2016 年度 人文地理学演習(5) 担当：米家先生

2016/11/23 2016 年度演習説明会
2016 年度
人文地理学演習(５) 担当：米家先生
ゼミ概要
人文地理学演習(５)は、歴史・観光地理学を
専門的に学ぶゼミです。史学・観光学とは少
し異なり、歴史や観光を地理学的な見地から
捉えようとする学問です。学生主体のゼミで、
運営はゼミ長、副ゼミ長を中心に行うように
しています。２・３年生の男女比は男１９：
女１７となっており大きな偏りはありませ
ん。グループワークや交流会など、先輩と後
輩が関わる機会が多いゼミだと思います。歴
史地理や観光地理に興味がある人は、是非見
学に来てみてください。
2016 年度
今年度は、昨年まで担当されていた米家志乃布(こめいえしのぶ)先生が研究で１年間ゼミの担当を
離れることになったため、2016 年度は主に観光地理学をご専門とされている長尾洋子(ながおようこ)先生に
２・３年生を担当して頂いています。また来年米家先生が復帰されるので、2017 年度の担当教諭は米家先生
に戻ります。
ゼミで行うこと
グループワーク ：２・3 年生が５～６人でグループを組み、テーマと研究対象地域を 1 つ決め研究を進めて
いきます。実際に研究対象地域でフィールドワークを行って知見を深め、そこで得られ
たものと、読み込んだ文献・資料をもとに発表をします。
論文要約発表
：２・３年生が学年別に少人数のグループ組み、学術論文の要約をし、筆者の論理展開をま
とめます。発表を聞いただけで、聞き手に元の論文の流れが伝わるようにすることが目的
です。主に、２年生は自分が興味のある分野の論文を、３年生は卒業論文に向けて自分が
取り組みたい分野の論文を選定します。
卒論構想・作成 ：４年生になったら、それまでに学んだことを使って卒業論文を作成します。人文地理の
卒論はストーリー展開が出来ているかが重要です。何度も卒業論文の構想発表を行います。
ゼミ合宿
：例年、春と夏の２回合宿を実施しています。基本的には４年生の卒業論文のための合宿として
いますが、夏は２・３年生も参加して卒論作成の議論に参加してもらいます。秋には人文ゼミの
合同合宿も実施しています。
地理学術大会
：毎年２月に行う、４年生の卒論発表会です。各ゼミ生はサポート役として参加します。自
分の所属するゼミ生の先輩の卒論を聞き、今後の参考にするいい機会です。
2016/11/23 2016 年度演習説明会
教授紹介
米家志乃布(こめいえしのぶ)先生
所属：法政大学教授
専門分野…歴史地理学、観光地理学(フィールド：ロシア・北海道)
書籍・出版…『日本人は日本をどうみてきたか－江戸から見る自意識の変遷－』笠間書院
『北東アイヌのなかのアイヌ世界』岩田書院
2008 年
2015 年
等
Misk …「20 世紀前半のシベリア・ロシア極東における植民都市と地図作製」
法政大学文学部紀要
(62)57-71
2011 年
「秋田県公文書館所蔵「マシケ御陣屋御任地面境内略図」の作製主体と作製年代について」
平成 17～20 年度科学研究費補助金(基盤研究 B)研究成果報告書『北海道・東北各地所蔵の幕末蝦夷
地陣屋・囲郭に関する絵地図の調査・研究』107-119
長尾洋子(ながおようこ)先生
2009 年
等
所属：和光大学准教授
専門分野…観光地理学、文化人類学、民俗学
書籍・出版…『東京をくらす
鉄砲洲「福井家文書」と震災復興』
塩崎文雄監修(担当：共著,
八月書館
2013 年
範囲：「生きられたレジャー革命
福井家の余暇とその舞台」)
3月
『おわらの記憶』
おわらを語る会編(担当：共著,
範囲：全国民謡大会と邦楽改良運動：豊年踊りをめぐって－「群
れる」と「見せる」のあいだ：新踊りをめぐって－郷土芸術の探求：おわらの総合プロデュース：
＜踊る少女＞とおわらの芸術家)
桂書房
2013 年
8月
等
論文…「近代詩運動と民謡：大正・昭和初期における富山県の動向からさぐる地方性の現出」
和光大学表現学部紀要
15
154[01]…132[23]
2015 年
「地域芸能の改造と博覧会的空間」
『人文地理』61(3)
3月
1-20
2009 年
6月
等
11 月 24 日～12 月 8 日まではゼミ見学解放期間です。
水曜 1 限に BT1300 でゼミを行っています。
興味のある方は見学に来てください。