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腹会陰式直腸切断の手術を受ける方の入院診療計画書
腹会陰式直腸切断の手術を受ける方の入院診療計画書 主治医 様 1/2 症状説明:あなたの病名は(直腸癌 ・ 肛門管癌)です。血便や便秘などの症状があります。 開腹(腹腔鏡)および会陰操作により直腸を切除し、人工肛門を作成する手術を行います。 入院~手術前 検査・治療・ ●血液検査 処置 ●胸部・腹部レントゲン撮影 ●心電図検査 ●肺機能検査 ●動脈からの採血 (血液中の酸素濃度を調べます。 上記の検査を行います。 ●麻酔科の診察があります。 (説明書を持参してください。) 薬剤 安静度 ●普段内服している薬 がありましたらお知 らせ下さい。 ●普段通りの生活がで きます。 手 術 前 日 ( / ●左手に点滴用の管をいれ ます。 担当看護師 入院日: 月 日 特記事頄 病棟責任者 病棟: 棟 階 退院基準:痛みをコントロールできる・食事を半分以上摂取できる・炎症がない ) 手術当日( / ) 手 術 当 日 ( 後 ) ●朝7時頃、浣腸を行います。 ●手術直後は15~30分毎に 検温しますが、その後は夜に ●リストバンドをつけます。 一時間後毎に行います。 ●酸素・心電図シール・ 血液中の酸素濃度を測る 機器を指につけます。 ●採血をします。 ●人工肛門造設の部位に ●ガーゼ交換を行います。 印をつけます。(その後 ●血液循環を良くする為、足 写真を撮ります) にフットポンプを着けます。 ●朝10時にコップ1杯の ●点滴を行います。 下剤をお飲み下さい。 ●必要時、内服薬があります。 ●痛みがある時は痛み止め、 熱がある時は解熱剤を使う ことがあります。 ●12時から点滴を始めま ●吐き気があれば看護師に す。 お知らせ下さい。 ●21時に下剤2錠お飲み ●手術中に背中から痛み止め ください。 の管が入ることがあります。 ●病棟内自由です。 ●ベッド上安静になります。 術 後 1 日 目 ( / ) ●体温・脈拍・血圧を1日3回 測ります。 ●酸素・心電図シールを はずします。 ●ガーゼ交換をします。 ●血液検査とレントゲン撮影が があります。 ●フットポンプを外します。 術後2日目( / ) 術後3日目( / ) ●体温・脈拍・血圧を ●体温・脈拍・血圧を 1日3回測ります。 1日1回測ります。 ●午前9時ごろより医 師看護師による回診 に回ります。きれい な傷ならガーゼを外 します。 ●回診時、傷の観察を します。 ●ドレーンを抜きます。 ●背中に入っている管 を回診時に抜きます。 ●歩行の許可がでます。 ※寝返りはできます。 リハビリ ●仰向けで深呼吸の練習 テーション をしてください。 ●リハビリテーション科外 来を受診して頂きます。 ●術後の身体機能低下が 予測される場合、術前よ り理学療法士によるリハ ビリを開始します。 ●目が覚めたら深呼吸を してください。 排泄 ●制限はありません。 ●制限はありません。 ●制限はありません。 清潔 ●入浴できます。 ●手術する部位の毛を剃り お臍の掃除をします。 その後、入浴・シャン プー・爪切りを済ませ てください。 食事・ 栄養管理 ●特別な栄養管理 ( 有 無 ) ●食事は、朝食から食べら れません。水分は,午前0 時から飲まないでくださ い。 ●油分の多いクリームをつ けたり、マニキュアや 化粧は止めてください。 ●時計、指輪等アクセサリ リー、入れ歯等外せるも のは外してください。 ●食べたり飲んだりするこ とはできません。 説明・指導・ <手術の必要物品> 教育 タオル1枚、前あきのパジャマ 2枚(和式の寝巻きでも可)、 腹帯3枚、紙オムツ1枚、 ゆるめの下着2枚、ビニール袋 1枚、洗面用具、 コップと曲がるストロー、入れ 歯入れ(必要時)ポストオペ1 枚、サニーナ1本、パウダー1 本、術後にビオレU1本がいりま す。 ティッシュペーパー1箱。 ※ひとつずつに名前を書いてく ださい。 ●病棟の案内をします。 ●手術室看護師の訪問があ ります。 ●手術前後の経過について ●薬剤師から薬の説明があ 説明します。 ります。 (主治医・看護師) ●喫煙されている方は禁煙 して下さい。 ●人工肛門について説明 します。(別紙あり) ※この用紙は入院時に必ずお持ちください。 ●眠れない時には、看護師 にお知らせ下さい。 ●手術室に入室する30分前 にうがいと排尿を済ませ て下さい。その後回復室 に入室し、手術着に着替 えます。 ※手術室に入室する時間 ( 時 分の予定) ※ご家族の方は、手術が始ま りましたら、A棟5階食堂で お待ち下さい ●手術中に尿の管が入ります ●看護師(及び理学療法士)によるリハビリテーションをおこないます。 ※ベッドを起こして坐る →背もたれなしで坐る 最初は座る練習から始め、徐々に歩いてください。最 →ベッド柵を持って立つ 初は看護師が付き添います。 →ベッドの周囲を歩く →部屋の中を歩く →病棟内を歩く ●尿の管を抜きます。 ●尿量を測定します。 ●回復室で体を拭き、寝巻き ●身体を拭き、寝巻き ●身体を拭き、寝巻き に着替えます。 を替えます。 を替えます。 (看護師が行います。) ●回診後より主治医の許可 が出れば、水分開始と なります。 ●術後安静を守り、頻回に観 察するため、手術後は24 時間を目安に回復室に入室 して頂きます。 ●転落、転倒等不測の事態を 避ける為ベット柵を取り付 けます。 ●痰は飲み込まずに出して ください。 ●管が入ってますので抜かな いようにしてください。 ●昼より三分粥が ●昼より五分粥が始まり 始まります。 ます。 ●ゆっくりと食事を しましょう。 ●栄養士より栄養指導が あります ●人工肛門の装具交換 を行います。 (交換方法等、装具について説明をしていきます。 分からない事がある時は聞いてください。) ※ご家族の方へ主治医から手術結果の説明があります。看護師がご案内いたします。 ※ご家族の方の面会は回復室にて行います。短時間、少人数でお願いします。 京都桂病院消化器センター2012.6.7 ver.5 腹会陰式直腸切断の手術を受ける方の入院診療計画書(2) 検査・治療 処置 術後4日( / ) ●体温・脈拍・血圧 を1日1回測りま す。 ●回診時、傷の観察 ドレーンを抜去します。 ●血液検査があります。 術後5日( / ) ●体温・脈拍・血圧 を1日1回測りま す。 ●回診時、傷の観察 をします。 術後6日( / ) ●体温・脈拍・血圧 を1日1回は測り ます。 ●回診時、傷の観察 をします。 2/2 術後7日( / ) ●体温・脈拍を1日 1回測ります。 術 後 8 日 ( / ●回診時、傷の観察を します。創の状態によ り半抜糸をします。 ●回診時、傷の観察を します。創の状態により り全抜糸をします。 )術 後 9 日 ( / ) 術後10~11日( / ) 術 後 12 日 ~ 退 院 前 日 術 後 13 日 ~ 退 院 日 ●抜糸が終われば 回診はありませ ん。 ●血液検査があります。 薬剤 安静度 ●制限はありません。 リハビリ ●看護師(及び理学療法士)によるリハビリテーション テーション ●リハビリは身体機能 が術前の状態に回復 したと判断されれば 終了します。 排泄 清潔 ●髪を洗います。 ●足を洗います。 食事・ ●昼より全粥が始まり ●昼より米飯が 栄養管理 ます。 説明・指導・ ●人工肛門の装具交換を 教育 行います。 (退院に向け、自己での 交換が出来るように 指導に入ります。家族 の方にも協力が必要です 必要な時は日時を合わせて 指導していきます。) ●体を拭きます。 ●傷の状態により シャワー浴の許可 がでます。 始まります。 ●人工肛門の装具交換日数は個人差があります。交換日はこちらから説明させてもらいます。 ●人工肛門について退院指導を行っていきます。 ●ゆっくりと食事をしましょう。 ●手術後の経過と手術時 ●退院時療養計画書 に提出した検査の結果を をお渡しいたしま お話します。(医師) す。 ●ストーマ外来の 予約をします。 ●退院前に栄養士より栄養指導があります。 京都桂病院消化器センター2012.6.7 ver.5 上記の内容について説明を受けました。 ご氏名 (署名)