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市社協から - 横浜市社会福祉協議会

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市社協から - 横浜市社会福祉協議会
2005.3
市社協から…………… 8
(西区のフリースペース シャーロックホームズ・1月18日撮影)
▲ 肩ふれあうのが心地いい 横浜市親と子のつどいの広場事業「シャーロックBABy」
近年、子どもたちをとりまく問題は、多様化・深刻化してい
ます。不登校や引きこもりの増加、学級崩壊、児童虐待など、
子育ての不安や悩みは尽きません。児童虐待の発見数は年々増
加しており、児童虐待防止法の施行を契機に社会全体の問題と
してとらえられるようになりました。 これら問題にはさまざまな原因が考えられますが、大きな原
因として、子育て家庭の孤立化が考えられています。一世帯あ
たりの家族人数が減少し、少子高齢化が進んだことにより、子
どものいる家庭が少なくなりました。地域では子どもが大人と
自然にふれあうことが難しくなっています。子育ては、家族や
個人的なものと考えられがちでしたが、子どもが多く、地域社
会が根付いていた昔は、子育てを自然に地域が担っていた部分
がありました。しかし地域のつながりが希薄になってきた現在、
気軽に相談できずに、悩みを抱え孤立したまま、子育てに取り
組まなければならない状況があります。
今回は、そのような状況の中で、さまざまな現場で子どもに
関わっている方々に、横浜の子育ての現状と新たな取り組みに
ついてお伺いし特集にしました。
児童虐待種別件数の推移(横浜市)
700
身体的虐待
保護の怠慢・拒否
600
性的虐待
心理的虐待
500
400
300
200
100
0
8年
9年
10年
11年
12年
13年
14年
15年(平成)
資料:横浜市児童相談所統計
横浜市中央児童相談所の人たち
児童相談所は、児童福祉法にもとづいて都道府県、政令指
定都市に設置が義務づけられています。0∼18才未満の子
どもの福祉に関するあらゆる相談の窓口であり、その解決に
向けて支援・保護・児童福祉施設への措置などをおこないま
す。児童福祉司をはじめ医師や看護師、保健師、心理判定員
(4月∼児童心理司)、保育士、指導員といった多くの専門職
がいて、学校や地域、医療機関や児童福祉施設などと協力し
ながら、子どもに関する情報を職員間で話し合い、子どもに
とってよい方向に改善できるように組織として動いています。
横浜には3つの児童相談所があります。350万人を超える
市民が暮らし、児童の数は約60万人。他都市に比べて事件
へ発展するような問題が少ないのは「どんなケースにも組織
で対応している」成果と言えます。
児童相談所の職員は、休日も気持ちのどこかで仕事が離れ
ません。悩みを打ち明けるお母さんが気になって、一睡もで
きずに朝を迎えた。そんな経験をもつ職員は少なくないとい
います。子どもの命を奪い、親にも大き
な傷を残す虐待事件が起きるたび「横浜
が事件の現場でなくても“周囲の対応は
万全だったのだろうか、もっとやるべき
ことがあったのではないか”
“ 児童相談所
だけでどれほどのことができるだろう”
といった自問自答を繰り返します」
。子育
てに悩む親と数多く向き合う須藤友美さん、
虐待通報の電話を受け、子育ての大変さ
に理解を示す名倉亘子さんは、職員の心
中を代弁します。
横浜市中央児童相談所のスタッフ。左から須藤友美
さん、三宅捷太さん、名倉亘子(のぶこ)さん。小児
医療や児童福祉の現場を見てきた経験などをもとに子
育てに対する熱い想い、アイデアがつぎつぎに飛び出
してきました
2
「子育てに支援を求める人は昔もいました。都市生活に見
られる無関心・非干渉、お節介は煩わしいといった風潮が、
子どもと親が生きにくい時代にしてしまったのかもしれませ
ん。子育て問題への対処という点では児童相談所、各区の福
祉保健センター子ども家庭支援担当、ケアプラザ、保育園・
幼稚園の相談コーナーなどという“入口”は充実しています。
あとは養護施設などを巣立って社会に出ていくまで、虐待を
受けた子どもの成長をながく暖かく見守る制度・場・人材=
“出口”
の整備でしょうか。地域が見守りの機能を強化できれ
ば、ほとんどの子どもは順調にその後の人生を歩んでいける
と思うんです」と話すのは、小児科医から児童相談所長にな
った三宅捷太さん。「中学生に赤ちゃんを抱っこする機会を
つくってあげたい。自分で子どもを産むまで一度も赤ちゃん
にふれたことも抱いたこともないまま過ごし、母親父親にな
ってしまったら戸惑うのは当然。生まれた子を前に不安にな
り、思い通りにならない子育てにいらだちを覚えるのは自然
です。中学生対象の子育て事業を広めたいのは、こうした理
由からです」。
「遠くの親戚より近くの何とかで、よんどころ
ない事情がある時には、子どもをみてあげるといったことが
あれば、親元を遠く離れて一時保
護所で寂しい思いをしないですむ
子どもが多い。里帰り出産から戻
ってきた若いお母さんが、誰にも
相談できないと泣きながら相談所
に電話をかけてくることもないの
ではないでしょうか」と須藤さん。
3人が口を揃えるのは「子育てに奮闘する親たち、なかで
もお母さんが余裕を持って子どもと向き合える環境づくりが
急務」といいます。決して難しいことではなく、例えば夜子
どもが早く眠りにつけば母親は自分の時間がもてる。乳幼児
を育てる時期は授乳やおむつ交換、夜泣きなどで熟睡はでき
ないもの。子どもが早く眠り、そばに父親が寄り添っている
だけで母親は安心して身体を休められる。例えばしばらく子
どもを見てくれる人が近所にいれば、買い物に出かけたり、
気軽におしゃべりして気分転換ができる。そんなことができ
る地域をつくりたいもの。
子どもの一歳の誕生日、「この一年お疲れさま」と言って
お母さんにも贈り物があったら、どれだけホッとするだろう。
…母子心理学を通じて親子のいい関係をつくりたいと活動し
ている女性の言葉が、3人の熱意あふれる言葉と重なりまし
た。
「孤立」
「ゆとりのなさ」に保護者自身が気づくことが第
一歩です。
よこはま子ども虐待ホットライン「はまっこ24時間」が始
まったのは5年前。24時間体制での虐待通報システムは全国
初の試みでした。虐待に関する地域の意識が高まり、地域の
方からの通報が子どもの安全を守っているといいます。
「虐待がおこなわれたりその危険性が高い事例の中味をみ
ると、横浜は当事者からの通報比率の高いのが特徴」という
のは開設以来、相談スタッフとしてかかわっている名倉亘子
さん。「電話をかけてくるお母さんの2割は、子どもを虐待
した経験があったり、このままでは虐待をしてしまうかもと
いう人たち。残りは子育てへの不安や夫などの非協力的な態
度を、受話器ごしに話すことでほっとしたいお母さんです」
と続けます。電話は夜間に集中します。「子育て経験がなく
虐待してしまっているのではないか」、「赤ちゃんをなぐっ
てしまいました」と泣きながらの電話も少なくありません。
悩みを打ち明けていたお母さんが、突然、受話器を置くこと
もあります。夫には知られたくない、と切ってしまうらしい
のです。
虐待の通報があると児童相談所の職員がすぐにでも対応で
きる仕組みですが「本人からの場合も、匿名性が壁になって
通報の中身を確認するのに時間がかかったり、泣き声がうる
さいと苦情の電話だったりと出向いた職員が徒労におわるこ
ともあります」と名倉さん。徒労であっても、親子が傷つく
ことなく子育てがおこなわれることが一番。人なつこい笑顔
はそう語りかけていました。
0120-805-240
(365日24時間)
333−4152
平日9:
00∼17
:
30 土曜日9:
00∼16
:
30
身体的虐待
殴る、蹴る、戸外に閉め出すなど身体的な暴行
2000年施行。児童虐待とは何かを定義し、禁止してい
ます。学校・児童福祉施設・医療機関の職員などに早期
発見の努力義務を課し、この場合通告しても守秘義務違
反には問われません。昨年10月に改正され、児童相談所
などへの通告義務の対象を、児童虐待を「受けた児童」
から「受けたと思われる児童」にも拡大しました。
性的虐待
子どもに対するわいせつな行為
保護の怠慢・拒否(ネグレクト)
家に閉じこめる、適切な食事を与えない、不潔なままに
する、長時間の放置など、保護者以外の同居人による虐待
を防止しなかった場合
心理的虐待
言葉により脅しや無視、きょうだい間の差別的扱いなど
3
特 集 区役所福祉保健センター 子ども家庭支援担当の活動
子ども家庭支援担当は、各区の福祉保健センターに設けられている部署です。
専用電話にかかってくる子育てに関する相談に、常駐する教育相談員や学校カウ
ンセラー、保育士、保健師などのスタッフが受けて対応します。「子どもはみん
なで支え、育てていくもの」という姿勢で臨み、どんなにささいな相談にも応え
る仕組みができています。
金沢区では、マンションに移り住む方も多く一人目の子どもを出産・育児する
人を対象に、地域で子育ての喜びや悩みを共有する場=育児教室などを設け、お
母さんお父さんが互いに顔をあわせるきっかけづくりに取り組んでいます。『子
育てしやすい地域づくりを進める会』を区内8地区で設立、アンケートをもとに
したニーズなどの報告会には300人近い区民が参加しました。先輩ママや高齢者
が若いお母さんと交流を深めるなど地域の子育て支援に一役買っています。
「いろいろな不安や悩みに直面しながら子育てに真剣に取り組んでいる人の現
状をつかみ、以前に比べて育てにくい時代であることを認めた上で、親子が出合
う機会をつくる。この動きは中区、南区、港北区などで見られるテナントビルの
空きスペース、商店街の空き店舗などを活用した形や金沢区の町内会館などを利
用したものがあります。いずれも親子のニーズに耳を傾け、継続していく努力が
欠かせません」と上原嘉明さん。何かの用事で区役所を訪ねたら、子育ての情報
を得たり、気軽に相談してみるのも、不安や悩みを解決する一歩になりそうです。
金沢区福祉保健センターサービス課で、子ども家庭支援担
当として活動する上原嘉明さん。「仕事を通じて耳に入って
くる地域の子育ての悩みや出来事は、人ごとではない」と言
います。早く帰宅できる日は母親の負担を軽くするよう気を
使う。「新米の父親なものですから戸惑ったり、役に立たな
かったりで大変です」
子育てを楽しく 安心して行うための必要なサービス
子どもを遊ばせる場や
機会の提供
親のリフレッシュの場や
機会の提供
子育てに関する
総合的な情報提供
36.1
親の不安や悩みの相談
32.2
60.8
32.5
子育て中の
親同士の仲間づくり
子どもの病気や
障害についての相談
父親の育児参加に
関する意識啓発
子どもの発達や幼児
教育のプログラムの提供
31.1
19.3
18.9
11.0
6.6
子育てについての講座
4.2
その他
2.7
特にない
1.8
無回答
0
10
20
30
40
50
60
70
80(%)
資料:横浜市子育て支援事業本部「次世代ニーズ調査」平成16年3月
だたるさ
。ち。れ
と時そ
もとう
関心で
わを、
っ惜心
てし寒
いまい
きず気
た、が
い子し
もどて
のもく
4
私
た
ち
と
話
す
に
も
、
通
訳
を
要
求
づ
く
思
う
。
近
い
将
来
、
年
老
い
た
と
り
を
奪
っ
て
は
な
ら
な
い
と
つ
く
ち
か
ら
互
い
を
理
解
し
あ
う
心
の
ゆ
す
る
土
台
と
な
る
も
の
。
子
ど
も
た
感
性
は
、
共
に
生
き
る
社
会
を
構
築
痛
み
や
思
い
を
感
じ
よ
う
と
す
る
共
か
な
り
多
く
感
じ
ら
れ
る
。
相
手
の
ち
を
急
か
さ
れ
て
い
る
い
ら
だ
ち
が
ち
の
心
の
声
を
聴
い
て
い
る
と
、
育
カ
ウ
ン
セ
ラ
ー
と
し
て
子
ど
も
た
も
届
か
な
い
だ
ろ
う
。
い
は
伝
わ
ら
な
い
し
、
相
手
の
思
い
時
と
心
を
惜
し
ん
で
は
、
自
分
の
思
言
葉
が
分
か
ら
な
い
の
だ
と
い
う
。
あ
っ
た
。
重
い
障
害
の
あ
る
所
員
の
通
訳
し
て
ほ
し
い
。
﹂
と
い
う
の
が
の
だ
か
ら
、
作
業
所
の
職
員
さ
ん
に
の
感
想
に
、
﹁
相
互
理
解
が
目
的
な
た
も
の
だ
。
参
加
し
た
中
学
生
た
ち
互
い
の
理
解
を
深
め
よ
う
と
企
画
し
所
で
働
く
障
害
者
の
仕
事
を
体
験
し
、
作
業
体
験
コ
ー
ナ
ー
が
あ
る
。
作
業
バ
ザ
ー
で
人
気
の
プ
ロ
グ
ラ
ム
に
、
し
て
い
た
。
販
売
や
お
世
話
役
に
な
っ
て
汗
を
流
三
百
人
を
越
え
る
方
々
が
模
擬
店
の
増
え
、
十
四
年
を
迎
え
た
昨
年
は
、
ね
る
ご
と
に
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
の
数
が
ザ
ー
﹂
を
開
催
し
て
い
る
。
回
を
重
と
共
に
、
年
に
一
度
﹁
ふ
れ
あ
い
バ
の
地
域
作
業
所
で
は
、
地
域
の
人
達
わ
た
し
の
関
わ
っ
て
い
る
障
害
者
青木 和雄
(作家・教育カウンセラー)
「子どもの権利条約」
(児童の権利に関する条約)
基本的人権が子どもにも保障され
るべきことを国際的に定めた条約で
1994年日本はこの条約を批准しま
した。(2004年12月1日現在192の
国と地域が締結)この条約は、次の
4つの子どもの権利を守ることを定
め、また子どものために一番いいこ
とは何かを考えなければならないと
うたっています。
防げる病気などで命を奪われ
ないこと。
病気やケガをしたら治療を受
けられること。
あらゆる虐待や搾取などから
守られること。
障害のある子どもや少数民族
の子どもなどは特に守られるこ
となど。
教育を受け、休んだり遊んだ
りできること。 病気やケガをし
たら治療を受けら
れること。
自由に意見をいった
り、集まってグループ
を作ったり自由な行動
をおこなったりできる
こと。
★横浜市中央児童相談所
(鶴見・神奈川・西・南・保土ヶ谷・旭・泉・瀬谷)
331−5471 333−6082
★横浜市南部児童相談所
(中・港南・磯子・金沢・戸塚・栄)
831−4735
★横浜市北部児童相談所(港北・緑・青葉・都筑)
948−2441
さまざまな理由で、家族と一緒に暮らせない子ども
たちがいます。里親制度は、そのような子どもを短期
間あるいは長期間預かり、養育する制度です。中でも、
子どもたちを一定期間預かり、元の家庭で暮らせるよ
うになるまで養育する養育里親が必要とされています。
里親になるには、特別な資格は必要ありませんが、
心身が共に健全であること、子どもに対する豊かな愛
情と、養育についての理解・熱意があること、里親に
なるための研修を受講すること、などが求められます。
児童福祉審議会の意見を聞いて市長が認定します。
子どもにかかる生活費や医療費、教育費などは、18
歳になるまで公費で支払われ、里親手当も支給されま
す。
里親は、子どもの人生にかかわることで大きな影響
を与える、やりがいのある仕事です。子どもたちと一
緒に人生の夢を育む養育里親の希望者を待っています。
詳しいことを知りたい人は、各児童相談所へお問い合
わせください。
「シャーロックBABy」の新年会には、BABy第一号会員の親子、
東京・世田谷から駆けつけた親子、この日初めて顔を出したというお母さ
ん、10代20代のボランティアなどのべ20数人が集まりました。 食 事 を 楽
しみ、ゲームに興じ、おもちゃでふざける子どもたち。よっぽど居心地が
いいのでしょう、窓に差し込む陽が西に傾きかけても帰る姿はありません。
「この場で知り合ったお母さん同士がその後、電話やメールでやりとりを
して自然につながっていっているみたい」と、まるで他人事のように話す
シャーロックホームズ代表の今井嘉江さん。出入りする人同士が引きつけ
あう場でありたい、と自宅のワンフロアを開放した今井さんの願いはほぼ
叶ったようなものです。
よし
え
▲この日の準備を担当したボランティアスタッフ。親子を迎えるたびに
何かを学ぶ、
といいます
5
特 集
主任児童委員の活動
不登校や引きこもりがちな子どもを見守り、再び学校や地域に送り
出す場・フレンドリースペース金沢を運営するスタッフも兼ねる角田
紀美子さん。多くの子どもの巣立ちを見つめてきた教育者の経験が生
きています。
各区の福祉保健センターや児童相談所に寄せられた情報をもとに、地
域で対応しているのが「主任児童委員」と呼ばれる人たち。民生委員・
児童委員の中から指名され、児童福祉に関する事項を専門的に担当して
います。当該地域を担当する民生委員・児童委員とともに、子どものさ
まざまな問題に取り組んでおり、PTA活動や教育経験のある人などが
連合町内会単位で任命されるのが一般的です。金沢区では現在32人の
主任児童委員が活躍しています。
その一人、角田紀美子さんは「子どもを取り巻くいろいろな問題は地
域の変化にかぎらず、子供会、PTAなどが本来持っている機能の低下
とも関係があるのでは」と言います。また「若い世代の親の多くが自己
実現に関心を向けているように私には映ります。子どもを生み、育てる
のも立派な自己実現のはずなんですが…。若いお母さんを生み育ててき
たおばあちゃん世代の戸惑いも感じます。わが子を育ててきた経験が、
孫を目の前に生かすことができずに悩んでいる姿をよく見るようになり
ました。情報が氾濫しているせいもあるんでしょうか」。
核家族化が進むいま、子ども中心の地域や社会の復活が望めないなら、
親子が過ごせる時間を増やしたり同じ年頃の子どもを持つ家族同士が出
会い、話せるきっかけをつくるほうが効果は期待できるだろうと角田さ
ん。「団地やマンションごとに住民主導の催事を開いたり、週に一回は
仕事を早く切り上げて帰宅し、妻や子どもとの時間をつくったり。個人
の意識も大事ですが勤務先の理解と協力、地域のまとまりが前提となる
ので、急がば回れの感はありますけれど」。
よし え
今井嘉江さんが電話相談ボランティアで声の主に耳を傾け、教育カウンセラーと
して中学生の悩みに向き合い考えてきた経験などを生かし、三ツ沢の丘に続く坂道
の途中、自宅3階を開放して自分探しの探偵事務所「シャーロックホームズ」をつ
くったのは8年前のことです。アートワークショップ、癒しのワークショップ、国
際交流ワークショップにお父さんのためのガーデニング、創作教室、親子で楽しむ
影絵・上演といった展開を通じて、人と人が支え合うことを大切にする関係を広げ
てきています。
今井さんが夫の両親と同居していた頃、公園で遊ぶ子どもがトイレを貸して、そ
の母親が手を洗わせてと立ち寄っているうち、子どものたまり場となり、お母さん
たちとの交流も生まれました。子育てのおしゃべりはやがて、ここから何かを始め
て人と人のつながりを深めたいという意欲に変わっていきます。これが「シャーロ
ックホームズ」の原点でした。
口コミや紹介などで小さな子どもを連れたお母さんの訪問が増え、0∼3歳児と
その親のためのサロン構想がもちあがります。そして3年前、横浜市親と子のつど
いの広場事業「シャーロックBABy」が誕生しました。週に三日、お昼前から夕
方まで、いろいろな親子がドアを開けます。高校生、大学生などのボランティアが
こんにちは、お帰り、久しぶりと訪問者を迎えます。挨拶はいろいろ。応える言葉
もいろいろです。自分の子どもも見ながら活動するママスタッフもいます。
6
たのしいイラストが目印のシャーロックホー
ムズ
「シャーロックBABy」にやって来る若いお母さんといい会話ができた、とボ
ランティアの一人がこんな話をしてくれました。生むときの苦しみ、泣き声を初め
て聞いたときの喜び、セックスや妊娠・避妊のこともふくめて子どもを生み、夫婦
で育てることのあれこれを、そのお母さんは高校生の彼女に飾ることなく話してく
れたと言います。「子どもを生み育てることを、心から楽しもうとする人が目の前
にいることがうれしかった。この話を聞いたあと、自分が生まれたときのことを親
に聞いてみました。家族はうまくいっていないけれど、親子の関係を改めて考える
きっかけになりました」。
席を離れて仲間との談笑の輪に戻った彼女の話を、今井さんが補足します。
「Eちゃんはちょっと前まで、いいお嫁さんになるんだとよく口にしていた。そ
れが変わってきた。ちゃんとした親になりたい。自分が子どもを生むときは、生ま
れてくる子どもにいい環境をつくってあげたいって考えるようになったらしいの」。
ここに集まってくるのは、子育てに悩む大人から思春期の子
どもなど実に多彩な人たち。さまざまな世代が、それぞれの目
的で昼となく夜となく出入りしています。シャーロックホーム
ズ独特の「人が入り交じって発散する生き生きとした雰囲気」は、
かつてどこにもあった向こう三軒両隣り・子どもを見守る大人
の厳しくもあたたかな目にあふれた下町を思い出させます。
今井さんは、シャーロックホームズで飲食するもののほとん
どを近所で揃えます。買い物をしながら自分たちの活動を知らせ、
理解と協力をしてもらうためです。その成果でしょう、近くの
商店街にあるヘアーサロン、蕎麦処、レストラン、自転車店な
どの経営者、不動産会社の社長、雑誌編集者、フォトグラファ
ーや浅間下交番の巡査などなど、支援者も実に多彩になってき
ました。
「人と接するのが好きな人なら、こうした場の提供は条件が
揃えば誰でもできるんじゃないかと思うの。ホームズへ行くと
ホッとするって言われるとうれしいけれど、こういう場は、ま
ちのあちこちにあっていいし、消えてなくなっても人と人の関
係が続いていくのが理想なのかもね」 シャーロックホームズ代表の今井嘉江さん。自称「どこにでもいる
普通のおばさん」。1月初旬の新年会には、教育カウンセラーとして
中学時代に出会った女性がボーイフレンドを連れてきたり、ホームズ
を卒業していった男性が自らの経験をもとに子育て談義を繰り広げる
など深夜までにぎやかでした
●ホームページ
http://homepage2.nifty.com/sharlock-holmes/
集まるメンバーはさまざま。和気あいあいのニョッキづくり。
取材協力
・横浜市中央児童相談所 ・よこはま子ども虐待ホットライン ・金沢区福祉保健センターサービス課子ども家庭支援担当
・フレンドリースペース金沢 ・金沢区社会福祉協議会 ・フリースペース シャーロックホームズ
7
市社協から
「福祉サービス第三者評価事業」は、福祉サービスの利用者(市民)による適切なサービスの選択と社会福祉法第78
条に基づいて、福祉サービスを提供する事業者がサービス提供上の問題点や課題などを把握し、福祉サービスの質
の向上に結びつけるために、横浜市が定める評価基準に基づき、第三者の公正・中立な立場で、横浜市の指定を受
けた「評価機関」が事業所の福祉サービスの評価を行うものです。
横浜市社会福祉協議会は、地域福祉の推進を目的とした団体で、誰もが安心して暮らせる「福祉のまちづくり」の一環として、この第三
者評価事業に評価機関として取りくむために準備しているところです。市民の皆さんの適切なサービス選択と福祉サービスの「質」の向上
に結びつけていただけるよう専門性の高いサービス評価をめざしています。
横浜市における福祉サービス第三者評価のしくみ
第三者評価の受審に向けた支援
施設サービス事業者
※評価対象施設については、
今後拡大されていきます。
特別養護老人ホーム、老人保健施設、障害者入所施設、保育所
サービス向上に向けた自己改善
公表を前提に契約
契約評価
評価結果フィードバック
福祉サービス第三者評価事業(横浜市の評価基準に基づく)
評価機関
※評価機関は複数存在
※評価機関でも評価結果を公表します。
(実際の評価を行います)
情報提供
認証・指定、評価調査員研修、共通評価項目・評価基準
横浜市
<指定機関>横浜市
評価基準の策定、評価機関の指定、評価調査員の養成、評価結果の公表、情報提供など
神奈川県
運営支援
<認証機関>かながわ福祉サービス第三者評価推進機構
神奈川県全体のしくみづくり
情報提供
福祉サービス選択への活用
利用者(市民)・事業者など
●事業者情報(監査結果など)とあわせ
て評価結果を公表
●評価機関情報
◆ 横浜市における評価の内容と方法 ◆
すべての市民が「質の高い福祉サービス」を受けられることをめ
ざしています。
評価基準では、「横浜市における福祉サービスの水準はこうある
べき」という期待水準が設定され、実際の評価は各評価機関の評価
調査員が複数名で、「利用者調査・家族アンケート」、「事業者自己
評価」、
「調査員による調査」を組み合わせて総合的に評価します。
また、各評価機関には、学識経験者などの外部委員からなる「評
価委員会」が設けられ、審査等を経て、評価決定されます。評価結
果については、横浜市などのホームページ等で、広く公表されます。
具体的な横浜市の評価基準については、横浜市ホームページをご覧ください
http://www.city.yokohama.jp/me/fukushi/hyouka/
●
評価機関名
所在地・連絡先
社会福祉法人
神奈川県社会福祉協議会
有限会社
コモンズ二十一研究所
特定非営利活動法人
市民セクターよこはま
株式会社フィールズ
(2月以降予定)
横浜市神奈川区沢渡4−2県社会福祉会館内
045−311−8746
横浜市泉区中田南3−24−9
045−805−6621
横浜市中区新港2−2−1横浜ワールドポーターズ6F NPOスクエア
045−222−2023
藤沢市鵠沼橘1−2−4 クゲヌマファースト3F
0466−29−2810
※評価実施サービスや評価開始時期等の詳細については、各評価機関にお問
い合せください。
問合せ 横浜市社会福祉協議会 第三者評価事業担当 045−201−2090 045−201−8385
パラリンピック
金メダリスト成田
真由美さんをイメ
ージした作品
8
横浜市から指定された評価機関には、横浜市社会福祉協議会以外
にも下記の評価機関がございます。
車いすホイールカバーとは車いすのホイール部分のスポークをカバーし、指や衣
類の巻き込みを防ぎ、車いすを彩るものです。そのホイールカバーのデザインを通
じて交流する「車いすホイールカバーデザインマーケット」が1月13日(木)∼16日
(日)まで、横浜ラポールで開催されました。
当日は、子どもから大人まで570点を越えた応募作品が並べられ、ホイールカバ
ーにしたいと思うデザインにはメッセージと共に「ほしいなカード」が送られまし
た。展示最終日に、このカードを抽選し10名の車いすユーザーが当選。「ほしいデ
ザイン」のホイールカバーを当選者の車いすに合わせて製作し、3月13日、
「JOIN
Tパーティ」にてプレゼントする予定です。デザインした人とほしい人が出会います。
問合せ:JOINT事務局 948−4877 948−4878 [email protected]
ホームページ:http://www.joint.or.jp
12:00
横浜市民による、市民のための研究発表大会。横浜
の福祉保健活動について、市民・企業・関係機関・行政
みんなで考えます。
日 時 3月21日(月)
10
:
00∼16
:
30
会 場 福祉保健研修交流センターウィリング横浜
参加費 500円(資料代)
第1部 全体会 10
:
00∼12
:
30
第2部 分科会 13
:
30∼16
:
30
「企業がみつめる福祉と暮らし」
「ごらん福祉は動いている」
∼幸せは、ほんのちょっとの思いつき∼
企業という立場からみる地域、企業と地域の協働のあ
り方についてその意義を考えます。
9つの分科会を開催。市民研究活動員などによる福祉
保健分野に関する研究発表・討議をおこないます。
●申込方法
①氏名(団体名)②住所③電話番号④全体会参加の有無
⑤参加希望の分科会 を、はがき・FAX・e-mailのい
ずれかで申込み。
●〆 切:3月11日(金)
※手話通訳・要約筆記、保育を希望される場合は3月4日
(金)までにご連絡ください。
●申込・問合せ
福祉保健研修交流センターウィリング横浜・人材開発課
〒233−0002 港南区上大岡西1−6−1
ゆめおおおかオフィスタワー
045−847−6674 045−847−6676
[email protected]
HP:http://www.yokohamashakyo.jp/new/s-1-100.html
●問合せ:社団法人小千谷青年会議所事務局
〒947−8691 新潟県小千谷市本町2丁目1−5
小千谷商工会議所内
0258
(81)
1300 0258
(83)
3632
●ホームページ http://www.niigatachuetsu.com/ 新潟県中越地震で被災された方々を支援するために、売り
上げの一部を義援金に充てる「応援シール」が販売中です。
直径3㎝のシールを、商品などに貼ることによって復興支援
に取り組む姿勢をしめすことができ、また震災の風化を止め
るねらいもあるそうです。500円分(150枚入)
から受付け、シールの作成費用を引いた売り上
げを被災者の生活支援や文化財の修復に充てる
予定です。興味のある方は、どうぞお問い合わ
せください。ホームページからも購入できます。 応援シール
監督:ロン・ハワード 出演:ラッセル・クロウ ジェニファー・コネリー エド・ハリス
プリンストン大学大学院の数学科から優秀な成績でウィーラー研究所に進んだジ
ョン・ナッシュは、「この世のすべてを支配する真理を見つけ出したい」と、ひと
り研究に没頭する。周囲から変人扱いされるジョンの唯一の友人はルームメイトの
チャールズひとりだけ。ある時、諜報員パーチャーにソ連の暗号解読を依頼される。
世界の危機を救うことに喜びを感じ、密かにスパイ活動を続けるジョン。そんな彼
にとって講師の仕事はつまらないものだったが、聴講生のアリシアと愛を交わすよ
うになり、二人は結婚する。結婚後もスパイの任務は続いていたが、やがてプレッ
シャーは大きくなり、命の危険を感じる出来事も重なる。しだいにジョンは幻覚に
悩まされるようになってゆく…
ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアのゲーム理論は、後の経済界に大きな
功績を残しノーベル賞を受賞した。大学院に入る前から天才数学者と呼ばれていた
ジョン。彼が見続けたものは、数にとらわれ追いかけられた彼自身の心の逃げ道で
あったのかもしれない。
「私には数学しかない」とつぶやくジョンを、いつも見守ってきた妻のアリシア。
二人がたどり着いた「すべてを支配する真理」の答えは、美しい心に響く「愛」だ。
そんな人生の歩みがドラマチックに演出される。
ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞ともに多くの部門で賞を獲得した。
9
「市民活動イエローページ2004」は、福祉関係団体
を中心に、環境や国際関係活動等、横浜市内のボラン
ティア・市民活動団体情報満載のデータブックです。
使えるサイトや相談機関など、活動に役立つ情報もい
っぱいです。
●ご購入・ご注文・お問合せ
横浜市社会福祉協議会 経営企画部 企画・IT等担当
〒231−8482 中区桜木町1−1健康福祉総合センター
201−2090 201−8385
[email protected]
●販売場所
横浜市社会福祉協議会(7階経営企画部・8階ボランティ
アセンター)、各区社会福祉協議会・ウィリング横浜情報資料室・
有隣堂各店
※お電話、Eメールでの注文も承ります。(郵送の場合は実費
ご負担頂きます。)
※横浜市社会福祉協議会会員については、割引価格(2割引)
で購入できます。
●形態:A4版42頁
●価格:無 料
●形態:A4版300頁
●価格:1,500円
障害者支援センターでは、2年ごとにハートメイド
カタログの改訂をおこなっています。ハートメイド商
品は、横浜市内の身体・知的障害者の各作業所・活動
ホーム・障害者授産施設の自主製品のことで、ハート
メイドカタログにより通信販売をしています。今回は
表紙など内容を一新し、新製品も数多く集め菓子・陶
器・家庭雑貨・染物、縫製品・織物・革製品・紙製
品・アクセサリー、小物・木工品など9項目445点が
掲載されています。
ハートメイドカタログは障害者支援センターほか、
横浜市営地下鉄横浜駅・新横浜駅,関内マリナード、
横浜市内ふれあいショップで入手できます。なお、請
求された場合のカタログ発送については2月下旬以降
となります。
●カタログ請求・問合せ・申込み
障害者支援センター ハートメイド担当
471−0627 471−0559
(月)∼(金)9時∼16時受付 (土)
(日)
(祝)は休み
カギをヒントにカタカナで言葉を入れてください。
A∼Hに入る8文字が答えです。
●タテのカギ
①今回の表紙は西区の「○○○○○○BA
By」
②東京オリンピックのために建設された
国立○○木競技場
③福祉Q&Aではよ○○○里親について解
説しています
④世間の○○○○にもまれる
⑤○○レーションケーキ
⑦アフタヌーン○○ーを楽しむ
⑨御茶ノ水駅そば、緑色のドーム型の屋根
が印象的なニコ○○堂
⑪世界的なポテトの産地として有名なアメ
リカ○○○○州
⑬横浜市には3つの児童○○○○所があり
ます
⑮モンテスキューが「法の精神」で唱えた
「三権ぶ○○○」
⑯負けるたびに人気が高まる高知競馬のハ
ル○○○
⑲今回の福祉映画は「ビューティフル・○
○ンド」
10
A B C D E F G H
答え ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
●ヨコのカギ
①進む○○○○高齢化
④スペイン語でさよならは「○○ィオス」
⑥縄文時代の次は○○○時代
⑦江戸時代の庶民の教育施設を○○○屋と
呼んだ
⑧ウ○○○○の首都はキエフ
⑩プリンやババ○○が大好き
⑫ご飯の友は○○汁とお漬け物
⑭ロシア初代大統領はエリ○○○
⑰夫婦げんかでみ○○○半をつきつけられる
⑱イスラム教の断食月のことを「○○○ン」
という
⑳よこはま子ども虐待○○○○○○は24時
間電話を受け付けている
前回134号の答は
「ツインバスケット」でした。
多くの方にご応募頂きどうもありがとうござ
いました。
●応募方法
はがきに住所・氏名・年齢・電話番号・「福
祉よこはま」の入手法と「福祉よこはま」へ
の感想・意見等(みんなの声に掲載する場合
があります)をお書きの上、下記までお送り
ください。抽選で30名の方にプレゼントを差
し上げます。ご応募お待ちしています!
★〆切 5月10日(火)消印有効
〒231−8482中区桜木町1−1
横浜市社会福祉協議会「福よこクロス」係
「福祉よこはま」135号2005年3月発行発行:社会福祉法人横浜市社会福祉協議会〒231−8482横浜市中区桜木町1−1 045−201−2090 045−201−8385
http://www.yokohamashakyo.jp
と聞いていましたが、まさかという感じです。
災害は忘れた頃にやってくるといいます。普
段の備えと地域の協力の大切さをつくづく感
じました。被災された方にはお見舞い申し上
げます。 (戸塚区 鈴木孝雄さん)
★私はバスケが大好きで福祉にも興味があり、
たまたま目をやった所にこれが置いてあり拝
見しました。もっとボランティアを募集して
いるところをのせてほしいです。
(金沢区 田中久美子さん)
★内装工事業を経営しております。最近、介
護保険を利用される手摺取付け及びバリアフ
リー工事が目立って増加しております。それ
ぞれの場で皆様の頑張っている姿を見るにつ
け、いろいろと勉強させられます。
(磯子区 小巖不二男さん)
★私のボランティアを始めるキッカケになっ
たバスケの選手が写っていてビックリしまし
★同じ泉区に「苗場つぼみの会」があるのを
た。今は毎日ボラボラです。
(緑区 市川節子さん) 知りませんでした。私も以前他所の学童保育
の指導員をやっていたことがありましたが、
障がい者(児)や個別支援の子どもさん達が
★表紙の写真はよかったですね。スポーツを
通ってこられる児童デイサービスができたな
楽しもうという気持ちは誰もがもち、工夫次
んて感慨深いものがあります。ここで集うこ
第だと思わせてくれるものです。清水ヶ丘の
とが心身リラックスできる場として大切なこ
ケアプラザに行った時、小さいコート小さい
とですね。これからの発展を祈ります。
ゴールでボールを転がすゲームを紹介して頂
(泉区 武田文子さん)
きました。目ではなく聴覚を活躍させる楽し
いゲームでした。スポーツ人口を増加させる
★福祉にはとても興味があります。いつも楽
アイディアですね。
(磯子区 加曽利良枝さん) しみに読んでいるので、もっとページ数を増
やしてほしいです。よろしくお願いします。
(南区 上杉伸枝さん)
★台風22号で戸塚区でも浸水の被害が出たこ
とに驚きました。柏尾川は昔は水害の多い川
(平成16年8月26日∼
11月25日) 敬称略
◆善意銀行寄付者
●(特非)横浜ブリッジセンター ●㈱
システムクリエイト ●㈱ 一陽 3
件 ●パレス化学㈱ 代表取締役 岩
城隆和 ●岩城隆和 ●第17回ヨコハ
マふるさと祭り実行委員会 実行委員
長 林克己 ●(財)横浜市交通局協力
会 理事長 渡邊康信 ●㈱ティ・エィ
チ・アイ ●横浜市女性団体連絡協議
会 会長 松井佑子 ●基金労組 神
奈川支部婦人部
ご支援・ご協力ありがとうござ
いました。
順不同・敬称略
平成16年9月25日∼12月20日新
規受付分・継続受付分
賛助会員は、横浜市社協の行う様
々な地域福祉推進活動の“サポータ
ー”として会費による支援を行って
いただいています。会員はいつでも、
どなたでもなることができます。
◆善意銀行(物品)
●㈱東京放送 横浜ベイスターズ応援
室 ●日本音楽文化交流協会 ●(社)日本産業退職者協会(JARP)
●(社)ソイ・インターナショナル
◆障害者年記念基金
●稲垣粂吉3件 ●京急上大岡自動車
学校同窓会 会計 北見善志子 ●共
に生きるふれあいバザー実行委員会委
員長深沢ヒテ子
●㈱横浜銀行横浜市庁支店 募金箱
●神奈川県青年文化協会 平田泰博
●2004横浜カクテルコンペティション実
行委員会 ●匿名2件 ◆よこはまあいあい基金 ●ルミエール・ド・パリ コーヒーの
●団体会員
ツルミ印刷(株)
(株)結核予防会 神奈川県支部
(株)サンリフォーム横浜
横浜市グリーン事業協同組合
(株)江戸清
お問い合わせは、横浜市社会福祉協
議会経営企画部( 201−2090 201
−8385)までお願いいたします。みな
さまのご協力をお待ちしています。
★福よこクロスワードだけは毎回やっていま
す。思い出すのに苦労ですが、ボケ防止にな
るのでは! (港南区 奥村多喜子さん)
★本誌を読んでいると大変力づけられ、励ま
されます。人間どこに障害があっても同じで
すが、小生など一見健常者のように見えても
がんに冒され治療に専念しておりますが、い
つまで生きられるのか不安が漂っています。
身体に障害をお持ちの方も残存機能を十分に
活かし、日頃の生活を積極的に生きて行って
いただきたいと思います。
(戸塚区 渡辺進次さん)
★「アートかれん」の記事は地元に住んでい
るものとして身近な話題でうれしかったです。
ギャラリーに立ち寄り、クラブの活動も見せ
てもらいました。「あゆみ荘」も中途障害者
のクラブの活動にいつも使わせてもらってい
ます。 (港北区 永野和子さん)
★実家の父からもらいました。情報源として
とても利用価値があります。父が聴覚障害者
(2級)、息子が介護福祉士という関係で障
害とか福祉という言葉が身近にあります。も
っと「特別なもの」という意識が良い意味で
なくなる世界になるといいですね。
(南区 山本恵子さん)
大学院 2件 ●パナソニックモバイ
ルコミュニケーションズ㈱ ●染織文
化振興事業団NPO設立準備委員会
●C.M.F 事務局 ●第17回ヨコハマ
ふるさと祭り実行委員会 実行委員長
林克己 ●㈱まるやま
●ぴおリサイクルショップくすくす
●㈱方祥
◆福祉基金
●横浜カサブランカアーチェストソン
グの会 会長 佐藤憲子
以上のみなさま、ご協力ありがとうござ
いました。
●個人会員
有賀美代、山本志津子、小泉賢司、
秋田谷徳靖、池上従子、佐藤邦彦、
加藤鐵夫、新井淑雄、田沢ハル子、
坂田郁子、杉山順三郎、鎌田弘、
宮崎敏夫、青木伸久、五十嵐光雄、
高橋昌三郎
●年会費
(個人)一口 2,000円
(団体)一口 10,000円
●星川にある中央児童相談所。事務所をのぞかせても 近所の子どもたち誰もが行きたがった家を思い出しま
らうと、机に人の姿はほとんどなく、スタッフは訪問 した。お菓子におもちゃ、そして何よりも名前は知ら
などに出かけられてました。通報で駆けつけ、その家 なくても同じ子どもがいっぱいいる。そこの家に行き
のドアを叩く際の不安と緊張感。無事だったときの安 たくて、よく親を困らせました。
堵感。ベテランのスタッフの一言一言が心に残りました。 ●新年度も「福祉よこはま」をどうぞよろしくお願い
●浅間下の道路沿いにあるシャーロックホームズ。昔、 します!
次号136号は2005年5月16日
(月)発行予定です。
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