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学年通信第12号

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学年通信第12号
兵庫県立西宮甲山高等学校32回生(第1学年)
緑
学年通信第 12 号平成 27 年 1 月 28 日(水)発行
風
2組担任 福嶋先生より
3 学期に入り、1 年生も残りわずかとなりました。入学当初はまだまだ「中学 4 年生」だ
ったみなさんも、今では立派な「高校 1 年生」です。1 日 1 日、学んで、楽しんで、失敗を
して、色々なことを経験する中で春から大きく成長して、制服だけでなく中身も「高校 1 年
生」となれたのではないでしょうか。
ところで今月の 12 日、全国各地で成人式が行われました。みなさんも 4 年後には、鮮や
かな晴れ姿で成人式に出席しているでしょう。成人式は、20 歳となり大人になる大きな区切
りのイベントです。では、成人式を迎えれば「大人」なのでしょうか。私も 4 年前、成人式
に出席しました。成人の日を迎え、心機一転、新たなスタートを切りました。しかし、次の
日から何かが変わったわけではありませんでした。同じように 20 歳の誕生日、大きな変化
が起こるわけでもなく、
「あぁ、とうとう二十歳になったのか」とだけ思ったことを覚えてい
ます。
「この日からあなたは大人です」と言われても、何も特別な変化なんかありません。法
律的に扱いが変わるだけです。いきなり明日から、自分の思い描く理想の大人になどなれる
はずもなく、少しずつ、少しずつ大人へと成長していくしかないのです。
残り 2 年の高校生活。
毎日を無駄に過ごさず、
少しずつ大人へと成長していってください。
まずは、この春までに立派な先輩「高校 2 年生」となって、新入生「中学 4 年生」に「高校
生」を示しましょう。
☆1 月 21 日に行われた百人一首大会の報告です。
≪個人優秀者≫
1 組 黒石 莉央 さん 56枚
5 組 鷺池 萌花 さん 49枚
4 組 松吉 陽平 くん 37枚
≪獲得枚数クラス平均≫
1位:5組
2位:6組
3位:4組
「学問のススメ」
会社を立ち上げ、社会で成功したある人が講演会で聴衆に質問を投げかけました。
「何かを
はじめるのに、1週間後にやる人と、明日からやる人、あなたはどちらの人が成功すると思
いますか?」と。その人は次のように話を続けました。
「残念ながら、どちらも成功する可能
性はすごく低いと思います。成功する人は、その日からやりはじめます。なにかひとつでも、
今日からはじめるんですよ!」・・・
先日、3年生が大学受験のためのセンター試験を終えました。こういった試験で満足いく
結果を手に入れるには、やらないといけないことがあります。勉強です。直前になってから
でないとエンジンがかからない人や、明日から勉強しようと思っている人は、満足する結果
を得る可能性は低いと思います。
“やると決めた今日”から勉強をはじめる人だけが満足でき
る結果を残すのではないでしょうか。
今日という日を大切に過ごす。そういった自戒の漢詩「勧学文」を紹介します。作者は
「朱熹」
(尊称「朱子」
)です。
ゆ
なか
ゆ
なか
らいじつ
勿謂今日不学而有来日 (謂うこと勿れ、今日学ばずとも来日有りと)
勿謂今年不学而有来年 (謂うこと勿れ、今年学ばずとも来年有りと)
じつげつ ゆ
とし
日月逝矣歳不我延
(日月逝きぬ、歳我と延びず)
嗚呼老矣是誰之愆
(嗚呼、老いたり、是れ誰の 愆 ぞや)
あ
あ
こ
だれ
あやまち
(大意)今日勉強しなくても明日があるとか、今年勉強しなくても来年があるとか言っ
てはいけない。時間は戻らないし待ってはくれない。ああ私は老いてしまった。これを
誰かのあやまちと言えようか、いや自分自身のあやまちである。
下記は、これからの主な行事です。
平成27年の2月行事予定
日
曜日
主
な 2 月 行 事 予 定
2
月
マラソン大会予備日
7
土
甲高自然観察リーダー養成講座
13
金
短縮授業40×4+大掃除
14
土
特色選抜入試
20
金
短縮授業45×6+大掃除 (卒業式会場設営)
23
月
学年末考査 ~3月2日(月)まで
26
木
学年末考査+卒業式予行
27
金
卒業式
生徒登校禁止
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