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カナダのライフサイエンス
カナダのライフサイエンス カナダ大使館 商務部 黒岩 克子 2015年 2月 9日 カナダ 概要 • 人口:3400万人 • 65歳以上:14% • GDP成長率:2.59%(2014) • 10州と3準州 • 国民医療費 • 2149億ドル (2014)* • GDPに占める国民医療費の割合 10.9% (2014)* • 国民皆保険:負担内訳: • 公的保険 46% • 民間保険 34% • 自己負担 20% *Canadian Institute for Health Information 2 カナダのライフサイエンス 主な強み Key Strengths セクター バイオ 医薬 • • • • • • 治療用分子の発見とキャラクタリゼーション ゲノミクス、プロテオミクスプラットフォーム ワクチン、免疫 再生医療、幹細胞研究 製剤技術、薬物伝送技術 後発薬 医療機器 • • • • • 体外診断 医療用画像及び分析 手術及びインプラントデバイス 先端材料 循環器系デバイス 受託サービス • • • • • • 製剤と薬物伝送システム 臨床試験企画と管理 製造とパッケージング 高付加価値医療デバイスのデザインと製造 分析サービス 規制とコンプライアンス関連コンサル 3 カナダ製薬市場の概況 カナダ市場: 世界第9位 (2.5%) (2014) 公的健康保険制度 眼鏡、歯科、医薬品は対象外 成長率: 0.6% (2011) 4% (2005-2009) 健全な経済基盤はあるが、特許切 れよる市場縮小 医療費削減の試み データ保護: 6年 +2年 小児 +6か月 *IMS Brogan (2012) 4 カナダ医療機器市場の概況 カナダ 市場規模:68億ドル(2013推定) 世界市場の2% 病院数: 1,100* 病床数: 人口千人当たり 3.5 MRI稼動数:308 (2012) CT稼動数:510 (2012) 日本 病院数: 176,308 ** 病床数:人口千人当たり 13.8 MRI 稼働数:6,500 CT 稼働数:11,900 * カナダ産業省 **厚生労働省 統計 5 カナダ大使館 商務部の活動 カナダ企業の個別ご紹介 • バイオテク企業(低分子、バイオ) • 医療機器企業 セミナー活動 • バイオジャパンでのセミナー • 大使館でのセミナー、ワークショップ カナダご訪問企業のプログラム調整 • カナダ市場進出 • カナダ企業、研究者とのカナダでの面談プログラム設定 • BIO、RSNA等、世界規模の展示会でのカナダ企業との商談設定 6 カナダのライフサイエンスクラスター 大西洋岸各州 バイオ企業:30 ブリティッシュコロンビア州 雇用者数:200 (1%) バイオ企業 110社 バイオR&D支出:$2500万 ドル 雇用者数:2500人 (15%) バイオR&D支出:3億ドル アルバータ、マニトバ、サス カチェワン バイオ企業:110 雇用者数:1800 (11%) バイオR&D支出:2億ドル オンタリオ州: ケベック州 バイオ企業:220社 バイオ企業:240社 雇用者数: 6000人 (38%) 雇用者数:5,500人 (35%) バイオR&D支出:6億5000万ドル バイオR&D支出:6億ドル = ライフサイエンスクラスター 出典: カナダ外務・国際貿易省 2009年 7 最近の主な連携事例 日本 ライセンス・戦略的研究提携 ニコン - Consortium for Commercialization of Regenerative Medicine • 2013年、共同開発 武田薬品工業 ― Structural Genomics Consortium • 2012年、戦略的研究パートナーとして参加 田辺三菱製薬 - Medicago Inc. • • 2013年、 M&A 2012年、 導入、ワクチン開発 武田薬品工業 - British Columbia Cancer Agency • 2010年、研究協力協定 8 最近の主な連携事例 グローバル Enobia: • モントリオール大学のスピンオフ。低ホスファターゼ症 • Alexion (米)に買収 US$1.08 billion (2012) Gemin X: • マギル大学のスピンオフ。 Bcl-2阻害剤 (癌) • Cephalon (米)に買収 US$525 million (2011) YM BioSciences: • 骨髄線維症 等 抗がん剤のパイプライン • Gileadに買収 US$510 million (2013) 9