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Micro PC STATION 3500/3500D BIOSマニュアル (mpc

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Micro PC STATION 3500/3500D BIOSマニュアル (mpc
Micro PC STATION
3500/3500D
BIOS セットアップ・
プログラム ガイド
目次
セットアップ・プログラムについて ....................................................... 3
セットアップ・プログラムを開始する.................................................... 4
セットアップ・プログラムを終了する.................................................... 6
Setup Menu (セットアップ・メニュー) ................................................ 7
Standard Setup Menu (スタンダード・セットアップ・メニュー) ........ 7
Advanced Setup Menu (アドバンスト・セットアップ・メニュー) ....... 9
Chipset Setup Menu(チップセット・セットアップ・メニュー)..... 12
Power Control Setup Menu
(パワーコントロール・セットアップ・メニュー)................................ 14
PCI/ PnP Setup Menu
(PCI/ プラグアンドプレイ・セットアップ・メニュー)...................... 16
Peripheral Setup Menu (ペリフェラル・セットアップ・メニュー)... 18
Utility Menu (ユーティリティ・メニュー) ......................................... 20
Detect IDE(ディテクト IDE) ..................................................................... 20
Color Set (カラー・セット) ....................................................................... 20
Security Menu(セキュリティ・メニュー)....................................... 21
Supervisor / User (スーパーバイザ / ユーザ) ....................................... 21
Anti-Virus (アンチ・ウイルス) .................................................................. 25
Default Menu (デフォルト・メニュー) .............................................. 26
Original (オリジナル) .................................................................................. 26
Optimal (オプティマル) .............................................................................. 26
セットアップ・プログラムについて
1
セットアップ・プログラムについて
このガイドブックでは、BIOS セットアップ・プログラムの使用方法について説明しま
す。このプログラムにより、パソコンの設定情報・起動順序などを変更することができ
ます。
Note
セットアップ・プログラムは、ROM (リード・オンリー・メモリ)に保存されています。フロッピー・
ディスク・ドライブや、ハードディスク・ドライブにアクセスする必要はありません。パソコンを起
動させるときやリセットする際にいつでも、実行することができます。
このセットアップ・プログラムで、次のことが確認・変更できます。
・ Setup(セットアップ)メニューでは、システムの基本的なオプションをセットアッ
プ・調整することができます。
(時刻、日付、フロッピー・ディスク・ドライブ、ハード
ディスク・ドライブなど)
・ Utility(ユーティリティ)メニューでは、システム機能を実行することができます。
・ Security (セキュリティ)メニューでは、システムへのアクセスを制限するパスワー
ドを指定することができます。
・ Default (デフォルト)メニューでは、すべての BIOS セットアップ・オプションの設
定を選択することができます。
このセットアップ・プログラムで登録した内容(または設定した内容)は、特別なメモ
リ領域(CMOS RAM という)に保存されます。メインボード上のバッテリがこのメ
モリをバックアップしているので、パソコンのスイッチを切ってもリセットしても、こ
のメモリは消去されません。パソコンを再起動するたびに設定がチェックされ、CMOS
RAM に保存されている情報と実際のハードウェアの設定が異なる場合は、このセット
アップ・プログラムを起動するよう、次のようなメッセージが表示されます。
110:KB/Interface Error
Press F1 to Resume
このメッセージが表示されたら、F1 キーを押してセットアップ・プログラムを開始し
て、設定を修正してください。
3
2
セットアップ・プログラムを開始する
セットアップ・プログラムを開始します。パソコンのスイッチを入れて、次のメッセー
ジが表示されたら Del キーを数回押します。
"Hit DEL if you want to run SETUP."
このメッセージが表示されたら、すぐに Del キーを押します。すぐに押さないと、コン
ピュータはオペレーティング・システムを読み込み始め、セットアップ・プログラムを
開始できなくなります。
Note
のちほど参照するときのために、現在の Setup(セットアップ)設定をメモ用紙などに書き留めてお
くとよいでしょう。設定を変更したときは、新たな設定を記録しておきます。
セットアップ・プログラムを開始すると、次のような Setup メニューが表示されます。
4
セットアップ・プログラムを開始する
セットアップ・プログラムには 4 つのウィンドウがあり、各ウィンドウには、アイコン
が幾つかあります。メニューの最下部には、各オプションについての簡単な説明が表示
されます。
オプションを選択するには、キーボードかマウスを使用します。
マウスの機能は次の通りです。
・ クリック:項目全体と現在の項目を変更したり、選択したりする
・ ダブルクリック:選択された項目で、処理を実行する
セットアップ・プログラムでのファンクション・キーは、
次のように割り当てられています。
キー
説明
Tab
次のウィンドウや項目に移動する
→、←、↑、↓
右、左、上、下のウィンドウに移動する
Enter
現在の項目を選択する
+
設定値が増加する
−
設定値が減少する
Esc
現在の処理を終了させ、前のレベルに戻る
PgUp
前のページに戻る
PgDn
次のページに進む
Home
テキストの最初に戻る
End
テキストの最後に進む
AltとH*
使用可能なキーの説明があるヘルプウィンドウを開く
Altとスペース*
システム・セットアップを終了する
アルファベット・キー
AからZまでが使用できる
数字キー
0から9までが使用できる
* 2つのキーを同時に押します。
5
3
セットアップ・プログラムを終了する
セットアップ・プログラムを終了するには、Altキーとスペースキーを同時に押します。
次のようなウィンドウが表示されます。
設定を保存してセットアップ・プログラムを終了するには、
「Save changes and Exit」
を選択します。システムは新しい設定で再起動します。
設定を保存しないでセットアップ・プログラムを終了するには、「D o n o t s a v e
changes and Exit」を選択します。システムは元の設定で再起動します。
修正するために Setup メニューに戻るには、
「Continue」を選択します。
変更を保存するか、設定を保存しないで終了すると、セットアップ・プログラムはシス
テムをリセットして、電源投入時の自己診断テストを自動で実行します。
セットアップ設定に問題があったときは、再起動中にエラー・メッセージが表示され、
セットアップ・プログラムを実行するよう促すメッセージが表示されます。画面の指示
にしたがってセットアップ・プログラムを実行し、問題の個所を修正します。
6
セットアップ・プログラムを終了する/ Setup Menu(セットアップ・メニュー)
4
Setup Menu (セットアップ・メニュー)
セットアップ・メニューにはアイコンが 6 個あり、各アイコンにはサブメニューがあり
ます。
Standard Setup Menu (スタンダード・セットアップ・メニュー)
スタンダード・セットアップ・メニューのオプションを表示するには、BIOSセットアッ
プ・メニューから Standard(スタンダード)アイコンを選択します。このセクション
で、すべてのスタンダード・セットアップ・メニューのオプションについて説明してい
ます。
Pri Master/ Pri Slave/ Sec Master/ Sec Slave
オプションで名付けられたハードディスク・ドライブを設定するには、これらのアイコ
ンを選択します。アイコンをクリックすると、次のパラメータが表示されます。
[Type
、LBA/Large Mode、Block Mode、32Bit Mode、PIO Mode]
Type
このパラメータで、
適切なハードディスク/ CD-ROMドライブのタイプを選択できます。
・Type
なんらかの識別パラメータを持つドライブに対する数字です。
・Cyl
ハードディスク・ドライブのシリンダ数です。
・HD
ハードディスク・ドライブのヘッド数です。
・WP
書込補正が始まるトラックのトラック番号です。セクタ・サイズは、ト
ラック直径が縮小するにつれて、徐々に小さくなります。ところが、各セ
クタは 512 バイトを保持しなければなりません。そこで、ハードディス
ク・ドライブの書込補正回路が、内部トラックのセクタへの書込電流を増
強することにより、セクタ・サイズの物理的な差異を補正します。このパ
ラメータは、書込補正が始まるトラックのトラック番号を表しています。
・Sec
1トラック当たりのセクタ数です。MFMドライブには、1トラック当た
り 17、RLL ドライブには 26、ESDI ドライブには 34 のセクタがあり
ます。SCSI と IDE ドライブには、さらに多くのセクタがあります。
・Size (MB)
フォーマット時のドライブの容量です。
(容量=ヘッド数×シリンダ数×
1トラック当たりのセクタ数× 1 セクタ当たり 512 バイト)
・User
ドライブ・タイプに一致しないドライブ・パラメータを持つドライブを設
定するときに、このパラメータを選択します。次に、表示される画面でド
ライブ・パラメータを入力します。
7
・Auto
設定するドライブがIDEタイプのときは、Pri Master/ Pri Slave/ Sec
Master/ Sec Slaveのアイコンから適切なドライブ・アイコンを選択し
ます。次に、IDE Detect アイコンを選択すると、自動で全パラメータが
検出されます。
BIOSは、自動でIDEドライブ・パラメータを検出して表示します(ATAPI
CD-ROM ドライブや ATAPI リムーバブル・ドライブを含む)
。表示され
たパラメータで良い場合はOKボタンをクリックします。表示されたパラ
メータが間違っている場合は、ユーザが直接入力することもできます。
・ATAPI CDROM
CD-ROM ドライブからパソコンを起動させるには、まず Pri Master/
Pri Slave/ Sec Master/ Sec Slave のアイコンから適切なドライブ・
アイコンを選択します。次に、Type パラメータと ATAPI CDROM を選
択します。Auto を選択して、BIOS に自動で正確なパラメータを設定さ
せることもできます。
・ARMD(ATAPI リムーバブル・メディア・デバイス)
ARMD ドライブが IDE コネクターに接続されているときは、ARMD を
選択します。ARMDドライブからパソコンを起動させることができます。
LBA/ Large Mode
528MBを超える容量を持つIDEドライブを使用するには、Onに設定します。設定は、
On、Off から選択します。
Block Mode
Block Mode (ブロック・モード)を使用している IDE ドライブを使用するには、On に
設定します。設定は、On、Off から選択します。
32Bit Mode
32 ビット・アクセスが可能な IDE ドライブをサポートするには、On に設定します。設
定は、On、Off から選択します。
PIO Mode
このオプションで、IDE Programmed I/O モードを設定します。PIO プログラミング
は、ATAPI CD-ROM ドライブでも作動します。設定は、Auto、0、1、2、3、4 か
ら選択します。
設定する IDE ドライブの PIO モードを、BIOS に自動で検出させるには、Auto を選択
します。0 から 4 を選択するときは、設定する IDE ドライブが、その PIO モードを間
違いなくサポートしていることを確認します。
8
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
Date/ Time
時刻や日付を変更するには、Date/ Timeオプションを選択します。現在の日付と時刻
が画面に表示されていますので、ウィンドウから新しい設定値を入力します。
Floppy Drive A,B
フロッピーディスク・ドライブのタイプを指定するには、Floppy Drive A,B アイコン
を選択します。設定は、Not Installed (インストールされていない)、360KB 5 1/4、
1.2MB 5 1/4、720KB 3 1/2、1.44MB 3 1/2、2.88MB 3 1/2 から選択します。
Advanced Setup Menu (アドバンスト・セットアップ・メニュー)
アドバンスト・セットアップ・メニューのオプションを表示するには、BIOS セットアッ
プメニューから Advanced (アドバンスト)アイコンを選択します。このセクションで、
すべてのアドバンスト・セットアップ・メニューのオプションについて説明しています。
Quick Boot
パソコンのスイッチを入れたときにすぐに起動できるようにするには、
Enabledに設定
します。設定は、次から選択します。
・ Disabled: BIOS はすべてのシステム・メモリをテストします。BIOS は、IDE ハード
ディスク・ドライブからの READY 信号を最高 40 秒間待ちます。そして IDE ドライ
ブへの RESET 信号を送信後、IDE ドライブ・タイムの準備が再び整うまで、0.5 秒
間待ちます。また、Del キーが押されたかどうかを確認して、Del キーが押された場
合は、セットアップを実行します。
・ Enabled: BIOS は、システム・メモリの最初の 1MB だけをテストします。BIOS は、
IDE ハードディスク・ドライブからの READY 信号を待たず、この信号がすぐに到着
しないときは、そのドライブを設定しません。IDE ドライブへの RESET 信号を送信
後、IDE ドライブ・タイムの準備が再び整うまで待つこともありません。
1st/ 2nd/ 3rd/ 4th Boot Device
各メニューを使用して、
コンピュータがオペレーティング・システムを探すときにチェッ
クするデバイスを、第 1、第 2、第 3、第 4 デバイスから選択することができます。1st
Boot Deviceで可能な設定は、Disabled、1st/ 2nd/ 3rd/ 4th IDE-HDD、Floppy、
ARMD-FDD、ARMD-HDD、ATAPI CD ROM、SCSI、Network です。2nd/ 3rd/
4th Boot Device で可能な設定は、Disabled、1st/ 2nd/ 3rd/ 4th IDE-HDD、
Floppy、ARMD-FDD、ARMD-HDD、ATAPI CD ROM です。
Try Other Boot Devices
1st/ 2nd/ 3rd/ 4th Boot Deviceで指定された設定から起動出来なかったとき、他
の起動できるデバイスから起動するかをどうかを選択することができます。設定は、
Yes、No から選択します。
9
S.M.A.R.T. for Hard Disks
S.M.A.R.T.(Self Monitoring Analysis and Reporting Technology)機能とは、
ハードディスクに故障の前兆が見られたとき、
事前に警告メッセージを表示する機能で
す。S.M.A.R.T. 機能に対応のハードディスクを使用するときは、このオプションを
Enabled に設定します。設定は、Enable、Disabled から選択します。
BootUp Num-Lock
このオプションでは、システムに電源が投入されたときやリセットされたときの、キー
ボードの Num Lock 機能の初期状態を設定します。テンキーがあるキーボードでは、
On に設定します。設定は、On、Off から選択します。
PS/ 2 Mouse Support
PS/ 2 マウスを使用するときは、このオプションを Enabled に設定します。設定は、
Enabled、Disabled から選択します。
Primary Display
このオプションで、使用しているプライマリ・ディスプレイのアダプタのタイプを指定
します。設定は、Absent(なし)
、VGA/ EGA、CGA40X25、CGA80X25、Mono
(モノクロ)から選択します。
Password Check
このオプションで、パスワードによるシステム保護のタイプを指定します。設定は、
Setup、Always から選択します。
Setup を選択すると、セットアップ・プログラムを実行するたびに、パスワードを
チェックします。いったんパスワードを設定すると、セットアップ・プログラムを実行
する時は必ずパスワードを入力しなければなりません。
Alwaysを選択すると、セットアップ・プログラムを実行するとき、電源投入時、リ
セット時に必ず、パスワードがチェックされます。
Boot to OS/ 2
64MBを超えるメイン・メモリがあるときは、Yesに設定すると、システムがIBM OS/
2 Warp version 3.0 を正しく利用できるようになります。設定は、Yes、No から選
択します。
Ultra DMA
Ultra DMA/33対応ハードディスクで Ultra DMA/33 を使用するかどうかを設定し
ます。設定は、Auto、Disabled から選択します。通常変更する必要はありません。
10
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
Processer Serial Number
PentiumIII に搭載されている Processer Serial Number をプログラムから参照する
ことを許可するかどうかを設定します。設定は、Enable、Disabled から選択します。
L1 Cache
Enabledに設定すると、CPUのL1内部キャッシュ・メモリが有効になります。設定は、
Enabled、Disabled から選択します。
L2 Cache
Enabledに設定すると、CPUのL2外部キャッシュ・メモリが有効になります。設定は、
Enabled、Disabled から選択します。
L2 cache ECC
CPU の L2 外部キャッシュ・メモリで ECC 機能を使用するかどうかを設定します。設
定は、Enabled、Disabled から選択します。
System BIOS Cacheable
Enabledに設定すると、F0000hシステム・メモリ・セグメントの内容をキャッシュ・メ
モリから読み込んだり、逆にキャッシュ・メモリに書き込んだりできます。このシステ
ム・メモリ・セグメントの内容は、高速処理を実現するために、常に BIOS ROM からシ
ステム RAM にコピーされています。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
C000,16K Shadow
このオプションは、ビデオ ROM の内容の位置を制御します。設定は、Enabled、
Cached、Disabled から選択します。
・ Enabled:ビデオROMエリア (C0000h-C3FFFh)の内容が、それに対応するRAM
アドレスに書き込まれます。
・ Cached:ビデオROMエリア (C0000h-C3FFFh)の内容が、それに対応するRAM
アドレスに書き込まれると共に、キャッシュ・メモリから読み込まれたり、キャッ
シュ・メモリへの書き込みが行われます。
・ Disabled:ビデオROMの内容はRAMにコピーされません。そのため、キャッシュ・
メモリから読み込まれたり、キャッシュ・メモリへの書き込みは行われません。
C400 / C800 / CC00 / D000 / D400 / D800 / DC00, 16K Shadow
Enabled に設定すると、画面に表示されるアダプタ ROM の内容を、システム RAM に
シャドーイング (コピー)できます。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
11
Chipset Setup Menu(チップセット・セットアップ・メニュー)
Setup(セットアップ)メイン・メニューから Chipset (チップセット)アイコンを選
択すると、Chipset Setup(チップセット・セットアップ)メニューが表示されます。
Main Clock speed
本体の動作速度を設定する機能です。
設定は、Nomal Speed、103MHz から選択します。
通常は変更する必要はありません。
Spread Spectrum
設定は、Enabled、Disabled から選択します。
USWC Write Post
USWC(Uncached,Speculatable,Write-Combining)とは、ビデオメモリのメモリ
領域(フレームバッファ)に対するメモリアクセス方式です。USWC Write Post 機
能は、データをフレームバッファに送る際に CPU 内でバッファリングすることで、外
部データバスの使用効率を向上させる機能です。但し、USWC 対応以外の部品が組み
込まれている場合には使用できません。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
Multi-Trans Timer(Clks)
設定は、32、64、96、128、160、192、224 から選択します。
DRAM Integrity Mode
DRAM の使用が完全に使用できる環境を自動設定する機能です。設定は変更できませ
ん。
DRAM Refresh Rate
Refresh(リフレッシュ)とは、RAM に蓄積されたデータを保持するために、一定時
間ごとに通電させる処理です。DRAM Refresh Rate 機能とは、通電の時間間隔を設
定する機能です。設定は、15.6 us、31.2 us、62.4 us、124.8 us、249.6 us
から選択します。
Memory Hole
この項目では、DRAM スペースのメモリ・ホールを有効にできます。有効に設定された
メモリ・ホールに適合するホスト・サイクルがPCIにパスされ、PCIサイクルは無視され
ます。設定は、Disabled、512 ∼ 640KB、15MB ∼ 16MB、14MB ∼ 16MB か
ら選択します。
12
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
SDRAM RAS# to CAS# delay
SDRAM から実際にデータが出力されるまでの時間間隔(RAS-CAS 遅延時間)を、
CPUのクロック周波数を基準にして設定する機能です。設定は、3 SCLKs、2SCLKs、
Auto から選択します。
SDRAM RAS# Precharge
Precharge(プリチャージ)とは、一時的に RAM からメモリバッファに待避させた
データを、戻す処理です。SDRAM RAS# Precharge 機能とは、メモリのアクセス
速度(RAS アクセスタイム)と、プリチャージに必要な時間(プリチャージタイム)と
を合わせた数値(メモリサイクルタイム)の間隔を設定する機能です。設定は、3
SCLKs、2SCLKs、Auto から選択します。
Gated Clock
設定は、Enabled、Disabled から選択します。
AGP Aperture Size
このオプションで、AGP (Accelerated Graphics Post)が使用できるシステム・
メモリのサイズを指定します。設定は、4MB、8MB、16MB、32MB、64MB、
128MB、256MB から選択します。
AGP Mlti-Trans Times (AGP Clks)
AGPのデータ転送速度を設定する機能です。設定は、Disnabled、32、64、96、128、
160、192、224 から選択します。
AGP Low-Priority Timer(AGP Clks)
AGPのデータ転送速度を設定する機能です。設定は、Disnabled、16、32、64、96、
128、160、192、224 から選択します。
8bit I/O Recovery Time
8 ビットカードにデータが入出力するタイミング調整を設定する機能です。設定は、
Disnabled、8 Sysclk、1 Sysclk、2 Sysclk、3 Sysclk、4 Sysclk、5 Sysclk、
6 Sysclk、7 Sysclk から選択します。
16bit I/O Recovery Time
16 ビットカードにデータが入出力するタイミング調整を設定する機能です。設定は、
Disnabled、3 Sysclk、1 Sysclk、2 Sysclk、4 Sysclk から選択します。
USB Passive Release
USB バスの動作を制御する機能です。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
13
PIIX4 Passive Release
PIIX4(PCI ISA IDE Xcelerator)の動作を制御する機能です。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
PIIX4 Delayed Transaction
PIIX4(PCI ISA IDE Xcelerator)の動作を制御する機能です。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
Power Control Setup Menu(パワーコントロール・セットアップ・メニュー)
Setup
(セットアップ)メイン・メニューから Power Ctrl (パワーコントロール)アイ
コンを選択すると、Power Control Setup (パワーコントロール・セットアップ)メ
ニューが表示されます。
ACPI Aware O/ S
ACPI (Advanced Configuration and Power Interface)仕様対応のオペレーティン
グ・システムを使用しているときは、Yes に設定します。設定は、Yes、No から選択し
ます。
Power Management / APM
Enabled に設定すると、電源管理機能と APM (Advanced Power Management)機
能が有効になります。Disabled に設定すると、パワーコントロール・セットアップ・
メニューの ACPI Aware O/ S、Remote Power On LAN、Remote Power On
Modem 以外のオプションは設定できなくなります。設定は、Enabled、Disabled か
ら選択します。
Power Button Function
このオプションで電源ボタンの機能を拡張します。オン/ オフ機能だけではなく、電源
ボタンを押したときにサスペンド・モードに入る機能を持たせることができます。これ
は、power-on self-test (電源投入時の自己診断テスト)終了後に有効になります。設
定は、Suspend、On/ Off から選択します。
power-on self-test (電源投入時の自己診断テスト)終了後にシステムの電源を切る方
法は、このオプションの設定次第で変わります。
Suspend に設定すると、power-on self-test (電源投入時の自己診断テスト)終了後
にシステムの電源を切るには、電源ボタンを 4 秒以上押しつづける必要があります。
On/ Off に設定すると、power-on self-test (電源投入時の自己診断テスト)終了後に
システムの電源を切るには、普通に (4 秒以内)電源ボタンを押します。Suspend に設
定されていて、かつシステムがオンのときに普通に (4秒以内)電源ボタンを押すと、サ
スペンド・モードに入ります。
14
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
Power Management / APM オプションが Disabled に設定されているときは、電
源ボタンの機能としては、通常のオン / オフ機能だけとなります。
Note
サスペンド・モード中にシステムの電源を切るときは、
システムをレジュームしてから電源を切るよう
にしてください。
Green PC Monitor Power State
省電力機能に対応しているディスプレイを制御する機能です。
使用するビデオカードに
合わせて設定します。設定は、Stand by、Suspend、Off から選択します。
Video Power Down Mode
外部モニターへの出力を、本体の動作と連動したタイミングで制御する機能です。使用
するビデオカードに合わせて設定します。設定は、Disabled、Stand By、Suspend
から選択します。
AC Power default status
このオプションで、電源に障害が生じたときや、パソコンに AC 電源ケーブルを接続し
たときのコンピュータの対応を指定することができます。Off に設定すると、電源ボタ
ンが押されるまで、電源が切れた状態のままです。On に設定すると、コンピュータは
電源が入った状態になります。設定は、On、Off から選択します。
Remote Power On LAN
パソコンにリモート・ウェイクアップ機能搭載のPCIバス対応のネットワーク・インター
フェース・カードがインストールされている場合に、電源の入っていない状態で、ネッ
トワークを介して LAN ウェイクアップが行われたときに、コンピュータがそれに反応
して起動する(Enabled)か、しない(Disabled)かを設定できます。設定は、Enabled、
Disabled から選択します。
Remote Power On Modem
電源の入っていない状態で、電話回線・ISDNなどを介してモデムがコールを受けたとき
に、コンピュータがそれに反応して自動で起動する(Enabled)か、しない(Disabled)
かを設定できます。設定は、Enabled、Disabled から選択します。
Remote Power On PCI/PME
PCI の PME 信号を受けたときの動作を設定します。
設定は、Enabled、Disabled から選択します。
15
Suspend Time Out
このオプションで、
システムがサスペンド・モードに入るまでの待機時間 (動作していな
い時間)を指定します。指定した時間が過ぎると、ビープ音を 2 回鳴らしてから自動で
サスペンド・モードに入ります。設定は、Disabled、4Min、8Min、12Min、20Min、
40Min、60Min から選択します。
Serial Port 1、Serial Port 2
このオプションで、シリアル・ポートの活動を監視するかどうかを指定します。Monitor
に設定されていて、かつ上で述べた Suspend Time Out オプションで指定した時間、
シリアル・ポートの活動がないときは、コンピュータは省電力状態に入ります。設定は、
Ignore (監視しない)
、Monitor (監視する)から選択します。
Parallel Port
このオプションで、パラレル・ポートの活動を監視するかどうかを指定します。Monitor
に設定されていて、かつ上で述べた Suspend Time Out オプションで指定した時間、
パラレル・ポートの活動がないときは、コンピュータは省電力状態に入ります。設定は、
Ignore (監視しない)
、Monitor (監視する)から選択します。
Floppy disk
このオプションで、フロッピー・ディスク・ドライブの活動を監視するかどうかを指定しま
す。Monitor に設定されていて、かつ上で述べた Suspend Time Out オプションで指定し
た時間、フロッピー・ディスク・ドライブの活動がないときは、コンピュータは省電力状態
に入ります。設定は、Ignore(監視しない)、Monitor(監視する)から選択します。
Primary master IDE、Primary slave IDE、Secondary master IDE、Secondary slave IDE
このオプションで、各IDE ハードディスク・ドライブの活動を監視するかどうかを指定しま
す。Monitor に設定されていて、かつ上で述べた Suspend Time Out オプションで指定
した時間、各 IDE ハードディスク・ドライブの活動がないときは、コンピュータは省電力状
態に入ります。設定は、Ignore (監視しない)、Monitor (監視する)から選択します。
PCI/ PnP Setup Menu (PCI/ プラグアンドプレイ・セットアップ・メニュー)
Setup(セットアップ)メイン・メニューから PCI/ PnP (PCI/ プラグアンドプレイ)
アイコンを選択すると、PCI/ PnP Setup (PCI/ プラグアンドプレイ・セットアッ
プ)メニューが表示されます。
Plug and Play Aware O/ S
このオプションで、
プラグアンドプレイ対応拡張カードを管理できるオペレーティング・
システムでコンピュータが起動できるよう設定できます。
16
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
オペレーティング・システム (Windows 98 など)が、プラグアンドプレイ仕様に対
応しているときは、Yes に設定します。BIOS は、システムの起動に必要なプラグアン
ドプレイ対応 ISA バス・アダプタ・カードだけを検出して、使用可能にします。それに
対して Windows 98 は、プラグアンドプレイ認識のオペレーティング・システムなの
で、他のすべてのプラグアンドプレイ対応アダプタ・カードを検出して、使用可能にし
ます。
オペレーティング・システム (DOS、OS/ 2、Windows 3.X など)が、プラグアン
ドプレイ仕様に対応していないときは、No に設定します。
このオプションを正しく設定しないと、プラグアンドプレイ対応アダプタ・カードを適
切に設定できなくなります。設定は、No、Yes から選択します。
PCI Latency Timer (PCI Clocks)
このオプションで、PCI バス上のデバイスが、他のデバイスがその同じバスを要求して
きたときに、そのバスを保持できる時間 (PCI クロック・サイクルで計測する)を指定
します。設定は、32、64、96、128、160、192、224、248 から選択します。
PCI VGA Palette Snoop
このオプションで、プライマリ・PCI グラフィックス・コントローラが、共通パレットを
ISA 内蔵ビデオ・カードと共有する機能を制御します。設定は、Enabled、Disabled か
ら選択します。
Allocate IRQ to PCI VGA
Auto に設定すると、PCI バスを使用している VGA アダプタ・カードに、IRQ を自動で
割り当てることができます。設定は、Auto、No から選択します。
Allocate IRQ to USB
USBポートのIRQを、他のPCIデバイスなどと共有するかどうかを設定する機能です。
設定は、Yes、No から選択します。
初期設定はYes でPCI ポートとIRQ を共有しています。USB ポートの動作で不具合が
発生した場合にのみ、No に切り替えます。
PCI Slot1 IRQ Priority
PCIバススロット1のデバイスに対して、何番のIRQを割り当てるかを設定する機能で
す。設定は、Auto、3、4、5、7、9、10、11 から選択します。
PCI Slot2 IRQ Priority
PCIバススロット2のデバイスに対して、何番のIRQを割り当てるかを設定する機能で
す。設定は、Auto、3、4、5、7、9、10、11 から選択します。
17
OnBoard PCI Sound IRQ Priority
サウンドコントローラーに対して、何番のIRQを割り当てるかを設定する機能です。設
定は、Auto、3、4、5、7、9、10、11 から選択します。
DMA Channel 0、1、3、5、6、7
このオプションで、従来の ISA アダプタ・カードの DMA を指定します。設定は、PnP、
ISA から選択します。
IRQ 3、4、5、7、9、10、11、14、15
このオプションで、IRQ の状態を設定します。PCI/ PnP 拡張カードがこれらの割り込
みを使用可能なときは、これらの割り込みがシステムに割り当てられます。コンピュー
タに、これらの割り込みの一つを使用しているISAエージェントがあるときは、その割
り込みのために ISA に設定します。設定は、PCI/ PnP、ISA から選択します。
Reserved Memory Size
このオプションで、従来のISAアダプタ・カードのために確保されたメモリ・エリアのサ
イズを指定します。設定は、Disabled、16K、32K、64K から選択します。
Reserved Memory Address
このオプションで、確保されたメモリ・エリアの開始アドレス (16進法)を指定します。
指定されたROMメモリ・エリアは、従来の ISAアダプタ・カードが使用するために確保
されます。設定は、C0000、C4000、C8000、CC000、D0000、D4000、D8000、
DC000 から選択します。
Peripheral Setup Menu(ペリフェラル・セットアップ・メニュー)
Setup (セットアップ)メイン・メニューから Peripheral (ペリフェラル)アイコンを
選択すると、Peripheral Setup (ペリフェラル・セットアップ)メニューが表示され
ます。
OnBoard SOUND
Enabled に設定すると、オンボード・オーディオ・サブシステムが有効になります。設
定は、Enabled、Disabled から選択します。
OnBoard FDC
Enabledに設定すると、内蔵のFDC (フロッピー・ディスク・ドライブ・コントローラ)
が有効になります。もう一つ FDC をインストールするときは、Disabled に設定しま
す。設定は、Auto、Enabled、Disabled から選択します。
18
Setup Menu(セットアップ・メニュー)
OnBoard Serial Port1 / Port2
このオプションで、内蔵シリアル・ポートのベース I/ O ポート・アドレスを指定します。
設定は、Auto、Disabled、3F8h、2F8h、2E8h から選択します。
Parallel Port Mode
シリアル・ポート 2 の動作モードを指定します。設定は、Normal、IrDA、ASK-IR から
選択します。
OnBoard Parallel Port
このオプションで、内蔵パラレル・ポート 1 のベース I/ O ポート・アドレスを指定しま
す。設定は、Auto、Disabled、378、278、3BC から選択します。
Parallel Port Mode
このオプションで、パラレル・ポート・モードを指定します。Normal、ECP、EPP は、
IEEE P1284 仕様に準拠している双方向データ伝送方式です。設定は、次から選択し
ます。
・ Normal:スタンダード・パラレル・ポート (SPP)モードと双方向モードで、パ
ラレル・ポートを利用するときに選択します。
・ EPP:エンハンスト・パラレル・ポート (EPP)仕様に準拠しているデバイスをパラ
レル・ポートで使用するときに選択します。EPP はパラレル・ポート信号を利用し
て、ホストデバイスによる非対称性双方向データ伝送を提供します。
・ ECP:エクステンディド・ケイパビリティーズ・ポート (ECP)仕様に準拠している
デバイスをパラレル・ポートで使用するときに選択します。ECP は、DMA プロトコ
ルを使用して、約 2.5 Mbs の伝送率を実現しており、対称性双方向データ伝送を提
供します。
EPP Version
このオプションで、EPPバージョンを指定します。設定は、1.9、1.7から選択します。
Parallel Port IRQ
このオプションは、OnBoard Parallel Port オプションを Auto 以外に設定したとき
だけ設定できます。設定は、5、7 から選択します。
Parallel Port DMA Channel
このオプションは、Parallel Port Mode オプションを ECP に設定したときだけ設定
できます。設定は、0、1、3 から選択します。
OnBoard IDE
このオプションで、使用したい内蔵 I D E コントローラを設定できます。設定は、
Disabled、Primary、Secondary、Both から選択します。
19
5
Utility Menu (ユーティリティ・メニュー)
Utility
(ユーティリティ)メニューには、アイコンが 2 個あります。
Detect IDE(ディテクト IDE)
このオプションで、プライマリ / セカンダリ IDE コントローラに接続されている、IDE
タイプのハードディスク・ドライブ、CD-ROM ドライブ、ATAPI リムーバブル・ドライ
ブのドライブ・タイプを自動検出することができます。いったんセットアップ・プログ
ラムがハードディスク・ドライブやCD-ROMドライブのタイプを検出すると、その関連
情報を表示するようになります。
セットアップ・プログラムがすべての IDE ドライブを検出した後は、ハードディスク・ドラ
イブ・タイプは User に、そして CD-ROM ドライブ・タイプは CDROM と表示されます。
Color Set (カラー・セット)
このオプションで、
システム・セットアップ・プログラム画面の色を変更することができ
ます。設定は、Sky、Army、Pastel、LCD から選択します。
20
Security Menu(セキュリティ・メニュー)
Security (セキュリティ)メニューには、アイコンが 3 個あります。
Supervisor / User (スーパーバイザ / ユーザ)
この 2 つのオプションを設定することで、セットアップ・プログラムへのアクセスを制
限することができ、さらに Supervisor (スーパーバイザ)モードと、User (ユーザ)
モードという2つの異なったアクセス・モードのためのパスワードを設定できるように
することで、コンピュータを起動できる人物を制限することもできます。
セットアップ・プログラムとコンピュータの起動時に、Supervisor パスワードと User
パスワードを要求するよう設定できます。
Supervisorモードではすべてのセットアップ・プログラムのオプションに、無制限でア
クセスできるのに対して、User モードでは、アクセスに制限があります。Supervisor
パスワードと User パスワードを別々に設定することにより、システムの管理者は、
セットアップ・プログラムの重要な設定値を変更できる人物を制限できます。
User パスワードを入力してセットアップ・プログラムを実行したときは、Advanced、
User、Color の 3 項目しか変更できません。
SupervisorパスワードとUserパスワードの両方を設定するときは、Supervisorパス
ワードを先に設定してください。いったん両方を設定すれば、どちらか一方のパスワー
ドを入力するだけで、セットアップ・プログラムやコンピュータにアクセスすることが
できます。
Supervisor パスワードだけか、両方のパスワードを使用することにより、システムに
電源を入れるときや、システムをリセットするとき、またセットアップ・プログラムを
実行するときは毎回、
全ユーザがパスワードを入力するようにシステムを設定できます。
下の表は、Supervisor パスワードと User パスワードを設定したときの結果を表して
います。
21
Utility Menu(ユーティリティ・メニュー)/ Security Menu(セキュリティ・メニュー)
6
パスワードの組
セットアップ・プログラム
起動中のパスワード
Supervisorモード Userモード
み合わせ
に入るためのパスワード
すべてのオプショ すべてのオプショ
ンが変更可能
ンが変更可能
Supervisorパス Supervisorパス Supervisorパス すべてのオプショ 一部のオプション
ワードとUserパ ワ ード か ま た は ワ ード か ま た は ンが変更可能
のみ変更可能
スワードの両方 Userパスワード Userパスワード
Supervisorパ Supervisorパ Supervisorパ すべてのオプショ
×
スワードのみ
スワード
スワード
ンが変更可能
なし
なし
なし
パスワードを設定する
次の手順にしたがってパスワードを設定します。
1
Supervisor ウィンドウか User ウィンドウで、「Enter New Password」
(新たにパスワー
ドを入力してください)というメッセージが表示されたら、
キーボードやマウスでパスワード
を入力します。
Note
ウィンドウに表示されているキーを使用して、最高 6 文字までタイプ入力できます。画面には、タイ
プされた文字一つ一つに対して、アステリスクマーク(*)が表示されます。
2
Enter キーを押します。
「Confirm New Password」(新たに入力したパスワードを確認してください)というメッセー
ジが表示されます。
3
もう一度同じパスワードを入力します。
4
Enter キーを押します。
Note
入力したパスワードが間違っていたときは、
「Enter New Password」
(新たにパスワードを入力して
ください)というメッセージが表示されます。
次のメッセージが表示されます。
Supervisor Password Installed
または
User Password Installed
5
Enter キーを押します。これでパスワードの設定は終了です。
セットアップ・プログラムを終了するときには、新たな設定を保存します。
22
Security Menu(セキュリティ・メニュー)
システムに電源を入れるときや、システムをリセットするとき、またセットアップ・プ
ログラムを実行するとき (Advanced Setup メニューの Password Check での設
定により異なります)に、パスワード入力メッセージが表示されます。
Note
パスワードは必ず、記憶するか書き留めておいてください。忘れてしまうと、次回からシステムに電
源を入れるときや、セットアップ・プログラムを実行するときに、アクセスできなくなります。ただ
し、万が一思い出せないときでもパソコンを使用する方法があります。詳しくは、「忘れてしまったパ
スワードを無効にする」(21 ページ)を参照してください。
パスワードを削除する
次の手順にしたがってパスワードを削除します。
1
Security メニューから、Supervisor アイコンか User アイコンを選択します。
「Enter Current Password」
(現在のパスワードを入力してください)というメッセージが
表示されます。
Note
2
3
4
5
User アイコンを選択したときは、このメッセージは表示されません。
現在のパスワードを入力します。
Enter キーを押します。
「Enter New Password」
(新たにパスワードを入力してください)というメッセージが表
示されます。
Enter キーを押します。
現在のパスワードが削除されます。そして「Confirm New Password」(新たに入力したパ
スワードを確認してください)というメッセージが表示されます。
Enter キーを押します。
次のメッセージが表示されます。
Both Passwords Uninstalled
または
User Password Uninstalled
6
Enter キーを押します。これでパスワードの削除は終了です。
パスワードを変更する
次の手順にしたがってパスワードを変更します。
1
2
Security メニューから、Supervisor アイコンか User アイコンを選択します。
「Enter Current Password」
(現在のパスワードを入力してください)というメッセージが
表示されます。
現在のパスワードを入力します。
23
3
4
5
6
7
Enter キーを押します。
「Enter New Password」
(新たにパスワードを入力してください)というメッセージが表
示されます。
新しいパスワードを入力します。
Enter キーを押します。
「Confirm New Password」(新たに入力したパスワードを確認してください)というメッセー
ジが表示されます。
もう一度新しいパスワードを入力します。
Enter キーを押します。
次のメッセージが表示されます。
Both Passwords Uninstalled
or
User Password Uninstalled
8
Enter キーを押します。これでパスワードの変更は終了です。
忘れてしまったパスワードを無効にする
現在のパスワードが思い出せないために、コンピュータが使用できなかったり、セット
アップ・プログラムが実行できないときは次のようにします。
1
2
3
4
5
6
7
8
コンピュータの電源を切ります。
ディップ・スイッチの 6 番をオンに設定します。
パスワード機能が無効になります。
コンピュータの電源を入れます。
パスワードを要求するメッセージは表示されません。
新たにパスワードを設定したいときは、再びコンピュータの電源を切ります。
ディップ・スイッチの 6 番をオフに設定します。
パスワード機能が有効になります。
コンピュータの電源を入れます。
「Hit Del if you want to run SETUP」というメッセージが表示されたら、すぐにDelキー
を押します。
新たにパスワードを設定します。
新たにパスワードを設定したときは、システムに電源を入れるときや、システムをリ
24
Security Menu(セキュリティ・メニュー)
セットするとき、またセットアップ・プログラムを実行するときに、パスワード入力を
要求するメッセージが表示されます。
新たにパスワードを設定しなかったときは、すぐにシステムを使用できます。
ディップ・スイッチの 6 番をオンに設定して、パスワード機能を無効にした後は、新た
にパスワードを設定しようとしても、パスワードは CMOS RAM に保存されません。
Anti-Virus (アンチ・ウイルス)
このオプションで、
ハードディスク・ドライブやフロッピーディスク・ドライブのブート
セクタを、
不必要な書き込みから保護することができます。
設定は、Enabled、Disabled
から選択します。
Disabled に設定すると、ブートセクタに書き込むことができるようになります。
オペレーティング・システムをインストールしたいときは、
必ずDisabledに設定します。
Enabled に設定すると、FORMAT、DISKCOPY、SYS コマンドや、ブートセクタに
書き込むプログラムを使おうすると、次の警告メッセージが表示されます。
25
7
Boot Sector Write!!!
Possible VIRUS: Continue (Y/ N)?
この時点で、そのプログラムの実行を完了させたいときは、Y キーを押します。
先に述べたプログラムなどを実行していないにもかかわらず、
警告メッセージが表示さ
れたときは、ウイルスがブートセクタに書き込もうとしている可能性があります。N
キーを押して、ウイルスがブートセクタに書き込むのを防いでください。
Default Menu (デフォルト・メニュー)
このセクションのアイコンで、すべてのセットアップ・プログラムの設定を最適にする
ことができます。設定内容に不具合があって動作しないときに、初期値に戻すこともで
きます。
Original (オリジナル)
最初にセットアップ・プログラムを始めたときのSetup (セットアップ)メニューでの設
定値に戻るには、Original (オリジナル)アイコンを選択します。
Optimal (オプティマル)
Optimal (オプティマル)アイコンを選択すると、Setup (セットアップ)メニューでの
最適な初期設定値をロードすることができます。Optimal (オプティマル) 初期設定と
は、システム性能を最適にする設定値のことです。NVRAMの内容に不具合があるとき
は、最適な設定値が自動でロードされます。
26
Default Menu(デフォルト・メニュー)
27
Fly UP