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総務省における教育分野のICT利活用推進の取組について

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総務省における教育分野のICT利活用推進の取組について
総務省における教育分野のICT利活用推進の取組について
総務省 情報流通行政局 情報通信利用促進課
平成25年1月21日
教育分野におけるICT利活用の現状と課題
①
<小学校における客観テストの分析>
教育分野の情報化の効果については、世界的にも実証済。
文部科学省の調査で、ICTを活用した授業の結果、授業後客観
テストの結果が高く、児童の知識・理解や関心・意欲を高めること
が実証されている。
さらに、ICTを利活用することにより、授業の双方向性を高め、
児童・生徒が互いに学び合い教え合う「協働教育」や児童・生徒
1人ひとりに応じた「個別教育」を実現できることが指摘されている。
(文部科学省の「教育の情報化の推進に資する研究」(平成18年度)
76.2
82.1
算数
66.6
73.3
社会
82.1
86.8
理科
0
②
20
40
: ICT活用せず
60
80
: ICTを活用
100
<授業におけるコンピュータの使用状況>
授業におけるICTの利活用が諸外国と比べ遅れている。
(PISA 2009年(平成21年)デジタル読解力調査結果)
OECDによる学習到達度調査の上位国等では、国を挙げて教
育の情報化を進めている が、日本は、ICT利活用がOECD加盟
国の中でも低水準にある。
※
※特に、韓国は、小中高への2015年までの全国的な展開を主な内容とする「スマート教育戦略」を2011年に策定
我が国の授業におけるコンピュータ使用状況は諸外
国と比較して、いずれの教科でも平均を下回る、低
い水準にとどまっている。
国語:OECD加盟29カ国中17位
数学:OECD加盟29カ国中17位
理科:OECD加盟29カ国中17位
(参考)学校ICT環境の現状について(文部科学省「平成23年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査」(平成24年3月現在))
※校内無線LAN整備率
(校内LANを整備する普
通教室のうち、無線LAN
を整備する教室の割合)
H22.3: 21.8%
H23.3: 23.2%
H24.3: 23.7%
1
総務省における実証研究(フューチャースクール推進事業) の概要
教育分野のICT利活用を推進するため、学校現場にICT環境を構築し、主として情報通信技術面
からの実証研究を行い、その成果をガイドライン(手引書)等としてとりまとめる。その成果につい
ては、普及展開を図る。
これまでの成果と今後の取組予定
児童・生徒1人1台のタブレットPC等
を配備し、無線LAN環境を構築し、それ
を活用した授業を実践して、ICT環境の
運用ノウハウ・情報セキュリティ要件な
どの検証を行った上で、その成果を
副大臣主催の研究会で検討してガイド
ラインに取りまとめる。
○ これまでの成果
・ 平成22年度(2010年度)から小学
校10校において実証研究を開始
・ 平成23年度(2011年度)からは、上
記の小学校に加え、中学校8校、特別
支援学校2校を対象校に追加し、文部
科学省「学びのイノベーション事業」と
同一校で実証研究を実施
【平成22年度】
ガイドライン2011
の策定・公表
策定
表
【平成23年度】
ガイドライン2012
の策定・公表
○ 今後の取組予定(行政事業レビューを踏まえたもの)
計画年数
4年計画
(事業開始:平成22年度~
終了:平成25年度)
・小学校(平成22年度~平成24年度)
・中学校及び特別支援学校(平成23年度~平成25年度)
・ 平成24年度(2012年度)実証研究
(小学校3年目、中学校・特別支援学
校2年目)を引き続き文部科学省と連
携して実施
【平成24年度】
ガイドライン2013
の策定・公表
・ 平成25年度(2013年度)実証研究
(中学校・特別支援学校3年目)を実施
し、最終取りまとめ
【平成25年度】
ガイドライン2014
の策定・公表
2
実証校における取組
小学校10校、中学校8校、特別支援学校2校 を対象に、文部科学省「学びのイノベーシ ョン事
業」と連携し、クラウド・コンピューティング技術を活用したデジタル教材(教科書)等の提供を行う
とともに、タブレットPC(全児童生徒1人1台)やインタラクティブ・ホワイト・ボード(全普通教室1
台)、無線LAN等のICT環境の利活用を推進
ICTを活用した画面転送・分割表示機能等による児童生徒間での情報共有を促進し、児童生徒
が互いに教え合い学び合う「協働教育」等を推進
ICTを活用して、
児童生徒が互いに
教え合い、学び合
う「協働教育」等
を推進
無線LAN
3
実証校一覧(※学びのイノベーション事業と同一)
小学校:
中学校:
(平成22年度~24年度)
特別支援学校:
(平成23年度~25年度(予定))
なが の しり つ し おざ き
さ
長野市立塩崎小学校
寒河江市立高松小学校
が
え し りつ た かま つ
い しか りし りつ こ うな ん
児童数:137人
児童数:303人
石狩市立紅南小学校
児童数:412人
ひ ろし まし りつ ふじ のき
広島市立藤の木小学校
とや まけ んり つふ るさ とし えん
じょ うえ つき ょう いく だい がく ふぞ く
富山県立ふるさと支援学校
児童数:245人
児童生徒数:20人
さ が しり つ
にし よか
佐賀市立西与賀小学校
児童数:266人
上越教育大学附属中学校
生徒数:367人
うち なだ ちょ うり つ お おね ぶ
内灘町立大根布小学校
児童数:517人
きょ うと しり つと うよ うそ うご うし えん
さが けん りつ たけ おせ いり ょう
佐賀県立武雄青陵中学校
京都市立桃陽総合支援学校
児童生徒数:49人
生徒数:476人
しんちちょうりつ
しょうえい
新地町立尚英中学校
に いみ しり つ
生徒数:240人
てっ せい
新見市立哲西中学校
みや こじ まし りつ しも じ
宮古島市立下地
中学校
生徒数:62人
生徒数:107人
かつ しか くり つ ほ んで ん
葛飾区立本田小学校
おお ぶし りつ
ひ がし やま
大府市立東山小学校
児童数:339人
わか やま しり つじ ょう とう
和歌山市立城東中学校
児童数:399人
生徒数:267人
ひ がし みよ しち ょう りつ あし ろ
みの おし りつ
東みよし町立足代小学校
箕面市立萱野小学校
児童数:105人
か やの
児童数:607人
よこ はま こく りつ だい がく ふぞ くよ こは ま
まつさかしりつ みくも
松阪市立三雲中学校
生徒数:447人
横浜国立大学附属横浜中
学校
生徒数:405人
4
文部科学省と総務省の役割分担
文部科学省と総務省は、同一の実証校(小学校10校、中学校8校、特別支援学校2校)において、以下のような
役割分担で、教育の情報化に向けた取組を一体的に実施。
主としてソフト・ヒューマン面
総 務 省
主として情報通信技 術面
小学校
中学校
特別支援学校
21世紀を生きる子どもたちに求められる力を育む教育を実現するために、児童
生徒1人1台の情報端末(タブレットPC)等を配備するとともに、無線LANによるネ
ットワーク環境を構築して、以下の点の実証研究を実施し、ガイドラインを策定。
① ICT機器及びネットワーク環境(教育クラウドを含む)の構築・運用の技術的
条件の整理
② 学校でICT環境を構築・運用する際のノウハウの取りまとめ 等
21世紀にふさ わしい学校 教育の実 現
文部科学省
21世紀を生きる子どもたちに求められる力を育む教育を実現するために、様々
な学校種、子どもたちの発達段階、教科等を考慮して、以下の点について、実証研
究を実施する。
① デジタル教科書・教材を活用した教育の効果・影響の検証
② 指導方法の開発
③ モデルコンテンツの開発 等
5
総務省における実証研究の 4カ年の実施計画
H22年度
小学校 構築
運用
H23年度
H24年度
H25年度
I C T環境の構築検証
I C T環境の運用(ICT機器、ネットワーク、年度更新方法等)検証
I C T環境の利活用の試行・習熟 I C T環境の利活用の本格化
利活用
学校と家庭との連携(タブレットPCの持ち帰り)
災害時における学校ICT環境の活用検証
日常的なICT運用・利活用
学習履歴の活用検証
既存環境(紙、黒板
等) とデジタルの連携
普及方策
標準要件
構築
中学校
運用
特別支
援学校 利活用
コストを踏まえた、段階的
な構築方策 の検討、
学校が求めるICT環境の
技術的要件の整理
I C T環境の構築検証
I C T環境の運用(ICT機器、ネットワーク、年度更新方法等)検証
I C T環境の利活用の試行・習熟
ICT環境の利活用の本格化
災害時における学校ICT環境の活用検証
独自テ ーマに基づく、取組
( 被災地での活用、小中一貫教育、 海外との交流等)
普及方策
標準要件
コストを踏まえた、段階的な構
築方策 の検討、
学校が求めるICT環境の技術
的要件の整理
6
実証事業の成果【ガイドライン2012より】①
・実証校においてはICT環境構築後、短期間で全ての教員がICT機器を活用した授業を
実施し、教員のICT活用指導力が確実に向上
・若手より、指導方法等に優れたベテラン教員の方がICT機器を効果的に利用(指導方
法等向上の必要性の確認)
・子どもたちが教え合い・学びあう「協働教育」の授業数が全体的に増加、発表意欲向上
<評価>
指導できる教員の割合の変化(別表1)
○教員
・文部科学省が定めた教員のICT活用指導力の基準については確実に
向上(別表1)
・授業を通じて「子どもたちの集中や興味が非常に強くなる」等高い評価
・ICT導入により、発表形態の幅が広がり、児童の発表意欲が向上した
、授業中の発表件数が増えた、クラス内が仲良くなった等の効果も
○生徒
・実証校の生徒を対象としてアンケート調査を実施した結果、「関心・意
欲・態度の向上」と「整備した教員の環境」(IWB等教員用に整備したI
CTを活用した授業環境)について80%を超える生徒が評価しており、「
思考・判断・表現」を除くすべての項目についても70%を超える高い割
合(別表2)
・ICTを活用した学習は「楽しい」「分かりやすい」等高い評価
実証校(中学校)の生徒による評価(別表2)
○その他
・保護者や公開授業参加者からも「子どもがいつもより集中して取り組
んでる姿に驚いた」、「自分の小学校のときの授業よりもわかりやすい
授業だった」 等の声
7
実証事業の成果【ガイドライン2012より】②
ICT環境構築・運用におけるポイント(抜粋)
項目
ICT環境
導入
ポイント
教室の既存設備を踏まえ、導入したい機器や、機器設備の条件等を事前に調査・
確認することが必要
ICT機器の設置場所は、児童の安全性に配慮して選定することが必要
無線LANアクセスポイントの選定・設定や一斉アクセスの検証を行う必要
ICT環境
構築
学校外から児童の個人情報に関わるデータにアクセスできない仕組みが必要
年度初めには授業で使うソフトウェアの動作確認等の作業が必要
中学校では教科準備室から無線LANにアクセスできる環境が必要
教室間を移動しても無線LANに接続できる設定をした場合、通信帯域に留意する
必要
児童のICT機器の操作レベルや利便性に応じた細かな設定変更
ICT環境
の運用
有害サイトへのアクセスを制限するため、フィルタリング機能を設定する必要
ペンでタッチした位置の補正のため、キャリブレーションを実施
特別支援学校では、環境変化に敏感な児童生徒のため、工事の際にはその他の
備品を動かさないことが必要
構築したネットワーク環境の通信レベル
8
実証事業の成果【調査研究報告書より】
○学校におけるICT環境構築に際しての課題の抽出・分析
・校舎の形状がネットワークに与える影響を検証
→電波強度の調査をした結果、廊下を挟んだ教室の配置で
は、無線LANアクセスポイント同士の電波干渉の可能性
が判明。電波の出力を調整・低減することで対処が可能。
廊下をはさんだ教室の配置における電波干渉の調査
・電波の漏えい等による周辺地域に配慮したネットワ
ーク環境の構築手法
→構築時に電波強度を実測し、学校地域外へ影響がない
ようにアクセスポイントの設置場所、出力の調整が必要。
また外部への情報漏えい等を防止するためにはアクセス
可能な端末の制限・制御を要する。
実証校における校外への電波強度の実測結果
○利活用に関しての情報通信技術面等の課題の抽出・分析
・児童生徒1人1台環境におけるタブレットPCによる一
斉アクセスによる処理時間、無線LANアクセスポイン
ト追加による改善状況を検証
→1台アクセス、20台一斉アクセス、40台一斉アクセスに
よる処理時間を計測。40台一斉アクセス時において、異な
る周波数帯の無線LANアクセスポイントを追加することに
よって、却って処理時間が長くなる場合があることが判明。
検証項目
40台一斉アクセス
20台一斉
アクセス
1台
アクセス
無線AP
1台
無線AP
1台
無線AP
2台
無線AP
1台
10MBファ イルコピー
136秒
152秒
74秒
4秒
1MBファ イルコピー
16秒
17秒
7秒
0.4秒
一斉アクセスによる処理時間
9
小学校における取組事例(1)
タブレットPCに書き込んだ画面を、インタラクティブ・ホワイト・ボードへ転送して発表し、
話し合いを実施
内蔵カメラを活用し、発表資料をタブレットPCで作成(内灘町立大根布小学校)
【⑨ 2年生・国語 タブレットPCに書き込んだ画面を、
インタラクティブ・ホワイト・ボードへ転送して発表し、話
し合いをしているところ。】
【⑩ 4年生・総合 持ち帰り学習で、内蔵カメラで点
字を撮影。文字色、下線、矢印等で工夫して発表
資料を作成したところ。】
10
小学校における取組事例(2)
タブレットPCに計算方法を書き込み、タブレットPCを用いて共有し、話し合いを実施
IWB、タブレットPC、デジタルカメラを活用して、観察日記をデジタル化し、気づき等を共
有するために、IWBを用いて発表(佐賀市立西与賀小学校)
タブレットPCに書き込んだ
計算方法を児童間で
話し合っている授業風景
(4年生 算数)
タブレットPCに取り込んだ
植物の写真を見て、気づきを
話し合っている授業風景
(4年生 理科)
11
中学校における取組事例(1)
タブレットPCで作成した資料を、IWBに転送し、発表する協働学習を実施
また、校外学習(カナダ訪問)でWiFiルータ(以下WiRT)とAndroid端末を生徒一人1セッ
ト持ちホームステイし、TV会議などで活用(和歌山市立城東中学校)
IWB
TPCを活用した授業
校外学習(カナダ等)
発表
TV会 議
画像共有
文部科学省電子教科書
12
中学校における取組事例(2)
ICレコーダやビデオカメラで記録したスピーチの様子をタブレットPCに保存し、個別学
習、自己評価や相互評価に活用
また、タブレットPCを使って要綱を作成し、生徒総会で利用する等、生徒会活動での活
用なども実施(上越教育大学附属中学校)
タブレットPCで自分のスピ
ーチの様子を確認する様子
グループでまとめた資料を
IWBに提示し,説明する様
(2年 英語)
(2年 社会)
タブレットPCを使って
作成した要綱を用いて生
徒総会を実施する様子
(生徒会活動)
13
特別支援学校における取組事例
IWBに楽しく身体運動ができるソフトを導入して、活用する取組を実施。また、タブレ
ットPCを活用して各生徒が学習や生活に関する目標管理を行う活動などを実施
また、タブレットPC付属のペンを使えない重度重複障害の児童に対しては、ピンポン
球に導電性のテープを貼ったものを使い、操作デバイスを工夫(富山県立ふるさと支援
学校)
(小学部)
児童の興味に応じた自作教
材を作成。身体全体を動か
して課題に取り組める学習
への興味が高い。
(中学部)
自立活動の時間に、各生徒
が学習や生活に関する目標
を立てて定期的に達成度を
確認。
(訪問教育)
ピンポン球に導電性のテープを貼
ったものをスイッチの代用として
使用し、絵本を楽しむ。この他、
デジタル教材を使用した授業を実
施。
14
ICTを活用した学校と家庭との連携(タブレットPCの持ち帰り)
教室で利用しているタブレットPCを家庭に持ち帰り、教材を利用したり、調べ学習を行
ったり、タブレットPC内蔵のカメラやワープロソフト等の活用を行い、学校と家庭との連携
の実証を実施
実施イメージ
検討・実施プロセス
家庭での学習結果例
専用バッグで持ち帰る
実施内容
H22年度
大根布小で先行実施
・タブレットPCとMVNO通信カードを一組にした持ち帰り専用セットと、児童向け接続マニュア
ルを用意
・持ち帰り端末の活用を先行実施
・低学年では保護者に補助依頼する文章を用意
H23年度
紅南小4年生で実施
・教室で普段使っているタブレットPCに、MVNO通信カードをセットして持ち帰りを実施
・接続手順の説明資料は、大根布小でICT支援員が作成したものを参考に、再編集した。
東日本5校に展開
・ICT支援員が行う事前準備の省力化を図るため、MVNO設定、プロキシ設定を一斉に実施
するバッチファイルを作成。これにより児童は接続確認のみ実施して持ち帰り可能となった。
※西日本においては、藤の木小学校(広島)、足代小学校(徳島)の2校で、家庭でのドリル学習等を実施
15
災害時における学校ICT環境の活用
大規模災害時には地域住民の避難所として学校施設が利用されることから、当事業で
構築されたタブレットPC、IWB等のICT環境について、迅速に行政職員や地域住民が情
報収集や災害復旧に活用するための方策について実証を実施
実証研究の環境
災害時におけるICT環境の利活用
東日本では、児童・教員用タブレットPCやMVNOカードの貸与、被災自治体が盛り込むPC、サーバーを利用する際に課題等を抽出・分析
16
学習履歴の記録と活用(24年度の取組)
紙媒体のテストの採点結果をデジタル化し、データベースとして蓄積するアプリケーシ
ョンを活用し、学習履歴の記録・活用方策に向けた実証を実施(藤の木小学校)
テストの回収・採点
採点結果の入力・管理
従来の運用
テストの
回収・採点
採点結果の
入力・管理
氏名:
富士通太郎
教員
・児童ごとに採点結果を
入力・管理
・校務システム等に入力
テスト
(アナログ情報)
教員
バーコード
シール貼付
読取・仕分け
文字認識結果の
確認・修正、管理
自動化
本実証研 究での運用
テストの
回収・採点
複数のテストを短期間で入力し、
児童への返却が必要
fr234
教員
テスト
(アナログ情報)
事前に児童が紙媒体に
個人のバーコードシールを貼付
スキャナー
教員
デジタル
情報
タブレットPC
採点
結果
・バーコードシールに基づいて、
個人を識別
・採点結果を個人のデータベース
に入力
17
既存環境(紙、黒板等)とデジタルの連携(24年度の取組)
ドキュメントスキャナーとデジタルペン等を活用し、紙や黒板といった既存環境の長所と、
ICTの長所の連携方策を検証(高松小学校、大根布小学校)
■掲示物をIWBへ
■タブレットPCとの併用
■プリント教材等を
ポータルサイトへ
名前:○○○○
プ リント教材や学習
成果をポータルサイ
トへ保存し,実証校
間で共有
大判紙に拡大印刷・掲示していた
作品をIWBへ
前時の自己紹介作成時に欠席した児童が,
手書きの自己紹介文をPDF化することにより,
タブ レットPCで自己紹介を作成した児童と共に
交流学習に参加(P.7の特徴的なICT利活用
事例②を参照 )
18
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