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報告書 へのリンク - 扶桑町立山名小学校

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報告書 へのリンク - 扶桑町立山名小学校
豊かな心の育成
ー言語活動と体験活動の充実を通してー
愛知県丹羽郡扶桑町立山名小学校
1 ねらい
(1) 学校・地域・家庭が一体となり、地域ぐるみで児童の規範意識を高める。
(2) 自然体験や社会体験の場を設定し、他を思いやる心や社会貢献の心を育む。
2 活動内容
(1) 夏休み前までの取組
学年 活 動 内 容
ア 実践内容
1年 い ろ い ろ な 形
(ア) 親子ふれあい活動
2年 石のおき物を作り
5月24日に全学年でふれあい活動 3年 立 体 パ ズ ル
を行った。日頃、親子で作品を作った 4年 ふ し ぎ な カ ー ド
り、体験したりする機会が少ない活動 5年 じ っ と 見 つ め て
を楽しく取り組むことができた。
6年 古 代 人 体 験 教 室
6年生の古代人体験では、外部講師として佐藤先生を迎え、
火おこし体験と石器作りを行った。保護者も初めて体験する 【簡単には火が おきないね】
方が多く、初めはなかなか火がおきなかったが、どのグルー
プも最後には火をつけることができた。火おこしが成功した
グループは笑顔いっぱいの歓声が上がっていた。他学年にお
いても石を使ったり、紙を切ったりしながら創意工夫を生か
した作品を共同で制作し、楽しいひとときを過ごした。
(イ) 学校公開と対話集会
6月26日の学校公開日では、全学級で道徳の授業を公開 【角の方がけづりやすいよ】
した。昨年度までは、道徳の授業公開数は少なかった
ため初めて道徳の授業を見た保護者もいた。子どもと
ともに、地域での生活・友達との関わりについて考え
ることができた。
また、本校では保護者の協力を得て、「すこやかマ
マ」という組織を作り、年に3回、保護者の協力を得
て、道徳や保健の授業を行っている。毎月授業に向け
ての準備や打ち合わせ、反省会を行い、親の視点も含
【フワフワ言葉・チクチク言葉】
めた授業作りに取り組んでいる。
授業後には、事前アンケートをもとに、参観してくださった保護者と、山名小の
児童の防犯意識や健康、道徳的な規範について意見交換を行った。
(ウ) モラル委員会の開催
児童のアンケートをもとに民生委員や保護者、職員か
らなる「モラル委員会」を設置し、地域における児童の
道徳性や規範意識について話し合った。小グループに分
かれ、その後全体でまとめるという形であったため、発
言も活発であり、特に携帯電話の危険性や必要性、児童
に持たせる場合にはどんなことに心がける必要があるか
【かけ放題って心配だね】
等話し合った。参加した保護者からも、いろいろな意見
が聞かれ、とても参考になったという感想が多かった。
(エ) 5年生伊自良野外活動
自然体験を多くさせたいという考えのもと、7月15日
~17日までの2泊3日で野外学習を行った。ここでは、
「時間を守る」「自分の責任を果たす」「心を込めてあい
さつをする」を目標とするとともに、自然の中で友達や伊
自良の職員、先生と楽しい時間を過ごすことができた。
(2) 夏休み以降の取り組み
(ア) 携帯マナー教室
9月2日には、6年生児童・保護者を対象に携帯電話に
つい学んだ。今後、携帯を持つ児童が多くなることが予想
【滝の上からエイ、ヤー】
されるが、危険性やマナーについて有意義な話し合いがで
きた。
(イ) やろまい大祭への参加
扶桑町主催のやろまい大祭へ4年生から6年生の児
童が参加した。日頃の練習の成果を発揮し、地域の方
との交流を行った。
(ウ) 木曽川堤防清掃
11月4日には、全校児童で木曽川堤防清掃を行っ
た。当日は、PTAや役場の方の協力を得て、意欲的 【人を傷つけることもあるんだね】
に取り組むことができた。東海テレビやCCnetでも放
映され、活動の様子を保護者にも知っていただくこと
ができた。
(3) 今後の取組
11月15日 第2回資源回収
12月8日~12日 あいさつ運動
12月17日 人権啓発活動活性化事業
モラル委員会…地域・保護者・職員
【あーそれ、それ、それ、それ】
1月29日 学校公開…2時間授業公開(各学級1時
間は道徳の授業)「すこやかママ」授業
2月16日 教育講演会(鈴木中人先生)
…「命をバトンタッチする会」
2月21日 第3回資源回収
3 課題と成果
(1) あいさつ週間の時は、スクールガードや地域の方へ大
きな声であいさつができたが、習慣化できるまでには不 【こんなに大きなごみもあったよ】
十分である。根気よく声をかけていきたい。
(2) 児童は、行事や様々な取り組みを通して学級・学年がまとまり集団としての成長が
見られる。自分だけでなく相手の立場に立って行動できる児童も増えてきた。さらに
多くの児童ができるように啓蒙していきたい。
(3) 道徳の授業公開・参加やモラル委員会での話し合いにより、地域・学校が協力して
児童を育てていこうとする気運が高まってきた。学校での取り組みについて、理解し、
献身的に協力していただける方が多くなってきた。
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