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横浜市美しが丘西 地区センター 評価シート
横浜市指定管理者第三者評価制度 横浜市美しが丘西 地区センター 評価シート 横 浜 市 横浜市地区センター評価シート 地区センター評価シート目次 Ⅰ.総則 .................................................................................................................................................. 2 Ⅰ-1 施設の目的や基本方針の確立 .................................................................................................. 2 Ⅰ-2 施設目的の達成度..................................................................................................................... 3 Ⅰ-3 職員の勤務実績・配置状況 ...................................................................................................... 4 Ⅰ-4 職員のマナー ............................................................................................................................ 5 Ⅰ-5 開館の実績................................................................................................................................ 6 Ⅱ.施設・設備の維持管理..................................................................................................................... 7 Ⅱ-1 建物・設備の保守点検 ............................................................................................................. 7 Ⅱ-2 備品の管理................................................................................................................................ 8 Ⅱ-3 清掃業務 ................................................................................................................................... 9 Ⅱ-4 警備業務 ................................................................................................................................. 10 Ⅱ-5 外構施設の保守点検業務........................................................................................................ 11 Ⅱ-6 植栽・樹木等の維持管理業務 ................................................................................................ 12 Ⅱ-7 ゴミゼロ推進運動への取組 .................................................................................................... 13 Ⅲ.運営業務及びサービスの質の向上 ................................................................................................ 14 Ⅲ-1 利用実績及び施設の稼動率 .................................................................................................... 14 Ⅲ-2 利用しやすい受付案内の実施 ................................................................................................ 16 Ⅲ-3 適切な利用情報の提供 ........................................................................................................... 17 Ⅲ-4 広報・PRの実施................................................................................................................... 18 Ⅲ-5 サービス水準の確保 ............................................................................................................... 19 Ⅲ-6 職員間での情報共有化 ........................................................................................................... 20 Ⅲ-7 個人情報の保護 ...................................................................................................................... 21 Ⅲ-8 事故防止対策への取組 ........................................................................................................... 22 Ⅲ-9 事故発生時の対応体制の構築 ................................................................................................ 23 Ⅲ-10 災害発生時の対応体制の構築............................................................................................... 24 Ⅲ-11 利用者の意見・苦情を抽出する仕組みの構築..................................................................... 25 Ⅲ-12 利用者の苦情解決体制の構築............................................................................................... 26 Ⅲ-13 利用者アンケートの実施...................................................................................................... 27 Ⅲ-14 利用者会議の開催................................................................................................................. 28 Ⅲ-15 自主事業の適切な実施.......................................................................................................... 29 Ⅲ-16 自主事業における独自の工夫等........................................................................................... 31 Ⅲ-17 書籍の貸出、購入及び管理 .................................................................................................. 33 Ⅳ.地域及び地域住民との連携 ........................................................................................................... 34 Ⅳ-1 地域や地域住民との交流・連携の取組.................................................................................. 34 Ⅳ-2 地区センター委員会の設置・開催 ......................................................................................... 35 Ⅴ.収支状況......................................................................................................................................... 36 Ⅴ-1 指定管理料の執行状況 ........................................................................................................... 36 Ⅴ-2 収支決算状況 .......................................................................................................................... 37 Ⅴ-3 ニーズ対応費の執行状況........................................................................................................ 37 Ⅴ-4 利用料金収入実績................................................................................................................... 38 Ⅴ-5 経費節減の取組 ...................................................................................................................... 38 Ⅵ.その他 ............................................................................................................................................ 39 Ⅶ.評価結果のまとめ .......................................................................................................................... 40 1 横浜市地区センター評価シート Ⅰ.総則 Ⅰ.総則 Ⅰ-1 施設の目的や基本方針の確立 地区センターの設置目的に基づいた管理運営上の基本方針が確立されており、職員が理解してい るか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 職員に対し、地区センターの設置目的に基づいた ✔ ✔ 施設運営上の基本方針が明文化されている。 職員が、地区センターの設置目的や施設運営上 の基本方針を理解している。 利用者に対し、地区センターの設置目的や施設 運営上の基本方針を周知している。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 ✔ ✔ 指定管理者記入欄 A ✔ 評価(A・B・C) A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 施設運営の基本は明確な運営方針と心得、正面及び 明確な運営方針と運営目標が定められています。運営目標は、 裏の出入り口に、誰でもすぐに理解できる表現で掲示 キャッチフレーズとして、誰にでも分かるやさしい表現で書かれ しています。 ています。利用者に周知させようと工夫している様子が伺えま 職員に対してはミーティング等で徹底するとともに、館 す。 の利用についての決まりごとも常にこの原点に立ち戻 スタッフも自分たちが考えて作った「学んで 遊んで 健康づくり って、作成または見直しを行っています。 皆様の生き生きライフを応援します」、「地域コミュニティーの窓 利用者に配布する各種書類や地区センター便りにも運 口 美しが丘西地区センターへ ようこそ!」という運営方針をよく 営目標を載せ、また利用者会議の中でも PR していま 理解し、地域の人たちが集いやすい施設作りに努めています。 す。 【改善すべき点・課題等】 2 横浜市地区センター評価シート Ⅰ-2 施設目的の達成度 施設の管理運営を通して、施設目的を達成できているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 利用者にとって公平・公正に利用できるシステム ✔ ✔ を構築している。 地域住民が自主的な活動を行うための支援や交 流の場づくりを行っている。 地区センターの働きかけにより、サークル活動化 に発展した例がある。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 ✔ ✔ 指定管理者記入欄 A 評価(A・B・C) ✔ A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 施設目的に則り、より多くの団体が利用しやすいよう、 より多くの利用者が便利に利用できるよう、さまざまな工夫がな かつ、少しでも多く利用できるよう工夫をしています。 されています。 自主事業終了後、事後サークルとして活動を始める団 たとえば、体育室は、卓球、バトミントン、バスケットなどが利用 体には、始動しやすいよう一定の回数を優先利用でき できます。このうちバスケットボールは中学生以上の利用者に ることとし、全面的にバックアップしています。自主事業 人気があります。5 時までは小学生も多いので、中学生以上の の後、事後サークルに発展した例は数多くあります。お 利用者と交錯しないよう、バスケットゴールを 2 ゴールしか開放 話会「まほうのとびら」は、プレイルームで毎月活動し、 していません。5 時以降は中学生以上だけとなるので、3 ゴール 幼児と若いお母さん達の交流の場を提供しています。 利用できるようにし、利用者のニーズに応えています。 「バラ作り入門」の後、「バラの会」というサークル活動 午後②の利用者は少なく、各部屋ともあいていることが多いの で、当館のバラ園の手入れを続けてくれています。 で、前後の時間帯と組み合わせて利用することを許可していま 1 階のロビーには各団体が参加者を募集するための掲 す。また午後②はあらかじめ一ヶ月前に予約した 1 回とは別に 1 示板を設置しています。 ヶ月間に 5 回まで利用することが出来ます (音楽室を除く)。たと 2 階娯楽コーナーと1階のショーケースを地域の方々の えば会議室などを使って行なわれる子どものヒップホップダンス ために作品展示コーナーとして開放し、喜ばれていま は一週間に 1 回から 2 回行われています。 す。個人利用に関しては、広い飲食コーナーを配置し、 一方で、利用機会の公平性には十分注意を払います。何年間も 体育室も割り振りを工夫して、多くの利用者に対応して 特定の曜日、時間帯に利用している団体でも、その曜日・時間 います。また、毎週福祉保健センターから子育て支援 帯に希望する他の団体があれば、じゃんけんで決めるなどだれ の方が派遣され、プレイルームで子育ての相談に応じ でも平等に利用できるよう配慮しています。 ています。 【改善すべき点・課題等】 毎週の子育て支援の折、どんな質問があってどのよう な回答があったかの記録が公開されていると、他の機 会にプレイルームを利用する方々の参考になるかもし れないので、福祉保健センターの担当者と協議してみ たいと思います。 3 横浜市地区センター評価シート Ⅰ-3 職員の勤務実績・配置状況 管理職を含む常勤職員及び非常勤職員の勤務実績、配置状況は適切か。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 各業務に対し、必要最低限の職員を配置してい ✔ ✔ 各職員は、他の職員の業務状況を適切に把握し ✔ ている。 事業計画書の職員体制と実際の体制に相違がな ✔ い。 C チェック欄 Bに該当した上、次のすべてに該当する。 る。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ 評価(A・B・C) A ✔ A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 自主事業担当副館長は、事業のある時間帯に勤務す ・ 職員やスタッフが、他の職員・スタッフの業務状況を適切に るようシフトを工夫しています。年始等受付業務が込み 把握できるよう、業務連絡にはさまざまな工夫をしていま 合うことが予想される日、センター祭りや大きな事業が す。各スタッフ間の連絡にはコミュニティースタッフ連絡日 あるときは、人員を増やす等工夫しています。各スタッ 誌があり、全員が読んでいることを確認できるよう、一人ひ フは、勤務の始めに「業務連絡」と「コミュニティースタッ とり捺印しています。職員からスタッフへの連絡には「業務 フ連絡日誌」を必ず読み、前日までの状況を把握して 連絡」が用いられています。また職員間の連絡には、勤務 おきます。さらに前の時間帯スタッフが作成した書類を 連絡ノートが使われます。いずれも捺印することで、全員が 読んでいることが確認できる仕組みになっています。 常に精査し、申し送り事項を引き継ぎ時間帯に確実に 把握しています。午後スタッフの中に市立図書館勤務 ・ スタッフは午前、午後、夜間の交代制になっています。各担 の経験者がいて、図書の分野別の仕分けや書架の整 当とも、10~15 分前には出勤し、引継ぎの時間を確保して 理の仕方、購入本の選定に大きな力を発揮していま います。 す。このことは他のスタッフにも好影響を及ぼし、図書 ・ スタッフは館の運営の中心的な役割を果たしています。決 められた仕事を行うだけでなく、時間を見つけて図書の整 サービスの向上に繋がっています。 理を行うなど、自主的に仕事に取り組んでいます。 【改善すべき点・課題等】 4 横浜市地区センター評価シート Ⅰ-4 職員のマナー 利用者が気持ちよく利用できるよう、利用者に対する職員の接客マナーは適切か。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 利用者が職員だと判別できるよう、名札を着用し ✔ ✔ 職員の服装は適切である。 ✔ ✔ 電話の応対の際、施設名及び職員名を名乗って ✔ ている。 いる。 挨拶や対応の際の言葉遣いや態度が丁寧であ ✔ る。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 【特記事項】 夏季は襟のあるポロシャツ、冬季はジャンパーの制服 ・ ✔ 用者から一目で分かるように工夫されています。 ・ 近所の病院や公共施設の電話番号などがリスト化されて おり、利用者からの質問に応じられるように準備していま も読めるように名札は大きくひらがなにしています。 す。 職員研修においては、「市の公共施設である地区セン ・ スタッフの応対は、はきはきと気持ちの良い応対で、職員も 全面的な信頼を寄せています。 運営を任された私達はその間、市民のために全力で働 く義務を負っている」ことを確認し、それぞれの業務を A 職員・スタッフはピンクのポロシャツを制服として着用し、利 を着用しています。ズボン着用とし、名札を必ずつけ、 ターは納税者である一般市民のものであり、一定期間 ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 遠くからでもスタッフと分かるようにしています。こども A 評価(A・B・C) ・ 毎月第三火曜日の休館日に行うミーティングでは、個々の 確実に遂行すること、それと併行して、利用者へのより 事例に沿った研修を行っています。研修では、2 つのグル 良い接遇が最も大切であるとの認識に立ち、「接遇ハ ープの午前・午後・夜間で統一的な業務の処理が図れるよ う、意見の交換を行ないます。 ンドブック」のマニュアルに沿った研修以外にも、毎月 の研修時に、事例を挙げて対応を学習しています。 ・ 【改善すべき点・課題等】 5 横浜市地区センター評価シート Ⅰ-5 開館の実績 仕様書に定められた、もしくは事業計画書のとおりに開館しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 仕様書に定められた、もしくは事業計画書のとお ✔ りに開館している。 B - C 仕様書に定められた、もしくは事業計画書のとお 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) ✔ A A りに開館していない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 定時に開館しています。風雨の強い日や雪の日には柔 ・ 開館は定時ですが、風雨の強いときや寒いときには、外側 軟に対応し、開館時刻前でも館内に入っていただくよう のドアを開け、玄関で開館を待つことが出来るようにしてい 職員一同ミーティングで申し合わせています。閉館ぎり ます。また高齢者が時間を間違えてはやく来館してしまっ ぎりまで利用者に対応するため、団体利用受付や図書 たときなどは、開館準備中にもかかわらず、中に通すなど 貸出・返却用のパソコンの電源は閉館後最終点検時に 状況に応じた臨機応変の対応をしています。 切ることにしています。 【改善すべき点・課題等】 閉館の準備は多岐にわたるので、早めに種々の手続 きをしていただくように利用者にお願いをしています。 6 横浜市地区センター評価シート Ⅱ.施設・設備の維持管理 Ⅱ.施設・設備の維持管理 Ⅱ-1 建物・設備の保守点検 建物・設備が適切に管理され、安全性の確保及び良好な機能の保持が実現されているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 目に見える損傷等がなく、利用者が常に安全に利 ✔ ✔ 用できる状態に保たれている。 発見された不具合が適切に処理されている。 ✔ B 事業計画書のとおり管理が行われている。 ✔ C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 A ✔ 評価(A・B・C) A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 設備保守計画に基づき、委託業者が毎月点検を行って ・ 常勤職員は毎朝始業時にチェックリストに従い、設備や備 います。常勤職員は毎朝、机・椅子のガタつきのチェッ 品などの安全点検を行なっています。プレイルームの遊具 ク、おもちゃの点検、卓球台の安全点検、外周の安全 も毎日安全点検を行い、遊具で遊ぶ幼児の安全確保に努 めています。 点検等を行っています。不具合が見つかり次第、軽微 なものであれば作業担当スタッフが修理をします。階段 ・ 屋上の保守点検、ホール上の照明の取替えなど高所のた に滑り止めを付けたり、部屋によっては除湿機を設置、 め、点検・備品の交換などが難しい場所は、1 ヶ月に一度設 利用後の点検もしっかりと行い、清潔を保っています。 備業者が来たときに保守点検や備品の交換などを行なっ ています。 また、劣化の進んだ空調機の改修工事も 20 年度実施 の予定です。 ・ 備品の修理は軽微なものは、修理の得意な二人の男性作 業スタッフにお願いしています。ただ会議室のテーブルの 修理など、まとまった量のあるものや、高度な修理は業者 に依頼します。 【改善すべき点・課題等】 高所の保守点検が難しいため、不具合が見つかっても 状況により経費がかかり、予算内での修繕が困難で す。 また、建物に経年劣化がみられるので、防水工事、会 議室の床の浮きの修理等、地区センターの予算ではで きない高額の修繕を市にお願いしていますが、実現に 向かないのが実状です。 7 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-2 備品の管理 施設の備品が適切に管理されているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 備品台帳に記された備品がすべて揃っている。 ✔ ✔ 地区センターの備品に目に見える損傷等がなく、 ✔ 地区センターの備品と指定管理者の備品を区別 A ✔ した備品台帳を作成している。 C チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 良好な状態を保っている。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 ✔ 評価(A・B・C) A ✔ A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 備品の管理と備品台帳の記載を徹底しています。大き ・ 備品は青葉区の備品、青葉区の貸与備品、運営協力費で な鏡等、持ち運びに危険が伴うものは、スタッフが利用 購入した備品、指定管理者の備品に分けて管理していま 者が使う部屋まで運び込んでいます。ピアノは年1回調 す。備品のたな卸しは平成 19 年度は 12 月に実施、本年度 律し、音楽室も除湿をして管理しています。 も実施する予定です。 掃除機等は買い換え時に同じものを購入し、古いもの ・ あとで検索しやすいよう、備品はコード順、金額順、場所別 などに分け、ファイルしています。 は捨てずに、交換用部品として活用しています。 ・ 品目を 4 桁のコードで分類し、備品もこのコードを使って管 理しています。個々の備品は購入年月日と備品についてい 【改善すべき点・課題等】 る商品コードで識別しています。ただテーブルなど同時に すべてのものは年数がたつといろいろ不具合がでてき 同じ商品を大量に購入した備品は、個別の備品の識別が ます。備品として存在する以上、見た目にも損傷がなく 出来ません。場所を移動したり、廃棄するときにも不便が生 しっかり使えるものであることが大前提です。不具合を じるため、備品一つ一つに個別の備品番号をつけることを 発見した場合はすぐ修理していますが、修理に修理を お勧めします。 重ねているため、結果的には100%能力・機能を発揮 ・ 会議室や音楽室には、テーブルや椅子の配置図が掲示さ できない状態のまま使い続けている物品も多くあり、買 れています。部屋の利用者は、配置図をもとに部屋を元の い換え時が難しい。 状態に戻してから退出します。スタッフは退出時に部屋の 状態を確認し、整理ができていなければやり直すよう依頼 します。 ・ 料理室の食器棚には、食器名の書かれたシールがはって あり、名前をみながら食器をもとの棚に収納できるようにな っています。棚には収納時の棚の写真も貼ってあり、元の 状態がわかるようになっています。 8 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-3 清掃業務 利用者が快適に利用できるよう、清掃が行き届いているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 事業計画書のとおり業務が実施されている。 目に見える埃、土、砂、ゴミ、汚れ等がない状態を 維持し、不快感(見た目、悪臭等)を与えず、衛生 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) 的な状態が保持されている。 消耗品の補充が適切に行われている。 ✔ 発見された清掃道具等の不具合が適切に処理さ ✔ れている。 B - C Aに該当しない。 指定管理者記入欄 A ✔ A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 月1回(休館日)指定業者が清掃しています。毎日作業 ・ 毎日の清掃は午前中、作業スタッフが行い、職員が作業後 スタッフが館内の清掃をします。月末には、受付スタッ に清掃点検確認表に基づき、チェックを行っています。月末 フが徹底清掃をし、常勤職員も目に付く汚れや埃の清 には「月末掃除実施表」にもとづき、スタッフが勤務の合間 掃をしています。水周りや料理室のシンクは折々に消 に普段やらない場所の清掃を行なっています。 毒薬を投入しています。匂いのこもりやすい体育室の ・ 消耗品は倉庫に保管し、不足した場合には、気がついたス 男子トイレには週2回消臭剤を投入し対応しています。 タッフが消耗品の購入依頼書に記入します。依頼書をもと 年末にはすべての倉庫整理を行います。消耗品の在 に、消耗品の管理を担当する副館長が消耗品を購入し補 庫は倉庫に保管し、補充漏れのないよう管理していま 充します。 す。 ・ 体育室は閉館 15 分前に夜間のスタッフがモップがけを行 います。団体利用の場合は、団体にモップがけをお願いし ています。 【改善すべき点・課題等】 ・ 月末には受付スタッフが普段、行わない場所の清掃を行い ます。料理室の食器も、このときに漂白し、茶渋や黒ずみを 取り除きます。 9 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-4 警備業務 安全で安心感のある環境を確保しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 鍵の管理方法が明確になっている。 ✔ ✔ 日常、定期的に館内外の巡回を行い、事故や犯 ✔ 事業計画書のとおり業務が実施されている(機械 A ✔ 警備の設置状況の確認等)。 C チェック欄 B に該当の上、次のすべてに該当する。 罪を未然に防止するように努める。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 ✔ 評価(A・B・C) A ✔ A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 警備は夜間のみ機械警備を委託しています。玄関鍵、 ・ 始業時には職員・スタッフが毎日始業点検を行なっていま システムドライブカード、マスターキー、金庫の鍵は保 す。また終業事にはスタッフが館内の設備や各部屋の終業 持者を限定しています。他の共用鍵もキーボックスで 点検を行い、職員が館全体の戸締りなどの点検を行なって 一元的に保管し、管理を明確にしています。業者に貸し います。各部屋は利用終了時に一度点検を行ないますが、 出す時は「鍵貸出簿」に記入していただいています。部 夜間終了時に再度チェックを行い、ガスの元栓や戸締りを 屋利用終了後に戸締りの確認をしていますが、閉館時 確認しています。 にも2人のスタッフがそれぞれに確認作業をしていま ・ 玄関キー、システムドライブカード、マスターキー、金庫の 鍵は職員および開館時の担当スタッフ 2 名に保持者を限定 す。毎朝、館内外の巡回を行います。午後夜間にも随 しています。 時巡回を行っています。 館内には「置き引きや車上荒しに注意」の掲示をし、注 ・ 館内の各部屋や整理棚等の鍵はほとんどキーボックスで 管理しています。キーボックスのキーは鍵のかかる引き出 意喚起を行っています。 しで管理し、引き出しのキーは館長と副館長が管理してい ます。 ・ 通帳及び現金は金庫に保管しています。金庫のキーは、鍵 のかかる引き出しに保管し、そのキーは館長・副館長が管 【改善すべき点・課題等】 理しています。 ・ 昨年、周辺地域の地区センターで車上荒らしや置き引きが 多発しました。当館でも何件か発生しましたが、「注意を喚 起する掲示を行う」、「来館したお客様に声をかけて注意を 呼びかける」などの対策を行った結果、発生しなくなりまし た。 10 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-5 外構施設の保守点検業務 ⇒該当施設のみ評価を実施する 外構施設が適切に管理され、安全性の確保及び良好な機能の保持が実現されているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 目に見える損傷等がなく、利用者が常に安全に利 ✔ ✔ 用できる状態に保たれている。 発見された不具合が適切に処理されている。 ✔ B 事業計画書のとおり業務が実施されている。 ✔ C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 A ✔ 評価(A・B・C) A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 毎朝巡視点検を行い、不具合があれば迅速に対応して ・ います。 ・ 【改善すべき点・課題等】 駐輪場が狭く、変則的な形をしているので、自転車が 回りにあふれることもあります。安全性の確保と美観の ために区との協議も含めて、対策を検討中です。 11 当館は駅から離れているため、車で来館される利用 者も大勢おられます。しかし駐車場が 15 台しかない ため、昨年から駐車場の利用を 1 団体につき 2 台に 制限しました。相乗りしたり、バスを利用するなど、利 用者の協力も得ることが出来ました。 駐輪場は入り口横と館の裏の二箇所にあります。夕 方は小中学生が来館する夕方には駐輪場があふ れ、入り口がふさがれます。入り口に注意書きを貼 る、入り口に駐輪された自転車は移動するなどの対 策を採っていますが、根本的な解決になっていませ ん。 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-6 植栽・樹木等の維持管理業務 ⇒該当施設のみ評価を実施する 施設内の植栽・樹木等が適切に管理され、利用者が快適に過ごせるような良好な景観が保たれて いるか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 落葉や雑草の繁茂等が放置されておらず、美観 ✔ ✔ が保持されている。 植栽に不具合が生じた際は適切に処理されてい ✔ る。 B 事業計画書のとおり業務が実施されている。 C A、Bのいずれにも該当しない。 ✔ 指定管理者記入欄 ✔ A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 年2回業者に依頼し、除草しています。1~2年に1度 ・ 植栽の剪定をしています。自主事業からサークルにな った「バラの会」の方々が毎週バラ園の手入れをしてく れているので、他に類をみないバラ園を所有するに至 っています。バス通りに面しており、街路樹の落ち葉が かなりの量になる季節には、職員が清掃を行い対処し ています。また、地元老人クラブの方々が正面玄関前 を中心に定期的に清掃をしてくれています。 予算の効果的な執行のため、業者との定期的な契約 はしていませんが、必要に応じ、時期に応じ、その都 A 評価(A・B・C) ・ 度、業者に依頼しています。 ・ 【改善すべき点・課題等】 夏には、業者に除草してもらった後、直ぐに雑草が生え てしまいます。根こそぎ除草するのは大変なので苦慮 しています。 12 館の周りには植栽がたくさん植えられており、来館者 に安らぎを与えています。中でもロビーや図書館に 面した庭には数多くの種類のバラが植えられており、 館ではバラ園と呼んでいます。バラ園のバラは当館 で誕生したサークル「バラの会」が毎週手入れを行っ ています。手入れが行き届いているため、春と秋の 2 度バラの開花を楽しむことが出来ます。地区センター 祭りの時期はちょうどバラの開花期で多くの来館者 の目を楽しませてくれました。 バラ園のバラを含め、館の周辺の植栽には、樹名版 が整備されており、興味のある人は植物の名前を知 ることが出来ます。 バラ以外の植栽も、見苦しくない程度に手入れがなさ れています。 横浜市地区センター評価シート Ⅱ-7 ゴミゼロ推進運動への取組 横浜G30 プランに則ったゴミゼロ推進運動へ取り組んでいるか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ ごみの発生抑制に取り組んでいる。 ✔ ✔ 再利用・再使用に取り組んでいる。 ✔ ✔ リサイクルに取り組んでいる。 ✔ B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 A 評価(A・B・C) ✔ A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 すべてのゴミは資源循環局が発行している“「市役所ご ・ リサイクル、リユース、リデュースにより、ごみの発生抑制 ・ リサイクルでは次のような努力をしています。 の努力をしています。 みゼロ」推進の手引き”に準じて分別しています。 利用者にはゴミの持ち帰りをお願いしています。 *古くなった掃除機を保管し、新しい掃除機の部品が壊れた 事務所内の書類は裏紙を使用しています。 ときに、部品を再利用しています。そのため出来るだけ同 部屋ごとのカレンダーも裏打ち用として再利用していま 型の機種を購入しています。 す。 *カレンダーは、申し込み予約表の強度を増すための裏打 ち用に再利用しています。 ・ リデュースでは利用者にごみの持ち帰りをお願いしている ・ 館内ではごみの持ち帰りが徹底されていますが、館外では ほか、職員・スタッフもごみの持ち帰りを行なっています。 【改善すべき点・課題等】 利用者にはゴミの持ち帰りをお願いしていますが、コン ビニエンスストアで購入したお弁当やお菓子のゴミが 十分目が行き届かず、植栽のなかなどにごみが放置され 館の内外に放置されています。放置している現場に遭 ていることがあり、対応に苦慮しています。ロビーで小中学 遇しないので、注意ができないのが残念です。 生が飲食するのを見かけたときなどは持ち帰りを呼びか け、ゴミの放置を未然に防ぐ努力をしています。 13 横浜市地区センター評価シート Ⅲ.運営業務及びサービスの質の向上 Ⅲ.運営業務及びサービスの質の向上 Ⅲ-1 利用実績及び施設の稼動率 評価実施直前の 2 年間の施設稼働率及び利用実績の推移につき、半期毎(4 月から 9 月、及び 10 月から 3 月)の状況を確認する。 (1)施設の利用者数 全体 期間 施設稼働率 総利用者数 団体利用 個人利用 利用者数 利用者数 H18 4~ 9 月 43.9% 46,900 人 20,121 人 26,779 人 H18 10~ 3 月 49.2% 46,273 人 19,741 人 26,532 人 H19 4~ 9 月 46.8% 49,555 人 22,148 人 27,407 人 H19 10~ 3 月 50.5% 49,142 人 20,176 人 28,966 人 (2)利用内訳 部屋については、施設の実態に合わせて記載する。 (地区センターの体育室又はレクホールは個人 利用が必須となっている) また、対象期間が H17・18 年度の場合は、コミュニティハウス及び集会所を除く。 部屋 期間 団体利用 施設稼働率 個人利用 利用者数 利用者数 体育室 和室 音楽室 料理室 H18 4 ~ 9月 87.1% 9,147 人 10,369 人 H18 10 ~ 3 月 86.4% 8,166 人 11,782 人 H19 4 ~ 9月 77.2% 10,598 人 10,603 人 H19 10 ~ 3 月 83.3% 8,450 人 11,440 人 H18 4 ~ 9月 28.6% 1,955 人 H18 10 ~ 3 月 32.0% 1,989 人 H19 4 ~ 9月 30.6% 1,983 人 H19 10 ~ 3 月 37.3% 2,059 人 H18 4 ~ 9月 43.1% 2,212 人 H18 10 ~ 3 月 57.3% 2,834 人 H19 4 ~ 9月 53.0% 2,349 人 H19 10 ~ 3 月 52.8% 2,524 人 H18 4 ~ 9月 12.5% 639 人 H18 10 ~ 3 月 16.7% 712 人 H19 4 ~ 9月 15.4% 570 人 H19 10 ~ 3 月 17.4% 580 人 14 横浜市地区センター評価シート (利用内訳続き) 部屋 団体利用 期間 施設稼働率 個人利用 利用者数 小会議室 中会議室 H18 4 ~ 9月 47.1% 3,485 人 H18 10 ~ 3 月 55.9% 3,450 人 H19 4 ~ 9月 56.7% 3,836 人 H19 10 ~ 3 月 57.9% 3,450 人 H18 4 ~ 9月 40.9% 2,683 人 H18 10 ~ 3 月 45.6% 2,590 人 H19 4 ~ 9月 48.0% 2,812 人 H19 10 ~ 3 月 50.9% 3,113 人 指定管理者記入欄 【アピールポイント】 青葉区の地区センターの中では部屋の稼働率が 高く利用料金収入が多いほうです。多くの団体に 等しく公平に利用してもらい、なおかつ空き部屋を 減らす工夫をしています。稼働率が低い午後②時 間帯は音楽室を除いて月に5回までまとめて申込 ができることとし、午後②前後の時間帯との連続 利用も可能としました。また、直近1週間になれ ば、部屋や時間帯を問わずいくらでも申込ができ ることとしました。 利用者数 第三者評価機関記入欄 【特記事項】 ・ 公平性が保たれる範囲で、施設の稼働率を向上させるた めさまざまな工夫がなされています。たとえば午後②の利 用者は少なく、各部屋ともあいていることが多いので、前 後の時間帯と組み合わせて利用することを許可していま す。また午後②はあらかじめ予約の出来る 1 回以外に月 に 5 回まで利用することが出来ます。たとえば会議室など で行なわれる子どものヒップホップダンスは週に 1,2 回利 用されています。また親子空手のサークルも土曜日の午 後②に毎週のように開催しています。さらに 1 週間前以降 は、回数の制限なく、いくつでも申し込むことが出来ます。 ・ 【改善すべき点・課題】 団体の利用人数は確実に把握できますが、個人 利用の方々は面倒なのでなかなか利用者記録表 に記入をしていただけません。従って統計上は実 際の人数よりかなり少なくなってしまいます。記入 をしていただくように声掛けをしていますが、入館 者の全員には届きません。 利用の少ない8月には割引で部屋利用ができると か、ポイントを貯めると部屋利用のサービス券が 貰えるなど柔軟な発想で稼働率アップを目指せた らいいと思います。 午後②を含めた前後の時間帯(午後①+午後②, 午後② +夜間)は続けて 2 コマ申し込むことが出来ます。このよう な 2 コマ通しのサービスは個人や学校の団体の発表会の 練習に利用されています。 ・ 料理室の稼働率が低いため、料理教室の自主事業を積極 的に企画するなど工夫をしています。事後サークルとして 活動している男性の料理教室など利用者の底辺を広げる 努力もしています。 ・ シルバー健康体操は、長寿の土地柄でもあり、非常に人 気が高いため、講師の了解も得て定員の制限をなくしまし た。毎週火曜日に、卓球台もすべて片付け、体育館全体を 使って 2 クラス開催し、218 名の人が参加しています。 ・ 和室は他の部屋が取れなかった場合の代替として利用さ れるため、ある程度の稼働率を維持しています。 15 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-2 利用しやすい受付案内の実施 利用者が利用しやすい受付案内を実施しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 受付窓口を設置し、受付スタッフがいる。 ✔ ✔ 電話やHP等により、利用相談を受付けている。 ✔ ✔ スタッフが利用者の相談に適切に対応できるよ ✔ う、応対サービス等の研修体制を確立している。 利用者に分かりやすく説明できるよう、説明資料 ✔ を用意している。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 A 指定管理者記入欄 ✔ 評価(A・B・C) A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 「地区センターのリーフレット」「地区センターの利用の ・ 施設は地域に溶け込んでおり、地域のコンシェルジュのよ しかた」「利用料金の説明」「体育室の利用案内」「会員 うな役割も果たすようになってきています。「地区センター を募集しているサークル一覧」等の配布物を受付に備 に行けば何でも分かる」という期待に応え、次のようなさま えています。受付に大きな「部屋予約状況のボード」を ざまな相談にのっています。 設置し、利用者に部屋の空き状況がすぐ分かるように *他の公共施設等に質問には「横浜市暮らしのガイド」を利 用して相談にのっています。 しています。受付スタッフ 2 名が利用者に対応していま *地域の病院についての質問には「病院リスト」を作成して病 すが、利用者が多い時は、館長・副館長が応援してい 院の案内をしています。 ます。他の公共施設等の質問には「横浜市暮らしのガ イド」を利用して、相談にのっています。スタッフに対し ては、マニュアルを基にした接遇研修を徹底するととも ・ 利用者に気持ちの良い対応が出来るよう、業務の事例に 基づいた研修を毎月行っています。 に、毎月の定例ミーティングの後にも事例を挙げて応 対の勉強をしています。 【改善すべき点・課題等】 こどもたちに対してもフランクになりすぎず、こども扱い せず、大人に対してと同じようにきちんと対峙すること が大切だと思われる。 館内の掲示物に、貼り出した日の日付を入れ、一定期 間が過ぎたら速やかに撤去することが必要である。期 間限定の掲示物はすぐに撤去しているが、一般のもの については滞りがちである。 16 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-3 適切な利用情報の提供 すべての利用者が等しく利用情報を得ることができるよう、適切な利用情報の提供を行っている か。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 ✔ ✔ サービスの情報や施設利用案内を記載したパン ✔ ✔ ✔ ✔ フレット・掲示物等を作成している。 情報提供に当たっては、わかりやすい言葉遣い や写真・図・絵等を活用し、誰にでもわかるような 工夫を行っている。 B 見学などの希望に対応している。 ✔ 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 指定管理者の名称や指定期間、概要等について ✔ ✔ ✔ ✔ 館内の掲示板やHP等で利用者に周知している。 事業計画書・事業報告書を公表している。 C A 評価(A・B・C) A ✔ A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 施設利用案内のパンフレットを各種用意しています。ま ・ 館内の案内や注意書きの掲示には、分かりやすいイラスト が添えられており、一目で内容が分かるように工夫されて た、市のホームページにも施設の利用案内を掲載して います。 います。自主事業に関しては、館内の掲示板での周知 や区の広報紙への記載を行っています。「地区センタ ・ 料理室など子どもも利用する部屋では、難しい漢字に振り ー便り」を発行し、各自治会の協力を得て地域に回覧し 仮名を振るなど、誰にでも分かるような工夫がなされていま ています。こども対象の事業の場合は近隣の小学校へ す。 チラシを持参し配っていただいています。 ・ 見学の希望があれば、飛び込みでも気持ちよく応じ、スタッ フが館内を案内します。 毎年、近隣の小学生が「総合学習」の一環としてクラス 単位で施設を見学に来ます。センターではこどもにも分 ・ 自主事業は館内の掲示板や地区センターだよりで案内を かるような Q&A の資料等を用意し、館長・副館長が小 行うほか、区の広報誌や市民活動センターが発行する情 一時間ほどかけて館内を案内し説明しています。その 報誌に掲載し、利用者への周知に努めています。 際、利用上のルールやマナーについては、正しく理解 してもらえるようにきちんと伝えています。 【改善すべき点・課題等】 17 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-4 広報・PRの実施 当該施設について、広報誌やPR誌を作成するなど、具体的な取組を実施し、潜在的な利用者に アピールしているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 広報誌やPR誌を作成するなど、積極的に広報・P ✔ R活動を実施している。 B - C 広報・PR活動は行っていない。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 ✔ A 指定管理者記入欄 評価(A・B・C) A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 地区センター便りを発行し自治会の協力を得て、地域 ・ 自主事業の案内は青葉区の広報に掲載しますが、子ども の各家庭に回覧しています。 を対象とした自主事業の場合は、子どもが広報を読まない こども対象の自主事業は近隣の小学校へチラシを持参 ため、近隣の小学校にチラシを持参し、子どもたちに配布し してこどもたちに配布していただいています。 ていただけるよう依頼しています。また地区センターに来て センター祭りのお知らせや自主事業の参加者募集は いる子どもたちに、スタッフが参加を呼びかけることもあり 市のホームページに載せています。 ます。 運営の目標を市のホームページの「お知らせ情報」に 載せています。 ・ 最近は独自のホームページを持つ地区センターも増えてい ます。ホームページがあれば、利用者は地区センターで行 われる自主事業を、いつでも好きなときに調べることが出 【改善すべき点・課題等】 来ます。利用者へのサービス向上の一環として、ホームペ こどもむけパンフレットがないので検討したいと思いま ージの制作を検討してみられてはいかがでしょうか。 す。 18 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-5 サービス水準の確保 個々のサービスについて、対応職員によって格差が生じないよう、施設のサービス水準を確保す るための取組を行っているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 施設のサービス水準を確保するため、標準的な 業務実施手順や注意点等がわかりやすく明文化 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) (マニュアルの作成等)されている。 全職員が一貫した認識を共有した上でサービス ✔ を提供している。 職員の意見を取り入れながら、標準的な業務実 A ✔ 施手順等をスタッフミーティング等において定期 ✔ A ✔ 的に見直している。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 毎年3月には、次年度に向け、細かいマニュアルに基 ・ 詳細な業務手順を記載した「スタッフ業務手順書」は 3 月に づいた徹底した総合研修を行っています。また、毎月、 行なう全体研修で、最新版をスタッフ全員に配ります。毎月 個人情報・人権・接遇・防災等のテーマに基づき研修を のミーティングで業務手順に変更があった場合は、スタッフ 行っていますが、その後続けて、1ヶ月間を振り返り、 業務手順書を書き換え、スタッフ全員が参照できるよう、最 具体的な事例を挙げて利用者への対応を勉強し、共通 新版をファイルして、事務所に置いてあります。 認識を持つよう努力しています。スタッフから出される ・ 毎月、休館日にミーティングを行いますが、スタッフからは 活発な意見が出されます。 意見を全員で検討し、必要な場合はマニュアルの見直 しを行っています。 【改善すべき点・課題等】 19 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-6 職員間での情報共有化 職員間で、適切に各種情報の共有化が実現されているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 情報の流れが明確にされ、必要な情報が職員に ✔ ✔ 的確に届くような体制が整備されている。 職員間で、情報共有を目的とした定期的な会議 ✔ (スタッフミーティング等)が開催されている。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 A ✔ 評価(A・B・C) A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 館長・副館長からスタッフへの「業務連絡」とスタッフ間 ・ 各スタッフ間の連絡にはコミュニティースタッフ連絡日誌が の申し送りや気づいたこと、改善したいことを記入する あり、全員が読んでいることを確認できるよう、一人ひとり 「コミュニティースタッフ連絡日誌」のファイルがあり、毎 捺印しています。職員からスタッフへの連絡には「業務連 日全員が始業前に目を通し、確認印を押すことにして 絡」が用いられています。また職員間の連絡には、勤務連 います。毎年行う4つの研修(個人情報・人権・接遇・防 絡ノートが使われます。いずれも捺印することで、全員が読 災)及びセンター祭り準備会議等を含め、毎月一度休 んでいることが確認できる仕組みになっています。 館日に行われるミーティングにおいて、情報の共有と ・ 月一回休館日に開かれるミーティングには職員・スタッフが 全員参加します。スタッフは勤務ローテーションで 2 つのグ 共通認識の確認を丁寧に行っています。 ループに分かれているほか、午前・午後・夜間のグループ にも分かれているため、このミーティングが貴重な意見交 換の場となります。ミーティングでは業務の見直しなどにつ いて話し合うほか、各種研修なども行い、情報の共有に努 めています。 【改善すべき点・課題等】 20 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-7 個人情報の保護 個人情報の保護に対する体制が整っているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 Bに該当したうえで、次の項目に該当する。 横浜市が規定する個人情報取扱特記事項につい て、年 1 回以上点検・評価を行っている。 B 次のすべてに該当する。 個人情報を収集する際は必要な範囲内で適切な 個人情報の取扱いに関するルールやマニュアル 等が整備され、管理責任者が特定されている。 個人情報の漏洩、滅失、き損及び改ざんの防止、 その他の個人情報の適正な管理のために必要な チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 手段で収集し、目的以外に使用していない。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) A 措置を講じている。 個人情報の取扱いについて、職員等に対する研 修を年 1 回以上実施し、個別に誓約書を取ってい る。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 個人情報保護マニュアルを全職員に配付し、研修や日 ・ 個人情報は予約のときに申込書の形で取得しています。1 常業務の中で遵守の徹底を図っています。利用許可申 枚に 1 件の申込みしか記入できないようになっており、予約 請書、自主事業参加決定通知等には当該個人情報は 以外の目的には使用しないことも明示しています。 その業務の目的外には使用しないことを明記していま ・ 団体の利用申込書などの個人情報は開館中は受付に配置 す。自主事業の窓口での申し込み等は個票化を図って し、受付時にいつでも参照できるようにしていますが、閉館 います。パソコン、書類等は個人情報が利用者から見 時には鍵のかかる場所に保管します。保存期間は 3 年で、 えないように配置しています。裏紙使用にあたっては個 3 年たった後はシュレッダーにかけて処分します。 人情報が記載されていないことを入念にチェックしてい ・ 受付には利用者から申込みのあった横浜市立図書館の図 書が保管されています。図書には申込者の記載された書 ます。 類が挟まれており、個人情報も一部含まれているため、管 理方法については事前に情報保護審議会に諮りました。 【改善すべき点・課題等】 21 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-8 事故防止対策への取組 事故防止のための体制の構築・取組を行っているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 Bに該当したうえで、次のすべてに該当する。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) 過去に発生した事故の内容や対応内容(事故発 生の例がない場合は、他類似施設等における事 例の収集など)をもとに、原因分析を実施し、改善 のための対応を行っている。 事故防止のチェックリストやマニュアル類を用い、 ✔ 施設・設備等の安全性やサービス内容等をチェッ クし、必要に応じて改善している。 事故防止策の研修等を実施している。 B 事故防止のチェックリストや事故防止・事故対応 マニュアル等を整備している。 C A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 緊急時対応(危機管理対策)マニュアルを策定し、全職 ・ 事故対策の事例集として、ヒヤリハット集を作成していま 員に配付、事務室に常備し意識づけをしています。協 す。このほか協会本部で、区内地区センター全体の事故事 会が作成した事故事例集の中で当館を含む区内全地 例集を作成しており、これを研修に活用することで事故の 防止に努めています。 区センターの過去の事故事例の概要、対応、改善策等 がまとめられており事故防止に活用しています。マニュ ・ 毎日、開館前に職員がチェックリストに基づき、設備や備 品、遊具などの点検を行い、事故の防止に努めています。 アル、事故事例集に基づく研修及び年2回の防災訓練 (消防の指導による初期消火、避難誘導等の訓練及び 消防設備保守点検業者の指導による消防設備取り扱 い訓練)を実施しています。毎日開館前に常勤職員が 避難路の開錠、遊具、設備品、建物、外周の点検を行 っています。 【改善すべき点・課題等】 高所の点検は目視に頼らざるを得ないので、どうしても 不十分です。 22 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-9 事故発生時の対応体制の構築 事故発生時の対応体制が確立しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 Bに該当したうえで、次のすべてに該当する。 施設内で、事故対応責任者が明確になっている。 発生した事故内容等についての記録を作成して 事故対応策の研修等を実施している。 B 事故発生時の連絡体制を確保している。 C A、Bのいずれにも該当しない。 チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ いる(ヒヤリ・ハット集の作成)。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 指定管理者記入欄 評価(A・B・C) A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 緊急連絡網及び急病、負傷の発生時等の緊急時対応 ・ 緊急時対応マニュアルが作成されており、全員に配布され (危機管理対策)マニュアルを策定し、全職員に配付、 ています。マニュアルには緊急時の連絡先も記載されてい 事務室に常備し事故発生時の体制を確立しています。 ます。 協会が作成した事故事例集の中で当館を含む区内全 ・ 警察や消防、病院などの緊急連絡網は事務所のほかロビ 地区センターの過去の事故事例の概要、対応、改善策 ーにも掲示されています。また職員や館長、団体本部や区 等がまとめられており事故発生時の対応に活用してい の所管部署などの連絡先は事務所の分かりやすい場所に ます。マニュアル、事故事例集に基づき事故対応策の 掲示されており、緊急時にいつでも参照できるようになって います。 研修を行っています。 AEDの設置及び取扱訓練を実施しました。 ・ 緊急時には館内放送や連絡網への電話連絡が必要です。 しかし、気が動転し、情報を正しく伝えられないことが予想 されるため、緊急時に伝えるべき必要事項を事務所の分か 【改善すべき点・課題等】 りやすい場所に掲示しています。 23 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-10 災害発生時の対応体制の構築 災害発生時の対応体制が確立しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 Bに該当したうえで、次のすべてに該当する。 防災マニュアル等に基づき、避難訓練や防災訓 練等を最低年に 2 回は実施している。 災害時の連絡体制や職員の役割分担等が明示さ 地域や関連機関との連携体制を整備している。 B 防災に関するマニュアル等が整備されている。 C A、Bのいずれにも該当しない。 チェック欄 ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ れている。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 指定管理者記入欄 評価(A・B・C) A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 消防署の指導による初期消火、避難誘導等の訓練及 ・ 災害の発生に備えて、緊急連絡先のほか、近隣の病院の び消防設備保守点検業者の指導による消防設備取り 連絡先もリスト化しています。病院などの緊急連絡先は、事 扱い訓練の年2回防災訓練を実施しています。緊急連 務所の掲示板のほか、ロビーにも掲示されており、緊急時 絡網及び地震、風水害、火災等事案ごとの緊急時対応 には利用者も対応できるようにしています。 (危機管理対策)マニュアルを策定し、全職員に配付、 ・ 防災訓練は平成 20 年度は 4/15 に消防署の指導による消 事務室に常備し災害発生時の体制を確立しています。 防訓練、避難訓練を行い、10/21 に消防設備の会社の指導 近隣自治会の防災訓練や防災の集い等には館長、副 のもと消防設備や防火設備の使用や復旧の仕方について 館長が参加し地域との連携に努めています。 の訓練と避難訓練を行いました。 【改善すべき点・課題等】 24 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-11 利用者の意見・苦情を抽出する仕組みの構築 利用者が意見や苦情を述べやすい環境を整備しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 利用者が苦情や意見を述べやすいよう、窓口(ご ✔ ✔ ✔ ✔ 利用者からの苦情や意見等が寄せられた際に は、内容を記録し、対応策を実施している。 A 次のすべてに該当する。 ✔ ご意見ダイヤルの利用方法に関する情報を提供 ✔ ✔ ✔ ✔ している。 ご意見ダイヤルに意見等が寄せられた場合、そ の対応方法等につき公表している。 C チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 意見箱の設置、HPでの受付等)を設置している。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 評価(A・B・C) ✔ A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 正面玄関を入ってすぐの分かりやすい場所に「ご意見 ・ 利用者から意見が述べやすいように、正面入口入ってすぐ 箱」を置き、記名のあるものは館長からご本人に直接 のところにご意見箱が設置されています。体育館に近いた 回答しています。すべてのご意見とその回答はご意見 め、体育館の利用に関する要望が多く寄せられます。要望 に対しては掲示板で回答するようにしています。 箱の隣に掲示しています。 利用者会議を毎年数回開き、活発な意見交換を行って ・ スタッフに寄せられる要望も多くありますが、コミュニティー います。 スタッフ連絡日誌に記載し、ミーティングで対応を検討しま 「ご意見ダイヤル」の利用方法については正面入り口 す。 に掲示しています。 ・ 掲示板には苦情や要望が寄せられた場合に、館としてどの ようなプロセスで対応するかについて、フローチャートで示 した分かりやすい説明書が掲示されています。 ・ ご意見ダイヤルの利用方法も掲示板に掲示されています が、これまで利用されたケースはありません。 【改善すべき点・課題等】 25 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-12 利用者の苦情解決体制の構築 利用者の意見、苦情等を受けて、迅速に対応できる体制を構築しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 利用者に対し、苦情等への対応手順、担当者等 ✔ ✔ 苦情解決の仕組みを利用者等に周知している。 ✔ ✔ 苦情等の内容を検討し、その対応策を講じてい ✔ が明確にされている。 る。 苦情等への対応策について、利用者へ公表して ✔ いる。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 ✔ A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 苦情は「ご意見箱」に寄せられるものと直接窓口に寄 ・ 苦情や要望に対する対応手順が分かりやすく図示され、掲 示板に掲示されています。 せられるものとがあります。窓口スタッフが対応し、理 解が得られない場合は館長・副館長が対応していま A 評価(A・B・C) ・ ご意見箱やアンケート、スタッフを通して寄せられた苦情や す。ただし、すぐに苦情と取らず、我々が見落としてい 要望はすぐに回答できるものについては、すぐ回答しご意 るところを指摘されているのだと謙虚に受け止めるよう 見箱の横のスペースに掲示します。検討を要するものにつ スタッフ研修で申し合わせ、前向きに対処しています。 いては、月一回のスタッフミーティングで検討のうえ回答し 苦情やご意見は「コミニュティスタッフ日誌」や「勤務連 ています。 絡ノート」に記録し、回答をご意見箱の横に掲示してい ます。また、センター委員会や利用者会議においても 公表しています。 【改善すべき点・課題等】 26 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-13 利用者アンケートの実施 サービス全体に対する利用者の満足度を把握し、課題がある場合には対応策を講じているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 利用者アンケートの結果を公表している。 ✔ ✔ 利用者アンケートからサービスに係る課題を抽出 ✔ 利用者アンケートから抽出した課題への対応策を 講じ、改善している。 サービス全体に対する利用者アンケートを最低、 年 1 回以上実施している。 C チェック欄 Bに該当した上、次のすべてに該当する。 している。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 利用者アンケートを毎年実施しています。また、ご意見 ・ 利用者アンケートは毎年、年度末に 3 週間程度の期間を設 箱に寄せられたものや直接利用者から要望を受けたも けて実施します。アンケート用紙を館の入り口と受付に配 のは、できる限り反映させるよう努力しています。 置するとともにスタッフも声をかけて記入を依頼します。昨 ① 階段の滑り止め 年度は 143 件の回答が寄せられました。回収したアンケー ② 駐車場の車止め トは集計して結果を掲示板に掲示するとともに、寄せられた ③ トイレのキックステップ配置 意見や要望はスタッフミーティングでも取り上げ、館の運営 ④ 飲食コーナーの拡充 に反映させるよう努めています。 ⑤ 館内のリフォーム 等を実現しました。 【改善すべき点・課題等】 27 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-14 利用者会議の開催 利用者代表からなる利用者会議を開催し、利用者の意見や課題がある場合には対応策を講じてい るか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 利用者会議での検討内容を公表している。 ✔ ✔ 利用者会議からサービスに係る課題を抽出して ✔ 利用者会議から抽出した課題への対応策を講 じ、改善している。 利用者代表からなる利用者会議を、最低年 1 回 以上開催している。 C チェック欄 Bに該当した上、次のすべてに該当する。 いる。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 利用者会議はいつも活発な意見交換があります。すぐ ・ 利用者会議はセンター祭りの打ち合わせを兼ねて実施しま に改善できるもの、できないもの、保留にさせていただ す。本年度は 6 月、10 月、12 月に計 3 回実施し、各回とも くものに分け、迅速に対応しています。会議が利用者 40 人前後の利用者が参加しました。人気のあるセンター祭 同士の交流の場にもなるよう、会議のセッティングや議 りの打ち合わせを兼ねて実施するのが多くの参加者を集め 事進行を工夫しています。「とても楽しい会議だった」と られる理由です。12 月の利用者会議では、「センター祭りの 言われて好評です。議事録は市のホームページ、地区 反省」と「来年度の館の運営」について、意見を交換しまし センター便り、地区センター内で公表しています。 た。 ・ 利用者会議は、お茶やお菓子などを出し意見を言いやす い雰囲気にしているので活発に意見交換が行なわれま す。昨年地区センター祭りの後の利用者会議で、「どこの部 屋で何をやっているのかという見取り図を作って欲しい」と いう意見が出されたので、今年は対応する予定です。 【改善すべき点・課題等】 28 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-15 自主事業の適切な実施 ⇒該当施設のみ評価を実施する 利用者の望む自主事業を適切に実施しているか。 指定管理者記入欄 判断基準 チェック欄 Bに該当の上、次のすべてに該当する。 ✔ 自主事業の対象者は各年齢層を網羅し、世代間交流 ✔ を考慮している。 定期的に自主事業の見直しを実施し、地域住民や利用 者のニーズを反映させている。 事業計画書のとおり、事業が実施されている。 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) ✔ A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 自主事業は事前に計画した事業数以 上を実施しています。これは、事業によっては参加応募者多 【特記事項】 ・ 自主事業は担当する副館長を決め、企画しています。 数の場合があり、参加者収入により当該委託料の予算支出が 企画に当たっては、利用者会議やアンケート、スタッフ 抑えられ、その有余分を運用し当該年度に企画実施するもの に直接寄せられる要望などからニーズを収集していま す。 です。 立案においては、利用者アンケートや直接声を掛けて下さっ ・ 自主事業の中には健康体操のように定員を大幅にオ た、利用者からの要望を基に、時事潮流に即した内容を開催し ーバーする事業もありますが、おおむね 70%~80%の充 ています。 足率で、極端に参加者の少ない事業もなくニーズに合 った企画がなされているといえます。 本年度では、『あおば音頭講習会』や“郷土史”に関する内 容の講座を開催しました。『あおば音頭講習会』では、自治会 主催の“夏祭り”にその成果をお披露目して頂ける様、自治会 との連絡や情報交換を行い、講座充実を図りました。 内容の検討には、折々の話題性等、事象潮流と、利用者の 声から、ニーズの把捉にも努め、企画に反映させています。 高齢者や育児世代が、都内、遠方に出向かずに生活拠点の 地域において、折々の一般的関心の高い講座を提供できる 様、熟慮しています。話題性を踏まえた企画は一方で、利用 率の低い年代層である大学生、中堅世代の、地区センターご 利用のきっかけにもなればと考えるものです。 この様な企画立案の段階は、『利用者ニーズに応じた自主 事業が実施がされているかどうか』の確認・点検の機会となっ ています。“バランス良く、幅広く、そして、より質の高い、講座 機会の提供”において、年間を通した事業全体を省察する機 会です。 29 横浜市地区センター評価シート 【改善すべき点・課題等】 諸講師との事前打ち合わせと共に、事後省察の機会 を今まで以上に入念に行ない、今後の事業企画の講座構成 の充実と更なる質の向上を目指します。 30 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-16 自主事業における独自の工夫等 ⇒該当施設のみ評価を実施する 施設目的を達成するため、施設を最大限活用するため、また利用者ニーズに対応するために独自 に工夫している点を抽出する。工夫が見られない場合には、その旨についても記述する。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 美しが丘西地区センターは「学んで、遊んで、健康づくり」を ・ 目標に、世代を超えた交流の輪を拡げて頂く機会の提供と 幅広い世代のニーズ対応を実現する為に、常日頃から参加 者皆様と言葉を交わす事を心がけ、ご要望やご意見を気軽 にお聞かせ戴ける様な雰囲気作りにも留意しています。 ≪健康づくり≫に関する事業例、年代別には、『ママとベビ ーのためのエアロビクス』は首のすわった1歳未満の乳児と ・ 保護者を対象とし、『親子体操』では、<2歳半位まで>と< 2歳半以上就園前の児童と保護者>を対象にしています。 そして、好評の高齢者向け『シルバー健康体操A・B』があり ・ ます。講座によってはこのように、「A」・「B」等、2種類の時 間枠を設定し、利用者利便性と共に、施設の有効且つ効率 的活用を促すものです。特に、『シルバー健康体操』は毎 ・ 年、応募者数超過で増加の傾向にあります。この状況を受 け、参加者の意欲と公平性を考慮し、安全性を確認した上 で、体育室施設を有効に全面利用として、昨年度からは申 込者全員参加にする事ができました。大変喜ばれました。 又、幼児対象の講座では、入園前児童が学習環境の体験、 お友達作り等、参加者間交流の機会として、子育て一年生 世代の情報交換の機会としても役立てて頂きたいと考える ものです。 通常は前年度に事業計画を致しますが、参加者応募数 超過の場合の有余分予算を有効に使用し、その年度に企 画し実施する事業もあります。事業例では、社会一般的な 話題性を考慮した“JAXA”講演『きみの未来、翔べ宇宙へ ~宇宙開発の今と繋がる私達の暮らし~』として宇宙開発 や月観測、環境問題等、私達の生活環境を取り巻く、昨今 の注目事象を学ぶ機会となりました。多数の好評と再演の 要望を受け検討中です。又、自治会、地域催事との連携事 業が開催できる事も利点です。具体的には、郷土史文化散 策講座として地区センター徒歩圏内に、古くから伝わる文化 財、薬師像を現地へ観覧に出かけました。講座を通し、日 本の伝統的文化や自治会、老人会の方々との交流の機会 を持ち、在来の文化慣習や風習に触れ、近隣郷土に対する 関心や地域との繋がりを持つ事で、若い世代・育児世代に 31 活発な自主事業が、利用者数の増加に寄与して います。高齢者向けの「シルバー健康体操」は、 長寿で健康に関心の高い土地柄のためか、特に 人気があり、90 人の定員で 2 クラスに分けて募集 しました。講師の了解を得た上で、参加できる人 数を増やし、現在 2 クラスで 218 名が参加してい ます。 講師は館内の掲示でも募集していますが、主に 「区民活動支援センター」に照会して選定してい ます。 自主事業は子供向けの事業、親子向けの事業、 一般向けの事業、高齢者向けの事業などがバラ ンスよく行われ、誰もが楽しめるよう工夫されて います。 自主事業は現在、地区センターだよりのほか、区 の広報誌や、区民活動支援センターの広報誌、 タウン誌、地元 FM 局 などさまざまな媒体を使っ てお知らせし、参加者を募集しています。これら の媒体は多くの人にいっせいに情報を伝えるに は非常に効果があります。ただいつでも調べら れるわけではありません。いつでも調べたいとき に調べられる媒体として、ホームページも利用者 にとって便利な媒体です。自主事業やサークル の情報、部屋の利用方法などをお知らせする媒 体としてホームページを検討して見られてはいか がでしょうか。 横浜市地区センター評価シート とっては、広義な意味における“行儀”や“作法”を知る、“公 共のマナー”を知る事等、“子育てのヒント”にも繋げて頂き たいと考えるものです。 稼働率の低い料理室の改善方策としては、昨今一般的な 関心事項である『食の安全性』や『健康づくりへの配慮』を趣 旨に、講座を企画しました。普段使い慣れた、季節毎の食 材で行なう『薬膳入門講座』や、グローバル時代の国際的 文化交流も視野に含めて、中国人講師を迎え『中国の家庭 料理~皮から作る水餃子~』講座を開催しました。 又、少子高齢化時代への編成期に際し、退職世代の方々 にも積極的に地域に参加して頂き、交流の輪を広げて頂け る様に、そのきっかけや仲間作りのヒントとして、具体的な 活動経験等、当館に関わりのあるボランティアの方々の経 験談を含めて構成する講座を予定しています。開催時期に ついても熟慮し、来春退職時期前を目途に予定していま す。 講座全般、回を重ねる毎に、コミュニティーの輪が広がり を持ち、講座終了後に事後サークルとして発足し、更に学び や交流の機会を継続しているサークルも多数あります。 このような、自主事業の機会をなるべく多くの方々に提供で きる様、必要としている方々へ情報が効果的に届く様に、青 葉区発行の『広報あおば』による広報に限らず、青葉区の 他、近隣区のタウン広報誌やその主宰配信メールマガジン への掲載、及び、近隣都・市への広域タウン情報誌にも掲 載を依頼しています。又、地元 FM ラジオ局の地域情報番組 での講座案内も、積極的に行なっています。 地区センター施設を有効に運用すると共に、自主事業の 機会が、利用者皆様、地域の皆様にますますご活用頂ける 様に、日々試行錯誤を繰り返し、拡充に向け努力していま す。 32 横浜市地区センター評価シート Ⅲ-17 書籍の貸出、購入及び管理 ⇒該当施設のみ評価を実施する 図書スペースがある場合、書籍の貸出、購入など適切な管理運営を行っているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 貸出数の確認や返却状況の把握など、適切な管 ✔ ✔ 理を実施している。 蔵書情報を市に提出している。(蔵書検索システ ✔ ムのため) 図書は適切に整理整頓が行われ、利用者が探し ✔ やすいよう分類されている。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 【特記事項】 図書購入に関して、利用者に「購入希望図書」を記入し ・ A ✔ 図書の貸出は活発で、一日に 80~90 件、月間で 2700 件程 度の貸出があります。 てもらい参考にしています。貸出状況・返却状況の確 ・ 月間で 20 件程度の返却遅れがあります。期日までに返却 されなかった図書については、翌々月に返却催促の電話を は、督促しています。蔵書情報は毎月山内図書館に報 かけます。電話によりほとんどの図書は返却されます。 告しています。図書購入費が以前に比べかなり減って いるので、利用者から寄贈された良書は館の所有と ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 認は毎月行い、返却期間を過ぎて一ヶ月以上たつもの A 評価(A・B・C) ・ 図書の分類は日本十進分類法で分類しています。横浜市 し、貸出を行っています。資料番号は図書館と同じ 3 桁 立図書館の分類方法と同じで、利用者にとっては探しやす で分類しています。「新しい本」「読み逃がした本はあり い分類方法です。 ませんか?」のコーナーを設置し、時事にあった本や ・ 新規の図書は、「利用者の要望を取り入れる」、「本屋で人 前年度に購入した本を目につくように並べています。こ 気のある本を調べる」、「新聞の書評を見る」、「図書館で調 のため、このコーナーの本はよくかしだされています。 査する」などの方法で選択し購入します。雑誌は、時事的な 毎年棚卸しを行い、同時に書架の大掃除を行っていま 記事を掲載したものでなく、料理関係、健康、園芸などをテ す。 ーマにした専門誌で、長く読めるものを継続して購入してい 平成 19 年 10 月から始めた、市立図書館本の取次ぎサ ます。 ービスは、着実に実績が伸びています。 【改善すべき点・課題等】 33 横浜市地区センター評価シート Ⅳ.地域及び地域住民との連携 Ⅳ.地域及び地域住民との連携 Ⅳ-1 地域や地域住民との交流・連携の取組 地域や地域住民との交流・連携に関する取組を実施し、地域交流の支援を実施しているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 地域住民、町内会、自治会等と情報交換を行って ✔ ✔ 地域住民の意見・要望を把握している。 ✔ ✔ 人的資源や場所の提供を通し、各種地域活動へ ✔ いる。 参加している。 区内の他施設と連携し、情報交換を行っている。 B Aの中でいずれか 1 つは該当する。 C A、Bのいずれにも該当しない。 A ✔ 指定管理者記入欄 ✔ 評価(A・B・C) A ✔ 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 地域の自治会、中学校の先生、子供会の方等がセンタ ・ 地域の団体や自治会、学校のイベントなど地域の情報は ー委員として地区センターの運営に助言をしてくれま 積極的に掲示板に掲載し、地域の情報センターのような役 す。また、センター祭りには多大な協力をしていただい 割を果たしています。 ています。小学生が総合学習の一環として地域の公共 ・ 近隣自治会の防災訓練や防災の集い等には館長、副館長 施設を学ぶ折には職員が館の案内や説明を引き受け が参加するなど、防災面でも地域や地域住民との連携に努 対応しています。 めています。 自治会による大掛かりな防災のためのイベントには体 育室を優先で貸出し、また防犯の見廻り、スポーツ大 会、夏祭り等に職員が地域の方々に混じって積極的に 参加しています。 地区センターの利用のしかた等に関して難しい問題が あるときは、近隣又は市内の地区センターにも連絡を 取って、情報交換を行い参考にしています。 地域のお祭り等の情報は、積極的に館内に掲示してい ます。 【改善すべき点・課題等】 34 横浜市地区センター評価シート Ⅳ-2 地区センター委員会の設置・開催 地域の代表や利用者、公募の市民などで構成する地区センター委員会を設置し、意見等を施設運 営に取り入れているか。 判断基準 A 指定管理者記入欄 チェック欄 ✔ ✔ 地区センター委員会を開催している。 ✔ ✔ 地区センター委員会での検討内容を公表してい ✔ 地区センター委員会で抽出された意見等への対 応策を講じ、施設の運営に取り入れている。 地域の代表や利用者、公募による市民などで構 成する地区センター委員会を設置している。 C チェック欄 Bに該当した上、次のすべてに該当する。 る。 B 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 A ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ 評価(A・B・C) A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 年に 2~3回、センター委員会を開き、議事録を公開し ・ 地区センター委員会には、自治会、社会福祉協議会、民生 ています。センター委員会では活発な意見が出され、 委員、青少年指導員、体育指導員、子供会の指導者、中学 図書機能の充実、館内外の美化、センター祭りの内容 校の先生、老人クラブの代表者などが参加し、活発な意見 等への提案がなされ、実現されています。また、実施し 交換を行なっています。委員会での討議事項・決定事項は たアンケート結果をもとにした内容や、学校関係者も委 議事録として受付に常備し、いつでも公開しています。 員をされているため、こども達の利用について等も話し 合われます。 【改善すべき点・課題等】 35 横浜市地区センター評価シート Ⅴ.収支状況 Ⅴ.収支状況 Ⅴ-1 指定管理料の執行状況 指定管理料は適正に執行されているか。 判断基準 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) 第三者評価機関記入欄 チェック欄 A Bに該当した上、外部の監査を受けている。 ✔ ✔ B 次のすべてに該当する。 ✔ ✔ 適切な経理書類が作成されている。 ✔ ✔ 経理を担当する職員を配置している。 ✔ 収支決算書に記載されている費目に関し、伝票 ✔ ✔ ✔ ✔ が存在する。 通帳や印鑑などが適切に管理されている。 C A ✔ 評価(A・B・C) A A、Bのいずれにも該当しない。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 適正に執行しています。 ・ 経理業務は協会本部で一括して行い、館では 15000 円以 館では、小口収支の取り扱いのみを行い、協会事務局 下の購入や支払いなど小口現金のみを扱っています。小 との連絡も密に行っています。 口現金は 10 万円を準備し、月に一度伝票・証憑と照合の 預金通帳と印鑑は、別々に保管しています。 上、協会本部と清算しています。 ・ 利用料収入等による現金は、金庫で管理し、週に一度郵便 局に入金します。管理しやすいよう、利用料収入、自主事 業による収入、印刷・コピー代の収入など収入別に通帳を 分けています。本部への入金は、月一回、銀行から行いま 【改善すべき点・課題等】 す。 36 横浜市地区センター評価シート Ⅴ-2 収支決算状況 予算と決算に大幅な相違がないか。収入-支出がプラスになっているか。 確認事項 40,590,000 円) - (決算収入 41,187,955 円) = -597,955 円 40,590,000 円) - (決算支出 41,187,955 円) = -597,955 円 41,187,955 円) - (決算支出 41,187,955 円) = 0円 (予算収入 (予算支出 (決算収入 指定管理者記入欄 【特記事項】 予算の執行は、経理マニュアルの則り、適正に行なっ ています。 オープンして、もうすぐ 15 年を迎え、多くの場所で経 年劣化がみられ、多額の修繕費がかかるようになり、 確保に苦労しています。 第三者評価機関記入欄 【特記事項】 利用料収入、自主事業収入などの増加により、予算 を上回る収入を確保できましたが、修繕費が大幅に 増加したことや、猛暑により光熱水費が増加したこと で支出も増えています。 Ⅴ-3 ニーズ対応費の執行状況 ニーズ対応費の執行状況について、ニーズに対応した支出となっているか。 判断基準 A すべての項目について問題がない。 B - C 一つ以上の項目で問題がある。 指定管理者記入欄 チェック欄 評価(A・B・C) ✔ 第三者評価機関記入欄 チェック欄 ✔ 評価(A・B・C) A 指定管理者記入欄 A 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 【特記事項】 利用者からの提案や要望をふまえ、迅速に対応してい ・ ニーズ対応費は人気の高いセンター祭りや、利用者の要 ます。執行状況については、センター便りで公表してい 望に沿った備品・図書の購入、施設を気持ちよく利用できる ます。 ようにするための修繕などに利用されています。 【改善すべき点・課題等】 37 横浜市地区センター評価シート Ⅴ-4 利用料金収入実績 事業計画書等で示した利用料金収入の目標値がどの程度達成されているか。 事業計画書等で示した目標値 達成割合(利用料金収入/目標値×100) 2,778,000円 119.8%(3,329,180円/2,778,000円×100) 指定管理者記入欄 【アピールポイント】 利用料金は目標値より多くなっています。稼働率が低 い午後②時間帯は月に5回までまとめて申込ができ ることとし、午後②前後の時間帯との連続利用も可能 としています。また、直近1週間になれば、部屋や時 間帯を問わずまとめていくつでも申込ができるように する等工夫しています。このようにして少しでも多く利 用していただこうと努力しています。 こうした結果、18 年度利用料金収入 3,022,000 円から 19 年度はさらにアップしました。 【改善すべき点・課題】 8月の稼働率が低いので、集客の工夫を検討中で す。 第三者評価機関記入欄 【特記事項】 公平性を確保した上で、利用実績が増えるよう次のよ うなさまざまな工夫をしています。 ・ 午後②時間帯の利用が少ないので、前後の時間 帯と組みあわせて利用できるようにしています。 たとえば午後①と午後②、午後②と夜間の組み 合わせが可能です。このサービスは、個人や学 校関係の団体の発表会の前の練習によく利用さ れています。 ・ 午後②は一ヶ月前に申込みのできる 1 回分とは 別に、月に 5 回(月に計 6 回)まで申込みが出来る ようにしています。このサービスを利用すれば、 サークルは毎週練習を行うことが出来ます。その ため子どものヒップホップダンスや親子空手など のサークルによく利用されています。 ・ 利用日の直近一週間は部屋・時間帯を問わずい くつでも申込みができるようにしています。 ・ 料理教室を積極的に開催し、利用の少ない料理 室の稼動率を高めるように工夫をしています。 Ⅴ-5 経費節減の取組 経費節減のための努力を行っているか 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 裏紙を使用しています。電気をまめに消しています。 修繕はできる限りスタッフで行うようにしています。 業者選定にあたっては良質で低価格のところにして います。 【特記事項】 ・経費削減のため、次のようにリサイクルを工夫して います。 *裏紙を再利用する *壊れた掃除機を保管しておき、新しい掃除機が 壊れたときに、部品を再利用する。 ・ 事務室の電源パネルの横に各部屋の毎日の利 用予定表を掲示しています。予定表を見ながらこ まめに部屋の空調の電源を切るようにしていま す。 【改善すべき点・課題】 19 年度は酷暑の夏だったので、利用者のことを考え て、冷房をかけすぎてしまい、光熱費が例年をはるか にオーバーしてしまいました。 38 横浜市地区センター評価シート Ⅵ.その他 Ⅵ.その他 Ⅰ~Ⅴの評価項目では評価しきれなかった特筆事項(施設独自の工夫など)や改善すべき点につ いて。 指定管理者記入欄 第三者評価機関記入欄 【アピールポイント】 地区センターのスタッフを近隣の住民から採用して いることは大変意義深いことで、これこそが公共施設 のあり方に直結するものであると考えています。任期 に限りがあるが、スタッフの仕事を任された責任の重 さをいつも持ち続けるよう毎回のミーティングで確認し ています。この施設は市民の税金で建てられた市民 の建物であり、自分達のものを自分達で運営し、自分 達で使うものです。使わせていただくのでもお使いい ただくのでもありません。そして、青葉区にわずか6つ しかないものを、いかに公平、公正、有効に利用でき るようにするかが最も大切なことであると考えていま す。それは館側だけでどうにかできるものではなく、 利用者といっしょに実現していかなければならないも のです。 地区センターが真の意味で、地域のコミュニティーの 形成の核となるよう、管理面のみならず自主事業の 実施においても心しています。 【改善すべき点・課題】 39 【特記事項】 当館の運営において、スタッフの力と利用者の協力 は重要な位置づけを占めています。 ● 自分で考え、自発的に行動するスタッフ ・ 当館の特徴のひとつは、自発的に行動する優秀 なスタッフです。スタッフミーティングでもさまざま な議題やテーマがスタッフから提案され、いつも 時間が足りなくなります。プレイルームなどで使 用する授乳カバーもこのようなスタッフの提案か ら生まれたものです。 ・ プレイルームをはじめとして、館にはさまざまな 飾り付けがなされています。クリスマスにはクリ スマスツリーのほか、壁にはサンタやトナカイの 切り絵があちこちに貼られており、明るく楽しい雰 囲気を演出しています。これらの飾り付けや切り 絵はスタッフが仕事の合間に自発的に作ったも のです。 ● 利用者の協力 ・ 当館には地区センターとしては珍しいバラ園があ ります。これは当館の自主事業から生まれた「バ ラの会」というサークルが作ったものです。さまざ まな種類のバラが植えられており、手入れが良 いので春と秋の 2 度楽しむことが出来ます。秋は 地区センターまつりのころがちょうど見ごろで、館 を訪れる多くの人の目を楽しませてくれます。 ・ 当館では年に 3 回利用者会議を開いています。 毎回 40 人前後の参加があり、館の運営や地区 センターまつりについて活発な議論が行われま す。このような利用者の協力が館の運営を支え ています。 横浜市地区センター評価シート Ⅶ.評価結果のまとめ 地区センター評価結果一覧表 施設名:横浜市美しが丘西地区センター 評価機関名: 評価項目 I.総則 1.施設の目的や基本方針の確立 2.施設目的の達成度 3.職員の勤務実績、配置状況 4.職員のマナー 5.開館の実績 地区センターの設置目的に基づいた管理運営上の基本方針が確立されており、職 員が理解しているか 施設の管理運営を通して、施設目的を達成できているか 管理職を含む常勤職員及び非常勤職員の勤務実績、配置状況は適切か 利用者が気持ちよく利用できるよう、利用者に対する職員の接客マナーは適切か 仕様書に定められた、もしくは事業計画書のとおり開館しているか II.施設・設備の維持管理 1.建物・設備の保守点検 2.備品の管理 3.清掃業務 4.警備業務 5.外構施設の保守点検 6.植栽・樹木等の維持管理 7.ゴミゼロ推進運動への取組み 建物・設備が適切に管理され、安全性の確保及び良好な機能の保持が実現されて いるか 備品が適切に管理されているか 利用者が快適に利用できるような状態が保持されているか 安全で安心感のある環境を確保しているか 安全性が確保され、良好な機能が保持されているか 利用者が快適に過ごせるような良好な景観が保たれているか 横浜G30 プランに則ったゴミゼロ推進運動へ取り組んでいるか III.運営及びサービスの質の向上 1.利用実績及び施設の稼働率 2.利用しやすい受付案内の実施 3.適切な利用情報の提供 4.広報・PR の実施 5.サービス水準の確保 6.職員間での情報共有化 7.個人情報の保護 8.事故防止対策への取組み 9.事故発生時の対応体制の構築 10.災害発生時の対応体制の構築 11.利用者の意見・苦情を抽出する仕組みの構築 12.利用者の苦情解決体制の構築 13.利用者アンケート調査の実施 14.利用者会議の開催 15.自主事業の適切な実施 16.自主事業における独自の工夫等 17.書籍の貸出、購入及び管理 利用者が利用しやすい受付案内を実施しているか 全ての利用者が等しく利用情報を得ることができるよう、適切な利用情報の提供を 行っているか 当該施設について、広報誌やPR誌を作成するなど、具体的な取組みを実施し、潜 在的な利用者にアピールしているか。 個々のサービスについて、対応職員によって格差が生じないよう、施設のサービス 水準を確保するための取組みを行っているか 職員間で、適切に各種情報の共有化が実現されているか 個人情報の保護に対する体制が整っているか 事故防止のための体制の構築・取組みを行っているか 自己発生時の対応体制が確立されているか 災害発生時の対応体制が確立しているか 利用者が意見や苦情を述べやすい環境を整備しているか 利用者の意見、苦情等を受けて、迅速に対応できる体制を構築しているか サービス全体に対する利用者の満足度を把握し、課題がある場合には対応策を講 じているか 利用者代表からなる利用者会議を開催し、利用者の意見や課題がある場合には対 応策を講じているか 利用者の望む自主事業を適切に実施しているか 図書スペースがある場合、書籍の貸出、購入など適切な管理運営を行っているか IV.地域・地域住民との交流連携 1.地域や地域住民との交流・連携の取組み 2.地区センター委員会の設置・開催 地域や地域住民との交流・連携に関する取組みを実施し、地域交流の支援を実施し ているか 地域の代表や利用者、公募の市民などで構成する地区センター委員会を設置し、 意見等を施設運営に取り入れているか V.指定管理料の施行状況 1.指定管理料の執行状況 2.収支決算状況 3.ニーズ対応費の執行状況 4.利用料金収入実績 指定管理料は適正に執行されているか 収支-支出がプラスになっているか ニーズ対応費の執行状況についてニーズに対応した支出となっているか 事業計画書等で示した利用料金収入の目標値がどの程度達成されてい るか 5.経費節減状況 経費節減のための努力を行っているか 40 指定管理者 評価機関 自己評価結果 評価結果 A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A A ±0 A 119.8% A A ±0 A 119.8% 横浜市地区センター評価シート 地区センター評価総括 項目 I.総則 II.施設・設備の維持管理 指定管理者自己評価 第三者評価機関特記事項 幼児から高齢者までさまざまな方がさ 地域コミュニティーの核としての当館 まざまの目的で利用されるコミュニテ の役割が職員・スタッフ全員に自覚さ ィーの窓口として期待に応えていま れており、館の運営の隅々にまで反映 す。 されています。 建築後13年余を経過していますが委 チェックリストに基づく確実な日常点 託業者の保守点検と職員による日常点 検により、施設・設備は安全かつ清潔 検をきめ細かく行い、利用者の安全と に維持管理されています。 快適な利用環境を確保しています。 III.運営業務及び サービスの質の向上 IV.地域及び地域住民との連携 V.収支状況 VI.その他 研修、ミーティング等により接遇の向 職員・スタッフはそれぞれ自分の持ち 上、業務知識の習得等マンパワーの向 味を生かしながら自発的に館の運営に 上を図り公平、公正なサービスを提供 取組み、地域コミュニティーの核とし しています。自主事業は地域のニーズ て、利用者のニーズに合った質の高い を反映して実施しています。 サービスを提供しています。 自治会、各種団体、ボランティアの協 館の運営において、地域コミュニティ 力、参画をいただいています。開設当 ーの役割を果たすだけでなく、防犯や 初からの地域の繋がりを今後も大切に 防災、夏祭りなどで地域に出向き、積 していきます。 極的に地域との連携を図っています。 協会の規程に基づき適正に経理処理し さまざまな工夫により利用料金等の収 ています。利用料金収入の増収と経費 入を確保していますが、一方で修繕費 の節減に努めています。利用料金は利 等の経費も増加しており、今後いかに 用者のニーズに還元しています。 収支のバランスを保つかが課題です。 館は公共施設を利用するマナーを学ぶ 当館の運営には利用者の協力も不可欠 場、こどもの教育の場でもありその責 です。地域に根ざした地区センターと 任の一端を果しています。宅地開発で して、利用者会議への参加や庭造りの できた町と旧来の町が融合した地域と ボランティアなど、多くの利用者の協 して成熟していく中で交流と郷土愛を 力を得ながら運営しています。 育む拠点となっています。 評価結果についての講評 職員やスタッフの総意で作った「学んで、遊んで、健康づくり 皆様の生き生きライフを応援します 地域コミュニテ ィーの窓口 美しが丘西地区センターへ ようこそ! 」という運営目標が、館の運営の隅々にまで浸透しています。こ の一年で職員・スタッフ 17 人中 6 人が入れ替わりましたが、長年培われたコミュニティー造りの精神は変わりませ ん。今後もこの精神を受け継ぎ、地域の発展に貢献されることを期待します。 指定管理者からの意見 今回、評価を受けることで、当地区センターの管理運営のあり方を見直す良い機会となりました。評価機関からの貴重 なアドバイスをふまえて、早急に改善に着手いたします。ご利用される地域の皆様のニーズに応え、快適にご利用いた だけるよう、適切な管理運営に努めて、真に地域のコミュニティーの核となる地区センターをめざしてまいります。 41