Comments
Description
Transcript
インテリジェントコミュニケーション
2000 年 新製品ニュース No.290 QD51/QD51-R24形Q対応インテリジェントコミュニケーション ユニット 新 発 売 QD51 CH.1 RUN PRG SD RD ERR P.RUN SD CH.2 RD QD51-R24 RUN PRG SD CH.1 RD ERR P.RUN SD CH.3 RD CH.1 RS-232 Q シリーズシーケンサに BASIC ユニットがライ ンナップ。外部機器との通信,数値演算にも 柔軟に対応します。 CH.1 CH.3 SDA SG SDB CH.2 (F6) RDA (F6) RDB QD51 1 2 3 4 5 6 7 RS-422 /485 【特 長】 ① BASIC プログラムを高速に演算処理 従来の A1SD51S と比較して,BASIC 命令の実行速度が約 20-40%アッ QD51 プしました。 整数演算 CPUアクセス QD51 A1SD51S 2 1 1.5 1 A1S D51S (ただし,BASIC プログラムによって大きくかわります。) ② 最大 2 本の BASIC プログラムの同時実行が可能 最大2本 1 タスク 64k バイトのプログラムを最大 2 本の BASIC プログラムを 実行することができます。タスクごとに機能を分散して処理するこ とができます。 タスク1 タスク2 最大 64kバイト 最大 64kバイト (ただし,タスク 1+タスク 2≦64k バイト) 合計64kバイト 三 菱汎 用シーケンサは, 環 境マネージメントシステム規 格(ISO14001), 及 び品 質システム規 格(ISO9001)の認 証取 得 工場で製造しています。 EC97J1113 ③ 外部機器とのデータ交信が可能 インテリジェントコミュニケーションユニットには,次のインタフ ェースを用意しています。 ・QD51 :RS-232 2 チャネル QD51 RS-232 QD51 -R24 RS-232 RS-232 RS-422/485 ・QD51-R24:RS-232 1 チャネル,RS-422/485 1 チャネル ロボット,計量器,温調計,リモート I/O など,BASIC プログラム で多彩な通信手順に対応することができます。 ④ シーケンサとのデータ交信が可能 BASIC の命令に,シーケンサとの交信用命令を用意しました。これ によりシーケンサのデバイスの読書き,シーケンサの割り込みプロ グラムの実行などが可能です。 ・デバイスメモリの読出し/書込み Qシリーズ CPU QD51 ・インテリジェント機能ユニットのバッファメモリの読出し/ 書込み ・シーケンサ CPU の形名読出し ・シーケンサ CPU のリモート RUN/STOP ・シーケンサ CPU への割り込み(割り込みプログラムの実行) ⑤ テキストエディタのよるオフラインプログラミングが可能 Windows のメモ帳,ワープロなど,テキストで作成したプログラム を取り込むことができます。 10 CLS 20 CLEAR 30 DIM A%(10) 40 : : : ワープロなど テキストエディタ BASICプログラム (テキストファイル) ⑥ オンラインプログラミングが可能 QD51 ソフトウェアパッケージを使用して,QD51(-R24)と接続。オンライ DOS/Vパソコン QD51 CH.1 ンで BASIC プログラムを作成します。BASIC プログラムを実行され CH.1 RS-232 ながら,デバッグを行うことができます。 CH.2 RS-232 QD51 ⑦ インタプリタ BASIC とコンパイル BASIC を使用可能 BASIC の実行形式にインタプリタ方式とコンパイル方式を用意し ています。 QD51 インタプリタ方式:命令を実行するたびにマシン語へ変換しなが インタプリタBASIC ら実行する BASIC。 コンパイル方式 :あらかじめマシン語に変換しておき,そのプ ログラムを実行する BASIC。 (ただし,市販のソフトウェアパッケージが 必要) コンパイルBASIC RUN PROG S D R D ERR P .R U N S D CH.2 R D 【性能・仕様】 項 目 プログラミング言語 タスク数 タスクのスタート条件 内部メモリ プログラム 共通メモリ バッファメモリ 拡張リレー(EM) 拡張レジスタ(ED) 汎用入出力 メモリプロテクト インタフェース CH.1 CH.2 CH.3 通信方式 同期方式 伝送速度(bps) デ ー タ 形 スタートビット 式 データビット パリティビット ストップビット 伝送制御 DTR/DSR(ER/DR)制御 RS/CS制御 DC1/DC3(Xon/Xoff 制 御) 時計機能 停電保持 ユーザプログラムのROM化 コンソール マルチタスクデバッグ 仕 様 QD51 QD51-R24 AD51H-BASIC(インタプリタ,コンパイル) 2 ・電源投入でスタート ・シーケンサCPUからの割込みでスタート (コンパイル BASIC 時は,不可) ・他のタスクからの起動要求でスタート 最大64kバイト(タスク1の容量+タスク2の容量≦64kバイト) 8kバイト 6kバイト 1024点 1024点 入力27点 出力23点 なし(プログラムエリアのみフラッシュROMへ格納) RS-232準拠(D-サブ9P) RS-232準拠(D-サブ9P) − RS-232準拠(D-サブ9P) − RS-422/485(ツ ー ピ ー ス 端 子 台) 全二重通信方式 調歩同期式 300,600,1200,2400,4800,9600,14400,19200,28800,38400 *2つ の イ ン タ フ ェ ー ス の 合 計 伝 送 速 度 が 38400以 内 で 使 用 可 能 1 7または8 偶数,奇数,なし 1または2 RS-232のみ可,RS-422/485ともに不可 RS-232,RS-422/485ともに可 なし(シーケンサCPUの時計データを読み出し可能) なし(シーケンサのラッチされているエリアへ保存) なし(プログラムエリアのみ内蔵フラッシュROMへ格納可能) DOS/Vパソコン,またはPC-9800シリーズ 可(デバッガ使用時) 仕 様 項 目 回線構成*1 RS-232 RS-422/485 RS-232 RS-422/485 伝送距離 (総延長距離) 装着可能局 1CPUあたり装着可能ユニット数 入出力占有点数 DC5V内部消費電流(A) フラッシュROM書込み回数 ノイズ耐量 耐電圧 絶縁抵抗 外形寸法図(mm) 質量(kg) 推奨ケーブル RS-232 RS-422/485 QD51 QD51-R24 1:1 − 1:1,1:n,n:1,m:n 最大15m − 最大1200m(総延長距離) QシリーズCPU(Qモード) 最大64枚(入出力信号点数以内で装着可) 32点(1スロット占有)(*2) 0.26 0.31 同じエリアに対して最大10万回 装着局の電源ユニットの仕様による 98(H)×27.4(W)×90.5(D) 0.20 7/0.127 □P HRV-SV 外径8.5mm以上 (沖電線(株)製 □部に対数を指定) SPEV(SB)-MC-0.2×3P 外径 約 6.5mm(三菱電線工業 (株) 製) SPEV(SB)-0.2×3P 外径 約7.5mm(三菱電線工業(株)製) (*3) *1 相手機器とシーケンサ CPU を接続するときの組み合わせを示します。(相手機器側:シーケンサ CPU 側) n,m+n の合計は最大 32 となります。 *2 QD51(-R24)を使用するためには,GPPW によるスイッチ設定を行う必要があります。 このスイッチ設定を行うために,GPPW で QD51(-R24)の I/O 割付け(インテリ,32 点)を行って ください。 形名は,装着ユニットに対する「QD51」または「QD51-R24」を設定してください。 *3 推奨ケーブル SPEV(SB)-MPC-0.2×3P と SPEV(SB)-0.2×3P は電気的特性は同等ですが,外形寸法 および内部電線色などが一部異なります。 【機能一覧】 項 目 内 容 ①シーケンサ CPUのスキャンタイムが長くなるような複雑な 数値計算,関数計算をBASICプログラムで計算できます。 サブCPU機能 ・計測データの収集,解析,補正 ・Sin,Log,平方根などの関数演算 QD51(-R24)に接続したコンソール,ターミナルに動作状態(生 モニタ表示機能 産状況,運転状態,故障内容など)の表示を行う。 QD51(-R24)に接続したコンソール,ターミナルのキーボード キー入力機能 から生産スケジュール,生産数,操作,設定データなどの入 力を行う。 QD51(-R24)に接続したプリンタで生産計画,実績,日報,故 プリンタ機能 障内容,計画データ,検査結果,試験成績表などのプリント BASIC プ ロ グ ラ アウトを行う。 ムによる機能 QD51(-R24)に接続したバーコードリーダ,磁気カードリーダ などからのデータ入力を行う。 (QD51(-R24)はBASICプログラムによりフリーフォーマットで データ入力機能 送受信できるため相手機器のプロトコルに合わせることが可 能) ・生産ロット番号,製品名,個数などの入力 ・計測値,試験データの収集 QD51(-R24)の,RS-232C, RS-422/485インタフェースに計算 外部機器接続機能 機などを接続して BASICプログラムによりデータの送受信を 行う。 時計機能を持つシーケンサCPUの時計データ(年,月,日,時, 時計機能 分,秒,曜日)の書込み/読出しを行う。 QD51(-R24)にコンソールを接続し,システムコマンドにより BASICプログラムの作成,実行,修正を行う。 オンラインプログラミング機能 システムコマンドにより実行プログラムのフラッシュ ROMへ の登録,読出しを行う。 QD51(-R24)にコンソールおよびデバッガを接続しマルチタス マルチタスクデバッグ機能 クでBASICプログラムを実行させながらのデバッグを行う。 【構成機器一覧】 (a) DOS/V パソコン選択時 名 称 内 容 コンソール/デバッガ AD51H-BASICパッケージ GPPW DOS/Vパソコン SW1IVD-AD51HP *1 SWnD5C-GPPW (nは4以上) ・変換ケーブル ・ユーザ作成ケーブル Turbo Assembler Ver5.0 *2 接続ケーブル コンパイラ (紹介品) 必要可否(○:必須,×:不要) インタプリタ コンパイル BASIC BASIC ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ *1 MS-DOS 用ソフトウェアパッケージ Windows95/98 で 使 用 す る 場 合 は , MS-DOS モ ー ド で 使 用 し て く だ さ い 。 Windows95/98 の DOS プロンプトで使用しないでください。正常に動作しません。 *2 Turbo Assembler の問い合わせ先 インプライズ株式会社 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚 1-64-8 笹塚サウスビル TEL 03-5350-9380 (b) PC-9800 シリーズパソコン選択時 名 称 内 容 コンソール/デバッガ AD51H-BASICパッケージ GPPW DOS/Vパソコン SW1IVD-AD51HP *3 SWnD5C-GPPW (nは4以上) ・変換ケーブル ・ユーザ作成ケーブル 接続ケーブル コンパイラ (紹介品) Microsoft MASM Ver6.0 *4 必要可否(○:必須,×:不要) インタプリタ コンパイル BASIC BASIC ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ *3 MS-DOS 用ソフトウェアパッケージ Windows95/98 で 使 用 す る 場 合 は , MS-DOS モ ー ド で 使 用 し て く だ さ い 。 Windows95/98 の DOS プロンプトで使用しないでください。正常に動作しません。 *4 Microspft MASM Ver6.0 マイクロソフト株式会社 〒151-8533 東京都渋谷区笹塚 1-50-1 笹塚 NA ビルディング TEL 03-5454-8000 【コンソールとの接続】 (1)接続方法 (a)DOS/Vパソコンの接続方法 ケーブルを組み合わせて接続します。 DOS/Vパソコン QD51 QD51 CH.1 変換ケーブル FA-CBL25S9S または 変換アダプタ FA-A25S9S + RS-232ケーブル + AC30R2 (紹介品) 変換ケーブル FA-CBL25S9P または 変換アダプタ FA-A25S9P (紹介品) RUN PROG SD RD ERR P.RUN CH.2 SD RD CH.1 RS-232 CH.2 RS-232 QD51 注 意 QD51 には,変換アダプタ(FA-A25S9P)を 2 つ取り付けることはできません。 (b)紹介品の問合せ先 変換ケーブル:FA-CBL25S9S,FA-CBL25S9P 変換アダプタ:FA-A25S9S,FA-A25S9P 三菱電機エンジニアリング株式会社 東日本営業所 TEL 中日本営業所 TEL 西日本営業所 TEL 九州営業G TEl 03-3437-6103 FAX 052-565-3435 FAX 06-6347-2969 FAX 092-721-2202 FAX 09-3437-2676 052-541-2558 06-6347-2983 092-721-2109 (2) ケーブル配線 ユーザ作成用ケーブルの配線を示します。 本ユニット側 信号名 ピン番 号 CD 1 RD(RXD 2 ) SD(TXD 3 ) DTR(ER 4 ) SG 5 DSR(DR 6 ) RS(RTS 7 ) CS(CTS 8 ) − 9 注 ケーブル接続と信号方向 (全二重通信用接続例) コンソール側 信号名 CD RD(RXD) SD(TXD) DTR(ER) SG DSR(DR) RS(RTS) CS(CTS) 意 コンソール側のピン配列は,パソコンにより異なります。 ユーザにてケーブルを作成する場合は,パソコンの I/F 仕様を確認の上,作業を 行ってください。 【標準価格】 品 名 形 名 標準価格 Q シリーズインテリジェントコミュニケーションユニット QD51 120,000 円 Q シリーズインテリジェントコミュニケーションユニット QD51-R24 120,000 円 (上記標準価格には消費税は含まれておりません。) 【マニュアル】 マニュアル出荷形 マニュアル名称 IB/SH 番号 形名コード 製品に同梱 IB-0800130 13JT05 別売 SH-080092 13JT06 別売 SH-080094 13JC05 別売 SH-080093 13JC06 標準価格 態 QD51/QD51-R24 形 Q シリーズインテリジェント コミュニケーションユニットユーザーズ 300 円 マニュアル(ハードウェア編) QD51/QD51-R24 形 Q シリーズインテリジェント コミュニケーションユニットユーザーズ 3,000 円 マニュアル(詳細編) AD51H-BASIC プログラミングマニュアル (コマンド編) AD51H-BASIC プログラミングマニュアル (プログラム編集・コンパイル編) 4,000 円 3,000 円 (上記標準価格には消費税は含まれておりません。) 三菱電機株式会社 〒100-8310 東京都千代田区丸 の内2-2-3(三菱電機ビル) 三菱電機FA機器TEL,FAX技術相談 お問い合わせは下記へどうぞ 本社機器営業部 長野支店 北海道支社 東北支社 福島支店 〒105-0011 〒380 -0901 〒060-8693 〒980-0011 〒963-8001 (03)3459-5662 (026)259-1264 (011)212-3785 (022)216-4546 (024)923-5624 関越支社 新潟支店 東京都港区芝公園2-4-1 (秀和芝パークビルB館) 長野市居町5 (勝山ビル) 札幌市中央区北二条西4丁目 (北海道ビル) 仙台市青葉区上杉1-17-7 (三菱電機明治生命仙台ビル) 郡山市大町1-14-1 (協栄生命郡山ビル) 〒331-0043 大宮市大成町4-298 (三菱電機大宮ビル) 〒950-0087 新潟市東大通2-4-10 (日本生命ビル) 東関東支社 神奈川支社 北陸支社 中部支社 静岡支店 〒277-0011 〒220-8118 〒920-0031 〒450-8522 〒420-0837 (0471)62-3611 (045)224-2623 (076)233-5502 (052)565-3314 (054)251-2855 (048)653-0256 (025)241-7227 浜松支店 豊田支店 岐阜支店 三重支店 関西支社 京滋支店 柏市東上町2-28 (第2水戸屋ビル) 横浜市西区みなとみらい2-2-1 (ランドマークタワー) 金沢市広岡3-1-1 (金沢パークビル) 名古屋市中村区名駅3-28-12 (大名古屋ビル) 静岡市日出町2-1 (田中第一ビル) 〒430-7719 浜松市板屋町111-2 (浜松アクトタワー) 〒471-0034 豊田市小坂本町1-5-10 (矢作豊田ビル) 〒500-8842 岐阜市金町4-30 (明治生命岐阜金町ビル) 〒514-0032 津市中央2-4 (協栄生命三重支社ビル) 〒530-8206 大阪市北区堂島2-2-2 (近鉄堂島ビル) 〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路上ル東塩小路町608-9 (日本生命京都三哲ビル) (053)456-7115 (0565)34-4112 (058)263-8787 (059)229-1567 (06)6347-2771 (075)361-2191 兵庫支店 中国支社 四国支社 九州支社 〒650-0035 〒730-0037 〒760-8654 〒810-8686 (078)392-8561 (082)248-5445 (087)825-0055 (092)721-2247 MEE(0005) 神戸市中央区浪花町59 (神戸朝日ビル) 広島市中区中町7-32 (日本生命ビル) 高松市寿町1-1-8 (日本生命高松駅前ビル) 福岡市中央区天神2-12-1 (天神ビル) 〈MELSEC-A,QnAシリーズTEL技術相談〉 受付/9:00 ∼19:00月曜∼木曜,9:00∼17:00 金曜(土曜・日曜・祭日を除く) 名古屋製作所…(052)711-5111 〈Q専用 TEL技術相談〉 受付/9:00 ∼17:00 月曜∼金曜(土曜・日曜・祭日 を除く) 名古屋製作所…(052)712-5915 〈GPPW専用 TEL技術相談〉 受付/9:00 ∼17:00 月曜∼金曜(土曜・日曜・祭日 を除く) 名古屋製作所…(052)711-0037 〈通信支援ソフトウェアパッケージ 受付/9:00 ∼17:00 月曜∼金曜(土曜・日曜・祭日 を除く) およびパソコン用ボードTEL技術相談〉 名古屋製作所…(052)712-2370 〈GOT専用 TEL技術相談〉 〈F A X 技 術 相 談〉 受付/9:00 ∼17:00 月曜∼金曜(土曜・日曜・祭日を除く) 名古屋製作所…(052)712-2417 受付/9:00 ∼16:00 月曜∼金曜(土曜・日曜・祭日 を除く)但し、受信は常時 FAX技術情報センター… ( 052)719-6762 インターネットによる三菱電機FA機器技術情報サービス MELFANSwebホームページ:http://www.nagoya.melco.co.jp/ Q& Aサービスでは 、質問を受け付けて います。また 、よく 寄せられる 質問/ 回答の閲覧ができます。 FAランドID登録 (無料 )が必要 です 。 安全に関するご注意 本新製品ニュースに記載された製品を正しくお使いいただくため ご使用の前に必ず「マニュアル」をよくお読みください。