Comments
Description
Transcript
スライド 1
医療分野 大阪府内治験活性化事業 【大阪府健康医療部薬務課】 事業概要 ■雇用失業情勢が厳しい中で、成長分野として期待されている新薬開発や新しい医療の 創出に深く関係する治験・臨床研究支援人材の新たな雇用機会創出のための事業。 ■民間企業等に事業を委託し、当該受託者が求職者を新たに雇い入れることにより雇用 を創出。また、積極的にOJT、Off-JTを活用した人材育成を実施し、人材競争力をアップ。 委 託 先 事業実績額 雇用創出数 特定非営利活動法人 大阪共同治験ネットワーク 従業員数10人(2012年12月1日現在) 2,890万円 7人 事業実施 期 間 就 職 者 数 平成24年1月~ 平成24年12月 所在地: 大阪府堺市堺区 甲斐町東三丁2番26号 堺市医師会館内 事務局長・小居秀紀 「治験・臨床研究支援 の従事者拡大、人財 育成、雇用安定は、 日本の治験・臨床研 究活性化における最 重要課題です。」 6人 業務内容 ■CRC:臨床研究コーディネーター業務。試験実施事前協議、同意説明補助、被験者対 応、医療記録作成・保存補助、症例報告書作成補助等治験・臨床研究実施支援業務。 ■CRA:医療機関におけるデータマネジメント業務(ローカルデータマネージャ;LDM)、 GCPに則した治験手続きに関する書類・記録類の作成、品質管理、保管業務。 ■障がい者枠として、1名の雇用創出、就職を実現した。治験事務担当としてGCPに則し た治験手続きに関する書類・記録類の作成、品質管理、保管業務を担当している。 村上八重氏 治験審査委員会の審査資料の取 り纏めを担当。GCPの実運用を理解しました。 活 動 紹 介 ■導入研修では、治験・臨床研究支援の従事者が必要とする知識を体系的に習得。 ■専門研修では、当法人理事を中心に、治験・臨床研究で実績のある講師陣による講義 により、より深い専門性とその分野の最新の動向、今後の方向性を理解。 ■実務研修では、大阪大学GCPセミナー等の外部研修、日本臨床研究支援ユニットの e-Learningの活用により、ハイレベルかつ効率的に実務に必要な知識を習得。 ■OJTとしては、当法人がCRC業務や治験事務業務を受託した医療機関における実務 を通じ、CRCやLDM、治験事務担当の実務を経験。 ■学会等では、CRCと臨床試験のあり方を考える会議、日本臨床薬理学会、平成24年度 GCP講習会に派遣し、最新の治験、臨床研究に関する最新情報に触れる機会を提供。 従 事 者 の 声 小林久子氏 OJTでは、実際に医療機関を訪 問し、被験者対応や症例報告書作成、院内調 整等、CRCの実務を経験できました。 ■当該事業への応募理由:人の命に直接関わる新薬の開発や新しい医療の創出に深く 関係する仕事への就業を希望。 ■従事してからの変化:被験者の立場での治験参加経験はあったが、この仕事を通じて、 1つの薬を創り出すには本当に多くの人の努力、協力が必要であることが分かった。 安定雇用への取組み ■対象者7名のうち、1名は途中で家庭の事情で離職したものの、残りの6名は当法人で の臨床研究コーディネーター(CRC)、治験事務担当者として雇用を継続。事業期間中 のOJT、OFF-JTを通じ、臨床研究・治験支援人材としての競争力もアップした。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 ■大阪府は、関東圏に次ぐ人口、患者数を有し、また、5大学医学部、医科大学を中心に、 診療レベルが高いにも関わらず、治験実施数は、他地域との比較で相対的に多くない。 その理由の一つは治験・臨床研究支援人材の少なさや転職機会の欠如であり、今回の 事業は、一般市民への治験・臨床研究の啓発、支援業務の紹介につながった。 講義研修では、治験・臨床研究の分野で著名 な先生方を招聘し、専門領域や薬事規制等の 最新の動向(現状と課題)や今後の方向性に 関する知識を習得する機会になりました。 緊急雇用創出基金事業 医療分野 Lフェニックス事業 【大阪府商工労働部雇用推進室労政課】 事業概要 現下の厳しい雇用失業情勢に対応するため、未就職卒業者や若年者で就職未内定の者等の失業者に対して、次の雇用までの短期の 雇用・就業機会を創出・提供し、併せて地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を習得させるための人材育成を行い、 これらの者の生活の安定を図ること及び次の安定雇用に結びつけることを目的とする。※正社員雇用又は1年以上の雇用見込があることとする。 不況下にあっても求人ニーズが高い看護・介護・医療系職種、情報通信、金融・証券系などの有資格者や業務経験者で出産や育児、 転職等で現場から遠ざかっている方や再び資格・経験を活かせる職を求めている方に対し、OFF‐JT・OJTを組み合わせた 復帰・資格転換プログラムを実施することにより人材育成を行い、貴重な有資格者等を人材不足の企業・事業所に定着させる事業。 委託先 パソナグループ共同企業体 <共同企業体構成図> (株式会社パソナ/株式会社パソナテック/株式会社パソナソーシング/株式会社メディアカルアソシア) ●当共同企業体は、パソナグループ3社と、協力会社のメディカルアソシアの計4社で構成され、 各社の強みを発揮するとともに、4社一丸となって、協力連携体制を敷くことで総合力を結集し、 事業運営に活かしました。 雇用創出数 126人 就職者数 83人 事業実施期間 平成24年1月~ 平成24年10月 事業実績額 金融分野 パソナ 情報通信/製造分野 パソナテック 2億6,819万円 Lフェニックス 事務局 医療/医薬分野 メディカルアソシア 介護/福祉分野 パソナソーシング <復帰・資格転換プログラムスキーム図> 地域人材 訓練生 108名 以上の 新規雇用 研修 目的 OFF-JT研修 OJT研修 職場内訓練 基礎研修 専門研修 フォローアップ研修 社会人基礎力の 習得 実践で活かせる 知識の習得 実践力の強化 社会人基礎力の 再確認 就職対策 長期就業サポート 地域人材 訓練生 65% 以上の 再就職 ビジネスマナーの再認識やEQ診断 による自己分析などを行う基礎研修 と業界の最新知識を学ぶ専門研修 を受け、府内の企業でOJT研修を行 いました。これにより、社会人基礎力 の向上と、最新技術を身につけるこ とで、即戦力として企業で活躍できる 人材育成を行いました。 事業の主な活動内容 <入社式風景> 希望と不安が入りまじって、皆さん緊張の 面持ちでした。 ●入社式 訓練生の士気を高めるため、プログラム開始時に「入社式」を行いました。 ●基礎研修 ~ビジネスマナーの再確認、EQ診断、クリアリングによる自己認識と課題発見を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> 自分を客観視することで、自己肯定と課題が明確になり、短期的、長期的な目標を見直す良い機会になりました。 ●専門研修 ~基本の振返りや職場で即戦力として活かせる最新知識の習得を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> ブランクの不安を払拭でき、また、最近の業界動向を含め職場で活かせる知識が身に付き 自身をもってOJT研修に挑めます。 ●コミュニケーション研修 ~他者の価値感を把握した相互理解のコミュニケーション能力の習得を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> チームや組織で仕事を進める際に必要なコミュニケーションの取り方がゲームを通して学ぶ事が出来ました。 また、チームで動く際にチーム内での役割分担が必要であることや相手の立場に立って伝えることの 重要性がわかりました。 <基礎研修風景> 新入社員時代を思い出し、新鮮な気持ちで 取組んでおられました。 ●ワークライフバランス研修 ~自立し仕事を前向きに取組む姿勢を継続することを目的として実施~ <訓練生の声抜粋> 仕事を充実させる事で人生においての満足感や達成感に大きくつながっていく事を感じました。 今を頑張ると必ず将来につながると再認識しました。 ●セルフマネジメント研修 ~肯定的自己認識によるモチベーション維持を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> 目標と計画を立てて継続実行することの大切さを再確認しました。基本に戻って、もう一度自分を信じて前向きに 進んでいきたいと思います。 ●定期フォロー 専任担当の営業訓練生と研修担当が、2週間毎に訓練生と企業担当者双方と面談を行いました。 訓練生の就業環境適応状況、業務理解度、訓練進捗状況の確認や企業側評価などのヒアリングを行い、 その情報を基に訓練がスムーズに進むよう、情報の共有や問題解決のアドバイスを行いました。 ●カウンセリングルーム設置 訓練生が抱える問題を素早くキャッチアップし、解決に導く明確なアドバイスを行うため、いつでも安心して 相談できる環境として本事業所内にカウンセリングルームを設置しました。 訓練期間中の相談はもちろん、就職活動全般の情報公開などインフォメーション施設としても有効に活用しました。 ●就職支援 訓練修了後の就職活動をサポートするために、訓練生の状況・条件に応じた求人を開拓・情報提供を行いました。 また希望者には面接対策、履歴書添削等の就職活動の支援を行いました。 <セルフマネジメント研修風景> 訓練終盤に行われる研修です。 グループワークを中心にモチベーションを高 めます。 再就職に向け、皆さん気合いの入り方が 凄かったです! 医療分野 人気産業活用人材育成事業(バイオ系人材育成コース) 【大阪府商工労働部 成長産業振興室 バイオ振興課】 事業概要 バイオ・ライフサイエンス関連産業では、専門職のみならず幅広い職域で活躍できる人材へのニーズが高い。一方、理系の若手専門人材等の中には、 専門分野に固執して安定的な雇用の機会を逃している。そこでこれら理系の若手専門人材等を対象に、職業観の醸成、コミュニケーション力の強化等 を図るOff-JTと、企業等でのOJTによって即戦力人材へと育成し、安定的な雇用をめざすこととする。 委 託 先 テンプスタッフ株式会社 従業員数 5,970人 事業実績額 雇用創出数 3,661万円 21人 業務内容 ○Off-JTによる訓練 (主な訓練内容) ・職業観の醸成 ・コミュニケーション力の強化 ○企業等でのOJT 主なOJT先:バイオ関連企業等 事 業 実 施 平成24年4月 ~ 期 間 平成25年2月 就職者数 13人 (他社での雇用:13人) 活 動 紹 介 ○Off-JTでの研修内容 ・ビジネスマナー ・ロジカルシンキング ・企業人意識 ・職業観醸成 等 ○OJTでは、バイオ関連企業での実務を通じ、企業人意識や職業観 などをより具体的に醸成 従 事 者 の 声 ・就業に対する姿勢を学ぶことができた ・自身の問題に気づくことができた ・立ち直るきっかけができた 新規雇用者向け、事業紹介チラシ 安定雇用への取組み Off-JT、およびOJTを通じ、OJT先企業、およびその他バイオ関連企業へ13名雇用された。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 ・専門知識を有する理系若手人材と中小企業・バイオベンチャーとのマッチングによる、中小企業・バ イオベンチャーの研究開発力のアップと事業拡大の支援 ・ポスドクなどの理系若手人材に対する社会人としての意識や職業観の醸成 OJT先企業開拓用、事業紹介チラシ 医療分野 Lフェニックス事業 【大阪府商工労働部雇用推進室労政課】 事業概要 現下の厳しい雇用失業情勢に対応するため、未就職卒業者や若年者で就職未内定の者等の失業者に対して、次の雇用までの短期の 雇用・就業機会を創出・提供し、併せて地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を習得させるための人材育成を行い、 これらの者の生活の安定を図ること及び次の安定雇用に結びつけることを目的とする。※正社員雇用又は1年以上の雇用見込があることとする。 不況下にあっても求人ニーズが高い看護・介護・医療系職種、情報通信、金融・証券系などの有資格者や業務経験者で出産や育児、 転職等で現場から遠ざかっている方や再び資格・経験を活かせる職を求めている方に対し、OFF‐JT・OJTを組み合わせた 復帰・資格転換プログラムを実施することにより人材育成を行い、貴重な有資格者等を人材不足の企業・事業所に定着させる事業。 委託先 パソナグループ共同企業体 <共同企業体構成図> (株式会社パソナ/株式会社パソナテック/株式会社パソナソーシング/株式会社メディアカルアソシア) ●当共同企業体は、パソナグループ3社と、協力会社のメディカルアソシアの計4社で構成され、 各社の強みを発揮するとともに、4社一丸となって、協力連携体制を敷くことで総合力を結集し、 事業運営に活かしました。 雇用創出数 44人 就職者数 28人 事業実施期間 平成24年11月~ 平成25年3月 事業実績額 金融分野 パソナ 情報通信/製造分野 パソナテック 6,211万円 Lフェニックス 事務局 医療/医薬分野 メディカルアソシア 介護/福祉分野 パソナソーシング <復帰・資格転換プログラムスキーム図> 地域人材 訓練生 44名 以上の 新規雇用 研修 目的 OFF-JT研修 OJT研修 職場内訓練 基礎研修 専門研修 フォローアップ研修 社会人基礎力の 習得 実践で活かせる 知識の習得 実践力の強化 社会人基礎力の 再確認 就職対策 長期就業サポート 地域人材 訓練生 50% 以上の 再就職 ビジネスマナーの再認識やEQ診断 による自己分析などを行う基礎研修 と業界の最新知識を学ぶ専門研修 を受け、府内の企業でOJT研修を行 いました。これにより、社会人基礎力 の向上と、最新技術を身につけるこ とで、即戦力として企業で活躍できる 人材育成を行いました。 事業の主な活動内容 <入社式風景> ◆希望と不安が入りまじって、皆さん緊張の 面持ちでした。 ●入社式 訓練生の士気を高めるため、プログラム開始時に「入社式」を行いました。 ●基礎研修 ~ビジネスマナーの再確認、EQ診断、クリアリングによる自己認識と課題発見を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> ・ 4ヶ月間を、有効に使い就職に結びつけたい。このプロジェクトの訓練生になれたことに感謝しました。 ●専門研修 ~各業界の復職時に必要とされる「より現場で活きる座学」を取り入れた訓練を実施~ <訓練生の声抜粋> ・ 様々なプログラムを用意して下さってどうもありがとうございました。とても有意義な日々で、細やかな心遣いにも とても感謝しています。OJT、頑張ろうと思います。 ・ 実際にこのプロジェクトに参加され、今も活躍されている方のお話を聞くことが出来て、同じ様に不安を持ちながら 勤務されていたのも知り、少し自信が持てるようになりました。 ●コミュニケーション研修 ~他者の価値感を把握した相互理解のコミュニケーション能力の習得を目的として実施~ <訓練生の声抜粋> ・ 最初の研修でも、様々に自己表現などの訓練をやってきましたが、改めて面接のロールプレイングをやって、 自分の表現力のなさや緊張感で声がこもって小さくなることなど再確認しました。コミュニケーションをとる上で とても大切なことなので、気をつけていきたいと思いました。 ●ワークライフバランス研修 ~自立し仕事を前向きに取組む姿勢を継続することを目的として実施~ <訓練生の声抜粋> ・ 分かっているようで実践できていないことがたくさんあると気づきました。重要なことは先にするけど、緊急でないと 重要なことでも後回しにしていることが多いです。昨日よりは今日、今日よりは明日でもいいので進歩がみられる ように意識していきたいと思いました。 ●定期フォロー 専任担当の営業訓練生と研修担当が、2週間毎に訓練生と企業担当者双方と面談を行いました。 訓練生の就業環境適応状況、業務理解度、訓練進捗状況の確認や企業側評価などのヒアリングを行い、 その情報を基に訓練がスムーズに進むよう、情報の共有や問題解決のアドバイスを行いました。 ●カウンセリングルーム設置 訓練生が抱える問題を素早くキャッチアップし、解決に導く明確なアドバイスを行うため、いつでも安心して 相談できる環境として本事業所内にカウンセリングルームを設置しました。 訓練期間中の相談はもちろん、就職活動全般の情報公開などインフォメーション施設としても有効に活用しました。 ●就職支援 訓練修了後の就職活動をサポートするために、訓練生の状況・条件に応じた求人を開拓・情報提供を行いました。 また希望者には面接対策、履歴書添削等の就職活動の支援を行いました。 ●訓練終了 本事業の締めくくりとして、訓練修了時に修了書の授与を行いました。 <基礎研修風景> ◆新入社員時代を思い出し、新鮮な気持ち で取組んでおられました。 <セルフマネジメント研修風景> ◆訓練終盤に行われる研修です。 ◆グループワークを中心にモチベーションを 高めます。 ◆再就職に向け、皆さん気合いの入り方が 凄かったです! 医療分野 医師事務作業補助者養成モデル事業 【大阪府豊中市】 事業概要 「勤務医をはじめとした医療従事者の負担を軽減するために医師事務作業補助者をどう活用していけば 良いのか」、「医師事務作業補助者がどのような受入体制であればより活躍できるのか」等の課題がある 中、その現状を把握し、各現場との報告・連絡・相談を徹底することで解決を図り、 「医療分野における雇 用創出」・「勤務医の負担軽減による健全な病院経営の実現」に貢献する。またニーズの高まる“医師事務 作業補助者”の育成・雇用創造に繋げる事業。 委 託 先 株式会社パソナ 従業員数4,452人(連結) 事業実績額 3,334万円 事 業 実 施 期 間 雇用創出数 16人 就 職 者 数 平成24年4月 ~ 平成24年12月 3人 他社(OJT先)での雇用:3人 業務内容 勤務医の負担軽減策が必要とされる医療機関に対し、医師事務作業補助者の養成と配置を行う。 医療機関の事務補助として就職を希望する者に、2週間程度の研修(医療研修・個人情報保護研修・医療文 書作成研修・医療接遇マナー研修など)を実施し、医師事務作業補助者として必要とされる基礎知識や対応 力を身につけ、その後、約5ヶ月間、大阪府近郊の医療機関様のもとにてOJT研修を実施し、その後、 医療機関への就職に繋げる。 ↑実際の研修スケジュール及び内容 活 動 紹 介 ●今後、医療機関での就業を希望する人材の募集・採用(16名採用) ●OJT研修先病院の開拓→豊中市を初め、大阪府近郊エリアの総合病院開拓(最終11病院決定) ◆活動スケジュール◆ ・7月上旬より約2週間(医師事務作業補助体制加算申請の前提となる32時間以上の研修実施) →ビジネススキル研修・医師事務作業補助者研修・診断書作成演習・医学基礎研修・医療接遇研修等 ・7月中旬より、各OJT先病院にて、実務研修実施(約5ヶ月間) 従 事 者 の 声 ・命を預かる職場なので、覚えることも非常に多く苦労したが、病院で働くという貴重な経験ができた。 ・以前より憧れていた医療業界で働くということが学べ、とても良い経験となった。 ・医師事務作業補助者を目指している者にとっては、良い機会となった。 ・医師事務作業補助者に対し、期待されている病院で研修ができたので、有意義な経験が積めた。 ・病院で就業する中で、医師や看護士の対応に感銘を受け、良い刺激を受けることができた。 ・業界初心者でも、病院での業務に携われたことは貴重な経験となった。 ・現場で学べるという、貴重な経験をさせていただけた。 ↑人材採用ツール 安定雇用への取組み 今回、新たな取り組みではあったが、事業終了後、最終3名の研修生がOJT先へ直接雇用となり、 新たな雇用創造へ繋げることができた。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 経験がないと就職しにくい医療業界で経験を積んでいただくことにより、未経験分野に興味を持ち、自身 のキャリアビジョンを考える参考となった。また、今後、医師事務作業補助者を取り入れようとされている医 療機関先様に関しては、受け入れ検討期間として良い機会の提供ができた。 ↑事業案内ツール 医療分野 メンタルサポート促進(自立就労サポート推進者養成)モデル事業 【大阪府豊中市】 事業概要 うつ病により離職もしくは休職されている方々に対し、職場復帰プログラムを提供し、再 就職及び復職に向けた取組を支援する。 委 託 ご活用ください。 NPO法人 日本学び協会 先 従業員数 6人 事業実績額 2,365万円 委託先、担当課などの担当者の 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 事業に対する思いなどコメントを 吹き出しで入れるなど当該場所を 事 業 実 施 期 間 平成24年4月 ~ 平成25年3月 就 職 者 数 3人 Subaco.開設が新聞に記事となって掲載されました。 雇用創出数 4人 (他社での雇用:3人) 業務内容 うつ うつ病になって休職されている方がリワークできるように、居場所(リワーク施設「Subaco。」)を開設 し、リワークのために必要なデイプログラムと就職直結のためのオフィスプログラムを開発します。 ・「Subaco.」利用者を募集(チラシ、及び関連施設の広報など) ・「Subaco.」施設の運営(開発したデイプログラム及びオフィスプログラム) ・リワークに関する各種ゼミナールの開催(年6回実施) 上記の内容についての詳細は、別紙「①~②」を参照。 パ ン フ レ ッ ト の 表 紙 S u b a c o . 活 動 紹 介 1.デイプログラム 目的:日中活動を行い規則正しい生活習慣を身につける。 実施時間13:30~15:30 実施期間7月~2月 (月・火・木・金) 総実施回数91回 総実施時間数182時間 プログラム項目 ソーシャルスキルズトレーニング、アサーショントレーニング、頭の体操、絵画、クラフ ト、コミュニケーショントレーニングプログラム、ストレスマネジメント、セルフケア、ディベート、当事者研 究 他 計16種 2.オフィスシミュレーションプログラム デイプログラムの様子 ペーパークラフト 目的:再就職や復職に必要なスキルを確認し身につける。 実施時間9:45~12:30 実施期間 第1期 8月~10月 (月・火・木・金) 第2期 12月~2月 (月・火・木・金) 総実施回数67回 総実施時間184.25時間 プログラム項目 セルフコントロール、ディベート、当事者研究、パソコン研修、ビジネスシュミレーショ ン、ビジネスマナー 3.メンタルヘルスセミナー「ジョブゼミ」開催(計6回) 実施期間2012年8月~2013年2月 総来場者数155名 セミナーテーマ 1. 「ストレス社会を生きる―人生・出逢い 親の目・子の芽・地域の眼」 講師:向出 佳司(羽衣国際大学教授/臨床心理士) 2. 「こころに効く料理教室」 講師:宗河美幸(大阪市堺筋本町「Pasta&Wine Convivio」オーナーシェフ・調理師) 3. 「“いきがい”を手にするための自己投資」 講師:古川猛嗣(楽読大和西大寺スクールオーナー) 4. 「身体も心も軽くなるリラックス術」 講師:荒木雅(リビングカルチャー倶楽部「豊中教室」講師、日本学び協会メンタルヘル スサポーター) 5. 「笑いと働く人のメンタルヘルス」 講師:上ノ山真佐子(臨床心理士・精神保健福祉士) 6. 「うつと復職」 講師:伊東眞行(メンタルヘルス対策センター京都・奈良 相談員) オフィスシミュレーションの様子 ビジネスマナー実習 ジョブゼミ(講演会)の様子 従 事 者 の 声 <事業に携わったことでの変化、その後の就職について> A) 私は約6年前に自らがメンタル不調に陥り、自宅休養を余儀なくされた期間がありました。その自宅休養から社会復帰をする キッカケとなったのが、『自分のこの経験が自分と同じようにメンタル不調で自宅休養している人達の何かの役に立てば』と考え るようになったことです。その後メンタル不調も改善し、働き始めはしましたが、当時は漠然と考えていただけで、その思いを形に することはできていませんでした。数年後に転職活動をしなければならない状況になり、ハローワークで求人検索をしていた時に、 日本学び協会が運営するメンタルサポート促進事業の求人をたまたま発見し、今まで自分が形にできていなかった自分の思い を実現できる求人だと感じ、その場で応募することを決めました。そして実際に働き始めることになり、私は大変嬉しい気持ちで いっぱいでした。新しい事業ということで、立ち上げに関するいろいろな作業を経験させていただきました。また、自らが支援する 立場でもありますから、支援プログラムの作成にも関わらせていただきました。自らが経験したことを振り返り、支援プログラムの 作成に活かしました。そして作成したプログラムを自らが指導する立場として実施することにより、利用者の方に就職へ向けた準 備をしていただくのはもちろんですが、自分自身が今後メンタル不調を起こさず働いていくという意味でも非常に役立つ経験とな りました。 この約1年間の経験を通して、私は今後の自分のキャリア形成の方向性を就労支援に関わって行くことを決めることができまし た。今現在はここでの経験を活かし、他機関で就労支援スタッフとして日々、就労支援業務に従事しながら、精進しています。 B) 1年間の間に大変多く経験の機会を与えていただき、実際に復職・再就職支援に関わりながら支援者として何が必要でどのよ うに動けばよいかを体験的に学ぶことができました。 この事業に参加するまでは、大学院で心理学を学ぶ学生で、支援に関する知識を学んでいたが実践の経験はほぼ無かったた め、今回復職・再就職支援を一から作り上げる過程で、支援者として必要な経験を積むことができ、さらには社会人として必要な スキルも合わせて得られたため、これまではただ単に覚えただけの知識でしかなかったものが、実際に使えるものとして活きた 技術に変化できたように思います。 今回の事業を経て、若者の就労支援を行うNPO法人に就職することができました。このような結果となったのも、この1年間の 経験で支援者として働く自信がついたからだと思います。これは事業に参加する前にはなかったもので、今回得られた自信が就 職活動の成功につながったと思います。 安定雇用への取組み 専門的な実務内容を経験できるように、専門 の知識レベルは、基本的にOFF-JTで研修を 行い、実務レベルでは、OJTにより実際の支援 業務を行わせることで、論理と技能をバランス よく習得させ、その実績を本人たちの自信とさ せて、同業界で従事できる十分なスキルを活 かして事業内容と同業界、関連業界への雇用 が実現した。(4名中3名が雇用実現) 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 メンタルサポート促進(自立就労サポート推進者養成)事業を就労移行支援 事業所として新規開設すると仮定し、ビジネスモデルとしてモデル化することも 可能であることがわかりました。この事業の運営を通して習得したメンタルサ ポート・就労サポートのノウハウ・スキル・専門職資格を活用し、うつ病により離 職・休職中の方を対象にした再就職・復職・多様な社会復帰へ向けた就労支援 をうつ病に特化した形態で実施することにより、クオリティーの高い就労支援 サービスとして提供することが可能となります。ただし、初期の資本金が現在 の試算では1200万円~1500万円必要と思われるため、事業化するために はその資金調達が今後の課題です。 ビジネスモデル案 ○事務所面積 約60㎡ ○利用者定員(1日当り) 20人 ○開所曜日 月曜日~金曜日 9:45~16:00 ○開所時間 午前プログラム:9:45~12:30 午後プログラム:13:30~15:30 ○職員の配置 サービス管理責任者(専任or管理者兼務可能、常勤) 就労支援員(専任or管理者兼務可能、1人以上常勤) 職業指導員(専任or管理者兼務可能) 生活支援員(専任or管理者兼務可能) ○設備基準 1人 2人 1人 2人 職員事務スペース 訓練・作業室 相談室 洗面所 便所 医療分野 医療福祉等サービス分野における在住外国人就労定着支援事業 【大阪府豊中市】 事業概要 EPA(経済連携協定)に基づき、看護師・介護士としての活躍をめざす外国人のほか、福祉等のサービス分野をめざす 在住外国人が増加する一方、地域における生活関連産業、特に人材確保に悩む医療福祉分野ではかれらの活躍に関 心が高まっている。両者のマッチングを円滑に進め、新たな労務・雇用管理上の課題解決を促進し、人材の定着を進め るのは、採用前研修等では不十分であり、働く現場をベースにした効果的なサポート、パーソナル・サポート(コミュニ ケーション等のソーシャルスキル、ビジネススキル等)が求められている。 2010年度より開始して3年目となる今回の事業では、引き続きこのサポートに関心のある人材を雇用し、OJT、Off- JTを通じて、必要なスキルの取得を援助し、在住外国人の就労支援、就職促進を行う。 委託先、担当課などの担当者の 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 事業に対する思いなどコメントを 吹き出しで入れるなど当該場所を ご活用ください。 委 託 先 公益財団法人とよなか国際交流協会 従業員数10人 事業実績額 960万円 事 業 実 施 期 間 平成24年4月 ~ 平成25年3月 雇用創出数 4人 就 職 者 数 4人 履歴書の書き方についての研修会 (自社での雇用:4人) 業務内容 1.外部講師による研修を行い、外国人の就労支援者として必要な専門知識(法制度・社会資源・対人援助 スキル)を習得する。 2.介護・福祉分野等サービス分野において外国人が働ける分野(業務)の開発と、就労を目指す外国人が 日本で働く経験をしたり、自信や意欲を高めるための「中間的就労」の場(職場体験、ボランティア体験、国 際理解の講師派遣等)を、地域の企業・団体や行政の関係機関等と連携してつくる。 3.この事業で雇用する人材の研修を円滑に進めるために、担当職員以外に、研修内容のフォローや、連携 する施設とのサポート実践の調整業務を行うサポートスタッフを雇用して指導にあたる。 外国人の若者の就労支援を考える 視察研修(福島県)の様子 活 動 紹 介 ・外部講師による研修(支援業務に必要な行政サービスに関する知識、法知識、対人援助等)を実施。 また、総合的な外国人支援を実施している同協会の様々な業務を学ぶためのOJTを実施し、事業推進 の実務能力を身につける。 ・外国人の就労相談にも関わる中で、在住外国人の潜在的な問題やその解決にむけた取り組みを試 行する。 ・今年度は日本で再婚した親、もしくは日本で働く親に本国から呼び寄せられた10代後半の若者たち (在留資格の関係上、その多くが18歳手前)のキャリア形成サポートのための実態把握調査を実施し た。 従 事 者 の 声 「これまでボランティアとして活動していた組織だったので、自分もフルタイムで外国人支援にかか わりたいと思い本職に応募しました。数多くの研修に参加させてもらい、仕事の面でも、自分自身の専 門分野におけるスキルアップにも大いに役立ち、自信がつきました。事業だけではなく、総務の仕事な ど協会運営に必要な様々な実務経験をさせてもらうこともでき、この緊急雇用の仕事をする中で、この 組織について今まで以上に興味関心がわき、充実した時間となりました。」 国際交流センター内での業務の様子。日常業 務でのOJTの他、事業の企画、実施、報告会 などを担当し、企画・運営力を身につける。 安定雇用への取組み 事業終了後、4人中2人を当協会で継続雇用した他、1人は同じ地域の公益財団法人で雇用された。 外部講師による研修会以外に、日常業務に必要な知識やビジネスマナーなどについてOJTで学んでも らい、それを活かして当会および他会での雇用が実現した。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 研修会を実施する際、新規雇用者だけではなくセンターを利用する外国人にも参加してもらったこと で、地域の外国人が日本での生活や行政サービス等について必要な知識を得ることができた。 研修会の一部は、地域の外国人にも公開した。 医療分野 医療費適正化推進事業 【大阪府泉大津市】 事業概要 医療事務の一環として、医療費通知発送業務において、新たにはり・きゅう、あんま・ マッサージ分についても医療費通知を作成し、医療費適正化の推進を図る。 委託先、担当課などの担当者の 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 事業に対する思いなどコメントを 吹き出しで入れるなど当該場所を ご活用ください。 実施担当課 事業実績額 泉大津市健康福祉部保険年金課(市直接実施) 68 万円 事 業 実 施 平成24年11月 ~ 期 間 平成25年3月 雇用創出数 泉大津市役所 1人 業務内容 ・母子家庭の母を対象とし、業務の内容は、はり・きゅう、あんま・マッサージ分について の療養費支給申請書の資格確認の補助業務。 ・医療費通知作成における補助業務、レセプトの資格点検事務における補助業務など。 泉大津市の花 さつき 活 動 紹 介 はり・きゅう、あんま・マッサージ分についての療養費支給申請書の資格確認の補助業務、医 療費通知作成における補助業務、レセプトの資格点検事務における補助業務を行う際に、確認 業務・点数計算業務などについても、在職中の医療事務資格者より指導をうけることで、医療事 務の仕事や医療機関の受付業務の仕事について学ぶ。 従 事 者 の 声 泉大津市の市章 泉大津の「泉」と「大」の文字を波形に 図案化し、湧きのぼる発展と海外へ の雄飛を表章しています。 職業訓練校でビジネス実務について学びましたので、その知識・技能を生かして働きたいと思い、 この仕事を志望しました。 安定雇用への取組み 市役所での経験を積むことで、複雑であることから敬遠されがちな医療事務の現場への就労に 向けて具体的な仕事の内容が理解でき、前向きに取り組むことができ、また、保険年金課の業務 を覚えることで、複雑な医療保険の仕組みを理解できることは、今後医療・介護の職場で働く上 で大いに役立つ。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 新たにはり・きゅう、あんま・マッサージ分についても医療費通知を作成することで、医療費適正 化の推進を図ることができた。 泉大津市のマスコットキャラクター 「おづみん」 医療分野 国保レセプト点検員育成事業 【大阪府泉佐野市】 事業概要 被保険者の高齢化や医療の高度化により医療費が増大するなかで、国民健康保険制度をより安定的に運営し ていくためには、効果的な医療費適正化対策の推進が重要な課題であり、その一つが診療(調剤)報酬明細書点 検調査になります。 委 託 先 株式会社メディブレーン 従業員数76人 事業実績額 248万円 雇用創出数 1人 事業実施 期 間 就職者数 業務内容 ①レセプト点検員(新規雇用者)によるレセプト点検等 ②レセプト点検指導者によるレセプト点検に必要な基礎知識・ノウハウ・ スキルの研修 平成24年5月 ~ 平成25年3月 0人 活 動 紹 介 ・レセプト点検に必要な知識・ノウハウを習得してもらうため、知識・経験豊富な弊社職員によって作成された効 果的なカリキュラムをとおして研修を行った。 ・実際に弊社職員と一緒に点検することによって、その都度点検におけるスキルアップを図ることができた。 従 事 者 の 声 知らない分野の勉強になった。 安定雇用への取組み この事業に携わったことがきっかけで、事業を行った泉佐野市での雇用が実現した。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 医療費適正化という分野の仕事について知ってもらう良いきっかけになったと共に、その仕事における知識やノ ウハウを習得してもらうことによって就職するための視野が広がった。 医療分野 国保特定健診受診促進業務事業 【大阪府泉佐野市】 事業概要 特定健診未受診者に対し、健康の保持増進を推進するため、電話による特定健康診査等の受診案内(制度の 説明、受診の勧奨・健康相談等)を行い、特定健康診査の受診率の向上を図り、被保険者の健康の保持及び医 療費の抑制、ひいては国民健康保険事業の安定化につながることを目的とする。 また、加えて新規雇用者の特定健診の知識、電話オペレーティングスキル等の習得を図ることを目的とする。 委 託 先 ジェイエムシー株式会社大阪支店 従業員数30人 事業実績額 410万円 雇用創出数 4人 事業実施 期 間 就職者数 平成24年9月 ~ 平成24年11月 0人 業務内容 未受診者に対する電話による特定健康診査受診勧奨(特定保健指導未利用者の利用勧奨を含む) ・特定健康診査案内通知、・未受診理由聞き取り調査、・特定健康診査の受診勧奨、・受診券再発行希望聞き取 り、・健康相談、・報告書の作成、・その他 活 動 紹 介 特定健診に対する認知度や重要性を把握し、健診に対する取組みの重要性を認識しつつ、日々の生活習慣病 予防全般に対する取組みを進めている。 従 事 者 の 声 以前から興味があった特定健診に関するお仕事に従事でき個人的なスキルアップにもつながった。 また、同じ専門職同士で交流する機会があり、良かった。 安定雇用への取組み 正社員への登用についても紹介を行ったが、就労時間や雇用形態などの面について本人希望によりパートでの 雇用を行っている。また、関連のNPO団体の紹介を行い、会員への登録を勧めた。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 社内スタッフの士気も向上し、人材交流の観点からも効果があった。 医療分野 国民健康保険料等納付勧奨事業 【大阪府泉佐野市】 事業概要 国民健康保険料等の納付勧奨業務及び納付関連補助業務に従事しながら、国民健康保険制度などの知識向上や、電話オペレーティン グスキル、接遇マナー等の養成を行い、継続した雇用・就労を支援する事業。 委 託 先 株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト 従業員数 約17,700人 事業実績額 463万円 事 業 実 施 期 間 雇用創出数 6人 就職者数 業務内容 ◆ 国民健康保険料等の未納者に対する電話による納付勧奨 ◆ 国民健康保険料等の未納者に対する電話による口座振替納付勧奨 ◆ 納付約束者や口座振替希望者への納付書及び口座振替申込書の送付などの徴収補助業務 平成24年10月 ~ 平成25年3月 1人 (自社での雇用:1人) 活 動 紹 介 民間事業者の持つノウハウや経験等を生かした国民健康保険料等の未納者に対する電話による納付勧奨や口座振替納付勧奨を行い、 累積滞納の未然防止や納期内納付の推進を図った。 また、夜間納付勧奨も行い、市民目線の納付勧奨等となるよう努めた。 従 事 者 の 声 ○ 良い経験になった。勉強になった。専門的技術が習得できた。 ○ 期間が短かった。 安定雇用への取組み 事業者が受託又は受託予定しているコールセンター業務について継続雇用を勧奨。その結果、事業者での契約社員として1名雇用された。 また、今回の業務の経験を生かして、市の臨時嘱託員として1名雇用に至った。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 保険料等の未納者に対し、早期の納付呼びかけを行うことで納付意識の高揚や納期内納付意識の醸成などが期待できる。 医療分野 国際医療コーディネーター等育成事業 【大阪府泉佐野市】 事業概要 地方独立行政法人りんくう総合医療センターでは、わが国の医療機関に先駆けて、国際外来を平成18年に開設。 (現在は国際診療科) 平成23年12月に認定された『国際医療交流の拠点づくり「りんくうタウン・泉佐野市域」地域活性化総合特区』 として、訪日外国人へのホスピタリティや地域魅力の向上による訪日促進のため、医療通訳などの外国人診療機能 の充実を図る必要がある。 当該事業は、医療通訳コーディネーターが、医療通訳者(ボランティア)の業務管理を行うとともに、医療現場で の外国人患者の受診受療に伴う問題の解決等を行い、外国人診療機能の充実を図るため、コーディネーターの育成 や支援を図る事業である。 委 託 先 事業実績額 雇用創出数 地方独立行政法人 りんくう総合医療センター 367万円 2人 (従業員数 699人 平成24.4.1現在) 事業実施期間 平成24年10月~平成25年3月 就職者数 2人(自社での雇用:2人) 業務内容 英・中・スペイン・ポルトガル語等の医療通訳者(ボランティア)の事業管理を行 うとともに、国際医療コーディネーターが、医療現場での外国人患者の受診受療に 伴う問題の解決や調整援助を行い、外国人患者と医療現場をつなぐ役割を担います。 りんくう総合医療センター 国際診療科 活 動 紹 介 国際診療科の患者受入 医療通訳者(ボランティア)の業務管理 外来旅行者の緊急搬送の対応 外国人患者の家族等の滞在手配 診療支払や清算の対応(保険会社対応含む) 国際診療科に関する看護学校、関係機関等からの視察見学対応 外国人患者受入れ医療機関認証制度の承認 従 事 者 の 声 外国人患者受入れ体制に関する研修会 【従事者A】 持ち前の語学力を活かし、国際診療の場で活躍したいと思い応募 した。継続雇用となったので、これからも国際診療科で頑張っていき たい。 【従事者B】 単なる通訳者ではなく、医療通訳者として、りんくう総合医療セン ターの国際診療科は、やりがいの持てる仕事場です。外国人患者の受 入れは多国籍に及んでいるので、文化や宗教上の問題等もあり難しい ケースもありますが、この仕事を続けていきたいと思っています。 安定雇用への取組み 雇用創出効果以外の事業実施効果 医療事務に関する研修に参加するなどして、当院で引き続き、従事 できる能力を有することが確認できたので、継続雇用を行った。 また、雇用創出以外にも、従事者の活躍により「外国人患者受入医療 機関認証制度(JMIP)」の評価・認証を受けることができた。 【平成23年度 言語別通訳件数】 英語191 ポルトガル語178 スペイン語304 中国語58 その他6 合計737 医療分野 事業概要 国民健康保険等適正化事業 【大阪府箕面市】 国民健康保険事業において課題となっている医療費の抑制、市民サービスの向上、収 納率の向上などを推進することにより、国民健康保険業務の適正化を図り、健全な財政 状況を実現する。また、同時に、市税等の未納者の納付勧奨を行うことで、箕面市財政 の健全化をめざす。 委 託 先 委託先、担当課などの担当者の 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 事業に対する思いなどコメントを 吹き出しで入れるなど当該場所を ご活用ください。 ポートスタッフ株式会社 従業員数14人 事業実績額 950万円 事 業 実 施 期 間 雇用創出数 10人 就 職 者 数 平成24年7月 ~ 平成25年3月 コールセンター職場風景 0人 業務内容 電話及び文書によるコールセンター業務の実施 ①国民健康保険料に係る特定健診、ジェネリック医薬品等の啓発 ②国民健康保険料未納者に係る社保加入確認及び調査 ③国民健康保険料及び市税に係る口座振替納付等の納付勧奨 ④市税等の未納者に係る自主納付勧奨 ⑤特定健診受診状況に関するアンケート調査 パソコンはおまかせ 活 動 紹 介 国保加入者のうち平成22・23年度特定健診の両方を受診者していないかたを中心に、電話による特定 健診・ジエネリック医薬品等の啓発を行った。それにより、特定健診の受診率の向上とともに、ジェネリック 医薬品についても認知度等実態を把握したうえ、新薬からの切り替えを推進し、医療費(自己負担及び保 険者負担)の削減につなげた。また、社保加入確認及び調査することにより、国保の資格喪失に係る届出 の手続きをしないままになった国保未納者に対し、職権での国保資格喪失処理を行い保険料の清算をす ることができた。他にも、国保料及び市税についての口座振替への切り替え手続きを案内し、納付の利便 性を高めるとともに、納め忘れを防止して、確実な収納をはかることができた。国保料及び市税の未納者 に対しては、電話または文書による納付案内・勧奨を行い収納率を向上させた。 従 事 者 の 声 ・市の事業ということに対して安心感があり、応募しました。また事務処理を通じて学べた ことが自己のスキル向上につながった。 ・職員とのコミュニケーション・ビジネストークにより国保や税の知識の習得につながった。 ・アウトバウンドコールセンター業務について体験できた。 コールセンター業務遂行中 安定雇用への取組み 当該事業で培った業務により、スキルアップした結果、本事業終了後、他市における納 付案内コールセンター業務等に2名、公立病院1名、民間の管理会社で1名が雇用されて いる。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 平成24年度の本事業を一旦、終了することになってしまうが、コールセンターを利用し てた啓発、勧奨、アンケート調査業務等のノウハウが蓄積されたので、これからの国民 健康保険等の適正化事業に役立てることができる。 ただいま、チラシと確認中 医療分野 特定健診・特定保健指導事業 【大阪府摂津市】 事業概要 摂津市の位置 生活習慣病の発症を未然に防ぐために、メタボリック・シンドロームの該当者や予備軍 を発見し、対象者に生活習慣の改善を図るべく、健康づくりや生活改善の指導を実施す る。 事 業 実 施 担 当 課 事業実績額 雇用創出数 委託先、担当課などの担当者の 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 事業に対する思いなどコメントを 吹き出しで入れるなど当該場所を ご活用ください。 財政課(市直接実施) 127万円 1人 事 業 実 施 期 間 就 職 者 数 平成24年10月 ~ 平成25年3月 1人 (他社での雇用:1人) 業務内容 特定健診の結果、メタボリック・シンドロームの該当者や予備軍、高血圧や腎機能障害 が疑われるなどリスクが高いと思われる人に対して、電話や訪問などにより健康づくりや 生活改善の継続的な指導を行った。 活 動 紹 介 保健師が市役所においてどのような業務を行い、市民とどのように接しているのか日常業務を通じて理解を深めてもら うとともに、市の施策を地域に展開していく行動力や企画力等についても学んでもらい、市役所における行政保健師の役 割を理解してもらった。 従 事 者 の 声 行政保健師という広く住民に接し、住民全ての健康増進に取り組んでいくという、非常に範囲規模の大きい仕事に従事す ることができ、保健師としての視野を広げることができたと思います。この経験は必ず次の仕事で生かせることができると 思います。 安定雇用への取組み 大阪府国民健康保険団体連合会の研修に参加してもらったり、専門書籍等を通じて行政が行う特定保健指導について の理解を深めることにより、保健師と特定健診・特定保健指導の関わりについて学んでもらった。その結果、行政機関へ の従事経験のない保健師との経験的差別化を図ることができ、その経験・能力を求める医療・保健分野へ就職することが できた。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 行政保健師としてのノウハウを教授すると同時に、従業者がこれまで医療・保健業界で培ってきたハイリスク者へのアプ ローチ手法等の知識を当方も享受することができ、両者相乗的にレベルアップを図ることができたと考えている。 医療分野 柔道整復療養費適正化事業 【大阪府摂津市】 事業概要 昨今、高齢化による医療費の伸びはとどまることがなく、右肩上がりでどの保 険者もその抑制に努力している。本市国民健康保険においても、医療費の適正化として、医療費 通知、医療機関への適正受診の周知、ジェネリックカードの配付、ジェネリック差額通知等さまざ まな抑制措置を講じてきた中、厚生労働省・大阪府からの療養費(柔道整復施術)の抑制指導に 取り組む。内容としては、柔道整復・鍼灸・マッサージのレセ内容を確認し、頻回・多部位施術等 の方に対し、施術内容調査で確認したうえ、必要に応じ対象者の方へ保健指導を行う。 委 託 先 事業実績額 雇用創出数 株式会社メディカルケア 株式会社 メディカルケア 従業員数 80人 1,276万円 6人 レセプト点検業務を本業とする当社でも、近 年療養費の点数が増加していることに医療 委託先、担当課などの担当者の 費に対する危機感を感じていた矢先、レセプ 写真(同意必要)を貼り付けていただき、 ト点検業務を請負っている摂津市よりその調 事業に対する思いなどコメントを 査・保健指導の委託業務の話があり、微力 吹き出しで入れるなど当該場所を ではあるが、医療費の抑制・削減にご協力さ ご活用ください。 せていただくため、業務を請負いました。 事 業 実 施 期 間 就 職 者 数 担当者 平成24年4月 ~ 平成25年3月 0人 業務内容 負傷部位や受診原因の調査・適正受診の指導等 ○多部位、長期又は頻度が高い施術被保険者に対して負傷部位や原因の調査等 ・文書、電話、訪問 ○上記対象被保険者に対する個別具体的な適正受診の指導・説明 実際に業務を開始すると、意外なほど反 響があった。調査票の回答率は6割を超え るなど、この事業に対する関心は比較的高 かったように感じた。ただ、一方では、調査 票を回答すると施術者との関係に影響を及 ぼさないか懸念する声もあった。 この委託業務は、1年間と期間が限られて いたため、この事業が継続することで今後ど のように医療費が動行するか見極められな かったことが残念に感じた。 株式会社メディカルケア 担当者 活 動 紹 介 柔道整復療養費適正化事業は、レセプトの内容点検が要であるため、新規雇用者には主に当社の 本業であるレセプト点検ができるよう指導・教育を行いながら、レセプト多部位、長期又は頻度が高い 施術被保険者に対して負傷部位や原因の調査票を作成し、その調査票を基に新規雇用の看護師によ る個別具体的な適正受診の指導・説明を行った。 また、この事業は受診者に対して、継続的な調査が必要となるため、レセプト点検の技術の習得を行 い長期的な雇用が不可欠であった。 従 事 者 の 従事者の声 ・レセプトの抽出、調査票の作成や郵便で の発送準備等、個人情報を取り扱うため特 に注意を要する業務であることを念頭に置き 従事しました。 ・抽出項目の該当者が意外に多いことで業 務量も予想以上でしたが、希望している職種 なので意欲的に取り組めました。 声 応募理由 医療事務という職種に興味があり、未経験・無資格での採用も可であったこと。 医療事務の職業訓練校に通っていたので、それを生かしたい。 実務をしながら研修(医療事務基礎講座)も受けられるため。 等 安定雇用への取組み 自社での継続雇用も視野に入れ、同業種での再就職も可能となるよう医療事務の基礎力の習得に 努めた。 雇用創出効果以外の 事 業 実 施 効 果 本業(レセプト点検業務)以外の調査票の作成や電話・訪問による指導・説明など、新しい業務の方 向性を見出せたこと。 従事者の声 ・実務をしながら、なぜこういった適正化を進 めていかなければならないかを知り、勉強 になりました。 ・レセプト作成以外にも医療事務という職 種にはいろいろな業務があり、更に興味を持 ちました。 ・医療事務の基礎講座を受講できたので、認 定試験にチャレンジしたいと思います。