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(谷脇審議官)02(2.01MBytes)
オープンデータ戦略の目指す方向 オープン データ (官民) 知の デジタル 化 センサー 等の M2M 7 課題発見→課題解決 蓄積・保存され る膨大な データ (静的・動的) データ間の 相互依存関係 の解析 (見える化) 部分最適→全体最適 過去分析→未来予測 パーソナ ルデータ 情報流通連携基盤 (Data as a Service) デザイン思考 (異領域の協働) 8 ■戦略の意義・目的 ✔透明性・信頼性の向上 ✔国民参加・官民協働の推進 ✔経済活性化・行政効率化 ●政府自らが積極的に公共データを公開 ●機械判読可能な形式で公開 ●営利目的、非営利目的を問わず活用を促進 ●取組可能な公共データから取組に着手 ●公共データの活用の推進 民間と連携しつつ、実証事業等を実施 ●公共データ活用のための環境整備 ルール整備(著作権の取扱等)、データカタログの整備、データ形式・構造の標準化 等 官民による実務者会議を設置し、ロードマップを策定 9 オープンデータ戦略の3つの狙い ① 価値あるデータの連携による創造的新事業・サービスの創出促進 ② 国民、産業界にとって有益な情報が広く容易に入手可能 ③ 政府の透明性の確保及びそれを通じた行政運営の効率化 公共交通関連情報 ボーリング(地盤)データ Smart Train/Smart Bus(スマホアプリ) 【オープンデータ化】 【現状】 国のボーリングデータ 気象データ (雨、温度等) ・複数の公共交通機関の運行情報をリアルタ イムに提供(→遅延情報等も勘案した最適 ルート、終電乗り継ぎ案内等) 車両や駅の 混雑データ 自治体のボーリングデータ ・精密ハザードマップ ・3D地下構造図 ・災害予測シミュレーション 等の新サービス ・各車両毎の温度や混雑状況、バリアフリー 状況等を一覧的に提供 災害関連情報 青果物・水産物の安全安心情報 気象庁 <最寄の避難所への避難> 地震・津波データ 震度速報 震源・震度に関する情報 6 7 農場 農薬、肥料、 放射線量等 生産者 栽培情報 生産地 品目 品質情報 取引時刻 流通業者 流通情報 震度・津波と避難所情報 <雪害時の行動判断> 共通API 5 共通API 自治体 生活・施設データ 施設情報 宿泊所 共通API 共通API 運行情報 code code 流通場所 業者名 購入場所 購入日時 消費者 評価情報 除雪関連データ 除雪計画道路 除雪済経路 トレーサビリティサービス 除雪状況と今後の積雪見通し 2012年度は、公共交通、地盤、災害、青果物、水産物の各分野のデータについて、実証実験を行い、共通API(第1版)等を策定する。 オープンデータ化の例(地盤情報) A 国、県、市町村のボーリングデータ 斜面崩壊危険度 3次元表層地盤モデル ボーリングデータ PDF 10 XML 土質試験結果一覧表データ B PDF C XML 地表最大加速度 125mメッシュ標高モデル 共通APIを通じた活用 ボーリング所在図サービス B C 鉛直1次元地盤柱状体モデル 液状化危険度予測 国、県、市町村のボーリング データを一覧で表示 A:ボーリングデータ等を収集。 B:ツールを使用しモデルを構築。 C:それぞれのモデルからアプリケーショ ンを通して災害予測を行う。 B C 【成果と課題】 ○ 共通APIの仕様書をもとに、地盤情報分野におけるAPIやデータ規格(ボキャブラリ等)を構築・実装し、その有効性を検証することができた。 ○ 高知県、県内7市町及び地元の産学が協力して、本実証の成果を継続して運用していく方針。 ○ 今後は防災・減災に資するため、全国の自治体等の地盤情報保有者に対して地盤情報の公開を促していくことが必要。 知のアーカイブ化 健康・医療・介護クラウド (個別化医療、創薬への活用) オープン データ (官民) 農業クラウド (ノウハウの形式知化・活用) 知の デジタル 化 教育クラウド (教育ノウハウの蓄積・活用) センサー 等の M2M 社会インフラ管理クラウド (都市管理の高度化) 11 蓄積・保存され る膨大な データ (静的・動的) パーソナ ルデータ 情報流通連携基盤 (Data as a Service) M2M通信を支えるセンサー センサーの小型化・低価格化 携帯電話通信モジュールの低価格化・契約者増 将来 2000年 2010年 (2020年頃) チップの大きさ (ダイ表面積) 10mm2 約2~3mm2 1~2mm2 消費電力 0.1mW 0.05mW 0.05mW未満 平均販売価格※ 単位生産量 $3以上 (約240円以上) 35 $0.70 $0.50未満 (約56円) (約40円未満) 771 2500より大 ※ 1ドル=80円で換算 出典:Jean-Christophe Eloy=Yole Developpement (http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110410/191000/) 出典:情報通信審議会答申「携帯電話の電話番号数の拡大に向けた 電気通信番号に係る制度等の在り方」(平成24年3月1日)