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砂の造形
~野外活動~ 砂の造形 1.活動概要 北海岸の砂を用いて、海水で固めたり積み上げたり削ったりして、 砂の作品を作りあげます。 2.ねらい ○海浜・海岸砂丘・砂・貝・漂着物等を自由に用いて、創意工夫しながら表現する楽しさを味わう。 ○雄大な自然の中で開放感を感じながら、ダイナミックな作品を作る喜びを体感する。 ○友達と協力して創作する喜びを共感する。 3.準備 【1】準備物 学校・団体:救急セット 児童・生徒:帽子、タオル、水筒 海 の 家:バケツ(班に1つ)、スコップ(班に2本程度)、ひしゃく(団体に2本程度) 【2】利用団体指導者の役割 ○海での安全指導(監視と巡回) ○製作の助言 ○海水を汲む 【3】班編成 1班 3~6名程度が望ましい 4.実施上の留意点 ○雨天や強風、波が荒い等の場合は、実施不可となる。 ○夏季に実施する場合は、熱中症対策を十分に行う。(帽子の着用、水分補給) ○海岸では児童・生徒の安全に配慮する。 ①海に入らない(遊泳禁止区域)。 ②裸足にならない(サンダル不可)。 ③危険と思われる漂流物には触らない(液体の入った容器等も含む) 。 ○海水を汲む際は、団体指導者がひしゃくやポリバケツ等を使用して行う。 ○潮が満ちてくるときは、潮が満ちる度合いを考慮して作品を作る場所を決める。 ○貸し出した道具は、水洗いで砂をよく落として返却する。 ○活動終了後、体や衣服についた砂をよく落とし、館内に砂を持ち込まないようにする。 5.事前学習 ○班ごとに作品の設計図を製作しておく。 ○砂の造形に関するイベントや写真について調べ、自分たちも作ってみたいという意識を高める。 6.事後学習 ○漂着物に目を向け、海岸にいろいろな物が落ちていることに気づき、人間の生活とゴミの問題に触れる。 - 45 - a.対象学年:小学生以上 b.関連教科:理科、図工 c.実施可能時期:通年 d.実施可能な天候:晴れ・曇り e.所要時間:1~3時間 f.実施場所:北海岸 7.活動のながれ 区分時間 全体説明 (5分) ◎・・・利用団体指導者の動き 活動内容 ○・・・子ども達の動き 留意点 ◎今から行う活動と活動の流れに ついての説明を行う。 ①海に入らない。②裸足にならない。 ◎海岸での注意を行う。 ③危険と思われる漂流物に触れない。 (液体の入った容器等も含む。) 道具の 貸し出し ◎道具を貸し出し、全員に過不足なく 配布したことを確認する。 (5分) ○道具を受け取る。 海岸へ移動 ◎子ども達を海岸へ引率する。 (5分) ○道具を持って海岸へ移動する。 作品を作る ◎子どもの安全管理を行う。 ●活動場所の範囲を決めておく。 (30分) (※絶対に海に入らないように!) ●集合時間・集合場所を決めておく。 ◎海水を汲む。 ●潮が満ちてくるときは、潮が満ちる度合い を考慮して作品を作る場所を決める。 ◎製作の助言を行う。 ●体や衣服についた砂をよく落とし、館内に 砂を持ち込まないようにする。 ○作品のテーマを決める。 ○作品を作る。 ○それぞれが作った作品を互いに見せ合う。 後片付け ○道具を水洗いし、返却する。 ●道具がすべて返却されているか、きれいに (10分) まとめ 洗えているかを確認する。 ◎まとめを行う。 (5分) - 46 -