題は、この「このエネルギーに満ち溢れる場」をどうしたらもう少し事前・事後情報としてお伝 えできるものか、また、その成果を⾒える形にしていくか、ということです。もちろん参加者⼀人ひとりの中で 活かされ、また新しい仕事が⽣み出されていれば、半分以上このフォーラムは成功しているのですが、それを年 1回のものとせず、その周辺にひろがっていくパワーを可視化したい、さらには、「つなぐこと」が社会にとっ てどんな意味があってなぜ必要なのかをお伝えできる場になりたい、そんな想いがあります。持続する活動体と してのフォーラムに、今後もぜひおつきあいいただければと思います。 第8回つなぐ人フォーラム 実⾏委員⻑ 中⻄ 昭一 (有)プラス・サーキュレーション・ジャパン 代表 ⽴教⼤学⼤学院異⽂化コミュニケーション研究科 特任准教授 第8回つなぐ人フォーラムにご参加いただいた皆様、ゲストの“ツナギスト”の皆さん、ご協⼒いただいたスタッ フやボランティアの皆様、キープ協会の皆様、協賛社の皆様、そして実⾏委員の皆様、本当にありがとうござい ました。盛会をもって終了できたことを、まずは御礼申し上げます。 『つながりをつくる』カタチは無限に存在し、そしてそれは常に進化しつづける…第 8 回つなぐ人フォーラムで は、まさにそれをカラダで感じることができました。それが最も顕著に表れたのが3日目の 2.5 時間ワークショ ップ。ほぼ全てのワークショップは、参加者やツナギストの方々により実施され、質の高いコミュニケーション が交わされたことに、隔世の感を抱いたほどでした。 この財産を、いかに次につなげていくか。つなぐ人フォーラムにかかわっていただいた方々や、未来の「ツナギ スト」の皆さまとともに、このテーマをこれからも掘り下げ、これを価値あるカタチにしていきたいと思います。 今後とも、つなぐ人フォーラムを、何卒よろしくお願い申し上げます。 ね 実施概要 ■名称:第8回つなぐ人フォーラム ■日程:2016 年2月 20 日(⼟)13 時 〜 2月 22 日(月)14 時 ■会場:清泉寮(公益財団法人キープ協会/⼭梨県北杜市高根町清⾥ 3545) ■主催:第8回つなぐ人フォーラム実⾏委員 / 公益財団法人キープ協会 ■協賛:セイコーエプソン株式会社 / 日能研 / JーPOWER 電源開発株式会社 ■後援:特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J) ⼀般社団法人日本インタープリテーション協会 / 日本エコミュージアム研究会 NPO 法人日本エコツーリズムセンター / 公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF) 日本環境教育学会 / 特定非営利活動法人⾃然体験活動推進協議会(CONE) ■参加対象者: 「つなぐ人」という⾔葉にピンとくる方 これまでの参加者層では・・・「地域や街の人々をつなぐ活動」「(野外などで)⾃然と人をつなぐ活動」「(博 物館などで)モノと人をつなぐ活動」「(サイエンスコミュニケーションなど)科学と人をつなぐ活動」「都 会と田舎をつなぐ活動」「仕事と人をつなぐ活動」「被災者とボランティアをつなぐ活動」「子ども達をめぐ る多様な活動」他、メディアを通じて、医療・福祉を通じて、建物・デザインを通じて、ワークショップを通 じて・・・などなど多様なジャンルの方が集まっています。 ■意図・ねらい: 私たちは誰もが「幸せに、よりよく⽣きたい」という願いを持っています。その願いの中で、⼀人ひとりが役 割を果たしながら、さまざまな規模の集団ができ、社会が形成されてきました。けれども何故か、現代社会に おいては、問題が⼭積み、多くの対⽴構造ばかりが目⽴ちます。専門性の深化と分業によって、⼀人ひとりの 働きと社会や世界とのつながりが⾒えにくくなっていることと、現代社会が抱える多くの問題は、おそらく深 いところで関係しています。 ⼀人ひとりの働きや想いどうやったら社会につないでゆけるのだろう? 「つなぐ人フォーラム」は、多ジャンルの中で「つなぐ活動」をしている人たちが集い、互いの経験や知恵を 共有することで、「よりよく⽣きたい」願いを活動に変えていくプロセスです。これまでも「つなぐ人フォー ラム」で互いに出会い、そこから⽣まれた「つながった事例」もだいぶ蓄積されてきました。点と点がつなが って新しい星座をつくるように、⾃分の⽴ち位置を確認しながら新しい物語が⽣まれる、そんな時間にしても らえば幸いです。 ■参加者数:124 名(⼀般 67 名、ツナギスト 37 名、実⾏委員 20 名) 多分野の専門家で構成されている実⾏委員が上記意図のもと、それぞれ数名のツナギストに声をかけ、フォー ラムの中核となるメンバー約 60 名を形成。後に残り約 1/2 の⼀般参加枠を募集。 ■実⾏委員⻑(50 ⾳順、敬称略、所属は 2016 年2月現在): 高橋 真理子 星空工房アルリシャ 代表 / ⼭梨県⽴科学館 天⽂アドバイザー 中⻄ 紹⼀ (有)プラス・サーキュレーション・ジャパン 代表 / ⽴教⼤学⼤学院異⽂化コミュニケーション研究科 特任准教授 ■実⾏委員(50 ⾳順、敬称略、所属は 2016 年 2 月現在): 井上 尚子 美術作家 / ⼥子美術⼤学 非常勤講師 臼井 ちか 有限会社チカソシキ代表 取締役社⻑ 梅崎 靖志 風と⼟の⾃然学校 代表 ⼩笠原 啓⼀ 国⽴研究開発法人 産業技術総合研究所 ⼩笠原 祐司 NPO 法人 bond place 代表 / ⼭梨学院⼤学 非常勤講師(2016 年〜) 川嶋 直 公益社団法人日本環境教育フォーラム 理事⻑ 川路 武 NPO 法人日本橋フレンド 代表 / 三井不動産株式会社 川廷 昌弘 (⼀社)CEPA ジャパン 代表 / (株)博報堂 CSR グループ推進担当部⻑ 北村 美香 株式会社ノルテム 役員 / 滋賀県⽴琵琶湖博物館 特別研究員 染川 香澄 ハンズ・オン プランニング 代表 田井中 慎 (株)4CYCLE 代表取締役 田中 咲子 ライスワーク向上委員会 南良 知耶 MieMu(三重県総合博物館)ミュージアム・パートナー / 津市役所 主事 林 浩二 千葉県⽴中央博物館 学芸員 藤本 ⻘ 静岡市役所 主任主事 古瀬 浩史 (株)⾃然教育研究センター 取締役 / 帝京科学⼤学アニマルサイエンス学科 教授 古屋 絢子 英語通訳ガイド / 神田外語学院 非常勤講師 三原 重央 NPO 法人みんなの未来かいたく団 理事 / 協創 LLP 森 ⼀彦 ⼤広 275研究所 主任研究員 / 関⻄学院⼤学⼤学院経営戦略科 教授 ■事務局(所属は 2016 年2月現在): 関根 健吾、中⼭ 孝志、本田 晶、鳥屋尾 健、佐藤 陽介、石川 昌稔、川村 悦子、⼩野寺 浩詩、坂本 浩基、 千葉 ⿇⾥奈、吉田 有希(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部)、村⼭ 敬洋(⼀般社団法人地域 ESD 事務所つむぐ) ■ボランティア(所属は 2016 年2月現在): 中田 功⼤(⻑野⼤学)、原田 真実(京都⼤学⼤学院)、⻄ かおり(⻘年海外協⼒隊)、直井 裕輝(⿇布⼤学)、 鈴⽊ 花(専修⼤学)、齋藤 美雪(帝京科学⼤学)、中井⼾ 香奈(⻑野県短期⼤学) ね スケジュール <1日目/2月 20 日(⼟)> 12:00 受付 13:00 開会式(司会:川路 武/古屋 絢子) ◆実⾏委員⻑挨拶(高橋 真理子) ◆実⾏委員・ツナギスト紹介 ◆旗揚げアンケート(参加者属性調査) 13:45 オリエンテーション ◆「えんたくん」を囲んで⾃己紹介 ▲開会式 14:15 休憩 14:30 10 分プレゼンテーション 17:00 休憩/チェックイン 18:00 夕食 19:50 全体会①(司会:井上 尚子/梅崎 靖志) ◆45 分プログラム実施者から⼀⾔紹介&サインアップ ▲10 分プレゼンテーション 21:00 交流会「つなぐ BAR」 23:00 終了 <2日目/2月 21 日(日)> 07:30 朝食 09:15 45 分プログラム 午前の部(1〜3時間目) 12:10 昼食(弁当) ▲45 分プログラム 14:00 45 分プログラム 午後の部(4〜6時間目) 16:55 休憩 18:00 夕食 19:50 全体会②(司会:臼井 ちか/三原 重央) ◆「えんたくん」を囲んで 45 分プログラムのふりかえり ◆2.5 時間ワークショップ実施者から⼀⾔紹介&サインアップ ▲全体会② 21:00 交流会「つなぐ BAR」 23:00 終了 <3日目/2月 22 日(月)> 07:30 朝食 09:00 2.5 時間ワークショップ ▲2.5 時間ワークショップ 11:30 移動 11:45 全体会③(司会:⼩笠原 祐司/藤本 ⻘) ◆2.5 時間ワークショップ報告会 ◆フリータイム ◆実⾏委員⻑挨拶(中⻄ 紹⼀) 12:45 昼食(さよならパーティー) 13:50 終了 ▲全体会③ ね 1日目:10 分間プレゼンテーション ツナギストや⼀般参加者からの話題提供や事例紹介。 ホールを仕切るなどして4つのコーナーで同時進⾏。 次々と繰り広げられるプレゼンテーションに会場の熱気は高まりました。 会場 会場① 会場② 会場③ 会場④ 時間 新館ホール 新館ホール ホワイエ 黙想館 ① 海上 尚美 ⾦森 晶作 ⼩⼭ 泰弘 14:30 ミュージアムを授業に 防煙教育と地域をつなぐ 3年目にしてつなぎました ② 14:45 ③ 15:00 ④ 15:15 佐藤 健造 ガイドの現場から〜外国人は KYOTO に何を求めてる?〜 出村 沙代 ⿊川 芳秋 7つの学校をつなぐ防災教育 企業のあり方 〜学びを⾏動につなげるた めの課題〜 伊藤 奨 東京の離島で、地域教育をシ ゴトに ⻘⼭ 千穂 地域・社会とともに〜いち電 ⼒会社の事例と悩み〜 清水 厚志 高尾 ⼾美 谷口 彩 中川 絵美子 大人のための【秘密の】ハロ Museum Train Project の 文化芸術と人、社会をつなぐ まち・ひと・しごと視点で ーワーク 紹介 中間支援の活動 対話を促進するカード ⻑倉 かすみ 富樫 多紀 一万キロをつなぐ〜ウガン セノグラフィー:舞台美術か ダと横浜の動物園交流記〜 らの発想 田中 啓介 人口400人!高知・大川村の 挑戦!! 赤羽 博之 文章は恋と愛の間にある。 ⻄⽊⼾ 秀和 本田 隆⾏ 根本 真弓、井上 尚子 相原 ⽊ノ実 コミュニケーターって何 深夜妄想族〜2人で1つの企 Conomi ちゃんと旅するギ 者?〜“間”をつなぐひと〜 画会議 フト 後藤 美帆 竹内 希 ⼩川 結希 成田 冠 紙工作での学びスタイル「あ 地方の未来の扉、開きません 野外⾳楽フェスは伝える場〜 クリエーターによるプレイ そぶ→まねる→まなぶ」 か? 環境教育 in フェスの試み スメイキング ⑦ 中⻄ 康恵 朝倉 ⺠枝 ⼩⼭ 基 古瀬 浩史 16:15 ヒトゴトつなぎ おはなしのもり 絵本づくり 地図でつなぐ地域づくり 能 日本インタープリテーショ 登島モデル ン協会について 釋 知恵子 双川 歳也 牧田 優⾥ 教員からのヒントで生まれ わんぱく製造所〜⼩学生リー 「ゆめ水族園」で実現できた た博物館の貸出キット ダー育成の20年 こととこれから。 ⑤ 15:45 ⑥ 16:00 ⑧ 16:30 空きバス有効活用・バスツア ー生成プラットフォーム BANANA 染川 香澄 恒例★展示のスライドショー 時間①(14:30〜14:40) 【会場①(新館ホール)】 ミュージアムを授業に(海上 尚美/東京都⽴浅草高等学校) 高校の教育活動(地歴科・課外授業)でミュージアムでの学習を⾏っています。⼩さな実践を重ねて⾃分で感じ ているその意義 と効果、他校との合同講習や教員研修などでの仲間を増やすための取組について紹介します。 【会場②(新館ホール)】 防煙教育と地域をつなぐ(⾦森 晶作/サイエンス・サポート函館) 国⽴がん研究センターでたばこ政策に取り組む専門家と、地域ぐるみの科学フェスティバルが出会い、防煙教育プログラムが⽣ まれました。そのつながりのストーリーと、つなぐ人の気づきを紹介します。 【会場③(ホワイエ)】 3 年目にしてつなぎました(⼩⼭ 泰弘/⻑野県林業総合センター) つなぐ人フォーラムに参加して受けた刺激を伝えたくて、参加者に無理を⾔って、つなげてみました。さてどうなるのか?⾃然 観察の仲間を舞台につないだ成果を紹介し、次の「つなぎ」のキックオフに! 【会場④(黙想館)】 東京の離島で、地域教育をシゴトに(伊藤 奨/@アイランド) 東京の離島出⾝の若者たちが、「僕らが育った島が、ずっと⽣命と笑顔の続く場所に」の実現のために、地域教育をシゴトとし て取り組むことにチャレンジする。はじめの1歩は、「三宅島寺子屋ゲストハウス Project」。 時間②(14:45〜14:55) 【会場①(新館ホール)】 ガイドの現場から 〜外国人は KYOTO に何を求めてる?〜(佐藤 健造/英語通訳ガイド) 年間 1000 万人規模の外国人が訪れる京都。彼らは何を求め、何を楽しみ、何にガッカリしているのか、キャリア 10 年の通訳ガ イドが、インバウンドの現状と、京都から地方へ外国人ゲストの移りゆく関心について考察します。 【会場②(新館ホール)】 企業のあり方(⿊川 芳秋/(株)Kurokawa 代表取締役社⻑) 私たちは新しい経済システムを⽣み出すために、日本古来の経営のあり方に⽴ち返り、利益を求める欲望経済を利⽤しながらも、 企業や NPO、個人がつながり社会課題を解決していく方法を模索しています。 【会場③(ホワイエ)】 7 つの高専をつなぐ、防災教育について(出村 沙代/明石工業高等専門学校 リサーチアドミニストレータ) 近畿地区にある 7 つの高専が連携して⾏なっている防災教育について、elearning や遠隔授業、反転授業など各学校の連携や運 ⽤・連携をご紹介します。 【会場④(黙想館)】 地域・社会とともに 〜いち電⼒会社の事例と悩み〜(⻘⼭ 千穂/J-POWER 電源開発株式会社) 企業の地域・社会との向き合い方を事例紹介と⼩さな悩み・課題をぶっちゃけます!⽴場やフィールドは違えど、似たような思 いや突破口をお持ちの方もいるはず。さぁ、現状打破に向けて⼀緒に⼀歩を踏み出しましょう! 時間③(15:00〜15:10) 【会場①(新館ホール)】 大人のための【秘密の】ハローワーク(清水 厚志/First Player) 「現代には不思議な職業が多すぎる!」をキーワードに、実際には接することのない職業の方をゲストに招いたトークライブとワ ークショップを⾏うイベント、「⼤人のための【秘密の】ハローワーク」についてプレゼンさせていただきます。 【会場②(新館ホール)】 Museum Train Project の紹介(高尾 ⼾美/合同会社マーブルワークショップ) 当団体は「分野や⽴場の違いを超えた新しいミュージアムと人々の関係性の創造」をテーマにした対話の場づくりを草の根で展 開しています。昨年の活動の様子をざっくり紹介したいと思います。 【会場③(ホワイエ)】 文化芸術と人、社会をつなぐ中間支援の活動(谷口 彩/⼀般社団法人ワオンプロジェクト) ⼤阪の中津を主な拠点に、⽂化芸術と人、そして社会をつなぐ中間⽀援をおこなっている⼀般社団法人ワオンプロジェクトのご 紹介と、個人の活動をご紹介させていただきます。 【会場④(黙想館)】 まち・ひと・しごと視点で対話を促進するカード(中川 絵美子/特定非営利活動法人Мブリッジ) 地域のニーズに気づき、ステークホルダーと協働して、社会の課題を解決していく、これからの時代に必要な発想⼒のトレーニ ングができる研修⽤カードツール「ジョイント×ジョイント」を体験してみませんか? 時間④(15:15〜15:25) 【会場①(新館ホール)】 人口 400 人!高知・大川村の挑戦!!(田中 啓介/ホールアース⾃然学校) 日本で 1 番人口の少ない村(離島を除く)、高知県・⼤川村。現在およそ 350 人。四国のど真ん中、1,000m 級の⼭々に囲まれ V 字の谷間に集落が点在。この地で、⾃然と食と人に出逢う新スタイルの研修プログラムが始まった! 【会場②(新館ホール)】 文章は恋と愛の間にある。(赤羽 博之/伝わる⽂章の書き方・講師) ⽂章って、⾔葉ってなんだろう。伝わる⽂章って、どんな⽂章……? 日々あれこれと思い悩むうちに“突如”めぐり合ったキー ワードとは!? あなたの⽂章観が 180 度変わる(たぶん)600 秒をお楽しみください。 【会場③(ホワイエ)】 一万キロをつなぐ 〜ウガンダと横浜の動物園交流記〜(⻑倉 かすみ/公益財団法人横浜市緑の協会) 横浜の動物園からウガンダの動物園へ飼育や獣医、教育の技術協⼒を⾏うJICA 草の根技術協⼒事業が2008 年に始まり、今年はウ ガンダからライオンがやってきました。涙も笑いある私たちの交流をお話します。 【会場④(黙想館)】 セノグラフィー:舞台美術からの発想 (富樫 多紀/東京⼤学先端科学技術研究センター 人間⽀援工学分野学術⽀援専門職員) 空間と人の関係性、スペキュラティブデザイン、コミュニケーション、 PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)など、セ ノグラフィーを学んだことから得たスキルセットの応⽤方法について。 時間⑤(15:45〜15:55) 【会場①(新館ホール)】 コミュニケーターって何者? 〜“間”をつなぐひと〜(本田 隆⾏/科学コミュニケーター) コミュニケーター…時折⾒かけるものの、何をする人?具体的にイメージしにくく、分かりにくいとの声も聞かれます。科学と 社会をつなぐ“科学コミュニケーター”として独⽴して 9 ヶ月。現状と課題をお話しします。 【会場②(新館ホール)】 深夜妄想族 〜2 人で1つの企画会議(根本 真弓/⾃然教育研究センター) 障がいの有無を問わずに「感じる」「楽しむ」体験型プログラムの開発・恊働で出会ったアーティストとインタープリター。深 夜に繰り広げられる妄想いっぱいの企画会議で⽣まれた、とっておきの企画をご紹介します。 【会場③(ホワイエ)】 Conomi ちゃんと旅するギフト(相原 ⽊ノ実/conomi ちゃんと『旅するギフト』主宰) 「優しさ(ギフト)を巡らせてみたらその先には何があるんどろう」ギフトエコロジー(ギフトエコノミー)・ pay it forward ・恩 送りってなんだろう。2015 年conomi ちゃんは仲間たちと『ギフトカレー&ギフト映画上映会』の旅をしました。東京、⼭梨、 ⻑野、静岡、たくさんの出会いがありました。 【会場④(黙想館)】 空きバス有効活用・バスツアー生成プラットフォーム BANANA(⻄⽊⼾ 秀和/サメ株式会社 代表取締役) 空いている⾞両とそれを必要とする人をマッチングしツアー化するオンラインサービス BANANA が目指す「移動時間のエンタ テイメント化」と「⾏けない場所がない」世界について。 時間⑥(16:00〜16:10) 【会場①(新館ホール)】 紙工作での学びスタイル「あそぶ→まねる→まなぶ」(後藤 美帆/KeiCraft) 昨年、博物館のオリジナル公式ミュージアムグッズとして埴輪の紙工作キットを完成させました。この商品企画を通じて考えた 「収蔵品を模した紙工作がもたらすことのできる学びのスタイル」をご紹介いたします。 【会場②(新館ホール)】 地方の未来の扉、開きませんか?(竹内 希/NPO 法人てごねっと石⾒) 『帰ってこられる島根をつくる。』それが NPO 法人てごねっと石⾒のモットーです。島根県江津市は日本の地域課題先進地。そ こで今、人を最⼤限に活かす風⼟づくりが起きています。地方の未来の扉を開けてみませんか?? 【会場③(ホワイエ)】 野外⾳楽フェスは伝える場 〜環境教育 in フェスの試み(⼩川 結希/(株)⾃然教育研究センター) 今、日本では野外⾳楽フェスが沢⼭⾏われています。そこには、元気で若い⼒が溢れています。その⼒が、周りの⾃然や環境や 人を守る⼒につながればいいな・・・そこから始まった環境教育xアースガーデン@代々⽊公園 【会場④(ホワイエ)】 クリエーターによるプレイスメイキング(成田 冠/CreativeOutR 代表) アイデンティティ、コンビビアル、カタリストという3つのデザインによるプレイスメイキングについて、武蔵⼩杉で⾏って いる最新事例を基にお話しさせていただきます。 時間⑦(16:15〜16:25) 【会場①(新館ホール)】 ヒトゴトつなぎ(中⻄ 康恵/manabibar) 企業所属人事として、サザエさん症候群や俺の背中みろ病に携わり、つないでいくことのパワーを感じてきました。あるある、 な社内事例とプライベートの場⾯でもっている場づくり取り組みを共有します。語りあいましょう。 【会場②(新館ホール)】 おはなしのもり 絵本づくり(朝倉 ⺠枝/株式会社グッド・グリーフ) デジタルとアナログ、屋外での⾝体活動と空想世界。それらを出たり入ったりしながら子どもたちと物語世界で遊びました。⾔ 葉や物語の深い喜びを味わう、(テーマ)×(お話づくり)の事例をご紹介します。 【会場③(ホワイエ)】 地図でつなぐ地域づくり 能登島モデル(⼩⼭ 基/七尾市地域おこし協⼒隊) 石川県七尾市能登島では、GIS(地理情報システム)を使って、地域の情報(農地、介護福祉、防災、地域資源など)を地図上に 整理することで、地域づくりに役⽴てる取組みを進めています。 【会場④(黙想館)】 日本インタープリテーション協会について (古瀬 浩史/(株)⾃然教育研究センター 取締役/帝京科学⼤学アニマルサイエンス学科 教授) 昨年 11 月に法人化された、⼀般社団法人 日本インタープリテーション協会のこれまでの活動や今後の展望などについてお話し ます。 時間⑧(16:30〜16:40) 【会場①(新館ホール)】 教員からのヒントで生まれた博物館の貸出キット(釋 知恵子/⼤阪市⽴⾃然史博物館) 教員との対話や学校のみなさんをよく⾒ることで⽣まれた⾃然史博物館の「国語で使える貸出キット」。対話や観察には多くの ヒントが⾒つかります。どんな風に作ったのか、現在も改良中の貸出キットについて話します。 【会場②(新館ホール)】 わんぱく製造所-⼩学生リーダー育成の 20 年(双川 歳也/練⾺区⽴石神井公園ふるさと⽂化会館) ⻘少年育成南中野地区委員会で⼩学4〜6年を対象とした講習会の講師を20数年続けている。目的はリーダーの育成となっている。 しかし、わんぱくでもいい、たくましく育ってほしいみたいな講習会をしている。 【会場③(ホワイエ)】 「ゆめ水族園」で実現できたこととこれから。(牧田 優⾥/セイコーエプソン株式会社 総務部) つなぐ人フォーラムでご意⾒をいただいてきた揺らぎ空間「ふふふ」。「ゆめ水族園」と名付け、 2015 年度は全国の病院や特 別⽀援学校 16 カ所にお届けしてきました。これを通じて学んだこと、気づいたことなどあれこれ・・・、ご報告します。 【会場④(黙想館)】 恒例 ★ 展示のスライドショー(染川 香澄/ハンズ・オン プランニング 代表) 1 年間に⾒たたくさ〜〜んの国内外のミュージアム展⽰から、これは⾯⽩かった!と⾔うものを厳選でご紹介。 本当は 100 分でもお⾒せしたいけど、なんとか 10 分に短縮。まずは気軽に聞きに来てください。 ね 2日目:45 分間プログラム ツナギストと実⾏委員が実施する多種多様なプログラム。 情報交換や意⾒交換を通して、多くの“つながり”が⽣まれました。 会場 時間 1時間目 09:15 2時間目 10:20 A B C 清泉寮 新館ホール 清泉寮 黙想館 清泉寮 本館ホール 中⻄ 紹⼀ 高橋 紀子 浜崎 聡 ワークショップ原論 対話と瞑想のアートコ コミュニケーション (1) ミュニケーション を深める演劇 中⻄ 紹⼀ 高瀬川 薫子 松田 佳代 ワークショップ原論 京都から 葵の不思議 日本刀にふれてみよ (2) たずさえて う! 林 美帆 3時間目 11:25 中⻄ 紹⼀ 北村 美香 ワークショップ原論 公害を次世代に伝える (3) ための公害資料館ネッ トワーク D E 清泉寮 八ヶ岳⾃然ふれあい アンデレホール センター 渋谷 恵 OH カードから広がる 世界―わたし/あな たとつながる― 笹⽊ 隆之 次の未来は、石からは じまる。革命的新素材 ⻫藤 名穂 坪沼 真理 カンバセーション・ 知ってる?あんなこ マップ:森の中にい と、こんなこと―街 すをおく 中自然観察 栗林 美知子 南良 知耶、池⼭ 敦 武藤 ⿇代 防災ワークショップ 地方創生ツール体験 食から医療を変える! 「ライフポーチづく 対話がはずむ・未来を 共に取組み広げるワー り」 想う〜 クショップ 岡⼭ 史興 遠又 圭介 4時間目 チームや個人のビジ 14:00 ョンを実現する「ス トーリーデザイン」 川路 武 時間のワークショッ プ 柴田 悠紀 媒体としての珈琲 原薫 山と木と人を生かす馬 搬の取り組み 竹島 靖 一億総住育のすすめ 〜家・街・星の幸福な 関係を〜 入門 オオニシ タクヤ 川嶋 直 ⾦本 ⿇理子 ⼩野寺 美和 5時間目 KP 法(紙芝居プレゼ 相手と繋がるクラウ 自分も周りも笑顔にな 15:05 ンテーション法)広 ン的コミュニケーシ る、ほめトレ WS お がる使い方 ョン 試し版 佐藤 孝子 石本 貴之 田井中 慎 6時間目 16:10 李 ヤンヤン 自然学校で日本と中国 をつなぐ方法 田井中 慎 ENERGY MEET で取 り組むエネルギー・ デザインについて ⼩野寺 紳 あるなぞなぞ作家は こんなことを考えて いるのであった… 梅崎 靖志 深い海とそこで生き どんな足場をかけ 高橋 真理子 参加者をまきこむ る生物を紹介する絵本 る?新潟水俣病学習プ ツナギストとツナギ コミュニケーション イベント ログラムの可能性 ストがつながる45分 のコツ 1時間目・清泉寮 新館ホール ワークショップ原論(1) 中⻄ 紹⼀((有)プラス・サーキュレーション・ジャパン 代表) 共起ネットワーク分析⽤ソフト KH Coder を使いワークショップを分析。 ▲KH Coder とは? ▲テキストデータを統計的に分析するソフト ▲KH Coder の利点を整理する 1時間目・清泉寮 黙想館 対話と瞑想のアートコミュニケーション 高橋 紀子(株式会社美術出版社) アートを鑑賞するといってもその方法はさまざま。では方法が変わればアートから得られる情報やコミュニケーションは変わるの でしょうか?本プログラムでは、対話と瞑想から真のアートコミュニケーションを探ります。 ▲アート作品を静かに鑑賞 ▲グループで感想を話し合った後、 ▲鑑賞方法の違いによる心境の変化は? もう⼀度作品を鑑賞 1時間目・清泉寮 本館ホール コミュニケーションを深める演劇 浜崎 聡(俳優) 演劇を取り入れた体験型ノンバーバルメソッドで人との関係を深めます。え、演劇するの?そういうわけではありません。演劇の 手法を使って⾃己表現をする遊びのようなワークです。楽しみながら深く繋がりましょう! ▲コミュニケーションに表現⼒は必要 ▲相手を粘⼟人形に⾒⽴ててポーズを作る ▲「だんだん椅子を好きになる」 などのお題をチームで表現 1時間目・清泉寮 アンデレホール OH カードから広がる世界 ―わたし/あなたとつながる― 渋谷 恵(明治学院⼤学心理学部 教授) カナダで⽣まれたインスピレーション・カード(OH カード)を使って、⾃分と相手の多様性を受け止める場、安心して人とつなが っていける場、創造が⽣まれる場の可能性について探りましょう。 ▲気になる OH カード(オーカード)を ▲⽂字と絵の組み合わせで 引いてみよう 豊かなインスピレーションが⽣まれる ▲グループで「でたらめお話」づくり 1時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター 次の未来は、石からはじまる。革命的新素材 笹⽊ 隆之(慶應義塾⼤学 SFC 研究所) 本プログラムでは、「エコノミーとエコロジー」をつなげる、無限の可能性を持った革命的新素材「 LIMEX」をご紹介します。 水や石油に頼らず、紙やプラスティックをつくる未来を覗いて下さい。 ▲石は国内⾃給率 100%! ▲LIMEX は半永久的にリサイクルが可能 ▲LIMEX で製品化できそうなものは? 2時間目・清泉寮 新館ホール ワークショップ原論(2) 中⻄ 紹⼀((有)プラス・サーキュレーション・ジャパン 代表) ヴィゴツキー「述語主義」から、アイデアの⽣み方を考える。 ▲述語に注目しよう! ▲10 分プレゼンを述語からふりかえる ▲かみ砕いて述語で語ることが⼤事 2時間目・清泉寮 黙想館 京都から 葵の不思議 たずさえて 高瀬川 薫子(NPO 法人葵プロジェクト) 葵のかたちはハート型。命のしるしといわれる。1400年もの昔から連綿と続く京都の葵祭には約1万本の葵を飾る。そこに秘 められた意味とは!? ▲葵祭の映像を鑑賞 ▲葵に秘められた意味を想像する ▲由来は“神に逢ふ日(あふひ)”とも 2時間目・清泉寮 本館ホール 日本刀にふれてみよう! 松田 佳代(フリーキュレーター) 「こわい」「⾒方がわからない」と⾔われがちな日本⼑。⾃分で手に持って重みを実感しないと、その魅⼒は⾒えてきません。 実物に触れていただきながら、鑑賞の基本と現代の日本⼑を取り巻く状況を紹介します。 ▲日本⼑の鑑賞方法を解説 ▲真剣を手に取って真剣に鑑賞する ▲⼑紋の美しさを味わう 2時間目・清泉寮 アンデレホール カンバセーション・マップ:森の中にいすをおく ⻫藤 名穂(デザイナー) 私は美術館などで、会話のための地図をデザインしています。今回はその地図をみんなで作りたいと思います。舞台は冬の清泉寮。 参加者それぞれが森で過ごした記憶をたよりに、様々ないすを配置して地図を作ります。 ▲森に座っている様子を思い浮かべる ▲地図の上に⼩さな椅子を置く ▲対話を促す地図づくりの活動紹介 2時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター 知ってる?あんなこと、こんなこと ―街中自然観察 坪沼 真理(⼥子美術⼤学 講師) ⼤⾃然の中での⾃然観察は楽しいですが、特別な場所ではなく普段⽣活している街中でも⾃然観察で⾊々な発⾒ができます。そ こから⾒えてくる⾯⽩いこと楽しいこと、そして問題点など、みんなで話し合いましょう。 ▲都心では⾃然観察はできない? ▲リハビリテーターの活動を紹介 ▲活動を広めるアイデアを出し合う 3時間目・清泉寮 新館ホール ワークショップ原論(3) 中⻄ 紹⼀((有)プラス・サーキュレーション・ジャパン 代表) 高橋真理子さんの活動をさらに豊かにするにはどうすれば良いか?アブダクション(仮説形成)を通して考える。 ▲高橋真理子さんの活動紹介から ▲星は人を幸せにする、なぜか? ▲星と幸せとの関係を話し合った 3 時間目・清泉寮 黙想館 公害を次世代に伝えるための公害資料館ネットワーク 林 美帆(あおぞら財団 研究員) 公害資料館ネットワーク(2013 年結成)は公害を伝える役割を持つ公⽴の組織、⺠間団体による組織である。このネットワークを 通し、公害によって断絶された関係性を教育を通してつなぎ直すことを試みている。 ▲公害と聞いてイメージすることは? ▲各⾃のイメージをグルーピング ▲公害資料館ネットワークの役割を解説 3時間目・清泉寮 本館ホール 防災ワークショップ「ライフポーチづくり」 栗林 美知子(特定非営利活動法人ウィメンズアイ 事務局⻑) ⾃分と⼤切な家族を守るために平時にできることが「災害の備え」です。今回は毎日の出勤・通学、休日のお出かけ時にカバンに プラスする非常時対応グッズをつめこんだ”ライフポーチ”づくりを短縮版で⾏います。 ▲どこにいても災害にあう可能性はある ▲非常時に必要だと思うものは? ▲必要なグッズだけではなく ⾃分のための安心グッズを加えるとよい 3時間目・清泉寮 アンデレホール 地方創生ツール体験 〜対話がはずむ・未来を想う〜 南良 知耶(MieMu(三重県総合博物館)ミュージアム・パートナー) 「どこが好き?」 我が町の魅⼒は住み慣れるほど⾒失いがち。その“宝物”を再確認、再発⾒できる対話ツールです。地域課題に 条件を加えるだけで誰でもできて必ず⾒つかる!⼤学とNPOが本気の連携で本年、完成! ▲地域で幸せに暮らすことを目指して ▲実際にツールを使ったワークを体験 ▲ツールにふさわしい名前も考える 3時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター 食から医療を変える!共に取組み広げるワークショップ 武藤 ⿇代(『学びの食卓』プロデュース代表) 新しい医食同源の概念「⽣活者⼀人ひとりができるCare(食)とCure(医療)」を掲げ市⺠のヘルスリテラシー向上を目指す『学 びの食卓』プロデュースは、つなぎつながる皆さまと共働・共⽣の可能性追究の場を創造します! ▲健康になる社会を作るとしたら… ▲何をどのようにつなげると良いか? ▲食を通したセルフメンテナンスを 4時間目・清泉寮 新館ホール チームや個人のビジョンを実現する「ストーリーデザイン」入門 岡⼭ 史興(Story Design house 共同代表)、遠又 圭佑(Story Design house) 企業でも NPO でも個人でも、ものごとの始まりは「こんなことをやりたい」という想いから⽣まれます。そんな「想い」を実現 するための武器として、数十の企業・NPO に提供してきた「ストーリー」の作り方・使い方をワークショップ形式で体得してみま せんか? ▲ストーリーにはコアが必要 ▲コア=⾃分の強みを整理・分類する ▲他者の存在がストーリーを豊かにする 4時間目・清泉寮 黙想館 時間のワークショップ 川路 武(NPO 法人日本橋フレンド 代表) I'm wearing two hat.(二⾜のわらじを履く)企業とNPOをいったり来たりしてるうちに時間のマネージメントオタクになりつつ あります。皆さんで仕事や人⽣の時間について考えて語る45分間にしたいと思います。少しだけ私が集めた時間管理術のライフハ ックもご紹介。 ▲“60 秒”を意識する ▲様々なライフハック(仕事術)を紹介 ▲“考える時間”もマネジメントする 4時間目・清泉寮 本館ホール 媒体としての珈琲 柴田 悠紀(百塔珈琲 Shimofuri 店⻑) 珈琲は奥が深く、裾野の広い飲料です。味だけではなく、⽂化・国・流通・歴史などの様々な⾃分に合った観点から珈琲をえらぶ プログラムです。 ▲「五感」「歴史・⽂化」「社会」 ▲あなたが⼀番良いと思う などでコーヒー豆を分類 コーヒー豆の香りは? ▲選んだコーヒー豆に オリジナルの名前をつける 4時間目・清泉寮 アンデレホール 山と木と人を生かす馬搬の取り組み 原 薫(株式会社柳沢林業 代表取締役) 林業の世界に⾶び込んだ 18 年前、⼀緒に仕事した 80 近いじいちゃん達との奥深い⼭仕事は、今やつまらん森林整備業と化してい る。⼭はもっと豊かであり懐が深く多くの人が⽣きる場所でもあった。⾺を導入することでより多くの人を⼭に誘い、⼭と人の可 能性を広げる試みを始めた。 ▲⾺は農林業や地域住⺠に ▲⾺搬材・松枯れ材の ▲⾺こそが地域を豊かにする 多くの恵みをもたらす ブランド化を考える “ツナギスト” 4時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター 一億総住育のすすめ〜家・街・星の幸福な関係を〜 竹島 靖(住育研究家) 『住育のすすめ』(角川SSC新書)著者のトーク&ワーク。日本の住まいの平均寿命は、わずか30年です。ロクな家はない。マシ な家はある。⽋陥住宅や質の悪い家が、たくさん人を殺すでしょう。 ▲⾃分にとって良い家とは? ▲良い家とは良い人⽣を送れる家 ▲住育を⾝につけることは 家族や⾃分を守ること 5時間目・清泉寮 新館ホール KP 法(紙芝居プレゼンテーション法)広がる使い方 川嶋 直(公益社団法人日本環境教育フォーラム 理事⻑) 2013 年 10 月に「KP 法〜シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」が出版されてから 2 年あまり。「アクティブラーニグ」 の広がり共に学校で KP 法が広がっています。その他「その後の KP」の広がりを共有しましょう。 ▲KP 法は思考整理にも役⽴つ ▲学校教育の現場で広まりつつある ▲書画カメラを活⽤した KP 法も紹介 5時間目・清泉寮 黙想館 相手と繋がるクラウン的コミュニケーション ⾦本 ⿇理子(Clown One Japan 代表) 映画「パッチ・アダムス」のモデルとなったパッチと出会ってからケアリングクラウンとして世界各地の病院や施設、被災地など を訪問してきました。パッチと共に活動する中で学んだ⾔語の違う相手とのコミュニケーション、⾔葉を使わない世界で⽣きてい る人達とのコミュニケーションをクラウンの観点から考えます。 ▲ケアリングクラウン(臨床道化師) ▲笑いや楽しさの時間を共有 ▲手を握り合って呼吸を合わせる の活動を紹介 5時間目・清泉寮 本館ホール 自分も周りも笑顔になる、ほめトレ WS お試し版 ⼩野寺 美和(Happy Life Labo) 1.⾃己紹介 2.ミニ講義 ほめ達!の「ほめるとは」 3.ワーク「ほめボキャブラリーを増やす」 4.ワーク「ほめられ方を考える」 5.ワーク「ほめリレー」 ▲「ほめる」に対するイメージは? ▲「ほめる」とは価値を発⾒して 相手に伝えること ▲「ほめる」ことを 無理しなくてもよい 5時間目・清泉寮 アンデレホール ENERGY MEET で取り組むエネルギー・デザインについて オオニシ タクヤ(ENERGY MEET) 様々なアプローチでエネルギーや環境のことを考え、デザインという解決手法で挑んでいます。みなさんと⼀緒にこれからの明る い未来の可能性を語らいます。 ▲ENERGY MEET で取り組む ▲手のひらサイズ「エナジーギフトミニ」 ▲電気をギフトする 「エナジーギフト」の活動を紹介 を今後どのように活⽤していくか 相手のことも考えたい 5時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター あるなぞなぞ作家はこんなことを考えているのであった… ⼩野寺 紳(なぞなぞ作家) あと 2 時間2 分22 秒で 2016 年を迎えるという時点で具体的には決まっていません(泣)。でも、重くなく、深くもない内容にな ると思うので、つかの間の休憩くらいのゆるい気持ちで聴いていただければ ……。 ▲クイズとバズルはどう違う? ▲著書となぞなぞを紹介 ▲なぞなぞ作家によるお悩み相談室 6時間目・清泉寮 新館ホール 自然学校で日本と中国をつなぐ方法 李 ヤンヤン(日中市⺠社会ネットワーク(CS ネット) 代表) 中国で⾃然学校運動を仕掛けて 3 年間。成果と最新の中国⾃然学校事情を語り、そこから⾒える日本の⾃然学校分野の特徴と課題を 考え、両者の⾯⽩いつながり方について⼀緒に考えます。 ▲中国では⾃然教育がブームに ▲日本人と中国人の特徴の違い ▲日本と中国をつなげるには 6時間目・清泉寮 黙想館 深い海とそこで生きる生物を紹介する絵本イベント 佐藤 孝子(独⽴⾏政法人海洋研究開発機構地球情報基盤センター) 深海に暮らす⽣物には、⾒た目も機能も、とても変わったものが多く、独特の⾯⽩さがある。あまり知られていない深海⽣物を紹 介する絵本を、潜水船「しんかい 6500」で実際に⾒てきた著者が読み聞かせで紹介する。 ▲深海をテーマにした絵本を読み聞かせ ▲中高⽣向けコンテンツを考える ▲深海⽣物グッズも登場 6時間目・清泉寮 本館ホール どんな足場をかける?新潟水俣病学習プログラムの可能性 石本 貴之(特定非営利活動法人新潟 NPO 協会 事務局次⻑) 影だけではなく光の側⾯も重視した「新潟水俣病」の公害学習プログラムを学⽣や教職員、企業などに提供してきました。どんな ⾜場をかけるとより学びが得られるのか、公害学習による場づくりの可能性を考えてみます。 ▲新潟水俣病の歴史をふりかえる ▲現在の公害学習プログラムについて ▲今後の可能性をディスカッションする 6時間目・清泉寮 アンデレホール ツナギストとツナギストがつながる 45 分 田井中 慎((株)4CYCLE 代表取締役)、高橋 真理子(星空工房アルリシャ 代表) ツナギストはそれぞれ⾃⾝のプロジェクト、活動フィールドがあるはず。それを繋ぎあわせて新たなプロジェクトデザインを試 みる 45 分です。とりあえず高橋さんの「病院プラネ」を題材にしたワークを⾏う予定。 ▲プロジェクト同士をつないでみよう ▲高橋さんの病院プラネタリウムを紹介 ▲病院プラネタリウムに さらに別のプロジェクトを掛け合わせる 6時間目・八ヶ岳⾃然ふれあいセンター 参加者をまきこむコミュニケーションのコツ 梅崎 靖志(風と⼟の⾃然学校 代表) 参加型の場づくりに役⽴つコツについて、実習を交えてご紹介&情報交換をします。参加型の場づくりをしていきたい!やってい る!というみなさんのご参加をお待ちしています。アイデアやノウハウも歓迎です! ▲アイスブレイクを体験 ▲巻き込むコツとは何か? ▲⾃ずと参加者を巻き込む時間に ね 3日目:2.5 時間ワークショップ ①ラジオ番組を一緒に作ろう!with 暖炉 清水 厚志(First Player)、⼤間 哲(法政⼤学キャリアデザイン学研究科⼤学院) 30分間のラジオ番組制作にトライ!09:25企画会議。番組名は「おなかいっぱい・ 人いっぱい・⾃然いっぱい・つながるラジオ」に。10:15 役割分担とタイムテーブ ルづくり。10:40 いよいよ録⾳開始。主な企画は、①つなぐ人川柳 ②名刺王 リク エスト曲を挟んで③⽣リポート(他会場のワークショップに突撃リポート)。つな ぐ人フォーラムのコンセプト、聴覚コミュニケーション、企画づくりなど様々な要 素が詰まった 2.5 時間に。 ②地球暦でふりかえる○○の 2015 年、そしてこれから 渋谷 恵(明治学院⼤学心理学部 教授) 「地球暦」とは地球が太陽の周りを回る1年の太陽系の姿を1兆⽂の1の円で表し た太陽系時空間地図。現在は学校教育での普及も目指している。この円形の地図を 使って、⾃分⾃⾝の 2015 年をふりかえろうという試み。⽩地図のような「地球 暦」に、二十四節気などの暦や1年間のできごとを⾊分けしながら書き入れていく。 お互いの「地球暦」を並べて談笑しながら、「地球暦」の使い方の可能性について も考えた。 ③「伝説のコピーライター」によるキャッチフレーズ講座 竹島 靖(コピーライター) 「うまいコピーより、とどくコピーを」と始まったキャッチフレーズ講座。実技 のお題はズバリ「第9回つなぐ人フォーラムのキャッチフレーズをつくる」。キ ャッチフレーズの好例からワザを盗みつつ、参加者それぞれがフレーズづくりに没 頭。発表後、お互いに投票しあった結果、優秀作品2点が決定!【つながりは絶景 なり】【そうそう、こんな人と出会いたかった…マジメな出会い系サイト】⼀⾏を ⽣み出す難しさと⾯⽩さを体感した。 ④「水辺のようちえん」〜水族館で幼児教育〜 中村 千穂、星 あかり、安田 純(ふくしま海洋科学館)、岡⼭ 史興、遠又 圭佑(Story Design House) Story Design House の協⼒のもと、アクアマリンふくしま(AMF)の魅⼒や資源の 棚卸しと企画会議を⾏った。まずはAMF の魅⼒を書き出し、「他でも真似できる/ 他では真似できない」「誰もが価値を理解できる/限られた人だけ価値を理解でき る」といった座標軸で分類・図⽰。その後、⼩グループに分かれて新規企画を考え た。対象者を具体的に設定し、社会のニーズと⾃らのシーズ(種)を掛け合わせる。 AMF の今後の活動に⽣かされることを期待! ⑤自分も周りも笑顔になるホメトレ完全版 ⼩野寺 美和(Happy Life Labo)、⼩笠原 祐司(NPO 法人 bond place 代表) 人は⾃己防衛本能としてマイナス⾯を探してしまう。そこで意識してほめることを 目標に「ほめ脳」スイッチオン!ほめることは、⾃分の周りの環境を活性化させる だけではなく、⾃分の心⾝を整えることにもなる。ほめるコツは「まずは⾃分をほ めること」。⾃分をほめることを習慣化し、⾃己肯定感を高めることが第⼀歩。そ して、ほめる時に⼤切なことは「愛・勇気・覚悟」。無理せずニュートラルな気持 ちで「ほめ打率」を上げよう! ⑥日本で一番人口の少ない村にもっと人を呼びこむアイデアふくらまし会議! 田中 啓介(ホールアース⾃然学校)、今岡 まゆみ(オフィス今岡)、 朝倉 中(⼤川村役場)、近藤 京子(⼤川村ふるさとむら公社)、平賀 洋司(⼤川村集落⽀援員) 高知県⼤川村。人口400 人。高齢化率45%。全国で最も人口の少ない村だが、⾃然 も人も食(幻のブランド牛“⼤川⿊牛”)も魅⼒のある⼤川村に、もっと人を呼びこ むには?⼤川村⺠の皆さんと共に考えるアイデア会議。⼩グループに分かれてア イデアを出し合い、さらに⽀持の多かったアイデアを掘り下げる。アイデアのい くつかは村に持ち帰り、村内で提案するとのこと。この場で⽣まれた⼤川村活性化 の種が、実を結ぶことを願って。 ⑦プラネタリウムの中でする⾔葉を越えたコミュニケーション 〜非⾔語コミュニケーションのススメ ⾦本 ⿇理子(Clown One Japan 代表)、高橋 真理子(星空工房アルリシャ 代表) まずはこれまでの時間をふりかえり、今の心⾝の状態に点数をつける。ケアリング クラウン(臨床道化師)の活動事例やプラネタリウムの鑑賞を通して、非⾔語での 対人コミュニケーションについて気づきを重ねていく。「親鳥と⼩鳥のワーク」で は、ペアで親鳥役・⼩鳥役をそれぞれ演じ、親鳥は⼩鳥を落ち着かせるように働き かけ、⼩鳥は親鳥に⾝をゆだねる。最後にもう⼀度、今の心⾝の状態に点数をつけ る。最初の点数から変化はありましたか? ⑧タイム五感シリーズ vol.5“ファイナル” 南良 知耶(MieMu(三重県総合博物館)ミュージアム・パートナー) 、井上 尚子(美術作家)、 柴田 悠紀(百塔珈琲 Shimofuri 店⻑) つなぐ人フォーラムで⽣まれた「タイム五感シリーズ」。清泉寮フロントからアイ マスクをつけてブラインドウォークを体験。視覚が遮られたなか、壁を伝い、階段 を登り、たどり着いた部屋は畳の香り漂う和室。囲んだコタツの卓にはコーヒー豆 が。目かくしのままコーヒーの匂いをかぎ、匂いのイメージを⾔葉にする。目か くしを外した後は、今の体験から1日目まで時間を遡りつつ、各⾃の気持ちの変化 や感想を分かち合った。 第8回つなぐ人フォーラム 実施報告書 2016 年4月発⾏ 編集・発⾏/第8回つなぐ人フォーラム実⾏委員 公益財団法人キープ協会 第8回つなぐ人フォーラム事務局(公益財団法人キープ協会 環境教育事業部 内) 〒407-0301 ⼭梨県北杜市高根町清⾥ 3545 TEL 0551-48-3795 FAX 0551-48-3228 E-mail [email protected]