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平成25年5月28日開催協議会議事録(PDF文書)

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平成25年5月28日開催協議会議事録(PDF文書)
審議会等の会議結果報告書
【担当課】図書館
会 議 の 名 称
平成25年度第 1 回図書館協議会
開
催
日
時
平成25年5月28日(火)
開
催
場
所
茅野市図書館
午前10時30分~12時20分
2階会議室
出
席
者
矢崎委員長、岩崎副委員長、北原委員、永嶋委員、野澤委員、林委員、松
井委員
牛山教育長 平出生涯学習課長、五味図書館長、辻井主査
欠
席
者
青木委員、小林委員
公開 ・ 非公開
公開・非公開の別
傍 聴 者 の 数
0人
議題及び会議結果
発言者
協議内容・発言内容
図書館長
1
教育長
2
開会
あいさつ
改めまして皆さんこんにちは。お忙しい中を日中お集まりいただきあり
がとうございます。茅野市図書館協議会は何をするのか今まで携わってい
ただいた皆様には十分ご承知のことと思います。後ほど事務局から説明が
ありますのでそちらに委ねます。協議会というのは私が思っているところ
ではとても重要な会議だと考えています。茅野市図書館がどういう方向へ
進むのが望ましいかということについて忌憚のないご意見をいただくと
いう場であるということで重要に受け止めています。
以前にも申し上げましたが私ども茅野市も市制50周年を4年前に過
ぎました。市民憲章・都市宣言の中に青年都市茅野市というのが出てきま
すが、50年経つ前には私たち茅野市は若いと言っていたわけですが、い
つまでも青年ということではいけない。市民の生き方としては成熟した茅
野市という方へ是非とも進んで欲しい。進むべきだと考えた時に、茅野市
民の成熟さを醸成する一番の元になるものは言うなれば智というものに
関係していると思う。その智は図書館の果たす役目と大いに関係あると思
っている次第です。やっぱり図書館は市民にとって智の蔵と思っていただ
ける、そういった意味合いでこの図書館へ関わってくださる、利用してく
ださるというような図書館に進んでいただきたいと日頃思っている次第
である。
皆さま方もニュース等で、人口が茅野市と同じ、もしくは少ない市であ
りながら日本では初めてというような図書館ができた。その武雄市図書館
は民間が運営しているということだが、規模が大きい、蔵書冊数が物凄い
数であること、図書館の果たす役割が多岐にわたっているということ、利
用者の思いをすべて取り入れている。これからの生涯を意味ある生活にす
るためにこの図書館が無くてはならないというような意味合いの機能を
持っている。茅野市民にとっても自分を成長させる智の蔵というような図
書館に我が茅野市図書館もなればいいと思っています。図書館の果たす役
割というものはその自治体がいかに成長していくか、ある意味ポイントを
握っている場であると思っているので、ここに集まった皆さんに置かれて
は、これから何回かの会議でご意見を伺っていきますので、忌憚ないご意
見を頂きますことをお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきま
す。
図書館長
3
委嘱書交付
4
委員及び職員自己紹介
5 正副委員長の選出について
(1)正副委員長選出
立候補・推薦等が無かったため
正副委員長の選出について事務局腹案ですが、委員長に矢崎智義委員さ
んに、副を岩崎和子委員さんにお願いできればと思います。
課長
事務局案がありましたが、何かご意見ありますか?よろしければ拍手によ
り承認をお願いします。
≪承認≫
突然のご指名だったと思いましたが、皆さまの承認も受けたということで
挨拶をお願いします。
委員長
何回目かになりますがよろしくお願いします。
私の中に、協議会として何をして来れたかということが、今までの反省点
としてあります。協議会の役目は、館長の諮問に応えていくということで
すが、なかなか重い課題や、館長が言い出しにくいものもあるかと思いま
す。
先程教育長さんからも話がありましたが、今回は、茅野市の図書館の将来
像のようなものをきちんと皆さんと話をし、それを次の世代・図書館協議
会につなげていくということができればいいなと思っています。
今、茅野市図書館は色々な課題を持っています。
リニューアル時にも課題の幾つかは解決しています。
課題はゴールに向かっての問題点なので、ゴールが変わってくれば、その
課題も変わってきていると思いますので、見直しが必要だと思います。
例えば最近皆さん新聞で、電子図書館、複合図書館、TUTAYAの図書
館、指定管理者の図書館等の「新しい形」をご覧になっていると思います。
そうした新しい動向がどのようなものか知る必要があります。
委員の方々もですが、職員も茅野市の推進している「調べ学習」としてそ
の辺のことを調べてほしい。世界の図書館がどのような流れになっている
ことを知った中で、茅野市の図書館がどの方向へ向かっていくかを考えて
いければよいと思います。
先日たまたま立ち寄った書店で見つけた『ソトコト』という雑誌に図書館
の特集がありました。色々なサービス、様々な形態の図書館があるので、
ぜひ皆さんで回覧して欲しい。『ソトコト 2013 年5月号 木楽舎発行』
館長
6
図書館協議会の役割について
説明
7
審議会の公開について
茅野市図書館の議題について、特に非公開にする理由もございませんの
で、公開とさせていただきたいと思いますので、承諾お願いします。
(特に異議なし)
8 議題
(1)平成 25 年度の図書館運営について
図書館の基本方針、重点事業、事業計画について説明後…
委員長
本年度の重点事業と、事業計画の説明を受けたが、各重点事業に対する
事業計画の説明がされていないのではないか。
また、攻めの姿勢が足りていないのでは?
例えば、重点事業の最初に掲げられたレファレンスサービスを例に取って
みると、対応した事業計画がないが、レファレンス強化月間等を設けると
いった事業計画をたててみてはどうか。
事業計画全体をみると、今まで通りの児童向けの事業が主になっているよ
うだが、その比率を減らしてでも別の事業に割り振ることはできないか。
図書館長
こども読書活動との絡みがあるため、すぐに事業を減らすことは難しい。
委員長
1,重点事業は、ただ単に取り上げるのではなく、目標を決め、数値化する
など、進捗状況が見える状態にする必要がある。
2,レファレンスは担当職員がいるということだが、知識をフィードバッ
クしていく必要がある。
3,また、重点事業であれば、是非にでも事業計画を載せる必要があるの
ではないか。
林委員
読書から調べ学習へのシフトが必要。調べ学習の中で図書館の必要性を
アピールしていく。
委員長
例えばレファレンスサービスの事業として、パソコンを使った検索講座
等はどうか。
野澤委員
事業計画をみると、土曜日の開催が非常に多い。子どもが参加しやすく
するためか?
館長
野澤委員
参加者が小学生以下であるため、連れてこられる日程にしてある。
日曜日では無理なのか。例えば土曜日は無理でも日曜日だったら来られ
るという子どもがいるのではないか。色々な子どもたちが参加しやすいよ
うに、行事は土曜日に限らず開催してはどうか。学習指導要領により、調
べ学習は今、調べて考える学習から、調べて考えて表現する、まとめる学
習になっている。学校図書館に無い資料を公共図書館で収集し、提供する
ことはできないか。
館長
学校図書館に揃えられないものを公共図書館で揃えて欲しいという声は
あるが、調べ学習用の本を複本で大量に購入し、提供して欲しいとの要望
に応えるのは難しい。
副委員長
調べ学習については学校司書との連携をとり、情報のやり取りができれ
ば、複本を購入しなくても資料の提供は可能だと思います。
茅野市はシステムが充実していて、学校図書館で公共図書館の本を検索
することができる。学校図書館で検索をして子どもに公共図書館の本を紹
介することもできるのでは。
副委員長
本はタイトルだけでは判断ができないため、必ず本と人とを介在できる
人が必要。
林委員
図書館の学校でネットと本とどちらが答えに辿りつくのが早いかという
調査をしたことがある。そういう企画も面白いのでは。
図書館長
昨年のアンケートの結果、60代の利用者が一番多かった。
委員長
60代は退職して時間がある人が多い。60代向けの企画ができないか。
図書館長
今後検討していかなければいけないと考えている。
北原委員
本は新聞の書評で選ぶことが多いので、書評で紹介された本のコーナー
を作ってはどうか。全部では無くても所蔵している本をピックアップして
並べてみてはどうか。本を選ぶ切っ掛けになると思う。
副委員長
学校図書館と市の図書館は棲み分けができるのではないか。子どもたち
は学校図書館を思いきり活用し、図書館を利用する習慣がある子どもが大
人になれば、そのまま公共図書館を利用するようになるのでは。
職員が利用者を捕まえてファンをつくる努力が必要。
林委員
棚の前の子どもを見れば、その子の知力がわかる。司書がその子に適し
た本に誘導してあげることが必要。
(2)その他
アンケート結果
富士見図書館との比較。蔵書数、蔵書構成について。
委員長
新聞に富士見町図書館が15年連続貸出冊数日本一になったという記事
があった。この要因についてはどう考えられるか。
館長
立地条件にもよるのではないか。統計から富士見図書館はマンガが蔵書
の全体の10%弱で茅野市は約2%である。マンガの利用は多い。
委員長
長野日報に載っていた富士見図書館の記事を見ると、子供ばかりではな
く、お年寄りまで幅広い利用者がいらっしゃるようで、マンガの利用が多
いだけで、このように15年間日本一ということがあるだろうか 隣の町
であるし、なぜそのような貸し出し数になっているかきちんと検証する必
要があると思うが。
松井委員
富士見町は利用者寄りのサービスを行っていると思う。私は富士見と茅
野両方の図書館を利用しているが、富士見は調べものをするときには資料
が足りないと感じるときがある。
館長
富士見図書館の蔵書冊数は約 145,000 冊の内約 12,500 冊がマンガで、
比率は約 9%、茅野市は本館の蔵書冊数は約 140,000 冊の内マンガは 2,500
冊で比率は約 2%です。しかも富士見はマンガも買い替えているとのこと
です。
北原委員
富士見町と比べて、茅野市本館の蔵書数が少ないことの方が問題だと思
う。
そうですね。
館長
9
閉会
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