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気象影響防御技術コンソーシアム
1 第 回 WEATHER-Eye オープンフォーラム 定 員 300名 参加費 無料 「航空輸送を特殊気象(雪氷・雷・火山灰等)から守るために」 航空輸送は今後20年で現在の2倍以上の需要が見込まれてお り、航空機事故及び運航遅延などの原因となる、雪氷・雷・火山 灰等の特殊気象に対する運航安全性及び運航効率向上の研究 開発が注目されています。 このような状況の中、特殊気象の影響による航空機事故ゼロを 目指し、今年1月より関係18機関による活動 (気象影響防御技 術コンソーシアム、略称:WEATHER-Eyeコンソーシアム) を開 始しました。 特殊気象による航空機運航への影響は我が国において特に問 題となりやすく、WEATHER-Eyeコンソーシアムではこうした課 題に対し、航空工学の枠を超え、 オールジャパン体制で効果的に 解決策を創出することを目指しています。 第1回WEATHER-Eyeオープンフォーラムでは、本コンソーシア ムの活動や将来ビジョン、特殊気象に関する課題や解決技術の 研究開発状況について様々な分野の方々に広くご紹介し、航空 ユーザーの皆さんの潜在的なニーズを引き出すとともに、課題 解決に貢献して頂ける新たなパートナーを見出すことを目的とし ています。 *WEATHER-Eye:Weather Endurance Aircraft Technology to Hold, Evade and Recover by Eye 主 催 気象影響防御技術コンソーシアム 月27日(火) 9 13:00 17:30 平成28年 ∼ (12:00受付開始) 東京大学 武田ホール 東京大学工学部武田先端知ビル5階 東京都文京区弥生2-11-16 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html プログラム 基調講演、最新の研究開発動向 他 フォーラム終了後交流会 (会費制3,000円、要事前登録) 参加申込方法 公式Webページから申込み http://www.aero.jaxa.jp/publication/event/weye2016.html お問い合わせ コンソーシアム事務局 [email protected] 後援/協賛 土木学会、日本ガスタービン学会、日本機械学会、日本技術士会、日本気象学会、日本航空宇宙学会 日本航空宇宙工業会、日本航空技術協会、日本雪氷学会、日本複合材料学会 WEATHER-Eyeコンソーシアム 航空機輸送の増大に伴い事故防止技術の更なる高 度化が必要となっています。多くの事故要因(主要 因+背景要因) には雪氷・雷・火山灰などの特殊な気 象が絡んでいるため、本コンソーシアムには、気象に 係る専門家や滑走路の路面対策に係る土木の専門 家など従来の航空工学の枠を超えた多様な分野か らの組織が参加しています。 また、運航会社などのユーザー企業も参加し、ニー ズとシーズの情報共有の場として今までにない枠組 みとなっています。 「気象影響防御技術の研究開発に関する連携協定」 の概要 気象影響防御技術の実証を目指した研究開発を促進するために、WEATHER-Eyeコンソーシアムにおける連携協力に必要 となる実施事項などの取り決めを定めています。 連携協力の実施事項 本コンソーシアムの運営・維持に関する次の事項 気象影響防御技術の研究開発の促進に関する次の事項 (1) ビジョン・研究戦略等の策定・共有 (1) 共同による研究開発 (2) ニーズ・シーズ等の情報共有活動 (2) 個別情報交流活動 (3) フォーラムの開催による、異業種・異分野を含む本協定に参加していない機関等の (3) 個別人材交流活動 参画促進並びに本コンソーシアムの活動内容の発信及び成果普及に資するための活動 (4) 施設・設備の相互利用 (4) 参加機関及び本協定外部の機関が情報交流活動を行うためのオープンな研究会の設置 (5) 情報・データの共有 (5) 連携協力維持に必要なその他の事項 (6) その他、参加機関が必要と認める活動 気象影響防御技術の研究開発 エンジンエロ-ジョン防止(火山灰防御) エンジン防氷 火山灰 耐雷構造 検知、予測回避 飛行経路判断支援 (着氷気象状態事前検知、 雷気象状態事前検知) 着氷気象センサ 着氷センサ 雷気象センサ 防氷コーティング 雷(強) 気象予測 防御 防御設計 (防氷(機体, エンジン)、 耐雷、耐エンジンエロ-ジョン) 回避 検知 着氷 離陸判断支援 (着氷モニタリング、 滑走路雪氷モニタリング、 機体雷損傷モニタリング、 滑走路ブレーキングアクション同定) 雷(弱) 検知 滑走路雪氷センサ 滑走路BA推定(滑りやすさ) 滑走路雪氷 予測 回避 防御 ドローン(スキャニング) 検知、予測回避 着陸判断支援 (滑走路雪氷モニタリング、 滑走路ブレーキングアクション同定) 参加 機関 雷撃損傷センサ 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、国立大学法人大阪大学、神奈川工科大学、関西大学、気象庁気象研究所、国立大学法人北見工業大学、 株式会社JALエンジニアリング、株式会社センテンシア、全日本空輸株式会社、国立大学法人東京大学、国立大学法人東京農工大学、 学校法人東京理科大学、国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所、国立大学法人名古屋大学ナショナルコンポジットセンター、日本航空株式会社、 (※50音順) 日本特殊塗料株式会社、 富士重工業株式会社、国立大学法人山形大学 (全18機関) ~ 第 1 回 WEATHER-Eye オープンフォーラム プログラム 航空輸送を特殊気象(雪氷,雷,火山灰など)から守るために ~ 主催︓気象影響防御技術コンソーシアム(略称︓WEATHER-Eye コンソーシアム) 後援/協賛︓(公社)土木学会,(公社)日本ガスタービン学会,(一社)日本機械学会, (公社) 日本技術士会, (公社)日本気象学会,(一社)日本航空宇宙学会, (一社)日本航空宇宙工 業会,(公社)日本航空技術協会, (公社)日本雪氷学会,(一社)日本複合材料学会 日時/場所︓平成 28 年 9 月 27 日(火)/東京大学 武田ホール(東京都文京区弥生 2-11-16) 第一部 挨拶・基調講演 司会 河原 秀久(関西大学) 13:00 開会挨拶 石川 和敏(WEATHER-Eye コンソーシアムステアリング会議議長,JAXA 航空技術部門) 13:10 来賓挨拶 藤森 昭裕(文部科学省 研究開発局) 13:15 基調講演1 航空運航行政からの気象影響防御技術への期待(仮題) 岡田 規男(国土交通省 航空局) 13:40 基調講演2 エアラインからの気象影響防御技術への期待(仮題) 市川 将巳(日本航空株式会社 運航本部) 14:20 基調講演3 気象影響防御技術に関するビジョンの概要 神田 淳(JAXA 航空技術部門) <14:50~15:20(30 分)> Coffee Break(参加自由) 第二部 個別気象現象に対する課題と研究開発状況 司会 野見 高司(日本特殊塗料株式会社) 15:20 講演1 JAXA における気象影響防御技術に関する研究開発状況について 渡辺 重哉(JAXA 航空技術部門) 15:25 講演2 積雪によるオーバーラン事故を防ぐために 大前 宏和(株式会社センテンシア) 15:45 講演3 着氷予防による安全性を確保するために 吉田 剛士(富士重工業株式会社 航空宇宙カンパニー) 16:05 講演4 乱気流による事故を防ぐために 又吉 直樹(JAXA 航空技術部門) 16:25 講演5 被雷のリスクを下げるために 楠 研一(気象庁気象研究所 気象衛星・観測システム研究部) 16:45 講演6 被雷による機体損傷を防ぐために 横関 智弘(東京大学大学院 工学系研究科) 17:05 講演7 デブリ(氷晶・火山灰等)の吸込みからエンジンを守るために 立花 繁(JAXA 航空技術部門) 17:25 閉会挨拶 荻巣 敏充(WEATHER-Eye コンソーシアムステアリング会議副議長, 富士重工業株式会社 航空宇宙カンパニー) <17:45~19:15(90 分)> 交流会(会費制 3,000 円,要事前登録)