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(株)構造システム

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(株)構造システム
BUS-3 Ver1.5/Ver1.0 変更点の説明(2004 年 10 月 04 日)
(株)建築ピボット
製品&サポート部門
[email protected]
製品の更新によりつぎの機能が変更になりました。
変更点の説明の履歴は最終ページをご覧ください。
1.入力データ形式について
BUS-基礎計算 Ver2、DOC-RC/SRC 機能追加の対応のため、BUS-3 製品群で使用する入力データ形式
を追加いたしました。
新しい形式はつぎのとおりです。
ファイル形式
ファイル名拡張子
説明
*.BBI
BBI 形式
BUS-基礎構造、DOC-RC/SRC の追加入力コード*1
を含む BUS-3 Ver1 の対話入力形式データ
*.BBE
BBE 形式
BUS-基礎構造、DOC-RC/SRC の追加入力コード*1
を含む BUS-3 Ver1 のテキスト入力形式データ
DOC-RC/SRC では評価申請に伴い DOC-RC/SRC Ver3.2、3 次耐震診断 OP 用に追加・変更された入
力コードはつぎのとおりです。
(3 次耐震診断 OP での追加・変更機能のご利用は後日対応となります。
)
No
入力コード
追加・変更の区分
1
増設ブレース(DB5)
変更
2
増設壁・増設ブレース耐力の直接入力(DB6)
追加
3
柱 F 値の直接入力(DCF)
変更
4
壁・増設壁 F 値の直接入力(DWF)
変更
5
ブレース F 値の直接入力(DBF)
追加
6
はり F 値の直接入力(DGF)
追加(3 次耐震診断 OP 用)
*1.DOC-RC/SRC プログラムの追加された入力コードの詳細につきましては、DOC 追加資料に関連
する PDF ファイルをダウンロードして参照してください。
*2.従来の BAI、BAE 形式データの読込み、保存も可能です。ただし、BBI、BBE 形式のみでサポ
ートされる入力コードは保存されません。
1
2.マニュアル追加訂正
機能追加、仕様変更などによる追記があります。
(1)BUS-3 Series テキスト入力編
No
追記
1
BLMH コードを削除しました。
代替コードは、新設の BLC(ダミー階の区分)となります。
2
新設 BLC コード
BLC(40)/1:ダミー階の区分
順序
項目
説明
省略時の
値
1R
層名称 ダミー階の指定がある場合、層間変形角、剛性率、偏心率、2 1)参照
次設計でのDs値、保有水平耐力の判定の計算時に階の区分を
行うために入力します。同じ層名称を振った階は上記の計算で
ひとつの階として扱います。
ひとつの階の区分のなかに複数のダミー階が含まれていても構
いませんが、ダミー階ではない階の入力はひとつだけとしてく
ださい。
層名称は、ダミー階ではない階の直上の層名称としてください。
剛性率、偏心率、Ds値はダミー階ではない階の数値を用いま
す。
層間変形角はひとつとして扱い階の変位と階高より求めます。
ダミー階がある場合は入力が必要で、最下階から計算に用いる
階名称を全階数分入力し、一部の階のみ省略することはできま
せん。
1)入力例
層名称:3F (RC 造) ←結果を利用する階
4階
層名称:M2F(ダミー階)
3階
層名称:2F (RC 造) ←結果を利用する階
2階
層名称:M1F(ダミー階)
1階
層名称:1F (RC 造) ←最下層
BLC/2F,2F,3F,3F
この入力により、1階と2階、3階と4階をそれぞれ1つの階として計算し出力します。
出力に用いる階名称はダミー階ではない階の直下の層名を用い、それぞれM1F、M2F
となります。剛性率、偏心率などはダミーではない階の値を(それぞれ2階、4階の値)
用います。
2)ダミー階の構造種別は、1 つとして扱う階の中のダミーではない階の構造種別に従います。
3)ダミー階に属する部材も断面算定を行います。
3
壁配置(PCW1、PCW2)
PCW1 順序 5、PCW2 順序4の説明はつぎのように変更いたしました。
SCW1、SBW レコードで入力した壁形状、ブレース形状名称を入力します。
4
壁配置(PCW1、PCW2)
PCW1、PCW2 へ注記2)を追加いたしました。
2)SBW レコードで入力したブレース形状名称は、SW1 レコードの「壁の入力=2」とした場
合の配置は PW1、PW2 レコードに替えて本レコードで行ってください。
2
No
追記
特殊はり荷重番号(1)、
(AG1)
、特殊はり荷重番号(2)(AG2)
5
順序 2、荷重ケースをつぎのように追加・変更しました。
1=鉛直
2=雪
3=X 方向地震
4=Y 方向地震
5=X 方向風
6=Y 方向風
11=鉛直(基礎)
12=雪(基礎)
13=X 方向地震(基礎)
14=Y 方向地震(基礎)
15=X 方向風(基礎)
16=Y 方向風(基礎)
6
入力を 11∼16 としたときは、
・FC2 レコードの第 21 項目が「1」の場合は「建物一体」の応力計算解析モデルの荷重
・FC2 レコードの第 21 項目が「2」の場合は「基礎ばり」のみの応力計算解析モデルの荷重
となります。
特殊節点荷重(AJ)
順序5、荷重ケースをつぎのように追加・変更しました。
1=鉛直
2=雪
3=X 方向地震
4=Y 方向地震
5=X 方向風
6=Y 方向風
11=鉛直(基礎)
12=雪(基礎)
13=X 方向地震(基礎)
14=Y 方向地震(基礎)
15=X 方向風(基礎)
16=Y 方向風(基礎)
7
BUS-基礎構造から転送されるデータは(基礎)付きの荷重ケースとなります。
入力を 11∼16 としたときは、
・FC2 レコードの第 21 項目が「1」の場合は「建物一体」の応力計算解析モデルの荷重
・FC2 レコードの第 21 項目が「2」の場合は「基礎ばり」のみの応力計算解析モデルの荷重
となります。
壁置換・応力計算方法等(FC2)
順序22を追加しました。
順序:22
項目:
剛床を解除した節点に接続する鉛直部材の重心・剛心計算への考慮
説明:
独立水平変位を指定した節点(FCD)、多剛床を指定した節点(FRS)に接続する鉛直部材のうち
上階の鉛直部材について、重心・剛心計算への考慮を指定します。
1=考慮する
2=考慮しない
独立水平変位や、剛床を指定したときに上階の鉛直部材を考慮する場合は、
「1」としてくだ
さい。
省略時の値:
2
3
No
8
断面計算条件(MC1)
順序25の省略時の値を変更しました。
追記
省略時の値:3=自動計算(ルート2−3の場合に計算します)
省略した場合は、柱はり接合部をセンター技術基準の計算法で行います
9
保有水平耐力計算条件(UCO)
順序15の省略時の値を変更しました。
省略時の値:2=行う
省略した場合は、柱はり接合部のせん断耐力の検討が行われます。
10
構造階高(BLH)
順序2の省略時の値を変更しました。
省略時の値:3=はり成の平均を自動計算し GSL レコードのデータを考慮して設定
※従来の省略時の値(1=意匠階高)とは重量拾いが若干異なる場合があります。
計算結果にご注意ください。
4
(2)BUS-3 Series 対話入力編
No
追記
1
新設 ダミー階の区分(参照コード:BLC)
2
3
テキスト入力の BLC コードを参照ください。
データの入力を無効とするときは「設定を無効とする」にチェックを入れてください。
特殊はり荷重(パラメータ)
(AG1)
、P180、特殊はり荷重(直接入力)
(AG2)
番号②、荷重ケースをつぎのように追加・変更しました。
「鉛直」
「雪」
「X 方向地震」
「Y 方向地震」
「X 方向風」
「Y 方向風」
「鉛直(基礎) 」
「雪(基礎) 」
「X 方向地震(基礎) 」
「Y 方向地震(基礎) 」
「X 方向風(基礎) 」
「Y 方向風(基礎) 」
入力を「鉛直(基礎) 」から「Y 方向風(基礎) 」としたときは、
・[応力計算条件-応力計算方法]の⑪が「建物一体」の場合は、建物一体の応力解析モデルの特
殊荷重
・[応力計算条件-応力計算方法]の⑪が「基礎ばり」の場合は、基礎ばりのみの応力解析モデル
の特殊荷重
となります。
特殊節点荷重(AJ)
番号⑤、荷重ケースをつぎのように追加・変更しました。
「鉛直」
「雪」
「X 方向地震」
「Y 方向地震」
「X 方向風」
「Y 方向風」
「鉛直(基礎) 」
「雪(基礎) 」
「X 方向地震(基礎) 」
「Y 方向地震(基礎) 」
「X 方向風(基礎) 」
「Y 方向風(基礎) 」
BUS-基礎構造から転送されるデータは(基礎)付きの荷重ケースとなります。
入力を「鉛直(基礎) 」から「Y 方向風(基礎) 」としたときは、
・[応力計算条件-応力計算方法]の⑪が「建物一体」の場合は、建物一体の応力解析モデルの特
殊荷重
・[応力計算条件-応力計算方法]の⑪が「基礎ばり」の場合は、基礎ばりのみの応力解析モデル
の特殊荷重
となります。
5
No
4
応力計算条件(FC2)
番号⑫を追加
追記
番号:⑫
入力項目:
剛床を解除した節点に接続する鉛直部材の重心・剛心計算への考慮
説明:
独立水平変位を指定した節点(FCD)、多剛床を指定した節点(FRS)に接続する鉛直部材のうち
上階の鉛直部材について、重心・剛心計算への考慮を指定します。
独立水平変位や、剛床を指定したときに上階の鉛直部材を考慮する場合は、チェックを外し
ます。
省略時の値:
考慮しない
5
ダミー柱の指定(FMC)
番号①の説明を変更しました。
「指定」
「指定解除」
のいずれか
6
No
追記
6
断面計算条件−共通条件(MC1)
番号⑧の省略時の値を変更しました。
省略時の値:
「自動計算(ルート2−3の場合のみ計算します)
」
7
保有水平耐力計算条件(UCO)
番号⑭の省略時の値を変更しました。
省略時の値:
「検討する」
8
新規作成−構造種別、階高、層名称(BLD、BLM、BLZ、BLH、BNZ)
番号⑤の省略時の値を変更しました。
省略時の値:
「はり成の平均を自動計算し、標準レベルのデータを考慮して設定」
※従来の省略時の値「意匠階高」とは重量拾いが若干異なる場合があります。
計算結果にご注意ください。
9
データ変換制御(SW1)
番号⑩の省略時の値を変更しました。
省略時の値:
「はり成の平均を自動計算し、標準レベルのデータを考慮して設定」
※従来の省略時の値「意匠階高」とは重量拾いが若干異なる場合があります。
計算結果にご注意ください。
10
床部材の配置(PS1、PS2)
[操作]説明の「5」を追加します。
5.耐圧版として配置を行う場合は、伏図入力ウィンドウの[切替]ボタンをクリックしてくだ
さい。伏図入力ウィンドウ画面左上の層の表示がつぎのようになります。
[XXX]層(耐圧版入力:片持部材は表示されません)
この入力モードで配置された床部材は耐圧版として扱われ、通常の床配置は表示されません。
耐圧版として配置された床形状名称は、MS[XXX]と表示されます。
再度[切替]ボタンをクリックすると通常の表示に戻ります。
[XXX]層
通常の表示では、耐圧版として配置された床配置の S[XXX]は表示されません。
床構造の配置(PS1、PS2)
[操作]説明の「5」を追加します。
5.耐圧版として配置を行う場合は、伏図入力ウィンドウの[切替]ボタンをクリックしてくだ
さい。伏図入力ウィンドウ画面左上の層の表示がつぎのようになります。
[XXX]層(耐圧版入力:片持部材は表示されません)
この入力モードで配置された床構造は耐圧版として扱われ、通常の床構造配置は表示されませ
ん。耐圧版として配置された床構造名称は、MS[XXX]と表示されます。
再度[切替]ボタンをクリックすると通常の表示に戻ります。
[XXX]層
通常の表示では、耐圧版として配置された床構造配置の S[XXX]は表示されません。
11
(3)BUS-3 Ver1 概要編
No
追記
1
根巻柱脚 断面計算結果出力の記号凡例(追加)
rQd :短期 RC 設計用せん断力(長期で決定している場合には長期の数値)
rQal:RC 長期許容せん断力
rQas:RC 短期許容せん断力
sQd :短期 S 設計用せん断力(長期で決定している場合には長期の数値)
sQal:S ベースプレート長期許容せん断力
sQas:S ベースプレート短期許容せん断力
7
3.マニュアル誤記訂正・仕様変更(追加分)
製品出荷以降の誤記訂正・仕様変更内容です。お手数ですがマニュアルへの転記をお願いいたします。
(1)BUS-3 Series テキスト入力編
No
誤
正
1
P183、MR1 コードの順序 9、10 の省略時の値 P183、MR1 コードの順序 9、10 の省略時の値
1)参照
2
3
4)参照
P183、MR1 コードの注釈追加
4) 2段筋間隔の入力がない場合は、2.5d と
(25mm+d)の大きい方とします。ここ
に、d は太い方の鉄筋径とします。
P184、MR2 コードの順序 9、10 の省略時の値 P184、MR2 コードの順序 9、10 の省略時の値
1)参照
4)参照
P184、MR2 コードの注釈追加
4) 2段筋間隔の入力がない場合は、2.5d と
(25mm+d)の大きい方とします。ここ
に、d は太い方の鉄筋径とします。
P24、SW1 コードの順序2の省略時の値
仕様変更しました。
なし
※DB4.2.1.0 以降では、必ず単位系の入力指定
を行ってください。
P17、入力レコードについて
FMG コードの数字コード 134
FMC コードの数字コード 135
P93、壁配置(PCW1、PCW2)の説明を変更
4
5
P24、SW1 コードの順序2の省略時の値
3
6
7
8
P17、入力レコードについて
FMG コードの数字コード 132
FMC コードの数字コード 133
P93、壁配置(PCW1、PCW2)の説明
SCW1 レコードで入力した壁形状、ブレース SCW1、SBW レコードで入力した壁形状、ブ
形状名称を入力します。
レース形状名称を入力します。
P93、壁配置(PCW1、PCW2)
PCW1、PCW2 へ注記2)を追加
2)SBW レコードで入力したブレース形状名称
は、SW1 レコードの「壁の入力=2」とした
場合の配置は PW1、PW2 レコードに替えて本
レコードで行ってください。
(2)BUS-3 Series 対話入力編
No
誤
1
P263、はり鉄筋かぶり(RC、SRC)
番号⑩、⑪の省略時の値
1)参照
正
P263、はり鉄筋かぶり(RC、SRC)
番号⑩、⑪の省略時の値
4)参照
2
P264
はり鉄筋かぶり(RC、SRC)の注釈追加
4)2段筋間隔を0とした場合は、2.5d と(25mm
+d)の大きい方とします。ここに、d は太い方
の鉄筋径とします。
8
No
誤
3
P265、柱鉄筋かぶり(RC、SRC)
番号⑩、⑪の省略時の値
2)参照
正
P265、柱鉄筋かぶり(RC、SRC)
番号⑩、⑪の省略時の値
4)参照
4
P169、床、床構造の任意配置
P265
柱鉄筋かぶり(RC、SRC)の注釈追加
4) 2段筋間隔を0とした場合は、2.5d と(25mm
+d)の大きい方とします。ここに、d は太い方
の鉄筋径とします。
P157、壁・ブレースの配置
壁形状2の配置でもブレース名称は配置でき
るようになりました。
P169、床、床構造の任意配置
1)配置する床の…レコードで配置します。
[床部材の配置]
、
[床構造の配置]
、
[床構造
の傾斜]
、
[床構造の勾配]と組み合わせて入力
できます。
1)配置する床の…レコードで配置します。任
意軸が含まれない場合の床、床構造配置は[床
部材の配置]
、
[床構造の配置]により行ってく
ださい。
5
6
(3)BUS-3 概要編
誤
No
P143、下から 9 行目
1
正
P143、下から 9 行目
Fj=0.8σB0.7(N/㎜ 2)
Fj=1.6σB0.7(N/㎜ 2)
(4)BUS-基礎構造 マニュアル
No
誤
1
P345、KPB2 コードの順序17の説明
正
P345、KPB2 コードの順序17の説明
0=考慮しない
1=考慮する
P346、KPB2 コードの順序20の説明
1=考慮しない
2=考慮する
P346、KPB2 コードの順序20の説明
1=考慮する
2=考慮しない
1=考慮しない
2=考慮する
2
9
4.DB4.1.X.X の変更点
DB4.2.X.X へ移行する前の変更点です。
以前 BUS-3 ダウンロードページにて公開していたものです。
4−1.連続計算
データベース番号 4.1.0.3 以降では、
[計算]メニュー[連続計算]ダイアログから「一貫構造計算の
実行」を削除しました。
一貫構造計算の指定は BUS-3 の計算処理では特別な扱いとなりますので、連続計算とは切り離すこ
とといたしました。
ここでの連続計算は、1次設計と2次設計の連続計算とは別の意味で、単に指定された計算を続けて
行うための設定です。
一貫構造計算を実行するには、つぎの手順でお願いいたします。
①計算コントロールの設定
一貫構造計算は1次設計から2次設計まで行うことができます。計算範囲をどこまで行うかは計算コ
ントロール(メニュー操作:
[データ入力]→[共通条件データ]→[計算コントロール]
)により指定
します。
計算コントロールダイアログで一貫構造計算する計算項目を「1次設計計算の実行」
、
「2次設計計算
の実行」で指定します。保有水平耐力計算まで実行するときは、両項目とも指定が必要です。指定され
た項目のチェックボックスにはチェックマークがつきます。
(下図の場合は、
「1次設計計算の実行」
、
「2次設計計算の実行」の両項目が指定された状態です。
)
他の計算項目を指定しても一貫構造計算では実施されません。
②一貫構造計算の実行
計算メニューの[一貫構造計算]を選択して一貫構造計算を実行します。
③計算終了
一貫構造計算が終了すると、通常の計算結果画面と出力その1が表示されます。
4−2.既製品露出柱脚の追加
日鐵建材工業(株)製品である日鉄 E ベースE形*1が利用できるようになりました。
対話入力では、ベースプレート形状入力ダイアログの[データベース参照]ボタンより参照できます。
テキスト入力で使用する場合は、次ページ「4.BUS-3 マニュアル誤記、追加訂正 4−2.追加訂
正」をご覧ください。
*1.現在、関東地区及び関東周辺地区で販売中
10
4−3.BUS-3 マニュアル誤記、追加訂正
4−3−1.誤記訂正
マニュアルの誤記訂正があります。お手数ですがマニュアルへの転記をお願いいたします。
(1)対話入力編
No
誤
1
P321、荷重条件[説明]の入力項目
③固定荷重
(kN/m2)<t/ m2>
正
P321、荷重条件[説明]の入力項目
③固定荷重
(N/m2)<kg/ m2>
(2) テキスト入力編
No
誤
1
P249、SR4 コードの順序3の項目
固定荷重
(kN/m2)<t/ m2>
正
P249、SR4 コードの順序3の項目
固定荷重
(N/m2)<kg/ m2>
(3)操作編
No
誤
1
P134、2.連続計算ダイアログが表示される
連続計算ダイアログの連続計算対象の並び
一貫構造計算の実行
1次設計計算の実行
2次設計計算の実行
3次耐震診断計算の実行
1,2次耐震診断計算の実行(DOC-RC/SRC)
限界耐力計算の実行(オプション)
基礎構造計算の実行(オプション)
正
P134、2.連続計算ダイアログが表示される
連続計算ダイアログの連続計算対象の並び
一貫構造計算の実行
1次設計計算の実行
2次設計計算の実行
3次耐震診断計算の実行
1,2次耐震診断計算の実行(DOC-RC/SRC)
限界耐力計算の実行(オプション)
基礎構造計算の実行(オプション)
補足
一貫構造計算はつぎ手順で行なってください。
[データ入力]→[共通条件データ]→[計算
コントロール]をメニューより選択、
「計算コ
ントロール」ダイアログで1次設計、2次設計
の実行指定を設定してください。
計算の実行は、
[計算]→[一貫構造計算]を
メニューより選択します。
11
4−3−2.追加訂正
機能追加などによる追記があります。
(1)テキスト入力編
No
追記
1
P208、MS8 コードの順序2、ベースプレート製品名の説明を追加
E−xxxx:日鐵建材工業(株)
日鉄EベースE形
例)E−EB3516−14
カタログ上の製品記号に角形鋼管の板厚を「−」を付けて加えます。
例の場合、EB3516製品で角形鋼管の板厚が14mmのものとなります。
4−3−3.BUS−3マニュアル入力データの補足説明
(1)軸名称、部材名称、はり・柱符号名称
つぎの半角文字は、軸名称、部材名称、はり・柱符号名称入力データとしてご利用できません。
「@」
、
「#」
、
「,
」
、
「」
、
「/」
、
「¥」
、
「_(半角スペース)
」
12
5.計算結果画面、仕様変更点の説明
計算結果画面ウィンドウにツールバーを追加いたしました。
①∼⑥のツールバーボタンが利用できます。
①
②
③
④
⑤
⑥
計算結果画面ウィンドウ
①印刷ページの表示
印刷ページを常時表示できるように変更しました。ステータスバー上の計算結果印刷用ページ表示と
異なり、常時該当ページ番号が表示されます。
(ステータスバーへの印刷ページ表示も残してありま
す。
)
②ページアップ/ダウンボタン
1ページ単位のページアップ、ダウンを行います。
③検索BOX
検索文字列の入力、選択ができます。検索 BOX で文字列を入力または選択後、④の検索ボタンをク
リックして検索実行できます。従来の検索ダイアログも残してあります。
④検索ボタン
上方、下方検索、再検索に利用できます。
テキストビューワツールバーのボタンと同じ機能です。
後述の強調表示と組み合わせて使用すると検索された文字列を反転表示により強調表示となります。
⑤ページジャンプボタン
クリックするとジャンプ先ページを指定するジャンプダイアログが表示されます。
ページ番号を入力して[ジャンプ]ボタンをクリックすると指定ページにジャンプします。
ジャンプダイアログ
⑥強調表示ボタン
検索後の検索文字列を反転表示により強調表示できます。
(計算結果画面ウィンドウの枠内参照)
検索前に強調表示ボタンを選択状態(押された状態)に設定して④検索ボタンをクリックすると検索
された文字列が反転表示となります。
再度強調表示ボタンをクリックして押された状態を解除すると反転表示が解除されます。
強調表示で再検索するには、強調表示ボタンを選択状態としてください。
13
6.鋼材データベースの変更点
■BUS-3 DB4.2.0.4 以降でつぎの追加・訂正があります。
(1)鋼材データベース
追加:JFEスチール社製品データベース
H形鋼、角形鋼管を追加しました。
訂正:日本鋼管社製品データベース
H形鋼、角形鋼管データベースの社名を、旧日本鋼管(株)としました。
互換性確保のため、データベースとして残してあります。
(2)露出柱脚データベース
追加:コトブキ技研工業製品データベース
ジャストベースL型を追加しました。
■BUS-3 DB4.3.0.3-2 以降でつぎの変更があります。
(1)露出柱脚データベース
変更:日立機材(株)製品データベース
ハイベース・エコ工法(EJタイプ)に対応しました。
これに伴い、ハイベース製品のデータベース構成も一部変更になっています。
7.BUS-基礎構造追加機能について
(1)BUS-基礎構造の入力コードへ機能を追加いたしました。
No
入力コード
追加・変更の区分
1
基礎計算共通条件(KM1)
追加
2
ボーリング柱状図(KMP)
追加
3
N 値入力(KMN)
変更
4
杭許容支持力計算(KPB2)
変更
*.各入力コードの詳細につきましては、BUS-基礎構造に関する PDF ファイルをダウンロードして参
照してください。
(2)認定工法の追加
(株)トラバース社の認定工法を追加いたしました。
(DB4.3.0.3 より対応)
14
8.表示オプション、仕様変更点の説明
表示オプションに「伏図の初期表示モード」を追加しました。
「DS-ST1 表示モードとする」にチェックがあるときは、BUS データファイルを開いたときの伏図表示
を DS-ST1 ボタンが押された状態で表示します。出荷時は未設定です。
9.出力オプション、仕様変更点の説明
出力オプションに 1 ページ内の出力桁数設定を追加しました。
A4、B4 タイプそれぞれの出力桁数を設定できます。
収まりのチェックは印刷プレビューで確認してください。
15
10.スパン長、階高の内訳表示
10-1.伏図、フレーム図入力ウィンドウ
伏図、フレーム図を表示する入力画面にスパン長、階高の内訳を表示するようにいたしました。
データ変換制御(SW1、BLH コード)
、構造階高(BLH コード)の指定によりつぎのように表示さ
れます。
スパン長の表示
No.
データ変換制御の構造スパン長の入力(SW1)
①
意匠スパン長と同じ
②
意匠スパン長、通り心と構造心間距離より自動計算
③
意匠スパン長、通り心と構造心間距離の自動計算値より計算
④
構造スパンの直接入力
スパン長の表示
意匠スパン長
構造スパン長
意匠スパン長
構造スパン長
構造階高の表示
No.
構造階高の計算法(BLH)
①
意匠階高
②
標準はりせいと標準レベルから自動計算
③
はりせいの平均を自動計算し、標準レベルのデータを考慮して設定
④
構造階高の直接入力
構造階高の表示
意匠階高
意匠階高
意匠階高
構造階高
表示は上記のスパン長の表示と構造階高の表示を組み合わせてつぎのように表示されます。
例)
■表示寸法は、意匠スパン長、構造階高です。
注)
1.構造スパン長の入力=③、構造階高の計算法=②、③の場合は、計算実行時に構造スパン長、階高
が決定されますのでつぎの文章も表示されます。
「
(解析時寸法は計算結果を参照)
」
2.内訳が表示されないときは、
「データ変換制御」ダイアログを一度開き、
[OK]ボタンをクリック
して終了してください。
10-2.応力図ウィンドウ
応力図のスパン長、階高寸法は計算結果から取得したもので表示します。
表示内容はつぎのとおりです。
■表示寸法は、解析時の構造スパン長、構造階高です。
16
11.雑壁の強調表示機能
伏図入力ウィンドウに表示される雑壁配置の描画を、雑壁入力ダイアログの一覧表示内の反転部、ま
たは雑壁の表入力データのカーソル位置にある雑壁データとリンクして強調して表示するように仕様変
更いたしました。
この機能により、該当データの雑壁配置位置の確認がより容易となります。
雑壁入力ダイアログの一覧表内の反転表示データが伏図上で強調表示されます
↓
17
12.はり・柱符号名称の画面表示
BUS-3 では、
「データ変換制御」データの設定により、はり・柱符号名称だけで、はり・柱部材配置
が可能です。その場合には、
「画面の表示設定」ダイアログにおける、はり・柱符号名称の表示・非表示
設定は、出荷当初より、はり・柱部材形状の表示設定と同じ扱いとしていました。
しかし、はり・柱符号の表示・非表示を変更しても画面上の符号名称の表示とは異なる動作となり誤
解を招く場合もありました。
はり・柱符号だけで部材配置した場合の表示設定を利用者が選択できるように仕様変更いたしました。
(1)仕様変更内容
「画面の表示設定」ダイアログに「はり・柱符号表示設定」を追加しました。
(2)はり・柱符号表示設定について
①「扱う」をチェックした場合
伏図、フレーム図作業ウィンドウの、はり・柱符号名称の表示・非表示設定は、
「部材形状番号の
表示」の、はり・柱部材形状の表示設定で行われます。
②「扱う」のチェックを外した場合(出荷時設定)
伏図、フレーム図作業ウィンドウの、はり・柱符号名称の表示・非表示は、
「断面計算条件の表示」
の、はり・柱符号の表示設定で行われます。
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13.応力図、変位図の表示条件保存機能
一次設計および保有水平耐力計算の計算結果を表示する「応力図」
、
「変位図」の表示条件を保存する
機能を追加いたしました。
応力図の表示条件
変位図の表示条件
[設定の保存]
現在の表示条件を保存します。
[初期値に戻す]
現在の表示条件を出荷時の設定に戻します。
その状態を保存するには[設定の保存]ボタンをクリックしてください。
19
14.メニュー名称の変更
BUS-3 Ver1.5 製品出荷開始に伴い、BUS-3 Ver1.0 のメニューも一部変更になりました。
1)スタンドアロン版
①WindowsXP の場合
[スタート]→[すべてのプログラム]→[BUS-3 Series]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
②Windows98/Me/2000
[スタート]→[プログラム]→[BUS-3 Series]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
2)ネットワーク版(Network よりインストールしたもの)
①WindowsXP の場合
[スタート]→[すべてのプログラム]→
[BUS-3 Series Network (Client)]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
②Windows98/Me/2000
[スタート]→[プログラム]→
[BUS-3 Series Network (Client)]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
3)ネットワーク版(Local よりインストールしたもの)
①WindowsXP の場合
[スタート]→[すべてのプログラム]→
[BUS-3 Series Network]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
②Windows98/Me/2000
[スタート]→[プログラム]→
[BUS-3 Series Network]→[BUS-3 Series Ver1.5/Ver1.0]
15.FAP-3 データ作成の機能変更
BUS-3 Ver1.5/Ver1.0 DB4.3.0.0-2 より FAP-3 Ver2*1、Ver3*1 で利用可能な FAP-3 データ(W4E 形
式)のデータ作成が行えるようになりました。
FAP-3 W4E 形式データによる転送により、最大節点数(2000 節点)
、部材形状データの縮約など従
来の制限もありませんので、入力された部材形状データを正確に転送できます。
さらに、BUS-3 Ver1.5 では以下のモデル化も FAP-3 データとして転送できます。
①耐力壁を壁エレメント置換
②RC 造床の剛性をブレース置換
③S造床面ブレース配置
[操作手順]
1.[ファイル]→[FAP-3 データ作成]を選択します。
2.
「FAP-3 データ作成」ダイアログが開きます。
「ファイル名」へ転送するデータのファイル名を入力します。初期表示は現在利用している BUS-3
データのファイル名となっています。
「ファイルの種類」より「FAP-3 Ver.2 テキストファイル(*.W4E)
」を選択します。初期表示は W4E 形式
です。
3.よろしければ[保存]ボタンをクリックしてください。
4.
「FAP-3 データ転送」ダイアログが開きます。
[OK]ボタンをクリックすると「FAP-3 テキストデータ パス/ファイル名」に表示されるデータとし
て作成が行われます。
FAP-3 W4E 形式データでは、部材形状データの制限がありませんので、[データ圧縮条件]の設定は
不要です。
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上記手順により作成される FAP-3 W4E 形式データを開くには、つぎの FAP-3 を利用してください。
・FAP-3 Ver3*1 Ver3.0.0.9 以降
・FAP-3 Ver2*1 Ver2.1.2.7 以降
つぎの点にご注意ください。
FAP-3(MS-DOS 版)
、FAP-3 Ver1*1 では W4E 形式データを開くことはできません。別途 FAP-3 製
品のバージョンアップが必要となります。
FAP-3 製品のバージョン番号の確認方法は、つぎのメニュー操作を行ってください。
[ヘルプ]→[バージョン情報]
もし、お手元のFAP-3 Ver2*1、Ver3*1 製品が上記バージョンより古い場合は、弊社ホームページ
(http://www.pivot.co.jp/)より最新版をダウンロードしてご利用ください。
*1.Windows 版を対象とします。
16.ヘルプメニューの項目追加
[ヘルプ]メニューにつぎのメニュー項目が追加されました。
利用するにはインタネット接続環境、InternetExpore などの WEB ブラウザが必要です。
No.
メニュー項目
内容
1 Web サポートデータベース
BUS シリーズなどのサポートに関するデータベースです。
2 BUS 最新版のダウンロード
最新版のダウンロードページを表示します。
3 建築ピボットホームページ
建築ピボットのホームページ(http://www.pivot.co.jp/)を表示
します。
4 構造システムホームページ
構造システムのホームページ(http://www.kozo.co.jp/)を表示
します。
21
17.
「変更点の説明」の履歴
日 付
内 容
2004-10-04 P14
6.鋼材データベースの変更点
(1)露出柱脚データベース
日立機材(株)ハイベース製品のデータベースを変更しました。
2004-09-21 P5
(2)BUS-3 Series 対話入力編、No.1
追記欄、ダミー階の区分(参照コード:BLC)のダイアログ意匠と補足説明を追加しま
した。
P14
「7.BUS-基礎構造追加機能について」
(株)トラバース社の認定工法を追加しました。
2004-08-05 P4
「2.マニュアル追加訂正」
「(1)BUS-3 Series テキスト入力編」No.8 の記載を訂
正しました。順序16→順序25
P7
対話入力編マニュアルの床部材、床構造の配置へ耐圧版入力方法の説明を追記しまし
た。
P8∼9
(2)BUS-3 Series 対話入力編
はり鉄筋かぶり(MR1)
、柱鉄筋かぶり(MR2)の入力値の扱いを変更しました。
P12
「4−3−2.追加訂正」
「(1)テキスト入力編」の記載内容(日鉄 E ベース型番の
誤り)を訂正しました。
2004-07-01 P19∼P20 に以下の説明を追加しました。
14.メニュー名称の変更
15.FAP-3 データ作成機能変更
16.ヘルプメニューの項目追加
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DB4.2.X.X までの変更点の説明履歴
日 付
内 容
2004-06-23 P4、P7、構造階高計算方法の省略値を変更しました。
P19、FAP-3 データ作成の機能変更の説明を追加しました。
P19、ヘルプメニューの項目追加の説明を追加しました。
2004-05-17 P9、(3)BUS 概要編、誤記訂正を追加しました。
2004-04-19 P2∼、
「2.マニュアル追加訂正」と P11∼「4−3−2.追加訂正」を整理統合しま
した。また、つぎの項目には新しく追記があります。
(1)BUS-3 Series テキスト入力編
(2)BUS-3 Series 対話入力編
2004-03-22 つぎの項目を追加。
P1∼、
「2.マニュアル追加訂正」
(1)BUS-3 Series テキスト入力編
(2)BUS-3 Series 対話入力編
P16、
「13.応力図、変位図の表示条件保存機能」
2004-02-23 つぎの項目を追加。
P8、
「4-3-3.BUS-3 マニュアル入力データの補足説明」
P13、
「11.雑壁の強調表示機能」
P14、
「12.はり・柱符号名称の画面表示」
2003-12-15 P3、
「3.マニュアル誤記訂正・仕様変更(追加分)
」
、
(2)BUS-3 Series 対話入力編
に No.4 を追加。
P7、
「4−3−2.追加訂正」
(1)テキスト入力編に No.4 を追加。
P8、
「4−3−2.追加訂正」
(2)対話入力編に No.3 を追加。
P10、
「10.スパン長、階高の内訳表示」
、
「10−1.伏図、フレーム図入力ウィン
ドウ」例に注)2を追加。
2003-11-10 データ変換制御(SW1)の「壁の入力」指定で「壁形状2で入力」とした場合に、ブ
レース形状名称(SBW)の配置ができるように変更しました。
2003-10-20 P3、
「3.マニュアル誤記訂正・仕様変更(追加分)
」
入力コードの数字コード訂正
P10、
「10.スパン長、階高の内訳表示」を追加
2003-09-25 P3、
「3.マニュアル誤記訂正・仕様変更(追加分)
」
テキスト入力形式、SW1 コードの省略値変更。
2003-08-12 表示オプションに伏図の表示モードを追加。
出力オプションに出力桁数の指定を追加。
2003-07-22 1.入力データ形式について
参照する PDF 形式のダウンロードファイル名だけを変更
7.BUS-基礎構造追加機能について
参照する PDF 形式のダウンロードファイル名だけを変更
上記以外の変更ありません。
2003-06-16 7.BUS-基礎構造追加機能について
追加機能の説明を追記
2003-06-10 P3、
「3.マニュアル誤記訂正(追加分)
」
誤記訂正を追記
2003-05-15 DB4.1.X.X 版の変更点説明を復活
計算結果画面ウィンドウの機能追加説明、鋼材データベースの変更点を追加
2003-04-28 3.マニュアル誤記訂正(追加分)
、BUS-基礎構造マニュアルの誤記追加
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