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平成28年 春の農作業安全運動強化期間 4月15日~6月30日
営農 営農情報 カワラ版 Agri Report 平成28年春の農作業安全運動強化期間 4月15日~6月30日 全国では毎年 400 名前後の方が、岡山県内ではそのうちの約 10 名の方が、農作業事故により亡 くなられています。 この数字は、過去 10 年間であまり変動はありません。 農作業死亡事故のうち最も多いのは、乗用型トラクターによるもので、転落・転倒などの事故が 後を絶ちません。 あせりは禁物です。心にゆとりを持ち、疲れたら早めの休憩を心掛けましょう。 不慮の事故は、あなたの大切な家族の生活を一変させます。安全第一を心掛けて農作業に取り組 んでください。 あなたの帰りを待つ家族の笑顔のため、あなた自身の農作業安全への心掛けが必要です。 乗用型トラクターの安全対策のポイント ①安全キャブ・フレームのあるトラクターを使用し、シートベルト着用を徹底しましょう! 安全フレーム 安全キャブ・フレームのあるトラクターでもシートベルトを着用しなければ、安全域の中に身体が固定され ないため、転倒した際に身体を守ることはできません。 ②作業環境を確認し、危険性に配慮しましょう! 転倒が発生している場所としては、圃場から出入りする際の傾斜や圃場の端から法面に転落するケースが数 多く報告されています。以下の点に注意し、事故を起こさない環境作りを心がけることが重要です。 作業機を下げて、傾斜に対して直角の向きで 入退出しましょう。 危険が潜む場所は草刈りで 見通しをよくしましょう。 ③農作業事故の重大化を防ぐために! 事故対策に完全はありません。事故を起こしたとしても、すぐに救助が行われれば、助かる命もあります。 次のことを日頃から心掛けましょう。 家の近くであっても、携帯電話を携帯しましょう。 その日の作業計画(内容・場所)を家族に伝えておきましょう。 道案内ができるように圃場までの経路上の目印を確認して おきましょう。 岡山県農業機械作業安全運動推進協議会 JA岡山東2016年4月号 2016年5月号 153 JA岡山東 牡羊座 3/21 〜 4/19 プライベートの充実に力を注ぐと、 手応えを感じられる月。 趣味や習い事など、 好きなことを満喫してみて 1.5 おかやま夢白桃 25〜30日 2 45日まで 1 2.2〜2.5 70日頃 1 注) 時期は目安、結実の良否や生理的落果の終息を重視する 剤では必要ありません。 (図 ) 播種は稚苗の場合、覆土はもみ がすっかり隠れる ㎜程度にします。 3 .育 苗 育苗方法には、ばら播( 稚苗 ) ・ 条播( 中苗 ) ・ポット播( 成苗 )が あ り ま す。 育 苗 箱 の 準 備、 消 毒、 床土と順次、効率良く行いましょ う。育苗箱はイチバン乳剤500 ~1000倍に瞬時浸漬して消毒 します。育苗中のかん水は丁寧に 行いましょう。また、高温時には ムレ苗や苗立枯病発生に注意しま しょう。もし、病気の発生を確認 したら、タチガレン液剤またはダ コレート水和剤を早めに散布しま す。べた掛けの育苗シートは、出 芽 ㎝程度で取り除きます。管内 では全体的に被覆期間が長すぎる 傾向があるので注意してください。 被覆期間が長くなりすぎると老 化苗になり活着や分げつが遅れる ので、早めに除去するように心が けましょう。最近栽培されている、 にこまるは出芽が早く伸長も早い ため、その他 の品種より早 めに緑化が必 要です。葉の 数が 枚を超 えると葉色が 低下してくる ので、葉色が 5 しやすい品種は最終袋掛け数の ~ 倍 を 残 し ま す。 ポ イ ン ト は、 核割れ危険期である「 満開 ~ 日後 」の期間に急激な摘果を控え ることです。 白麗は満開 日後頃に行います。 ⑸修正摘果 適正着果量より多く残した清水 白桃、白桃などの品種は、生理的 落果の状況を見て、適正着果量に 修正します。 1.2 60 図2 双胚果の見分け方 図1 仕上げ摘果時の結果 枝別着果の目安 50 正常果は縫合線に対して 果肉の割合が6:4と やや扁平 双胚果は縫合線に対して 果肉の割合が5:5 正常果 双胚果 ■短果枝 [10㎝以下] 5~10本に1個 胚 (1つ) 胚 (2つ) JA岡山東 JA岡山東2016年5月号 2016年4月号 414 牡牛座 4/20 〜 5/20 積極性アップ。 やってみたいことがあれば、 どんどんチャレンジを。 ハイキングなど、 アウトドアレジャーも吉 双子座 5/21 〜 6/21 協調精神を大切に、 笑顔で思いやりを発揮したい期間です。 気晴らしにはミュージカルやオペラ鑑賞がお勧め JA岡山東2016年4月号 2016年5月号 155 JA岡山東 3 1 塩水選後は、種もみから塩分を除 去 するため、水でしっかり洗いま しょう。 45日まで .種子消毒と催芽 消 毒 は、 い も ち 病 や ば か 苗 病、 イネシンガレセンチュウなどの 防除対策として必ず行いましょ .種子の 準 備 う。 種 も み ㎏ に 対 し て、 水 種子の更 新 は 必 ず 行 い ま し ょ う 。 ℓにテクリードCフロアブル 本 自家採種を 続 け る と 、 他 品 種 の 混 ( 100㎖)とスミチオン乳剤 ㎖ 入や自然交 配 等 に よ り 、 品 種 特 性 を入れて、よくかき混ぜて薬液を が失われた り し ま す 。 水 稲 の 育 苗 作り、 時間浸漬しましょう。浸 期は多湿と な る た め 種 子 病 害 が 発 漬中は薬が沈まないように、 ~ 生しやすくなります。塩水選( 図 回水を撹拌さ )は、病気の種もみを少なくし、 せます( 図 ) 。 健全な苗を 育 成 す る こ と で 安 定 し ※薬剤は魚毒性 た生産につ な げ ま す 。 食 塩 を 使 う 場合、うる ち 米 だ と 水 ℓ に 対 し が強いので池 て食塩 ・ ㎏ を 溶 き ま す が 、 そ 沼や河川に流 の際、少な め の お 湯 で 溶 く と 早 く さないように 溶けます。 自 家 採 種 の 種 も み を 利 用 さ れ る 方 は 必 ず 行 い ま し ょ う。 2 2 しましょう。 浸漬の目的は、水分を十分吸わ せることと、もみの中の発芽阻害 物質を取り除くことです。ゆっく り水を吸わせた方が発芽が揃うの で、水温は低め( ℃以下 )が望 ましいでしょう。直射日光が当た るところは温度が上がりすぎるの で避けましょう。浸漬日数は、水 温 ℃で 日、 ℃で 日、 ℃ で 日、 ℃で 日くらいが目安 ですが、ヒノヒカリやコシヒカリ などはさらに ~ 日延ばします。 種子の酸素欠乏を防ぐために 日 回は水を入れ替えましょう。 催芽( 芽出し )は、発芽に必要 な水分を蓄えた種もみを一斉に発 芽させるために行います。方法と して専用の発芽機や風呂湯浸があ り、催芽の温度は ~ ℃が望ま しいでしょう。発芽機では品種や 浸種程度によって、 ~ 時間く らいを目安としましょう。風呂湯 浸の場合は ~ 晩必要です。芽 の 長 さ が、 発 芽 始 め ~ ハ ト 胸 程 度( ㎜)になったら終わります。 なお、消毒後の陰干しは現在の薬 20〜30日 時間浸漬 清水白桃 70 ■中果枝 [10~30㎝] 0~1個 れいな果実を残します。反面、大 き く て 丸 み を 帯 び た 双 胚( 図 ) の可能性のある果実は摘果します。 ⑷仕上げ摘果の時期 満開 日後頃までには終わらせ ます。 早生品種、白鳳、おかやま夢白 桃など生理的落果を心配しない 品種は、最終袋掛け数( 適正着果 量 )にします。 1 6対4 5対 5 3 10 清水白桃、白桃など生理的落果 45日まで 健康に留意しながら、計画的に 摘果・袋掛け作業に当たりましょ う。 .摘 果( 表 ) 実止まりを確認してから着手し ます。 ⑴予備摘果の時期 おおむね満開 日後頃までに行 います。この間に冷え込みが来れ ば、予備摘果時期は遅らせます。 おかやま夢白桃は受精果と不受 精果の判別できる時期が遅れる特 性があるので、満開 日後頃から 着手し、即仕上げ摘果として 日 後頃を目標に完了する方法もあり ます。 ⑵予備摘果の程度 清水白桃などは最終着果量の 倍くらいを残す程度に行います。 早生種や白鳳はやや強く( 同 ~ 倍 )、 白 麗 は 弱 く( 同 ~ 倍 )摘果をします。 ⑶仕上げ摘果( 図 ) 2 2 傷やスレ、病害虫被害のないき 20〜30日 落ちすぎな い う ち に 液 肥 を や り ま しょう。 苗の仕上 が り の 目 標 は 、 稚 苗 で ~ 葉・ ~ ㎝ 、 中 苗 で ~ 葉・ ~ ㎝ 、 成 苗 で ~ 葉・ ~ ㎝です( 表 )。 ( 吉永支店 金重 博 ) 中・晩生品種 20〜30日 1.5 点線部分を 切断すると 1 1 75〜80日頃 40日まで 白麗 縫合線 ■長果枝 [30~60㎝] 1~3個 18 1 図3 浸種・催芽の目安 2 4 90%以上ハト胸状態に 仕上げる。 24 32 12 30 2 2 Agri Report 10 15 2 2 15 1 1 20〜30日 10 2 20 20 1 図2 種子消毒の方法 20 6 45 酸素欠乏防止の為 1日1回水を入れ かえる 早生品種 Agri Report 1 成熟時期 品 種 24 30 水の動きがない場所に 3~4日間つけておく。 3回目摘果 (修正摘果) 程度 時期 (最終比) 24 果樹 30 1 ※塩水選後十分水洗する。 2 消 毒 消毒液 技術 図1 塩水選の方法 5.5 図4 理想的な苗の大きさ 営農 1 2 15 条 播 110~120g 22~26枚 24~28日 3.5~4.5葉 (中苗) 3.5 25 18 12 20 ばら播 140~150g 18~20枚 18~20日 2.0~2.5葉 (稚苗) 4.5 30~34枚 30~35日 4.5~5.5葉 50~60g ポット播 (成苗) 10a苗箱数 催芽もみ 1 2.2 2回目摘果 (仕上げ摘果) 程度 時期 (最終比) 1回目摘果 (予備摘果) 程度 時期 (最終比) 水稲 2 育苗日数 葉令 17 15 2.5 ために行います。 区分 1 表 成熟時期・品種別の摘果時期と程度(栽培指針より抜粋) 技術 営農 1 1 塩水選 ※大きく揃った種もみを選ぶ 4.5 2.0 表 苗の種類と育苗期間の目安 ※薬液の温度は10℃以上 に保って、24時間浸漬消 毒する。 ※種もみ10㎏に薬液20ℓを 用いる。 ※種もみは荒目の袋にゆと りをもって入れる。 40 2 2.5 1.5 営農情報 Agri Report 時期は、 満 開 ~ 日後頃です。 .袋掛け 収穫の早 い 品 種 、 ま た は 、 お か やま夢白桃 か ら 行 い ま す 。 清 水 白 桃 は 満 開 日 後 頃 か ら、 白麗は満開 日 後 の 仕 上 げ 摘 果 を 終えてから 行 い ま す 。 .病害虫 防 除 せん孔細菌病は、枝の春型病斑 の切り取り 園 外 処 分 並 び に 初 期 防 除の徹底が 重 要 で す 。 ウ メ シ ロ カ イガラは 月 上 旬 、 ク ワ シ ロ カ イ ガラは 月 中 下 旬 が 防 除 時 期 で す 。 JA防除暦を参照して、適期防 除に努めて く だ さ い 。 .最後に ご不明な事柄は、講習会で確認 するか、最 寄 り の 支 店 ま で お 尋 ね ください。 ( 山陽基幹支店 和田 泰 ) 2 3 なりました、古村直也です。不慣 れなので読みにくいことなどある かもしれませんが、よろしくお願 いいたします。 月末~ 月に植え付ける野菜 は、トマト、ナス、キュウリが定 番です。その他に種まきできるも のは、エダマメやトウモロコシな どおいしいものばかりです。 図 満開期1回処理の適期 が伸びにくいため、花穂をしっか り切り込み間引きを早く終えま しょう。 .無加温栽培 ⑴温度管理 日中が ℃以上の高温にならな いように早期からの換気を行いま す。 内 張 り を 張 っ て い る 場 合 は、 開花期を目安に高温の回避と光線 の確保のために、除去するか束ね て開放してください( 表 ) 。 ⑵新梢管理 無加温栽培では遅伸びが問題に なります。摘芯を繰り返すと遅伸 びを助長しますので、開花 週間 以降は強い副梢を軽く摘芯する程 度にします。とくに、着房節周辺 に発生した強い副梢は早めに摘芯 して遅伸びを防ぎましょう。 1 り ま し ょ う。 畝 の 高 さ は 菜 園 の 排水条件で決めるようにしま し ょう。 ①排水が悪い場合の高さ ・ ~ ㎝以上 ②排水が良い場合の高さ ・ ~ ㎝ 水が 溜 ま る と 成 育 の 悪 影 響 に なりますので気をつけてくだ さい。 2.定植時に気をつけるポイント ⑴植え付け時のポイント ・苗を深く植えないように注意。 ・苗の周りの土をしっかり鎮圧し、 苗を固定させる。 ⑵植え付け後のポイント ・ ㎝ほどの支柱へ苗を誘引する ( 風で倒されないため ) 。 30 4 1.菜園の準備 先月号で紹介されていた土づく りはできているでしょうか?農作 物を作るうえで土づくりは非常に 大切なので、まだできていない人 は早めに実施しましょう。 ⑴肥料の施用 土づくりができた菜園では肥料 を施しましょう。肥料の量は次を 参考にしてください。 ○施肥量( 園芸有機A801の場 合) ・トマト: ㎏ /1a ・ナス: ㎏ /1a ・キュウリ: ㎏ /1a ・エダマメ: ㎏ /1a ・トウモロコシ: ㎏ /1a この施肥量は基肥です。成育が 弱まったり葉の色が薄くなったり するようなら、少し追肥を施して あげてください。 ⑵畝づくり 肥 料 を 施 し た ら、 ま ず 菜 園 を 管理機などで耕したのち畝を作 20 .トンネル栽培 ⑷追肥・葉面散布 ⑴誘 引 初期生育が弱い場合、市販の液 肥等を使い、葉面散布を 日程度 勢力を揃えるため、全体の ~ 割程度が誘引できるようになっ の間隔で数回実施します。 てから始めます。弱い枝は十分伸 ⑸ジベレリン処理 ばしてから誘引しましょう。 満開後から満開 日後に花冠を ⑵摘穂、岐肩や不要な車の除去 落としてから、日中の高温時を避 花穂発育や新梢伸長を促すため、 けて実施します。 花穂の先端の形が分かりしだい ・ 回処理 新梢 花穂に制限します。 回目の処理の薬液はジベレ リン PPM( 水 ℓに 袋 )で、 オーロラブラックはとくに花穂 の着生が良いので、早めに摘穂し 花振るいが心配される場合は結実 て新梢成長を促しましょう。車が 確 保 の た め、 フ ル メ ッ ト を ~ ばらけてきたら、不要な岐肩や肩 5PPM( 水 ℓ に ~ ㎖)加 部の大きな車も除去します。 用してください。 ○オーロラブラックのストレプト ・満開期 回処理 マイシン処理 大粒が見込める強い樹勢があれ ば満開期 回処理が可能です。ジ ピ オ ー ネ に 比 べ、 有 核 果 が 混 ベ レ リ ン PPMに フ ル メ ッ ト 入 し や す い の で、 満 開 日 前 ~ PPM( 水 ℓ に 本 )を 加 用 開花始めにストレプトマイシン して処理しま 200PPM( 成分が %の場合 す。 は1000倍に希釈 )を花房浸漬 または散布します。散布する場合 処理時期が 早い場合は着 は掛けムラができないよう、丁寧 色が良くても に散布してください。 小粒になりや ⑶花穂整形 すく、遅い場 満開時に先端部の長さが ~ 合は大粒でも ㎝になるよう整形を行います。実 着色が劣りや 止まりは、花の肩部と先端では比 すいので、必 較的良く、胴部では悪くなる傾向 ず適期に処理 があります。そのため、花穂整形 しましょう 時に肩部の位置を決めたら、以降 (図) 。 ま た、 はなるべく位置を変えないように 着粒が多く房 しましょう。 月の野菜管理 今月から野菜を執筆することに 20 立夏を過 ぎ る と 、 気 温 も 上 が っ てきます。 晴 天 日 は 夏 日 に な る こ ともあり、 予 想 以 上 に 生 育 が 促 進 されて、花 振 る い を 起 こ す こ と も あります。 管 理 作 業 に 追 わ れ て 防 除作業が遅 れ な い よ う 、 生 育 を 見 ながら管理 計 画 を 調 整 し 、 早 め の 作業を心が け ま し ょ う 。 ⑶着果管理 結実後は 早 め に ~ 果 / 亜 主 枝3m程度 に 摘 房 し ま す 。 さ ら に 、 開花 週間 頃 に 果 軸 長 ~ ㎝ を 目安として 大 房 化 を 避 け ま し ょ う 。 積が急速に進みますので、着果過 多の場合、糖度不足・着色不足・ 肥大不足・成熟の遅延などの発生 につながります。果粒軟化始めか ら糖度が順調に上昇して着色が進 むように、樹勢や葉面積等によっ て着果量の見直しが必要です。 ( 瀬戸支店 阿部 昭正 ) 10 3.病害虫防除 防除は予防的散布が基本です。 病気の場合は、雨が降ると菌が 広がっていきますので、散布タイ ミングは「 雨が降る前か、降った 後 」です。 害虫の場合は、幼虫や成虫の発 生時期が目安ですので、よく観察 してください。 ( 山陽基幹支店 古村 直也 ) JA岡山東 JA岡山東2016年5月号 2016年4月号 614 蟹座 6/22 〜 7/22 知的好奇心を刺激されやすく、 いろいろなことに興味を抱きそう。 共通の趣味を持つ仲間たちとの交流もグッド 獅子座 7/23 〜 8/22 思うようにならない出来事が増えるかも。 いらいらせず、 ゆったり構えること。 陶芸や盆栽に挑戦すると開運に JA岡山東2016年4月号 2016年5月号 157 JA岡山東 ( 岡山県果樹栽培指針 ) 30 開花期 ・25〜30℃ 同 上 ・固定内張りフィ 5月上旬 ルムの除去は遅 〜中旬 れないようにす る。 ・灰色かび病を防 ぐため、早朝換 気に努める。 2 ・側面フィルム除 去 果 粒 ・25〜30℃ 肥大期 時期の目安 管理の要点 夜 温 昼 温 生育期 2 表1 無加温ハウスの温度管理の目安 30 25 3 1 3.5 3 2 1 10 2回目処理不要 着色不良 有核果混入 満開期1回 処理適期 果粒肥大不足 1 25 1 2 満開3日後 満 開 2 20 20 1 2 10 4 14 3 ( 岡山県果樹栽培指針 ) 2 5 40 時期の目安 管理の要点 夜 温 昼 温 生育期 5 20 25 表3 普通加温(1月中旬〜2月中旬加温)温度管理の目安 .加温栽 培 ⑴温度管理( 表 ・ ) ℃以上 の 高 温 下 で は 、 葉 が 機 能 低 下( 元 葉 の 老 化 が 早 く な る ) し品質不良 に な り や す い た め 、 早 期からの換 気 に よ り 高 温 を 避 け ま しょう。果 粒 軟 化 後 か ら 週 間 く らいの温度 が 低 い と 酸 抜 け が 悪 い ため、夜温 は ~ ℃ で 管 理 し 収 穫期まで加 温 を 行 い 、 果 粒 肥 大 と 酸抜けを促 進 し ま す 。 ⑵果房管理 ~ 着 果 制 限 軟化期に な る と 果 粒 内 で 糖 の 蓄 3 6 ( 岡山県果樹栽培指針 ) 17 5 成熟期 ・30℃以下 ・18〜20℃ ・収穫後、土壌を 乾燥させない。 収 穫 Agri Report 80 60 ・土壌乾燥を防ぐ。 収 穫 成熟期 ・30℃以下 ・18℃ 3 20 1 野菜 75 2 18 1 技術 70 5 5 果 粒 ・25〜28℃ ・17〜18℃ ・土壌水分の変動 果粒軟化 軟化期 を少なくする。 軟化後 ・20℃ ・着色後は夜温を 3週目 やや上げて成熟 35〜40日 を促進する。 16 時期の目安 管理の要点 夜 温 昼 温 生育期 2 4 営農 2 3 4 表2 早期加温(12〜1月上旬加温)の温度管理の目安 3 30 果 粒 ・25〜28℃ ・18〜20℃ ・換気に努める。 満 開 肥大期 ・かん水は十分に 行う。 40〜45日 果 粒 ・30℃以下 ・16〜17℃ ・この時期は土壌 軟化期 水分の変動を少 果粒軟化 なくする。 軟化後 ・18〜20℃ ・こ の 時 期 が6月 3週目 となる作型では 加温を終了する。35〜40日 5 営農情報 Agri Report