...

資生堂「スーパーマイルド」が パパと子どものおフロを応援する「パパフロ

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

資生堂「スーパーマイルド」が パパと子どものおフロを応援する「パパフロ
~髪に、家族に、環境にやさしいシャンプーを目指して~
資生堂「スーパーマイルド」が
パパと子どものおフロを応援する「パパフロ」※プロモーション実施
11 月中旬から展開
資生堂「スーパーマイルド」は、積極的に育児参加をする“イクメン”や、
“家族のきずな”が注
目されている昨今、育児期の父親と家族の楽しいおフロ時間を応援する「パパフロ」※プロモー
ションを 11 月中旬より展開しています。
スーパーマイルドは「大切な人の髪に、信頼できるものを。
」というコンセプトで、純国産オーガ
ニックハーブ配合エッセンス※1 を使用しています。髪へのやさしさのみならず、育児期の父親と
家族の楽しいおフロ時間を応援することで、家族にもやさしいシャンプーを目指しています。ま
た、商品外装には、
「パパフロ」※のロゴ POP を添付するほか、環境負荷の少ないサトウキビ由来
ポリエチレンを採用し、環境にも配慮しています。
※ 「パパフロ」とは、父子入浴のことです。
※1 純国産オーガニックハーブ配合エッセンス(毛髪保湿成分):カミツレ花エキス、ローズマリーエキス、DPG、ソルビトール、BG
ブロモーションの概要
スーパーマイルドは、プロモーションの一環として「パパフロ応援委員会」※2 を設置し、「あと何回、子
どもといっしょにおフロに入れるだろう」をメッセージに、パパと子どものおフロ時間を応援するプロモー
ションを展開します。
※2「パパフロ応援委員会」とは
「スーパーマイルド」は、
「パパフロ応援委員会」として、育児期の父親を含め、家族の楽しいおフ
ロ時間を応援する委員会を発足しました。
1.
「PaPaPARK!」とのコラボレーション
パパフロ応援委員会は、 ㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシー(本社東京都新宿区:代表
取締役社長 水谷暢宏)が展開する「PaPaPARK !プロジェクト」とともに、育児を楽しむ男性
(イクメン)を応援します。各種イベントへの協力、ワークショップの開催などを通じて、
「パパ
フロ」の浸透を図ります。
2.店頭プロモーションの展開
①「パパフロ」カード
パパ芸人5名(ダイノジ 大地洋輔さん・ペナルティ ヒデさん・ロンドンブーツ1号2号 田村亮さん・千
原兄弟 千原せいじさん・COWCOW 山田興志さん)が考えたおフロ遊びを、パパフロカードとして作
成し、11 月中旬より店頭で配布します。本カードは、入浴中の遊びを通じたコミュニケーションを提案
するもので、資生堂 WEB サイト内でもダウンロードが可能です。
②「パパフロ」ソング
オリジナル「パパフロ」ソングを作成(歌:たつや君)。店頭での販促ツールとして 11 月中旬よ
り使用します。なお、パパフロソングは、資生堂 WEB サイト内でもお聴きいただくことができま
す。
③プロモーションロゴの制作
パパフロプロモーションロゴを制作し、POP として外装に採用しています。
なお、『パパ(8)とおフロ(26)』から、8 月 26 日は、日本記念日協会より、『パパフロの日』として認定さ
れています。
「浴育」に関する意識調査の実施
スーパーマイルド「パパフロ応援委員会」※2 では、2011 年 8 月、20 歳から 55 歳までの小学生以下の
子どものいる男女 900 名を対象に、インターネットによる浴育に関する意識調査を実施しました。
父親と子どもの入浴や、子どもの頃の父子入浴体験についての調査を実施し、「パパフロ通信」として配
信しています。父親が気軽に参加できる育児として「パパフロ」を実践している男性が増加しており、入
浴という日常的な行為が子どもとの貴重なコミュニケーションの場として見直されていることがわかって
います。【別添資料ご参照(パパフロ通信第一弾・パパフロ通信第二弾)】
商品情報
資生堂は、環境対応の一環としてヘアケアブランド「スーパーマイルド」の外装強化を実施しています。
国内の化粧品・日用品で初めてサトウキビ由来ポリエチレン容器を採用し、シャンプー、コンディショナー
など【全 6 品目 6 品種・オープン価格】を 2011 年 9 月中旬より、株式会社エフティ資生堂を通じて発売し
ています。
資生堂「スーパーマイルド」は、「髪へのやさしさ」をブランドコンセプトに、1988 年の発売以来、幅広い
年齢層の方に愛用いただいているロングセラーのヘアケアブランドです。純国産オーガニックハーブ配
合エッセンス※1 を全品に配合し、髪を芯からサラサラなめらかな美髪に導きます。
※1 純国産オーガニックハーブ配合エッセンス(毛髪保湿成分):カミツレ花エキス、ローズマリーエキス、DPG、ソルビトール、BG
【商品一覧】
商品名
分類
スーパーマイルド シャンプーA
シャンプー
スーパーマイルド コンディショナーA
ヘアコンディショナー
容量
220mL(レギュラー)
600mL(ジャンボ)
400mL(つめかえ用)
価格
オープン価格
オープン価格
Information
報道関係各位
株式会社資生堂
信
パパフロ通
!
弾
一
第
浴育に関する意識調査
イクメンの道は「パパフロ」から!
現役パパの10人のうち8人は「パパフロ(=父子入浴)」を実践、
その8割以上が「父子入浴はコミュニケーションの機会として大切」と回答。
1回に20分以上「パパフロ」している子どもは、
「友達が多い」、「礼儀正しい」、「家族にやさしい」 、「思いやりがある」など好影響が!
家族の絆を結ぶ‘イクメン度’を高めるヒントは「パパフロ」力にあり
資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会では、教育評論家の尾木直樹先生監修のもと、20歳から55歳までの小学
生以下の子どものいる男女900名を対象にインターネットによる「浴育に関する意識調査」第一弾を2011年8月に実施しました。
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する「イクメン」というキーワードの誕生以降、父親たちの
ライフスタイルの変容、育児参加が注目されてきました。そうした中、父親が気軽に参加できる育児として「パパフロ」を実践して
いる男性が増加しています。「パパフロ」とは、父親と子どもとの入浴を指し、入浴という日常的な行為が子どもとの貴重なコミュ
ニケーションの場として見なおされています。
今回の調査では、「イクメン」の実態をさらに掘り下げ、「パパフロ」にテーマを絞って、父親と子どもの入浴について調査を実
施し、分析結果をまとめ、パパフロ通信第一弾として発表します。
【調査結果/抜粋】
調査対象:小学生以下の子どもがいる20~55歳の男女
Ⅰ父親全体の85.3%が父子入浴を実施
イクメンと自己認識している父親では91.7%(質問1)
家族みんなに嬉しいこといっぱい!パパフロ
Ⅱ父親の69.4%が「週2回以上」父子入浴を実施
うち、「毎日入浴」は14.1%に上る(質問2)
Ⅲ父子入浴をしている父親の85.5% が「父子入浴は
コミュニケーションの機会として大切」
父子入浴をしていない父親の回答32.9%と大差(質問6)
Ⅳ父子入浴をしている父親の72.5% が「夫婦仲がいい」
父子入浴をしていない父親の回答54.6%を上回る(質問8)
Ⅴ父子入浴1回「20分」を境に、父親から見た
子どもの人に対する接し方に差が出る (質問10)
ママ
夫婦仲
良好
ママのサポート
話題が増える
パパ
子ども
親子の
良好な関係
イクメン
意識アップ
おしゃべり
おもちゃ
子どもの 礼儀正しい
成長
友達が多い
-*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*※本調査は、2011年8月に全国の20~55歳の男女900名にインターネット上で実施。
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
1
調査結果
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
【質問1】 父子で一緒に入浴することがありますか?
¾父親全体の85.3%が父子入浴を実施、イクメンだと自己認識している父親では91.7%
・「イクメン」と自己認識している父親の9割、さらには父親全体で
もすでに8割以上が父子入浴を実施しており、「イクメン」という
キーワードの認知とともに男性の育児参加が浸透していること
が顕著となった
・さらに、「イクメン」を特に認識していなくても79.9%の父親が実
践していることから、いまや子どもがいる家庭では当たり前の
光景となっていることを示している
凡例
n
男性 (600)
「イクメン」自己認識男性 (216)
「イクメン」自己非認識男性 (209)
【質問2】 あなたが子どもと一緒に入浴するのは、どれくらいの頻度ですか?(単回答)
¾父子入浴の頻度は「週2回以上」が69.4%、
うち「毎日入浴」は14.1%
<男性>
n=512
月1~2
回
12.5%
・「週2回以上」が7割、「週3回以上」でも4割と、日課と
して育児参加していることが見て取れる
週6回
1.6%
週5回
3.3%
毎日
14.1%
週1回
18.2%
週4回
7.6%
週3回
16.4%
週2回
26.4%
*週2回以上:
69.4%
【質問3】 あなたが子どもと一緒に入浴するのは平日ですか、休日ですか?(単回答)
<男性>
¾父子入浴をするのは「平日・休日どちらも」が48.6%に上る
n=512
主に平日
3.7%
・平日にも父子入浴を実践している父親が約半数おり、
平日、休日問わず、積極的な育児参加が見られる
平日と休
日どちら
も
48.6%
主に休日
47.7%
【質問4】 子どもと一緒にお風呂に入る理由はなんですか?(複数回答)
【質問5】 あなたがお子さんをシャンプーしてあげるのは、どれくらいの頻度ですか?(単回答)
¾父子入浴をする理由は「子どもとのコミュニケーションやスキンシップ」76.6%
¾父子入浴をしているパパ全体の70%が週に1回以上、32.9%が週に3回以上お子さんに
シャンプーをしてあげている。
・子どもとのスキンシップを実現させるひとつの方法として、シャンプーをしてあげながら
0%
20%
楽しく入浴していることがうかがえる
100%
80%
男性 (n=512)
76.682.3
61.1
46.3
60%
n
男性
(512)
「イクメン」自己認識男性
(198)
「イクメン」自己非認識男性
(167)
40%
週1~2回
60%
80%
100%
全くして
あげない
月1~2回
「イクメン」自己認識男性 (n=198)
41.446.0
45.349.5
40%
20%
32.9
37.1
49.0
10.0
36.4
20.1
4.0 10.6
1.8 1.5
そ の他
配 偶 者 の負 担 軽 減
子 ど も が一 人 で
入 れ な いた め
子 ど も が かわ い い
子 ど も と の コミ ュ
ニケ ー シ ョン や
スキ ン シ ップ
0%
凡例
週3回以上
~
19.8
37.8
13.2
29.3
(現役パパの声)
「妻のサポート、まだ子どもが小さいので(9ヶ月)風呂に入れる役割と
風呂からあげてタオルで拭いて服を着せる役割で分けています。
数ある子育ての中で父親ができることなのでやってます。」
2
調査結果
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
【質問6】 あなたにとって子どもとの入浴はコミュニケーションの機会として大切だと思いますか?(単回答)
¾父子入浴をしている父親の85.5% が「父子入浴はコミュニケーションの機会として大切」
と回答、父子入浴をしていないお父さんの回答32.9%と大差。
・父子入浴を実践している父親は入浴の時間こそ、
子どもとのコミュニケーションの絶好のチャンス
と捉えていると考えられる
凡例
(現役パパの声)
「コミュニケーションの機会や水遊び場とし
て活用できると思うので 引き続き父子入浴
をやっていきたい 。」
0%
20%
そう思う
n
60%
どちらとも
いえない
ややそう思う
36.3
男性 (600)
6.8
80%
あまりそう
思わない
そう思わ
そう思う
ない計
計(%)
(%)
14.8 5.51.8
11.3
44.1
26.1
100%
そう思わない
41.5
41.4
子どもと一緒に入浴男性 (512)
子どもと一緒に入浴しない男性 (88)
40%
35.2
21.6
2.70.4
10.2
77.8
7.3
85.5
3.1
32.9
31.8
【質問7】 お子さんは、何をしてあげると喜びますか?(複数回答)
¾父子入浴で子どもが喜ぶのは、第1位「おもちゃで遊んであげる」、第2位「会話をする」、
第3位「一緒に湯ぶねにつかる」、第4位「体を洗ってあげる」、第5位「シャンプーしてあげる」
・第1位、2位はいずれもコミュニケーションに関わ
る内容で、第3位以下は実際に体に触れる内容
60%
・お風呂でのお父さんとのコミュニケーションと
スキンシップは、子どもにとっても嬉しい要素で
あることがうかがえる
20%
51.8
45.7
男性 (n=512)
42.4
33.8
40%
31.6
1.2
そ の他
シ ャ ンプ ー
し てあ げ る
コミュニケーション
体 を 洗 って
あげる
一 緒 に湯 ぶ ね
に つか る
会話をする
お も ち ゃな ど
で一 緒 に遊 ん
であ げ る
0%
スキンシップ
【質問8】 結婚されている方へお伺いします。夫婦仲はいいですか?(単回答)
¾父子入浴をしている父親の72.5%が「夫婦仲がいい」と実感、父子入浴をしていない父親
の回答54.6%を上回る
(現役パパの声)
「父親が子育ての面で母親をサポートすることになるからいいと思う。
あと、夫婦で子を見守っていくことの一つとして、子供のお風呂での様子が
どう変わってきたかなど、夫婦の話題が増える。」
・父と子が入浴している時間は母親にとっても
家事がはかどったり、一休みできたりと、育児を
夫婦で助け合っていることを実感できる時間で
ある
0%
凡例
n
20%
そう思う
男性 (600)
28.2
子どもと一緒に入浴男性 (512)
29.5
子どもと一緒に入浴しない男性 (88)
20.5
やや
そう思う
40%
60%
どちらとも
いえない
あまりそう
思わない
41.7
そう
思わない
19.2
18.8
43.0
34.1
80%
21.6
100%
結婚して
いない
5.74.2
1.2
5.5 0.6
2.7
6.8 12.5 4.5
そう思わ
そう思う
ない計
計(%)
(%)
69.9
9.9
72.5
8.2
54.6
19.3
3
調査結果
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
【質問9】 あなたは、子どもと良好な関係が築けていると感じますか?(単回答)
¾父子入浴をしている男性の83.9%が子どもと良好な関係が築けていると回答
¾1回の「父子入浴時間が長い」ほど、比例して良好な関係を築けていると実感
・父子入浴の一回の時間が長いほど、それだけコミュニケーションの内容が深まることで、
父子の絆が強まっているといえる
凡例
(現役パパの声)
「まだそこまで大きくないのでなんともい
えませんが、父子が仲良くなるための
土台になると思います。」
n
子どもと一緒に入浴男性 (512)
10分未満 (63)
10分以上20分未満 (277)
20分以上30分未満 (130)
30分以上 (42)
【質問10】 お子さんの性格や行動についてお答え下さい。(各単回答)
¾父子入浴の1回の時間「20分」を境に、子どもとの良好な関係や子どもの成長、性格にも
差がでる
・父子入浴によって、相対的に、子どもとの良好な関係構築や、子どもの家の外でのコミュニケーション能力向上など
への影響も見て取れる
100%
80%
87.8
69.2
82.1
60%
43.0
49.4
34.4
20%
54.7
47.9
48.5
58.2
41.3
33.1
40%
53.5
38.8
74.4
77.3
77.2
73.5
74.9
64.1
20分以上
38.8
20分未満
25.6
0%
子どもとの
子どもの性格や行動
関係
家の外でも臆
子どもと良
学習意欲 せず、周囲の
ものを大切
集団行動
好な関係が
友達が多い 礼儀正しい があったり、 人とコミュニ
にする
ができる
築けている
勉強が好き ケーションが
取れる
浴
20分以上 172
在
室
時
総
間
滞 20分未満 340
幼稚園・
家族にやさ 思いやりが 物事に興味 保育園・
しい
ある
関心を示す 小学校が
好き
87.8
33.1
43.0
49.4
41.3
53.5
54.7
69.2
74.4
77.3
77.2
82.1
25.6
34.4
38.8
38.8
47.9
48.5
58.2
64.1
73.5
74.9
4
入浴に関する意識調査についての専門家の見解
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
“パパフロ”の偉力!
教育評論家・法政大教授
尾木直樹
女性の社会参加と核家族化の進行の中で、育児参加する男性が若い父親を中心に急速な広がりを見せ
ている。今や「イクメン」は政府も主導する流行語となっている。
今回の調査では、その実態の一端が“パパフロ”現象として見事にクリアになった。
第一には、現役パパの85.3%が「父子入浴」を実践。とりわけ自らを「イクメン」と自覚しているパパでは
91.7%にも及び、約半数が週3回以上、子どもにシャンプーをしている。これは、単なる衛生面からというより
も、子どもの頭をシャンプーしながら、実は我が子とのコミュニケーションを楽しんでいる父親が82.3%もいる
ことを意味しているのである。
ところが、父子入浴をしていない家庭では、入浴時におけるコミュニケーションの大切さを認識している父
親は、わずかに32.9%しかいなくて、前者とは50ポイントもの大きな落差を見せている。
第二には、父子入浴時間が子どもの「心の成長」に大きく関わっていることである。父子入浴時間をゆった
り30分以上とっている家庭では、90.5%もの父親が「良好な関係」が築けていると感じている。20分以上の
ケースでも「家族にやさしい」(69.2%)、「思いやりがある」(74.4%)など“パパフロ”による父子の絆の強まり
だけでなく、「心の教育」にも大きく貢献していることがわかる。
第三には、父子入浴の1回の時間が「20分」を超えると、子どもの社会性の形成にもよい影響を与え始め
る。例えば、「集団行動ができる」(6.2ポイント増)、「友達が多い」(8.6ポイント増)、「礼儀正しい」(10.6ポイン
ト増)などと明らかに20分未満との有意差を見せている。恐らく、父親特有の社会性や高いモラル意識が
日々のゆったりとした父子入浴を通して無意識のうちに我が子に醸成されていくのであろう。
こうして見ると、「パパフロ」(父子入浴)は意外にも子どもの人間形成に大きな効果を生んでいたのである。
まさに“パパフロ”恐るべし!である。
5
Information
報道関係各位
株式会社資生堂
信
パパフロ通
!
第二 弾
浴育に関する意識調査
将来のイクメンも、父親好きな娘も
「パパフロ」から誕生!
幼少期に‘パパフロ’(=父子入浴)をしていた18歳以上の女性の72%が「父親が好き」
9歳以降も‘パパフロ’をしていた男女の4割が「父親に仕事の相談をする」
幼少期に‘パパフロ’をしていた男性の7割が「将来子どもと入浴したい」
幼少期の‘パパフロ’で、娘からの好感度、敬愛度アップ
イクメン予備軍に実態調査、幼少期の‘パパフロ’経験が「イクメン」を育てる
資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会では、教育評論家の尾木直樹先生監修のもと、18歳から29歳までの男女
600名を対象にインターネットによる「浴育に関する意識調査」第二弾を2011年8月に実施しました。(20歳から55歳までの小学
生以下の子どものいる男女900名を対象に第一弾調査を2011年8月に実施、9月に発表しました。)
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する「イクメン」というキーワードの誕生以降、父親たち
のライフスタイルの変容、育児参加が注目されてきました。そうした中、父親が気軽に参加できる育児として「パパフロ」を実践
している男性が増加しています。 「パパフロ」とは、父親と子どもとの入浴を指すワードで、入浴という日常的な行為が子ども
との貴重なコミュニケーションの場として見なおされています。
今回の調査では、「イクメン」の実態をさらに掘り下げ、「パパフロ」にテーマを絞って、子どもの頃の父子入浴体験や、現在
の父親との関係などの項目で調査を実施、分析結果をまとめ、パパフロ通信第二弾として発表します。
【調査結果/抜粋】
調査対象: 18歳から29歳までの男女
Ⅰ幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親が好き」「父親を尊敬している」と回答。
父子入浴をしていなかった女性の回答48.7%、39. 7%とそれぞれ大差(質問3・4)
Ⅱ父親との入浴時期が「9歳~15歳まで」だった男女の44.2%が父親に「仕事の相談をする」と回答。
「8歳以下まで」だった男女27.9%に比べ16ポイントも上回る。(質問5)
Ⅲ幼少期に父子入浴をしていた男性の73.1%が将来「子どもができたら一緒に入浴したい」と回答。
父子入浴をしていなかった男性の回答63.3%を超える。(質問6)
-*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*--*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*※本調査は、2011年8月に全国の18~29歳の男女600名にインターネット上で実施。
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
1
調査結果
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
【質問1】 お風呂では、父親とどんなことをして過ごした思い出がありますか?(複数回答)
¾幼少期の父親との入浴の思い出、第1位は「おしゃべり」83.5%
・父子入浴の思い出は、全体で8割が「おしゃべり」と、
成長した後も、お風呂での父親とのコミュニケーションが
記憶に残っていることが分かる
100%
80%
83.580.086.6
全体 (n=417)
【男性】父親との入浴経験あり (n=200)
【女性】父親との入浴経験あり (n=217)
60%
42.938.547.0
40%
20%
12.712.512.9
4.8 2.5 6.9
3.8 4.5 3.2
0%
おしゃべり
おもちゃや
ゲームで遊ぶ
悩み相談
お説教
その他
【質問2】 父親との入浴は楽しい思い出ですか?(単回答)
¾幼少期の父親との入浴は「楽しい思い出」と回答した女性67.7%
・父子入浴は「楽しい思い出」と回答した男性
57.0%に対して、女性は67.7%と10ポイントも
高くなった
・思春期で父親との関係がどうしても薄くなりが
ちな女性は、幼少期の入浴の思い出が懐かし
く記憶に残っているのかもしれない
0%
凡例
n
全 体 (417)
【男性】父親との入浴経験あり (200)
20%
40%
やや
そう思う
そう思う
28.1
17.0
【女性】父親との入浴経験あり (217)
60%
どちらとも
いえない
80%
34.5
36.0
29.5
そう思わ
そう思う
ない計
計(%)
(%)
そう
思わない
29.5
40.0
38.2
100%
あまりそう
思わない
23.5
3.6
4.3
62.6
7.9
3.0
4.0
57.0
7.0
67.7
8.7
4.6
4.1
【質問3】 あなたは、父親が好きですか?(単回答)
【質問4】 あなたは、父親を尊敬していますか?(単回答)
¾幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親が好き」と回答。父子入浴をして
いなかった女性の回答48.7%に大差
¾幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親を尊敬している」と回答
父子入浴をしていなかった女性の回答39. 7%と大差
・父と娘の信頼関係の基盤が幼少期の父子入浴にあるのかもしれない
■ あなたは、父親が好きですか?
■ あなたは、父親を尊敬していますか?
0%
凡例
n
【男性】父親との入浴経験あり (200)
【男性】父親との入浴経験なし
(49)
20%
そう思う
(78)
やや
そう思う
28.5
16.3
21.8
60%
どちらとも
いえない
32.7
100%
そう
思わない
19.5 6.07.5
18.4 10.2
23.5
26.9
80%
あまりそう
思わない
38.5
48.4
【女性】父親との入浴経験あり (217)
【女性】父親との入浴経験なし
40%
29.5
22.4
0%
凡例
n
【男性】父親との入浴経験あり (200)
【男性】父親との入浴経験なし (49)
12.0 6.010.1
【女性】父親との入浴経験あり (217)
11.5 10.3
【女性】父親との入浴経験なし (78)
20%
40%
やや
そう思う
そう思う
31.0
22.4
どちらとも
いえない
33.5
22.4
41.5
21.8
60%
17.9
80%
あまりそう
思わない
20.5
18.4 10.2
100%
そう
思わない
10.05.0
26.5
30.4
12.0 8.3 7.8
32.1
15.4 12.8
2
調査結果
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
【質問5】 あなたは、現在父親に仕事の相談や話をしますか?(単回答)
¾父親との入浴時期が「9歳~15歳まで」と回答した男女のうち44.2%が父親に現在
「仕事の相談や話をする」と回答。入浴時期が「8歳以下まで」だった男女の27.9%に比べ、
16ポイントも上回る。
¾特に男性においては、「9歳~15歳まで」と回答した40.0%が父親に現在「仕事の相談や話
をする」と回答、「8歳以下まで」だった男性の20.6%に比べ、19ポイントも上回る。
・父子入浴をしていた子どもは、成長後も、父親を社会の先輩として具体的なアドバイスを求める対象として見ているこ
とがうかがえる
■男女
■男性
<【男女】父親と入浴 0~8歳まで> n=79
<【男女】父親と入浴 9~15歳まで> n=77
よくする
11.4%
全くしな
い
36.7%
全くしな
い
27.3%
たまにす
る
16.5%
あまりし
ない
24.1%
どちらと
もいえな
い
11.4%
*する計
27.9%
よくする
10.4%
あまりし
ない
15.6% どちらと
もいえな
い
13.0%
<【男性】父親と入浴 0~8歳まで> n=34
全くしな
い
29.4%
たまにす
る
33.8%
*する計
44.2%
よくする
5.9%
たまにす
る
14.7%
あまりし
ない
32.4%
<【男性】父親と入浴 9~15歳まで> n=40
全くしな
い
25.0%
どちらと
もいえな
い
17.6%
あまりし
ない
17.5%
*する計
20.6%
よくする
2.5%
たまに
する
37.5%
どちらと
もいえな
い
17.5%
*する計
40.0%
【質問6】 将来子どもができたら、父子で一緒に入浴したいと思いますか?(単回答)
¾幼少期に父子入浴をしていた男性の73.1%が将来「子どもができたら一緒に入浴したい」
と回答。父子入浴をしていなかった男性の回答63.3%を超える。
・幼少期の父子入浴体験は、その子が父親になったときの子どもとの関わりにも関係しているといえる
<【男性】父親との入浴経験あり> n=197
あまりそ そう思わ
う思わな
ない
い
2.0%
2.0%
どちらと
もいえな
そう思う
い
41.6%
22.8%
ややそう
思う
31.5%
*そう思う計
73.1%
<【男性】父親との入浴経験なし> n=49
そう思わ
ない
あまりそ 16.3%
う思わな
そう思う
い
32.7%
4.1%
どちらと
もいえな
い
ややそう
16.3%
思う
30.6%
*そう思う計
63.3%
3
入浴に関する意識調査についての専門家の見解
※本リリースの調査結果をご利用頂く際は、必ず「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』 調べ」と明記下さい。
「パパフロ」が育てる父親への“信愛”
教育評論家・法政大教授
尾木直樹
今や「イクメン」は急速な広がりを見せており、その効果は予想以上に
大きいことが前回の現役パパたちへの実態調査を通してくっきりと浮き彫りになった。
今回の調査は、実際に「パパフロ」を体験した子どもたちが18歳~29歳になった現
在、当時をどう振り返っているのか、その実態や意識を分析したものである。
驚くべきことには、やはり「パパフロ」は子どもの父子関係に決定的とも言える影響を与えていたことで
ある。とりわけ幼少期に「パパフロ」を体験していた女性においては、大人になった現在、「父親が好き」
「父親を尊敬している」との回答がいずれも71.9%と高い。これに対して、父子入浴して来なかった女性の
回答では、48.7%、39.7%と低く、前者とは23.2ポイント、32.2ポイントもの落差を見せている。
この傾向は、男性においても同様で、「パパフロ」体験をしていた年齢が「9歳~15歳まで」と「8歳以下ま
で」のグループに、「現在父親に仕事の相談をするかどうか」質問したところ、「する」との回答は40.0%と
20.6%。2倍もの開きを示している。
これらのことから、男女を問わず、成人した段階で「パパフロ」の体験率とその質は父親への“信愛感”
形成に大きすぎるほどの影響力を持っていることがわかる。
実際には、男女とも「おしゃべり」(83.5%)を楽しんでいるにすぎないのだが、その行為と時間の長短は
現在の良好な父子関係のみならず、将来「子どもができたら一緒に入浴したい」(73.1%)と自らの父親像
の形成にまで影響を及ぼしている。
いい意味での「世代間連鎖」を生んでいるようである。
この調査では、前回以上に「パパフロ」の偉力が実証されたと言ってもよい。
信
パパフロ通
第一弾!
ママ
子ども
夫婦仲
良好
パパ
子どもとの
良好な関係
イクメン
意識アップ
おしゃべり
おもちゃ
ママのサポート
話題が増える
子どもの
礼儀正しい
成長
友達が多い
信
パパフロ通
!
弾
二
第
楽しい
思い出
<女の子> 父への好意
父を尊敬
父子の
父が好き
信頼感
おもちゃや
ゲームで遊ぶ
お風呂で
おしゃべり
将来の
イクメンに
<男の子>
将来子どもと
一緒に入浴したい
<男女>
仕事の相談
4
Fly UP