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タイ文献:紀行_ -`95

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タイ文献:紀行_ -`95
4.紀行
1. 「メコン紀行」松本信広編・読売新聞¥270 '59
292.31,To537m 国
東南アジア稲作民族文化綜合調査団が'57 年にタイ、カンボジア、ラオスを調査旅行
した時の記録。
・タイ地方 6-33p
2. 「東南アジア紀行」梅棹忠夫・中央公論( 中公文庫上下各¥520) '64
目
'57-8 年、大阪市大東南アジア学術調査隊長の詳細な記録。著者は、戦後日本を創っ
た代表論文「文明の生態史観序説」を発表。この理論を自らの足と眼で検証するための
初めてのフィ-ルドワ-クで、当時のタイが生き生きと書かれている。
チュラ-ロンコ-ン大で開催の第九回太平洋学術会議の日本代表として参加した後、
北部タイ調査の前にアンコ-ルワットへの自動車旅行を試みる。その後ケロシン油や 16
ミリカメラを盗まれたりしながら調査地へ。途中、チェンマイからメ-・ピン川の谷に
そって西南に行きチョ-ムスト-ンという町から最高峰ド-イ・インタノン(2600m) に
登る。馬と象に乗って行く内にケレン族に会う。
*お米がどっさりとれて、食うことだけは困らないという点がこの国を非常に明るいも
のにしている。上 121p
*政治は別として、行政的には、この国はなかなかしっかりした国である。腐敗もある
かもしれない。しかし、規律と責任感とはあきらかに悪徳を上回っている。私は、こ
のよくくんれんされた官僚群を見て、この国の未来に明るいものを感じる。上 179p
*タイの町では、額縁屋をよく見かける。勿論、額縁と共に絵や写真を売るのである。
写真の中で一番人気のあるのは、王様と王妃である。これは、黒色、着色、大小さま
ざまなのがある。それから孫逸仙も多い。273p
3. 「歴史と文明の旅 上・下」小松左京・文芸春秋
(小松左京コレクション1〔ジャストシステム〕¥2500 '95 に収録)
・スマイルと外交の国 タイ 165-189p
4. 「ぼくの旅の手帳」森本哲郎・ダイヤモンド社
'73
(森本哲郎世界の旅 第 10 巻 新潮社¥3300 '94 に収録)
・バンコクの憂鬱
84-88p
'73
日
日
5. 「アジアやきものの旅-体験と発見の愉しみ」金子量重・新潮社¥1000 '79
中
工芸評論家によるやきもの紀行記。各地の窯、博物館を訪ね、市場に行き生活用品を
探る。
・タイ 8-78p
6. 「世界紀行文学全集 14・南アジア」ほるぷ出版
'79
中
フィリピン、マレ-シアからインド、パキスタン迄、作家・画家・評論家 60 人の短
編を収録。
・タイ
シャム記 : 木下杏太郎
150-160p
バンコクの印象: 小田嶽夫
161-167p
水都アユタヤ游記: 吉川英治
167-171p
バンコク南 432 キロ: 辻久一
171-175p
7. 「世界の裏街道を行く」大矢壮一全集第二十巻・ブレ-ン出版¥2884 '80
駒
・タイ 224-267p
著者は、戦争中に報道班員として東南アジアで従軍した経験があり、イデオロギ-か
ら自由な人として「大東亜戦争の清算書」を書く。戦争中の日本及び日本人が外国にお
いて何をしたか、また戦後なにをしつつあるかを詳述している。
*タイ人の性格は複雑で、矛盾したものを多く共存させているが、これはその地勢と歴
史からきたものだ。楽天的で根気がなく、情意的で理性に欠け、柔和で寛大であるが
貯蓄や勤労意欲の乏しいところはマレ-人に似ている。打算的で人を利用することに
長じ、保身に巧みな点は、明らかに中国人の影響である。お人よしで、接待好きで、
しかも好戦的なところは、日本人にも通じている。主体性がなく、権力に弱く、ウソ
を平気でいったりするのは、政治的不安の産物であろう。楽天的なのは米がたくさん
とれて生きていくのに困らないからで、慈悲心も、仏教からきたというよりも、そう
いう宗教をうけいれるようになったのは、こういった環境にもとづいていると見るべ
きであろう。つまり、比較的恵まれた米作地帯と小乗仏教は切り離すことのできない
ものだ。256p
*仲の悪いこと: ワニと猿
8. 「全東洋街道(下)」藤原新也・集英社¥580 '83
'81 年度毎日芸術賞受賞作。ペンとカメラで切り取ったアジアの断片。
・草の娼楼チェンマイ 110-143p
鴎
9. 「将棋の来た道」大内延介・めこん¥1545 '84
滝
将棋のプロが日本の将棋のル-ツを訪ねてタイ、中国、韓国、インドへと旅する。
・タイ編
41-72p
10. 「ドリアンの国、ロ-ムシャの影」大沼保昭・リブロポ-ト¥1800 '85×GE511,90 国
東大法学部教授の東南アジア旅行記。
11. 「深夜特急・第一便黄金宮殿」沢木耕太郎・新潮社¥1200 '86
本
第二回 JTB 紀行文学大賞受賞作。空港からバスに乗り込み、安宿に泊り込み、街を歩
き回る。マ-ケット、ルンビニ競技場のタイ・ボクシング・・場違いな感じを持ってシ
ンガポ-ル迄列車で行く。途中、鈍行でチュムポ-ン、スラタニ-、ハジャイに停まっ
ていく。著者 26 歳の時の作品。
12. 「やさしい国々
タイ・ネパ-ルの旅」ACCU 海外派遣団編'86 ×
13. 「インド東南アジア紀行」宗谷真爾・中央公論¥1200 '86
エロスの神々を訪ねてインド、アンコ-ルワットを巡る。
・マンゴスティンの貞操帯-エロティカ イン バンコク
192-208p
GE561,45 国
中
14. 「澄み透った闇」十文字美信・春秋社¥2500 '87
駒
写真家によるタイ北部アカ族ヤオ族の精神世界紀行記。古文書を通して天上界、地上
界、地獄界、水の領域について解説する。
15. 「ネパ-ル’赤ひげ’タイへ行く」岩村昇・岩波ブックレット¥250 '87 ×
本
ネパ-ルで 18 年間結核医療活動をしていた著者が'86 年に国際協力事業団の養成でバ
ンコク近郊のマヒドン大学プライマリ-・ヘルス・ケア訓練センタ-に赴任した時の生
活記。
16. 「世界の旅・第1集」サンデ-・タイムス編・心交社¥1500 '87
THE SUNDAY TIMES TRAVEL BOOK Vol.1 edited by Richard Girling '85
同紙主催紀行文コンテストに寄せられた中から 50 編選んだもの。
・ナ-ニアの昼、バンガの夜:ロバ-ト・タッシャ- 70-76p
赤北
17. 「世界の旅・第2集」サンデ-・タイムス編・心交社¥1500 '87
THE SUNDAY TIMES TRAVEL BOOK Vol.2 edited by Richard Girling '86
・タイ北部の山岳民族の村にて:コラ-ル・ビ-ドル 81-86p
赤北
18. 「アジア混沌紀行」立松和平・筑摩書房¥1700 '87
日
アジアを旅した時のエッセイ集。
・タイ、メナム河遡行:
125-138p
・チェンマイの水かけ祭:
210-212p
*仏を一体一体刻むように作品を書いている。ひとつの作品は部分であり、しかも全体
である。死ぬまでに書き上げた作品の総量が曼陀羅のように全宇宙があるということ
にならないかと、私は夢想する。 334p
19. 「ゴ-ゴ-・アジア」蔵前仁一・凱風社¥1400 '88
本
紀行記。タイ関連では交通戦争の騒音、パッポン・ストリ-ト、コサムイ島をとりあ
げている。
20. 「ダンニャバ-ド」福嶋美奈子¥1300 '89
GE661,E8 国
著者は山口県平生街般若寺住職の娘で社会福祉協議会専門員。総務庁主催「青年の船
」に参加、そこで知り合ったネパ-ル人に誘われたのを機に友人とネパ-ル、バングラ
ディシュ、タイを訪問した時の紀行記。
・タイ 118-190p
秦氏のメイ・オンが住むクロントイのアパ-トに泊まり、カンチャナブリに行き、ペ
チャブリで葬式に参列、バンビナイ難民キャンプ、チェンマイと訪ね、最後になってA
型肝炎に感染して帰国する。
21. 「12 万円トラベルライタ-の痛快!地球の安い歩き方」下川裕治・徳間書店¥740
'90 滝
・タイを見えなくする傘持参のタイ旅行 14-17p
・タイ・マレ-シア国境に存在する「空白の街」 28-31p
・タイのホテルには定員がない 143-5p
・裏バス停を覚えて楽になるバンコクバス 172-4p
22. 「国境流浪」北方謙三+ 秋山忠右・平凡社¥1550 '90
本
雑誌「太陽」に'87 年 9 月から'90 年 3 月にかけて断続的に連載。写真家と共に東
独、東欧、カリブ諸国、西アフリカそしてシンガポ-ルからメ-サイ迄旅した記録。
・東南亜細亜北垂行 197-227p
23. 「わたしの東アジア」石田米孝・渓水社¥2060 '90 ×
教育者のインドネシア・韓国・ビルマ・タイ・チベット紀行記。
日
24. 「マレ-鉄道で朝食を」伊藤伸平・凱風社¥1500 '91
日
マレ-鉄道は 1885 年設立、スズ・ゴムの輸送機関であったが、'61 年以降輸送量も減
っている。他にタイ北部、東北部そしてバンコクの見聞記を収録。
25. 「4 万キロの途上にて」渡辺俊輔・みずき出版¥1300 '91
本
'89 年 3 月、新婚旅行中にバンコクでタクシ-強盗に襲われ、32 歳で死んだ著者の旅
行 記。
・タイ バンコク、カルチャ-ショック 186-189p
・タイ 再入国
195-203p
26. 「ロ-マ・西安・慶州・バンコク」(私の海外紀行1)藤本治男'91 × GA92,E120 国
著者は、'25 年台湾生まれ、熊本日日新聞論説委員経験。停年後の旅行記。バンコク
については 8 ペ-ジ程。
27. 「アジア、冬物語」山口泉・オ-ロラ自由アトリエ¥1800 '91 ×
信濃毎日新聞'89-'90 年度に連載されたエッセイを基に編纂されたもの。
・タイ、ラオス紀行
248-262p
日
28. 「紀行・案内記全情報 45/91 海外編」日外アソシエ-ツ編・紀伊国屋書店¥26000
'92 日
'45 年から'91 年迄に日本国内で刊行・整理された図書の中から海外の旅行ガイド、旅
行・冒険・探検に関する図書、紀行文・滞在生活等を網羅的に集め、全体を地域別に配
列した紀行・案内記の総目録。
・タイ 383-389p
29. 「タイに言ってワッハッハ、ヨ-ロッパを辿ってウッシッシ」江本正記・コスモ 本
¥1400 '93
ユ-ラシアのドラッグ見聞記で国境地帯を紹介している。
・ザ・ゴ-ルデン・トライアングル
64-82p
ザ・ゴ-ルデン・トライアングル・リゾ-トに泊まり 30 分 200 バ-ツで小舟に乗り、
ラオス河岸に上陸する。
・タイの残留日本人兵
83-109p
ファンという町で大阪出身の元日本兵サラパオ・ニ-プン(饅頭売りの日本人)ナカ
モト氏を訪ね、アユタヤで漢方医・利田銀三郎氏を訪ねる。
30. 「タイ鉄道旅行」岡本和之・めこん¥2575 '93
本
タイ国鉄 16 路線搭乗記。鉄道情報の他、周辺部分を綿密に書き取ってくれている。
*前売り乗車券は乗車の 90 日前から。乗車券は、行き先などが印刷ずみのメンコ型硬券
A6 サイズぐらいの手書き軟券、コンピュ-タ-発券システム(STARS) の端末からのプ
リントアウト軟券、車内発行の手書き軟券の 4 種類がある。15-7p
*VISIT THAILAND RAILWAY PASS:有効期間 20 日間、タイ国鉄全路線の特急、急行、2 等
普通か冷房座席車及び寝台車を無制限に利用出来る。大人 2000BAHT 子供 1000BAHT 18p
*タイは服装についてはうるさい国で、ジ-ンズでは入れない大学の図書室があったり
する。リアップロ-イ(きちんとしている)というのがキ-ワ-ドで、多少派手すぎ
てもきちんとアイロンのかかったものの方がシンプルな洗いざらしのTシャツよりは
いいことになっている。209p
*タイ最初の鉄道パ-クナ-ム線:デンマ-ク人の会社にコンセッションを与えて建設
営業させている。1893 年開通、'59 年に撤去。当初、英仏のようにタイの主権を脅か
す国を避けた経緯がある。226p
31. 「鉄道世界夢紀行」櫻井寛・TRAJAL ¥1800 '93
本
著者は鉄道フォトジャ-ナリスト。JR 東日本の車内誌「トランヴェ-ル」や JTB 月刊
誌「旅」等の撮影取材の内、九カ国の鉄道の旅をまとめたもの。
・マレ-半島縦断鉄道 139-164p
32. 「タイ・カンボジアを歩く」花崎皋平・岩波書店¥350 '93
GE561,E43 国
岩波ブックレット No318 。
・タイのPP21
7-38p
'92 年バンコクで開催された第二回ピ-プルズ・プラン二十一世紀会議に参加する際
チェンマイからパロン族の村を訪ねた時の日録。
*山岳民族は雲南地方・ビルマ・ラオス・ベトナム等にまたがって山地に住み、焼畑農
業による自給経済で生活市、言語・文化はタイ民族と異なる。タイ国籍を持たずに定
住生活している人が二十万人以上いる。法律上、五年以上タイに住みタイ語が出来れ
ば国籍を取得する資格があるが、政府はなかなか与えようとしない。但し高校までは
国籍がなくても通える。 13p
33. 「ランクル大王のアジア派ドライブ紀行」守屋裕司・光人社¥1800 '93
脱サラ後、カメラマンとなりオ-トバイでバンコクからラオス国境をドライブ。
・タイ
221-258p
日
34. 「アジアごはん紀行」向山昌子・晶文社¥1900 '94
本
中国から東南アジア、インド、アラブ、ケニアと食べ歩いたイラスト入りの記録。
・タイ 日本人御用達タイ風焼き飯・・・カオ・パアッ
38-41p
屋台はみんなの食卓・・・・・・バ-ミ-・ナム
42-46p
熱帯のフル-ツバスケット・・・サパロッ
47-51p
35. 「バイクで駆けるインドシナ1万キロ」賀曽利隆・日本交通公社¥1500 '94
滝
20 数年、世界中をバイクで走り回る著者がバンコクを起点にしてインドシナを一周す
る。
36. 「バスの屋根から世界が見える」下川裕治・TRAVEL JOURNAL¥1500 '94
滝
17 年前バンコクからチェンラ-イ、10 時間の夜行便を使ってからバスの走行距離 8 万
キロ。
・バスレ-スに参加する
217-218p
・バンコク市内バスの袋小路 237-250p
*空港-バンコク中央駅間のバス 29 番
*私営冷房付きバスには、可愛い制服姿の若い車掌が必ず乗り込む。走り出すとまず冷
たい飲物が出てくる。食事の時間になると決められたドライブインに停車し、そこに
は食べ放題の食事が用意されている。この食事代もバス料金に含まれているのだ。
タイのこの種のバスには、必ずといっていいほどビデオも備えつけられている。昔は
ホンコン映画が主流だったが、最近ではタイの漫才のビデオの人気が高くなってきて
いる。
37. 「世紀末亜細亜漂流」松本逸也・人間と歴史社¥2600 '94
小
'80 年から現在迄、アジア諸国を取材、世紀末をいかに生きるか模索し続けた記録。
・タイ国境地帯を行く 210-231p
38. 「親鸞への旅」尾畑文正・樹心社¥2000 '94 ×
日
浄土真宗住職による沖縄からネパ-ル、インド、スリカンカへと旅した記録。タイで
は、カンチャナブリに行き JEATH 戦争博物館を訪ねた時のことを記している。
・バンコクの風 67-75p
39. 「辺境の旅から」金子民雄・古今書院¥2060 '94 ×
愛
機関誌「ユネスコ」に'91 年から二年連載されたものに書き下ろしを加えたもの。
・悪の花-北タイ・黄金の三角地帯
120-123p
・ケシ畑と犬-北タイ
124-127p
40. 「インドシナの風」鈴木正行・学文社¥1500 '94 ×
ベトナム、ラオス、カンボジアの街を訪ねる途中、バンコクに三回寄る。
・タイ
3-11p
257-298p
391-395p
日
41. 「散歩する象」南雲海人・双葉社¥1200 '95 ×
70 年代からの旅物語集。ドラッグ、ボクシング、セックス、オカマと続く。
・散歩する象
116-133p
・ノ-ファマ- オンリ-スタディ
136-147p
・おとし穴
150-165p
滝
42. 「異文化に恋して」秋沢淳子・廣済堂出版¥1300 '95 ×
著者は TBS アナウンサ-。高1から海外旅行、留学した時の記録。
ペンフレンド・タイ女子大学生ワンディとの交遊。
・JUNKO 目に涙! バンコクの女友達の赤い蘭の花
57-62p
・無いところからの「施し」! ニッポン人が忘れ去った異文化 63-70p
・タイのリゾ-ト・パタヤのコブラ料理
277-285p
・少女売春とミスタ-・レディ-と日本女性
286-292p
滝
43. 「アジア達人旅行」下川裕治・徳間文庫¥520 '95
真
旅の道具から格安航空券についての解説にはじまり、アジアの暮らし振りを関心の赴
くままに書いている。タイについては、ミャンマ-、ラオス、カンボジアとの国境見聞
録が多い。
*バッグの中に入るもの。スリ-シ-ズン用の寝袋、小型カメラ、ノ-ト、洗面道具、
蚊取り線香たて、目覚まし時計、ハサミ。衣類は下着が 2-3 枚、シャツが 2-3 枚にズ
ボン一本。 12p
*雨が降ったら「外に出ない」が正解。52p
*一般的なタイ人の食事をつくる風景というと、居間に古新聞紙を広げることから始ま
る。そこに木を輪切りにしただけのようなまな板と石鉢を置く。その前に座り、テレ
ビでも見ながら肉を切ったり、香辛料を混ぜたりしながら、とにかくたらたらと料理
をつくっていく。 57p
44. 「アジアの風に身をまかせ」下川裕治・主婦の友社¥1300 '95
本
副題: アジア浮遊紀行。過去 20 年、アジアを旅してきた著者が、自分との関わりにつ
いて記す。バンコクで友人の家に居候し、タイ語学校に通った頃の体験記。
*インドからバンコクに行ったら、ビ-ルを飲み、キッコ-マンの醤油を使った冷奴を
食べ、女を買うというのが定番です。でも、これを一日の内にするのは、刺激が強す
ぎる。 54p
*サムンプライ:タイ式漢方薬の総称、植物から抽出した生薬で意味は「森の弟子」。
210p
45. 「タイ・ラオス・ベトナム酒紀行!」江口まゆみ(文)小のもとこ(絵)
アリアドネ企画¥1600 '95
インドシナ半島の地酒を求めての二人旅。
・バンコク: タニア通りの怪しい夜
13-29p
・ランパ-ン: 薬酒ラオ・ヤ-ドンのつまみはウジだった 30-46p
・チェンラ-イ: 非合法酒ラオ・カ-オとご対面
47-60p
・スコ-タイ: 激ウマ! 幻の酒ラオ・トォラン
61-82p
浮
46. 「上海の西、デリ-の東」素樹文生・新潮社¥1600 '95
滝
グラフィックデザイナ-だった青年が、自分の存在を実感する「原風景」を求めて中
国、東南アジア、インドを'94 年冬から半年にわたり旅した記録。
・タイ 239-273p
バンコクの豪雨、カオサンロ-ド、パッポンストリ-ト。パンガン島であったオ-ス
トラリア人ロン。チェンマイからのトレッキングツア-参加。
*子供をさらって手足を切って見せ物にする組織の話。エイズに冒されたパッポンの女
が自分の血液を注射器に入れて街角に隠れていて、いきなり目の前を歩く男に注射◇
てニタリと笑う、というような噂話。 249-250p
47. 「地球の迷い方」高木功・東京創元社¥1400 '95
日
映画シナリオライタ-の遺作、38 歳で心不全で逝去。'91 年、大阪から貨客船に乗っ
て那覇、台湾の高雄、マカオ迄行き、飛行機でシンガポ-ル。その後、ハジャイからバ
スでバンコクに入る。ここではチャイナタウンの安宿「ジュライ・ホテル」、更に一泊
60 バ-ツの F/F ゲストハウスに泊まってサイアム・スクエアやタイ・ボクシング観戦す
る。カオサン通りの旅行代理店でアテネ経由のイスタンブ-ル行きチケットを買う。
雑誌「映画芸術」に連載されたもの。
48. 「アジア亜細亜」日比野宏・講談社文庫¥680 '95
本
'87.11 月から一年三ヶ月かけた放浪記。本書は、'91 年に出版されたものを改題し、
再編成したもの。
・マイペンライの都バンコク 177-206p
空港から客引きにだまされ、リンダという「美人局」の罠にかかり、オカダとマエダ
の日本人コンビにたかられる。
49. 「裸のアジア」矢雲順一・デ-タハウス
'95
ED47,G1
写真家による東南アジア快楽旅行記。
・タイ
11-69p
バンコク、パタヤ、チェンマイ、チェンライ、スコ-タイ、メ-ホンソン
コ-・サムイ
国
50. 「亜細亜看看」松本十徳・徳間文庫¥780 '95
真
写真家による国境紀行記。ベトナム: 諒山、河口。雲南省: 瑞麗、西双版納。メコン
川: タチレク、ノンカイ、ナコンパノム。
・ノンカイからナコンパノム 122-147p
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