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❖科目名 Course Title
英語演習「上級:留学支援英語Ⅰ2015(2 集中)」
❖担当教員 Instructor
西川
克之
❖開講学期 Semester
後期(集中)
❖対象学年 Year
❖履修可能人数 Capacity
5名(対面)
❖単位数 Number of Credits
❖授業形態 Type of Class
演習
1~
2
❖キーワード Key Words
ディスカッション・スキル、アカデミック・ライティング、プレゼンテーション・スキル
❖授業の目的 Course Objectives
英語によるコミュニケーション能力(相互理解力と発信力)の向上と留学時に必要なアカデ
ミック・スキルを身に付けることを目的としています。これを踏まえて、各レッスンでは英
語でより効果的にコミュニケーションを取れるようにすることに重点を置いています。短
期集中型(2 月 15 日〜19 日の 5 日間)の少人数クラス(定員 20 名)です。
「実際にやって
みることを通じて学ぶ」ということを主眼にしていますので、履修生が励めばそれだけたく
さん練習の機会があり、教員からフィードバックを受けることができます。
❖授業概要 Course Description
❖到達目標 Course Goals
1. コミュニケーション英語とディスカッション・スキル(7レッスン)
:履修生は、自分が
興味を抱くさまざまなトピックの文脈の中で、語彙、文法、表現を学んでいくので、学習し
た新しい表現を使う動機を得ることができます。レベルに即してスピーキング、リスニング、
リーディング、ライティングの4つのスキルをカバーしますが、レッスンにおいては常に英
語で話すことを求められ、オーラルコミュニケーションが効果的に、かつ自信を持って行え
るようになります。ディスカッション・スキルでは、
「意見を述べる」、
「賛成・反対する」、
「議論を取りまとめ、要約する」などを学習します。コミュニケーション英語で取り上げる
トピックにスキルの習得が組み込まれています。
2. アカデミックライティング(4レッスン)
:実際にアカデミックライティングの基本的な
ルールを踏まえて書けるようになります。レベルに合った教材を使用し、履修生は随時教員
から助言や評価を受けます。
3. プレゼンテーション(4レッスン)
:英語で効果的なプレゼンテーションを行うために最
も重要な基本スキルが習得できます。最終レッスンでは、クラス全体もしくはグループの前
で5〜10分のプレゼンテーションを行います。
❖授業計画 Course Schedule
1. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・コース説明と自己紹介(お互いを知る)
・トピックベースのレッスン: 日本の文化
・ディスカッションスキル: 意見を述べる
2. アカデミックライティング
・ライティングプロセス
・質問を理解する
・エッセイの構成
・ブレインストーミングとエッセイの計画
・宿題: 短いエッセイ計画する
3. プレゼンテーション
・日本人に共通した問題
・文化的な違いとプレゼンテーションで期待されること
・プレゼンテーションを良くするものとは?
・ブレインストーミングのテクニック
・プレゼンテーションを組み立てる
・宿題: プレゼンテーション計画を完成させる
4. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
・ディスカションスキル: 賛成する・反対する
5. アカデミックライティング
・イントロダクション - 日本の学生にとって難しい点は?
・導入文(概論)と主題文
・主要点を明確に表現する
・結論 - まとめる
・練習
・宿題: 導入文と結論を書く
6. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
・ディスカションスキル: 確認して明確にする
7. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
・ディスカションスキル: 強調する
8. プレゼンテーション
・リスナーを導く表現と構成の重要性
・リスナーを導く表現
・練習
・宿題: プレゼンテーションのドラフトとメモを作成する
9. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
・ディスカションスキル: 他人を議論に参加させる
10. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
ディスカッションスキル:丁寧に議論を遮る
11. アカデミックライティング
・パラグラフ構成 - 日本の学生が難しく感じる点とは?
・主題文 - 要点を明確に述べる
・補足的な文章(サポーティングセンテンス)
・関連文
・練習
・宿題: 短いエッセイを書き上げる(評価対象課題)
12. プレゼンテーション
・良いボディランゲージと悪いボディランゲージ
・アクセントとイントネーション-声を使って興味を引く
・メモの取り方、使い方、参照方法
・練習
・宿題: プレゼンテーションをレビューし、練習する
13. コミュニケーション英語とディスカッションスキル
・トピックベースのレッスン:履修生のニーズや興味に合わせてトピックを選択
・ディスカションスキル: 議論を要約する、取りまとめる
14. アカデミックライティング
・履修生および教員によるエッセイのレビュー
・論文の編集の仕方
・履修生のニーズと希望による追加学習
15. プレゼンテーション
・履修生がクラスか小グループの前でプレゼンテーションを行う(評価対象課題)
・教員によるフィードバック
❖成績評価 Grading System
下記の項目で評価を行い、それをもとに総合的に判断して最終的に成績を評価します。
評価項目(配分)
・授業への参加度合い、学習した言語とスキルの習得度、口頭発表などを含む平常点(50%)
・評価対象課題:ディスカッション、アカデミック・ライティング、プレゼンテーション
(50%)
❖テキスト Textbooks
ブリティッシュ・カウンシルにより開発されたオリジナル教材を各レッスンプリントで配
布します。
❖参考書 Reading List
❖準備学習 Homework
短期集中型の授業ですので、最終日を除く毎日、翌日のレッスンの時間を効果的に使うため
に、アカデミック・ライティングとプレゼンテーションで宿題が出されます。履修生の積極
的かつ主体的な準備学習(予習・復習)が成果を大きく左右します。真剣かつ計画的に取り
組んでください。
❖オフィスアワーOffice Hour
❖連絡先(E-mail)E-mail
❖質問・相談への対応方法 Contact Information
❖履修上の注意 Notes
❖備考 Other Information
「英語演習 上級:留学支援英語Ⅰ2015(1集中)」のレベルは目安として TOEFL-iBT の
61〜70 点(TOEFL-ITP の 500〜526 点)相当に当たります。
※「対象学年」と「単位数」は,科目提供大学における数字であり,受講大学に応じて異なるので,
所属大学で確認してください。
※「履修可能人数」は,科目提供大学以外の人数であり,遠隔と対面それぞれの受講形態で履修で
きる人数を示しています。(例.5(遠隔),5(対面):遠隔授業で5名,対面授業で5名まで
履修可能。)
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