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G5_p02【PDFダウンロード】
G5-1-1>Check_Plank.1 05.1.24 3:42 PM ページ002 │002 1 2 3 │1 │ G 5 本体 │ ハードウェア購入 P ow e r M a c G5 6 4 -b i t d es kt o p c om p u te r 【 鉄則01 】 かし、予算が厳しい場合や慎重を期する場合は、販売店のデモ機や各種セミナーなどを利用 して、Power Mac G5のパワーがどれくらいのものか、自分のPower Mac G4とどれくらい Mac OS Xをフル活用したいなら G5に絶対換えるべき 1 2 違うのか、体験してみることをお奨めしたい。特に体感速度は個人差が大きいので、Webサ イトや雑誌の記事、書籍からの情報だけでは判断は難しい。 4 3 4 Mac OS XはじつによくできたOSである。しかし、快適に利用するためには相応のマシン 5 003│ パワーが必要となる。ならば、Mac OS 9からMac OS Xへ移行するついでに、Macも最新 のPower Mac G5に換えてしまおうと考えている人も多いと思う。そこで、最初にPower Mac G4とG5の違いについて、簡単に紹介しておこう。 Power Mac G4とは隔絶したハードウェア性能を持つG 5 Power Mac G5 は、コンシューマ向け パソコン として世界で初めての 6 4 ビット C P U 、 |Power Mac G4 |Power Mac G5 1 CPU |PowerPC G4 |PowerPC G5 Power Mac G4とPower Mac G5 クロック周波数 |1.42GHz |2.5GHz の最速モデルにおける基本性能 最大搭載メモリ |4GB |8GB※ の違い。 FSBクロック周波数 |167MHz |1.25GHz FSBスループット |1.3GB/s |10GB/s(1CPU当たり) メモリ |333MHz 64ビット |400MHz 128ビット |DDR SDRAM |DDR SDRAM メモリスループット |2.7GB/s |6.4GB/s グラフィックス |AGP 4X |AGP 8X Pro ※Mac本体の制限による。現在のPowerPC G5は、最大4TBのメモリを扱うことができる。 「 PowerPC G5 」を搭載した。2 0 0 4 年末販売のモデルで、C P U の動作クロック周波数は 2.5GHzに達する。また、搭載可能なメインメモリも8GBと大きく、高品位なグラフィックや 動画データも丸ごとメモリ上で処理できる。さらに、最大1.25GHzで動作するF SB(フロン トサイド・バス)を備えており、データスループットは1CPU 当たり最大 10GB/sにもなる。 Power Mac G4の場合、最速機種のCPUが1.42GHz、メインメモリが最大4GB 、FSBはわ 2 Logic Pro 6.4.1で再生時に同時使用可能なプラグイ ンの数。Power Mac G4(1 . 4 2 G H z) とPower Mac G5(2.5GHz) のクロック周波数比1 . 7 6に対して、同時 使用可能なプラグイン数は3倍の開きがある。Power Mac G5のパワーが存分に発揮されている。 ずか1 6 7 M H z であることを考えると、Power Mac G5 は従来の M a c とは隔絶した性能を 持っていることが分かるだろう1。 処理内容によって異なるPower Mac G4とG5の速度差 しかし、実際の処理速度や体感速度は、ハードウェアの性能だけでは決まらない。OSやソフ トウェアの仕様、処理内容によって変わるのが普通だ。 3 たとえば、マルチメディア系データ(動画や音声)の処理や科学技術計算を行う場合、Power ないが、Power Mac G4とG 5の間にはクロック周波数比以上の Photoshop CSのフィルタ処理速度。Logic Proの結果ほどでは 速度差が生じている。ただし、実際の作業においては使用する Mac G5とPower Mac G4を比較すると、CPUのクロック周波数比以上の速度差が現れる フィルタの種類が人それぞれ異なるため、速度差とクロック周 2。また、Photoshopのようなグラフィックアプリケーションにおいても、PowerPC G5に 最適化された機能が含まれているため、クロック周波数比以上の速度差が現れることがある 3。 波数比がほぼ一致することもある。 ※図中のデータは以下の情報による ・Power Mac G5 Technology and Performance Overview(Apple社) ・The 2.5GHz Power Mac G5 Creative Workflow Benchmark(Pfeiffer Consulting社) URL:http://www.apple.com/jp/powermac/index.html 一方、DTPやオフィス系アプリケーションを動作させた場合は、その速度差はCPUのクロッ ク周波数比に近い。FinderなどOSの基本的な操作における体感速度も、また同じである。 できれば自分で確かめてみよう 1 Power Macの騒音問題 そこでMac OS Xを仕事で使うのなら、予算のある限り最新のPower Mac G5を購入するの Power Mac G4、中でも「Mirrored Drive Doors」 と呼ばれるモデルは、空冷ファンの音が大きく、ユーザから不評であった。その点を反省したA p p l e が一番だ。Mac OS Xも最新版が同梱されているので、パッケージを購入しなくて済む。し G5は発熱量が増えたにもかかわらず、Power Mac G4よりも静かに動作する。その点は安心して欲しい。 社は、Pwoer Mac G5の開発に当たって、Mac内部の構造やファンの性能、回転数の制御システムを慎重に設計した。その甲斐あって、Power Mac 5