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平成 25 年度札幌市出資団体評価シート
平成 25 年度札幌市出資団体評価シート ダイジェスト版 札幌市市長政策室改革推進部 目次 《総 括 編》 Ⅰ 札幌市出資団体(指定団体)の概要 1 ............................. 2 1 札幌市出資団体(指定団体)の概要 .............................................................................................2 2 指定団体一覧.............................................................................................................................3 Ⅱ 指定団体の経営状況 ............................. 4 Ⅲ 出資団体改革への取組 ............................. 5 1 出資団体改革への取組経緯 .......................................................................................................5 ≪参考≫ 札幌市出資団体改革新方針の位置付け ..................................................................6 2 出資団体改革の主な取組結果 ...................................................................................................7 (1)団体統廃合等 .........................................................................................................................7 (2)市の人的関与の見直し ..........................................................................................................9 ・団体職員への市職員の派遣の引き揚げについて ..................................................................9 (3)市の財政的関与の見直し ..................................................................................................... 11 ・財政的関与額の推移 ............................................................................................................ 11 (4)資金運用 ..............................................................................................................................12 (5)その他の主な取組................................................................................................................12 ア 外部監査の導入による団体経営の透明性の確保 .............................................................12 イ インターネットを利用した情報公開の推進 ....................................................................12 ウ 出資団体のプロパー職員の雇用についての配慮 .............................................................12 《個別団体編》 13 出資団体評価シートダイジェスト版個別団体編について .........................................................15 団体別情報 .......................................................................................................................... 16~81 ※ 団体別目次は 14 ページに掲載 《資 料 編》 83 札幌市出資団体改革新方針(概要版) ......................................................................................84 総括編 -1- Ⅰ 札幌市出資団体(指定団体)の概要 1 札幌市出資団体(指定団体)の概要 札幌市では、資本金・基本金等に出資(出えん)を行っている団体のうち、団体の基本金等に 占める札幌市の出資割合が 25%以上、又は団体の事業が札幌市の業務等と密接に関連するなど、 指導調整の必要があると認められる団体を「指定団体」としています。 平成 25 年 10 月1日現在で、指定団体数は 34 団体であり、これらを法人形態、出資割合等で 分類した場合、図1、図2のとおりの構成となっています。 図1 指定団体の分類(法人形態別) その他 (3) 9% 株式会社(10) 29% 一般財団法人 (11) 32% 公益財団法人 (8) 24% 特例財団法人 (2) 6% 図2 指定団体の分類(出資割合別) 25%未満 (6) 18% 25%以上 50%未満 (4) 12% 50%以上 (24) 70% ※カッコ内の数値は団体数を表す。 -2- 2 指定団体一覧 平成 25 年 10 月 1 日現在 (34) 地方 札幌市土地開発公社 公社 組合 札幌市森林組合 (1) (1) 一般 札幌市環境事業公社 株式 札幌丘珠空港ビル 財団 さっぽろ産業振興財団 会社 札幌エネルギー供給公社 法人 札幌産業流通振興協会 札幌副都心開発公社 出資比率 札幌市体育協会 さっぽろ健康スポーツ財団 第8回札幌アジア冬季競技大会組織 (3) 25 %以上 委員会 札幌市下水道資源公社 札幌市住宅管理公社 出資比率 %以上の団体 50 札幌市水道サービス協会 (10) 公益 札幌国際プラザ 財団 さっぽろ青少年女性活動協会 法人 札幌市公園緑化協会 %未満の団体 50 札幌市交通事業振興公社 札幌市中小企業共済センター パシフィック・ミュージック・フェスティバ ル組織委員会 札幌市芸術文化財団 札幌市防災協会 一般財 札幌市生涯学習振興財団 団法人 特例財 札幌勤労者職業福祉センター (1) 株式 札幌花き地方卸売市場 会社 札幌振興公社 札幌ドーム (3) 社会福 祉法人 札幌市福祉事業団 (1) -3- 25 %未満の団体 団法人 出資比率 (8) 特例財 札幌市職員福利厚生会 (1) 札幌市学校給食会 団法人 (1) 株式 札幌総合情報センター 会社 北海道熱供給公社 札幌都市開発公社 札幌リゾート開発公社 (4) Ⅱ 指定団体の経営状況 札幌市の出資団体(指定団体)を、一事業年度における通常の継続的団体活動によって生ずる 損益を示す「経常損益」と、資本金や基本財産を除いた団体の純資産の状況を示す「累積損益」 を軸に位置づけると、下図のようになります。 このうち、「経常損益」については、設備投資や建物修繕による支出の増加や社会経済情勢の 変動等による収入の減少等、単年度特例的な要素により変動することがあります。 なお、「累積損益」がマイナスの2団体については、それぞれの団体において、計画的に経営 健全化の取組を進めているところです。 副都心開発公社(310,996;10,408,989)● 土地開発公社(▲11,999;3,430,642)● ●道熱供給公社(▲97,977;2,566,210) ●札幌振興公社(▲488,358;2,517,362) 都市開発公社(176,008;2,892,179)● 累積損益 (千円) 札幌ドーム(432,728;1,935,168)● 環境事業公社 1,400,000 芸術文化財団 1,200,000 健康スポーツ財団 国際プラザ 1,000,000 中小企業共済センター 800,000 青少年女性活動協会 産業流通振興協会 600,000 公園緑化協会 水道サービス協会 リゾート開発公社 400,000 PMF 福利厚生会 住宅管理公社 生涯学習振興財団 福祉事業団 丘珠空港 交通事業振興公社 札幌総合情報センター 学校給食会 下水道資源公社 産業振興財団 花き地方卸売市場 防災協会 体育協会 森林組合 0 200,000 0 ▲ 50,000 50,000 100,000 経常損益 ︵千円︶ ▲ 100,000 150,000 200,000 勤労者職業福祉センター ▲ 200,000 エネルギー供給(251,928;▲542,186)● ※平成 25 年度出資団体評価シート(平成 24 年度決算ベース)に基づき作成 ※「累積損益」は次式で求めている。なお、団体の資産には「基金」や「建物・設備」等の固定資産も含まれ ることから、これらの資産保有額が大きな団体では、累積損益の額も大きくなる傾向がある。 ・株式会社等の場合:純資産−資本金(又は基本金) ・財団法人の場合 :正味財産−基本財産 ※団体の名称は省略して表記 ※スペースの関係上、両軸それぞれの数値が大きな団体については、点線の枠外に記載。なお、団体名の次の カッコ内の数値は順に「経常損益」・「累積損益」を示す。 -4- Ⅲ 出資団体改革への取組 1 出資団体改革への取組経緯 札幌市の出資団体改革への取組経緯は以下のとおりです。 1 札幌市出資団体評価委員会の設置(平成 16 年5月∼平成 17 年3月) 規制緩和等に伴う公的サービスの担い手の多様化や厳しい財政状況を背景とした団体運営のさら なる効率化の要請の高まりなど出資団体を取り巻く社会経済情勢の変化を踏まえ、出資団体の在り方 について専門的かつ客観的に評価することを目的として、外部の学識経験者などからなる札幌市出資 団体評価委員会を平成16年5月に設置した。 評価委員会は、指定団体となっていた38団体※1を対象に、所管局・出資団体へのヒアリング等を行 い、平成17年3月に「事業」、「組織の評価」、「人的関与」等に関する個別団体毎の評価をまとめ た「札幌市出資団体評価委員会報告書」を市長に提出した。 2 札幌市出資団体改革プランの策定(平成 17 年9月) 評価委員会による出資団体の評価結果を踏まえ、「団体の統廃合」、「市の人的関与の見直し」、 「市の財政的関与の見直し」などの目標を盛り込んだ「札幌市出資団体改革プラン(以下「改革プ ラン」という。)」を平成17年9月に策定した。 3 札幌市出資団体点検評価委員会の設置(平成 18 年4月∼平成 20 年3月) 出資団体改革の取組について、外部の専門的な視点を取り入れることで透明性及び客観性を確保 し、出資団体に関して新たに生じた問題に対応しつつ改革を着実に推進すること、そして、出資団体 改革に対する市民の理解及び信頼を確保することを目的に、平成18年4月に札幌市出資団体点検評価 委員会を設置した。 点検評価委員会は、改革プランの進捗状況等の点検評価を行い、平成18年度と平成19年度の2回、 「札幌市出資団体点検評価委員会報告書」を市長に提出した。 4 札幌市出資団体改革新方針の策定(平成 21 年2月) 改革プラン策定から3年以上が経過した中で、指定管理者制度の導入や新たな公益法人制度の施行 などの出資団体を取り巻く環境の変化を踏まえて、平成21年2月に「札幌市出資団体改革新方針(以 下「新方針」という。)」を策定した。 新方針は、改革プランを継承しつつ、点検評価委員会の意見を踏まえ、さらには環境の変化にも対 応する新たな改革の方針としている。また、今後の状況の変化に弾力的に対応できるように、基本的 には目標年次などは示さず、取組項目ごとに取組の方向性を示すものとし、具体的な目標年次などは、 毎年度「具体的な行動計画(アクションプラン)」を策定することで補完していくこととしている。 〔新方針において掲げた新たな取組〕 ・指定管理者制度への対応 ・内部留保資金の活用 ・出資の見直し ・新たな公益法人制度への対応 -5- ≪参考≫ 札幌市出資団体改革新方針の位置付け 平成17年度に策定した改革プランは、取組項目ごとに、目標年次や取組内容などを示していま したが、平成18年度に点検評価委員会から、取組内容が具体的な指標となっていない場合がある などの意見があったことを踏まえ、平成19年度からは、改革プランの取組項目ごとに具体的な目 標や成果指標を示した「具体的な行動計画」(以下「アクションプラン」という。)を策定して いました。 新方針は、平成21年度には指定管理者制度が導入された施設の大半で再選定が行われることや、 新たな公益法人制度の施行に伴う平成25年度までの新法人形態への移行が本格化することなど、 状況の変化に弾力的に対応できるように、基本的には目標年次などは示さず、取組項目ごとに取 組の方向性(骨格)を示すものとし、具体的な目標年次や数値目標、行動内容については、毎年 度、アクションプランを策定(肉付け)することで補完していくこととしています。 なお、新方針に掲げていない新たな課題が発生した場合については、その都度取組項目を追加 するなど、状況に応じて柔軟に対応していくものとしています。 ●出資団体改革の流れ 16年度 17年度 第三者 評価委員会 評価 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 点検評価委員会 出資団体改革プラン アクションプラン アクションプラン 市・ 出資団体 新方針に基づく推進本部指導事項(毎年度策定)※2 新方針 アクションプラン アクションプラン アクションプラン アクションプラン アクションプラン 指定管理者 選定 指定管理者制度本格導入(1期目) 団体を 取り巻く 環境 指定管理者 選定 新公益法人 制度施行 指定管理者制度本格導入(2期目) 移行期間 終了 ※1 当時の指定団体のうち札幌市森林組合については、石狩支庁の指導の下、民有林事業の拡大による経営の安定を目指す ことを目的として、平成 14 年7月に石狩地区森林組合広域合併協議会が設立され、札幌・石狩北部・厚田村の3森林組合 の合併に向けた協議を進めていたことから、対象から除かれた。なお、改革プラン及び新方針においても同様に対象から 除いている。また、第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会については、大会開催の準備及び運営に関する事業を実施 する時限的な団体であるため、対象から除いている。 ※2 札幌市出資団体改革推進本部(以下「推進本部」という)は、3副市長を正副本部長とする出資団体改革推進のための 総括機関。推進本部指導事項は、出資団体における今後の改革推進について、出資団体を所管する局に対する推進本部か らの指導事項を取りまとめたもの。 -6- 2 出資団体改革の主な取組結果 (1)団体統廃合等 【取組のポイント】 ■ 団体数 38 団体(平成 17 年9月) → 32 団体(平成 25 年4月) (取組の内訳) ❐廃 止 ❐統 合 目標:3団体 → 実績:3団体 目標:4組8団体 → 実績:2組4団体の統合 2団体の廃止・事業継承 ❐事務局統合 目標:1組2団体 → 実績:1組2団体 ❐組織の在り方の検討 目標:5団体 → 実績:取組実施中 統廃合による団体数の推移 39 廃止:㈱札幌道路維持公社 統合:㈶札幌市健康づくり財団+㈶札幌市スポーツ振興事業団 ㈶札幌市芸術文化財団+㈶札幌彫刻美術館 38 37 36 35 34 33 32 廃止:㈱札幌リサイクル公社 廃止:㈶北海道青少年福祉協会 統合:㈶札幌市在宅福祉サービス協会 31 30 29 H17 統廃合等 廃止 (3団体) H18 H19 H20 H21 H22 団体名 H23 H24 H25 進捗状況(○:実施済、△:取組を継続中) (株)札幌道路維持公社 ○ 目標達成済み(平成 18 年度末) (財)北海道青少年福祉協会 ○ 目標達成済み(平成 24 年度末) △ 目標達成予定(平成 26 年度中) (財)札幌市健康づくり事業団 (財)札幌市スポーツ振興事業団 ○ 目標達成済み(平成 19 年4月1日) (公財)札幌市芸術文化財団 (財)札幌彫刻美術館 ○ 目標達成済み(平成 19 年4月1日) ○ 目標達成済み(平成 21 年度末) ※リサイクル公社は、平成 21 年3月 31 日をもって清 算結了。リサイクル公社が行っていた事業のうち、 一部業務を環境事業公社が引き継いだ。 △ 統合におけるメリット・デメリットについ て、検討。 札幌市土地開発公社 統合 (一財)札幌市環境事業公社 (5組 10 団体) (株)札幌リサイクル公社 (株)札幌エネルギー供給公社 (株)北海道熱供給公社 -7- 統廃合等 団体名 進捗状況(○:実施済、△:取組を継続中) (財)札幌市在宅福祉サービス協会 (社福)札幌市福祉事業団 △ (社福)札幌市社会福祉協議会を存続団体 として、平成 25 年4月に(財)札幌市在 宅福祉サービス協会を解散、統合した。 (社 福)札幌市福祉事業団は、平成 26 年4月 に統合する。 (財)札幌市体育協会 事務局統合 (財)札幌市スポーツ振興事業団 (1組2団体) (現(一財)さっぽろ健康スポーツ財団) ○ 目標達成済み(平成 19 年4月1日) ○ 札幌市が事業主の責務として実施する福 利厚生事業と、福利厚生会が実施する事業 のうち、内容が類似・重複するものについ ては、一元化によって事務の効率化等が図 られることから、当該団体を存続させるこ ととし、平成 25 年 4 月に一般財団法人へ 移行した。 ○ 平成 20 年度に経営改革プランを策定。同 プランでは、平成 22 年度までの期間を集 中取組期間として収支の均衡を図ること とし、既にメディア事業の統廃合等の取組 を実施し、平成 22 年度における収支均衡 を達成。スタジオ・ホールについては平成 23 年度末に廃止。 △ 平成 22 年度、財団の今後のあり方につい てアクションプランを策定。平成 20 年度 実施の調査において、アクセスサッポロが 産業振興施設として今後も需要見込があ る一方、中長期的な大規模保全の必要性も 明らかとなったことに対し、一層の収支改 善に取組むとともに、現状の重要度・緊急 性を加味した修繕計画を策定していくこ ととした。 △ 四ツ峰トンネル問題を契機に、中期経営計 画(H22∼H25)を策定し、経営改善に取り 組んでいることから、社会経済情勢や経営 状況を踏まえつつ、組織の在り方について 継続検討中。 ○ 物資の安定的確保、給食費負担の平準化の 観点から、一元的調達及び価格安定機能が 必要であり、市政運営の効率化のため、こ れを外部化することが妥当と判断。また、 その担い手は、市の指導監督権限が及ぶ公 的な団体により行うことが適当であると の結論に至った。これに基づき公益財団法 人への移行を決定(平成 25 年 7 月公益認 定等審議会答申(適合)、平成 26 年 4 月 1 日移行予定)した。 (一財)札幌市職員福利厚生会 新公益法人制度下で公益性が認定され ないことも想定されることから、今後の福 利厚生事業を効率的・効果的に実施するた めに、いかなる組織形態に移行すべきかな ど、団体の在り方について検討(平成 22 年 度までに結果を公表) 札幌総合情報センター(株) 不採算事業の抜本的な見直しを進め、団 体規模の縮小を図る (一財)札幌産業流通振興協会 札幌市における展示場機能の在り方を 検討していく中で、平成 21 年度中に財団 組織の在り方 の検討 (5団体) の今後の在り方や施設保全計画等を策定 する (株)札幌リゾート開発公社 当団体の実施業務は、現在は民間事業者 が主導して実施すべきものに移行したと 考えられることから、出資団体としての在 り方について検討。 (財)札幌市学校給食会 団体の在り方について、他都市の同事業 組織との比較を行いつつ検討を進める(平 成 21 年度に結果を公表) -8- (2)市の人的関与の見直し 【取組のポイント】 ■ 団体職員への市職員の派遣については、平成 17 年4月1日現在 182 人在籍する派遣 職員の半数を超える 95 人の引き揚げを平成 22 年4月1日までに行うこととし、117 人 の引き揚げを行いました。なお、平成 25 年4月1日現在までの引き揚げ総数は 136 人 です。 ■ 団体の常勤役員への市職員の派遣及び再就職については、14 団体において 16 人を平 成 20 年度までに削減することとしていましたが、14 団体すべてにおいて目標を達成し ました。 ■ 再就職の透明性を確保する仕組みを構築することとしていましたが、平成 18 年4月 から市退職者が出資団体へ再就職する際のプロセスについて制度化を行いました。 その他の取組:報酬額や在職期間の制限、退職金の不支給、再就職状況の公表 など ■ 市長や副市長が団体の役員を兼務しているもののうち、7団体について兼務を解消す る方向で検討することとしていましたが、業務の有効性と必要性等を再検証し、全7団 体について兼務を解消しました。 【団体職員への市職員の派遣の引き揚げについて】 研修の充実などプロパー職員のさらなる育成強化を図り、平成22年4月1日までに、平成17 年4月1日現在182人在籍した派遣職員の半数を超える95人の引き揚げを目標としていたとこ ろ、以下のとおり、全体で、これを上回る117人の引き揚げを行いました。なお、平成25年4月 1日現在までの引き揚げ総数は136人です※1。 派遣職員数と職員派遣団体数の推移 (人) 30 200 180 160 25 24 22 140 20 20 19 120 18 17 17 17 100 15 15 80 10 60 182 152 119 92 73 65 40 ( ― ) (▲30) (▲63) (▲90) (▲109) (▲117) 57 (▲125) 55 46 (▲127) 5 (▲136) 20 0 H17 H18 H19 H20 H21 派遣職員数( 人 ) ※ H22 H23 派遣団体数(団体) カッコ内の数値は、平成17年度対比の削減数 -9- H24 H25 0 【市職員の派遣の引き揚げ内容】 H22.4.1 までの 引揚数 (人) H22.4.1 現在の 派遣職員数 (人) H25.4.1 までの 引揚数 (人) H25.4.1 現在の 派遣職員数 (人) 団体名 H17.4.1 現在の 派遣職員 (人) H22.4.1 までの 引揚目標数 (人) 1 (公財)札幌国際プラザ 15 ▲ 8 ▲11 4 ▲13 2 2 (一財)札幌市職員福利厚生会 9 ▲ 2 ▲ 2 7 ▲ 2 7 3 札幌総合情報センター(株) 3 ▲ 3 ▲ 3 0 ▲ 3 0 4 札幌市土地開発公社 11 ▲11 ▲11 0 ▲11 0 5 (財)札幌市在宅福祉サービス協会※2 14 ▲ 6 ▲ 7 7 ▲14 0 6 (公財)さっぽろ青少年女性活動協会 2 ▲ 2 ▲ 1 1 ▲ 2 0 7 (一財)札幌市環境事業公社 3 ▲ 2 ▲ 2 1 ▲ 2 1 番 号 8 (株)札幌リサイクル公社 2 ▲ 1 ▲ 2 0 ▲ 2 0 9 (公財)札幌市公園緑化協会 3 ▲ 2 ▲ 2 1 ▲ 2 1 10 (一財)さっぽろ産業振興財団 12 ▲ 4 ▲ 6 6 ▲ 6 6 11 (財)札幌勤労者職業福祉センター 1 ▲ 1 ▲ 1 0 ▲ 1 0 12 (株)札幌振興公社※5 0 0 1 1 0 0 13 (公財)PMF組織委員会 5 0 0 5 ▲ 1 4 14 (公財)札幌市芸術文化財団 8 ▲ 4 ▲ 3 5 ▲ 4 4 15 (一財)札幌市体育協会 1 ▲ 1 ▲ 1 0 ▲ 1 0 ※4 16 (一財)札幌市スポーツ振興事業団 2 ▲ 1 ▲ 1 1 ▲ 1 1 17 (財)札幌市健康づくり事業団※3 1 ▲ 1 ▲ 1 0 ▲ 1 0 18 (株)札幌ドーム 2 0 0 2 ▲ 1 1 2 ▲ 2 ▲ 2 0 ▲ 2 0 ※3 ※6 19 (株)札幌道路維持公社 20 (一財)札幌市下水道資源公社 21 ▲ 6 ▲18 3 ▲18 3 21 (一財)札幌市住宅管理公社 15 ▲13 ▲13 2 ▲13 2 22 (一財)札幌市交通事業振興公社 10 ▲ 2 ▲ 2 8 ▲ 2 8 23 (一財)札幌市水道サービス協会 24 ▲14 ▲20 4 ▲22 2 24 (公財)札幌市防災協会 5 0 0 5 ▲ 4 1 25 (公財)札幌市生涯学習振興財団 11 ▲ 9 ▲ 9 2 ▲ 8 3 182 ▲95 ▲117 65 ▲136 46 合計 ※1 改革プランの目標は平成 22 年4月1日現在で㈶札幌市芸術文化財団を除く全団体で達成。同団体においても、22 年度末に目標達成。なお、改革プラン策定時以降、(公財)さっぽろ青少年女性活動協会、(一財)札幌市環境事業 公社、(株)札幌振興公社で新たな派遣の必要性が各1名生じた((公財)さっぽろ青少年女性活動協会については、 22 年度末に引揚済)。 ※2 平成 25 年3月末をもって解散 ※3 平成 19 年4月に統合し、(財)さっぽろ健康スポーツ財団となった。 ※4 平成 21 年3月末をもって廃止 ※5 平成 22 年4月2日派遣であるが、同年4月1日派遣と見なして記載 ※6 平成 19 年3月末をもって廃止 -10- (3)市の財政的関与の見直し 【取組のポイント】 ■ 事業の廃止を含む見直しや内部効率化、職員派遣の引き揚げなどを進めて、補助金を 削減しました。 ■ 貸付金については、事業目的や団体の経営面などを検証した上で削減しました。 【財政的関与額の推移】 市から出資団体への財政的関与額は、平成17年度(約520億円)と平成25年度(約288億円) を予算ベースで比較すると約232億円の削減となっています。 財政的関与額の推移 (百万円) 60,000 合計 51,996 50,098 50,000 44,773 貸付金 19,297 40,000 19,167 38,377 37,425 17,939 33,520 12,641 20,000 31,369 12,253 30,000 28,373 9,752 委託料 29,083 7,244 28,836 3,188 3,502 25,299 24,381 23,389 23,042 24,571 23,630 22,683 22,459 10,000 413 0 交付金 補助金 714 5,220 2,903 17年度 18年度 2,088 19年度 365 336 2,010 1,806 20年度 21年度 -11- 323 993 22年度 315 1,211 23年度 231 1056 24年度 185 897 180 25年度 (4)資金運用 【取組のポイント】 ■ 市への報告内容の充実を図り、資金運用規程に基づく安全・確実な資金運用の指導に 努めています。 資金運用規程に基づく安全・確実な運用を引き続き促進するとともに、資金運用状況の報告 内容の充実を図ることにより、適正な資金運用について継続的な指導監督に努めています。 (5)その他の主な取組 【取組のポイント】 ■ 外部監査の導入により団体経営の透明性を確保しています。 ■ インターネットを利用した情報公開を推進します。 ■ 統廃合の対象となる出資団体のプロパー職員の雇用について配慮します。 ア 外部監査の導入による団体経営の透明性の確保 国からの通知、法律に定められた一定規模の要件に該当する団体に対して、外部監査を導入 するよう指導した結果、現在、要件に該当する25団体全てにおいて外部監査を導入しています。 イ インターネットを利用した情報公開の推進 ホームページを開設し、団体の業務及び財務等に関する情報を公開しています。財務諸表の 公開を行っている他、団体の事業内容等を市民に向けて積極的に情報を発信しています。 ウ 出資団体のプロパー職員の雇用についての配慮 これまでの団体の廃止あるいは統合にあたっては、プロパー職員は、事業承継あるいは統合 後の団体に採用されています。 今後も統廃合にあたっては、出資団体のプロパー職員の雇用に不安が生じないように、最大 限の配慮をします。 -12- 個別団体編 -13- 《個別団体編 目次》 1 (公財)札幌国際プラザ .....................................................................................................16 2 (一財)札幌市職員福利厚生会 ..........................................................................................18 3 札幌総合情報センター(株)..............................................................................................20 4 札幌丘珠空港ビル(株) .....................................................................................................22 5 札幌市土地開発公社 ............................................................................................................24 6 (社福)札幌市福祉事業団 .................................................................................................26 7 (公財)さっぽろ青少年女性活動協会 ...............................................................................28 8 (一財)札幌市環境事業公社..............................................................................................30 9 (株)札幌エネルギー供給公社 ..........................................................................................32 10 (株)北海道熱供給公社 .....................................................................................................34 11 (公財)札幌市公園緑化協会..............................................................................................36 12 札幌市森林組合 ...................................................................................................................37 13 (公財)札幌市中小企業共済センター ...............................................................................40 14 (一財)さっぽろ産業振興財団 ..........................................................................................42 15 (株)札幌都市開発公社 .....................................................................................................44 16 (株)札幌花き地方卸売市場..............................................................................................46 17 (一財)札幌産業流通振興協会 ..........................................................................................48 18 (財)札幌勤労者職業福祉センター...................................................................................50 19 (株)札幌振興公社 ............................................................................................................52 20 (株)札幌リゾート開発公社..............................................................................................54 21 (公財)パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会 ................................56 22 (公財)札幌市芸術文化財団..............................................................................................58 23 (一財)札幌市体育協会 .....................................................................................................60 24 (一財)さっぽろ健康スポーツ財団...................................................................................62 25 (株)札幌ドーム ................................................................................................................64 26 (一財)札幌市下水道資源公社 ..........................................................................................66 27 (株)札幌副都心開発公社 .................................................................................................68 28 (一財)札幌市住宅管理公社..............................................................................................70 29 (一財)札幌市交通事業振興公社 ......................................................................................72 30 (一財)札幌市水道サービス協会 ......................................................................................74 31 (公財)札幌市防災協会 .....................................................................................................76 32 (公財)札幌市生涯学習振興財団 ......................................................................................78 33 (財)札幌市学校給食会 .....................................................................................................80 ※ 第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会は、平成 25 年 4 月設立の団体であるため、平成 25 年度の出資 団体評価シートを作成していない。 -14- 出資団体評価シートダイジェスト版個別団体編について 個別団体編は、札幌市出資団体評価システムにおいて作成している出資団体評価シートから、以 下の4要素の情報を抽出し、集約したものです。 団体概要:本市出資額や設立経緯・目的、事業概要など 財務状況:損益計算書・貸借対照表等の主要数値など 団体評価:所管局による出資の必要性や経営の健全性などに関する評価 改革の取組状況:出資団体改革(アクションプラン)の取組状況及び公共・公益的取組状況 ※ 表中の記号等の意味は次のとおり 2 事業内容 有効性 事業目的に対する効果 ◎:十分出ている ○:出ているが高める余地がある ×:出ていない 5 所管局による団体評価 ⑴ 出資の必要性 記号 ★★★ 評価基準 団体の主要事業に着目し、「他の担い手の存在」及び「団体運営等に対する関与の必要性」の視点か ら、下表の評価基準に基づき次の3段階に評価。 ★★★:出資を継続する必要性が認められる ★★☆:出資を継続する必要性が認められるが、見直し検討の余地がある ★☆☆:出資を見直す必要性が認められる ★★☆ 他の担い手 の 存 在 ★☆☆ ⑵ 経営の健全性 記号 無 少 多 団体運営等に対する関与の必要性 (法令上の必要性や基礎的市民生活の基盤確保、重点施策との一体性等の観点から評価) 高 中 低 ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★☆ ★★★ ★★☆ ★☆☆ 評価 ★★★★★ 非常に高い ★★★★☆ 高い ★★★☆☆ 概ね健全 ★★☆☆☆ やや低い ★☆☆☆☆ 低い 評価基準 債務超過、累積欠損の状態になく、次の要件全てを満たしている。 【自己資本比率:50%以上、流動比率:150%以上、固定比率:100%以下】 債務超過、累積欠損の状態になく、かつ、流動比率が 150%以上であり、次の条件の いずれかを満たしている。 【自己資本比率:50%以上、固定比率:100%以下】 債務超過、累積欠損の状態になく、かつ、次の条件のいずれかを満たしている。 【自己資本比率:50%以上、流動比率:150%以上、固定比率:100%以下】 債務超過、累積欠損の状態になく、かつ、次の条件のいずれも満たしていない。 【自己資本比率:50%以上、流動比率:150%以上、固定比率:100%以下】 債務超過または累積欠損の状態にある。 ※ 原則として、上表の経営指標に基づく評価に「当期正味財産増減額(株式会社の場合は当期純利益)」、「業態」を加味して評価。 なお、当該評価方法は、一般的と考えられる各指標の評価を基本としたものであることから、団体が実施する事業の内容等により、当 該評価基準が好ましくないと判断される場合には、他の方法により評価。 ⑶・⑷ 出資・設立目的に対する事業の有効性及び内容 記号 ⑶ 出資・設立目的に対する事業の有効性 ★★★ 十分出ている ★★☆ 高める余地あり ★☆☆ 出ていない ⑷ 出資・設立目的に対する事業の内容 必要十分な事業が実施されている 事業の拡充、見直しを実施する必要がある 必要な事業が実施されていない 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況(進捗状況) ⑴ 新方針の取組項目 各団体がアクションプランに掲げた項目から主なものを抽出。なお、各項目の冒頭の番号は、次のとおり各団 体における新方針上の取組項目の番号を示す。 1:団体目標 1-① ⑵ 進捗状況 記号 ◎ △ ⇨ 2:事業別目標 各団体における団体目標及び事業別目標の通し番号 評価 目標達成済 目標未達成 単年度ごとの数値目標等を設定して取り組む項目についての評価。 設定した数値目標等の実施結果を示す。 説明 実施中 一定水準を維持しつつ長期継続的に取り組むべき項目など、単年度ごとの数値目標を設 定することが困難な取組項目。 -15- 1 (公財)札幌国際プラザ 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(非常勤) 上田 文雄(市長) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 総務局国際部交流課 519,000千円 本市出資額 400,000千円 平成3年7月31日 出資年月日 平成3年7月31日 011-211-2032 (出資割合 77.1% ) 札幌の有する歴史、文化、経済その他の地域的特性を生かし、札幌で開催されるコンベンション 出資・設立目的 事業等を推進するとともに、国際交流の促進等を図り、もって地域経済の活性化及び文化の向上、 並びに国際相互理解の増進に資することを目的とする。 ① 札幌市 (77.1%) ② 北海道新聞社 (1.9%) ③ 北海道拓殖銀行 (1.9%) ④ 北海道電力 (1.9%) ⑤ 北海道銀行 (1.2%) ⑥ JR北海道他4社 (1.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 011-211-3670 〒 003-0030 札幌市中央区北1条西3丁目3 札幌MNビル 役員総数 10人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 30人 常勤職員 29人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 2人 非常勤職員 1人 http://www.plaza-sapporo.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 コンベンション等事業の札幌開催の推進及び地域経済の活性化・文化の向上・国際相互理解の増 進に資する国際交流の促進 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 国際交流・協力事業 ○ 70,686千円 96,596千円 ▲25,910千円 多文化共生事業 ○ 31,795千円 48,649千円 ▲16,854千円 人材育成事業 ○ 20,393千円 26,867千円 ▲6,474千円 情報発信事業 ○ 26,501千円 42,678千円 ▲16,177千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 経常収益 188,173 196,436 210,627 0 経常費用 254,482 261,731 253,013 ▲ 10,000 うち人件費 150,232 152,890 156,452 当期経常増減額 ▲66,309 ▲65,295 ▲42,386 当期正味財産増減額 ▲63,366 ▲65,315 ▲40,023 ▲ 50,000 1,796,478 1,735,665 1,698,655 ▲ 60,000 うち流動資産 28,489 28,259 46,297 ▲ 70,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,767,989 1,707,406 1,652,358 30,841 35,343 38,356 170,000 24,159 27,702 30,021 165,000 うち固定負債 6,682 7,641 8,335 1,765,637 1,700,322 1,660,299 150,000 143,425 146,416 159,140 145,000 1,686 8,754 5,098 140,000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 22年度 23年度 24年度 ▲ 20,000 ▲ 30,000 資産 ▲ 40,000 市財政的関与 (千円) 160,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 155,000 135,000 130,000 -16- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 1,181,322千円 1,141,299千円 出資の必要性 98.0% 97.7% 健全性 流動比率 102.0% 154.2% 固定比率 100.4% 99.5% 0.0% 0.0% 6,337千円 6,794千円 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 77.8% 74.3% 3,109千円 3,128千円 管理費率(経常収益比) 49.1% 46.0% 79.0% 78.0% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-③ 市職員派遣の必 要性及び今後の見直し 24年度の取組内容 H24年度末に市派遣職員を1名引き上げ、2名とした。 H24年度、新たに職員研修計画を策定し、職位に応じて必要な知識や能力を取得できる研修を体系 的に実施した。 指標 国際交流事業やコンベンショ ン誘致を札幌市と一体的に行 市派遣職員数 うため、今後も最低限の派遣 指 が必要である。当面は、プロ パー職員の育成状況を考慮 標 しながら一定の派遣引き揚げ に努力する。 1-④ 補助金・委託料 の見直し 21年度 22年度 23年度 6人 6人 3人 24年度目標 24年度結果 3人 2人 ◎ 経費の節約等に努めた結果、補助金は予算を下回った。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 53,441千円 43,913千円 54,665千円 48,861千円 1,401千円 1,941千円 1,860千円 2,672千円 2,034千円 寄附金・協賛金等額 進捗状況 96,139千円 102,428千円 112,611千円 110,198千円 管理運営費補助金 184,171千円 事務事業や団体運営に係る 指 経費等の見直しを進め、補助 コンベンションビューロ運 金・委託料の削減に努める。 標 営費補助金 64,566千円 2-④ コンベンション 事業における役割分担 の見直し 進捗状況 △ 1 「札幌MICE総合戦略」の柱の一つである人材育成においては、NPO法人コンベション札幌ネットワークとの連携により、平成23年度から継続する 厚生労働省の地域雇用創造推進事業を活用した「MICEアカデミー」として、求職者向けおよびMICE事業者向け併せて4プログラム実施し、人材の育 成とノウハウの向上による受入基盤の充実を図るともに、雇用の促進を図った。 2 札幌市が策定した戦略に基づき、ワンストップサービス機能を充実させていくため、NPO法人コンベンション札幌ネットワークや関連産業団体との 協力体制を強化しているが、中でも、市民や関連企業による「札幌市おもてなし委員会」とのさらなる連携により、MICE開催時におけるボランティア派 遣やMICE特別メニューの作成・提供など、一層のサービス充実を図った。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 コンベンション事業について は、関連民間企業によりNPO MICEアカデミー受 52人 73人 440人 421人 法人が設立されていることな 指 講者数 どから、当団体では、役割分 標 ボランティア派遣 33件 713人 33件 402人 29件 423人 40件 700人 28件 335人 実績 担により効果的に事業を実施 していく。 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業(認証年月日:2010年3月4日) 【環境】グリーンMICEの推進(グリーンMICEサポート助成) 【経済】海外展開を計画する企業に対する関係国の情報提供等 -17- 進捗状況 △ 2 (一財)札幌市職員福利厚生会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 理事長(非常勤) 板垣 昭彦(市現職) 総務局職員部職員健康管理課 011-211-2086 191,840千円 本市出資額 15,000千円 昭和61年4月1日 出資年月日 昭和61年4月4日 (出資割合 7.8% ) 札幌市の事務事業の推進に協力するとともに、市政運営の基盤となる札幌市職員等の福利厚生の 推進を図り、もって札幌市民の福祉の向上に寄与することを目的とする。 ① 札幌市職員福利厚生会 (92.2%) ② 札幌市 (7.8%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 003-0026 札幌市白石区本通16丁目南4-26 011-866-3670 役員総数 12人 常勤役員 0人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 12人 職員総数 22人 常勤職員 19人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 7人 非常勤職員 3人 http://www.sapporo-fukuri.or.jp 2 事業内容 事業概要 市職員の元気回復など福利厚生に関する事業及び市民の便益に資する売店・食堂等の経営に関す る事業 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収支差 札幌国際交流館管理運営業務 ○ 86,103千円 89,036千円 ▲2,933千円 職員等の福利厚生事業 ○ 595,070千円 618,824千円 ▲23,754千円 市民の便益に資する事業(売店、食堂等 の管理運営事業) ◎ 64,170千円 70,372千円 ▲6,202千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 850,617 778,443 745,343 80,000 経常費用 788,053 773,569 778,232 60,000 うち人件費 119,359 122,718 116,663 40,000 当期経常増減額 62,564 4,874 ▲32,889 20,000 当期正味財産増減額 65,605 6,886 ▲33,965 0 881,400 906,382 870,089 ▲ 20,000 うち流動資産 406,379 435,003 442,309 ▲ 40,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 475,021 471,379 427,780 376,212 394,308 391,979 350,000 270,545 278,051 325,445 300,000 うち固定負債 105,667 116,257 66,534 250,000 正味財産 505,188 512,074 478,110 200,000 補助金・交付金 237,102 171,839 154,548 0 0 0 63,396 63,396 63,396 0 0 0 12,900 12,270 11,749 資産 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 150,000 100,000 50,000 0 -18- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 23年度 項 目 剰余金 24年度 項目 320,234千円 286,270千円 56.5% 54.9% 健全性 流動比率 156.4% 135.9% 固定比率 92.1% 89.5% 0.0% 0.0% 32,435千円 28,667千円 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 15.7% 15.5% 4,926千円 4,455千円 管理費率(経常収益比) 15.2% 15.5% 22.1% 20.7% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-③ 補助金・交付 金・委託料の見直し 24年度の取組内容 職員会館管理運営費を交付金の対象から外した。管理費等の抑制により、目標を達成した。 指標 事務事業や団体運営に係る 経費等の見直しを進め、補助 指 職員福利厚 金・交付金・委託料の削減に 標 生会交付金 努める。 2-① 福利厚生事業の 見直し(売店・食堂等 を除く) 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 312,913千円 237,102千円 171,839千円 185,170千円 154,548千円 進捗状況 ◎ 平成25年度末までに、段階的に職員会館を廃止することを機関決定し、当該決定に基づき、職員会 館2階部分は平成24年度末をもって廃止した。 指標 札幌市及び団体の財政状況 が厳しい中、財政規模に応じ 指 福利厚生会 た福利厚生事業を実施するた 標 交付金 め、事業の見直しを進める。 2-② 売店・食堂の見 直し 21年度 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 312,913千円 237,102千円 171,839千円 185,170千円 154,548千円 進捗状況 ◎ 食堂(北区を除く)・売店について、契約期間満了に伴う25年度以降の受託事業者の公募を行った 結果、応募事業のなかった交通局の2食堂を除き、食堂15施設、売店11施設(15店舗)の事業者を決 定した。 庁舎周辺の都市化が進んだ ことなど、職員・市民を取り巻 指 く生活環境の変化を踏まえな がら、売店・食堂事業の見直 標 しを進める。 指標 21年度 22年度 23年度 食堂延べ利用者数 1,060,719人 919,400人 971,772人 食堂売上 24年度目標 24年度結果 920,000人 進捗状況 920,701人 451,022千円 390,950千円 409,000千円 395,000千円 392,035千円 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 ・障がい者の就労支援 福利施設(食堂)の委託業者による障がい者の就労支援の場として、清田区食堂内喫茶コーナーの提供を継続す るとともに、他の食堂・売店への拡大を検討する。 ・青少年等スポーツ及び芸術文化ふれあい事業 札幌の未来を担う青少年等を対象として、札幌交響楽団演奏会への招待事業のほか、エスポラーダ北海道(フッ トサル)、レバンガ北海道(バスケットボール)によるスポーツ教室や試合招待事業に対する助成を行い、今後も スポーツ及び芸術文化の各分野において、事業展開を行っていく。 ・リフレサッポロ周辺の清掃の実施 地域への社会貢献活動として、平成20年5月30日から毎月30日を「ごみゼロの日」と位置付け、リフレサッポロ 周辺の清掃(ごみ拾い)を実施している。 -19- 3 札幌総合情報センター(株) 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(常勤) 下村 邦夫(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 総務局情報化推進部IT推進課 011-211-2184 1,070,500千円 本市出資額 253,400千円 昭和63年3月29日 出資年月日 昭和63年3月10日 (出資割合 23.7% ) 「札幌市スノートピア計画」による冬季道路情報システム等の開発・運用により、市民生活や地域経済の発展 に貢献している。また、本市の各種業務のシステム化・ネットワーク化の支援を通じて、情報化の中核を担って 出資・設立目的 いる。さらに、平成22年度からは、基幹系(住民記録、税、国民健康保険、介護保険、福祉等の行政サービス) 情報システムの開発・運用業務や、ICカード「SAPICA」事業も担っており、本市の情報化の推進に大きく寄与・ 貢献しているため。 ① 札幌市 (23.7%) ② 北海道新聞社 (3.1%) ④ 北海道電力 (3.0%) ⑤ 北洋銀行 (3.0%) ③ 東日本電信電話 (3.1%) ※自己株式 (41.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 003-0801 札幌市白石区菊水1条3丁目1−5 メディアミックス札幌1階 011-816-7900 役員総数 12人 常勤役員 2人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 10人 職員総数 52人 常勤職員 51人 (うち市OB) 3人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 1人 http://www.sweb.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 冬季道路情報等システム運用・管理、気象情報提供事業、本市の情報基盤に属する情報システムの 開発・運用管理及び情報基盤に関連した先駆的実証実験 事業名 主な事業 事業収支差 事業費用 事業収益 有効性 気象情報提供事業 ○ 13,333千円 12,510千円 823千円 冬季道路交通情報等システム運用・管理 受託事業 主に札幌市における情報システムの開 発・運用業務 ○ 165,140千円 154,948千円 10,192千円 ◎ 552,576千円 504,248千円 48,328千円 ICカード「SAPICA」事業 ◎ 429,683千円 384,697千円 44,986千円 基幹系情報システムの開発・運用業務 ◎ 246,284千円 239,549千円 6,735千円 (単位:千円) 3 財務状況 項目 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 1,559,289 1,228,098 1,407,016 100,000 1,547,569 1,173,744 1,332,303 50,000 278,018 263,374 274,885 0 11,720 54,354 74,713 ▲ 50,000 29,354 ▲182,319 57,274 ▲ 100,000 2,623,821 3,785,700 6,110,970 ▲ 150,000 うち流動資産 1,327,550 1,163,809 1,453,753 ▲ 200,000 うち固定資産 貸 借 うち繰延資産 対 照 負債 表 うち流動負債 1,185,243 2,547,872 4,620,208 111,028 74,019 37,009 1,258,064 2,602,263 4,870,259 1,192,201 1,692,432 2,237,091 うち固定負債 65,863 909,831 2,633,168 1,365,757 1,183,437 1,240,711 0 0 0 975,988 1,086,354 1,269,808 0 0 0 0 0 0 0 0 0 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 1,400,000 1,200,000 1,000,000 800,000 600,000 400,000 200,000 0 -20- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 23年度 項 目 24年度 112,937千円 170,211千円 31.3% 20.3% 健全性 流動比率 68.8% 65.0% 固定比率 215.3% 372.4% 23.1% 56.6% 23,172千円 26,547千円 21.4% 19.5% 22,146千円 25,138千円 95.6% 94.7% 87.3% 92.5% 剰余金等 評価 項目 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 団体の在り方見 直し・新たな経営方針 策定による団体運営 24年度の取組内容 基幹系情報システムの再構築事業については、本市との緊密な連携により、計画通りの進捗となった。 SAPICA事業については、電子マネーの加盟店拡大を図るとともに、バス・市電等への導入に向けた取り組み を鋭意進め、計画通りの進捗となった。 冬季道路情報システムについては、両者で協議を行い、そのあり方の検討を進めた結果、予報業務につい て、指名競争入札を実施した。 経営改革プランに基づく改善努力を継続した結果、営業損益、経常損益、当期純損益ともに黒字となった。 不採算事業の抜本的な見 直しを進め、団体規模の縮小 を図る。 また、当団体は、これまでも 札幌市の効率的、効果的な 情報化施策に貢献している 指 が、今後とも、情報セキュリ ティやICカード事業への取組 標 を含めて技術革新の速さに対 応して、技術力、競争力を高 める必要があることから、新た な経営方針を策定し、団体運 営を進めていく。 1-③ 委託料の見直し 指標 21年度 22年度 23年度 営業収支 5,148千円 11,720千円 54,354千円 黒字 74,713千円 経常収支 7,462千円 13,459千円 44,568千円 黒字 77,093千円 進捗状況 ◎ 内製率の目標達成により昨年同様にコスト改善につながった。 指標 情報システムにおける内製 率の向上など、団体の事務事 情報システム部 業実施体制等の見直しを進 指 門の内製率 めるとともに、札幌市からの委 標 託料のさらなる適正化に努め る。 2-③ 冬季道路情報シ ステムの在り方見直し 24年度目標 24年度結果 21年度 22年度 23年度 68% 75% 71% 24年度目標 24年度結果 70% 76% 進捗状況 ◎ 気象予報について指名競争入札を実施した。 指標 民間事業者 民間事業者等からも気象情報 の的中率 や予報が出されていることか 指 ら、事業の在り方等の見直し 標 SNETの的中 を進める。 率 当該業務の 委託費 21年度 22年度 23年度 - - - 90% - 92.2% 92.1% 91.1% 95.0% 89.7% 76,650千円 72,817千円 72,034千円 24年度目標 24年度結果 72,000千円 進捗状況 ◎ 72,450千円 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【経済】本市の基幹系情報システムの再構築事業に係る新システムの開発にあたっては、透明性・公平性の確保と ともに、地場IT企業の受注機会の確保を継続する。 -21- 4 札幌丘珠空港ビル(株) 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(非常勤) 秋元 克広(副市長) 基本財産・資本金 設立年月日 市民まちづくり局総合交通計画部交通計画課 498,000千円 本市出資額 130,000千円 平成2年5月23日 出資年月日 平成2年5月15日 011-211-2378 (出資割合 26.1% ) 札幌丘珠空港ターミナルビルは道内航空交通の拠点として重要な機能を有する施設であるとともに、本市の空 出資・設立目的 の玄関としての公共的な性格を有する施設であり、航空事業者の安定的な運航を確保するとともに、航空機利用 者が安心して安定的に利用できる状態を保つよう、本市と連携して取組を進めるため出資している。 ① 札幌市 (26.1%) ② 全日本空輸 (25.1%) ③ 北海道 (13.1%) ④ 日本政策投資銀行 (13.1%) ⑤ 札幌商工会議所 (8.7%) ⑥ 北洋銀行 (5.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 007-0880 札幌市東区丘珠町 丘珠空港内 011-785-7871 役員総数 12人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 11人 職員総数 6人 常勤職員 2人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 4人 http://www.okadama-airport.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 札幌市と道内主要都市を結ぶ道内航空網の拠点空港である札幌丘珠空港のターミナルビルの管理運 営 事業名 有効性 ○ 札幌丘珠空港ターミナルビルの管理運営 事業収益 事業費用 事業収支差 142,728千円 139,988千円 2,740千円 主な事業 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 87,546 137,611 142,728 5,000 131,168 146,756 139,988 0 20,180 23,218 26,427 ▲ 5,000 ▲43,622 ▲9,145 2,740 ▲ 10,000 ▲22,971 2,763 3,148 ▲ 15,000 721,233 727,281 738,670 ▲ 20,000 うち流動資産 106,149 131,279 166,494 ▲ 25,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 615,084 596,002 572,176 35,311 38,597 47,438 3,000 10,958 14,487 24,582 2,500 うち固定負債 24,353 24,110 22,856 685,922 688,684 691,232 0 0 0 0 2,740 2,950 0 0 0 0 0 0 0 0 0 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 2,000 1,500 1,000 500 -22- 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 24年度 190,684千円 193,232千円 94.7% 93.6% 健全性 流動比率 906.2% 677.3% 固定比率 86.5% 82.8% 0.0% 0.0% 22,935千円 23,788千円 16.9% 18.5% 23,232千円 21,115千円 101.3% 88.8% 1.8% 2.1% 剰余金等 評価 項目 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 経営改善の取組 24年度の取組内容 ・飲食店が一時撤退となったが、関連事業者に対する営業活動等により、新規テナントが入居となった。 ・不要不急の経費削減を図りながら、イベント等を継続実施するとともに、関係機関及び他社(団体)主催の空港 PRイベントなどの協力・参加により集客を図ることで、更なる空港及び当社の付加価値向上に取組んだ。 ・市内各区や市に隣接する地域の歴史講座・展示などを継続して開催するとともに、2階部分を活用したイベン ト・展示に取り組んだ。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 中長期的な収支の健全化を 図るため、経営の効率化や利 指 丘珠空港は札幌市の高速交通体系の維持という観点から不可欠であると捉えてお 用者サービスの向上などの取 標 り、そのため当該団体が管理運営する空港ターミナルビルは必須の施設である。 札幌市と当該団体とが一体となり当該団体の経営安定化に向けた取組みの実施が 組を行っていく。 必要となっていることから、現在、具体的な指標・目標を設定できる状況にな い。 1-③ 地域への貢献 進捗状況 各イベント開催時にチラシまたはアナウンス等にてPRし、広く活用していただくよう取り組んだ。各種イベントを継続 実施の結果、イベント来場者は11,400人(対前年度比33.6%増)、空港見学者においては、2,940人(対前年度比 55.5%増)となった。 指標 周辺地域との連携・共生を図 イベント来場者数 るため、イベント等を積極的に 指 企画・開催することにより、乗 客者以外の地域住民等の来 標 空港見学者数 場を促す。 イベント実施回数 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 4,690人 6,900人 8,530人 8,700人 11,400人 1,600人 1,200人 1,890人 2,460人 2,940人 19回 48回 58回 68回 68回 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】ワーク・ライフ・バランスへの取組 当団体は、札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業として、取組宣言シートに基づいて体制の充実を図ってい る。 【地域】地域住民を対象としたイベントの開催 就航先地域等の物産を販売する産直市や、ロビーコンサートなど地域活性化に資する各種イベントを積極的に開催 している。また、市民ボランティアによる小学生を対象とした空港見学会や、有識者や空港関係者を講師とした市 民向けのエアポートアカデミーの開催など、航空知識の普及・啓発活動も行っており、これらの活動は今年度も引 き続き実施する。 -23- 5 札幌市土地開発公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 理事長(非常勤) 秋元 克広(副市長) 財政局管財部管財課 20,000千円 本市出資額 20,000千円 昭和48年3月30日 出資年月日 昭和48年3月28日 011-211-2222 (出資割合 100.0% ) 公有地等の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と福祉に寄与することを 目的とする。 ① 札幌市 (100.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎14階 011-211-3666 役員総数 9人 常勤役員 0人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 3人 常勤職員 3人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://homepage2.nifty.com/sapporo-tochikaihatu/index.html 2 事業内容 事業概要 公有地の拡大の推進に関する法律第17条第1項各号に掲げる業務(公共用地の取得) 有効性 事業名 土地の先行取得及び札幌市への先行取得 地の処分 事業収益 ○ 事業費用 0千円 事業収支差 16,990千円 ▲16,990千円 主な事業 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 3,922,388 1,740,776 0 3,864,691 1,724,948 16,990 15,229 12,211 11,548 57,697 15,828 ▲16,990 26,004 21,253 ▲11,999 8,002,763 6,264,379 6,251,956 うち流動資産 7,998,910 6,263,294 6,250,892 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 3,853 1,085 1,064 4,561,375 2,801,738 2,801,314 1,375 1,738 1,314 うち固定負債 4,560,000 2,800,000 2,800,000 3,441,388 3,462,641 3,450,642 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4,560,000 2,800,000 2,800,000 当期利益(損失) (千円) 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 ▲ 5,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 10,000 ▲ 15,000 市財政的関与 (千円) 1 1 1 0 0 0 -24- 1 1 1 0 0 0 0 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 3,442,641千円 3,430,642千円 出資の必要性 自己資本比率 55.3% 55.2% 健全性 流動比率 360373.6% 475714.8% 固定比率 0.0% 0.0% 44.7% 44.8% 580,259千円 0千円 0.7% 231.4% 6,845千円 5,663千円 1.2% - 0.0% 0.0% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★☆☆ ★★★★★ ★★★ ★★★ □存続 ■廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 団体廃止 24年度の取組内容 予定していた、札幌市による公社保有地の買戻しが行なえず、単年度目標を達成できな かった。 指標 21年度 22年度 23年度 115.7億円 77.5億円 60.8億円 24年度目標 24年度結果 進捗状況 団体保有地の処分が完了し た時点で、団体を廃止する (平成26年度を目処)。 指 公社保有地 標 期末残高 1-② 貸付金の削減 予定していた、札幌市による公社保有地の買戻しが行えなかったことから、借入金返済 の原資となる収益が得られず、単年度目標を達成できなかった。 指標 借入金期末残高 平成26年度(団体廃止時期) 指 までに札幌市からの貸付金を 標 完済する。 21年度 22年度 23年度 85.6億円 45.6億円 28.0億円 49.2億円 61.0億円 24年度目標 24年度結果 16.0億円 △ 進捗状況 28億円 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】 公社保有地の管理に伴う委託業務(除草)について、障がい者施設に積極的に発注するなどの取組みを行ってい る。 【環境】 環境負荷軽減の取組として、札幌市の「さっぽろエコメンバー」へ登録している。 【その他(公社保有地の貸付)】 公社保有地の地元団体への無償貸し付けを行っている。 -25- 6 (社福)札幌市福祉事業団 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 野原 仁(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 保健福祉局高齢保健福祉部高齢福祉課 011-211-2976 (出資割合 100.0% ) 10,000千円 本市出資額 10,000千円 平成8年4月1日 出資年月日 平成8年4月1日 多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することに 出資・設立目的 より、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよ う支援することを、目的とする。 ① 札幌市 (100.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0042 札幌市中央区大通西19丁目1−1札幌市社会福祉総合センター3階 011-614-1002 役員総数 9人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 職員総数 127人 常勤職員 78人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 49人 http://www.jigyodan-sapporo.or.jp 2 事業内容 事業概要 札幌市長生園・札幌市保養センター駒岡の受託運営及び老人福祉センタ-の受託運営等 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 養護老人ホーム(札幌市長生園)の管理 運営 ◎ 143,299千円 142,483千円 816千円 老人福祉センター(8館)の管理運営 ○ 608,001千円 591,731千円 16,270千円 札幌市保養センター駒岡の管理運営 ○ 198,767千円 197,156千円 1,611千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 事業活動収入 1,032,857 1,015,674 948,569 事業活動支出 1,054,520 1,008,990 936,237 うち人件費 517,316 516,917 492,127 事業活動収支差額 ▲21,663 6,684 12,332 当期活動収支差額 ▲21,030 7,233 16,054 548,872 564,318 582,372 うち流動資産 253,971 263,425 262,183 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 294,901 300,893 320,189 380,086 388,299 390,299 600,000 68,531 65,205 59,016 500,000 うち固定負債 311,555 323,094 331,283 400,000 168,786 176,019 192,073 300,000 108 121 107 154,890 155,004 154,100 403,472 403,472 403,472 0 0 0 382,947 367,229 345,304 当期利益(損失) (千円) 事 業 活 動 収 支 計 算 書 事業収支差 20,000 15,000 10,000 5,000 0 ▲ 5,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 10,000 ▲ 15,000 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 ▲ 20,000 ▲ 25,000 市財政的関与 (千円) 200,000 100,000 0 -26- 22年度 23年度 指定管理費 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 166,019千円 182,073千円 31.2% 33.0% 健全性 流動比率 404.0% 444.3% 固定比率 170.9% 166.7% 0.0% 0.0% 8,325千円 8,248千円 50.9% 51.9% 321千円 45千円 管理費率 3.9% 0.5% 自立性 市依存度(収入) 65.2% 67.8% 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り事業活動収入 マネジ 人件費率 メント 職員一人当り管理費 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★☆☆ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ □存続 □廃止 団体のあり方 ■他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 指定管理者制度 に係る対応 24年度の取組内容 3団体統合に向けて、引き続き、内部での検討会議や作業チームによる具体的な取組内容 を検討した。 非公募施設の運営管理を主 たる事業として行う当団体は、 今後は人的な面において管 指 理・監督を徹底するほか、財 政面においても経費の節減に 標 努め、委託料の縮減等を図る ことを検討する。 1-④ 社会貢献への取 組 指標 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 従来から受け入れている各実習については更に充実した実習内容となったことにより、目 標人数を上回る実習生の受入れとなり、新規実習については新たに5件受け入れることが できた。また、ボランティア受け入れについても、昨年度を上回る実績となった。 指標 実習生受入人数 福祉系学生等の実習生を受 指 け入れ、福祉現場を担う人材 標 ボランティア受 の育成に貢献する。 入人数(6セ ンター平均) 2-② 老人休養ホーム の利用者数増加 21年度 21年度 22年度 23年度 556人 494人 591人 590人 615人 ― ― 1,860人 1,900人 2,150人 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 来館者合計人数は昨年度より減となったが、利用者満足度については昨年度より高い評価を得ること ができた。 指標 老人休養ホームについて、利 利用人数 用者サービスの向上等を図 指 り、利用者数の増加につなげ 標 利用者満足度 る。 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 122,655人 128,395人 126,732人 127,500人 124,611人 76.01% 75.72% 74.90% 77.00% 78.47% 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 高齢者福祉等を担う社会福祉法人として、次のような公共公益的な取組みを行っている。①福祉を担う人材育成等 のために、福祉系学生などの実習の受け入れや、福祉体験活動を通しての、社会体験及び就業体験の機会を提供、 ②障がい者法定雇用率を超える障がい者雇用の実践、③札幌市の市有建築物のバリアフリー化に対応し全施設に 「オストメイト対応型トイレ」の設置を完了、④「さっぽろエコメンバー」への継続登録、⑤「札幌市ワーク・ラ イフ・バランス認証企業」の認証、⑤「さっぽろゆきだるまんプロジェクト」への参加による人と雪の共存への取 組み、⑦冬期節電対策の一環であるウォームシェアの取組みとして、センターで健康づくり体操及び健康づくり講 話を実施、⑧保養センター駒岡の「シーニックバイウエィの参加」、⑨笑顔になれる街SAPPOROのロゴマークの活用 等、積極的に取り組んでいる。 -27- 7 (公財)さっぽろ青少年女性活動協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 岡村 龍一(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 子ども未来局子ども育成部子どもの権利推進課 10,000千円 本市出資額 5,000千円 昭和55年4月1日 出資年月日 昭和55年4月1日 011-211-2942 (出資割合 50.0% ) 人とのつながりを通じて青少年の健全育成と青少年女性の社会参加を促進し、魅力あふれる地域 出資・設立目的 社会創造のための主体的な活動を支援することにより、地域社会の発展及び向上を図り、もって豊 かな生活の実現に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ② (公財)さっぽろ青少年女性活動協会 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 063-0051 札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10 役員総数 職員総数 011-671-4121 2人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 7人 1,133人 常勤職員 771人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 362人 9人 常勤役員 http://www.syaa.jp 2 事業内容 事業概要 青少年及び女性のグループ活動の指導業務及び指導者の養成並びに若者支援総合センター等の管 理業務 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収支差 ◎ 201,572千円 211,098千円 ▲9,526千円 児童会館管理運営業務 ◎ 2,402,910千円 2,374,483千円 28,427千円 ミニ児童会館管理運営業務 ◎ 929,134千円 929,288千円 ▲154千円 札幌エルプラザ公共4施設管理運営事業 ◎ 325,394千円 321,120千円 4,274千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 若者支援総合センター・若者活動セン ター管理運営事業 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 4,116,872 4,224,922 4,352,457 120,000 経常費用 3,966,652 4,179,231 4,257,911 100,000 2,880,678 3,008,885 3,138,939 80,000 150,220 45,691 94,546 60,000 97,399 11,927 41,539 1,041,343 1,035,391 1,229,138 うち流動資産 502,800 441,309 549,008 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 538,543 594,082 680,130 445,543 427,664 579,871 340,363 276,251 369,112 うち固定負債 105,180 151,413 210,759 595,800 607,727 649,267 0 0 0 1,010,802 1,072,038 1,123,993 2,736,890 2,772,094 2,837,597 0 0 0 233,154 236,069 232,950 うち人件費 当期経常増減額 当期正味財産増減額 資産 40,000 20,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 4,500,000 4,000,000 3,500,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 3,000,000 2,500,000 2,000,000 1,500,000 -28- 1,000,000 500,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 項目 597,727千円 639,267千円 58.7% 52.8% 健全性 流動比率 159.7% 148.7% 固定比率 97.8% 104.8% 0.0% 0.0% 4,114千円 3,842千円 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 71.2% 72.1% 181千円 181千円 管理費率(経常収益比) 4.4% 4.5% 89.1% 89.2% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 新公益法人制度 への対応 24年度の取組内容 平成25年4月1日付で、公益財団法人に移行した。 新たな公益法人制度が施行 されたことに伴い、札幌市に とって当団体がいかなる法人 形態に移行するのがよいのか 指 を検討し、移行期間終了(平 標 成25年11月)までの間に、検 討結果に基づいて移行に向 けた取組を進める。 1-⑤ インターネット を利用した情報公開の 推進 指標 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 事業実施施設そのものは、減少しているが、各施設のHPコンテンツの充実を図り、当初 目標としていたアクセス件数を上回る結果となった。 指標 引き続きインターネットを利用 ホームページア した情報公開の内容について 充実を図るとともに、団体の経 指 クセス件数 営状況、運営状況などを積極 標 投入人員(関係職 員数) 的かつわかりやすく公開し、 業務運営の透明化を図る。 内部留保資金等の活用 21年度 21年度 279,750件 ― 22年度 352,847件 ― 23年度 380,988件 ― 24年度目標 24年度結果 進捗状況 400,000件 409,868件 20名 25名 ◎ 平成24年度単年では、計画額に満たないが、平成23年度・24年度の2年間の合計執行額 は、当初計画を上回る執行を行っている。 策定した活用計画が着実に 指標 進められるよう適切に進捗管 理を行うこと。なお、計画の実 指 活用計画遂行率 施が団体運営に支障を及ぼ 標 自主事業満足度 すことのないように団体の財 務状況等には十分に留意す 利用者満足度 ること。 21年度 22年度 ― ― 47% 62% 64.3% ― ― 80% 80% 80% ― ― 32% 30% 30% 23年度 24年度目標 24年度結果 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障がい者雇用の継続 障がい者の雇用を行い、障がい者法定雇用率1.8%以上を継続している。(現在2.57%) 【雇用】ワーク・ライフ・バランスへの取り組み 札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業として、長時間労働の削減等課題への取り組みを継続する。 (認証年月日 2009年8月11日 札幌市WLB認証第66号) 【環境】環境配慮への取り組み(さっぽろエコメンバー登録 2008年8月22日 レベル3) 札幌市グリーン購入ガイドラインに基づく環境配慮物品の購入を継続する。 【経済】企業等への受注機会確保に関する取り組み 委託、物品調達等を行う場合は、札幌市内の企業等の積極的な活用を行う。 【その他】基金による事業助成 市民グループ等が行う子どもの健全育成事業に対する助成を引き続き実施する。 -29- 進捗状況 △ 8 (一財)札幌市環境事業公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 小林 宏史(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 環境局環境事業部総務課 40,000千円 本市出資額 30,000千円 平成2年4月1日 出資年月日 平成2年4月2日 011-211-2906 (出資割合 75.0% ) 廃棄物の収集運搬及び再資源化等の処理に関する事業並びにこれらに係る調査研究・普及啓発を 出資・設立目的 行うことにより、清潔で快適な都市環境の確保と資源循環型社会の推進を図り、もって地域社会の 発展と地球環境の保全に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (75.0%) ② (一社)札幌建設業協会 (25.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0031 札幌市中央区北1条東1丁目 サン経成ビル内 011-219-5353 役員総数 9人 常勤役員 2人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 1人 非常勤役員 7人 職員総数 77人 常勤職員 68人 (うち市OB) 25人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 9人 http://www.kankyou-sapporo.jp 2 事業内容 事業概要 都市廃棄物の適正化、効率的な処理と資源化等に関する調査・研究・技術開発等、その成果の実現 化 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 びん・缶・ペットボトル選別事業(受託 事業) ○ 968,100千円 829,183千円 138,917千円 ごみ資源化工場施設管理事業 ◎ 65,100千円 56,876千円 8,224千円 事業系ごみ収集運搬事業 ◎ 5,668,675千円 5,529,757千円 138,918千円 剪定枝等処理事業 ◎ 76,452千円 50,079千円 26,373千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 6,933,900 6,895,977 6,869,949 経常費用 6,925,117 6,852,505 6,693,693 360,607 341,495 360,893 8,783 43,472 173,880 ▲32,386 82,251 106,240 0 3,756,482 3,635,359 3,713,471 ▲ 20,000 うち流動資産 1,519,186 1,475,530 1,648,706 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 2,237,296 2,159,829 2,064,765 2,424,674 2,221,300 2,193,172 1,200,000 1,031,887 1,050,932 1,245,566 1,000,000 うち固定負債 1,392,787 1,170,368 947,606 800,000 1,331,808 1,414,059 1,520,299 600,000 0 0 0 1,089,004 1,112,580 1,119,300 0 0 0 0 0 0 0 0 0 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 120,000 100,000 80,000 うち人件費 当期経常増減額 60,000 40,000 20,000 当期正味財産増減額 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 22年度 23年度 24年度 ▲ 40,000 市財政的関与 (千円) 400,000 200,000 0 -30- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 項目 24年度 評価 1,374,059千円 1,480,299千円 出資の必要性 自己資本比率 38.9% 40.9% 健全性 流動比率 140.4% 132.4% 固定比率 152.7% 135.8% 37.4% 30.5% 95,777千円 91,599千円 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 5.0% 5.3% 1,171千円 418千円 管理費率(経常収益比) 1.2% 0.5% 16.1% 16.3% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 出資の見直し 24年度の取組内容 財政状況から、出資の引き揚げを検討するには時期尚早であると判断した。 指標 今後の使途が特定されていな い内部留保資金があれば、団 出資額 体とも協議しつつ財政状況な 指 どを十分に勘案した上で、出 資の引き揚げによる札幌市へ 標 出資割合 の還元を継続して検討し、取 組を進める。 1-④ 委託料の見直し 24年度目標 24年度結果 進捗状況 30,000千円 30,000千円 30,000千円 30,000千円 30,000千円 21年度 75% 22年度 23年度 75% 75% 75% 75% 経費節減や選別作業の効率化を図っているものの、施設の老朽化などに伴い、設備の部品 交換費用などが増加している状況もあり、委託料が増加となった。 指標 事務事業や団体運営に係る 指 経費等の見直しを進め、委託 標 委託料 料の削減に努める。 21年度 22年度 23年度 1,084,816千円 1,088,955千円 1,112,580千円 24年度目標 24年度結果 - 1,119,300千円 進捗状況 (1)収集料金:収集料金については、廃棄物処理法において、許可業者は市町村が定める金額を越える料金を 受けてはならない旨、定められており(廃掃法第7条第12項)、公社の収集料金は札幌市廃棄物の減量及び処 2-① 事業系ごみ収集運 理に関する条例にて定めた金額の範囲内であることから、適正な収集運搬料金の設定であると判断する。な お、平成25年1月に改正条例が施行され、上記清掃手数料が改定されたことを受け(130円/20ℓ)、公社収集料 搬業務代行料の適正化 金も平成25年4月に改定を予定している(116円/20ℓ)。 (2)代行料金: 公社より代行料等に係る情報を入手し、検証を行った結果、料金設定については適正であると 認められた。 指標 ごみ量の減少やリサイクルの 清掃手数料 推進等の環境の変化を踏まえ 指 ながら、団体から収集業者へ の代行料について、検証を 標 収集料金 行っていく。 21年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 120円/20㍑ 120円/20㍑ 120円/20㍑ 130円/20㍑ 130円/20㍑ 22年度 23年度 104円/20㍑ 104円/20㍑ 104円/20㍑ - 104円/20㍑ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【調査啓発】廃棄物の収集運搬・処理及びリサイクル等に係わる調査研究事業・普及啓発活動を展開し、清潔で快 適な都市環境の確保と資源循環型社会の推進を図っている。今後も継続して実施する。 【不燃用プリペイド袋リサイクル】従来、埋立地に搬入していた不燃用プリペイド袋の中に混入されている資源物 を手選別し、リサイクルを推進している。今後も継続して実施する。 【福祉】知的障がい者への雇用の場の提供:駒岡資源選別センターの手選別業務において知的障がい者に雇用の場 を提供しており、今後も継続して実施する。 【地域】すすきの早朝収集の実施:カラス等の被害を防止するため、すすきの地区で早朝収集(夏5時/冬5時半よ り)実施している。今後も継続して実施する。 -31- 9 (株)札幌エネルギー供給公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(非常勤) 生島 典明(副市長) 基本財産・資本金 設立年月日 環境局環境都市推進部エコエネルギー普及推進課 1,500,000千円 本市出資額 540,000千円 昭和61年7月1日 出資年月日 昭和61年7月1日 011-211-2872 (出資割合 36.0% ) 札幌市が再開発を進める札幌駅北口地区において、効率の良い地域冷暖房システムでの安定的な 出資・設立目的 供給により、大気汚染防止、省エネルギー、都市防災の向上などが図られ、快適な都市環境づくり の実現に寄与することから、事業化のため設立の当団体に出資した。 ① 札幌市 (36.0%) ② 日本政策投資銀行 (20.0%) ③ 三菱重工業 (12.0%) ④ 北海道瓦斯 (12.0%) ⑤ 北海道電力 (12.0%) ⑥ 北洋銀行 (4.9%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0807 札幌市北区北7条西1丁目1番地2 011-206-3100 役員総数 13人 常勤役員 2人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 11人 職員総数 19人 常勤職員 19人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://www.satsuene.co.jp 2 事業内容 事業概要 冷温水による地域熱供給事業 事業名 有効性 ○ 冷温水を利用した熱供給事業 事業収益 事業費用 923,477千円 671,549千円 事業収支差 251,928千円 主な事業 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 907,881 817,234 922,666 584,818 554,048 646,921 124,228 126,215 127,230 323,063 263,186 275,745 168,381 135,710 156,382 60,000 2,194,592 2,110,422 2,101,899 20,000 うち流動資産 433,333 337,752 377,265 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,761,259 1,772,670 1,724,634 1,528,872 1,308,992 1,144,085 796,587 279,074 309,083 うち固定負債 732,285 1,029,918 835,002 665,720 801,430 957,814 0 0 0 0 0 0 0 0 0 500,000 0 0 0 0 0 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 40,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 500 -32- 400 300 200 100 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 ▲698,570千円 ▲542,186千円 出資の必要性 自己資本比率 38.0% 45.6% 健全性 流動比率 121.0% 122.1% 固定比率 221.2% 180.1% 56.7% 47.1% 40,862千円 46,133千円 15.4% 13.8% 6,370千円 6,057千円 15.6% 13.1% 0.0% 0.0% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★★ ★★☆ □存続 □廃止 団体のあり方 ■他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 北海道熱供給公 社との統合 24年度の取組内容 管理営業部門3回、技術部門2回の計5回の情報交換会、勉強会を実施した。 指標 21年度 22年度 統合に係るメリット・デメリットの 検証を行い、北海道熱供給公 指 繰越損失額 1,002百万円 834百万円 社との統合に向けた取組を進 標 める(平成25年度までに統 合)。 1-⑤ 経営健全化の取 組 698百万円 24年度目標 24年度結果 進捗状況 580百万円 542百万円 24年度目標 24年度結果 進捗状況 経営努力の結果、繰越損失を減少させた。 指標 21年度 22年度 営業収益の向上やコストの削 指 繰越損失額 1,002百万円 834百万円 減等に努め、経営の健全化を 標 純利益の確保 142百万円 168百万円 図る。 2-② ユーザーへの サービス強化 23年度 23年度 698百万円 580百万円 542百万円 136百万円 126百万円 156百万円 ◎ ユーザーとの技術情報交換会を実施した。また、サービス向上のため集中監視システムを 7件目のお客様に設置した。 指標 情報交換会 料金の割高感解消のため、 指 参加者数 ユーザーサービスの向上等に 標 集中監視システム 努める。 設置数(累計) 21年度 22年度 23年度 20名 20名 20名 20名 20名 5件 5件 6件 7件 7件 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【環境】 ・都市機能を高める基幹インフラとして、効率的なエネルギーの利用をはじめ防災や美観上の点からもまちづくり に貢献している。 ・クリーンエネルギーである天然ガスを主燃料としているが、融雪事業終了後には、雪冷熱事業を展開し、未利用 エネルギーの活用を図っている。 -33- 10 (株)北海道熱供給公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(常勤) 小林 信介(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 環境局環境都市推進部エコエネルギー普及推進課 3,025,250千円 本市出資額 600,000千円 昭和43年12月23日 出資年月日 昭和43年12月23日 011-211-2872 (出資割合 19.8% ) 設立当初の目的であった札幌都心部の大気汚染防止については、その目標を達成したと言えるが、これを維持 出資・設立目的 するため今後も安定した熱供給を行う必要性があり、また社会背景の変化などにより、環境負荷の低減、未利用 エネルギーの推進など地球温暖化防止の観点から連携する必要がある。 ① 北海道瓦斯 (70.7%) ④ 北海道 (1.7%) ② 札幌市 (19.8%) ② (1.1%) ⑥ 北洋銀行 (2.5%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP ⑤ 北海道エナジティック 〒 060-0907 札幌市東区北7条東2丁目1番10号 011-741-1311 役員総数 9人 常勤役員 4人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 5人 職員総数 65人 常勤職員 65人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://www.hokunetsu.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 冷温水及び蒸気による地域熱供給事業 事業名 有効性 札幌都心部の建物等への冷・温熱、電力 供給 ○ 事業費用 事業収益 3,982,992千円 事業収支差 4,080,969千円 ▲97,977千円 主な事業 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 3,954,035 3,970,314 3,952,669 3,781,252 3,780,554 4,005,477 422,355 432,556 404,552 当期利益(損失) (千円) 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 80,000 60,000 40,000 20,000 0 172,783 189,760 ▲52,808 ▲ 20,000 67,200 57,921 ▲97,977 ▲ 60,000 10,733,844 10,312,957 9,688,974 ▲ 100,000 うち流動資産 1,394,890 1,511,786 1,175,992 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 9,338,954 8,801,171 8,512,982 5,123,429 4,644,621 4,097,514 40,000 1,118,183 1,211,116 1,062,565 35,000 うち固定負債 4,005,246 3,433,505 3,034,949 5,610,415 5,668,336 5,591,460 35,010 0 0 0 0 0 10,000 0 0 0 5,000 0 0 0 0 0 0 当期純利益(損失) 22年度 23年度 24年度 ▲ 40,000 ▲ 80,000 資産 ▲ 120,000 市財政的関与 (千円) 30,000 25,000 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 20,000 -34- 15,000 0 22年度 指定管理費 23年度 24年度 委託料 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 2,643,086千円 2,566,210千円 出資の必要性 自己資本比率 55.0% 57.7% 健全性 流動比率 124.8% 110.7% 固定比率 155.3% 152.2% 36.9% 35.0% 70,898千円 73,198千円 10.9% 10.2% 3,016千円 2,750千円 4.3% 3.8% 0.0% 0.0% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★★ ★★☆ □存続 □廃止 団体のあり方 ■他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-④ コスト削減 24年度の取組内容 経営努力を続けたが、天然ガス高騰による燃料費用の増加により単年度赤字決算となっ た。 設備工事、修繕工事等のコス トの削減や人件費等の間接 指 経費の節減を行い、団体内部 標 の効率化に努める。 2-① 燃料転換による 環境負荷低減 指標 21年度 22年度 23年度 単年度収益の確保 72百万円 96百万円 124百万円 30百万円 進捗状況 ▲97百万円 △ 既存供給元からの安定的な確保を図るほか、新たな供給元の開拓に努めた結果、前年を大 きく上回る 使用量となった。 指標 木質バイオマス使用量 環境負荷低減に向けて、燃料 指 を石炭から天然ガスへ転換を 標 CO2排出量 図る。 2-② 営業力強化 24年度目標 24年度結果 21年度 22年度 23年度 8,321t 15,545t 18,223t 15,900t 20,585t 34,759t 35,538t 34,993t 28,717t 28,620t 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 夏季、冬季の2度に渡る節電要請の影響により、需要家の省エネが一段と浸透したが、9月 に入ってからの残暑及び12月から1月にかけて寒さの厳しい日が続いたことにより、全体 の販売熱量は前年度を若干上回る結果となった。 指標 21年度 販売熱量の維持 751,779GJ 売上拡大のため営業力を強 指 化し、新規需要の獲得やお客 様ニーズへの対応に努める。 標 22年度 23年度 808,863GJ 811,675GJ 24年度目標 24年度結果 742,416GJ 進捗状況 812,927GJ ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【環境】 ・都市機能を高める基幹インフラとして、効率的なエネルギーの利用をはじめ防災や美観上の点からもまちづくり に貢献している。 ・クリーンエネルギーである天然ガスを主燃料としているが、木質バイオマスを積極的に利用することで、環境負 荷の軽減を図っている。 -35- 11 (公財)札幌市公園緑化協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 理事長(常勤) 淺川 昭一郎(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 環境局みどりの推進部みどりの推進課 40,000千円 本市出資額 20,000千円 昭和59年9月1日 出資年月日 昭和59年9月1日 011-211-2522 (出資割合 50.0% ) 都市緑化、公園緑地及び自然環境等に関する事業を通して、みどり豊かで潤いのある持続可能な 出資・設立目的 都市づくりを推進するとともに、健全な地域社会の形成と生活文化・福祉の向上に寄与することを 目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ② (財)札幌市公園緑化協会 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0031 札幌市中央区北1条東1丁目6番地16 ニューワンビル4階 役員総数 職員総数 8人 常勤役員 011-211-2579 2人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 1人 非常勤役員 6人 202人 常勤職員 143人 (うち市OB) 3人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 59人 http://www.sapporo-park.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 都市緑化基金の造成、公園緑地の管理運営並びに都市緑化等に係る調査研究 主な事業 事業収益 有効性 事業名 一般会計事業 ○ 1,126,597千円 1,172,761千円 ▲46,164千円 収益事業特別会計事業 ○ 107,783千円 74,072千円 33,711千円 都市緑化基金特別会計事業 ○ 11,202千円 11,313千円 ▲111千円 国営公園特別会計 ○ 327,878千円 294,981千円 32,897千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 1,588,495 1,585,949 1,575,341 経常費用 1,595,394 1,596,019 1,553,127 うち人件費 650,916 678,275 662,158 5,000 当期経常増減額 ▲6,899 ▲10,070 22,214 0 ▲13,820 ▲10,678 17,709 822,950 820,733 843,510 うち流動資産 150,220 145,304 165,320 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 672,730 675,429 678,190 213,946 222,407 227,474 1,200,000 135,523 137,899 134,641 1,000,000 うち固定負債 78,423 84,508 92,833 609,004 598,326 616,036 394 3,026 205 18,486 16,587 20,928 951,780 954,377 953,213 0 0 0 154,549 155,619 148,365 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 事業費用 当期利益(損失) (千円) 20,000 15,000 10,000 当期正味財産増減額 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 22年度 23年度 24年度 ▲ 5,000 ▲ 10,000 ▲ 15,000 ▲ 20,000 市財政的関与 (千円) 800,000 600,000 400,000 -36- 200,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 項 目 23年度 剰余金 5 所管局による団体評価 項目 24年度 558,326千円 576,036千円 72.9% 73.0% 健全性 流動比率 105.4% 122.8% 固定比率 112.9% 110.1% 0.0% 0.0% 7,080千円 6,849千円 ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★☆ 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 42.8% 42.0% 901千円 801千円 管理費率(経常収益比) 12.7% 11.7% 71.0% 71.3% 自立性 市依存度(収入) 評価 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 指定管理者制度 に係る対応 24年度の取組内容 公園管理運営の有資格者職員数は、有資格職員の退職等により目標には達しなかったが、3名増加す ることができた。 顧客満足度は、自主事業の見直し、技術研修の受講等による管理能力の向上を図り、高いレベルを 維持している。 指標 公募施設の運営管理を主た る事業として行う当団体は、従 公園管理運営の有 資格職員 前にも増して団体の競争力を 指 増強する観点から、費用対効 果や管理能力・技術につい 標 顧客満足度 て、より一層の向上を図ること を検討する。 1-② 新公益法人制度 への対応 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 44名 55名 65名 70名 68名 ― 94.6% 94.5% 95.0% 96.7% 22年度 23年度 進捗状況 △ 公益法人の認可を得た。 新たな公益法人制度が施行 されたことに伴い、札幌市に とって当団体がいかなる法人 形態に移行するのがよいのか 指 を検討し、移行期間終了(平 標 成25年11月)までの間に、検 討結果に基づいて移行に向 けた取組を進める。 1-⑥ 環境マネジメン トシステムの活用 21年度 指標 21年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 講習会参加人数、OA紙については、目標を達成できなかった。 電気使用量は、節電に努め、目標より大きく削減できた。 指標 ISO14001の取組を通じて地 講習会の参 球環境への負荷低減を図ると 加人数 共に、市民への環境意識の 指 普及啓発、事業運営における 標 エネルギー 使用量 コスト削減、業務改善等につ OA用紙の削 なげるように努める。 減 24年度目標 24年度結果 21年度 22年度 23年度 76,366人 70,143人 74,277人 74,000人 71,646人 1,596kl 1,652kl 1,560kl 1,600kl 1,458kl 362,069枚 409,332枚 400,000枚 433,513枚 - 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】・平成25年4月に、新たに障がい者1名を採用し、現在、2名の障がい者を常勤で雇用している。 ・障がい者施設や福祉施設等からの物品調達に努めている。 【雇用】・札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業として登録している。 【環境】・平成25年4月1日付で、地域基準としての北海道環境マネジメントシステムスタンダード「HES」を取得した。 ・さっぽろエコメンバ-(レベル3)、北海道グリーン・ビズ(ランク3)等の取組に連動して活動している。 ・公園内の良好な生態系の保全とその課題解決にあたるため、酪農学園大学と連携・協力に関する協定を 締結し、各種調査や報告会等を実施している。 【経済】・札幌市内の企業を主として受注機会を確保し、地域経済の活性化に貢献するとともに相互の良好な関係 構築に努めている。 【地域】・各公園施設にて、近隣町内会や学校等をメンバーとした利活用協議会を運営し、開かれた管理運営を図 っている。 -37- 12 札幌市森林組合 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 代表理事組合長(非常勤) 我満 嘉明(市以外) 環境局みどりの推進部みどりの推進課 8,522千円 本市出資額 3,031千円 昭和19年7月13日 出資年月日 昭和28年7月5日 011-211-2522 (出資割合 35.6% ) 札幌市森林組合は、組合員が協同してその経済的社会的地位の向上、ならびに森林の保続培養及 び森林生産力の増進を図ることを目的として設立された。 ① 札幌市 (35.6%) ② 北広島市 (5.3%) ③ その他の組合員 (59.1%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0010 札幌市中央区北10条西24丁目1-10 011-631-4911 役員総数 8人 常勤役員 0人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 職員総数 15人 常勤職員 4人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 11人 www.s-shinrinnkumiai.or.jp 2 事業内容 事業概要 組合員の森林経営案の作成指導及び森林の施業・経営の受託 主な事業 事業収益 有効性 事業名 事業費用 事業収支差 森林整備事業 ○ 70,417千円 68,948千円 1,469千円 販売事業 ○ 15,314千円 13,632千円 1,682千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 104,374 124,233 85,731 103,368 107,062 83,940 18,860 16,420 16,621 1,006 17,171 1,791 860 16,967 1,718 43,882 61,499 62,714 うち流動資産 39,636 57,806 45,098 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 4,246 3,693 17,616 11,314 12,054 11,548 120,000 4,939 5,430 4,250 100,000 うち固定負債 6,375 6,624 7,298 80,000 32,568 49,445 51,166 60,000 0 0 0 98,007 84,819 54,989 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 2,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 40,000 20,000 0 -38- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 40,927千円 42,645千円 80.4% 81.6% 健全性 流動比率 1064.6% 1061.1% 固定比率 7.5% 34.4% 借入金依存度 0.0% 0.0% 7,308千円 5,358千円 13.2% 19.4% 1,167千円 1,282千円 16.0% 23.9% 68.3% 64.1% 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 24年度の取組内容 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 指 標 指 標 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【環境】 企業やボランティアグループと協力し合い、記念植樹・草刈りなど山の手入れや、市民向けの自然観察会などを実 行している。今後は、児童を対象とした森の教室を開催し、高性能林業機械を用いた森林施業の実演などを通じ て、先進的な林業の取組を勉強できる場を作る。 平成24年度の取組例 「自然観察会」…日時:平成24年7月13日 10:00∼15:00 場所:白旗山 ふれあいの森 参加人数:19名 概要 ①ふれあいの森入口から「展望四阿」までをトレッキング ②白旗山にある湧水の仕組みを解説 ③白旗山に群生するオオウバユリの生態を解説 -39- 13 (公財)札幌市中小企業共済センター 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 八反田元子(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 経済局産業振興部経済企画課 011-211-2352 50,000千円 本市出資額 25,000千円 昭和50年3月1日 出資年月日 昭和50年3月26日 (出資割合 50.0% ) 札幌市内及びその近隣の中小企業者による退職金共済及び福利共済制度を確立し、これら中小企 業従業員等の福祉の増進と企業の振興発展に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ② 北洋銀行 (22.0%) ④ (公財)札幌市中小企業共済センター (10.0%) ⑤ 北海道銀行 (8.0%) ③ 札幌商工会議所 (10.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目 経済センタービル6階 011-221-3984 役員総数 9人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 職員総数 22人 常勤職員 21人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 1人 http://www.support-sapporo.or.jp 2 事業内容 事業概要 福利共済事業及び退職金共済事業 有効性 事業名 主な事業 事業費用 事業収支差 福利共済事業(福利厚生事業) ○ 538,114千円 485,075千円 53,039千円 退職金共済事業 ○ 4,426,856千円 4,426,728千円 128千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 5,061,378 5,016,984 4,964,970 60,000 経常費用 5,089,893 4,999,759 4,911,803 50,000 うち人件費 125,638 116,744 112,596 40,000 当期経常増減額 ▲28,515 17,225 53,167 30,000 5,733 16,966 53,165 20,000 43,810,744 43,491,143 43,716,249 うち流動資産 452,594 446,798 514,689 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 43,358,150 43,044,345 43,201,560 43,026,106 42,689,539 42,861,480 352,400 326,782 339,626 うち固定負債 42,673,706 42,362,757 42,521,854 784,638 801,604 854,769 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 当期正味財産増減額 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 10,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 500 -40- 400 300 200 100 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 項目 24年度 751,604千円 804,769千円 1.8% 2.0% 健全性 流動比率 136.7% 151.5% 固定比率 5369.8% 5054.2% 0.0% 0.0% 264,052千円 225,680千円 剰余金 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 2.3% 2.3% 4,393千円 3,531千円 管理費率(経常収益比) 1.7% 1.6% 0.0% 0.0% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 新公益法人制度 への対応 24年度の取組内容 平成25年4月1日の公益財団法人への移行を目指し、関係諸規程の整備、最初の評議員及び役員等の機関設計や事業 体系の見直し、新たな会計基準の組替えなど、評議員会並びに理事会の決議を経て諸整備を行った。 (平成25年4月1日 新法人設立登記完了。公益財団法人へ移行。) 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 新公益法人制度に基づき、法 定の移行期間終了(平成25年 指 11月)までの間に、公益財団 法人への移行に向けた取組 標 を進める。 2-① 福利厚生事業の 見直し ◎ 平成23年度実施の会員アンケート調査結果をもとに、利用が多かった入園・入館及び健康診断関連 の指定施設を10箇所追加し、会員ニーズの対応に努めるとともに、加入促進活動の推進とPR活動 を充実させたことにより利用者数の増加を図った。 指標 限られた予算の中で、効果的 利用者総数 に福利厚生事業を提供する 指 ため、会員ニーズの把握に努 還元率 標 め、迅速に事業の見直しを (会費比率) 行っていく。 指定施設総数 2-② 退職金共済事業 における資金運用の安 全性確保 進捗状況 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 380,220人 359,256人 351,493人 348,000人 351,698人 23.4% 24.0% 24.2% 24.8% 21.4% 321 331 326 334 340 進捗状況 △ 金融機関等からの情報収集及び資金運用委託先の生命保険会社全7社から決算説明・資産構成の考え 方等についてのヒヤリングを行い、安全堅実な運用管理に努めた。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 金融機関等からの情報収集 指 安全性を確保するため、運用から生じるリスクを事前に回避するとい に努め、資金管理の安全性を 標 う判断は、機密性が高く微妙な判断になるため、指標設定にはなじま 確保する。 ない。 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 現在の取組内容は以下のとおり。今後も継続実施していくとともに、福利共済事業等で取組めるものがないか模 索していく。 【福祉】身体障害者手帳を持つ会員向けに、保養施設と人間ドックの利用料金を会員よりさらに低く設定。 【雇用】「札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業」の認証。(認証年月日:平成21年9月14日) 【環境】「札幌市商工会議所ECO宣言」参加事業所の登録。(登録年月日:平成20年5月30日) 【経済】公益法人への移行を機に、札幌市民が勤務する近郊の事業所にも制度加入対象範囲を広げ、公益性を向 上。 【地域】親子を対象とした自然観察や野外でのアウトドア技術の専門家指導によるレクを実施し、地域の活性化等 を推進。 -41- 14 (一財)さっぽろ産業振興財団 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(非常勤) 上田 文雄(市長) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 経済局産業振興部経済企画課 011-211-2352 30,000千円 本市出資額 16,000千円 昭和61年5月16日 出資年月日 昭和61年5月31日 (出資割合 53.3% ) 情報通信関連産業の集積等の札幌市の産業特性を生かし、企業活動を支える人材の育成、創業支 出資・設立目的 援、産業情報提供機能の充実等を通し、札幌市における新たな産業の創出と産業全体の活性化を図 り、もって経済の発展に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (53.3%) ② 日本電信電話㈱外27社 (46.7%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 003-0005 札幌市白石区東札幌5条1丁目1番1号 011-820-3533 役員総数 8人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 7人 職員総数 40人 常勤職員 40人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 6人 非常勤職員 0人 http://www.sec.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 産業支援事業(経営支援、創業支援等)及び情報産業振興事業(人材育成、研究開発支援、施設提 供等) 有効性 事業名 主な事業 事業費用 事業収支差 産業振興センター事業 ○ 101,236千円 111,204千円 ▲9,968千円 エレクトロニクスセンター事業 ○ 205,231千円 203,654千円 1,577千円 中小企業支援センター事業 ○ 48,030千円 48,703千円 ▲673千円 デジタル創造プラザ事業 ○ 324,142千円 327,017千円 ▲2,875千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 509,769 522,765 680,899 経常費用 521,881 537,595 690,578 うち人件費 140,299 161,991 168,793 ▲ 6,000 当期経常増減額 ▲12,112 ▲14,830 ▲9,679 ▲ 8,000 当期正味財産増減額 ▲12,745 ▲15,182 ▲8,800 436,993 383,497 443,537 うち流動資産 152,431 159,342 256,701 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 284,562 224,155 186,836 251,922 213,607 282,447 90,640 96,449 183,588 うち固定負債 161,282 117,158 98,859 185,071 169,890 161,090 301,547 292,608 302,431 15,351 49,732 69,393 66,583 66,583 66,583 111,219 95,744 0 0 22年度 23年度 24年度 ▲ 2,000 ▲ 4,000 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 ▲ 10,000 ▲ 12,000 ▲ 14,000 ▲ 16,000 (千円) 市財政的関与 500,000 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 11,461 10,990 8,275 -42- 200,000 150,000 100,000 50,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 24年度 139,890千円 131,090千円 44.3% 36.3% 健全性 流動比率 165.2% 139.8% 固定比率 131.9% 116.0% 25.0% 24.8% 13,757千円 16,607千円 剰余金 評価 項目 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 31.0% 24.8% 2,671千円 2,348千円 管理費率(経常収益比) 19.4% 14.1% 80.3% 65.6% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 新公益法人制度 への対応 24年度の取組内容 財団内における必要な機関決定を経て、平成24年 11月2日に移行認可を北海道知事あてに申請し、 平成 25年3月18日に一般財団法人として認可された(平成 25年4月1日付移行登記済)。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 新公益法人制度に基づき、法 定の移行期間終了(平成25年 指 11月)までの間に、公益財団 法人への移行に向けた取組 標 を進める。 1-⑤ 補助金・委託料 の見直し ◎ 事業の効率化や事業内容等の見直しに取り組み、効果的な事業執行に努めたが、デジタル創造プラザ 管理運営補助事業の事業内容変更に伴う業務の増加により、平成24年度目標額(146,173千円)より も、11,478千円多い補助金及び委託料となった。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 経常的な事業に対 事務事業や団体運営に係る 指 する市の補助金・ 146,683千円 151,483千円 144,359千円 146,173千円 157,651千円 経費等の見直しを進め、補助 委託料 標 金・委託料の削減に努める。 2-① 団体実施事業の 見直し(廃止・変更・ 新規実施) 進捗状況 進捗状況 △ スクラップ・アンド・ビルドによる事業の見直しにより、中小企業支援機関ネットワーク構築事業、 ITビジネスプランコンテスト事業、Film Sapporo運営受託事業及び札幌テクノパークリノベーショ ン事業の4つの新規事業の実施並びにIT企業海外販路拡大支援事業の廃止をすることができた。 指標 新規事業の 実施事業のスクラップ・アンド・ 指 実施件数 ビルドを適切に行い、効率的 標 既存事業の な団体運営に努める。 廃止件数 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 2件 2件 4件 3件 4件 3件 5件 2件 1件 1件 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】シルバー人材センターの人材を活用するなどして、引き続き、高齢の方の雇用維持に貢献していく。 【雇用】「札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業」の認証(平成21年度)を受けており、引き続き団体職員の ワーク・ライフ・バランスに配慮していく。 【環境】環境配慮への取組((さっぽろエコメンバー登録(平成20年10月・レベル1))を継続していく。 【経済】中小企業への受注機会を確保するため、ソフトウェア開発を行う中小企業が大規模な業務システムの共同 開発を受注するための研修を実施する。 【地域】テクノパーク内の企業と地域住民との交流を図ることを目的として、テクノパークフェスタを、テクノ パーク協議会とともに開催する。 -43- 15 (株)札幌都市開発公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(常勤) 小澤 敏美(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 経済局産業振興部産業振興課 011-211-2372 520,000千円 本市出資額 123,000千円 昭和44年5月31日 出資年月日 昭和45年4月17日 (出資割合 23.7% ) 地下街の約80%を占める公共通路や公共地下駐車場等の施設は、本来行政が整備し、所有すべき都市施設(公 出資・設立目的 共施設)である。施設の防災面や通行における安全確保等を、施設の所有に代えて出資という手法により、公社 に対し十分な指導、円滑な管理・運営を行うことを目的としている。 ① 札幌市 (23.7%) ④ 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 北海道 札幌商工会議所 (10.1%) 日本トラスティ・ ⑤ サービス信託銀行㈱ (5.7%) ② 主な出資者 (5.7%) ③ 日本政策投資銀行 〒 060-0052 札幌市中央区南2条東1丁目1番地14 住友生命札幌中央ビル2階 (9.6%) 011-231-6060 役員総数 14人 常勤役員 6人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 職員総数 50人 常勤職員 50人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://www.sapporo-chikagai.co.jp 2 事業内容 事業概要 地下通路及びそれに付帯する店舗等の建設・管理・賃貸・駐車場業務・損害保険代理・広告代理・ 各種案内業務 主な事業 事業収益 有効性 事業名 事業費用 事業収支差 さっぽろ地下街「ポールタウン」、「オーロラタウ ン」の公共通路・店舗等賃貸管理 ◎ 1,573,326千円 1,600,634千円 ▲27,308千円 駐車場賃貸業務 ◎ 326,799千円 137,254千円 189,545千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 2,010,853 1,978,833 1,900,125 1,869,812 1,824,852 1,737,888 231,029 241,057 243,189 141,041 153,981 162,237 76,000 84,078 77,646 73,327 72,000 5,642,411 5,578,426 6,931,726 うち流動資産 857,091 844,259 950,762 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 4,785,320 4,734,167 5,980,964 2,318,802 2,208,371 3,519,346 485,331 454,080 1,402,612 うち固定負債 1,833,471 1,754,291 2,116,734 3,323,609 3,370,055 3,412,380 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 当期利益(損失) (千円) 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 86,000 84,000 82,000 80,000 78,000 74,000 70,000 資産 68,000 66,000 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 500 400 300 200 100 0 -44- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 2,850,055千円 2,892,179千円 出資の必要性 自己資本比率 60.4% 49.2% 健全性 流動比率 185.9% 67.8% 固定比率 140.5% 175.3% 0.8% 12.2% 41,226千円 39,586千円 12.2% 12.8% 4,666千円 4,357千円 11.3% 11.0% 0.0% 0.0% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 改装計画の検証 24年度の取組内容 建築保全工事並びに機械・電気設備大規模改修工事に係る一連の取り組みについては、中 期行動計画に基づき実施された。 指標 商店街の更なる魅力アップと 指 安全安心な空間づくりのた め、大規模な改装を行うことを 標 計画している。 1-③ 改装資金の確保 実施率 21年度 ・CAD図整備 22年度 23年度 ・一部公共通路改 修 ・一部公共通路回 ・授乳コーナー設置 収 ・オーロラタウン設備改 ・既存トイレ回収 修工事実施設計 ・建築保全計画作 成 24年度目標 24年度結果 ・大通地下駐車場 改修 ・オーロラタウン耐震補 強 ・オーロラタウン設備改 修Ⅱ期工事 ・電子マネー SAPICAの導入 ・大通地下駐車場 改修 ・オーロラタウン耐震補強 ・オーロラタウン設備改修 Ⅱ期工事 ・電子マネー SAPICAの導入 進捗状況 ◎ 設備改修工事及び建築保全工事に係る金額の確定と金融機関からの借り入れを実施した。 指標 21年度 22年度 23年度 地下街の改装を効果的に実 施するために、改装に必要な 指 資金を計画的に内部留保して 標 いく。 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 [福祉]授乳室、車いす対応トイレ、車いす専用駐車スペース、車いす対応エレベーター [雇用]札幌市ワークライフバランス認証(ステップ1) [環境]商工会議所エコ宣言行動の参加 [経済]地元企業の受注確保 [地域]地域イベント、文化イベントへの協賛、電子マネーサピカ決済サービス対応 [その他]地下街開業40周年に公共通路床貼り替え、全トイレリニューアル、授乳室の新設等を、利用者の快適性 に重点を置き実施した。また平成24年度には地下駐車場の大規模改修工事を、車を利用されるお客様の 利便性に重点を置き実施した。平成25年度は、引き続き耐震改修工事、空調設備大規模改修工事等の大 規模改修工事により、快適で安全安心な地下街の維持に取り組む。 -45- 16 (株)札幌花き地方卸売市場 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役(非常勤) 秋元 克広(副市長) 基本財産・資本金 設立年月日 経済局産業振興部産業振興課 011-211-2372 470,000千円 本市出資額 236,000千円 昭和55年2月18日 出資年月日 昭和55年1月11日 (出資割合 50.2% ) 施設建設における国庫補助金の導入の容易化、及び市場の信用力を高め、産地からの集荷力の増 出資・設立目的 大により市場経営の安定化を図る必要があること、また業界意見の公平・公正な調整機能が必要で あり本市と連携して取組を進めるため、出資している。 ① 札幌市 (50.2%) ② 札幌花き園芸 (40.5%) ④ 北海道銀行 (4.0%) ⑤ はまなす花き (0.6%) ③ 北海道植物 (4.7%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 003-0030 札幌市白石区流通センター7丁目3番5号 役員総数 10人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 6人 常勤職員 4人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 2人 http://www.sap-hanashijyo.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 花き卸売市場の管理運営及び花き関連商品売り場の管理運営 事業名 有効性 花き卸売市場等の開設・管理・運営及び 花き業界の振興、需要喚起に資する事業 ○ 事業収益 事業費用 128,530千円 116,056千円 事業収支差 12,474千円 主な事業 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 134,604 132,200 128,530 130,016 124,294 116,056 35,221 29,999 29,866 7,000 4,588 7,906 12,474 5,000 5,381 6,118 9,095 783,527 728,296 725,227 うち流動資産 250,635 208,398 207,402 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 532,892 519,898 517,826 234,259 172,910 160,746 186,682 125,955 114,021 うち固定負債 47,577 46,955 46,726 549,268 555,386 564,481 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 10,000 9,000 8,000 6,000 4,000 当期純利益(損失) 資産 3,000 2,000 1,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 500 400 300 200 100 0 -46- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 85,386千円 94,481千円 76.3% 77.8% 健全性 流動比率 165.5% 181.9% 固定比率 93.6% 91.7% 0.0% 0.0% 22,033千円 21,422千円 22.7% 23.2% 20,716千円 19,343千円 94.0% 90.3% 0.0% 0.0% 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 市場の方向性に ついての検討と取組 24年度の取組内容 花の需要喚起に資するイベントなどは計画通り実施したが、市場の取扱高は、景気回復の遅れなどの 影響を受け減少した。また、情報発信についても、ホームページによる情報充実やブログでの情報発 信などを行っているがアクセス数が減少した。 23年度 24年度目標 24年度結果 指標 21年度 22年度 市場法改正等の規制緩和が 進む中、市場間競争の激化 9,024,314千円 9,180,984千円 8,904,946千円 9,050,000千円 8,456,046千円 が予測されることから、「花き 指 市場取扱高 流通活性化検討調査」を実施 し、市場の今後の方向性を検 標 HPアクセス数 29,200件 27,800件 33,700件 33,000件 27,023件 討し、検討結果に基づいて取 組を進めていく。 進捗状況 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 指 標 指 標 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】鉢物即売会終了後、売上金の一部を心の里親奨学会へ、またフラワーツリーを市内6か所の児童福祉施設 へ寄付 【雇用】札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業(認証年月日:2009年8月28日)になっており、引き続きこの 取り組みを進めていく。 【環境】22年度さっぽろエコメンバーに登録(登録年月日:2010年10月20日 レベル1)した。引き続き環境に配慮 した取り組みを進めていく。 【経済】花きの運送等に際し、市内の運送業者等を積極的に活用 【その他】札幌市のイベントに連携して、花きの需要喚起や花育活動を実施し、市民との交流の充実を図る。 -47- 17 (一財)札幌産業流通振興協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 理事長(非常勤) 秋元 克広(副市長) 経済局産業振興部産業振興課 011-211-2372 50,000千円 本市出資額 30,000千円 昭和57年2月17日 出資年月日 昭和57年2月17日 (出資割合 60.0% ) 道内外の工業製品等の展示紹介等を通じて、本道産業の高度化と経済取引の円滑化及び流通機能 の拡大強化を図り、もって経済の健全な発展に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (60.0%) ② 北海道 (20.0%) 関係経済団体 (20.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 001-0030 札幌市白石区流通センター4丁目3番55号 011-865-5811 役員総数 9人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 職員総数 6人 常勤職員 6人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://www.axes.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 札幌流通総合会館の管理運営及び展示会、見本市その他のイベントの開催支援 事業名 有効性 札幌流通総合会館の管理運営による 産業流通振興事業 ◎ 事業収益 事業費用 事業収支差 213,268千円 230,569千円 ▲17,301千円 主な事業 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 205,450 208,745 213,268 経常費用 227,214 227,186 230,569 49,105 50,269 52,894 ▲ 300,000 ▲21,764 ▲18,441 ▲17,301 ▲ 500,000 当期正味財産増減額 ▲877,823 ▲18,441 ▲17,301 資産 1,505,769 1,465,203 1,445,777 うち人件費 当期経常増減額 0 ▲ 100,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 200,000 ▲ 400,000 ▲ 600,000 うち流動資産 80,564 56,469 54,781 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,425,205 1,408,734 1,390,996 87,043 64,918 62,793 53,602 28,467 25,365 うち固定負債 33,441 36,451 37,428 1,418,726 1,400,285 1,382,984 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 ▲ 700,000 ▲ 800,000 ▲ 900,000 ▲ 1,000,000 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 500 0 0 0 -48- 400 300 200 100 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 629,752千円 633,930千円 95.6% 95.7% 健全性 流動比率 198.4% 216.0% 固定比率 100.6% 100.6% 0.0% 0.0% 34,791千円 30,467千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 24.1% 24.8% 37,864千円 32,938千円 管理費率(経常収益比) 108.8% 108.1% 0.0% 0.0% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 財団の在り方検 討・新公益法人制度へ の対応 24年度の取組内容 新法人へ移行申請を実施(平成 25年4月1日付移行登記済) 札幌市における展示場機能 の在り方を検討していく中で、 平成21年度中に財団の今後 の在り方や施設保全計画等を 策定する。 指 また、新公益法人制度に基づ き、法定の移行期間終了(平 標 成25年11月)までの間に、在 り方検討の結果及び財団との 協議により、新公益法人への 対応を行う。 2-① 施設の利用率向 上 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 目標は未達であったが、前年比1.6%増であり、収支改善が図ることができた。 指標 展示会等の誘致活動強化に 指 日数稼働率 努め、施設利用率の向上を 標 図っていく。 21年度 70.2% 22年度 23年度 70.2% 70.3% 24年度目標 24年度結果 80.0% 進捗状況 71.9% △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】ワーク・ライフ・バランスへの取組:札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業(認証年月日:2009年8月 31日)を受け、引き続き、取組推進宣言シート内の項目について取組みを行っていく。 【環境】「環境広場さっぽろ」を主催:環境に関する産学官民の取組みを幅広く啓発し、環境ビジネスの普及を 促進した。 【経済】「北のアメ横」を主催:地産地消の促進を目的としたイベントに取り組んだ。 【その他】「ミニさっぽろ」事業への協賛:仮想の街で職業体験や生活体験を通じて子供達に社会の仕組みを知っ てもらう取組を行った。 -49- 18 (財)札幌勤労者職業福祉センター 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 理事長(非常勤) 秋元 克広(副市長) 経済局雇用推進部雇用推進課 011-211-2278 20,000千円 本市出資額 15,000千円 昭和59年12月27日 出資年月日 昭和60年1月30日 (出資割合 75.0% ) 勤労者の雇用と福祉に関する事業を総合的に行い、もって勤労者の雇用の促進と福祉の向上に寄 与することを目的とする。 ① 札幌市 (75.0%) ② 北海道 (25.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 001-0024 札幌市北区北24条西5丁目1番1号 011-758-3111 役員総数 12人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 11人 職員総数 94人 常勤職員 47人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 47人 http://www.s-sunplaza.or.jp 2 事業内容 事業概要 札幌勤労者職業福祉センターの管理運営並びに勤労者の雇用促進、福祉の向上 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収支差 文化・スポーツ事業以外の福祉事業 ○ 635,145千円 579,541千円 55,604千円 文化・スポーツ事業 ○ 162,226千円 173,402千円 ▲11,176千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 857,071 811,560 800,237 経常費用 799,297 770,941 753,369 うち人件費 303,052 299,524 302,404 当期経常増減額 57,774 40,619 46,868 当期正味財産増減額 40,218 28,714 32,432 518,807 451,547 424,815 うち流動資産 203,226 179,850 166,170 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 315,581 271,697 258,645 688,044 592,070 532,906 52,000 106,248 93,600 96,020 50,000 うち固定負債 581,796 498,470 436,886 48,000 ▲169,237 ▲140,523 ▲108,091 46,000 43,347 43,412 43,553 7,245 7,245 7,245 0 0 0 568,000 484,000 422,000 0 0 0 45,000 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 5,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 44,000 42,000 40,000 38,000 -50- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 ▲160,523千円 ▲128,091千円 出資の必要性 自己資本比率 ▲31.1% ▲25.4% 健全性 流動比率 192.1% 173.1% 固定比率 ▲193.3% ▲239.3% 107.2% 99.3% 9,119千円 8,250千円 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 36.9% 37.8% 795千円 691千円 管理費率(経常収益比) 8.7% 8.4% 6.2% 6.3% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★☆ ★★☆ □存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 ■その他 (28年度末までに検討) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-④ 施設管理運営の 担い手の検討 24年度の取組内容 当期利益、施設利用者数いずれも目標には及ばなかったが、ホール、プール、文化教室事業、雇用促 進・就業支援事業、地域活性化事業など公共・公益的役割を果たした。 建物の用途に制約がある平 23年度 24年度目標 24年度結果 指標 21年度 22年度 成28年度までは現状のままと 24,809千円 40,218千円 28,714千円 46,815千円 32,432千円 し、平成29年度以降は当団体 指 当期利益 の廃止を基本として民間企業 標 施設利用者数 487,046人 488,699人 497,290人 504,400人 487,641人 等による管理運営も視野に入 れた検討を行う。 1-⑥ 貸付金の削減 △ 目標どおり62,000千円の繰上げ返済を行った。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 団体の収支状況等を踏まえな 指 貸付金返済額 15,000千円 27,000千円 84,000千円 62,000千円 62,000千円 がら、札幌市からの貸付金の 標 当期利益 24,809千円 40,218千円 28,714千円 46,815千円 32,432千円 返済を行っていく。 1-⑦ 事業計画・経営 計画の遂行 進捗状況 進捗状況 ◎ 当期利益、施設利用者数いずれも目標には及ばなかった。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 団体の事業計画・経営計画に 24,809千円 40,218千円 28,714千円 46,815千円 32,432千円 指 当期利益 基づき、経営基盤の安定・強 標 施設利用者数 487,046人 488,699人 497,290人 504,400人 487,641人 化を図る。 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障がい者を1名を雇用しており、法定雇用率を達成している。また、高齢・障がい者向けに、流動食の 提供等を行うサポートプランの実施。 【雇用】経済団体等と連携し、インターンシップを積極的に受けいれているほか、市及び北海道労働局と連携 し、合同企業説明会などを開催している。また、平成21年8月に札幌市ワーク・ライフ・バランス認証 企業となり、認証企業の利用に対する独自の割引制度を設定している。 【環境】平成22年1月から自主事業としてESCO事業を開始。平成24年度の国内クレジット制度における認証 量は382t。平成22年3月にはさっぽろエコメンバーに登録したほか、利用者の協力も得ながら「エコ キャップ運動」に継続参加。 【経済】1階のふれあい広場等を活用し、地元商店街や料飲店協会が主催する事業に参加・協力することで、 地域経済の活性化に寄与している。 【地域】北区の「スローライフ・イン・にーよん」事業を始め、地元町内会等が主催する事業に積極的に参加・ 協力している。 -51- 19 (株)札幌振興公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(常勤) 星野 尚夫(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 観光文化局観光コンベンション部観光企画課 476,752千円 本市出資額 391,752千円 昭和32年7月12日 出資年月日 昭和32年8月31日 011-211-2376 (出資割合 82.2% ) 当初、公有地の先行取得を主な目的としていたが、現在は、不動産の賃貸、駐車場等の公益的事 出資・設立目的 業の管理運営、観光・スポーツ施設の管理運営等を通じて都市機能の維持向上を図ることを目的と している。 ① 札幌市 (82.2%) ② ㈱北洋銀行 (8.4%) ③ ㈱北海道銀行 (4.2%) ④ 北海道瓦斯㈱ (2.1%) ④ ㈱さっぽろテレビ塔 (1.9%) ⑥ 札幌商工会議所 (1.2%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0012 札幌市中央区北12条西23丁目2番5号 SDC北12条ビル 役員総数 職員総数 011-616-1601 2人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 8人 156人 常勤職員 108人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 48人 10人 常勤役員 http://www.sapporo-dc.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 観光施設等の運営及び市の委託を受けた事業の執行 有効性 事業名 主な事業 事業収益 事業費用 事業収支差 ジャンプ競技場等の管理運営 ○ 204,937千円 201,460千円 3,477千円 札幌駅周辺自転車等駐車場管理 ◎ 59,762千円 55,107千円 4,655千円 不動産賃貸・駐車場事業等 ○ 1,147,060千円 1,037,257千円 109,803千円 藻岩山観光事業(ロープウェイ・観光道 路・展望台) ○ 386,470千円 724,989千円 ▲338,519千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 1,998,113 1,859,077 2,035,557 0 1,914,871 2,064,569 2,482,273 ▲ 50,000 492,681 470,282 552,887 83,242 ▲205,492 ▲446,716 ▲ 200,000 ▲35,845 ▲181,832 ▲302,671 ▲ 250,000 8,684,821 10,038,337 9,071,461 ▲ 300,000 うち流動資産 1,129,756 1,149,590 678,427 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 7,555,065 8,888,747 8,393,034 5,188,270 6,735,574 6,077,347 1,677,736 918,277 662,011 うち固定負債 3,510,534 5,817,297 5,415,336 3,496,551 3,302,763 2,994,114 42,275 268,074 24,000 39,580 4,707 4,894 214,287 184,340 184,340 61,440 42,240 23,040 33,950 85,909 87,390 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 22年度 23年度 24年度 ▲ 100,000 ▲ 150,000 ▲ 350,000 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 (千円) 市財政的関与 500,000 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 -52- 200,000 150,000 100,000 50,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 2,826,011千円 2,517,362千円 出資の必要性 自己資本比率 32.9% 33.0% 健全性 流動比率 125.2% 102.5% 固定比率 269.1% 280.3% 49.2% 47.3% 18,779千円 13,570千円 25.3% 27.2% 20,213千円 16,148千円 107.6% 119.0% 28.7% 14.4% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★☆☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 剰余金の市への 還元 24年度の取組内容 経営状況の悪化により目標達成できず 指標 今後の団体運営を考慮しつ つ、使途が特定されていない 剰余金について、株主配当な 指 株主配当額 どにより札幌市に還元する。ま た、札幌市からの賃貸収入等 標 の妥当性についても検証を行 う。 1-⑤ 業務効率化によ る経費の削減 21年度 1,053万円 22年度 23年度 526万円 1,053万円 24年度目標 24年度結果 1,053万円 進捗状況 526万円 △ ・人件費においては、人員配置や業務の見直し等に努めた。 ・事務用品費は目標達成できなかった。 ・水道光熱費に関しては、宮の沢ターミナルのコンバージョンにより共用部の水道光熱費が負担増となったが、 HES(北海道環境マネジメントシステムスタンダード)の取組等により目標を達成できた。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 適切な人事配置等により、業 565,638千円 517,254千円 515,118千円 607,287千円 577,332千円 指 人件費 務の効率化を図り、経費の節 標 事務用品費 5,076千円 3,735千円 4,981千円 5,087千円 6,748千円 減に努める。 進捗状況 △ 水道光熱費 84,166千円 82,472千円 109,092千円 131,127千円 130,734千円 2-① 藻岩山の利用者 増 平成24年4月よりロープウェイ・展望台・観光道路の全施設グランドオープンとなり、藻岩山の新たな魅力作りを 展開しながら、観光客だけでなく市民利用者等の新規顧客の獲得を図ることを目標とした。利用者数増に向け た取組としては、広報さっぽろを活用した市民割引の実施や、従前実施していたイベントの他に観光道路を利 用したマラソン大会や夏休み自由研究博覧会、フォレストギャラリーを利用した音楽イベント等、新たなイベント の企画・実施した結果、目標設定した人員には届かなかったが、658千人もの利用人員となった。 また、年間パスポートにおいては、従前もいわ山でしか販売をしていなかったが、大通駅定期券発売所におい ても購入出来るようにする等、販売強化対策を図った結果、5,124人の加入者となり目標を達成することが出来 た。 指標 イベント等の積極的な実施や 藻岩山施設利用者数 営業活動の強化等を行い、藻 指 岩山の利用者の増加を図っ 標 シーズンパス加入者数 ていく。 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 360千人 休止 126千人 945千人 658千人 957人 休止 1,961人 3,500人 5,124人 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【ワークライフバランスへの取組】平成21年10月20日 札幌市ワークライフバランス取組企業「ステップ1 取組推進宣言企業」に認定される。 今後は「ステップ2 行動計画策定企業」を目指す。 【HESへの取組】平成19年5月30日 HES(北海道環境マネジメントシステムスタンダード ステップ 1)を取得(登録番号0012)平成22年5月、3年毎に行われるHES更新審査の結果、再更新を受ける。今後も HESによる取組を通し、環境保全に係る活動を続けていく。※平成25年5月HES更新審査が行われる。 -53- 20 (株)札幌リゾート開発公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 011-211-2376 観光文化局観光コンベンション部観光企画課 1,020,000千円 本市出資額 200,000千円 昭和48年6月28日 出資年月日 昭和48年12月4日 (出資割合 19.6% ) 環境破壊等から市民を守り豊かな市民生活を確立するため、自然を生かしたレクリェーション施 設等の整備と温泉保養地としての定山渓地区の振興を図る。 ① 主な出資者 所管課 代表取締役社長(常勤) 濱上 敏治(市OB) 札幌市 (19.6%) 日本トラスティ・ ④ サービス信託銀行 ② 日本政策投資銀行 (14.7%) ③ ジェイティービー (11.5%) (5.8%) 〒 061-2301 札幌市南区定山渓937番地先 011-598-4511 役員総数 15人 常勤役員 3人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 12人 職員総数 97人 常勤職員 27人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 70人 http://www.srkk.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 札幌国際スキー場の経営並び豊平峡電気自動車・レストハウス及びていねプールの経営 事業名 主な事業 事業収益 有効性 事業費用 事業収支差 ていねプール(手稲稲積公園内)の管理 運営 ○ 68,039千円 65,320千円 2,719千円 札幌国際スキー場事業 ○ 731,078千円 724,159千円 6,919千円 豊平峡電気自動車・レストハウス事業 ○ 40,740千円 38,978千円 1,762千円 Fu ◎ 59,531千円 55,869千円 3,662千円 sスノーエリア索道・コースの管理 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 924,011 873,652 886,070 15,000 933,421 865,408 881,287 10,000 386,354 326,479 310,317 ▲9,410 8,244 4,783 ▲16,000 6,468 10,867 ▲ 10,000 1,740,140 1,926,188 1,872,112 ▲ 15,000 うち流動資産 140,323 368,325 342,828 ▲ 20,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,599,817 1,557,863 1,529,284 291,336 470,916 405,973 100,165 131,078 132,653 うち固定負債 191,171 339,837 273,320 1,448,804 1,455,272 1,466,139 0 0 0 57,209 48,250 8,531 18,215 23,375 77,746 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 5,000 0 22年度 23年度 24年度 ▲ 5,000 市財政的関与 (千円) 100,000 90,000 80,000 70,000 60,000 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 -54- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 435,272千円 446,139千円 75.6% 78.3% 健全性 流動比率 281.0% 258.4% 固定比率 107.0% 104.3% 9.9% 8.1% 7,731千円 8,687千円 37.4% 35.0% 7,610千円 8,630千円 98.4% 99.3% 8.1% 9.6% 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★☆ ★★★★☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 組織の在り方の 見直し 24年度の取組内容 最大の課題である経営基盤の強化については、2期連続黒字となり、ある程度達成できた。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 当団体実施の業務は、現在 は民間事業者が主導して実 施すべきものに移行してきて 指 いると考えられるため、今後 標 厳しい経営環境にあり、当面は経営基盤の強化に努めるため、現時点 は、出資団体としての在り方 では具体的な指標・目標を設定できない。 について検討していく。 1-④ 業務効率化によ る経費の削減 過去の経費削減への取り組みが奏功し、物件費については大口修繕があったため若干増加したが、原 価、人件費は昨年度に引き続き削減できた。 指標 適切な人事配置等により、業 指 売上原価 務の効率化を図り、経費の節 標 人件費 減に努める。 売上高比 物件費 2-② 魅力あるスキー 場づくり 進捗状況 21年度 22年度 78,000千円 46,954千円 23年度 5,435千円 24年度目標 24年度結果 5,000千円 進捗状況 1,000千円 396,000千円 387,000千円 326,479千円 319,000千円 310,307千円 40.7% 41.9% 36.8% 40.0% 35.0% ◎ 366,000千円 387,000千円 403,695千円 422,000千円 428,583千円 24年度目標は実現確実な目標だったこともあり達成することができた。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 魅力あるスキー場づくりを行 234,869人 211,451人 214,409人 215,000人 219,271人 指 来場者 い、来場者数やレストラン売 標 スキー場売上 800,750千円 734,732千円 711,336千円 705,000千円 718,862千円 上の増加につなげる。 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 雇用面では、夏のプール、冬のスキー場とも、主に札幌市内から臨時雇用を相当数採用している。 環境については、自然環境を対象にした施設であることに鑑み、環境に配慮した業務運営を心掛けているほか、 臨時職員に対しても事前研修等で環境破壊に繋がることは厳に慎むよう指導している。 経済面では、日々発生する修繕等については、極力地場企業に発注するよう心掛けている。 -55- 21 (公財)パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(非常勤) 上田 文雄(市長) 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 観光文化局文化部市民文化課 011-211-2261 136,760千円 本市出資額 100,000千円 平成14年4月1日 出資年月日 平成14年4月1日 (出資割合 73.1% ) パシフィック・ミュージック・フェスティバルを通じて、若手音楽家に対する世界最高水準のオーケストラ教 育を軸にした教育を実施するとともに、その成果を広く一般に提供し、あわせて演奏会その他の音楽の普及に関 する事業を行うことにより、次代を担う若手音楽家を育成し、我が国の文化芸術の発展及び向上を図り、もって 音楽を通じて世界平和に貢献することを目的とする。 ① 札幌市 (73.1%) ② 野村證券 (7.3%) ③ 北海道 (3.7%) ④ トヨタ自動車 (2.2%) ④ 北海道新聞社 (2.2%) ④ パナソニック (2.2%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0052 札幌市中央区南2条東1丁目1-14 住友生命札幌中央ビル1階 011-242-2211 役員総数 12人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 11人 職員総数 13人 常勤職員 13人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 4人 非常勤職員 0人 http://www.pmf.or.jp 2 事業内容 事業概要 世界各国から選抜した若手音楽家に対する世界最高水準の教育の実施及び発表、世界最高水準の音 楽家による演奏会の開催、音楽教育の一般への公開やその他音楽普及に関する事業 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 教育事業 ◎ 256,375千円 256,375千円 0千円 演奏会事業 ◎ 255,658千円 222,150千円 33,508千円 音楽普及事業 ◎ 36,740千円 36,740千円 0千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 経常収益 587,751 575,325 551,756 経常費用 544,623 546,222 515,265 うち人件費 83,569 81,819 61,313 35,000 当期経常増減額 43,128 29,103 36,491 25,000 当期正味財産増減額 43,094 28,613 36,365 429,554 472,054 491,465 うち流動資産 112,523 109,636 88,044 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 317,031 362,418 403,421 25,167 39,055 22,101 195,000 25,167 39,055 22,101 190,000 うち固定負債 0 0 0 185,000 404,387 432,999 469,364 180,000 176,200 183,410 188,410 2,266 9,081 420 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 50,000 45,000 40,000 30,000 20,000 資産 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 15,000 10,000 5,000 0 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 175,000 170,000 165,000 -56- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 296,239千円 332,604千円 91.7% 95.5% 健全性 流動比率 280.7% 398.4% 固定比率 83.7% 86.0% 0.0% 0.0% 30,280千円 39,411千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 14.2% 11.1% 1,366千円 1,944千円 管理費率(経常収益比) 4.5% 4.9% 33.5% 34.2% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-④ 収入増加の取組 24年度の取組内容 厳しい経済情勢の中、目標額には達していないが、おおむね目標を達成した。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 地方公共団体からの補助金 は減少傾向にあるため、市民 219,624千円 199,194千円 186,763千円 177,732千円 173,781千円 協賛金 等地域の協力を得られるよう 指 に努め、企業の協賛金や民 標 民間助成金 109,500千円 106,310千円 104,200千円 120,100千円 118,500千円 間助成団体の助成金の増収 を図る。 1-⑤ 業務効率化によ る経費の削減 ◎ 事務局人員体制の見直し等を実施した結果、目標を達成した。 指標 事業活動支 事務事業実施方法の見直し 指出 など業務の効率化を図り、経 標 費の節減に努める。 2-① 音楽普及事業の 見直し 進捗状況 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 794,900千円 537,385千円 540,856千円 581,800千円 508,656千円 ◎ 目標には届かなかったものの、概ね目標を達成した。 指標 市民や音楽教育活動に携わ る人などの演奏技術や音楽 オープンリハーサ 指導方法の向上を図るという 指 ル参加者数 事業目的が更に果たされるよ 標 教育セミナー参加 者数 うに、事業の見直しを行って いく。 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 412名 333名 321名 330名 277名 21名 11名 57名 60名 33名 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【環境】環境への配慮への取組み(さっぽろエコメンバー登録(2009年9月 レベル1)) 取組み内容の改善を図り、レベルアップを目指す。 -57- 進捗状況 ◎ 22 (公財)札幌市芸術文化財団 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(非常勤) 上田 文雄(市長) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 観光文化局文化部市民文化課 011-211-2261 81,212千円 本市出資額 40,606千円 昭和61年4月1日 出資年月日 昭和61年4月1日 (出資割合 50.0% ) 札幌から新しい芸術文化の創造を目指し、芸術文化に関し広く一般に参加と鑑賞の機会を提供す 出資・設立目的 るとともに、優れた創作活動の奨励を図り、もって市民の豊かな情操の涵養と、我が国の芸術文化 の向上発展に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ④ 毎日新聞北海道支社 (0.6%) ② 札幌市芸術文化財団 (43.8%) ③ 北海道新聞社 (0.6%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP ⑤ 朝日新聞社北海道支社 (0.6%) 〒 005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地 役員総数 職員総数 12人 常勤役員 011-521-5114 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 11人 172人 常勤職員 132人 (うち市OB) 4人 (うち市派遣) 4人 非常勤職員 40人 http://www.sapporo-caf.org 2 事業内容 事業概要 展覧会、鑑賞会等の主催又は援助及び文化芸術に関する調査研究・情報提供並びに文化芸術関係施 設の管理 有効性 事業名 主な事業 事業収益 事業費用 事業収支差 札幌芸術の森等の管理・運営事業 (彫刻美術館を含む) ○ 729,336千円 747,818千円 ▲18,482千円 札幌コンサートホールの管理・運営事業 ○ 916,871千円 909,660千円 7,211千円 札幌市教育文化会館の管理・運営事業 ○ 417,595千円 404,236千円 13,359千円 札幌市民ギャラリーの管理・運営事業 ○ 81,501千円 79,968千円 1,533千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 2,330,343 2,157,591 2,156,007 経常費用 2,284,030 2,171,166 2,106,633 うち人件費 691,785 684,171 701,538 40,000 当期経常増減額 46,313 ▲13,575 49,374 30,000 4,888 ▲2,306 59,691 1,779,444 1,812,660 1,908,823 うち流動資産 618,593 653,700 750,946 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,160,851 1,158,960 1,157,877 401,380 436,903 473,375 1,600,000 309,723 339,904 371,733 1,400,000 うち固定負債 91,657 96,999 101,642 1,378,064 1,375,757 1,435,448 800,000 46,556 40,023 38,172 600,000 0 0 0 400,000 1,444,439 1,450,396 1,430,811 0 0 0 455,979 403,434 433,231 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 70,000 60,000 50,000 当期正味財産増減額 資産 20,000 10,000 0 22年度 23年度 24年度 ▲ 10,000 市財政的関与 (千円) 1,200,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 1,000,000 200,000 0 -58- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 1,294,545千円 1,354,016千円 出資の必要性 自己資本比率 75.9% 75.2% 健全性 流動比率 192.3% 202.0% 固定比率 84.2% 80.7% 0.0% 0.0% 12,054千円 11,846千円 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 31.7% ※ 32.5% 630千円 ※ 64千円 管理費率(経常収益比) 5.2% 0.5% 87.8% 88.2% 自立性 市依存度(収入) ※なお、平成24年度からは20年度会計基準の適用により事業費と 管理費の計上方法が変更となっている。 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 24年度の取組内容 1-① 指定管理者制度 に係る対応 指定管理費の縮減を図り、平成24年度は目標額を達成することができた。 今後、非公募施設の運営管理を 主たる事業として行うことが想定さ れる当団体は、今後は人的な面に おいて管理・監督を徹底するほ か、財政面においても経費の節減 に努め、補助金・委託料の縮減や 内部留保資金等の活用を図ること を検討する。 指定管理費 指 減少額 標 指定管理費 減少率 1-⑤ 補助金・委託料 の見直し 東日本大震災の影響が依然続いており、事業参加者の減少や協賛金収入が減少し目標に達しなかっ た。 指標 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 15,599千円 25,394千円 ▲5,957千円 19,585千円 19,585千円 1.10% 21年度 1.70% 22年度 -0.41% 23年度 1.35% 1.35% 24年度目標 24年度結果 事務事業や団体運営に係る 経費等の見直しを進め、補助 指 自主財源額 251,073千円 383,369千円 263,738千円 300,842千円 253,793千円 金・委託料の見直しを検討す 標 る。 2-① 芸術の森野外ス テージの活性化 進捗状況 ◎ 進捗状況 △ サッポロ・シティ・ジャズをはじめとする財団主催事業やパシフィックミュージックフェスティバル の開催、小中学校の校外活動や大学生による成果発表会の開催など、夏期を中心として利用があった が、近隣でのクマ出没による影響で、民間による大型イベント開催がなかったことから目標には達し なかった。 指標 札幌芸術の森野外ステージ 指 利用率(%) の利用を促進し、活性化を図 標 利用件数 る。 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 38.1% 42.6% 34.1% 40.0% 34.4% 72件 80件 63件 65件 65件 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障がい者の雇用 障がい者4名を雇用し、地方公共団体の法定雇用率を満たしている。 【雇用】ワーク・ライフ・バランスへの取組 札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業(認証年月日 平成21年8月6日 レベル1)となっている。 【環境】二酸化炭素排出の抑制 札幌市生活環境の確保に関する条例に基づいた環境保全行動計画を策定し、二酸化炭素排出の抑制に取り組んで いる。 【経済】障がい者施設への発注 障がい者施設への継続的な発注に取り組んでいる。 【地域】地域住民等とともに催事を行う等、地域のまちづくり活動への参加(雪あかりの祭典など) -59- 23 (一財)札幌市体育協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 会長(非常勤) 霜觸 寛(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 観光文化局スポーツ部企画事業課 011-211-3044 101,906千円 本市出資額 60,000千円 昭和54年4月1日 出資年月日 昭和54年3月13日 (出資割合 58.9% ) 本市におけるスポーツ団体を総括し、アマチュアスポーツの普及振興を図るために必要な事業を 出資・設立目的 行い、もって市民の心身の健全な発達と本道におけるスポーツの振興に寄与することを目的とす る。 ① 札幌市 (58.9%) ② (41.1%) 加盟競技団体 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 064-0931 札幌市中央区中島公園1番5号 011-511-7787 役員総数 24人 常勤役員 0人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 24人 職員総数 5人 常勤職員 5人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 0人 http://sattaikyo.com 2 事業内容 事業概要 札幌市市民体育大会、その他スポーツ大会の開催及びスポーツ少年団の育成事業 事業名 主な事業 事業費用 事業収支差 市民体育大会、その他全市民的スポーツ 大会の開催 ○ 14,321千円 15,514千円 ▲1,193千円 加盟競技団体が行う競技力向上事業、普 及促進事業及び指導者養成事業に対する 支援 ○ 21,362千円 23,142千円 ▲1,780千円 スポーツ少年団の育成 ○ 5,640千円 6,111千円 ▲471千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 有効性 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 49,884 47,209 46,681 2,000 経常費用 50,218 47,074 45,068 1,500 うち人件費 10,599 11,943 12,286 1,000 当期経常増減額 ▲334 135 1,613 500 当期正味財産増減額 ▲515 135 1,613 0 109,478 110,446 111,298 ▲ 500 うち流動資産 7,606 8,374 9,226 ▲ 1,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 101,872 102,072 102,072 1,229 2,063 1,302 40,000 1,229 2,063 1,302 35,000 うち固定負債 0 0 0 108,249 108,383 109,996 37,490 37,490 37,490 0 0 0 10,000 0 0 0 5,000 0 0 0 0 0 0 資産 22年度 (千円) 23年度 24年度 市財政的関与 30,000 25,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 20,000 -60- 15,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 24年度 6,477千円 8,090千円 98.1% 98.8% 健全性 流動比率 405.9% 708.6% 固定比率 94.2% 92.8% 0.0% 0.0% 9,442千円 9,336千円 剰余金 評価 項目 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 25.3% 26.3% 3,494千円 1,184千円 管理費率(経常収益比) 37.0% 12.7% 79.4% 80.3% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-③ 業務効率化によ る経費の削減 24年度の取組内容 事務局を統合した(一財)さっぽろ健康スポーツ財団と雇用に関する事務の共同化(雇用保険、募集採 用等の手続き)を行い、可能な範囲で事務用品等の共同購入などを行うとともに、物品購入に係る価 格の比較を行い、低廉な価格での物品購入に努めた。 また、イベント等を合同で企画することによる経費削減(施設利用料等の削減、物品搬送の運搬費削 減)などを行い、引き続き事務の簡素化・効率化を進めた。 事務事業実施方法の見直し 指 など業務の効率化を図り、経 標 費の節減に努める。 1-④ 補助金の見直し 指標 21年度 22年度 23年度 削減目標額 150千円 150千円 50千円 24年度目標 24年度結果 150千円 100千円 進捗状況 ◎ 事業、団体運営に係る経費等の見直しを進めているが、収益事業及び内部留保資金がなく、補助金の 大幅な削減は組織運営に大きな影響が生じるため、現状を維持した。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 事務事業や団体運営に係る 経費等の見直しを進め、今後 札幌市体育協会補助金 38,945千円 39,745千円 37,490千円 37,490千円 37,490千円 の使途が特定されていない内 指 部留保資金は、団体の財政 標 状況などを勘案した上で活用 し、補助金の削減に努める。 指標 21年度 22年度 23年度 指 標 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 さっぽろエコメンバーの登録をしている。(レベル1) -61- 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 進捗状況 24 (一財)さっぽろ健康スポーツ財団 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 三浦 英典(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 観光文化局スポーツ部施設課 011-211-3045 20,000千円 本市出資額 10,000千円 昭和59年4月1日 出資年月日 昭和59年4月1日 (出資割合 50.0% ) 札幌市における体育スポーツの普及振興のために必要な事業を行うとともに、札幌市の設置する体育施設の管 理運営に関する事業を行い、もって本道における体育スポーツの振興に寄与することを目的とする(設立当 出資・設立目的 時)。 なお、現在では、財団の統合に伴い前述の目的に「健康づくり活動の支援」と「道民の健康増進に寄与する」 という目的が付加されている。 ① 札幌市 (50.0%) (財)さっぽろ健康スポーツ財団 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 064-0931 札幌市中央区中島公園1番5号 札幌市中島体育センター内 役員総数 職員総数 9人 常勤役員 011-530-5550 7人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 1人 非常勤役員 2人 850人 常勤職員 265人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 585人 http://www.shsf.jp 2 事業内容 事業概要 スポーツの普及振興及び健康づくり活動の支援を図るための講習会・教室等の開催並びに、スポー ツ及び健康づくりに関する指導者育成・調査研究 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収支差 健康づくりセンター管理運営 ◎ 167,679千円 156,906千円 10,773千円 体育施設管理運営 ○ 2,494,758千円 2,531,451千円 ▲36,693千円 講習会、大会等の開催 ○ 647,778千円 640,670千円 7,108千円 市委託事業 ○ 471,698千円 456,350千円 15,348千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 経常収益 4,018,690 3,934,944 3,992,467 60,000 経常費用 4,021,900 3,878,036 3,994,900 50,000 1,952,654 1,935,332 2,003,342 当期経常増減額 ▲3,210 56,908 ▲2,433 当期正味財産増減額 ▲3,730 56,388 ▲2,953 10,000 2,303,834 2,445,336 2,494,284 0 うち流動資産 940,742 1,018,091 1,003,845 ▲ 10,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 1,363,092 1,427,245 1,490,439 1,165,834 1,250,948 1,302,849 511,957 535,224 522,443 うち固定負債 653,877 715,724 780,406 1,138,000 1,194,388 1,191,435 54,651 42,651 42,651 442,014 379,212 366,450 1,821,160 1,824,870 1,876,725 0 0 0 881,821 875,020 881,618 うち人件費 40,000 30,000 資産 20,000 22年度 23年度 24年度 市財政的関与 (千円) 2,500,000 2,000,000 1,500,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 1,000,000 500,000 0 -62- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 23年度 項 目 剰余金 5 所管局による団体評価 項目 24年度 1,174,388千円 1,171,435千円 出資の必要性 自己資本比率 48.8% 47.8% 健全性 流動比率 190.2% 192.1% 固定比率 119.5% 125.1% 0.0% 0.0% 4,624千円 4,708千円 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 49.2% 50.2% 245千円 242千円 管理費率(経常収益比) 5.3% 5.1% 79.3% 79.3% 自立性 市依存度(収入) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 指定管理者制度 に係る対応 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 評価 ★★★ ★★★☆☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 24年度の取組内容 今期指定管理期間における提案項目の進捗状況は、全グループにおいて80%以上を達成している。 「利用者満足度調査」については、利用者へのサービス向上に取り組み、管理施設全グループにおい て調査を実施し目標値の80%を達成した。 「指定管理総合評価」については、目標を達成できなかったものの、評価得点は75%以上を獲得し ており、概ね安定的かつ良好な状態との評価を受けている。 公募施設の運営管理を主た 指標 23年度 24年度目標 24年度結果 21年度 22年度 る事業として行う当団体は、従 前にも増して団体の競争力を 管理施設(グループ)数 8グループ 8グループ 8グループ 9グループ 9グループ 増強する観点から、増収はの 指 みならず、組織のスリム化や 標 利用者満足度 74.8%∼99% 84.6%∼99.5% 未実施 80%以上 86.2%∼98.5% 経費の縮減に向け、より一層 効率化を図る。ことを検討す 4G受験:AA以上 4G受験:A∼AA 8G:AA∼AAA 4G受験:AA∼AAA 未実施 外部評価 る。 1-⑤ 補助金・委託料 の見直し △ 事業経費の縮減に努めた結果、前年度実績から31,003千円削減した。 指標 事務事業や団体運営に係る 経費等の見直しを進め、補助 学校開放事 金・委託料の削減に努める。 業委託料 また、今後の使途が特定され 指 ていない内部留保資金があ れば、団体の財政状況などを 標 十分に勘案した上でそれを活 用することにより、継続的に補 助金の削減を検討する。 2-① スポーツ分野と 医学・栄養分野の連携 強化 進捗状況 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 470,190千円 435,073千円 372,881千円 360,144千円 359,694千円 ◎ 昨年度に引き続き、各種健康イベント及びスポーツ施設への運動指導員等の派遣や、地域イベントへ の協力を積極的に行うとともに、健康づくりネットワーク関連事業(健康体力測定事業、運動指導事 業等)で健康づくり教室の増設等により、平成24年度の目標数値を上回った。 指標 団体統合の効果として、ス 指 ポーツと医学・栄養分野の連 標 携強化の取組を進める。 連携事業参加者数 (延べ) 21年度 2,202人 22年度 23年度 2,888人 4,797人 24年度目標 24年度結果 4,600人 進捗状況 5,453人 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】市内障がい者就業支援団体(授産施設等)の活用推進、高等養護学校の職場体験受入を行っている。また、平成25年度中 に、障害者法定雇用率を超える障がい者の雇用を進める。 【雇用】平成21年度に札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業として認定され、「仕事と生活の調和」を推進している。ま た、男女雇用機会均等法を順守し、男女の均等な雇用機会及び待遇の確保にと努めている。なお、改正高年齢者雇用安定法の実 施義務に基づき平成20年4月に「再雇用制度」を導入し、高齢者の雇用機会の確保に努めている。 【環境】地球温暖化防止に向け節電に取り組むとともに、環境保全行動計画に基づき、二酸化炭素排出量の削減を図っている。 また「エコキャップ運動」と題し、ペットボトルキャップの回収を行い再資源化率の向上にも取り組んでいる。今後は、環境に 配慮した自主的な取組を進めるため「さっぽろエコメンバー」への登録を行う。 【経済】物品調達や役務契約等については、市内企業を優先的に活用している。 【地域】区役所や町内会、学校や体育振興会などとの連携事業の実施や、地域イベントへ積極的に協力するなど、地域に密着し た活動を行っている。 -63- 25 (株)札幌ドーム 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 代表取締役社長(常勤) 長沼 修(市以外) 観光文化局スポーツ部施設課 011-211-3045 1,000,000千円 本市出資額 550,000千円 平成10年10月1日 出資年月日 平成10年9月10日 (出資割合 55.0% ) 施設規模や事業内容から市直営や既存の公益法人による運営は難しいものと考え、民間のノウハウを活用しな がらも、公の施設として、広く市民に開放され活用されることが望まれることから、札幌市の方針及び施策へ深 い理解を持ち、公平性・公益性を担保した管理・運営を行うため。 また、当事業によって得た利益を札幌市に還元されるようにするため。 (55.0%) 札幌商工会議所 北海道電力 (各5.0%) ① 札幌市 ④ 北洋銀行 北海道銀行 北海道瓦斯 北海道新聞社 サッポロビール プリンスホテル ② 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP (各3.0%) 011-850-1000 〒 062-0045 札幌市豊平区羊ヶ丘1番地 役員総数 12人 常勤役員 3人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 68人 常勤職員 68人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 1人 非常勤職員 0人 http://www.sapporo-dome.co.jp/ 2 事業内容 事業概要 全天候型多目的施設及び敷地の管理運営 事業名 主な事業 事業収益 有効性 事業費用 事業収支差 貸館事業 ○ 1,708,670千円 1,784,760千円 ▲76,090千円 商業事業 ○ 983,965千円 785,381千円 198,584千円 観光事業 ○ 28,060千円 43,843千円 ▲15,783千円 市民利用事業 ○ 23,382千円 37,230千円 ▲13,848千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 2,847,642 3,617,465 3,645,447 300,000 2,795,718 3,254,972 3,265,509 250,000 105,141 136,813 141,022 200,000 51,924 362,493 379,938 150,000 40,043 232,010 243,224 3,416,100 3,922,896 3,891,630 うち流動資産 2,537,399 3,437,075 3,175,562 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 878,701 485,821 716,068 916,167 1,210,953 956,462 96,000 853,204 1,142,570 877,659 94,000 うち固定負債 62,963 68,383 78,803 2,499,933 2,711,943 2,935,168 85,240 87,779 87,779 6,250 6,026 6,659 84,000 0 0 0 82,000 0 0 0 1,127,235 1,469,994 1,486,041 当期利益(損失) (千円) 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 資産 100,000 50,000 0 22年度 (千円) 23年度 24年度 市財政的関与 92,000 90,000 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 88,000 -64- 86,000 80,000 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 項目 24年度 評価 1,711,943千円 1,935,168千円 出資の必要性 69.1% 75.4% 健全性 流動比率 300.8% 361.8% 固定比率 17.9% 24.4% 0.0% 0.0% 52,427千円 53,610千円 3.8% 3.9% 8,138千円 8,734千円 15.5% 16.3% 42.6% 42.7% 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 指定管理者制度 に係る対応 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 24年度の取組内容 本市職員を目標通り2人派遣し団体の管理・監督を徹底するとともに、指定管理者として札幌ドーム の改修等により積極的に利益還元を行った。 非公募施設の運営管理を主 指標 21年度 22年度 24年度目標 24年度結果 23年度 たる事業として行う当団体は、 今後は人的な面において管 2人 2人 2人 派遣職員数 2人 2人 理・監督を徹底するほか、財 指 政面においても経費の節減に 標 178,602千円 利益還元額 184,944千円 80,273千円 218,347千円 努め、補助金・委託料の縮減 や内部留保資金等の活用を 図ることを検討する。 1-③ 市への利益還元 の取組 ◎ 平成24年6月25日開催の株主総会において余剰金の処分として2,000万円の配当を決議し、札幌市には 目標額の1,100万円(55%)の配当がなされた。 指標 今後の団体運営を考慮しつ 市への配当額 つ、使途が特定されていない 指 剰余金については、株主配当 標 などにより札幌市に還元す る。 1-⑤ 補助金・委託料 の見直し 進捗状況 21年度 1,100万円 22年度 1,100万円 23年度 1,100万円 24年度目標 24年度結果 1,100万円 進捗状況 1,100万円 ◎ 例年に比べ積雪が多く、除雪作業が増加したことにより、委託料が目標額を超える結果となった。 指標 21年度 事務事業や団体運営に係る 経費等の見直しを進め、補助 札幌ドーム関連 金・委託料の削減に努める。 道路施設維持管 6,703千円 また、今後の使途が特定され 指 理委託料 ていない剰余金があれば、団 体の財政状況などを十分に 標 勘案した上でそれを活用する ことにより、継続的に補助金の 削減を検討する。 22年度 23年度 6,536千円 6,327千円 24年度目標 24年度結果 6,600千円 進捗状況 6,992千円 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障がい者雇用を継続して実施した。(契約社員1名、登録制臨時社員1名の計2名) 【雇用】札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業事業に参加した。 【環境】・環境関連団体等へ参加した。(さっぽろエコメンバー(レベル3)、北海道グリーンビズ認定制度、札幌商工会議所 ECO宣言、グリーン購入ネットワーク・チャレンジ25等) ・環境科学展(札幌市青少年科学館)において環境ブースを出展した。 ・二酸化炭素、一般廃棄物排出量削減及びリサイクル率向上に向けた取組を継続して推進した。 ・近隣中学生の職場体験学習(分別清掃)へ協力した。 【地域】札幌市「さぽーとほっと基金」への寄付を通じて東日本大震災の被災者支援に協力した。 -65- 26 (一財)札幌市下水道資源公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 小山 高史(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 建設局総務部総務課 20,000千円 本市出資額 10,000千円 昭和58年4月1日 出資年月日 昭和58年4月1日 011-211-2444 (出資割合 50.0% ) 下水道事業及び道路事業に関する調査研究、普及啓発、資源の有効活用、施設の維持管理等を行 出資・設立目的 うことにより、下水道事業及び道路事業の円滑な推進に貢献し、もって市民生活の向上と発展に寄 与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ② 一財)札幌市下水道資源公社 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 062-0906 札幌市豊平区豊平6条3丁目2番1号 札幌市下水道庁舎内 役員総数 8人 常勤役員 2人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 6人 職員総数 49人 常勤職員 49人 (うち市OB) 13人 (うち市派遣) 3人 非常勤職員 0人 http://www.sapporo-src.com 2 事業内容 事業概要 下水汚泥及び道路廃材等都市廃棄物の資源化についての調査研究、資源化に関わる施設の運転管理 及び資源化製品の販売・流通促進 事業名 主な事業 事業収益 有効性 下水道汚泥資源化製品の販売・流通促進 事業 下水汚泥資源化の調査・研究事業及び下 水汚泥処理施設の総括管理事業 ◎ 40,991千円 35,554千円 5,437千円 ◎ 892,395千円 888,059千円 4,336千円 アスファルト再生事業 ◎ 1,210,566千円 1,202,755千円 7,811千円 建設発生土再生事業 ○ 122,960千円 121,925千円 1,035千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 1,980,797 2,131,897 2,320,517 20,000 経常費用 1,975,035 2,202,834 2,311,344 0 279,656 290,822 280,690 ▲ 20,000 当期経常増減額 5,762 ▲70,937 9,173 ▲ 40,000 当期正味財産増減額 2,231 ▲81,826 10,842 445,209 364,014 356,033 うち流動資産 318,801 238,792 220,534 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 126,408 125,222 135,499 200,915 201,546 182,723 1,200,000 144,602 142,615 115,345 1,000,000 うち固定負債 56,313 58,931 67,378 244,294 162,468 173,310 0 0 0 916,535 984,251 1,005,627 0 0 0 0 0 0 0 0 0 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 事業費用 当期利益(損失) (千円) うち人件費 資産 22年度 23年度 24年度 ▲ 60,000 ▲ 80,000 ▲ 100,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 市財政的関与 (千円) 800,000 600,000 400,000 -66- 200,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 142,468千円 153,310千円 44.6% 48.7% 健全性 流動比率 167.4% 191.2% 固定比率 77.1% 78.2% 0.0% 0.0% 41,802千円 43,783千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 13.6% 12.1% 4,668千円 2,648千円 管理費率(経常収益比) 11.2% 6.0% 46.2% 43.3% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★☆ ★★★ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-④ 委託料の見直し 24年度の取組内容 適正かつ一定の積算とするため、監督業務、補修業務に関する人数積算の考え方を整理した。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 各業務において事業実施体 制等の見直し及びコストの削 指 減を進め、適正な委託料を算 定して、効率的な委託実施に 標 努める。 1-⑤ 組織体制の見直 し ◎ コンポスト生産管理セクションを廃止し、工場閉鎖管理セクションを新設した。また、コンポスト製 品販売セクションを縮小した。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 効率的な事業執行体制の構 指 築を図るため、継続的に組織 標 等の見直しを行っていく。 2-② 下水道科学館の 管理運営の担い手見直 し 進捗状況 進捗状況 ◎ 他都市類似施設の管理運営状況等の調査を実施した。 また、調査結果等を考慮して、民間事業者の参入の可能性とその効果について検討した。 指標 21年度 22年度 23年度 下水道科学館の管理運営に 指 ついて、民間事業者の活用も 標 含め担い手の検討を行う。 24年度目標 24年度結果 進捗状況 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】札幌市ワーク・ライフ・バランスの取組を着実に推進するほか、職員が同推進員養成研修を修了し、 今後の内容の充実を図る。 【環境】HES(北海道環境マネジメントスタンダード)に基づく環境活動を積極的に推進する。 さっぽろエコメンバー〔レベル3〕への登録及び活動。 【地域】札幌市内の小学校や町内会単位による「刈草・落葉の堆肥化」取り組みへの支援活動。 【その他】下水道の普及啓発に係る活動の推進。 札幌市内の小学校を対象にした「下水道科学館バス見学」、家族で楽しみながら参加できる「科学館 イベント」などを行い、下水道の普及啓発のための自主事業を実施。 -67- 27 (株)札幌副都心開発公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 代表取締役社長(常勤) 福島 康則(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 都市局市街地整備部総務課 870,000千円 本市出資額 300,000千円 昭和49年5月1日 出資年月日 昭和49年4月16日 011-211-2555 34.5% ) (出資割合 公社は、商業施設の維持・改善、バリアフリー等を取り入れた施設の更新などを通じて、各種都 出資・設立目的 市サービス機能の集積や歩行者空間の魅力向上など、本市が進める副都心のまちづくりの一翼を 担っており、本市と連携して取組を進めるため、出資している。 ① 札幌市 ③ 日本トラスティ・サービス信託銀行 (34.5%) ② 日本政策投資銀行 (19.5%) (9.2%) ④ ノースパシフィック (8.8%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 004-0052 札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7番2号 011-890-2424 役員総数 12人 常勤役員 3人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 68人 常勤職員 50人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 18人 www.arc-city.com 2 事業内容 事業概要 札幌副都心開発に関連する諸施設の建設・管理・賃貸・分譲・媒介及び経営 主な事業 事業収益 有効性 事業名 事業収支差 事業費用 ショッピングセンター事業 ○ 3,443,164千円 3,143,667千円 299,497千円 土地管理事業 ○ 71,436千円 13,520千円 57,916千円 ホテル事業 ○ 471,786千円 488,748千円 ▲16,962千円 バスターミナル事業 ○ 86,542千円 115,997千円 ▲29,455千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 4,058,302 4,104,947 4,072,928 3,882,683 3,806,096 3,685,645 350,734 357,734 357,738 175,619 225,029 387,283 53,949 ▲33,494 130,282 当期利益(損失) (千円) 売上高 損 営業費用 益 計 うち人件費 算 書 営業利益(損失) 当期純利益(損失) 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 22年度 ▲ 20,000 25,733,298 25,842,948 25,807,671 うち流動資産 608,898 921,508 975,585 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 25,124,400 24,921,440 24,832,086 15,153,586 14,694,425 14,528,682 1,329,688 1,571,787 1,930,421 うち固定負債 13,823,898 13,122,638 12,598,261 10,579,712 11,148,523 11,278,989 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 資産 純資産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 23年度 24年度 ▲ 40,000 ▲ 60,000 (千円) 市財政的関与 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 0 0 0 -68- 8,000 6,000 4,000 2,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金等 24年度 評価 項目 10,278,523千円 10,408,989千円 出資の必要性 自己資本比率 43.1% 43.7% 健全性 流動比率 58.6% 50.5% 固定比率 223.5% 220.2% 13.0% 12.8% 58,642千円 55,666千円 8.7% 8.8% 6,479千円 6,432千円 11.0% 11.6% 0.0% 0.0% 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り売上高 マネジ 人件費率(売上高比) メント 職員一人当り販・管費 販・管費率(売上高比) 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 厚別副都心開発 基本計画の検証 24年度の取組内容 H25∼H26にかけて策定する予定の「新さっぽろ駅周辺地区まちづくり計画」における公社 所有の暫定駐車場開発の課題などについて、公社との情報交換を行った。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 厚別副都心開発基本計画は 策定から40年が経過している 指 ことから、土地や施設の利用 状況、公社の役割等につい 標 て、計画の検証を行う。 2-① 暫定利用地の活 用促進 ◎ 厚別副都心に有効な施設の誘致に向けた情報収集、計画検討を継続。 指標 21年度 札幌市と連携をとりながら、暫 指 誘致条件策 定利用地の活用を図ってい 標 計画進捗状況 定、公募開 く。 始 2-② ホテル事業の収 支改善 進捗状況 22年度 公募の結 果、不採択 (南駐車場 区画施設の 決定) 23年度 南駐車場区画計画 の見直し・情報収 集 (南駐車場区画事 業者決定) 24年度目標 24年度結果 南駐車場区 画 計画の見直 し 駐車場区画 の開発計画 見直し 進捗状況 △ 接客意識向上に継続して取り組むとともに、老朽設備更新としては、2階の床張替と一部 天井照明の改修工事を行った。広告宣伝強化策としては、公共交通への広告掲出を実施。 指標 事業収支 利用客の増加や経費の節減 指 等を行うことにより、収支改善 標 客室稼働率 を図っていく。 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ▲21百万円 ▲34百万円 ▲21百万円 ▲23百万円 ▲17百万円 70.8% 69.7% 74.9% 75.5% 77.8% 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 [雇用]・ショッピングセンターやホテル事業において、地域の雇用創出 [環境]・ESCO事業(省エネ設備への更新によるエネルギー・CO2の削減) ・ESCO関連グリーンカーテン設置による省エネ実証実験事業(札幌市立大学連携) ・ESCO関連省エネ設備の青少年科学館への展示 ・ウォームシェア事業(節電協力&啓発事業) ・クールアースデープロジェクト・ライトダウンキャンペーン参加 [経済]・近隣市町村物産展の開催他 [地域]・厚別区民まつり・新さっぽろ冬まつりへの協賛、厚別区民協議会への参加 ・産学官連携活動(厚別区、北星学園大) ・「クリーンアップあつべつ」への参加、厚別区新成人の集いへの協賛 ・近隣中高大学生のインターンシップ受け入れ、札幌東商業高校ホームページ作成実習協力 ・全道高校商業フェアの開催、近隣学校コンサート催事の開催 ・移動水族館の実施、水族館職員出前講座の実施 ・厚別盆栽展・菊花展の開催、節電パネル展、震災パネル展、厚別歴史写真パネル展 -69- ◎ 28 (一財)札幌市住宅管理公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 川井 洋一(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 都市局市街地整備部総務課 10,000千円 本市出資額 5,000千円 昭和52年10月27日 出資年月日 昭和52年10月27日 011-211-2555 (出資割合 50.0% ) 札幌市民の住生活環境の向上のために必要な事業及び住宅、団地、その他の公的施設の管理に関 する事業を行い、もって市民の福祉の増進に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) (財)札幌市住宅管理公社 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目9番地 役員総数 職員総数 8人 常勤役員 011-211-3381 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 7人 120人 常勤職員 115人 (うち市OB) 8人 (うち市派遣) 2人 非常勤職員 5人 http://www.s-j-k.or.jp 2 事業内容 事業概要 市営住宅及び共同施設の補修、管理、家賃収納並びに公共建築物の保全 主な事業 事業収支差 事業費用 市営住宅維持管理事業 ◎ 1,968,132千円 1,957,902千円 10,230千円 利便供与事業 ◎ 38,932千円 38,932千円 0千円 学校等市施設の保全事業 ◎ 3,048,785千円 3,057,559千円 ▲8,774千円 3 財務状況 項目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収益 有効性 事業名 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 (千円) 経常収益 4,779,628 4,236,320 5,058,949 経常費用 4,870,029 4,169,448 5,063,140 うち人件費 511,941 515,700 548,170 当期経常増減額 ▲90,401 66,872 ▲4,191 当期正味財産増減額 ▲92,414 ▲428,890 ▲11,973 1,631,129 1,093,225 1,331,340 うち流動資産 751,082 695,703 1,002,017 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 880,047 397,522 329,323 955,331 846,318 1,096,406 6,000,000 669,340 547,690 795,241 5,000,000 うち固定負債 285,991 298,628 301,165 675,798 246,907 234,934 0 0 0 4,177,853 4,149,367 4,512,572 504,345 504,345 504,345 0 0 0 0 0 0 当期利益(損失) 0 ▲ 50,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 100,000 ▲ 150,000 ▲ 200,000 ▲ 250,000 ▲ 300,000 ▲ 350,000 ▲ 400,000 資産 ▲ 450,000 ▲ 500,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 市財政的関与 (千円) 4,000,000 3,000,000 2,000,000 -70- 1,000,000 0 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 項 目 23年度 剰余金 5 所管局による団体評価 項目 24年度 236,907千円 224,934千円 22.6% 17.6% 健全性 流動比率 127.0% 126.0% 固定比率 161.0% 140.2% 0.0% 0.0% 35,901千円 42,872千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 12.2% 10.8% 38千円 40千円 管理費率(経常収益比) 0.1% 0.1% 97.9% 99.2% 自立性 市依存度(収入) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 指定管理者制度 に係る対応 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 評価 ★★★ ★★☆☆☆ ★★★ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 24年度の取組内容 札幌市との連携により、指定管理業務の検証を行っている。 非公募施設の運営管理を行う 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 当団体に対し、今後も人的な 削減に向け 面において管理・監督を徹底 指定管理業務に係 60,556千円 67,156千円 54,406千円 55,314千円 検討 するほか、財政面においても 指 る事務費 経費の節減に努め、補助金・ 標 委託料の縮減や内部留保資 金等の活用を図ることを検討 する。 1-⑥ 組織改善 △ 指標2について、平成24年度は団体内部の会議室を確保できず、別会場を借上げることとなったもの の、継続して取り組んだ。 指標 事務事業の改善など業務の 指 効率化を図り、組織の見直し 標 や経費の節減に努める。 2-① 市民・入居者 サービスの充実 進捗状況 駐車場・収納人件費減 入居説明会の経費減 21年度 22年度 23年度 49,228千円 67,144千円 63,039千円 1,461千円 767千円 744千円 24年度目標 24年度結果 前年度より削減 53,762千円 節減を継続 881千円 進捗状況 ◎ 情報発信セミナー、職員研修、入居者の満足度アンケート調査は継続開催した。指標4の単身高齢者 等への安否確認については、入居者の共助によりどのような支援ができるかなど、新たな視点での調 査研究に着手した。 指標 21年度 22年度 23年度 住環境向上セミナー 6回開催 6回開催 7回開催 6回開催 6回開催 - 75.40% 79.80% 78.00% 80.20% 職員研修の実施 - - 6回 5回以上実施 6回実施 福祉的サービスの取組 - - 厚別区で協議・調整 (厚別区に設置準備) 市民及び入居者のニーズを 把握し、市民及び入居者に対 指 入居者アンケートの結果 するサービスの充実を図って 標 いく。 24年度目標 24年度結果 進捗状況 △ 厚別区で試行 2自治会を選定 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 ○市営住宅入居者へのサービスに充実 入居者の高齢化や心身に障害を持つ入居者の増加に対する対応として、自治会や学識経験者などの専門家との連携により、福祉的な側面からの調査 研究を進めている。 ○ワーク・ライフ・バランスへの取組 札幌市のワーク・ライフ・バランスの認証団体になっていることから、今後もこの取組を進めていく。 ○環境への配慮 これまで同様、環境基本方針及び行動マニュアルの下、電気、燃料、紙等の節減を実施している。今後も札幌市の環境政策に準じた取組を推進す る。 ○地元企業への配慮 民間企業への工事発注に際しては、市内中小企業への優先的な発注に配慮している。 -71- 29 (一財)札幌市交通事業振興公社 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 理事長(非常勤) 若林 秀博(市現職) 基本財産・資本金 設立年月日 交通局事業管理部総務課 30,000千円 本市出資額 15,000千円 昭和63年11月1日 出資年月日 昭和63年11月1日 011-896-2708 (出資割合 50.0% ) 札幌市の交通問題に対する市民の意識の啓発、交通道徳の普及、札幌市が行う交通事業の利用者 出資・設立目的 の便益増進に関する事業等を行うことにより、札幌市が行う交通事業の健全な発展を図り、もって 公共の福祉の増進に資することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) (一財)札幌市交通事業振興公社 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 011-251-0821 〒 060-8614 札幌市中央区大通西5丁目 地下鉄大通駅西側コンコース内 役員総数 職員総数 7人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 6人 570人 常勤職員 570人 (うち市OB) 2人 (うち市派遣) 8人 非常勤職員 0人 http://www.stsp.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 交通事業に対する啓発事業、便益増進及び市からの委託事業 事業名 主な事業 有効性 実施事業等会計 ○ 0千円 17,382千円 ▲17,382千円 その他会計(受託事業①地下鉄駅業務) ○ 2,624,231千円 2,616,326千円 7,905千円 その他会計(受託事業②地下鉄駅業務以 外) ○ 514,897千円 495,103千円 19,794千円 その他会計(収益事業) ○ 105,848千円 81,281千円 24,567千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 3,185,809 3,269,239 3,251,022 経常費用 3,035,485 3,169,112 3,212,869 2,664,133 2,779,611 2,857,100 150,324 100,127 38,153 82,944 69,142 ▲72,491 621,139 648,382 700,544 (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 事業費用 事業収益 当期利益(損失) 100,000 80,000 うち人件費 当期経常増減額 当期正味財産増減額 60,000 40,000 20,000 0 ▲ 20,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 40,000 ▲ 60,000 資産 ▲ 80,000 ▲ 100,000 うち流動資産 574,175 604,242 658,515 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 46,964 44,140 42,029 408,480 366,581 491,234 3,500,000 408,480 366,581 491,234 3,000,000 うち固定負債 0 0 0 2,500,000 212,659 281,801 209,310 2,000,000 0 0 0 3,073,230 3,157,860 3,139,128 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 市財政的関与 (千円) 1,500,000 1,000,000 500,000 0 -72- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 251,801千円 179,310千円 43.5% 29.9% 健全性 流動比率 164.8% 134.1% 固定比率 15.7% 20.1% 0.0% 0.0% 5,608千円 5,576千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 85.0% 87.9% 466千円 379千円 管理費率(経常収益比) 8.3% 6.8% 96.6% 96.6% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-③ 市職員派遣の必 要性及び今後の見直し 24年度の取組内容 目標どおりプロパー職員係長職1名を登用した。 札幌市交通施策に関する知 指標 識、札幌市及び札幌市交通 局と密接な連携のため、今後 市派遣職員数 も最低限の人的関与が当面 指 必要であるが、プロパー職員 標 プロパー職員係長職登用数 の育成状況等を踏まえなが ら、可能な限り引き揚げを実 プロパー職員課長職登用数 施する。 1-④ 委託料の適正化 21年度 22年度 23年度 10名 8名 8名 8名 8名 11名 13名 14名 15名 15名 0名 0名 2名 2名 2名 進捗状況 ◎ 平成24年度委託料について、業務量及び業務内容を精査し、適正な算出に努めた結果、委託料の縮減 を図ることができた。 指標 21年度 22年度 23年度 地下鉄事業の経営健全化の 地下鉄駅業 2,810,108千円 3,073,230千円 3,157,860千円 ため、引き続き団体への委託 指 務等委託料 を推進するが、適宜、執行体 制を見直すなど、適正な委託 標 料の算定に努める。 1-⑥ 財団改革プラン の推進 24年度目標 24年度結果 24年度目標 24年度結果 ― 進捗状況 3,138,135千円 ◎ 当団体において策定した「実施プラン」で掲げた取組事項のうち、一部は十分に達成することができ なかったものの、その他の取組事項については目標を達成した。 団体の組織体制の強化等の ために、団体内部で策定して 指 いる「事業改革プラン」等に基 づいた取組を着実に推進す 標 る。 指標 21年度 22年度 23年度 実施プラン達成率 98% 94% 97% 24年度目標 24年度結果 100% 進捗状況 98% ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】 障がい者雇用 平成24年度末において、法定雇用障がい者数を達成している。 【雇用】 ワーク・ライフ・バランスへの取組み 札幌市ワーク・ライフ・バランス取組企業(認証年月日平成21年9月14日)となっている。今後は、休暇制度につ いて見直しを検討する。 【環境】 環境配慮への取組み(環境保全行動計画への参加) 平成15年度より自主的に取組みに参加している。 -73- 30 (一財)札幌市水道サービス協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 谷口 芳憲(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 出資・設立目的 所管課 水道局総務部企画課 10,000千円 本市出資額 5,000千円 昭和54年2月21日 出資年月日 昭和54年2月21日 011-211-7014 (出資割合 50.0% ) 水道の円滑な普及及び適正かつ合理的な維持管理を行うために必要な事業を行い、もって札幌市 水道事業の合理的な運営と市民福祉の向上に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) ① 札幌市水道サービス協会 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 065-0019 札幌市東区北19条東5丁目1番40号 役員総数 職員総数 14人 常勤役員 011-750-3500 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 13人 364人 常勤職員 289人 (うち市OB) 28人 (うち市派遣) 2人 非常勤職員 75人 http://www.sweb.co.jp/swsa/index.htm 2 事業内容 事業概要 水道事業に係る調査研究・普及宣伝、簡易専用水道の検査等及び水道施設維持管理や水道メー ター検針等の受託事業 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 調査研究・普及宣伝事業 ○ 2,714千円 60,645千円 ▲57,931千円 一般事業(簡易専用水道の検査、水道技術 者等の養成に必要な教育及び指導訓練) ○ 19,233千円 26,832千円 ▲7,599千円 受託事業 ○ 1,498,573千円 1,438,908千円 59,665千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 1,548,964 1,560,914 1,523,693 経常費用 1,516,673 1,551,445 1,526,385 1,273,444 1,292,235 1,242,145 当期経常増減額 32,291 9,469 ▲2,692 当期正味財産増減額 32,264 7,772 ▲3,174 723,644 731,104 727,618 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 35,000 30,000 25,000 うち人件費 20,000 15,000 10,000 資産 5,000 0 ▲ 5,000 22年度 23年度 うち流動資産 325,018 362,324 363,804 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 398,626 368,780 363,814 137,115 136,803 136,491 129,869 132,614 134,328 うち固定負債 7,246 4,189 2,163 1,200,000 586,529 594,301 591,127 1,000,000 0 0 0 1,516,880 1,529,299 1,450,839 400,000 0 0 0 200,000 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 正味財産 24年度 市財政的関与 (千円) 1,800,000 1,600,000 1,400,000 800,000 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 600,000 0 -74- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 項目 584,301千円 581,127千円 81.3% 81.2% 健全性 流動比率 273.2% 270.8% 固定比率 62.1% 61.5% 0.0% 0.0% 4,023千円 3,897千円 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 82.8% 81.5% 379千円 323千円 管理費率(経常収益比) 9.4% 8.3% 98.0% 95.2% 自立性 市依存度(収入) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-② 市職員派遣の必 要性及び今後の見直し 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 24年度の取組内容 人的関与の必要性の検討については、当団体において現在進めている今後の事業展開についての検討 と並行して進めた。職員研修については、危機管理や情報セキュリティ関連の研修等を追加で実施 し、目標を上回ることができた。また、内部登用試験を実施し、プロパー職員4人を係長職へ昇任さ せ、嘱託職員から16人をプロパー職員へ登用した。 水道に関する広範な知識や 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 専門技術への精通、札幌市と の密接な連携等の観点から、 2人 派遣職員数 2人 4人 4人 2人 最低限の人的関与は必要で 指 ある。今後、派遣職員の必要 標 職員研修 ― ― ― 6回/年 9回/年 性は、委託業務の拡大や、プ 実施回数 ロパー職員の育成状況等を 踏まえ、適宜検証を進める。 「水道メーター検針等業務」の民間事業者への委託拡大に伴う当団体の業務量減少に対応するため、 1-③ 経営効率化等に 希望退職者を募り職員を31人削減した。 また、業務執行体制等について、所管の垣根を超えて多角的に検討するためプロパー職員によるプロ よる委託料の見直し ジェクトを立ち上げ、現状の課題を整理した。 ◎ 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 事務事業実施体制の見直し 指 など経営の効率化に努め、委 標 託料の適正化を図る。 2-① 市委託事業の担 い手見直し 進捗状況 ◎ 「水道メーター検針等業務」について、民間事業者へ委託拡大した。(平成24年8月から市内1区→4 区) 安全かつ安定的な給水を行 わなければならないライフライ ンとしての事業の役割を考慮 指 しながら、札幌市から委託して いる各事業の担い手につい 標 て、民間事業者の活用も含め て見直しを進める。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障害者の雇用にかかる法定雇用率について 国、地方公共団体に求められる平成25年度からの法定雇用率2.3%(平成24年度までは2.1%。国、地方公共団体以外は現行 2.0%、旧1.8%。)を目標として、法定雇用率の向上に取り組んでいく。なお、当団体における平成24年度の法定雇用率の実績 は平均2.0%であった。 【雇用】ワーク・ライフ・バランスの取組について 「札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業ステップ3先進取組企業」(平成23年5月16日認証)として、働きやすい環境づく りを目指し継続的に取り組む。 【環境】環境配慮の取組について 「さっぽろエコメンバーレベル3」(平成23年8月8日登録)の登録事業所として、環境への負荷を低減する取組を継続的に行う。 【地域】速やかな応急手当を行える環境づくりについて 「さっぽろ救急サポーター事業」(平成23年2月24日登録)に参画し、速やかな応急手当を行うための環境づくりに継続的に取 り組む。 -75- 31 (公財)札幌市防災協会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(常勤) 遠藤 敏晴(市OB) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 消防局総務部総務課 30,000千円 本市出資額 15,000千円 平成6年4月1日 出資年月日 平成6年4月1日 011-215-2010 (出資割合 50.0% ) 市民の防災意識の高揚と防災対応力の向上並びに防災業務関係者の育成を図り、市民の生命・身 出資・設立目的 体・財産を災害から保護するとともに、減災社会を推進し、安全で安心に暮らせる市民生活の確保 と社会公共の福祉の増進に寄与することを目的とする。 ① 札幌市 (50.0%) (財)札幌市防災協会 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 003-0023 札幌市白石区南郷通6丁目北2番1号 011-861-1211 役員総数 8人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 7人 職員総数 54人 常勤職員 51人 (うち市OB) 30人 (うち市派遣) 1人 非常勤職員 3人 http://www.119.or.jp 2 事業内容 事業概要 防災思想の啓発・広報及び防災関係者の指導・講習会の開催並びに消防用設備等の性能検査、応急 手当の普及啓発 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収益 訓練指導等防火思想の普及及び広報に関 する事業 ○ 53,459千円 47,667千円 5,792千円 防火管理者等の講習に関する事業 ○ 40,691千円 29,036千円 11,655千円 応急手当の普及啓発に関する事業 ○ 36,280千円 39,949千円 ▲3,669千円 札幌市民防災センター運営管理業務 ◎ 40,413千円 48,935千円 ▲8,522千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 経常収益 219,111 222,254 223,263 経常費用 245,771 209,830 211,983 5,000 158,859 148,779 155,184 ▲ 5,000 15,000 10,000 うち人件費 0 22年度 23年度 当期経常増減額 ▲26,660 12,424 11,280 当期正味財産増減額 ▲32,087 12,281 11,053 ▲ 20,000 91,300 109,985 119,748 ▲ 30,000 うち流動資産 54,715 73,801 82,913 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 36,585 36,184 36,835 16,388 22,792 21,502 12,371 17,825 15,696 うち固定負債 4,017 4,967 5,806 120,000 74,912 87,193 98,246 100,000 0 0 0 153,300 157,000 160,200 40,000 0 0 0 20,000 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 資産 24年度 ▲ 10,000 ▲ 15,000 ▲ 25,000 ▲ 35,000 正味財産 市財政的関与 (千円) 180,000 160,000 140,000 80,000 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 60,000 0 -76- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 24年度 項目 57,193千円 68,246千円 79.3% 82.0% 健全性 流動比率 414.0% 528.2% 固定比率 41.5% 37.5% 0.0% 0.0% 4,358千円 4,465千円 剰余金 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 66.9% 69.5% 505千円 334千円 管理費率(経常収益比) 11.6% 7.5% 70.6% 71.8% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★☆ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-③ 市職員派遣の必 要性及び今後の見直し 24年度の取組内容 平成24年4月1日に派遣職員2名のうち、1名(課長職)の引き揚げを行った。 指標 消防の知識経験をはじめ、最 新法令・通達の運用解釈、防 災協会職員への指導・育成等 指 派遣職員数 から、現在の派遣職員は必要 であるものの、今後の削減等 標 について中長期的な視点で 継続検討する。 1-④ 委託料の見直し 21年度 22年度 23年度 5名 5名 2名 24年度目標 24年度結果 2名 1名 ◎ 業務内容の精査等に取り組んだが、派遣職員の引き揚げによる人件費を委託費に振り替えたことによ り、目標額を上回る結果となった。 指標 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 事務事業や団体運営に係る 219,219千円 160,965千円 164,850千円 164,850千円 168,210千円 指 委託料 経費等の見直しを進め、委託 標 ※H22年度の委託費減は、派遣職員の人件費が直接支給に変更された 料の削減に努める。 ことによる。 ※H23年度の委託費増は、派遣職員の引き揚げに伴い、人件費を委託 費へ振り替えたことによる。 2-① 市民防災セン ター事業の充実 進捗状況 進捗状況 △ 体験施設リニューアルの実施と併せ、TV・新聞等の各種広報媒体を利用した積極的なPRを行ったこと により、来館者数の増加に繋がった。また、体験コーナーのバリアフリー化を図り、車椅子での利用 が可能な構造とした。 市民防災センターにおけるイ 指 ベント等を実施するなどし、来 標 場者数の増加に努める。 指標 21年度 22年度 23年度 来館者数 65,936人 66,521人 70,000人 24年度目標 24年度結果 67,000人 進捗状況 73,715人 ◎ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】ワーク・ライフ・バランスへの取り組み(認証年月日:2009年9月30日) 雇用形態の選択肢として、パートタイム勤務を設置しており、職員の労働形態の選択を可能としており、今後も 継続していく。 【環境】 引き続き、札幌市の取り組みと合わせ、エコスタイルの推進や休憩時間の消灯等節電を徹底し、環境に配慮した 取り組みを推進する。 -77- 32 (公財)札幌市生涯学習振興財団 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 所管課 理事長(常勤) 前川 公美夫(市以外) 基本財産・資本金 設立年月日 教育委員会生涯学習部生涯学習推進課 50,000千円 本市出資額 25,000千円 平成11年4月1日 出資年月日 平成11年4月1日 011-211-3871 (出資割合 50.0% ) 札幌市の地域における生涯学習の普及振興に資する事業を行うとともに、札幌市が設置する生涯 出資・設立目的 学習関連施設の管理運営を行い、もって、本道における生涯学習の推進に寄与することを目的とす る。 ① 札幌市 (50.0%) (財)札幌市生涯学習振興財団 (50.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 063-0051 札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号 011-671-2210 役員総数 10人 常勤役員 1人 (うち市OB) 0人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 9人 職員総数 88人 常勤職員 83人 (うち市OB) 9人 (うち市派遣) 3人 非常勤職員 5人 生涯学習センター http://chieria.slp.or.jp/ 青少年科学館 http://www.ssc.slp.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 生涯学習の普及振興に資する事業の実施、生涯学習センター及び青少年科学館の管理運営 事業名 主な事業 有効性 事業収益 事業費用 生涯学習センター管理運営業務 ○ 455,872千円 463,355千円 ▲7,483千円 青少年科学館管理運営業務 ◎ 444,903千円 425,432千円 19,471千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 経常収益 914,848 905,389 901,293 経常費用 921,924 926,357 888,787 358,991 361,326 370,758 うち人件費 当期経常増減額 ▲7,076 ▲20,968 12,506 15,000 10,000 5,000 0 ▲ 5,000 22年度 23年度 24年度 ▲ 10,000 当期正味財産増減額 ▲9,873 ▲21,038 12,436 資産 360,490 348,249 352,672 うち流動資産 207,982 189,163 195,981 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 152,508 159,086 156,691 93,955 102,752 94,738 800,000 81,346 86,285 79,393 700,000 うち固定負債 12,609 16,467 15,345 266,535 245,497 257,934 400,000 0 0 0 300,000 52,214 45,721 41,820 200,000 664,361 667,196 668,521 0 0 0 149,435 146,809 146,415 ▲ 15,000 ▲ 20,000 ▲ 25,000 市財政的関与 (千円) 600,000 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 500,000 100,000 0 -78- 22年度 指定管理費 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 項目 24年度 195,497千円 207,934千円 70.5% 73.1% 健全性 流動比率 219.2% 246.8% 固定比率 64.8% 60.7% 0.0% 0.0% 9,949千円 10,014千円 評価 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 39.9% 41.1% 380千円 400千円 管理費率(経常収益比) 3.8% 4.0% 95.0% 95.1% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★★★ ★★☆ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-⑥ 財務の安定化 24年度の取組内容 生涯学習センターの利用料金収入についてのみ目標を達成できなかった。その他については、目標を 達成できた。 指標 利用料金収入 (生涯学習センター) 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 76,394千円 78,926千円 74,701千円 79,500千円 78,439千円 利用料金の増加や経費の節 指 利用料金収入 (青少年科学館) 64,531千円 70,509千円 72,108千円 62,860千円 67,976千円 減等に努め、財務の安定化を 標 図る。 2-① 生涯学習事業の 体系的展開 施設利用件数 (生涯学習センター) 13,707件 14,457件 13,591件 13,591件 14,457件 来館者数 (青少年科学館) 328,168人 358,112人 373,619人 341,850人 366,679人 指標 策定した活用計画が着実に進めら れるよう適切に進捗管理を行うこ と。なお、計画の実施が団体運営 に支障を及ぼすことのないように団 体の財務状況等には十分に留意 すること。 ◎ 講座数については、1講座不足していたが、平成24年度の取組については、受講者数の目標が大幅に 超えている。 札幌市内における学習機会 指 の提供の実施状況や市民 講座実施数 ニーズを踏まえ、生涯学習事 標 業の見直しを行う。 講座受講者数 3 内部留保資金等の 活用 進捗状況 21年度 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 225 248 269 300 299 4,438人 4,319人 4,537人 4,310人 4,574人 進捗状況 △ 施設利用、講座受講ともに満足度が高かった。 青少年科学館では本市による展示物更新と合わせ、展示物を制作する予定だったが、平成25年度に改 修工事により休館するため、24年度での制作を見送り、未達成となった。生涯学習センターでの資金 活用計画については、契約差金などによる数値差である。 指 標 指標 21年度 22年度 23年度 活用計画遂行率 - 16% 41% 68% 46% 施設利用者満足度 (生涯学習センター) - - 94.2% 80% 99.0% 施設利用者満足度 (青少年科学館) - - 92.9% 80% 93.0% 24年度目標 24年度結果 進捗状況 △ 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【福祉】障がい者を雇用し、「障がい者の雇用の促進等に関する法律」に基づく事業主の責務を果たしている。 【福祉】耳の不自由な方々のために、字幕付き「プラネタリウム」を継続実施している。 【雇用】役務提供で、社会福祉の向上を目的とする団体(寡婦等の就業を推進している団体)を活用している。 【雇用】「ワークライフバランス」に配慮した職場環境づくりを行っている。 【環境】「札幌市グリーン購入ガイドライン」に従い、環境に配慮した物品や資材を活用している。 -79- 33 (財)札幌市学校給食会 1 基本情報(平成25年7月1日現在) 代表者 理事長(非常勤) 山脇 栄(市現職) 基本財産・資本金 設立年月日 所管課 教育委員会生涯学習部管理課(給食担当) 125,000千円 本市出資額 10,000千円 昭和56年8月25日 出資年月日 昭和56年9月30日 011-211-3833 (出資割合 8.0% ) 札幌市立小中学校及び特別支援学校の学校給食において、より安全で良質な物資を安定供給し、給食を通して 出資・設立目的 実施される食育を物資供給面から支援するとともに、児童生徒に対する食育を普及奨励、推進することにより、 児童生徒の健康の保持増進及び健全な発育に寄与すること、また豊かな人間性を涵養することを目的とする。 ① 札幌市学校給食会 (92.0%) ② 札幌市 (8.0%) 主な出資者 団体所在地 役職員数 (4月1日現在) 団体HP 〒 060-0002 札幌市中央区北2条西2丁目15番地STV北2条ビル 011-211-3897 役員総数 8人 常勤役員 1人 (うち市OB) 1人 (うち市派遣) 0人 非常勤役員 7人 職員総数 8人 常勤職員 6人 (うち市OB) 3人 (うち市派遣) 0人 非常勤職員 2人 http://www.sapporo-gk.or.jp/ 2 事業内容 事業概要 札幌市立の学校給食に必要な物資の供給及び食育の普及奨励、児童生徒の健全な発育に寄与する 事業名 主な事業 有効性 事業費用 事業収益 物資の調達、あっ旋事業 ◎ 3,385,985千円 3,385,430千円 555千円 普及奨励事業 ◎ 0千円 1,016千円 ▲1,016千円 調査研究事業 ◎ 0千円 339千円 ▲339千円 3 財務状況 項目 (単位:千円) 22年度 23年度 24年度 経常収益 3,539,787 3,471,433 3,386,967 3,000 経常費用 3,537,816 3,474,722 3,387,931 2,000 うち人件費 32,888 33,480 33,846 当期経常増減額 1,971 ▲3,289 ▲964 当期正味財産増減額 1,971 ▲3,289 ▲964 ▲ 2,000 563,639 544,061 516,109 ▲ 3,000 うち流動資産 264,181 247,375 231,579 ▲ 4,000 貸 うち固定資産 借 対 負債 照 うち流動負債 表 299,458 296,686 284,530 278,944 262,656 235,669 259,438 245,911 231,130 うち固定負債 19,506 16,745 4,539 284,695 281,405 280,440 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 22年度 0 0 0 指定管理費 当期利益(損失) (千円) 正 味 財 産 増 減 計 算 書 事業収支差 1,000 0 資産 22年度 23年度 24年度 ▲ 1,000 市財政的関与 (千円) 1,000 900 800 700 600 正味財産 補助金・交付金 市 財 委託料 政 指定管理費 的 関 貸付金 ※ 当該年度 末残高 与 (参考)利用料金収入 500 400 300 200 100 0 -80- 23年度 委託料 24年度 補助金・交付金 4 各種指標 5 所管局による団体評価 項 目 23年度 剰余金 24年度 評価 項目 156,405千円 155,440千円 51.7% 54.3% 健全性 流動比率 100.6% 100.2% 固定比率 105.4% 101.5% 0.0% 0.0% 495,919千円 423,371千円 出資の必要性 自己資本比率 経営の健全性 借入金依存度 職員一人当り経常収益 マネジ 人件費率(経常収益比) メント 職員一人当り管理費 1.0% 1.0% 7,460千円 6,629千円 管理費率(経常収益比) 1.5% 1.6% 0.0% 0.0% 自立性 市依存度(収入) 出資・設立目 的に対する事 業の有効性 出資・設立目 的に対する事 業の内容 ★★★ ★★★☆☆ ★★★ ★★★ ■存続 □廃止 団体のあり方 □他団体との統合 □その他 ( ) 6 出資団体改革(アクションプラン)の主な取組状況 新方針の取組項目 1-① 団体の在り方検 討・新公益法人制度へ の対応 24年度の取組内容 北海道公益認定等審議会事務局の北海道法人団体課と事前の相談を進めてきたが、移行申 請に至らなかった。 指標 22年度 23年度 24年度目標 24年度結果 21年度 財団の今後の在り方につい て、他都市の同事業組織との 平成20年12月に施行された新公益法人制度においては、公益財団法人 比較を行いながら検討を進め 指 に移行する場合には、北海道公益認定等審議会の答申を得て知事の認 る。また、新公益法人制度に 定を受ける必要があることから、具体的な指標・目標は設定できな 基づき、法定の移行期間終了 標 い。 までに、新公益法人への対応 を行う。 2-② 食の安全性の確 保 △ 1 抜き取り検査は目標を達成した。 2 クリーン青果物は目標を達成した。 指標 物資の調達、あっ旋事業にお 抜取検体数 ける、食品検査等の充実によ 指 り、一層の食の安全性の確保 標 クリーン青 を図る。 果物品目数 2-③ 食育に関する取 組の充実 進捗状況 24年度目標 24年度結果 21年度 22年度 23年度 16 20 22 23 23 14 14 15 14 14 進捗状況 ◎ 1 さっぽろ学校給食フードリサイクル提供品目は目標を達成した。 2 クリーン野菜産地親子見学会及び親子収穫・料理体験学習会は目標を達成した。 3 学校給食展は目標を達成した。 指標 21年度 22年度 23年度 フードリサイクル 提供品目数 3 3 3 3 3 1 1 2 2 2 - - - 1 1 児童・生徒等の食に対する意 指 産地親子見学会、 識を高めるため、食育に関す 標 収穫・料理体験学 る取組の充実を図る。 習会の実施 学校給食展 の開催 7 公共・公益的取組 取組内容と今後の予定 【雇用】ワーク・ライフ・バランスの取り組み 札幌市が推進する「札幌市ワーク・ライフ・バランス認証企業」である。 認証年月日:平成21年11月13日 -81- 24年度目標 24年度結果 進捗状況 ◎ -82- 資料編 -83- 平成 21 年(2009 年)2月 10 日 札幌市出資団体改革新方針(概要版) ○ はじめに 札幌市では、平成17年度に「札幌市出資団体改革プラン」 (以下「改革プラン」という。)を策定 し、出資団体改革を進めてきた。しかし、改革プラン策定から3年以上が経過し、指定管理者制度 の導入や新たな公益法人制度の施行など、出資団体を取り巻く環境は大きく変化してきている。 このため、札幌市では、改革プランを継承しつつ、札幌市出資団体点検評価委員会の意見を踏ま え、さらには環境の変化にも対応する新たな改革の方針として、 「札幌市出資団体改革新方針」 (以 下「新方針」という。 )を策定した。 新方針は、今後の状況の変化に弾力的に対応できるように、基本的には目標年次などは示さず、 取組項目ごとに取組の方向性(骨格)を示すものとし、具体的な目標年次や数値目標、行動内容に ついては、これまでと同様、毎年度、「具体的な行動計画」(以下「アクションプラン」という。) を策定(肉付け)することで補完していく。 なお、新方針の対象団体は、従来の改革プランの対象団体すべて(35団体)とし、今後、新方針 に掲げていない新たな課題が発生した場合については、その都度取組項目を追加するなど、状況に 応じて柔軟に対応していくものとする。 ○ 取組内容 1 団体の統廃合等の推進 (1)廃止する団体(4団体) 札幌市土地開発公社 団体保有地の処分が完了した時点で、団体を廃止す る(平成26年度を目処) 。 (株)札幌リサイクル公社 平成20年9月末で、事業を終了している。平成21年 3月末を目処に清算を行う。 (財)札幌勤労者職業福祉センター 平成28年度までは、施設の用途は現状のままとし、当 団体が施設運営を引き続き実施するが、平成29年度以降 については、当団体の廃止を基本とし、民間企業等によ る運営も視野に入れた検討を行う。 (財)北海道青少年福祉協会 施設所有者である北海道の動向を踏まえながら、団 体・施設廃止に向けて検討を行う(平成24年度までの廃 止を目処) 。 (2)統合する団体(1組2団体) (株)札幌エネルギー供給公社 (株)北海道熱供給公社 統合に係るメリット・デメリットの検証を行い、統 合に向けた取組を進める(平成25年度までに統合)。 -84- (3)組織の在り方を検討する団体(5団体) 2 (財)札幌市職員福利厚生会 当団体については、新たな公益法人制度の施行にお いて、公益性が認定されないことも想定されることか ら、今後の福利厚生事業を効率的かつ効果的に実施す るために、いかなる組織形態に移行すべきかなど、団 体の在り方について検討し、検討結果に基づいて取組 を進める(平成22年度までに結果を公表する) 。 札幌総合情報センター(株) 不採算事業の抜本的な見直しを進め、団体規模の縮 小を図る。 (財)札幌産業流通振興協会 札幌市における展示場機能の在り方を検討していく 中で、平成21年度中に財団の今後の在り方や施設保全計 画等を策定する。 (株)札幌リゾート開発公社 当団体が実施している業務は、現在は民間事業者が主 導して実施すべきものに移行してきていると考えられ ることから、今後は、出資団体としての在り方について 検討していく。 (財)札幌市学校給食会 団体の在り方について、他都市の同事業組織との比較 を行いながら検討を進めていく(平成21年度に結果を公 表する) 。 指定管理者制度に係る対応 指定管理者となっている団体については、各施設における指定管理者の募集区分、及び団体の事 業全体に占める指定管理者事業の割合など、指定管理者制度の団体への影響を踏まえ、団体の在り 方等を次の観点から検討するものとする。 (1)主として公募施設の管理運営を担う団体 公募施設の管理にあたっている出資団体のうち、事業全体に占める指定管理者事業のウエイト が高いなど、指定管理者選定結果の影響が大きいと判断される団体については、従前にも増して 団体の競争力を増強する観点から、組織のスリム化や経費の縮減など、より一層の効率化を図る ことを検討する。 (2)主として非公募施設の管理運営を担う団体 非公募施設の指定管理者事業を主たる事業として行う出資団体は、競争に晒されることがなく、 効率性や透明性を確保するためには、より札幌市が関与する必要があることから、今後は人的な 面において管理・監督を徹底するほか、財政面においても経費の節減に努め、補助金・委託料等 の縮減や内部留保資金等の活用(札幌市や住民への還元)を図ることを検討する。 3 内部留保資金等の活用 団体によっては、今後の使途が特定されていない内部留保資金等が生じていることから、この活 用を検討する。 -85- 具体的には、出資の引き揚げ、補助金の削減など札幌市への還元のほか、利用料金の引き下げや 団体による施設整備など住民還元に資するものとする。 こうした内部留保資金等の活用については、団体とも協議しつつ団体の財政状況などを十分に勘 案した上で継続的に検討を進め、可能であれば直ちに実施していくこととする。 4 出資の見直し 当初の出資時点と比べ、団体運営面で札幌市からの自立度合いが高まっていることや、団体を取 り巻く社会経済情勢が変化していることで、札幌市が出資を継続する必要性がなくなっていること も団体によっては考えられる。このため、札幌市の出資の必要性については、継続的に見直しを行 っていくこととする。 また、見直しにあたっては、札幌市の出資の必要性があったとしても、出資目的を達成するため には、現状の出資比率を維持する必要性がないということもありうる。 以上の観点を踏まえ、特に財団法人については、団体の財政状況等を十分に勘案した上で、札幌 市の出資比率が50%超の場合は、原則として50%まで引き下げることとし、50%超過分の出資は札 幌市に返還し、返還分を内部留保資金により補填して、基本金は維持することで検討していく。 なお、出資の見直しにあたっては、団体設立の趣旨に基づき、共に出資を行った民間事業者等に は、見直しの方法について協議を行うなど、十分に配慮しながら取組を進めていくものとする。 5 新たな公益法人制度への対応 新たな公益法人制度の施行に伴い、出資団体のうち財団法人では、平成25年度までの移行期間終 了までに、公益性の認定を受けて公益財団法人に移行するなど、別の法人形態に移行しなければな らない。移行する法人形態の選択は、財団運営や今後の在り方に大きな影響を与えることから、移 行終了までの間、団体ごとに毎年度アクションプランを策定して、札幌市にとって最適な法人形態 を選択するための検討を行い、移行に向けた取組を進める。 6 人的関与の見直し 各出資団体とも、札幌市には、団体運営に密接に関与する必要があるほか、主要出資者としての 経営責任があることから、引き続き常勤役員への人的関与により、札幌市としての責任を果たすこ とを基本とする。一方、出資団体としての自律性や柔軟性を高めることも必要なことから、これま で市の人的関与の人数を順次、削減してきており、引き続き必要最小限の人的関与に止めることと する。 また、出資比率の高い団体、非公募の指定管理団体など、札幌市として積極的な関与が必要とな る出資団体については、現在の再就職による常勤役員への人的関与を市職員(再任用職員を含む。 ) の派遣へと、段階的に切替えを進めていく。 -86- さらに、札幌市の退職者が出資団体の要請に基づいて役員に就任する場合の報酬及び退職金等に ついては、本来、各団体の経営陣が設定すべきものではあるが、市を退職した後の再就職であるこ となどを考慮し、札幌市として制限を設けている。出資団体が第3セクター形式の公的な団体であ ることを踏まえ、引き続き適正水準を維持するよう努める。 なお、団体の一般職員への市職員の派遣については、これまで、プロパー職員の育成状況等を踏 まえ、段階的に引き揚げを行ってきたところであり、今後も着実に引き揚げを行っていく。 7 財政的関与の見直し 財政的関与のうち補助金や委託料については、適切に経費の精査を行うほか、事業の廃止を含む 見直しや内部効率化、市職員の派遣の引き揚げ、出資団体からの再委託見直しなどの取組を通して、 引き続き経費の縮減を図ることとする。 貸付金については、計画どおりの返済を各出資団体に求めるとともに、各々の資金の状況などに 配慮しつつ、可能な場合にあたっては予定を繰り上げての償還を受けるなど、貸付総額の圧縮に努 めていく。 また、これらの見直しについては、出資団体の在り方や経営状況を十分に踏まえることとし、団 体の内部留保資金等の活用も視野に入れながら取り組むこととする。 なお、平成21年度末には多くの指定管理者制度導入施設において、指定期間の満了を迎えること となる。平成22年度からの指定にあたっては、可能な限り基準管理費用の見直しや公募による競争 原理の継続などを図ることとする。 8 資金運用に係る指導・監督の徹底 定期的な報告等により団体の資金運用状況を適切に把握し、資金運用に関する規程に基づいた安 全・確実な資金運用の指導に努める。 9 団体運営や実施事業の見直し 団体の運営方法の見直しや、団体の実施事業の内容、事業の担い手の見直しなどについては、現 行の改革プランに掲げ継続して実施している取組項目を含めて、今後も実施していく。 また、実施事業について、この新方針では掲げていない新たな課題が生じてきた場合は、重点取 組項目に追加するなど、弾力的に見直しに取り組んでいく。 10 外部監査の継続的実施 外部監査については、改革プランの取組によって、国からの通知や法律に定められた一定規模の 要件に該当する全ての団体において導入済みであり、今後も団体経営の透明性を確保するため、継 続して実施していく。 -21-