プレゼンテーション（遠藤委員）

2009/11/2
１．都心居住を支える仕組みについて
都心居住を考える
１．都心居住を支える仕組み
１
都心居住を支える仕組み
２．高密度を克服する街並みのデザイン
３．都心居住と駐車場
２００９，１１，２
東京大学先端科学技術研究センター
■ 東京都区部の市街地再開発事業の分布
遠藤 薫
（１９６９～２００８）
● 商業・住居系地域の再開発
● 埋立地・工業系地域の再開発
市街地再開発事業の施設構成の傾向
市街地再開発事業の施設構成の傾向
都市計画決定時期別 住宅床面積割合（東京都区部）
都市計画決定時期別 容積率と最高階数（東京都区部）
相対度数
容積率の傾向
30%
25.0%
25%
20.0%
最高階数の傾向
45.0%
40.0%
20%
35.0%
30.0%
15.0%
15%
25.0%
20.0%
10.0%
15.0%
10%
10.0%
5.0%
5.0%
5%
都区部 ～１９８９
都区部 １９９０～
～900%
～1000%
～800%
～700%
～600%
～500%
～400%
～300%
0.0%
～200%
～１００％
～９０％
～８０％
～７０％
～６０％
～５０％
～４０％
～３０％
～２０％
～１０％
0%
0%
～100%
0.0%
0 ～5
～10
～15
都区部 １９９０～
～30
～40
～50
～60
最高階数
容積率
都区部 ～１９８９
～20
都区部 ～１９８９
都区部 １９９０～
住宅床面積割合
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2009/11/2
■ 東雲キャナルコート ＣＯＤＡＮ
■ 大川端リバーシティ２１ 大規模工場跡地の住宅市街地総合整備事業
■ 晴海１丁目地区市街地再開発事業における居住継続の仕組み
■ 晴海一丁目西地区・東地区市街地再開発事業（東京都中央区）
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2009/11/2
■ 晴海１丁目地区市街地再開発事業における居住継続の仕組み
建替え後の住宅棟
建替え前の状況
■ 勝どき一丁目地区プロジェクト
晴海一丁目西地区・東地区居住継続支援事業
子育て環境の整備のために
事業予定者
かちどきＧＲＯＷＴＨ ＴＯＷＮ
（東京建物㈱、公共建物㈱、㈱東急コ
ミュニティ、戸田建設㈱）
延床面積 ５２，７００㎡
容積率
７６３％
最高高さ
１６０ｍ
現況図
２００８，４
子育て世帯向け住戸 １００戸
一般賃貸住宅
４５１戸
子育て支援施設
西地区
認定こども園、子育て広場、プレイ
ホ ル 学堂スペ ス クリニック
ホール、学堂スペース、クリニック
モール、（小児科、眼科、歯科）、病
児保育室、多目的スペース
東地区
地域活性化施設
中央区 コミュニティファンド
再開発区域内に3年以上継続
して居住していた借家世帯に、
30年間にわたって家賃の一部
を補助
２０１０年度 完成予想図
ＮＰＯ法人事務所
複合メディアショップ、コーヒー専門
店
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2009/11/2
■ 事業条件
２００５，１２ 東京都都市整備局 事業者募集要項から
立地条件
所在地
２００５，１２ 東京都都市整備局 事業者募集要項から
東京都中央区勝どき一丁目
敷地面積
公用制限
■ 事業の趣旨
５，０３４ ㎡
都営勝どき一丁目団地の建替えを進めすにあたり、敷地を高度利用・集約化し、
約５，０００㎡の都市再生用地を創出する。
商業・第二種住居 ６７／４７０
中高層階住居専用地区
高度利用地区
これに、民間事業者の創意と工夫を生かし、都心居住の推進、少子・高齢化対策
を目的とした事業を展開する。
日影規制なし
特に、少子化対策として、この都市再生用地を活用して、子育て世帯が入居しやす
い家賃の住宅を供給し、住宅面から子育てを支援する。
い家賃の住宅を供給し
住宅面から子育てを支援する
また、地区周辺に不足する医療や保育の機能を整備し、子育て世帯が安心して快
適に暮らせるまちづくりを目指す。
■ 事業スキーム
■ 事業条件
２００５，１２ 東京都都市整備局 事業者募集要項から
子育て世帯向け住宅に関する条件
住戸専用面積規模
５０㎡以上
住宅戸数
１００戸以上
家
２，４００円／㎡・月以下
賃
定期借家
常に子育て世帯に住戸を提供し続けることを可能にするた
め、子育て世帯向け住戸は、１０年間の定期建物賃貸借契約と
する。
契約期間満了時に義務教育期間修了前の児童等がいる場
合は、末子が義務教育を終了するまでの期間を限度として再
契約できるものとする。
子育て世帯向け住宅に関する条件を満たす住宅の供給を条件として、
事業者は、東京都から土地を借地し、他の事業条件も満たした事業を実施する。
借地条件は ７０年間の一般定期借地とする。
■ 事業者の選定
次の審査項目による総合的審査
ア 参加資格要件 イ 基本的事項 ウ 施設全体の計画、景観、環境、安全
エ 子育て世帯向け住戸の計画、戸数、賃料
オ 子育て支援施設、地域活性化施設の計画
カ 施設全体の管理運営計画
入居資格
未就学児を扶養していることを入居条件とする。
（妊娠中で、母子手帳の交付を受けている場合を含む。）
キ 事業の運営・経営計画
ク 借地料
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2009/11/2
芦花公園駅南口地区竣工写真（２００８ 空撮）
２．高密度を克服する街並みのデザイン
■ 芦花公園駅南口地区市街地再開発事業での取り組み
芦花公園駅南口地区 地区計画 地区整備計画 建築物等に関する主な事項
名称
駅前街区 Ａ
駅前街区 Ｂ
集合住宅街区 Ａ
集合住宅街区 Ｂ
面積
約 ０．９ ｈａ
約 ０．７ ｈａ
約 ０．７ ｈａ
約 ３．１ ｈａ
ただし 住宅の用途に供する部分の最高限度は
２０／１０
２０／１０
１５／１０
容積率の
最低限度
１０／１０
７／１０
５／１０
建蔽率の
最高限度
８／１０
容積率の
最高限度
敷地面積の
最低限度
建築
建築面積の
最低限度
壁面の位置
の制限
芦花公園駅南口地区 竣工写真 ２００８ ＲＯＫＡ ＳＱＵＡＲＥ
高さの
最高限度
３０／１０
１５０ ㎡
ただし書き救済規定あり
７０ ㎡
４／１０
―
―
２００ ㎡
２００ ㎡
建築物の外壁又はこれに代わる柱は、計画図に示す壁面線を越えて建築してはならない。
２０ ｍ
ただし、建築面積が２００
㎡以上の建築物につい
ては、２５ｍとする。
２５ ｍ
（世田谷区独自の斜線制限）
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2009/11/2
■ 幕張 パティオス１～６番街 の 敷地と建物の相性
SPACE DESIGN SERIES ９ 集合 船越徹編集 新日本法規 から転載
■幕張パティオス１～６番街
■ 幕張パティオス１～６番街
住宅階数 ６階
宅 地 ３．３９ｈａ
延 床 ９２，０００㎡
ネット容積率 ２７２％
道 路 １．７７ｈａ
合 計 ５．１５ｈａ
グロス容積率 １７８％
■ 東五反田二丁目第一地区市街地再開発事業と景観形成
幕張パティオス
１～６番街
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2009/11/2
３．都心居住と駐車場
都心住宅開発の駐車場の設置状況
（ＵＲ都市機構 賃貸住宅団地）
駐車場
名称
所在地
戸数
設置方式
台数
大川端リバーシティ２１
設置率
平面式
機械式
自走式
82
56
東京都中央区
661
228
34.5%
90
東京都中央区
642
306
47.7%
34
40
23
57 5%
57.5%
タワー
イーストタワーズ
大川端リバーシティ２1
イーストタワーズⅡ
シティコート山下公園
シティコ
ト山下公園
横浜市
アクティ横浜山下町
横浜市
108
38
35.2%
アミティ横浜
横浜市
169
108
63.9%
アルテ横浜
横浜市
171
103
60.2%
272
23
38
108
18
85
東五反田２丁目第一地区 街路と建物の緊張関係
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