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4.Youth Reports 8.

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4.Youth Reports 8.
iEARN Conference & Youth Summit 2010
“Come to Canada……Catch the Dream”
報告目次
1. Photos
2. Daily Schedule
3. Canada Daily Report
4.Youth Reports
アイアーン沖尚・新竹有樹・山口マヌエル・石原眞子
5. 剛さんのお手軽プロジェクト
6. 清水さんのカナダiEARN conferenceの報告
7. Japan Presentation list
8.Presentation reports
大正琴―廣田元子
折り紙―亀井美佐子
まちんとー高木洋子・「広島その時」ビデオー畑井克彦
Adobe Youth Voices Film Festival
World Children Summit Exhibition
9.
Web guide to more photos & videos
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2.Daily Schedule
7月10日・11日 アセンブリー会議
7月11日日曜日 チェックイン
7月12日月曜日 開会式
午前 開会宣言・スピーチ:ユースサミット
世界各国コール・基調講演
ユースサミット展示ショウケース
午後 全大会:Karen Cator- The US Department of Education
分科会:各種ワークショップ
宵 コンサート:- Errol Lee
7月13日火曜日
午前 全大会:環境パネル討論会
全日:各種ワークショップ
ユースサミット:特別活動プログラム 13日・15日・16日
スペシアル(ドラミング ワークショップ)
宵 各国カルチャーナイト
7月14日水曜日 小観光ツアーナイアガラの滝など各種
7月15日木曜日
午前 全大会:The My Hero Project- Director, Jeanne Meyers
午後 全大会:Milton Chen- George Lucas Education Foundation
全日 分科会:各種ワークショップ
宵 ADOBE Youth Voices Film Festival
7月16日金曜日
午前 分科会:各種ワークショップ
午後 閉会式 :閉会宣言・ビデオ振り返り・スピーチ“Call to Action”
2011台湾会議紹介
宵 ガラディナー・ダンス
7月17日土曜日 チェックアウト:帰国
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3.Canada Daily Report
高木のカナダ デイリー報告
Date: Mon, 12 Jul 2010
Subject: [Jearn:8784] iEARN国際会議が始まります。
明朝9時からこのGourgian大学においてiEARN国際会議(第17回iEARN Confere
nce・第14回Youth Summit)の開会式が行われます。
上野さん、長田さん、高木は10日朝からAssembly会議があるために2日間早く出
立しました。 今朝は、2日目のアジェンダが始まるまでに時間をもらい、iEARN-
Japanのカントリーコーディネーターが変わるお知らせと新しい5名の次の皆さんの紹
介をしました。
上野さん(チェアー)、福井さん、長田さん、納谷さん、藤谷さん
またiEARNフラッシュニュースの日本語版発信者として奥田さんの継続も伝えました。
上野さんと長田さんがアセンブリーとiEARN-ECの皆さんへ挨拶をされました。
2日間とも、ある時間帯は睡魔との戦いとなります。長時間様々な英語を聞きとるの
に緊張することに加えて昼食後は、丁度、日本の夜明け前に当たり、苦労します。
今年は日本から21名の参加です。また皆さんからの報告が発信されると思います。
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Date: Thu, 15 Jul 2010
Subject: [Jearn:8796] iEARN国際会議中間報告
カナダ会議も前半を終了し、参加者たちもキャンパスの歩き方が分り、プログラムの
間をぬって時間の使い方も分ってきました。 また、今日はOne Day Tripで、私はナ
イアガラの滝に圧倒され霧のような飛沫を浴びてきました。 この真近に見る水のパ
ワーとエネルギー、地上にはすごいものがありますねえ。
さて、私自身は、13日火曜日に3つの連続したプレゼンテーションが終わり、後半は
アイアーン沖尚生徒たち発表・ケニアスクールプロジェクト・大正琴プレゼンテーション
の応援と、日本から沢山預かってきた仕事にかかります。
WCS Visual Worksは初日から全体会場でテーブル上に展示し、昨夕、終了しました。
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JEARN
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塩飽さんによって日本から送られた数多くのアートマイル作品は全体会場とその奥の
ユースサミット会場をグルリと囲み、一目でiEARNらしい雰囲気が会場いっぱいです。
上野さん、塩飽さん、高木は初日の朝食をITELIUSに招待されどういうことかなあ。。
と思っていますと、Opening Ceremonies -Catch the Dreamで、ITELIUS CEOのMr.
Naveen Jainによって種々のカテゴリーにおける入賞者が発表されました。名前を呼
ばれた皆さんは立ち上がり、会場からのおめでとうの拍手が送られました。日本では
上野さん、塩飽さんの名前が呼ばれて誇らしく思いました。
次に特別アワード受賞者は、ステージに上がってくださいと言われ、その最初になん
と高木の名前が呼ばれたのです。 驚きました!どんな名前のアワードなのか分らな
いまま、私は、亀井さんが日本代表はこれを着なさいと持参してくれた羽織を翻して、
ステージへの階段を上りました。 正直に言って嬉しかったです。最近、仕事上の重た
いことが多いので沈み切っていたのですがNaveenさんのハグと会場の皆さんからの
もったいないほどの拍手で私は初めて、iEARNを続けてきてよかったと心から思いま
した。
同様にMy Hero関係の方と、そして塩飽さんが呼ばれてステージで一緒に並び、多く
のフラッシュを浴びました。
私のは、Global Education Leader Award Most Inspiratioonal と刻まれています。勿
論、これはJEARNの皆が共に居てもらえたAwardです。有難いと思いました。しかも副
賞として500ドルをいただくことになっています。 今、ピンチのJEARNは5000ドルほ
どいただきたいところですが、我儘は言えません。 これも有難いと思っています。
翌日の始まりは、環境に取り組むYouth Summit代表5名がステージで語る全大会で
すが、その中の一人はアイアーン沖尚、知念Rikaさんで、彼女の淀みない英語による
語り方は堂々としていて、これまた誇らしく思いました。この5名の殆どが、2008年5
月神戸での世界こども環境サミットへの出席がその後の活動の原点となったことを語
ってくれました。
そして、この導入は、前日夕刻に会場に到着された山崎衆議院議員と高木が担当さ
せてもらえました。 更に山崎さんはご自身の環境へのスピーチとともに、鈴木寛文
部副大臣のiEARNへのメッセージも携えてきてくださったのです。
その後、数人からメッセージのコピーを頂戴したいと申込もありました。JEARNとして
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JEARN
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晴れがましいような、有難い一日となりました。
以上、簡単な中間報告です。 皆さんの応援を感謝しています。
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Date: Wed, 21 Jul 2010
Subject: [Jearn:8808] iEARN国際会議後半報告
アイアーン沖尚のメンバーたち、初めて参加した3人にユース、そして大人の神戸、高
槻組は帰国しました。 私は今日一日、家事に専念しました。 買い物に出かけて、季
節の野菜や果物を種々買い込み、夕食には日本の味を満喫しました。 実に美味し
いです。
まだ、空港から書類の入ったスーツケースが戻らないので、詳細は無理ですが、会議
の後半の様子をお知らせしたいと思います。
さて、一日旅行も終えて、iEARNカナダ会議は後半の集中した発表が続きます。
火曜日の全大会Plenary Session は、ユースを中心とした環境でしたが、この 木曜
日15日はMy Hiro Projectで染まりました。 その後、午前中は日本メンバー発表は
なく、私は、Manalさん(Parestia)の”iEARN Projects in East Jerusalem"に参加し、そ
の後、同室で始まったBuilding the Community of Practice Around Learning Circlesに
参加。
昼食後は、Millton Chen(ジョージルーカス基金代表)の基調講演で始まり、終了後、
私は彼の本を一冊購入。
午後のメインの発表は、長田さんのKenya School Project と、アイアーン沖尚 生徒と
上野さんによる"Making a Difference" in My School with iEARN Club でした。
長田さんとケニアの先生との出会いが、Kenya School Projectに発展する過程は
誰が聴いても心躍るものがあり、その会場の参加者から様々な支援の申し出があり
ました。iEARNらしい温かさが伝わってきます。
アイアーン沖尚の生徒たちの発表は例年にも増して内容がよく気合いも入って、参加
者と生徒たちの交流は終了後も続いていました。 毎年そうなのです。今年も初日の
夜に開催されたCulture Nightで空手を披露した彼女たちは特別の人気があります。
夜8時から、Adobe Youth Voices Film Festibalが始まりました。期限までに集まった
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
応募作品が15本ほど次々と紹介されました。高槻の中学生たちと作った”Need
KEITAI?"というフィルムもその一つで皆さんに観てもらうことができました。 ユースで
今回参加した川口君がこの制作に関わっていたので、ステージに出て簡単な説明を
しました。彼にとっては英語デビューでした。
翌日16日金曜日は、すでに最終日です。 最初は、台湾・ロシア・トリニダ ッド トバ
ゴによる”The Experience of Organizing a Natural Disaster Project in Schools"に席を
取り、彼らの発表と、その後、日本の納谷さんを始め、複数のNDYS参加国と結んだ
VCが用意されていて、カナダの会場で納谷さんの挨拶を聞いたわけです。
次は、廣田さんの新しいiEARNプロジェクト「大正琴」が2次限にありました。
大正琴3台が机上に用意されていたのですが、私がビデオを撮ろうと会場に足を入れ
ますと、すでに3台の大正琴は、「さくら」譜面を見ながら参加者たちによって弾かれて
いたのです。 驚きました。iEARNには音楽プロジェクトが少ないので、この大正琴プ
ロジェクトに期待が集まっています。
さて最終です。 Oman から誘いがあったのですが、同時間にAdobe Youth Voices
ファシリテーターの集まりがあり、Omanは失礼をしたところ後でしっかり怒られました。
午後3時半は、早くも閉会式。
ユースサミットリポートも、期間中のVideo Presentationもアップテンポで小気味よく、
また、塩飽さん指導で会期中に描かれた2枚のArt Milesも見事な出来栄えで、ステ
ージで披露されました。
最後はDorisが率いるiEARN-Taiwan のiEARN2011でした。
彼女たちのユーモアたっぷりのプレゼンテーションに、会場にいた全員が台湾に惹か
れ, その後は、"Meet in Taiwan !"と言って別れを惜しみました。
夜8時からはGala Dinner and Dance。 若いユースの、そして昔若いユースのエネ
ルギーが弾けて夜が更けました。私も久しぶりのダンスに興じ、心から愉しみました。
その夜、空港へ向かい帰国する仲間もいます。さようなら。また来年、Meet in
Taiwan!!
翌日は、大半の参加者が帰国や次の訪問先へトロント空港へ向いましたが、私たち
は、もう一泊、大学に留まり、Barrieの町を楽しみ、Mallで買物もしました。夕方、購入
した食糧や手元にある食糧をにわか仕立てのテーブルとなったベッドに並べ夕食を
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JEARN
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楽しみました。 ユースたちも笑顔です。最後まで細やかな心配りをしてくださった宗
光さん、長田さん、亀井さん、廣田さんに感謝をしています。
日本からのもう一つのプレゼンテーションに亀井さんの「Origami Project」 がありま
す。 13日午後一番だったのですが、私は、同時間帯にCathy, Margaret, Bob, Yoko、
VC参加でブルガリアのVioletta、NellyとのLooking Back (1997)Projecting Foward(20
17)に出たために、亀井さんの会場に行くことができませんでした。 Origami Project
もiEARN人気の一つです。きっと新しく参加国が増えたことと思います。
長い報告となりましたが、肝心の日本のプロジェクトプレゼンテーションは、発表され
たご本人に報告していただきたいと思います。 それにアイアーン沖尚ウェブサイトと、
ユースに初めて参加した3名の生徒たちの報告などを加えると2010年度iEARN会
議・ユースサミットの報告書ができます。
最後に上野さんが書かれていたように、ホストのMaliさんとJimさんにiEARN-Japan
参加者から最高のお礼の言葉を送りましょう。ありがとうございました!
彼らのアドレスは: [email protected]、Jim_Carleton [email protected]
▼△高木洋子▽▲
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
5, Youth Reports
アイアーン沖尚
リポート
http://www.oki-wide.com/a-blog/index.php?cID=13
動画・写真・活動内容が記載されています。
また、アイアーン沖尚による独自の活動報告が別途、
冊子となります。
新竹
有樹
1
6日間の流れ
7月11日
羽田空港で川口君と合流した後、成田空港で石原さんと合流。
空の上は天候が悪く、そのせいなのかは分からないが座席の前の画面がつかず、
飛行機の中では寝るか、食べるかの他に特にすることもなく、フライト時間の半分以
上、というよりむしろほとんど寝ていた。
現地時間17時半過ぎ、無事迎えに来てくださったiEARNの方と空港で合流することが
でき、シャトルバスでGeorgian Student に向かう。
部屋に荷物を置いた後、ジムでビジュアルアートの展示を手伝った。
7月12日
ホールでオープニングセレモニーがあり、昼食の後グループメンバーと対面。
その後3つのワークショップに参加。
夕食の後エロール・リーのコンサートがあった。
7月13日
グループの名前を考えた後、しばらくグループ対抗ゲームをして遊ぶ。
フラッシュモブでのダンスの練習の後昼食をとる。
ドラムでリズムを合わせたりして皆で遊んだ後、夕食まで自由時間があった。
その日の夜はカルチャーナイトがホールであった。
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
7月14日
エクスカッションの日。
石原さんと自分はナイアガラの滝へ。
少し買い物する時間があったので、お土産を見たりした。
7月15日
朝食の後My Heroの活動紹介があり、その後しばらく自由時間があった。
アートマイルの作成に参加し、その後1つのワークショップに参加。
午後は2つのワークショップに参加した後、夕食まで自由時間。
夕食の後特に何もなし。
7月16日
午前中に3つのワークショップに参加。
昼食の後しばらく自由時間があり、クロージングセレモニーに出席。
その日の夜はガラパーティーがあった。
2.
感動したこと
まずはエクスカッションの時に行ったナイアガラの滝。
滝のぎりぎりまで寄ったボートから上を見上げると、水煙でほとんどよく見えないけれ
ど、うっすらと写る人の影が本当に小さくて驚いた。
次にはだしでバスケをやると水まめができるってこと。
あんまり知らなくてもいいことだったかもしれないけど、わりと痛かったけどちょっと感
動。
次に、前回の環境サミットから“絶対に日本人だけでずっと固まらない”って決めたこ
とが簡単に実行できたこと。今回参加した日本人が少なかったこともあるとは思うけど、
それでも固まらないでいられたので良かったと思う。
3.
自分が変わったこと
今回参加する前より、英語を使って話しかけることが引っかかりなくできるようになっ
た。 言い換えると、前までは何か英語で言うときに、“なんて言おう”と考えてからだ
ったのが、今ではすっと出てくる感じになった。
-Yuna Shintake
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
山口
マヌエル
1. 日ごとの出来事&感想
初日
前日の入国審査で引っかかるし
周りは英語だらけという不安を抱え込んだまま
ユースサミットに臨んだので初日は最悪の一日でした。
早くも日本に帰りたいと思いました。
二日目
相変わらず「あと○○日で帰れるからがんばろう」と
願うばっかりであまりいい思い出がありません。
でもカルチャーナイトは凄く楽しかったです。
でも次の早く起きなければいけなかったので
途中で帰りました。残念。
三日目(デイトリップ)
僕はボートで川を下るというラフティングをしました。
川が遠かったらしく、
朝は四時半起きで案の定、寝坊してしまいました。
カナダの川は川幅が広くても水量が多いのでとても流れが速く
凄く楽しめました。
四日目
前日のデイトリップでテンションが上がっていたので
この日は一日幸せでした。世界中の人とサッカーが
できたのでとても嬉しかったです。
そしてこの日は高槻教会中高生倶楽部と高木さんが一緒に
つくって応募したAdobe Youth Voicesの披露会?が開かれました。
このイベントが始まる2時間ほど前に、高木さんから
「マヌエル、この後のAYVで私たちのビデオのプレゼンを
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
してほしいんだけど」と言われたので、とても焦りました。
なんとか無事に言えてよかったです。
最終日
今日で終わりだ~と喜ぶきもちもあり
今日で終わりか~と悲しむきもちもあり
そんな一日でした。
午後からのクロージングセレモニーで
ほとんど気が抜けてしまいガラディナーを食べた後すぐに
自分の部屋に戻りすぐに寝てしまいました。
後で聞くとディナーの後にダンスパーティーがあり
ものすごく盛り上がっていたそうです。
2.感動したことベスト3
三位
[カルチャーナイト]
世界各国の人たちが
自分の国の文化をダンスや歌などで
表現して世界にはものすごくたくさんの文化が
あるんだなぁと感動しました。
二位
[サッカー]
三日目のフリータイムにサッカーをしました。
みんなすごく上手でおどろきました。
僕を快く仲間に入れてくたことに
とても感動しました。スポーツに言葉はいらない!
1位
[ラフティング]
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iEARN Conference & Youth Summit 2010
デイトリップ
前の日までものすごく落ち込んでいた
僕を救ってくれたのがデイトリップとラフティングに
一緒に行った参加者の皆さんでした。
知り合いが一人もいなく不安の塊で参加したデイトリップでしたが
僕に積極的に話しかけてきてくれる人がたくさんいて、
三日目にして初めて自分から話しかけれました。
内容についても、とても素晴らしく
僕は日本でもラフティングをしたことがあったのですが
日本と比べものにならないくらい
川の流れが速く想像をはるかに超える楽しさでした。
3.かわったこと
まずはじめに変わったことは精神的に変わりました。
積極的な人々が周りに大勢いたので
自分も少しは積極的になったと思います。
そして、同じ考えがある人や、同じ趣味の人がいれば
言葉がなくても楽しめるということです。
それを一番感じたのはラフティングのときでした。
川を下っている間は言葉なんていらなくて
みんな笑顔でした。本当に楽しかったです。
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JEARN
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
石原
眞子(日本
埼玉 中2)
1、サミットで感じたこと・思ったこと(日にち別)
(※以下の時刻はすべてカナダでの時刻となっています)
7 月 12 日【月】
6:00 起床
7:30 朝食
9:00 開会式
13:00
昼食
14:00
ワークショップ
20:00 夕食
21:00
ダンスショー
23:00
就寝
この日はまだ緊張していましたが、友達が出来、その人の国の事、学校
のこと、英語の事などを聞きました。英語が上手だったので、どうやっ
て英語を上達させたの?と聞いてみると、彼女の国では小学校から英語
の授業があるそうで、彼女自身はそれ以外にも自分で勉強したと言って
いました。日本では、中学校からきちんとした英語の授業が始まります
が、私としては日本も小学校の段階から英語の授業を取り入れたほうが
良いと思います。小学校のうちから英語を知り、興味を持ち、国外の事
にも関心を持つ、ということは必要で、特に今回のサミットのような機
会では必要不可欠となります。だから、日本にも小学校から英語の授業
を取り入れてほしいです。
7 月 13 日【火】
7:00 起床
7:30 朝食
9:00 ステージディスカッション
13:00
昼食
13:30
ラグビー
15:00
太鼓教室
18:00
夕食
20:30
Traditional party
00:00
遅めの就寝
この日は 2 日目で緊張がほぐれ、普通に友達と話したり、笑っ
たりすることができました。ステージ上でのディスカッション
には、沖尚のリカさんが参加していました。その活動内容はペ
ットボトルのキャップ集めで、私もしていることなのでうれし
かっったです。それから、私がびっくりしたのは木を約 300
本植えた、という活動です。300 本とは結構な数だし、私はま
だそんなに植えたことがないので「すごいな、これからも続け
てほしいな」と思いました。私もこれからの取り組みとして、
『植林』をトライしたいです。
それから、段ボールにアルミホイルを巻きつけて、太陽を利用
して料理する『Solar cooking』というとてもクリエイティブ
な取り組みを知りました。私もこれからの活動で太陽の利用も
取り入れていきたいです。
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JEARN
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7 月 14 日【水】
ナイアガラの滝ツアーDAY
この日はナイアガラの滝の観光の日で、カナダの良
6:00 起床
さを体感したと思います(極一部ですが)。
7:30 朝食
ナイアガラへの移動途中のバスからは緑が沢山見
9:30 バスに乗りナイアガラへ
12:00
ショッピングストリート
着
14:00
バスに乗りナイアガラの滝を目指す
15:00
ナイアガラの滝
16:00
Hard Rock Café
18:30
バスに乗り家路につく
20:30
ジョージアン大学
23:00
就寝
ることが出来、癒されました。
そしてもちろんナイアガラの滝にも圧倒され、つい
写真をたくさん撮ってしまいました。とてもいい経
着
で夕食
着
験になりました。
これはナイアガラとは全然関係ないことですが、お
土産を見ているときに、どこの国の人か 7 歳くら
いの男の子が私の近くを通った時に 1 セントを落
とし、気が付かずにいってしまいました。日本でな
ら戸惑わないで、追いかけて渡しに行くのですが、
なぜか少し戸惑いました。でも 1 セントでも渡し
てあげたほうが親切かな、と思い追いかけて、落ち
ましたよ、と渡したら Thank you very much と
言ってくれました。ホントに本当に小さなことで、
普通のことなのですが、なぜかとても嬉しくなりま
した。
7 月 15 日【木】
6:00 起床
この日は夜にビデオショーがあり沢山のクリエイティブな
7:30 朝食
動画を見ることが出来ました。本当にユースが作ったの?
8:00 ワークショップ
というような、かっこよくて編集の仕方がプロなみ!とい
12:30
昼食
うのが多かったです。伝えたいことをどう伝えるかが工夫
14:00
ワークショップ
されていて、見た人が心に残るようなストーリーで私は感
18:00
夕食
動しました。私も伝えたいことを、動画を通して伝えてみ
20:00
ビデオショー
たいと思いました。言葉で伝えきれないことや、表わしき
23:00
就寝
れないことなどを、動画は補えるし、言葉が通じなくても
わかりますしね。
『動画』という人にものを伝える手段を学びました。
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
7 月 16 日【金】最終日…
この日がついに最終日。友達もでき、ワークショップなども慣れた
2:30 起床
ころだったので、もっと一緒にディスカッションしたりしたいな、
8:00 朝食
と思いました。
9:00 ワークショップ
午後のワークショップで、メインタイトルを書きその周りにそれに
12:30
昼食
は必要不可欠なものを spider web 方式でかく作業がありました。
14:00
ワークショップ
それを発表する場があり、あるチームが結論として「バナナは強い
15:30
閉会式
植物だからバナナを沢山植えれば食糧難を乗り越えられる」という
20:00
ガラディナー
のがありました。今までにないアイデアで、色々な考えがあるのだ
00:00
就寝
な、と思いました。
夜のガラパーティーでは浴衣を着て参加しました。浴衣を通りすが
りの人にもほめられ、日本の文化を少し誇りに思いました。
ガラパーティーが始まる前に参加者全員の記念写真を撮りました。
いつまでもその写真が色あせないように、写真に写った1人として、
私はこれからもっと活発的に活動をしよう、と思いました。
最後に…
今回のサミットでは学ぶことが本当に沢山ありました(すべて書ききれないほどです)
。それぞれの
ワークショップから、新しいことを学ぶことが出来、これからの活動に生かそうと思いました。
それから、もちろん世界各国からの参加者の意見や、活動からも。
今回のサミットを通して、自分はまだまだ知識も英語も未熟だな、と思いました。これからは次の
台湾で行われるサミットを目指して、知識を高めて考えをもっと深く持ち、それをもっときちんと
伝えられるように英語力を高め、そこでは良い活動報告が出来ると良いです。
ありがとうございました。
2、自分が今回のサミットで変わったと思うところ 3 つ
1
まだ、自然にペラペラと喋れるわけではありませんが、間違えを恐れずに英語を使って
ためらいなく話す度胸はでてきたと思います。
2
相手の意見をもっと大切にすることが出来るようになったと思います。
3
インターネットなどを通じてもっと世界の人々に自分の考えを発信したいと思いまし
た。それまでは、こういう発想は私にはなく、かんたん、且つ有効に自分の考えなどを発
信出来るやりかたを教えてもらい、ありがたいです。
3、今回のサミットで感動したこと 3 つ
1
自分が持っている英語力で話ができたことです。
2
世界各国の皆さんと交流が持てたことです。これからもその貴重な交流を絶ってしまう
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
事のないようにします。
3
こんなにたくさんの人がそれぞれ考えを持ち、言い合える場があったことです。
ありがとうございます。
4、サミット中に撮った写真(好きなショット 10 枚)
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JEARN
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6.剛さんのお手軽プロジェクト
Date: Wed, 21 Jul
Subject: [Jearn:8807] カナダから帰ってきました: お手軽プロジェクト
私も昨日無事カナダから戻ってきました。今回は割と個々のプロジェクトの
内容を調べることに時間を使ったので、それについては別途、資料として
随時お知らせしていきたいと思います。
その中で割と、多くの国が参加していて日本であまり実施されていない
お手軽なプロジェクトについてちょっとだけご紹介したいと思います。
これから秋にかけて開始されるプロジェクトもありますので、授業への
組み込みいかかでしょうか。
1.
One Day in the Life
http://media.iearn.org/projects/onedayinthelife
お手軽度: *****
各国の生活などを写真+簡単な説明文で紹介します。15年以上続いて
いてiEARN本部でもお勧めです。
・最低授業時間 1時間+α
・実際の活動
日常の一枚の写真をとって簡単な説明文をつけてWebにアップします。
同時に、他の写真のコメントを2つつけます。
最低の活動は上記で時間があれば、コメントを送った相手から返事の
やりとり、アップした写真にコメントがあった場合にやりとりします。
・上記以外に特に学習・活動の制約はありません。すべての参加校が
一つのWebの共有をします。いつでも参加できます。
・写真以外にVideoでの生活紹介もあります。(Youtube使用)
・年に数回特定の日に各国で写真をとったりビデオをとる日が決められていて。
同じで日で各国でどのようにちがうか理解できます。
一番近いものでは10月10日(Videoのみ)です。
2.
Daffodil and Tulip Project
https://media.iearn.org/projects/daffodilsandtulips
お手軽度: ****
各国でチューリップやスイセンを植えてその成長の状況を他の国の学校と
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
共有します。
・最低授業時間 1時間+α
・実際の活動
11月最後の週に、チューリップやスイセンを植えます。一週間に一回程度
を目途に成長の写真をWebにアップします。
最低の活動は上記で、必要であれば、他の国との交流や、成長の詳しい記録の
アップなど行います。
・上記以外に特に学習・活動の制約はありません。すべての参加校が
一つのWebの共有をします。11月最後の週に植えるという制約があります。
3.
Holiday Card Exchange
https://media.iearn.org/projects/holidays
お手軽度: ***
もともとはXmas Card Excangeでしたが、たぶん宗教上の問題などあり
現在の名前になったと思います。時期的にXmasカードの交換授業です。
・最低授業時間 4-6時間
・実際の活動
10月に参加申し込みがあります。その後6-7校程度のグルーピングが
行われます。
・グルーピングされた相手学校・国の調査
・手紙の作成、基本はA4表裏1枚程度
・相手学校に送ります。また相手校からのカードを待ちます。
・受け取ったカードについてみてみます。必要でしたらメールなど出します。
補足:
割とアメリカ、ヨーロッパなどは単に市販のXmasカードをそのまま送って
きて、生徒がガッカリすることがあるようです。
では、また。
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
6.清水さんのカナダiEARN conferenceの報告
金沢星稜大学
清水和久
1.主な参加日程等
期間 7 月 11 日(日)から 20 日(月)
うで、ネパールの環境はわかったが、取り組み
事態はこれからのようであった。
場所 カナダ バレリー ジョージアンカレッジ
日程
②「My City and me」ロシアの分科会
ロシアからは高校生もあり、自分の学校で行
7月11日(日)
っているプロジェクトの紹介であった。iEARN
開会宣言 全体会
7月12日(月)
の様々なプロジェクトを融合させて、自校での
取り組みを紹介していた。日本でいう総合的な
発表・ワークショップ
学習のような物であった。カリキュラムかの途
7月13日 (火)
中でアートマイルのカリキュラムの一部を使っ
分科会・ワークショップ
ているようであった。
イギリス、ロシアの分科会に参加
7月14日(水)観光
ナイアガラの滝見学
7月15日(木)分科会
東イスラエルの分科会に参加、絵の作成
7月16日(金)分科会
分科会 アメリカ(マイヒーロー)
(ラーニングサークル)
2 会議の性格
iEARN と は (International Education and
Resource Network) の略で、ICT 等を活用し
て教育実践を行う世界規模の組織である。毎年
図1 ロシアの発表
多くの教員や中高校生が世界中から集まって大
会が開かれる。
今年は 7 月 11 日から 1 週間カナ
ダのトロント近郊のGeorgian Collegeで会議が
行われ、44 カ国の参加があった。
2 参加の目的
この会議は各教員が iEARN で展開されている
プロジェクトの実践を発表する場でもあり、プ
ロジェクトの相手を募集する場でもある。私は
日本の学校と外国の学校を結ぶ絵の協同作成を
中心とした「アートマイルプロジェクト」につ
いての発表と、ワークショップを行った。
3.参加した分科会
1)1日目の分科会について
①「ネパールとの共同学習」
イギリスの学校とネパールの学校との交流
紹介の学習であるが、ネパールの劣悪な環境を
紹介し、寄付を集めることも目的にしていたよ
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
2)2 日目の分科会について
a.自己紹介
① アートマイルの理論的説明
パートナーの Atsuko が大まかなスケジュール
名前は音声を聞いただけではわかりにくい
ので名前の文字を見せること、聞きやすいニッ
の説明をしたあと、私が教育的効果について児
クネームを使うこと、そして相手の名前を復唱
童による評価と先生に対するインタビューから、 してあげることである。特に自分お名前を交流
説明。
相手から呼びかけてもらうことはとてもうれし
い経験となる。
b.絵のテーマの話し合い
会議のテーマが”Catch the dream”であっ
たことから、ここからイメージできるサブテー
マを考えてもらっ
“Beautiful Planet”
た。自分だけが実
”One Peaceful world”
現したい夢だけで
”Diverse Culture.”
なく共通の夢にな
“Our Future”
るように。左記の
選択肢を用意。グループで決めたサブテーマか
らイメージマップを作り、イメージ化した。
② アートマイルワークショップ
分科会の参加は約 20 人。4 つのグループに分
けプロジェクトの模擬体験を以下の 3 点を中心
c.絵の構図の決定
各自が考えた絵の内容をもとに構図を話し合い
として行った。
a.TV 会議における自己紹介の過程
b.絵のテーマを話し合う過程
1 つの絵の構図に仕上げた。その後有志で下書
きまで行った。
c.絵の構図を話し合いながら決める過程
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
③ 参加者全員による絵の色塗り
ルという教師の実践であった。移動が制限され
ている中で ICT を活用した授業例が話された。
彼女もアートマイルでの交流を希望しており、
今後日本の学校とつながっていく予定である。
最終的に会議の全参加者に呼びかけ、1 人が
1筆描いてもらい、みんなで 1 枚の絵に仕上げ
ることができた。
4)4 日目分科会について
① ラーニングサークル
5 校で 1 チームを作り、それぞれの学校が調
査したい内容を他の 4 校に送り答えてもらい、
その答えを元にプロダクトを作成する。Web 上
で登録ができ、調査の内容は何でもかまわない
ことから、このラーニングサークルは枠組みで
あると考えられる。つまり他のいろいろなプロ
ジェクトの交流のための共通のプラットフォー
ムになり得ると言うことである。期間は 3 ヶ月
ほどで、非常に構造化されており、活用できる
このように、アートマイルを通しての交流に自
物である。ただ日本の小学生にとって文字での
己紹介から、色塗りの最後まで関わることで、
達成感を味わうことでききた。このワークショ
書き込みは難しいため、絵をデジカメで撮って
アップするなどの工夫が必要であると思われる。
ップは成果物が目に見える形で残るため好評で
あった。
このラーニングサークルはアメリカの大学
の教授によって運営されており、今後連携して
の共同研究の可能性が考えられる。
④実施したワークショップのまとめ
このような参加型のワークショップは児童の
立場で気持ちを考えることができ、参加者から
アートマイルへの申し込みが殺到した。石川県
からは 20 クラスが参加するが、
まだまだ日本側
の参加クラスが足りない状況である。外国の子
供たちと協同で作業するおもしろさを是非皆さ
んにも体験していただければと願っている。
3)3 日目の分科会について
①東イスラエルにおける実践
東イスラエルは、パレスチナ地域であり、イス
ラエルの中にある。ガザ地区とは違い、物資の
搬入の制限があることも多いなかで、マニュエ
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
②マイヒーロ、
自分にとってヒーローだと思う人をあげ、そ
の人物について詳しく調べ、ビデオでのインタ
ビューやプレゼンなどを作成する。この活動を
もとにして ICT のスキルアップを図るとともに
ラーニングサークルの WEB を使うことで web 上
の出版も可能となる。
④台湾文化紹介ワークショップ
来年度の開催地は台湾であり、施設の様子など
を説明したあとで習字等の実習があった。
③デジタルストーリーテーリング
ビデオの作成を実際に体験するワークショッ
プ。ここではディレクター兼カメラマン、イン
タビュアーインタビューされる人に分かれてワ
ークショップを行った。全員がどれかの役をす
ること、指示はディレクターが出し、ディレク
ターの指示でインタビューすることなどが確認
された。自己紹介なども地球が描かれているビ
ーチボールを 1 列に並んで渡しながら自己紹介
を行うなど、映像の取り方が斬新であり参考に
なった。このワークショップの実行者であるド
ックとウェンディは夫婦であり、もとテレビ局
に勤めていたと言うことでワークショップもわ
かりやすかった。
4.まとめ
多くの先生と出会うことができた 1 週間であ
った。やはり人と人のつながりが重要であると
言うこと、教育実践の意義を、教育的効果も含
めてわかりや説明すること、ICT および英語は
基盤として重要あることを再認識させられた会
であった。
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iEARN Conference & Youth Summit 2010
7.Japan Presentation list
iEARNカナダ発表・参加リスト
http://www.iearn2010.org/program/conference_program.pdf
10日・11日
iEARN Assembly Meeting
出席:上野浩司・長田寿和子・高木洋子
12日
Global Youth Showcase
昨年、横浜開催予定であった世界こどもサミットで海外から集まった
Visual Worksを100点展示
13日
Youth Summit Participants Panel
全大会:高木導入
環境スピーチ:山崎誠衆議院議員
鈴木寛副大臣メッセージの披露:山崎議員
ステージ ユースパネラー:アイアーン沖尚 知念りか
”Art Mile” 2セッションズ・ビデオプレゼンテーション
塩飽隆子・清水和久・塩飽康正
Panel -Looking back(1997)Projecting Forward(2017)
1997年当時とこれから:高木洋子
”Origami Project“
亀井美佐子・JEARNメンバー
”Machinto“ 1部 2部
高木洋子・アイアーン沖尚・上野浩司・JEARNメンバー
“Cultural Evening”
全員:NEGAI song
アイアーン沖尚:空手 演技
15日
16日
”Kenya School Project“
長田寿和子・JEARNメンバー
”Making a Difference" in my school with iEARN Club“
アイアーン沖尚・上野浩司
“AYV Film Festival”
川口マヌエル・高木洋子
”Taisho Koto" Project“
廣田元子・JEARNメンバー
Gala Dinner & Dance
全員
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7.Presentation Reports
大正琴
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おりがみプロジェクト in Canada
亀井
美佐子
オンタリオ州トロント北部のバリーにおいて、2010年7月12日~17日の5日間
“Come to Canada…Catch the Dream” のもと、第17回 iEARN 世界大会が開催され
☆★☆おりがみプロジェクト☆★☆もワークショップを持ちました。
1枚のフラットな紙片が立体的な折り紙作品に変化する様子に、参加された皆さんそれ
ぞれ、興味深く真剣におりがみに取り組みました。 45分を2コマで90分の時間枠
を使いましたが、規定時間終了後、外のホールで続きをするほどでした。
今回、メインで駒(top)を作り、それで遊ぶ方法などを紹介しました。
折り紙は折るだけでなく、それをもとにして「ゲーム」として遊べ、 箱などを作ると
「使うものと」しての用途があります。 平面の紙一枚で、様々な広がりが有り楽しめ
ます。 日本の子ども達にも、おりがみ作品で楽しく遊べる時間があり、既存のものだ
けでなく、彼ら自身の自由な創作折り紙で楽しめるような場が有ると、クリエイティヴ
な面白い広がりが有るのかなと考えています。 自分の手で作り上げる平面から立体へ
の変化は、今の3D映像につながるワクワク感が有ります。
http://www.origami-club.com
楽しい「おりがみクラブ」サイトです。
ワークショップ当日、廣田先生、長田先生にご協力いただきました。 有難うございました。
写真は長田先生の撮影です。参加者の皆さんの真剣な表情が印象的です。
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まちんと
session 1, session 2
カナダ・スロバニア・パレスティナ・台湾・イラン・沖縄からの実践報告が、
教員や生徒たちによって発表された。教室での授業模様を撮ったビデオ、完成
した平和の絵本、そのプロセス、更に今年はパレスティナの生徒たちによる
Machinto Art(150*160cm)が持ち込まれ、参加者を驚かせた。また、
スロベニアの学校でのまちんと導入と、小学校クラスでの本の紹介ビデオは興
味深い。台湾・イランによる平和の絵本作成プロセスやクラスでの取り組みの
様子も得難い実践模様である。
会場を変えて session2では、アイアーン沖尚の生徒による「まちんと沖縄」シ
リーズがパワーポイントで発表された。
更に日本から持参した「広島その時・その後」ビデオ2本は後述する。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
発表者1:Mali Bickley
a basic information about Machinto/Power Point presentation
発表者2:Cindea_Hung, Taiwan & one student
高雄県立鳳西国民中学
GLOBAL FRIENDS 作品集 絵本
A trilogy of Peace
Demonstrate with Power Point:“How to make our own Machinto book”
New video 紹介
発表者3:Marzeah Abedi
and two students
Power Point presentation by teacher, and students
発表者4:Darja Znidarsic
iEARN projects in Slovenia 2 participating groups
Primary School Trnovo Ljubljana 2009
Cross curriculum approachManal Fitiani , まちんと沖縄」シリーズ発表:
別途報告予定
説明者:YokoTakagi
プロジェクト参加への説明・今期の進め方
*上記の殆どのプレゼンテーション資料は、まちんと担当高木の手元にあります。希望の
方には、貸し出しをしますのでご連絡をください:[email protected]
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JEARN
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「広島その時・その後」
時間不足によりセッションでは共有できなかった日本からのビデオ:
「広島その時・その後」は、後刻、任意の参加者に観てもらった。これは、兵
庫県伊丹市立伊丹高等学校畑井克彦氏の熱意で制作されたビデオである。伊丹
市内幼稚園に通う5才の「はこねちゃん」が、原爆投下直後に広島に入り救出
活動にあたった伴氏(*)にインタビューし、伴氏がそれに応え、当時のすさま
しい現状を彼女を通して次世代へ語り継ごうとしている内容である。編集は、
畑井先生の情報クラブ所属の生徒たちによる。
はこねちゃんの質問は、次の通りである:
1. 戦争ってなに?
2. 何があったの?
3. 怖かった?
4. あと、どうなったの?
5. 今は、どうですか?
6. まちんとの鳥は、今もいますか?
*伴
智氏:伊丹市原爆被爆者の会会長
更に畑井氏からは、爆心地2.5kmで4才で被爆された千葉孝子さん(68)のビデオ
も預かったが残念ながら紹介する機会がなかった。双方ともに日本語による収録であるた
め、海外へ紹介するには英語版が必要である。
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JEARN
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Adobe Youth Voices Film Festival
AYV-Japan
初めての ADOBE Youth Voices2009-2010参加でしたが、カナダ会議では該
当する AYV 活動にできるだけ参加し、当プロジェクトの概要を把握し、ほかの国々の
活動や課題を共有しようとしました。その報告とその後の記録です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
6月30日 日本側生徒作品が iEARN AYV 担当 Lisa へ郵送される
7月12日 iEARN カナダ会議へ参加
7月15日夜 AYV Film Festival
http://www.iearn.org/event/adobe-youth-voices-international-film-festi
val
全ての作品が次の3つのカテゴリーに分けられて順次、紹介されました。
http://www.iearn.org/sites/default/files/documents/AYV_Fest_Program.pd
f
1.Act I
“Lessons:Our Advice”
2.Act II
“Identity: Our Voice”
3.Act III
“Issues: Our Concerns”
Appreciate Your Power, from iEARN-Oman
Clouded Minds, from Free the Children
Derision, from Free the Children
Differences, from iEARN-Brasil
Energy of Humanity, from iEARN-Oman
Made in China, from iEARN-China
Need Ketai?, from iEARN-Japan
One Plays, Another Pays, iEARN-Pakistan
The Prodigal Student from iEARN-Argentina
Save Energy, from iEARN-Belarus
That's Not My Name from Free the Children
What About Us, from iEARN-Egypt
Youth Can Change from iEARN-Romania
日本からの“Need KEITAI?”は Act III にあり、制作グループの一人で
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iEARN Conference & Youth Summit 2010
あった中学2年川口君がステージで初めての英語による本制作の紹介
をしました。次の写真を見てください:
http://www.flickr.com/search/?q=Adobe%20Youth%20Voices&w=514019
80%40N04
次に全ての作品が載っています。http://www.youtube.com/iearnayv
再生回数はエジプトが最高の114回、次が Need KEITAI の94回!?
7月16日 AYV Essentials Program
ADOBE ソフトの使い方、作品の作り方などワークショップ参加
7月16日 AYV Facilitators
AYV 参加国全てが対象の Facilitator 会議に出席
各国代表が順に、現状や課題を報告。
英語によるコースのハードルの高さの指摘が各国からなされた。
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World Children Summit Exhibition
WCS Report 2010
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
Visual Works Exhibition at iEARN Conference and Youth Summit in Canada 2010
This is a report of selective 110 pieces of visual works exhibition from 40
iEARN countries which were supposed to show at World Children’s Summit in
Yokohama 2009. There were about 400 pieces gathered for the Summit, but because
of its cancellation due to epidemic influenza worldwide, they had no chance to be
lightened nor any attention to be paid.
One year later, this summer in July, the 17th iEARN Conference and the
14th
Youth Summit were held at Georgian University, Ontario, Barrie city, Canada.
With the permission from NPO World Children’s Summit, and with the agreement
of Host Country, iEARN Canada, we, JEARN, was happy to take selective 110
pieces with us to the iEARN Conference.
Before flying, Ms Yuko Watanabe, JEARN staff, carefully chose 110 pieces
among 400, and nicely arranged them for safe trip and exhibition.
We had four tables as the space and 2 full days as exhibition duration, from
the opening day July 12th
to July 13th night. It was a part of Youth Showcase in the
main site.
On July 11th , we drove to one of stationary shops to get necessary items to
exhibit, and in the evening we displayed all of them with the help of youth
participants from Japan, Yuka and Mako. Some Origami products were also
arranged on the tables with Visual Works. In the middle, we set one sheet of paper
and asked “Please write PEACE in your languages”. Everything was ready !
For two days, we were glad to find many teachers and youth visited our
WCS exhibition, looked at each piece, took photos, and add more PEACE on the
paper. They got impressed by each visual work and youth message on it, raised their
voice to admire their beautiful works. You will see them in photos.
Now all are back to Japan with us, We appreciate NPO World Children’s
Summit to allow WCS Visual Works to be high lighted and got attention worldwide.
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
<準備>
<会場>
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JEARN
iEARN Conference & Youth Summit 2010
8.Web guide to more photos & videos
カナダ会議写真集への行き方
iEARN へ:
http://www.iearn.org/
Events へ:
http://www.iearn.org/events
17 回 iEARN 会議・14 回ユースサミットへ:
http://www.iearn.org/event/17th-annual-iearn-conference-and-14th-annual-youth-sum
mit
http://www.iearn2010.org/
写真集:
http://www.ict-edu.nl/sjablonen/ictene/index.asp?subsite=144&aqua_main=144&aqua_s
ub=29&pagina=1263
Monday July 12 2010
Tuesday July 13 2010
Wednesday July 14 2010
Thursday July 15 2010
Friday July 16 2010
Saturday July 17 2010
更に多くの写真:
http://iearn2010.tigweb.org/
http://events.tigweb.org/iearn2010/photos/
アドビ
フイルム
フェスティバルへの行き方:
http://www.iearn.org/event/adobe-youth-voices-international-film-festival
写真:
http://www.flickr.com/search/?q=Adobe%20Youth%20Voices&w=51401980%40N04
Festival プログラム:
http://www.iearn.org/sites/default/files/documents/AYV_Fest_Program.pdf
生徒作品:
http://www.youtube.com/iearnayv
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Fly UP