鋳鋼コース募集要項

平成 25 年度鋳造カレッジ（鋳造中核人材育成）
鋳鋼コース 募集要項
主催:
一般社団法人日本鋳造協会
連携:
公益社団法人日本鋳造工学会
後援：日本鋳鍛鋼会
目
的
受講資格
（重要）
申
定
込
員
将来の工場長や経営幹部となる人材の育成を目的としています。
（鋳造技術を理論的に理解し、かつ工場管理が出来る人材の育成）
実務経験 5 年以上で、素形材センターの鋳造技術研修講座、日本鋳造工学会の技術講習会、
当協会が行っている技術研修会のいずれかを受講された方、またはそれと同等の知識を持
っている方（当講座は基礎講座ではありません）。資格のない方は受講できません。
平成 25 年 3 月 21 日（木）～4 月 15 日（月） 先着順。
「平成 25 年度鋳造カレッジ受講申込書」に記入、捺印の上、事務局までご郵送ください。
資格審査後、受講通知と請求書を郵送（5 月中旬予定）します。
なお、定員を超えた場合は、1 社 1 名に制限させて頂く場合があります。
10 名
受講料
（4 地区合計）
（消費税込）
会員：336,000 円
非会員：546,000 円
公益社団法人 日本鋳造工学会 会員：399,000 円
日本鋳鍛鋼会 会員：399,000 円
講座中の交通費、宿泊費、昼食費等は含みません。
開校式：関東・東海・関西・中国四国地区のいずれか受講希望地区
講
義
詳細はカリキュラムと講義内容をご覧ください。
受講内容：30 コマ×2 時間＝60 時間
各コース共通の科目＝共通講義 18 コマ（共通 9 科目、管理 5 科目、地区別 4 科目）
鋳鋼集中講義＝平成 25 年 8 月 20 日（火）～23 日（金）4 日間連続。
専門講義 12 コマ
インターンシップ：平成 26 年 2 月 24 日（月）～2 月 28 日（金）5 日間連続
修了式：上記４地区鋳鉄コースに同じ（修了証授与はインターシップ最終日）
称号授与
特
典
修了された方には、修了証書を授与します。また、所定の要件を満たした方には、当協会
認定「鋳造技士（Foundry Expert）
」の認定証を授与します。
授与された称号「鋳造技士（Foundry Expert）
」は名刺等の印刷物に使用できます。
「鋳造技士」に認定された方は、当協会機関誌「鋳造ジャーナル」
、日本鋳造工学会機関誌「鋳造工
学」にお名前と写真を掲載します。
「鋳造技士に認定されると、日本鋳造工学会の正会員となり、技術講演会、技術交流会などの学会
諸活動の参加と情報収集が可能になります。
（正会員の会費は、最初の３年間は日本鋳造協会が支出します。
）
ハヤカワ
お問合せ
オオタニ
ヤマモト
社団法人日本鋳造協会 鋳造カレッジ 事務局 早川、大谷、山元
〒105-0011 東京都港区芝公園三丁目 5 番 8 号 機械振興会館 5 階 501 号室
TEL：03-3432-2991 FAX：03-3433-7498 E-mail：[email protected]
関東地区 鋳鋼コース 講義カリキュラム
開催日程 ： 平成２５年６月２２日（土）～１１月３０日（土）の１０日間
開催場所 ： 川口鋳物工業協同組合（埼玉県川口市元郷２丁目１番３号）
＊黄色の網掛けは 鋳鋼コースの専門講義です。その他の共通・管理・地区の科目は関東の全コース共通です。
ｺﾏ№
日 程
時 間
区分
9：00～10：00
科 目 ・ 内 容
講師候補
開校式 ・オリエンテーション
10：15～12：15
共通１
鋳造概論
中江秀雄（早稲田大学名誉教授）
２
13：00～15：00
共通２
状態図の基礎
中江秀雄（早稲田大学名誉教授）
３
15：10～17：10
共通３
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
鈴木克美（ものつくり大学）
４
10：00～12：00
共通５
生型の鋳型用材料と造型法
佐藤和則（ｱｲﾒﾀﾙﾃｸﾉﾛｼﾞｰ）
13：00～15：00
共通６
生型以外の鋳型用材料と造型法
橋本邦弘（新東工業）
６
15：10～17：10
共通７
模型製作 （CAD/CAM、RP を含む）
田口 順（田口型範）
７
10：00～12：00
共通４
非鉄鋳物概論（軽合金・銅合金）
手塚裕康（東京工業大学）
13：00～15：00
地区１
ダイカスト概論
西 直美（日本ﾀﾞｲｶｽﾄ協会）
９
15：10～17：10
共通９
コンピュータシミュレーション概論
朝尾浩光（ｲｰｹｰｹｰｼﾞｬﾊﾟﾝ）
１０
9：50～11：50
専門１
状態図と凝固
新山英輔（元東北大教授）
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳ）
１２
15：00～17：00
専門３
製鋼誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造）
１３
9:45～11:45
専門４
鋳鋼の生産技術
原敬道（コマツキャステックス）
12:45～14:45
専門５
量産鋳物造型
佐藤一広（福島製鋼）
１５
15:00～17:00
専門６
鋳造方案
久保晴義（神戸製鋼）
１６
9:45～11:45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大）
12:45～14:45
専門８
低合金・特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学）
１８
15:00～17:00
専門９
ｽﾃﾝﾚｽ鋳鋼
宗 光彦（伊藤機工）
１９
9:45～11:45
専門 10
鋳鋼の欠陥と対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12:45～14:45
専門 11
鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士事務所）
２１
15:00～17:00
専門 12
熱処理・調質
山田恒二（酉島製作所）
２２
10：00～12：00
管理４
安全・衛生管理、環境管理、省エネルギー
今村哲郎（元・日立金属）
13：00～15：00
管理１
生産管理
長坂悦敬（甲南大学）
２４
15：10～17：10
管理２
原価管理
長坂悦敬（甲南大学）
２５
10：00～12：00
地区２
多品種少量生産の生産・工程管理改善
木村寿利（木村鋳造所）
13：00～15：00
共通８
鋳造品の品質保証と非破壊検査
鹿毛秀彦（日下ﾚｱﾒﾀﾙ研究所）
２７
15：10～17：10
地区３
溶解原材料の汚染対策
佐藤万企夫（日本鋳造工学会）
２８
10：00～12：00
管理３
品質管理 （ＴＱＣ、検査法）
小林良紀（小林技術士事務所）
13：00～15：00
管理５
設備管理
田村浩一（ｱｲﾒﾀﾙﾃｸﾉﾛｼﾞｰ）
15：10～17：10
地区４
人事管理 （人材育成、目標管理、技術の伝承を含む）
正久哲也（日立金属）
１
５
８
１１
１４
１７
２０
２３
２６
２９
３０
6 月 22 日（土）
7 月 13 日（土）
7 月 27 日（土）
8 月 20 日（火）
8 月 21 日（水）
8 月 22 日（木）
8 月 23 日（金）
10 月 26 日（土）
11 月 16 日（土）
11 月 30 日（土）
東海地区 鋳鋼コース 講義カリキュラム
開催日程：平成 25 年 6 月 8 日（土） ～ 平成 25 年 11 月 16 日（土）の 12 日間
開催会場：愛知県鋳物工業協同組合二階会議室 (愛知県名古屋市昭和区白金 3-13-5)
＊黄色の網掛けは 鋳鋼コースの専門講義です。その他の共通・管理・地区の科目は東海の全コース共通です。
コマ
No.
日 程
時 間
区分
10:20～11:20
１
6 月8 日
(土)
２
３
4
6月22日
(土)
６
７
８
９
7 月5 日
(金)
7 月6 日
(土)
7月20日
(土)
１０
１１
１２
8 月3 日
(土)
１３
講師（予定）候補
開校式 ・オリエンテーション
関係各位
12:20～14:20
共通 1
鋳造概論
野村宏之(名古屋大学名誉教授)
14:30～16:30
共通 2
状態図の基礎
藤川貴朗 (三重県工業研究所)
9:30～11:30
共通 4
非鉄鋳物概論（軽合金・銅合金）
岩堀弘昭 (豊田中央研究所)
12:20～14:20
共通 3
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
原 敬道(コマツキャステックス)
生型の鋳型用材料と造型法
村川 悟 （三重県工業研究所）
青山正治（大同大学）
14:30～16:30
５
科 目 ・ 内 容
共通 5
10:10～16:00
地区 1
9:00～12:00
地区 2
ケーススタディー(1)鋳鉄の熱処理（講義）
(2)現場改善事例の紹介と討議
(3)造型・鋳造・品質管理及び５Ｓに関し、見学と討議
9:30～11:30
共通 8
鋳造品の品質保証と非破壊試験
平野春好 (半田重工業)
12:20～14:20
共通 6
生型以外の鋳型用材料と造型法
富永恭爾 (旭有機)
14:30～16:30
共通 7
模型製作
金原昌浩 (木村鋳造所)
9:30～11:30
共通 9
コンピュータ シミュレーション概論
牧野泰育 (新東工業)
12:20～14:20
地区 4
大物鋳物のＣＡＥ活用事例
菅野利猛（木村鋳造所)
14:30～16:30
地区 3
小物鋳物のＣＡＥ活用事例
青山 佳照 （アイシン高丘）
菅野利猛 (木村鋳造所)
坂口康司（元産総研）
9：50～11：50
専門１
状態図と凝固
新山英輔（元東北大教授）
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳｾﾝﾀｰ）
１６
15：00～17：00
専門３
製鋼誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造）
１７
9:45～11:45
専門４
鋳鋼の生産技術
原敬道（コマツキャステックス）
12:45～14:45
専門５
量産鋳物造型
佐藤一広（福島製鋼）
15:00～17:00
専門６
鋳造方案
久保晴義（神戸製鋼）
9:45～11:45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大）
12:45～14:45
専門８
低合金・特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学）
２２
15:00～17:00
専門９
ｽﾃﾝﾚｽ鋳鋼
宗 光彦（伊藤機工）
２３
9:45～11:45
専門 10
鋳鋼の欠陥と対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12:45～14:45
専門 11
鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士事務所）
15:00～17:00
専門 12
熱処理・調質
山田恒二（酉島製作所）
１４
１５
１８
8 月 20 日
（火）
8 月 21 日
（水）
１９
２０
２１
２４
8 月 22 日
（木）
8 月 23 日
（金）
２５
２６
２７
11 月 2 日
(土)
２８
２９
３０
11月16日
(土)
平成26 年
1 月31 日
(金)
9:30～11:30
管理 1
生産管理
川原達郎 （旭テック）
12:20～14:20
管理 2
原価管理
川原達郎 （旭テック）
14:30～16:30
管理 3
品質管理
平野春好 （半田重工業）
13:00～15:00
管理 4
安全・衛生管理、環境管理、省エネルギー
堀江孝男 （岡本）
15:10～17:10
管理 5
設備管理
富田英一 （アイシン高丘）
修了記念講演 ・修了式
関係各位
14:00～16:40
関西地区 鋳鋼コース 講義カリキュラム
開催日程 ： 平成２５年６月１４日（金）～１２月１４日（土）の１１日間
開催場所 ： 株式会社クボタ教育センターものづくり実習室Ⅱ（兵庫県尼崎市浜１－１－１）
＊黄色の網掛けは
コマ
№
日 程
鋳鋼コースの専門講義です。その他の共通・管理・地区の科目は関西の全コース共通です。
時 間
区分
11:00～12:00
１
6 月１４日（金）
科 目 ・ 内 容
講師（予定）
開校式・オリエンテーション
13:00～15:00
共通１
鋳造概論
木口昭二 (近畿大学)
２
15:15～17:15
共通２
状態図の基礎
辻川正人 (大阪府立大学)
３
10:00～12:00
共通３
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
日根野実 （㈱クボタ）
13:00～15:00
共通４
非鉄鋳物概論
淺野和典 (近畿大学)
15:15～17:15
共通５
生型の鋳型用材料と造型法
黒川 豊 (㈱ツチヨシ産業)
13:00～15:00
共通６
生型以外の鋳型材料と造型法
（自硬性、シェル、コールドボックス,CO2 法
易
７
15:15～17:15
共通７
模型製作（CAD／CAM）
野村寛夫 （㈱アイテック)
８
10:00～12:00
共通８
鋳造品の品質保証と非破壊検査
辻川正人(大阪府立大学)
13:00～15:00
共通９
コンピューターシミュレーション概論
村上俊彦 （クオリカ）
黒川 豊 （ツチヨシ産業)
４
6 月１５日（土）
５
６
7 月１２日（金）
９
7 月１3 日（土）
宏治 (山川産業㈱)
１０
15:15～17:15
地区１
ケーススタディ（１） 鋳物砂の管理、鋳物砂による鋳造
欠陥
１１
9：50～11：50
専門１
状態図と凝固
新山英輔（元 東北大教授）
12:50～14:50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳｾﾝﾀｰ）
１３
15:00～17:00
専門３
製鋼誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造）
１４
9:45～11:45
専門４
鋳鋼の生産技術
原 敬道 （コマツキャステックス）
12:45～14:45
専門５
量産鋳物造型
佐藤一広（福島製鋼）
１６
15:00～17:00
専門６
鋳造方案
久保晴義（神戸製鋼）
１７
9:45～11:45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大）
12:45～14:45
専門８
低合金・特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学）
１９
15:00～17:00
専門９
ステンレス鋳鋼
宗 光彦（伊藤機工）
２０
9:45～11:45
専門 10
鋳鋼の欠陥と対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12:45～14:45
専門 11
鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士事務所）
15:00～17:00
専門 12
熱処理・調質
山田恒二（酉島製作所）
10:00～12:00
地区２
ケーススタディ（２） 鋳鉄の溶湯性状に及ぼす
微量不純物元素の影響
米田博幸 (近畿大学)
13:00～15:00
管理１
生産管理
長坂悦敬 (甲南大学）
２５
15:15～17:15
管理２
原価管理
長坂悦敬 (甲南大学)
２６
13:00～15:00
地区３
ケーススタディ（３） 損益分岐点管理
松井正毅 (松井技術士事務所)
２７
15:15～17:15
管理３
品質管理
中村隆廣 (㈱クボタ)
２８
10:00～12:00
管理４
安全・衛生管理、環境管理（省エネルギー含む）
谷 義紀 （㈱クボタ）
13:00～15:00
管理５
設備管理
山中利幸（近畿職業能力開発大）
15:15～17:15
地区４
ケーススタディ（４）人事管理と労務管理
中崎好文 （クボタ教育センター）
１２
１５
１８
２１
8 月20 日（火）
8 月21 日（水）
8 月22 日（木）
8 月23 日（金）
２２
２３
２４
11 月23 日（土）
12 月13 日（金）
２９
12 月14 日（土）
３０
予備
12 月 17 日（日）
研
修
予
備
日
中国四国地区 鋳鋼コース 講義カリキュラム
開催日程：平成２５年６月７日（金）～平成２５年１２月７日（土）の１２日間
開催場所：広島県鋳物工業協同組合（広島県広島市西区横川新町８番２５号）
＊黄色の網掛けは
コマ
No
日程
時間
鋳鋼コースの専門講義です。その他の共通・管理・地区の科目は中国四国の全コース共通です。
区分
11:00～12:00
1
講師 （予定）
開校式・オリエンテーション
13:00～15:00
共通 1
鋳造概論
木口昭二(近畿大学）
2
15:15～17:15
共通 2
状態図の基礎
旗手 稔(近畿大学)
3
10:00～12:00
共通 3
鉄系鋳物概論（鋳鉄 ・鋳鋼）
小西正明（広島工大）
13:00～15:00
共通 4
非鉄鋳物概論（軽合金 ･ 銅合金）
木谷
15:15～17:15
共通 5
生型の鋳型用材料と造型法
黒川 豊（ツチヨシ産業）
13:00～15:00
共通 6
生型以外の鋳造用材料 （自硬性鋳型、シェル、コールドボックス、
ＣＯ2）と造型法
前田安郭（海上保安大学）
15:15～17:15
共通 7
模型製作（ＣＡＤ/ＣＡＭ、ＲＰを含む）
糸川信哉（今西製作所）
10:00～12:00
地区 1
CAE による鋳造方案と引け巣予測
村上工成（宇部興産機械）
4
6 月 7 日(金)
科目・ 内容
6 月 8 日(土)
5
6
7 月 5 日(金)
7
8
7 月 6 日(土)
実（シンコー）
9：50～11：50
専門１
状態図と凝固
新山英輔（元東北大教授）
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳｾﾝﾀｰ）
11
15：00～17：00
専門３
製鋼誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造）
12
9:45～11:45
専門４
鋳鋼の生産技術
原 敬道（コマツキャステックス）
12:45～14:45
専門５
量産鋳物造型
佐藤一広（福島製鋼）
14
15:00～17:00
専門６
鋳造方案
久保晴義（神戸製鋼）
15
9:45～11:45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大）
12:45～14:45
専門８
低合金・特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学）
17
15:00～17:00
専門９
ステンレス鋳鋼
宗 光彦（伊藤機工）
18
9:45～11:45
専門 10
鋳鋼の欠陥と対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12:45～14:45
専門 11
鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士事務所）
15:00～17:00
専門 12
熱処理・調質
山田恒二（酉島製作所）
9
10
13
16
19
8 月 20 日
（火）
8 月 21 日
（水）
8 月 22 日
（木）
8 月 23 日
（金）
20
予備
10月5日(土)
21
《鋳鉄のインターンシップ 10/7～11》
13:00～15:00
共通 9
コンピューターシミュレーション 概論
木下慎一 （クオリカ）
22
15:15～17:15
地区 3
キュポラ溶解理論と実際
田中裕一 （マツダ)
23
10:00～12:00
地区 4
誘導炉溶解と実際
佐野弘明 （三菱重工交通機器エ
ンジニアリング）
13:00～15:00
地区 2
消失模型鋳造法、造型法、鋳造方案と不良対策
山本康雄 (ツチヨシアクﾃｨ)
15:15～17:15
共通 8
鋳造品の品質保証と非破壊検査
野村芳彦(エムジープレシジョン)
13:00～15:00
管理 1
生産管理
長坂悦敬 (甲南大学)
27
15:15～17:15
管理 2
原価管理
長坂悦敬 (甲南大学)
28
10:00～12:00
管理 3
品質管理（ＴＱＣ、検査法）
佐川述史 （ヨシワ工業）
13:00～15:00
管理 4
安全・衛生管理、環境管理（省エネルギーを含む）
谷 義紀 （クボタ）
15:15～17:15
管理 5
設備管理
平田 実 (新東工業)
11月8日(金)
24
11月9日(土)
25
26
12月6日(金)
29
12月7日(土)
30
予備
1月17日(金)
鋳鋼コース インターンシップ （４地区合同）
開催日程：平成２６年２月２４日（月）～２月２８日（金）
開催場所：㈱クボタ教育センター（兵庫県尼崎市）
、枚方研修所、山川産業㈱
月日
時間
項目
実習内容と目的
講師(予定)
01) 開講・オリエンテーリング
9：00～
安全教育
2 月 24 日
02) 安全教育
小西邦彦（小西技術士事務所）
クボタ
クボタ教育センター
・安全教育の実施と合意確認書への署名
（月）
1 日目
・講座内容、集合場所、注意点等の連絡
03) 鋳型（生砂型 or CO2 型）の造型
10：00～ 砂混練・造型
・水分の影響、方案（堰サイズ・位置、押湯形状）の影響を見る型
を造型する
クボタ教育センター
クボタ
・造型した生砂型 or CO2 型の評価をおこなう
16：00～ 溶解
04) 配合計算
・原材料の成分、副資材の歩留り、配合計算の手順を学習する
日根野 実（クボタ）
クボタ教育センター
05) 溶解・鋳込み
9：00～
溶解・鋳込み
2 月 25 日
・温度測定、バーテスト、鋳込みを体験する
クボタ教育センター
日根野 実（クボタ）
・誘導炉の特性、地金管理の重要性を知る
（火）
2 日目
・炉前分析と成分調整を体験する
14：00～
型バラシ・
外観検査
06) 型バラシ、外観検査
・湯口方案の良否を検分する
・外観検査の判定法と判定基準を学ぶ
クボタ教育センター
小谷正典（クボタ）
07) 特性要因図と品質対処法
16:00～
品質
・現物から不良原因を推定する
・特性要因図を作成し対策を立案する
小谷正典（クボタ）
クボタ教育センター
・CO2 型の造型条件を振らせた目的を知る
9：00～
CAE
（堀川紀孝氏）
2 月 26 日
・鋳造シミュレーションの概要と手順を学ぶ
・鋳鋼事例紹介より鋳造 CAE の現状と課題を知る
堀川紀孝（旭川工業高等専門学
校）
08) 組織観察用試料の作製
（水）
3 日目
11) 鋳造シミュレーション
13:00～
組織観察
・試料観察面の粗度を判定する
09) 顕微鏡組織観察（金属組織）
日根野 実（クボタ）
クボタ教育センター
・熱処理材含め、各種鋳鋼の組織を知る
10) 材料試験
14:30～
材料試験
・引張試験、衝撃試験、硬度試験の方法と機器の適用例を学ぶ
・各条件材（鋳鋼材料）の材料特性を知る
日根野 実（クボタ）
クボタ教育センター
12) 鋳仕上のための溶接補修
・溶接作業に係る安全教育と合意確認書へ署名
2 月 27 日
（木）
9:00～
4 日目
17:00
溶接補修（㈱クボ
タ枚方研修所）
・溶接方法と機器の概要を学ぶ
・溶接割れの観察、原因および対策を学ぶ
松井正毅（松井技術士事務所）
坂本伸之（クボタ）
・溶接実習（ＪＩＳＺ3801 に基づくＡ-2F で試験片作製、作成した試
験片の放射線透過試験を実施
・溶接補修の予備試験の重要性、溶接補修部の検査方法を学ぶ
13) 鋳物砂と専門的な砂試験
2 月 28 日
9:00～
鋳物砂砂試験
（山川産業㈱）
（金）
・生型砂と自硬性砂の砂試験法を学ぶ
・砂（人工砂含む）の特性（成分、形状等）を知り、射型への影響を
学ぶ
易 宏治（山川産業㈱）
・鋳鋼への人工砂適用のポイントを知る。
5 日目
15) 実習のまとめ・結果発表・質疑応答
13:00～
まとめ
16） 実習全体のまとめと閉講の挨拶
・受講者の感想・要望を聞く
小西 邦彦（小西技術士事務所）
クボタ
クボタ教育センター
鋳鋼コース 共通科目講義内容
共通科目
科目
キーワード
内容・到達目標
鋳造概論
鋳造技術史、
凝固、偏析、核生成、
溶湯流動、凝固組織
鋳造技術の歴史と発展を知り、先人の知恵に学
ぶ。溶湯の鋳型充てんから凝固完了までの物理
的変化、種々の要因、機構を述べ、それらと鋳
物性状との関連の理解と問題因子追究力の向
上を図る。
共通２
状態図の基礎
合金状態図、二元およ
び多元系、平衡、凝固
点、相変態
平衡状態図とは何か、熱力学との関係、相律と
てこの法則などについて平易に述べる。共晶反
応、凝固による相変態などについて理解を深
め、状態図からの情報収集力を高める。
共通３
鉄系鋳物概論
（鋳鉄・鋳鋼）
鋳鉄の JIS、組織、化学
成分、鋳鉄の長所短所。
鋳鋼の用途別 JIS（機械
的性質）、組織、化学成
分、熱処理
各種鋳鉄の JIS にある機械的性質・組織・化学
成分を述べ、各々の特徴（長所・短所）を理解
する。鋳鋼についても用途別 JIS にある機械的
性質・組織・化学成分を述べ、各々の特徴（長
所・短所）を理解する。
非鉄鋳物概論
（軽合金・銅合
金）
アルミニウム合金鋳物
の用途別 JIS（機械的性
質）、組織、化学成分、
熱処理、長所短所。
銅合金鋳物の用途別
JIS（機械的性質）
、組
織、化学成分、熱処理、
長所短所
各種鋳アルミニウム合金鋳物の JIS にある機械
的性質・組織・化学成分・熱処理を述べ、各々
の特徴（長所・短所）を理解する。
銅合金についても用途別 JIS にある機械的性
質・組織・化学成分を述べ、各々の特徴（長所・
短所）を理解する。
共通５
生型の鋳型用材
料と造型法
生型造型に必要な砂（天然砂、人造砂、人工砂）、
鋳物砂、生型砂添加剤、 添加物等の材料特性、造型法に関する基本事項
副資材、生型特性、砂 ついて学び、生型造型の理解を深める。鋳型砂
管理、造型法、欠陥
性質と鋳物性状との関連について知識を得、砂
起因欠陥の考察力を高める。
共通６
生型以外の鋳型
用材料（自硬性
鋳型，ｼｪﾙ，ｺｰﾙﾄﾞ
ﾎﾞｯｸｽ，CO２ ）
と造型法
自硬性、シェルモール
ド、コールドボックス、
ガス硬化型、砂管理、
バインダー、硬化反応
共通７
模型製作（CAD
／CAM、RP を
含む）
CAD、CAM、工程合理化、 鋳造に用いる模型の設計・製作に当たり、CAD、
CAM 導入の考え方、条件、模型製作工数の減少、
コンピュータ設計、自 寸法精度アップなど、導入のメリットと問題点
動化、RP
について述べ理解の向上を図る。
共通８
鋳造品の品質保
証と非破壊検査
ISO、JIS、品質保証、
非破壊検査方法、表面
欠陥検査、内部欠陥検
査、信頼性向上
製品品質に及ぼす要因は多岐にわたるが、その
中で ISO、JIS の規格を満足し、品質均一化と
その向上を図るポイントや非破壊検査方法と
それによる品質保証例を述べる。鋳造品の信頼
性向上のための能力を高める。
共通９
コンピュータシ
ュミレーション
概論
CAD データ、CAE、湯流
れ解析、流動と伝熱、
凝固解析、不良対策、
一発立ち上げ
客先からの CAD データを CAE に使い鋳造時にお
ける湯流れ、凝固等を事前にシミュレートし、
試行錯誤で新規品を立ち上げるのでなく一発
で良品を造っていくことができるようになっ
てきた。その CAE の基礎を学ぶ。
共通１
共通４
テキスト科目
共通科目
全地区共通科目
各種自硬性鋳型、シェル鋳型、ガス硬化鋳型等
の鋳型の特性、バインダー・硬化剤等の材料及
び硬化機構、砂試験・管理方法、造型法と鋳型
特性の理解を深め、その性質が鋳物に与える影
響、欠陥と対策について考察力を高める。
管理科目
科目
テキスト科目
管理科目
全地区共通科目
キーワード
内容・到達目標
鋳物工場の経営管理についての基本的な考え方、生産
管理および工程管理についての理論、技法を紹介し、
各論および全体最適化のためのアプローチについて理
解を深める。
原価の意味、原価管理の目的を紹介し、標準原価計算
や原価差異分析などの原価管理の手法を説明する。さ
らに原価低減活動の進め方について理解を深める。
管理
１
生産管理
生産管理、工程管
理、全体最適化
管理
２
原価管理
標準原価計算、原価
差異分析、原価低減
活動
管理
３
品 質 管 理
（ＴＱＣ、検
査法）
方針管理、工程管理
経営管理上必要な品質管理の意義、PDCA、作業標準（品
（PDCA）
、ＱＣ７つの 質）、ＱＣ７つの道具、各種品質指標の把握・管理など
道具、
品質に関する基本事項について実例を交えて解説し、
作業標準、品質指標 理解を深める。
管理
４
安全・衛生管
理、環境管理
（省エネルギ
ーを含む）
労働災害防止、労働
安全衛生法、KY 活
動、リスクアセスメ
ント、安全管理、公
害、省エネ対策、省
資源、環境経営
設備管理
工場を効率よく稼動させるには、設備を点検表できち
PM、TPM、設備管理、 んと点検し、故障してから直すのではなく、事前にき
点検表、稼働率
ちんと設備を管理していくことが必要である。また、
故障しないような改善も重要である。
管理
５
労働安全衛生法、同関係法令の解釈と事業者及び管理
監督者の責任を理解する。また、公害防止や環境関連
法規の体系、環境保全管理に関連し ISO14001 登録の必
然性と省資源・省エネルギー対策を学ぶ。
地区別科目
テキスト
科目
キーワード
関東
地区
1
ダイカスト概
論
ダイカスト（Ａｌ
合金、Ｍｇ合金）、
金型、ダイカスト
マシン、スリーブ、
後加工
アルミニウム合金およびマグネシウ
ム合金のダイカストについて、材質と
西 直美
用途、製造プロセスの特徴および材料
（日本ダイカスト協会）
と組織、得られる品質・特性などにつ
いての基礎的な理解を得る。
関東
地区
2
多品種少量生
産
の生産・工程管
理改善
多品種少量、コン
ピュータによる管
理、模型管理、消
失模型、改善
多品種で各々が少量である生産は、溶
湯材質の多様化、鋳枠の多サイズ化、
模型の管理等々色々な問題がある。こ
れらをいかに管理するかについて学
び、生産・工程管理における改善の進
め方の理解を深める。
溶解原材料の
汚染対策
鋼板が高張力化し、Mn、P 等の含有率
高張力鋼板、亜鉛 が高くなり、また、亜鉛引き鋼板も多
引き鋼板、Mn、P、 くなり Zn が高くなった。このような
溶解原材料の成分の変化に対して、ど
Zn 計、自動化
うすべきかを学ぶ。
科目
関東
関東
地区
3
地区別科目
人事管理
（人材育成、目
標管理、技術の
伝承を含む）
東海
地区
1
ケース
スタディー
（1）熱処理（講
義）
(2) 現 場 改 善 事
例
東海
地区
2
ケース
スタディー
(3)造型・鋳造
・品質管理・5S
工場見学を通し
て課題を見つけ
る
東海
関東
地区
4
人事、やる気、目
標管理、技術の伝
承
内容・到達目標
会社は人の集まりでこれらの人々が、
いかにやる気になり、会社を発展させ
ていくかである。やる気にさせるには
目標管理等は有効な手段である。ま
た、会社の技術･技能は伝承されてい
かねばならない。企業の組織と人事管
理のあり方、進め方について学ぶ。
熱処理と組織の講義により熱処理技
熱処理、組織、工 術の習得
場管理、品質管理、 現場改善事例のプレゼンと討議を通
不良対策
して自社の課題解決に活かす
その他（講師からの演習）
工場見学を通して、木村鋳造さんの
「良いとこ」「改善したいとこ」を見
工場管理・品質管 つけ出し、議論する
理・不良対策・5S 自社への展開計画を通し、課題解決の
の取り組み・躾
筋道づけ
その他(講師からの演習)
東海
地区
3
大物鋳物のＣ
ＡＥ活用事例
工作機械等の大物鋳物製品のＣＡＥ
シミュレーショ
活用による最適化・不良対策の事例を
ン，方案の最適化、
通し、解析での留意点とその効果を示
湯流れ解析、不良
す。
対策
各社でのＣＡＥ導入の参考とする。
東海
地区
4
小物鋳物のＣ
ＡＥ活用事例
シミュレーショ
ン、方案の最適化、
湯流れ解析、不良
対策
自動車部品のＣＡＥ活用による最適
化・不良対策の事例を通し、解析での
留意点とその効果を示す。
各社でのＣＡＥ導入の参考とする
講師（予定）
木村寿利
（木村鋳造所）
佐藤万企夫
（日本鋳造工学会）
正久哲也
（日立金属）
青山正治
（大同大学）
菅野利猛
（木村鋳造所）
坂口康司
（元産総研）
菅野利猛
（木村鋳造所）
青山佳照
（アイシン高丘）
科目
テキスト
科目
ケーススタディ
（１）
地区 1
鋳物砂の管理
鋳物砂によ
る鋳物欠陥
ケーススタディ
（２）
地区 2
関西
鋳鉄の溶湯性
状に及ぼす微
量不純物元素
の影響
ケーススタディ
地区 3
（３）
損益分岐点管
理
ケーススタディ
地区 4
地
区
別
科
目
地区 1
地区 2
中国四国
地区 3
地区 4
（４）
人事管理
キーワード
内容・到達目標
講師（予定）
鋳物砂管理、鋳造
欠陥、
不良対策、走査型
電子顕微鏡
鋳型に関連する鋳造欠陥全般につい
て、その発生メカニズムと走査型電子
顕微鏡を用いた分析事例を述べる。
また、ケーススタディとして分析及び
対策事例を紹介する。
黒川 豊
（ツチヨシ産業）
鋳鉄、鋼屑、黒鉛
球状化剤、接種剤、
微量不純物元素、
溶湯性状、黒鉛及
び基地組織
価格、固定費、変
動費、限界利益、
管理会計、損益分
岐点、財務諸表
労務、人事、やる
気、
目標管理、技術の
伝承
ＣＡＥによる
鋳造方案と引
け巣予測
CAE、鋳造方案、コ
ンピュ-タシミュ
レーション、押し
湯、湯流れ、引け
巣、鋳物の不良、
欠陥凝固、鋳造欠
陥、不良対策
消失模型鋳造
法の特徴なら
びに鋳造条件
と鋳造欠陥の
関係について
消失模型鋳造法の
特徴、消失模型鋳
造方の鋳造欠陥と
対策
鋳鉄の原料地金に含有する微量不純
物元素の種類と特性について述べ、具
体例により組織や材質に及ぼす影響
米田博幸
を理解する。又、鋳鉄溶湯中の不純物
（近畿大学）
元素の除去方法と戻材としてのリサ
イクルを考える。
利益をどう高めるかを、固定費、変動
費、限界利益、損益分岐点等の考え方
を通じ学ぶ。その考え方を使って事例
松井正毅
により安値受注の可否や、不良の利益 （松井技術士事務所）
への影響を検討する。又、価格の重要
性の認識を深める。
会社は人の集まりであり、これらの
人々がいかにやる気になり、会社を発
展させてゆくかを考えることは、非常
中崎好文
に重要である。やる気にさせるには、
（クボタ教育ｾﾝﾀｰ）
目標管理等、いろんな手法がある。労
務的視点からこれらを考える。又、技
術・技能の伝承についても述べたい。
CAE の鋳鉄への適用について、湯流れ、
凝固等で各種の例を用いて説明し、シ
ミュレーション結果の見方、プロセス
改善への活かし方を理解する。鋳造方
木下慎一
案や鋳物形状の最適化のためのシミ
(クオリカ)
ュレーションの基礎を習得する。CAE
による鋳造方案と引け巣予測を修得
し、鋳物の不良や欠陥を発生させない
ための鋳造方案の考え方を修得する。
消失模型鋳造方の特徴と鋳造条件に
対する基本的な考えと製品適用事例。
鋳物の不良や欠陥を発生させないた
めの鋳造条件の考えを習得する。
山本康雄
(ﾂﾁﾖｼｱｸﾃｨ)
鋳鉄溶解、キュポ
ラ、炉内反応、溶
湯処理、微量元素、
鋳鉄鋳造概論
炉前試験、溶湯性
（キュポラ溶
解理論と実際） 状、溶湯処理、材
質、自動車用鋳物、
量産鋳鉄鋳物
キュポラ、による鋳鉄溶解の原理と、
方法、炉内反応、溶湯性状および溶湯
処理、材質の特徴、炉前試験等につい
て述べる。 量産鋳鉄鋳物特に自動車
用鋳鉄の材質、機能、鋳造欠陥につい
て学ぶ。用途及び軽量化に対して要求
される材質条件の理解を深め、製造方
法との関連について考察力を高める。
田中祐一
（マツダ）
鋳造溶解、電気炉、
炉内反応、溶湯性
状、溶湯処理、微
量元素、炉前試験、
製造品、材質、鋳
造方案
誘導電気炉による鋳鉄溶解の原理・方
法、炉内反応、溶湯性状および溶湯処
理、材質の特徴、炉前試験などについ
て述べる。 溶解効率の向上や溶湯処
理、微量元素と溶湯性状の関連性につ
いて理解を深める。 大物鋳鉄鋳物に
ついての鋳造法、欠陥、特性用途など
について述べる。
佐野弘明
（三菱重工交通機器
ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ）
鋳鉄溶解概論
（誘導炉溶解
と実際）
専門科目
講義項目
科目
鋳鋼
1
状態図と凝固
鋳鋼
2
製鋼アーク炉操
業
鋳鋼
3
製鋼誘導炉操業
鋳鋼
4
鋳鋼の生産技術
鋳鋼
5
鋳鋼
6
鋳鋼
7
鋳鋼
8
鋳鋼
9
鋳鋼
10
鋳鋼
11
鋳鋼
12
量産鋳物造型
鋳造方案
鋳鋼の用途・展望
低合金・特殊鋳鋼
ステンレス鋳鋼
鋳鋼の欠陥と対
策
鋳仕上げ・溶接
熱処理・調質
キーワード
内容・到達目標
基本状態図 Fe-C 系
鋳造組織 樹枝結
晶
熱処理組織
鋳鋼の凝固は樹枝状晶の生成として行われ
る。
凝固過程で順次δ相、γ相となり、ついでα
相とセメンタイトとに分かれる。組織と材料
特性の理解を高める。
アーク炉の稼動状況は平成元年に高周波炉に
トップの座を譲り、現状は１～１０Ｔ炉が大
半を占めている。 性状の良い溶鋼について
解説する。
鋳鋼品業界はこの高周波誘導炉へ集中化を進
行させてきている。電力や生産性を考慮した
現れである。溶鋼レベル、溶解能力、溶解技
能などを解説
鋳鋼とは？材質の多様性、生産量に適応した
鋳型の選定、湯口押し湯の除去、材質確保の
ための各種熱処理方法、欠陥防止法等を多岐
に解説
自動車部品、機械部品、消耗部品などの小物
鋳鋼品の製造、造型法，調砂法について解説
する。
後工程の鋳仕上げ工程への配慮事項の実践。
鋳造方案を決定するときに考慮すべき事項、
遵守すべき手順等を習得する。
基本方針の決定・健全性の確保・押し湯設計・
湯口設計・重量計算と予算(見積もり額)
鋳鋼は材質の特長である靭性・溶接性を生か
し機械・構造用部品に広く使用されている。
鋳鋼品の多様化するニーズを踏まえた将来展
望の解説
近年注目を浴びている耐磨耗鋼・耐熱鋼等を
挙げて材質の特長を解りやすく解説する。溶
解技術・鋳造技術および溶接の発展に基づき
新たな用途に触れる。
ステンレス鋼鋳鋼品は種類が多く、材料特性、
製造法等を統一的に解説することは難しい
が、マルテンサイト形・フェライト形・オー
ステナイト型・・・
鋳鋼品の試験、検査、および鋳造欠陥とその
対策について解説し理解を深める。同時にＱ
Ｃ的不良対策手法を習得し、品質向上を図る。
高温溶解 炉内雰
囲気の酸化・還元調
整
酸素吹精精錬
迅速加熱高温溶解
高熱効率 自動攪
拌
多品種少量生産
鋳鋼材質の多様性
鋳型の選定と特徴
鋳鋼独特の工程
生型工法による大
量生産
生型砂の管理
鋳鋼品の鋳造方案
指向性凝固と欠陥
品質・コスト・納期
鋳鋼の特長を生か
した用途
鋳鋼品の将来展望
耐熱・耐磨耗鋼鋳鋼
品の種類と特性お
よびその用途
ステンレス鋳鋼品
の種類と特性・その
用途
欠陥の名称
欠陥現象例と対策
記録と是正処置
鋳仕上げ
溶接補修・組立溶接
鋳放し組織と機械
的性質
熱処理の種類と効
果
鋳仕上げ工程及び製造上の一工程とみなされ
ている補修溶接について解説する。さらに組
立溶接も広く鋳鋼品に使用されていることか
ら溶接技術一般についても触れる。
鋳鋼品は必ず熱処理が必要である。その熱処
理の種類と機械的性質について解説する。
熱処理品の設計とその実際についても触れ
る。
講師（予定）
新山英輔
（元 東北大学）
糸藤春喜
(東北大 ACS ｾﾝﾀｰ）
来栖直敏
（日本鋳造）
原 敬道
（ｺﾏﾂｷｬｽﾃｯｸｽ）
佐藤一広
（福島製鋼）
久保晴義
（神戸製鋼）
清水一道
（室蘭工大）
麻生節夫
（秋田大学）
宗 光彦
（伊藤機工）
小林良紀
(小林技術士事務
所)
松井正毅
（松井技術士
事務所）
山田恒二
（酉島製作所）
関東地区 共通講義 会場
●川口鋳物工業協同組合
〒３３２－００１１
埼玉県川口市元郷２－１－３
TEL ： ０４８－２２４－６２００
FAX ： ０４８－２２４－１５３６
交通手段
JR 川口駅東口から 車 5 分 徒歩 20 分
埼玉高速鉄道川口元郷駅から 徒歩 5 分
川口鋳物工業協同組合
東海地区 共通講義 会場
●愛知県鋳物工業協同組合
〒４６６－００５８
愛知県名古屋市昭和区白金３－１３－５
TEL：０５２－８８１－３７４０
FAX：０５２－８８１－３７８０
交通手段
ＪＲ金山駅北出口よりタクシーで約１０分
または市バスターミナル⑦乗り場より
⑪⑫⑯系統に乗車、高辻で下車
（３番目の停留所）より徒歩３分
愛知県鋳物工業協同組合
関西地区 共通講義 開催会場
●（株）クボタ教育センター
クボタものづくり実習室
クボタ鋳物道場
〒６６１－８５６７
兵庫県尼崎市浜１－１－１
TEL：０６－６４７０－５９６０
FAX：０６－６４７０－５９６６
交通手段
ＪＲ尼崎駅北口より徒歩約１０分
中国四国地区 共通講義 会場
●広島県鋳物工業協同組合（広島県鋳物会館ビル 3F）
〒733-0013 広島県広島市西区横川新町 8-25
TEL：082-232-4235 FAX：082-234-4488
交通手段：ＪＲ横川駅 南口から徒歩 約 5 分
広島県鋳物会館ビル
鋳鋼コース 専門講義 会場(４地区合同)
●機械振興会館
〒１０５－００１１
東京都港区芝公園３－５－８
TEL ： ０３－３４３２－２９９１
FAX ： ０３－３４３３－７４９８
交通手段
●地下鉄
・日比谷線神谷町駅１番出口より徒歩８分
・三田線御成門駅Ａ１出口より徒歩８分
・大江戸線赤羽橋駅赤羽橋口出口より徒歩１０分
・浅草線・大江戸線大門駅Ａ６出口より徒歩１５分
●ＪＲ
・山手線・京浜東北線浜松町駅北口より徒歩２０分
鋳鋼コース インターンシップ会場 (４地区合同)
●（株）クボタ教育センター
クボタものづくり実習室
クボタ鋳物道場
〒６６１－８５６７
兵庫県尼崎市浜１－１－１
TEL：０６－６４７０－５９６０
FAX：０６－６４７０－５９６６
交通手段
ＪＲ尼崎駅北口より徒歩約１０分
● 山川産業（株） 管理センター
〒６６０－０８０５
兵庫県尼崎市西長洲町１－３－２７
TEL：０６－４８６８－１５６０
FAX：０６－４８６８－１５６１
交通手段
ＪＲ尼崎駅南口より徒歩約１５分
山川産業（株）
★助成金
キャリア形成促進助成金について（一般職業訓練）
1.概要
社員に、社外講習等を受けさせた場合の、事業主に対する助成措置。
2.助成額の計算例 ＝ 84,000 円 （講義時間 102 時間（含ｲﾝﾀｰﾝｼｯﾌﾟ・工場見学）
A:経費助成 ＝ 50,000 円
（※規定により、5 万円が上限）
b:賃金の 1/3 ≒ 34,000 円
（※1 時間当たりの平均賃金単価 1,000 円で算出）
3.手続き
都道府県労働局宛に書類提出。（詳細は、各都道府県労働局にて案内。）
②平成 25 年度手続き概要 （詳細は、各都道府県労働局へご照会下さい）
※キャリア形成促進助成金 専門的な訓練に対する助成（一般職業訓練） ※中小企業のみ
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/pamphlet.pdf
平成２５年
月
社団法人日 本 鋳造 協 会 御中
平成２５年度鋳造カレッジ受講申込書
コース
鋳鉄
（○で囲んでください）
受講地区
関東
（○で囲んでください）
フ リ ガ ナ
氏
銅合金
軽合金
（本年度休止）
（本年度休止）
東海
関西
㊞
名
（生年月日：西暦
鋳鋼
中国四国
年
月
日）
会 社 名
所属部課名
役 職 名
所 在 地
〒
Ｔ Ｅ Ｌ
ＦＡＸ
Ｅ－ｍａｉｌ
最終学歴
（学部・学課・卒年）
実務経験
（受講資格 5 年以上）
過去に受講した
鋳造技術講座名
と主催団体
（鋳造技術知識がない
方は受講できません）
職種と年数
１．
２．
３．
日本鋳造協会
会員の区分
（○で囲んでください）
日本鋳造工学会
日本鋳鍛鋼会
氏
法人正会員
団体正会員
（鋳物組合会員）
正会員
維持会員
(本人)
（所属企業）
正会員
賛助会員
名
賛助会員
非会員
非会員
㊞
所属部課名・役職名
推 薦 者
非会員
Ｔ Ｅ Ｌ
Ｅ－ｍａｉｌ
推薦理由
（技術知識程度・
人材育成目標等）
注）全ての欄に漏れなく記入してくだい。空欄があると申込の受付はできません。
＊実務経験は職種ごとに記述してください。
＊受講した講座名は主催団体名も記述してください。
＊書き切れない場合は別紙にてご記入下さい。
○本申込書のデータは鋳造カレッジ関係のみ使用致します。
日