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RO CHEMICAL KURIVERTER KURIVERTER SERIESというトータルソリューション。 ROプラントに関わる各工程のさまざまな トラブルを劇的に解決します。 RO 膜の五大課題「膜が詰まる」 「透過水質が悪化する」 「処理水量が落ちる」 「膜の 交換コストがかかる」 「用排水量が多い」 は、クリタのクリバーターシリーズにおま かせください。 クリバーターシリーズのスライムコントロール剤、スケール防止剤、前処理凝集剤、 RO 膜用洗浄剤を各工程で組み合わせて使用することにより、トラブルの原因を元 から絶ちます。 水のクリタだから、水のクリタだけができる、具体的な解決策がここにあります。 BEFORE KURITA フロートラブル例 こんなトラブルでお でお困りではありませんか んか ? R O膜の五大課 題 R O膜の五大課 題 膜がよく詰まる 透過水質が悪化する 凝集処理 原水槽 1 2 SS分のリーク 3 バイオポリマー のリーク 4 無機凝集剤の 過剰注入 R O膜の五大課 題 ろ過器 バイオファウリング※ 5 の発生・詰まり 原水水質の変動 RO膜面 薬 品を投入前の RO膜 RO膜 10 処理水量低下 11 処理水質の悪化 12 RO膜の劣化 13 高い洗浄頻度 14 高い交換頻度 15 圧力上昇・電気代の上昇 16 排水量 (濃縮水量) の増大 保安 フィルター 8 保安フィルターの 詰まり 処理水量が落ちる ※バイオファウリング…… RO膜に微生物が繁茂し、 バイオフィルムなどの微生 物に由来する汚れが膜を 目詰まりさせる現象 活性炭 6 バイオファウリング の発生・詰まり 7 活性炭の劣化 R O膜の五大課 題 膜の交換コストがかかる 9 高い交換頻度 R O膜の五大課 題 用排水量が多い クリタの解析診断 クリタが、 貴社のROプラントを解析診断いたします。 トラブルの原因を徹底的 原因を徹底的に究明・解析して、最適な 改善方法をご提案いたします。 RO CHEMICAL KURIVERTER 供給ポンプ電力費、RO膜の洗浄・交換回数、 用排水コストを改善。 ROプラントのランニングコストを大きく削減します。 供給ポンプ電力費 交換回数 4 0%削減 洗浄回数 80%削減 50%削減 用排水コスト 33%削減 33 ※上記の数字は当社導入事例による改善実績です。プラントによって、改善効果は異なります。 AFTER KURITA フロートラブル解決例 KURIVERTER SERIESがトラブルを元から改善します クリバーター IK-110を 添加 原水槽 クリダインで 洗浄 クリバーター BP-201を 添加 凝集処理 膜洗浄頻度の 低減(バイオポリマーの リークを抑制) 無機凝集剤 の使用量低減、 無機汚泥の低減 原水槽から RO膜までのスライム 繁殖抑制 NaCIO、NaHSO 3 などの不要化 ろ過器 クリバーター IK-110を 添加 RO膜面 クリバーターIK-110を 使用後のRO膜 活性炭 活性炭での バイオファウリングの 発生・詰まりを 防止 RO膜 保安 フィルター スライム、スケールによる 汚れ付着を防止 詰まりを防止し、 保安フィルターの 洗浄・交換 頻度を改善 クリバーター IK-110を添加 処理水量、処理水質を維持 RO膜の詰まりを防止 洗浄回数、交換頻度を大幅に改善 圧力上昇を防ぎ、加圧ポンプ電力代を低減 RO 膜の酸化劣化を低減 排水量(濃縮水量)の削減 クリバーター N シリーズを 添加 RO CHEMICAL KURIVERTER KURIVERTER IK-110 スライムコントロール剤クリバーター I K-110 ROプラントを稼働しながら使用できる スライムコントロール剤として、 ※ 世界で初めてNSF認証 を取得しました。 従来は、RO膜に付着したスライムを除去するために、装置の運転 を停止して、RO 膜を薬品に浸して洗 浄する方法が用いられてい ました。 スライムコントロール剤クリバーターIK-110は、従来の殺菌処理す るタイプの薬品とは異なり、添加するだけでRO膜からスライムをは がしとる全く新しいタイプのスライムコントロール剤です。 そのため ROプラントを停止させる必要は無く、連続運転とスライム付着防止 を両立させることができ、効率的な稼働と維持・管理コストの低減 に大きく寄与します。 また殺菌処理方式ではないため、従来のスライ ムコントロール剤と比較して格段に安全性の高い薬品です。 従 来の スラコン剤 原水槽や活性炭での添加も スライム抑制に効果を発揮します。 原水槽で添加すれば、原水槽から RO 膜に至る範囲でスライム 発生を抑制できます。また前処理で活性炭塔がある場合、活 性炭塔で微生物が繁殖し、後工程の保安フィルターや RO 膜で スライム障 害が発生することがあります。 クリバーターIK -110は、活性炭塔内でも作用し、スライム障害を IK-110 KURIVERTER IK-110 * 低減することができます 。 さらに従来の有機系殺菌剤と併用する ことで、幅広いスライム障害に対応できます。酸化力は極めて低く RO膜の酸化劣化の心配もありません。 *クリバーター I K-110 は活性炭に吸 着されるため、 後 段での再添加が必要になる場合があります。 効果が期待される対象トラブル 5 バイオファウリングの 発生・詰まり (ろ過器) 11 処理水質の悪化 6 バイオファウリングの 発生・詰まり (活性炭) 12 RO膜の劣化 7 活性炭の劣化 13 高い洗浄頻度 8 保安フィルターの詰まり 14 高い交換頻度(RO膜) 9 高い交換頻度(保安フィルター) 15 圧力上昇・電気代の上昇 16 排水量 (濃縮水量) の増大 10 処理水量低下 薬品を投入前のRO膜 クリバーター IK- 110を 使用後のRO膜 スライム顕微鏡写真 RO膜上の珪藻類 海水淡水化設備でのスライム RO CHEMICAL KURIVERTER KURIVERTER IK-110 スライムコントロール剤クリバーター I K-110 クリバーター IK-110によるROプラントの運転改善事例[半導体製造工場 A 社:超純水製造プラント] 【差圧】 【補正Flux(m/d)】 洗浄実施時 0.60 洗浄実施時 1.0 0.9 クリバータ1K-110適用開始 クリバータ 適用開始 0.8 0.40 補正Flux(m/d) 差圧(MPa) 0.50 クリバータ1K-110適用開始 クリバータ 適用開始 0.30 0.20 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.10 0.1 0.0 0.00 0 30 60 80 120 150 180 210 240 0 30 60 90 120 150 180 210 240 経過日数 【脱塩率 (%) 】 【コストメリット】 洗浄実施時 100 薬品費 保安フィルター交換費 薬品洗浄費 電力費 100 約 20%削減 運転コスト (%) 脱塩率(%) 80 95 クリバータ1K-110適用開始 クリバータ 適用開始 90 60 40 20 0 85 0 30 60 90 120 150 180 210 240 経過日数 IK-110使用前 IK-110使用後 バイオファウリングが発生して、高い洗浄頻度が問題に。 膜の洗浄頻度を1/ 6に、保 安フィルターの交換頻度を1/ 2にして、 トータルコストを22%削減しました。 バイオファウリングが原因でRO膜が詰まり、膜の洗浄回数の高さが問題になっていました。 クリバーターIK-110を添加することで、 バイオファウリングの発生を抑え、RO膜の詰まりを劇的に解消。 差圧は洗浄直後のレベルを下回る数値まで改善し、電力費も削減しました。 また処理水量も安定し、脱 塩率は新品膜程度まで回復しました。 その結果、洗浄コストを1/6まで削減でき、保安フィルターの交換費用も半減、 トータルコストを22%削減 することができました。 ※NSFインターナショナルは、米国に本部を置く、 中立的立場で公衆衛生機器に関して試験認定を行い、 認証を与える国際的な国益団体です。国際的に公式な認定として消費者、規制当局及び製造者の信頼を得ています。 ※クリバーターIK-110は厚生労働省の 「水道水ガイドライン」 の認証も取得しています。 RO CHEMICAL KURIVERTER KURIVERTER N SERIES スケール防止剤クリバーター Nシリーズ スケール防止剤選定ソフト 「Aquolizer」が最適の薬品を選定。 一口にスケールと言っても、さまざまな原因物質があり、それぞれに最適な スケール防止剤があります。 クリタが独自に開発した 「Aquolizer」 で解析すれば、RO膜に付着しトラブル の原因となっているスケール物質を突き止め、最適なスケール防止剤を選定 します。 [Aquolizer 画面] スケール顕微鏡写真 RO膜で析出するスケールは給水水質や運転状況によって変わります。お 客様の現場の水質に応じた最適なスケール防止剤の仕様を決定し、 ミニ マムなコスト、 ミニマムな排水量での運転をご提案するために開発された スケールシミュレーションソフトが Aquolizer です。 効果が期待される対象トラブル CaSO4 スケール BaSO4 スケール 10 処理水量低下 14 高い交換頻度 (RO膜) 11 処理水質の悪化 15 圧力上昇・電気代の上昇 13 高い洗浄頻度 (RO膜) (濃縮水量) の増大 16 排水量 KURIDYNE M SERIES 洗浄剤クリダインMシリーズ 原因物質に応じた洗浄剤をラインナップしています。 RO膜の汚れの原因は、 微粒子や微生物、 有機物、 無機物などさまざまです。 洗浄剤クリダインMシリーズは、 汚れ、 詰まりの原因物質に応じた洗浄剤をライン ナップしています。 素材の安全性に配慮した飲料水系用洗浄剤も用意しています。 効果が期待される対象トラブル 10 処理水量低下 (RO膜) 13 高い洗浄頻度 11 (RO膜) 14 高い交換頻度 16 排水量 (濃縮水量) の増大 処理水質の悪化 12 RO膜の劣化 15 圧力上昇・電気代の上昇 RO CHEMICAL KURIVERTER KURIVERTER BP-201 前処理凝集剤クリバーターBP-201 無機凝集剤では効果の無い汚染物質を除去します。 通常、ROプラントの前処理では、原水から持ち込まれた膜汚染物質を除去す るため、凝集処理を行います。従来はPAC などの無機凝集剤が使用されて いますが、無機凝集剤だけでは除去できない膜汚染物質も存在します。 クリバーター BP-201は、そういった物質に作用して膜汚染物質の除去効 果を改善します。前処理凝集の最適化により、RO 膜の目詰まりを減らし、洗 浄回数の削減や安定稼働に寄与します。また無機凝集剤の添加量を最適化 することで、無機汚泥の低減効果も期待されます。 [BP-201とMFF、SFF/ SDI※の関係] 1.30 1.25 [前処理凝集改善事例] A社B工場 排水回収系ROプラント Flux(透過流束) が半分以下に悪化していたのが、新品RO膜に近い 1.05m/日に改善しました。差圧、RO加圧ポンプ圧力も低下、電力費 削減に大きく貢献しています。 1.1 1.15 5.6 1.10 4.2 1.05 2.7 1.00 0 BP201 添加量(mg/L) 3 5 7 10 ※SDI……RO膜へ供給される水中の微粒子を定量化する指標 MFF、SFF……クリタ独自の微粒子の指標(SDIに類似) 新R O膜の標準的 Flux 1.0 効果が期待される対象トラブル 0.9 F l ux( m/日) 6.6< MFF /SDI 1 原水水質の変動 10 処理水量低下 2 SS分のリーク 11 処理水質の悪化 3 バイオポリマーのリーク (RO膜) 13 高い洗浄頻度 4 無機凝集剤の過剰注入 (RO膜) 14 高い交換頻度 8 保安フィルターの詰まり 15 圧力上昇・電気代の上昇 0.8 0.7 0.6 0.5 凝集条件の最適化と BP201 適用開始 0.4 0.3 3/28 4/27 5/27 6/26 7/26 8/25 9/24 10/24 11/23 12/23 9 高い交換頻度(保安フィルター) 16 排水量 (濃縮水量) の増大 ROを知り尽くしたKURITA が最適処理をご提案いたします。 RO診断をぜひ、ご利用ください。 現地調査 装置診断・各種解析 各種解析 現場調査・ 水質調査などにより 問題点を把握 RO膜の性能試験、 付着物の分析など 最適処理のご提案 貴社設備・水質に応じて、 KURIVERTER SERIES の 最適な組み合わせを ご提案いたします。 SDI MFF、SFF SFF 1.20 RO CHEMICAL KURIVERTER エコシャトル 環境にもコストにもやさしい リターナブル容器回収システム 「エコシャトル」 ISO14001への取り組みの一環として、クリタが独自に開発した、リターナブルタイプの容器回収シス テムです。専用に開発したポリ缶容器は、回収性に優れ、約1,0 00規格の水処理薬品に対応してい ます。CO2 排出量の削減を始め地球環境の保全に貢献するとともに、容器を廃棄処分するための コストを削減します。 細部まで徹底洗浄 お客様から使用済みのポリ缶をクリタが回収し、 容器の汚れ具合によって分別、専用の自動洗装置 で洗浄します。粗洗浄、本洗浄、純水によるリンス 洗浄の3工程で、細部まで徹底的に洗浄します。 回収 お客様 洗浄 精密検査をクリアした容器のみ再利用 洗浄後、3段階の精密検査を行い、合格基準に 達した容器だけ再利用します。 使用履歴をQRコードで管理 発送 すべての容器は、いつ どのように薬品が充填され、 何度使用されたか Q Rコードで一元 管 理しています。 廃棄容器は樹脂製品として再生 検査 期限切れや再利用に適さない容器など、廃棄対 象の容器は、 さまざまな樹脂製品として再生され ます。 ポリ缶以外でも廃棄物を削減 履歴管理 製品製造 液体薬品はローリーで直接納入、コンテナ、ステ ンレスドラムは回収・洗浄し、廃棄物削減に効 果を上げています。 クリタグループは、 「水の新しい機能・新しい価値」 を追求し、自然環境の保全や資源の 有効活用などの地球規模の問題解決に取り組む、水 と環境の先進的マネジメント企業です。 水処理薬品サービス メンテナンスサービス 土壌・地下水浄化事業 オフィスビルや工場のボイラ・冷却水系 の安定操業 、製造プロセスの生産効率 の向上、さらに排水、 焼却炉から有害 物質を取り除く安 全 処 理 技術など、さ まざまな分野でクリタの水処理薬 品は 活躍しています。 システム納入後も安心してご利用いた だくための、クリタ独自のメンテナン スサービスです。性能維持やトラブル の未然防止、環境負荷軽減、緊急時の 迅速な対応など、お客さまの安定操業 に貢献します。 社会問題にもなっている土壌・地下水汚染。水のスペシャリスト としての処理ノウハウを活用して、汚染状況の調査から浄化、さ らに浄化した土地の売却や再開発の提案まで、 トータルにサポー トします。 超純水供給サービス 水処理装置事業 お客さまの工場内にクリタが設備を建 設・保有し、運転管理からメンテナンス ま でトータル に 請 け 負う超 純 水 供 給 サービス。お客さまは 投資 資 金・人材 育成・運転管理などの負担を軽 減する ことができます。 水の再生、排水処理はもちろん、製造 の現場に欠かせない水を創りだす用水 処理、排水やその中に含まれる有価物 を新たな資源としてリサイクルする再 生処理など、水処理装置を通して水資 源の有効活用に貢献します。 ■海外ネットワーク ●KURITA DO BRASIL LTDA.(ブラジル) ●KURITA(SINGAPORE)PTE.LTD.(シンガポール) ●KURITA EUROPE GmbH(ドイツ) ●KURITA(TAIWAN)CO., LTD.(台湾) ●KURITA-GK CHEMICAL CO., LTD.(タイ) ●KURITA WATER INDUSTRIES(DALIAN)CO., LTD.(中国) ●P.T.KURITA INDONESIA(インドネシア) ●KURITA WATER(MALAYSIA)SDN.BHD.(マレーシア) ●HANSU LTD.(韓国) ●KURITA AMERICA INC.(アメリカ) 〒164-0001 東京都中野区中野四丁目10番1号 中野セントラルパークイースト TEL:03-6743-5000 E-mail:[email protected] URL:http//www.kurita.co.jp ●このカタログは2013年3月現在のもので商品、 サービスの改良等により、 予告なく内容を変更する場合があります。 ●本カタログに記載されている会社名および商品名は、 クリタグループまたは該当する各社の商標または登録商標です。 ■国内ネットワーク