...

14.水道・下水道・ガス

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

14.水道・下水道・ガス
14.水道・下水道・ガス
1.水道事業
(1)沿
革
明治 44 年 一部地区給水
昭和 5年 本格的給水開始
(2)給水等の状況
区
分
平成 20 年 3 月末
平成 21 年 3 月末
平成 22 年 3 月末
平成 23 年 3 月末
平成 24 年 3 月末
給
水
戸
数
(戸)
136,504
138,376
140,959
142,560
143,801
給
水
人
口
(人)
329,376
332,176
335,102
336,520
338,141
率
(%)
99.96
99.96
99.96
99.96
99.96
配 水 管 総 延 長
(km)
1,307
1,328
1,347
1,364
1,398
力
(㎥)
182,643
179,743
186,169
185,766
185,766
年 間 給 水 量
(有収水量)(㎥)
42,161,719
41,690,123
41,316,668
41,547,655
40,672,921
年 間 配 水 量
(㎥)
46,042,546
45,433,141
45,089,090
44,933,516
43,991,035
1日最大配水量
(㎥)
157,585
157,519
157,270
157,297
136,254
1人1日最大配水量
(㎥)
0.478
0.474
0.469
0.467
0.403
普
給
及
水
能
(3)上水道第8次拡張変更事業
目 標 年 次
平成 27 年度
事 業 期 間
平成 20 年度~平成 27 年度
計画給水人口
356,000 人
計画給水量
185,500 ㎥/日
総 事 業 費
10,515,041 千円
主 要 工 事
①浄水施設能力拡張整備事業
②連絡幹線整備事業
③簡易水道統合整備事業(川、伊香立、富川地区)
④地区別送配水施設整備事業(藤尾奥町配水池、瀬田公園配水池他)
⑤遠方監視制御施設整備事業(浄水管理センター、遠方監視施設)
186
(4)水道料金表
水道料金は、1か月につき下記の表の基本料金と超過料金との合計額である。
(1か月、税込)
(平成 21 年4月1日改定)
用途別
メーターの口径
基 本 料 金
基本水量
金
20 mm 以下
一般用
超過料金(1㎥につき)
額
882 円
10 ㎥を超え 30 ㎥まで 130.20 円
25
1,176
30 ㎥を超え 50 ㎥まで 160.65
40
1,449
50 ㎥を超え 100 ㎥まで 191.10
50
3,402
100 ㎥を超え 200 ㎥まで 221.55
3,717
200 ㎥を超えるもの
75
10 ㎥まで
100
4,662
150
9,345
200
15,015
250 mm 以上
21,945
公 衆 浴 場 用
100 ㎥まで
5,880 円
252.00
100 ㎥を超えるもの 63.00 円
※メーターの口径 30 mm の基本料金は、40 mm の基本料金を適用する。
(5)水道加入金
加入金は下記の表に定める額と消費税相当額(5%)の合計金額である。
(平成 21 年4月1日改定)
メーターの口径
加入金の額
13 mm
メーターの口径
80,000 円
加入金の額
75 mm
2,000,000 円
20 mm
110,000
100 mm
4,000,000
25 mm
170,000
150 mm
11,000,000
40 mm
490,000
200 mm 以上
50 mm
760,000
管理者が別に定める額
(6)施設一覧表
(平成 24 年4月1日現在)
比
八
真
柳
膳
新
水
施
設
名
良
浄
水
屋
戸
野
が
浄
崎
所
瀬
質
浄
浄
田
試
地
職
員
数
場
八屋戸 2320
0
5,200 ㎥/日
場
真野四丁目 25-34
5
45,000 ㎥/日
場
柳が崎6-1
7
52,500 ㎥/日
場
本丸町7-1
7
48,800 ㎥/日
水
場
萱野浦1-1
2
30,000 ㎥/日
験
所
柳が崎6-1
7
水
水
北部地区簡易水道施設
真野浄水場より巡回
施設能力
南比良 161
水
浄
在
場
水
浄
所
川地区(2ヵ所)
真野浄水場より巡回
187
4,000 ㎥/日
265.5 ㎥/日
2.下水道事業
(1)沿
革
昭和 37 年 1月
2月
41 年 4月
44 年 3月
4月
46 年 7月
4月
51 年 9月
11 月
52 年 12 月
54 年 11 月
55 年 11 月
57 年 4月
5月
59 年 11 月
60 年 9月
61 年 3月
62 年 3月
平成 4年 4月
6年 5月
9年 4月
10 年 3月
7月
12 年 8月
9月
14 年 4月
17 年 4月
18 年 3月
19 年 4月
9月
11 月
21 年 3月
4月
22 年 3月
22 年 4月
大津市(大津)公共下水道事業認可申請 計画排水面積 164.8ha
下水道管布設工事を初めて着工
公共下水道終末処理場事業認可を得る
大津終末処理場第一期築造工事完工
大津排水区の一部を供用開始 供用開始面積 45.07 ha
大津終末処理場第一期拡張工事(高級処理施設)の着工
大津終末処理場高級処理を開始
大津湖南都市計画下水道 大津市(湖南中部)公共下水道計画決定 計画排水面積 2,580 ha
湖南中部流域関連公共下水道幹線工事着工
大津終末処理場拡張工事着工
大津湖南都市計画下水道 大津市(湖西)公共下水道計画決定 計画排水面積 1,582 ha
湖西流域関連公共下水道幹線工事着工
湖南中部流域関連公共下水道供用開始 南大萱処理分区 17.82 ha
湖南下水道建設事務所開所
公共下水道馬場雨水渠完工
湖西関連公共下水道供用開始 92.71 ha
汚泥焼却施設工事完工
橋本唐橋雨水幹線工事完工
真野1、2号幹線管渠築造工事完工によりびわこローズタウンを接続
大津市(藤尾)公共下水道供用開始
大津湖南都市計画下水道 大津市(湖西)公共下水道都市計画決定の変更
計画排水面積 2,014 ha
下水道使用料改定
汚泥焼却施設(2号炉)工事完工
大津市制 100 周年記念スウィングフェスタ開催
合流式下水道の改善工事着手(合分流の解消)
大津終末処理場Ⅱ系高度処理施設(窒素除去)工事着手
下水道使用料改定
機構改革により建設部と統合
市町合併により、旧志賀町域の下水道事業を引き継ぐ
下水道使用料統一改定
合流式下水道の改善工事着手(遮集流下型貯留管)
大津終末処理場Ⅱ系高度処理施設(窒素除去)工事完工
大津市公共下水道事業(大津処理区)基本計画変更
下水道使用料改定
合流式下水道の改善工事完工(遮集流下型貯留管)
(膳所工区)
大津市(大津)公共下水道事業計画認可変更
大津市(藤尾)公共下水道事業計画認可変更
大津市(湖南中部)公共下水道事業計画認可変更 1,934.9ha
大津市(湖西)公共下水道事業計画認可変更 3,013.1ha
企業局と統合、地方公営企業法適用
188
(2)公共下水道事業計画
本市の下水道事業は、昭和 36 年度に旧市街地の浸水対策を目的として計画されたが、それ以降は公共用水
域の水質保全のため、県内の流域別下水道整備総合計画において、2単独、2流域関連公共下水道として計画
され、整備が進められている。
①大津市(大津)公共下水道
昭和 37 年の大津排水区の事業計画に始まり、41 年に膳所排水区、47 年に皇子山排水区を追加、48 年には晴
嵐排水区を追加し、市の中心部全域(際川以南、蛍谷までの市街地)へ区域の拡大を図った。さらに平成6年に
は比叡平地区等を含めた 1,437ha として事業計画の変更を行うとともに、都市計画決定の変更を行い、計画排
水面積を 1,338 ha から 1,437 ha へと拡大した。平成 24 年 4 月1日現在、事業計画処理区域面積は 1,471.3 ha
となっている。
一方、昭和 42 年 12 月には、湖岸埋立地の由美浜において終末処理場建設に着手、昭和 44 年3月第一期工
事の完成をみて、県内において初の下水道供用開始を行った。その後、昭和 55 年に拡張工事が完成し、次いで
昭和 56 年には屋上公園が完成、公共用水域の水質保全に寄与すると共に、公園として市民に広く利用されてい
る。
②大津市(湖南中部)公共下水道
滋賀県では、県内の下水道事業の推進をもって、琵琶湖の水質保全を図るため、県内「湖南中部」「彦根長浜(そ
の後東北部に名称変更)」「湖西」「高島」の4処理区に分け、琵琶湖周辺流域下水道計画を昭和 46 年に策定した。
湖南中部流域下水道は昭和 47 年に都市計画決定がされ、本市ではこれを受け、昭和 51 年9月に市の東南部(瀬
田川以東、蛍谷以南の市街地)2,579 ha に及ぶ関連公共下水道の都市計画決定を行い、同年から管渠布設工事
に着手、昭和 57 年4月、湖南中部浄化センターの稼働とともに関連公共下水道も一部供用開始した。平成 24
年4月1日現在、事業計画処理区域面積は 1,934.9 ha となっている。
③大津市(湖西)公共下水道
滋賀県では、昭和 53 年に湖西流域下水道の都市計画決定がされた。本市ではこれを受け、昭和 54 年 11 月
に市の北部(際川以北の市街地)の流域関連公共下水道の基本計画を策定し、
昭和 55 年度から管渠築造工事に着
手、昭和 59 年 11 月には流域下水道が供用開始された。平成 19 年2月には、平成 18 年3月の志賀町との合併
等により、排水区域を 2,014 ha から 2,262 ha として都市計画決定の変更を行った。
平成 24 年4月1日現在、関連公共下水道の事業計画処理区域面積は 3,013.1 ha となっている。
④大津市(藤尾)公共下水道
藤尾地区は、京都市公共下水道の山科処理区で排水処理を行うこととし、平成3年2月に計画処理面積 92 ha
で都市計画決定をした。幹線及び枝線の整備は、平成3年度より着工、平成 24 年4月1日現在、事業計画処理
区域面積は 92.0 ha となっている。
189
⑤下水道整備状況
項
目
処理区域面積(ha)
大津市(大津)公共下水道
大津市(藤尾)公共下水道
基本
計画
平成 23
年度末
平成 24 年
度末見込
基本
計画
1,471.3
整備面積
整備面積
認可 1,471.3
1,418.6
1,418.9
106,562
106,562
106,562
106,562
106,248
104,613
(A)行政区域内人口(人)
(B)計画区域内人口(人)
105,300
認可 105,300
(C)処理区域内人口(人)
(D) 水洗化人口(人)
大津市(湖南中部)公共下水道
平成 23
年度末
平成 24 年
度末見込
92.0
整備面積
整備面積
92.0
92.1
92.4
5,690
5,690
5,690
5,690
106,251
5,644
104,657
認可
6,200
認可
6,200
基本
計画
平成 23
年度末
平成 24 年
度末見込
3,045.4
整備面積
認可 1,934.9
1,657.5
108,807
108,807
108,227
108,227
5,690
103,538
5,039
5,081
106,600
認可 96,500
大津市(湖西)公共下水道
合
基本
計画
平成 23
年度末
平成 24 年
度末見込
整備面積
3,429.4
整備面積
1,658.5
認可 3,013.1
2,170.2
119,280
119,280
118,716
118,716
103,624
113,939
100,901
101,033
122,400
認可 118,200
計
基本
計画
平成 23
年度末
平成 24 年
度末見込
整備面積
8,038.1
整備面積
整備面積
2,185.4
認可 6,511.3
5,338.4
5,355.2
340,339
340,339
339,195
339,195
114,117
329,369
329,682
109,190
109,324
319,743
320,095
340,500
認可 326,200
190
普及率 (C)処理区域内人口
(%) (A)行政区域内人口
99.7
99.7
99.2
100.0
95.2
95.2
95.5
95.7
96.8
96.9
水洗化率 (D)水 洗 化 人 口
(%) (C)処理区域内人口
98.5
98.5
89.3
89.3
97.5
97.5
95.8
95.8
97.1
97.1
京都市石田水環境保全センター
水再生センター
処
理
能
力(㎥/日)
88,400
ポ
ン
プ
場(箇所)
吐き室スクリーン(箇所)
管
渠
延
長(km)
88,400
88,400
雨水 0
汚水 27
雨水 0
汚水 27
2
2
355.5
357.0
163,000
滋賀県湖南中部浄化センター
126,000
487,400
(全体計画) (H22 年度末)
雨水
汚水
0
2
滋賀県湖西浄化センター
242,500
67,500
(全体計画) (H21 年度末)
雨水
汚水
(全体計画)
52,500
(H21 年度末)
0
2
雨水 0
汚水 40
雨水 0
汚水 40
雨水 0
汚水 74
雨水 0
汚水 74
雨水 0
汚水 143
雨水 0
汚水 143
-
-
-
-
-
-
2
2
22.7
22.8
409.9
410.3
584.6
589.7
1,372.7
1,379.8
※計画区域内人口[340,339 (行政区域内人口) -1,144(計画区域外人口:湖西・湖南) = 339,195]外国人含む
190
(3)事業実施状況
事業費財源内訳(大津市公共下水道建設事業費 建設負担金含む)
年度
19
20
21
22
23
2,955,069
2,829,924
2,769,583
3,069,375
3,408,435
931,800
1,030,500
1,061,700
1,270,042
1,464,195
債
1,621,200
1,448,800
1,372,100
1,448,700
1,600,900
受益者負担金
37,608
34,764
34,600
30,557
19,985
一般財源等
364,461
315,860
301,183
320,076
323,355
区分
事
業
費
国 庫 補 助
財
源
内
訳
(単位:千円)
起
(4)終末処理場
①水再生センター
大津公共下水道の終末処理場は、昭和 44 年3月に第一期工事を完成し、同年4月1日から操業を開始
した。昭和 48 年4月には標準活性汚泥法による高級処理に移行、さらに昭和 55 年3月に第二期拡張工事
の水処理棟が完成した。
その後、琵琶湖富栄養化防止条例の施行に伴い、昭和 56 年にリンを除去するため凝集剤添加活性汚泥
法による高度処理に移行し、汚泥の安定的な処理及び減量化を図るため昭和 60 年8月には汚泥焼却施設
の1号炉が完成し、平成 10 年3月には、汚泥焼却施設の2号炉を増設した。
また、平成 12 年9月から窒素除去を目的に、Ⅱ系水処理施設(二つある水処理施設の内の一つ)で凝
集剤添加担体利用循環式硝化脱窒法への改良工事を行い、平成 19 年 11 月に完成した。
敷地面積 29,112 ㎡
処理方法 凝集剤添加担体利用循環式硝化脱窒法(一部凝集剤添加活性汚泥法)
施設能力
(単位:㎥/日)
区 分
処理水量
現
施
設
計
平成 24 年度
処理能力
53,950
(日平均)
75,100 (日平均)
88,400 (日最大)
画
88,400
(日最大)
②湖南中部浄化センター
琵琶湖流域下水道の中で最も規模が大きなもので、滋賀県が昭和 48 年から工事に着手して 57 年3月に第
一期工事が完工。同年4月から供用開始を行った。
本浄化センターの特色として、敷地は湖の埋立てにより造成したほか、施設には全国に先がけて窒素・リ
ンを除去する高度処理施設を有しており、琵琶湖の富栄養化防止に貢献している。
③湖西浄化センター
滋賀県が昭和 55 年から工事に着手し昭和 59 年 11 月から供用開始された。当施設も窒素・リンを除去す
る高度処理施設を有している。
191
(5)下水道使用料
使 用 料 (消費税含む)
区
分
基
一
般
排
水
本
料
(平成 21 年4月1日改定)
汚 水 量 区 分
金
従 量 料 金
(1㎥につき)
特定排水(1㎥につき)
139 円/㎡
143 円/㎡
159 円/㎡
240 円/㎡
額(1 ヶ月当たり)
8㎥まで
946.05 円
8㎥を超え 20 ㎥まで
154.35 円
20 ㎥ 〃
30 ㎥ 〃
163.80 円
30 ㎥ 〃
50 ㎥ 〃
227.85 円
50 ㎥ 〃 100 ㎥ 〃
279.30 円
100 ㎥ 〃 200 ㎥ 〃
325.50 円
200 ㎥ 〃 500 ㎥ 〃
399.00 円
500 ㎥を超える分
426.30 円
750 ㎥を超える分
435.75 円
公衆浴場排水(1㎥につき)
(6)受益者負担金
①単位負担全額
(大津負担区)
(膳所負担区)
(藤尾負担区)
(小松負担区)
金
34.65 円
(晴嵐・山手負担区) 145 円/㎡
(皇子山負担区)
145 円/㎡
(和邇負担区)
240 円/㎡
(湖南負担区) 150 円/㎡
(湖西負担区) 154 円/㎡
(木戸負担区) 240 円/㎡
②賦 課 経 過
大津市都市計画下水道事業受益者負担金省令に基づき、昭和 41 年度から大津負担区、昭和 45 年度からの膳
所負担区の一部を、それぞれ総事業費のうち単独事業費の4分の1を賦課した。
その後、新しい都市計画法の公布施行に伴い、受益者負担金制度が地方公共団体の条例によることとなり、
昭和 47 年に大津都市計画下水道事業受益者負担に関する条例が施行された。 51 年度に、晴嵐・山手、皇子山
負担区を決定し、一部で賦課を開始、57 年度に、瀬田負担区(昭和 63 年度に湖南負担区と名称変更)を決定
し、大萱三丁目の一部から賦課を開始、昭和 60 年度に、湖西負担区を決定し、苗鹿一丁目の一部から賦課を開
始した。
さらに、平成3年度には、藤尾負担区を決定し、4年度から横木一丁目の一部の賦課を開始した。
平成9年度には、市街化調整区域の下水道整備を図るため、地方自治法に基づく「分担金」を賦課・徴収す
るための規定を盛り込む条例改正を行った。
また、平成 18 年3月 20 日に志賀町と合併したのに伴い、旧志賀町区域の和邇・木戸・小松負担区を追加し
た。
③納 付 方 法
納入期間は3年とし、1年を4期に区分している。
なお、一括納付者には所定の一括納付報奨金を交付している。
192
④収 納 状 況(現年度分)
年度
区分
19
20
21
22
23
調
定
額(千円)
37,414
34,400
34,891
26,183
21,611
収
納
額(千円)
36,100
33,292
33,730
25,224
20,942
率(%)
96.5
96.8
96.7
96.3
96.9
収
納
(7)水洗化促進の助成制度
①水洗便所改造資金融資あっせん制度
融資金額は、一般家屋の場合、水洗便所改造工事1件につき 10 万円~100 万円。
個人所有の共同住宅の場合は、10 万円~300 万円。償還期間は 60 か月以内。利率は年利 1.8%。
②水洗便所改造費補助金
供用開始の告示後3年以内に水洗便所に改造する場合で、市民税が非課税又は均等割のみ課税の世帯に、補
助対象経費の 1/2 の額(上限9万7千円)を交付している。
③生活保護世帯水洗便所改造等補助金
生活保護法に基づく生活扶助を受けている世帯が、水洗便所に改造する場合に補助金を交付している。
④自家用汚水ポンプ施設設置等補助金
河川等による障害又は低地等立地条件により、汚水を公共下水道へ自然流下によって直接排除することが困
難な家庭で、既設のくみ取り便所等の水洗化のため、自家用汚水ポンプ施設を設置し、又は更新する場合に補
助金を交付している。
(8)私道の市費による下水道管布設
次に掲げる条件をすべて備えている私道には、申請により全額市費負担で下水道管を布設している。
・私道に面した住居が2戸以上あること。
・公衆の用に供している道路であること。
・一定戸数以上が下水道布設後遅滞なく水洗化されることが明らかであること。
・土地所有者及びその他の権利を有する者の承諾があること
(9)水洗化普及状況
区
分
平成 19 年度末
平成 20 年度末
平成 21 年度末
平成 22 年度末
平成 23 年度末
水洗化人口(人)
310,325
312,888
316,010
317,512
319,743
水 洗 化 率 ( % )
97.1
97.1
97.0
97.0
97.1
3.ガス事業
(1)沿
革
昭和 12 年 1月 29 日 商工大臣事業認可
昭和 12 年 3月 2日 供給開始
昭和 54 年 6月 30 日 天然ガス転換(6C地区)
平成 元年 5月 12 日 天然ガス転換(6A地区)
平成 3年 4月 24 日 天然ガス転換(LPG地区)
平成 10 年 10 月 28 日 天然ガス転換(LPG地区[大谷団地])
平成 14 年 2月 27 日 天然ガス熱量変更(46.04655MJ→45MJ)
193
平成 16 年 10 月 6日 天然ガス転換(LPG地区[桜谷団地])
平成 16 年 10 月 6日 天然ガス転換(LPG地区[羽栗団地]
)
平成 16 年 10 月 8日 天然ガス転換(LPG地区[下龍華改良住宅])
(2)供給量等の状況
区
分
平成 20 年3月末
平成 21 年3月末
平成 22 年3月末
平成 23 年3月末
平成 24 年3月末
供給戸数
(戸)
95,091
94,965
94,948
94,508
94,293
普及率
(%)
81.0
78.8
77.3
75.5
74.5
1,136
1,155
1,173
1,192
1,212
年間総供給量(㎥/45MJ)
186,674,943
184,946,504
183,983,733
195,413,903
186,587,132
1日平均供給量(㎥/45MJ)
510,041
506,703
504,065
535,380
509,801
導管総延長(本支管)
(Km)
※LPガスを含む。 13 A (45 MJ)換算
(3)ガ ス 料 金
ガス料金は下記の表で算出した金額である。
①都 市 ガ ス(45 MJ /㎥)
(ア)早 収 料 金
・一般契約早収料金表
料金表種別
1か月のご使用量
(平成 19 年8月1日改定)
基本料金(1 か月につき)
(税込)
従量料金単価(1 ㎥につき)
(税込)
A
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
B
20 ㎥を超え 50 ㎥まで
945.00 円
126.6825 円
C
50 ㎥を超え 200 ㎥まで
1,050.00 円
124.5825 円
D
200 ㎥を超え 500 ㎥まで
2,100.00 円
119.3325 円
E
500 ㎥を超える場合
4,389.00 円
114.7545 円
※早収料金=基本料金十ご使用量×従量料金単価(円未満切り捨て)
※従量料金単価は「原料費調整制度」により毎月調整する。
※「原料費調整制度」とは為替レートや原油価格の動きによって変動する原料費の3ヶ月ごとの平均原料価格が、基準平均原料価
格に対して上昇または低下した場合、その変動幅に応じて従量料金単価を毎月調整する制度。
(従量料金単価の調整方法)
平均原料価格が基準平均原料価格(43,630 円)に対して変動幅 100 円につき従量料金単価を1㎥あたり 0.081 円(税抜)調整
する。なお、平均原料価格が 69,810 円を超えた場合は 69,810 円を平均原料価格とみなし料金の調整を行う。
・家庭用ガス温水床暖房契約料金(ほっとライフ料金)
〔ガス温水床暖房を以下のいずれかの条件で使用され、適用を希望される場合に適用する契約〕
○専用住宅で使用する場合
○併用住宅で業務部分と住居部分に分離して、住居部分に専用でガスメーターが設置されている場合
194
(平成 19 年8月1日改定)
基本料金(1か月につき)
(税込)
従量料金単価(1㎥につき)
(税込)
適用期間
料金表種別
1か月のご使用量
その他期
(4 月~11 月)
A
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
B
20 ㎥を超える場合
1,680.00 円
89.9325 円
C
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
D
20 ㎥を超え 50 ㎥まで
945.00 円
126.6825 円
E
50 ㎥を超える場合
2,940.00 円
86.7825 円
冬
期
(12 月~3 月)
※ガス温水床暖房のほかに、台所やお風呂などの使用も含めて適用。
※併用住宅とは、店舗・作業場・事務所など業務に使用するために設備された部分と住居の用に供されている部分とが結合してい
る住宅をいう。
※早収料金=基本料金十ご使用量×従量料金単価(円未満切り捨て)
※従量料金単価は「原料費調整制度」により毎月調整する。
・家庭用空調契約料金
〔家庭用空調機器を専用住宅または取り付けメーター号数が 10 ㎥毎時以下の併用住宅で使用され、
適用を希望
される場合に適用する契約〕
(平成 19 年8月1日改定)
適用期間
その他期
(4 月~11 月)
冬
期
(12 月~3 月)
料金表種別
1か月のご使用量
基本料金(1か月につき)
(税込)
従量料金単価(1㎥につき)
(税込)
A
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
B
20 ㎥を超える場合
1,995.00 円
74.1825 円
C
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
D
20 ㎥を超え 50 ㎥まで
945.00 円
126.6825 円
E
50 ㎥を超える場合
2,940.00 円
86.7825 円
※空調のほかに、台所やお風呂などの使用も含めて適用。
※家庭用空調機器とは、ガス空調機器のうち、ガスヒートポンプ方式の機器及びガス吸収式の機器をいう。
※早収料金=基本料金十ご使用量×従量料金単価(円未満切り捨て)
※従量料金単価は「原料費調整制度」により毎月調整する。
・家庭用コージェネレーションシステム契約料金
〔家庭用コージェネレーションシステムを専用住宅または1需要場所におけるメーターの能力が 10 ㎥毎時以
下の併用住宅で使用され、適用を希望される場合に適用する契約〕
(平成 19 年8月1日改定)
適用期間
その他期
(4月~11 月)
冬
期
(12 月~3月)
基本料金(1か月につき)
(税込)
従量料金単価(1㎥につき)
(税込)
料金表種別
1か月のご使用量
A
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
B
20 ㎥を超える場合
2,100.00 円
68.9325 円
C
0㎥ から 20 ㎥まで
672.00 円
140.3325 円
D
20 ㎥を超え 50 ㎥まで
945.00 円
126.6825 円
E
50 ㎥を超える場合
3,360.00 円
78.3825 円
195
※家庭用コージェネレーションシステムとは、ガスを一次エネルギーとしてガスエンジン、ガスタービン、燃料電池等により電力
又は動力を発生させるとともに、その際に発生する熱を利用する家庭の用に供する熱電供給システム又は熱動供給システムをい
う。
※早収料金=基本料金十ご使用量×従量料金単価(円未満切り捨て)
※従量料金単価は「原料費調整制度」により毎月調整する。
(イ)オプション割引
家庭用ガス温水床暖房契約、家庭用空調契約、家庭用コージェネレーションシステム契約を契約すること
で、利用するガス機器(ガス温水床暖房、ガス温水浴室暖房乾燥機、ガスコンロ(2口以上)
)に応じて割
引を適用するもの。
(ウ)遅 収 料 金
遅収料金は、早収料金を3パーセント割り増したものとする。
②プロパンガス(100. 4652 MJ / ㎥)
(ア)早 収 料 金
使 用 量 区 画
(平成 19 年8月1日改定)
区画別基準使用量
㎥
最初の 1.5 ㎥まで
―
1.5 ㎥を超え 15 ㎥まで
15 ㎥を超えるもの
料
金(1か月、税込)
区画別基準料金
単位料金(0.1 ㎥当り)
(最低料金)
㎥
754.95
円
―
1.5
754.95
34.4925
15
5,411.4375
24.2025
※早収料金=区画別基準料金十〔単位料金×(使用量一区画別基準使用量)×10〕
(イ)遅 収 料 金
遅収料金は、早収料金を3パーセント割り増したものとする。
(4)施設一覧表
施 設 名
供 給 設 備
(平成 24 年4月1日現在)
所
石山外畑町 88
外畑団地内
在
地
適
用
収納量 最大 900 kg
9 本×2系列(50 kg 容器)
196
Fly UP