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学ぶ意味を学び、こころざしを育む 『地域共学』の精神で地域に根ざし

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学ぶ意味を学び、こころざしを育む 『地域共学』の精神で地域に根ざし
『地域共学』の精神で地域に根ざし、
共に学び、共に生きていく学校
学校紹介
シリーズ
≤
学ぶ意味を学び、こころざしを育む
県立愛知高等学校(愛知郡愛荘町愛知川102)
フェンシング部
全国大会出場
平成21年度に創立百周年を迎えた伝統校です。
普通科の中に『総合類型』『音楽コース』『体育コース』を設
け、地域のニーズに応えながら、時代の変化に対応してたくま
しく生き、教養ある品性と人間尊重の実践力を持った人材育成
に努めます。
平成25年度から高等養護学校が併設されます。
2.音楽コース
滋賀県で音楽コースは愛
知高だけ。将来大学や短
大の音楽科、幼児教育科、
音楽療法科へ進もうとい
う人に!
吹奏楽県銀賞
ウインドサーフィン実習
コース・類型であなたの
個性を生かそう!
1.総合類型
適正や進路にあわせ、理系・
文系・福祉系に分かれて能力
を高めます。一般の進学・就
職に対応します。今後、進学
にも力を入れます。
3.体育コース
運動大好きで、将来体育系
の大学・短大・専門学校へ
進み地域スポーツの指導者
として活躍したい人に!校
外実習もあります。
ハイスクール・セーフティ・リーダー活動
様々な地域貢献活動も行っています
近江兄弟社高等学校(近江八幡市市井町177)
近江兄弟社学園は、ヴォーリズ夫妻により1922年に創設さ
れました。建学の精神は「イエス・キリストを模範とする人
間教育」で「地の塩・世の光」を学園訓に定め、一人ひとり
の存在を尊重する教育環境を整えるとともに、「隣人愛」をも
って社会に奉仕する教養豊かな人物の育成を目指しています。
【連携教育】
大学等と連携して多彩な学びの場を提供し、生徒が目的
【クラス制度】
意識を持って進学できるよう充実した学びを展開しています。
■学年制課程
【国際人教育】
国際コミュニケーション科
創立者の「世界人類をつなぐ平和の使者」の育成への思
国際コミュニケーションクラス
普通科
いを受け継ぎ、海外研修旅行や様々な留学プログラムなど
プロミネントクラス
国際人教育が充実しています。2011年度より、国際コミュ
グローバルクラス
ニケーション科を新設しました。
サイエンスクラス(2年次より)
【活発なクラブ活動】
男子ハンドボール部、女子バレーボール部、弓道部など ■単位制課程 普通科
アバンダントクラス
が全国大会に出場し、活発に活動を行っています。
わがまち
の教育
守 山 市
守山市では、ほのぼのとした家庭と活力に富んだ地域の中で、子どもたちが心豊かにたくましく育ち、郷土守山に誇りをもち、
社会に貢献するよう育成していくことを目標にして、各種の事業に取り組んでいます。その一端をご紹介します。
ï「守山の未来」をになう子どもの育成
守山市では、昨年度まで小学校1、2年生で1学級
32人の少人数学級事業を実施してきました。広々とし
た教室で、ひとり一人をきめ細かに指導できるので、
生活習慣や学習習慣が定着してきました。不登校児童
も減少し、子どもたちは、落ち着いた学校生活を送っ
ています。このような大きな成果を得られたことを受
け、今年度は、3年生まで拡充して実施しています。
ñ 生涯学習まちづくりの推進
守山市では、若い力を生かし、活気と希望にみちた
まちをつくるために、子どもたちにとって良好な社会
環境づくりに努めています。また、「生きる力」の育
成のため、家庭・学校・地域との連携を図り、地域に
おける体験活動や、交流活動の機会を提供したり、家
庭の教育力の向上にも努めています。
【第31回野洲川冒険大会いかだくだり】
守山市の社会教育活動として、地域社会における大
人と子どもの協働の機会、親子のふれあいの機会を創
出してきました。本年度で31回を迎え、46艇、217名
の参加者が野洲川での自然体験を満喫しました。
ó 文化・スポーツの充実
【ルシオールアートキッズ フェスティバル】
「ラ・フォル・ジュルネ びわ湖 2012」のプレイ
ベントとして、4月8日(日)に「ルシオールアートキ
ッズフェスティバル」を開催しました。市民ホール・
中央公民館、まちなか会場等に、合計で17,
500人の来
場者がありました。
子どもを対象にアート体験プログラム等を実施し、
次世代を担う子どもたちに一流の音
楽や芸術にふれる機会を提供しまし
た。子どもの情操と創造性の育成を
図り、文化水準の向上と文化芸術に
よるまちづくりを推進しています。
【各種スポーツイベント開催】
市民の週1回のスポーツ実施率50%以上をめざし、
各学区でもりもりスポーツ広場を開催し、また野洲川
健康ファミリーマラソン、市民歩
こう会等各種スポーツ大会の実施
や総合型地域スポーツクラブの支
援など、市民が気軽に楽しめる生
涯スポーツの推進を図っています。
また、幼少期から外国語の音声に慣れ親しみ、外国
の人と容易に接することができるよう、今年度から新
たに「ハローイングリッシュプロジェクト」を立ち上
げました。モデル校区として3校区を指定し、幼児4
・5歳児ならびに小学校1年生から4年生までを対象
として、外国人による英語活動を実施しております。
「そのイルカ、すごくがんばってるんやね。」
シリーズ
「そうや。」
人権教育
おじいちゃんは続けました。
「すごかったなあ。さっきのイルカ。あんな高いところま
私がそう答えると、おじいちゃん
「高くはジャンプできないけど、懸命に演技する姿を見て
は次のように話しました。
ると、お客さんも不思議と心を打たれて幸せな気持ちに
「そのイルカはな、全くその逆なん
なったそうや。毎日一緒に練習してる飼育員さんや水族
水族館のイルカショーに連れて行ってもらいました。
や。今見たショーでも、イルカが
館の人は、そのイルカが、一番お客さんを幸せにする力
ショーも終わりに近づいた頃、おじいちゃんが私に言い
ハイジャンプとか、水面を立ち泳
をもってることにちゃんと気づいてたんや。大事なこと
ました。
ぎとかしてたやろ。新聞に載ったイルカも、他のイルカ
は演技の上手い下手やないってことや。その証拠に、
「もうすぐ2学期が始まるなあ。」
と一緒に演技するんやけど、ハイジャンプはみんなの半
一緒に演技する他のイルカたちも、そのイルカを決して
「でも、2学期になったら、いややなあ。」
分も飛べへん。立ち泳ぎは溺れてるようにしか見えへん。
仲間はずれにすることはなかったんや。」
「どうしてなんや?」
そんなイルカやったんや。」
でジャンプしたり。」
夏休みも終わりに近づいたある日、私はおじいちゃんに
「だって、運動会あるやろ。わたし走るの遅いし、全員リ
レーのとき、みんなに迷惑かけてるんやろなって、すご
く気になるねん。」
おじいちゃんは少し間をおいてから、話し始めました。
「ここの水族館とは違うんやけど、とても人気のあったイ
「そんなんあかんやん。何でそのイルカがそんなに人気
あったん?」
おじいちゃんはそこまで話すと、優しそうな目で私を見
て言いました。
「飼育員さんは、他のイルカと同じ演技ができるよう厳し
「おじいちゃんも、あんたがいつもがんばってるの知って
く練習させていたんや。でも、だんだん元気がなくなっ
るで。クラスにもあんたががんばっていることを知って
てエサも食べなくなったんや。そこで、うまくできてな
いる人がきっといると思うな。おじいちゃんは、あんた
くても、がんばってる時にはほめるようにしたんやて。」
のがんばっている姿で元気もらってるんやで。」
「うん、そうか。おじいちゃん運動会見にきてや。」
ルカがいたんや。そのイルカが死んでしまったとき、新
「そしたらどうなったん?」
聞にも載ったぐらいや。どんなイルカやったと思う?」
「また元気になったんや。でも、相変わらずジャンプは他
「新聞に載るくらいやから。きっとすごい演技をするイル
のイルカの半分も跳べへん。けどなあ、ジャンプの助走
おじいちゃんと見たイルカのショーは、この夏一番の思
は他のイルカの何倍も泳いでたんやて。」
い出となりました。
カなんやろな。」
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