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トーキョーワンダーサイトは
「世界創造都市・東京」
の新しいアート・プラットフォームです。
トーキョーワンダーウォール
[東京都事業]
ワンダーシード
募集時期
募集時期
4月頃
実施時期 / 会場
①入選作品展6~7月/ 東京都現代美術館
実施時期 / 会場
作 品
平面作品、
立体作品、
インスタレーション
派遣|TWSによる1次書類審査、
2次面接
を経て、派遣先による書類審査により決
実施時期 / 会場
応募資格
通年/TWS 本郷
応募資格
日本在住、35歳以下。
定。
トーキョーワンダーウォー
招聘|提携機関による推薦クリエーター
をTWSにて書類審査。
ル入選者のみ。
※派遣・招聘先及び期間は毎年異なる。
作 品
(S10号以内)
の平面
53.0×53.0cm 以内
写真─ Shaun Gladwell, In a Station of the
作品。入選作品は会場及びインターネッ
Metro , 2006
courtesy the artsit & Sherman Galleries, Sydney
トで販売。
い創作のためのリサーチを行うクリエー
ターを対象にTWS 青山:クリエーター・
Emerging Artist Support Program
展覧会企画公募
募集時期
音楽企画公募
募集時期
5月∼6月頃
実施時期 / 会場
通年
実施時期 / 会場
3月/TWS 本郷
実施時期 / 会場
1月/TWS 本郷
対 象
随時/slowpink
対 象
若手展覧会企画者
選考|書類審査
※募集期間、実施時期は毎年異なる。
グッズ公募
On Site Labo Emerging Artist
Support Program music
募集時期
5月∼6月頃
イン・レジデンスへの滞在を受け入れる。
国籍不問。
概 要
概 要
若手音楽家
“slowpink”
TWS渋谷併設のアートストア
で販売するアートグッズ募集。
概 要 選出された展覧会企画をTWSの支援の
選出された音楽企画
(コンサート、ワー
詳細・募集要項ダウンロード:
もと実施。
クショップなど)をTWSの支援のもとに
選考|書類審査、面接
実施。
http://www.jellyfish.bz/shop/tokyo/
slowpink/slowpink.html
選考|書類審査、面接
トーキョーワンダーサイト本郷
開館時間|11: 00∼19 : 00[入館は閉館 30 分前まで]
トーキョーワンダーサイト渋谷
開館時間|11: 00∼19 : 00[入場は閉館 30 分前まで]
休館日|月曜日
(祝日の場合は翌火曜日)
休館日|月曜日
(祝日の場合は翌火曜日)
プログラムや天候の都合上、上記日程以外も休館することがございます。
ご了承ください。
プログラムや天候の都合上、上記日程以外も休館することがございます。
ご了承ください。
〒113 - 0033 東京都文京区本郷 2- 4 -16
TEL: 03 - 5689 - 5331 FAX: 03 - 5689 -7501
〒150 - 0041 東京都渋谷区神南 1-19 - 8
TEL: 03 - 3463 - 0603 FAX: 03 - 3463 - 0605
トーキョーワンダーサイト青山
クリエーター・イン・レジデンス
〒150 - 0001 東京都渋谷区神宮前5 - 53 - 67
コスモス青山 SOUTH 棟 3 F
TEL: 03 - 5766 - 3732 FAX: 03 - 5766 - 3742
環境対応紙を使用しております。
TWS NEWS
編集:トーキョーワンダーサイト+坂口千秋・柘植響/デザイン: Azone+Associates /表紙:大巻伸嗣“ECHO”2002/印刷: 株式会社 野毛印刷社
発行:財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト 東京都渋谷区神宮前5 -53- 67 コスモス青山SOUTH 棟3F
発行日:2007年11月1日
紙面に掲載している写真・テキストの無断転載を禁ず。
トーキョーワンダーサイトの
若手クリエーター支援育成プログラムとは?
東京は都市をあげて若い才能に投資します。
若手アーティストの発掘、
育成を行っています。公募展や企画展でステップアップしていった
概 要 東京を舞台とした文化芸術の研究、新し
TOPIC
ト−キョーワンダーサイトは、
多様な文化や価値観を包含する新しい都市を創る芸術文化の担い手として、
などの現代美術。
リサーチ・レジデンス・
プログラム
NE WS
概 要
9月頃
2月∼3月/TWS 渋谷
応募資格
日本在住、35歳以下。
二国間交流事業
レジデンス交換プログラム
TWS-Emerging
募集時期
11月∼1月頃
②入賞者対象 通年/トーキョーワンダー
ウォール都庁(都庁舎空中歩廊)
※詳細はホームページ公募情報(http://www.tokyo-ws.org/koubo/ をご覧下さい。
)
※下記の内容はやむをえず変更することがあります。ご了承ください。
h t t p : // w w w . t o k y o - w s . o r g
トーキョーワンダーサイトの主な公募プログラム
アーティストたち、
そして若手芸術家育成プログラムを紹介します。
TOPIC
東京都は2006年5月に
「東京都文化振興指針」
を発表し、
トーキョーワンダーサイトの若手クリエーター支援育成プログラムとは?
若い才能を発掘、
育成、
世界へ発信 !
ここ5∼10年間の東京都の文化政策を示しています。
Artist Interview
そこでの大きな柱のひとつが「若手アーティスト支援」
です。
東京から世界中の若い才能が羽ばたき、
ひいては
東京が世界の文化の重要なプラットフォームとなることを目指し、
様々な事業を展開してゆきます。
トーキョーワンダーサイトはその指針に基づいた
トーキョーワンダーサイトとは
トーキョーワンダーサイトは、東京のアートを創造・発信するプラットフォームと
近では、入選者の海外進出のチャンスを広げるために、海外審査員も審査に加
か月間、世界各国のレジデンス施設に滞在し、現地の人々と交流しながら制作
わっています。
活動を行います。2007年は、パリ、バルセロナ、台北、ソウルなどに派遣されて
2 ワンダーシード展
います。
(交換交流でこれらの都市から招聘したクリエーターがトーキョーワン
して、現代美術、現代音楽等、多彩な活動を展開しているアートセンターです。
若いアーティストによる作品が、多くの美術ファンやアート・コレクターと出会
その中心となる事業が若手クリエーター支援であり、2000 年より始まったトー
う場をつくることを目的に始まった公募展。
「BUY=SUPPORT」というコン
キョーワンダーウォール
(主催 : 東京都)との連携や国内外の芸術文化機関、大学
セプトのもと、入選作品については、トーキョーワンダーサイト渋谷で展覧会
より多くの活動発表機会をアーティストへ
などの教育機関、ギャラリー、更には自治体や企業とのネットワークを通じて、
を行うとともに、アーティスト支援の一環として販売されます。毎年約500点
トーキョーワンダーサイトの育成プログラムの特色の一つは、クリエーターとし
の応募の中から、約100名の作品が入選しています。
ての活動発表機会の拡大を支援することです。鑑賞者がアーティストの作品を
若手クリエーターへの支援を行っています。
ダーサイトのレジデンスで滞在制作を行っています。
)
購入する形で支援する「ワンダーシード」展など、販売機会を広げる活動も行っ
3 TWS-Emerging
段階的、継続的な育成プログラム
東京都主催の公募展「トーキョーワンダーウォール」と連携したプログラムで、
ています。また、企業等と協力して、国内外での様々な展示会やイベントなどで
トーキョーワンダーサイトでは、東京から、世界を舞台に多くの若い才能が開花
ワンダーウォールに入選したアーティストから毎年10∼20 名のアーティスト
若手クリエーターの発表の場を増やす取り組みも行っています。下に記載して
することを願い、クリエーターの成長と経験に応じて、公募展、企画展、海外派
を選出して開催する展覧会です。選出されたアーティストは、トーキョーワン
いるのは、ワンダーサイトでの様々なプログラムや国内外での活動を通じて、世
遣など様々な形の段階的、継続的な育成プログラムを展開しています。
ダーサイト本郷で展覧会を開催しながら、自作品のプレゼンテーションの方
界的に活躍するようになった2人のアーティストの活動の軌跡です。
下の図は、美術の分野を例として若手アーティストがどのような段階的なス
法や観客とのコミュニケーションなどを、実地に学びます。
テップを踏んで、国際的に活躍するアーティストとして成長していくかを示した
“Liminal Air” Photo by 早川宏一
様々なプログラムを展開しています。
大巻伸嗣
Shinji Ohmaki
自分の作品が社会へ出ること
「入
選したときは、やっと発表の場が見つかったという気持ちだった」とトー
キョーワンダーウォール入選時を振り返る大巻さん。TWS 本郷で発表
した大掛かりなインスタレーション作品「ECHO」は、各方面の評判を呼び、岡
本太郎記念現代芸術大賞を受賞。2003 年の「Out of the Blue」展でも、さま
ざまなアドバイザーの支援を受けながら見事な作品を作り上げ、評判を呼びま
現場こそ学校
4 TEAM(Tokyo Wonder Site: Emerging Artists on Mezzanine)
した。彼の作家活動は TWS の育成プログラムの活動と共にスタートしたと言
えます。
ものです。若い才能の発掘のために公募という形で門戸を開き、国内外の数多
TWS-Emergingなど、トーキョーワンダーサイトでの様々な活動などを通じ
トーキョーワンダーサイトでは若手アーティストに、
クリエーター活動全般に必
くの機関との連携のもとに様々な育成プログラムを組んでいます。主なプログ
てキャリアを積み、頭角を現してきた実力派の若手アーティストのサポートを
要な幅広いノウハウを、
「生の現場」で経験し、学ぶ機会を提供しています。美
ペースに滞在し、韓国の伝統的な陰陽の思考に基づいた作品を制作するなど、
ラムの内容は以下のとおりです。
(公募日程等は第4面を参照してください)
行っていく企画で、トーキョーワンダーサイト渋谷で展覧会を行います。タイ
術だけでなく、若手音楽家やキュレーターの育成を目的とした「公開レッスン」や
作品による文化交流を試みています。「日本人として、人間として、自分の作品
1 トーキョーワンダーウォール(東京都事業)
(= 中二階)には、この展示をきっかけに、アーティストたち
トルのMezzanine
「企画公募」も実施しています。
才能あるアーティストを発掘することを目的とした、全国の若手アーティスト
の活躍の場が国際レベルのフィールドへ、ステップアップすることへの期待
トーキョーワンダーサイトは、数多くの若手クリエーターたちが、創作活動や
を対象とした公募展。毎年約1,000名の応募者の中から約100名が選出され、
が込められています。
交流の場を通じて、お互いに切磋琢磨しながら成長していく学びの場です。東京
入選者の作品については東京都現代美術館で展覧会が行われます。さらに、
と世界をアートで結ぶ情熱と可能性を秘めた若きクリエーターたちの挑戦を待っ
5 海外派遣(二国間交流事業 :レジデンス交換プログラム)
(第一本
その中から選ばれた12名の入賞者は、ひと月ごとに都庁舎の空中歩廊
若手クリエーターを、文化交流の架け橋として海外のアートスペースや文化機関
庁舎と議会棟をつなぐ回廊の展示スペース)
で作品展を行うことができます。最
に派遣するプログラム。公募による選定で派遣されたクリエーターは、約2∼3
若手アーティストの
若手アーティストの
公募の流れ
発掘
トーキョーワンダーウォール
ワンダー
応募 100点入選
シード
現代美術館で展示
大巻伸嗣 さん
● 第1回トーキョーワンダー
ウォールに2000 年に入選
入選者より
審査・選出
トーキョーワンダーウォール都庁
毎月1人都庁舎空中歩廊に展示
●「Opened
Eyes-Closed Eyes/air corrider 2000」
トーキョーワンダーウォール都庁
● 二国間交流事業 レジデンス交換プログラム
食紅を使った大掛かりなインスタレーション
の場合
永岡大輔さん の場合
NEWS
アーティストとして選出。石膏を使用した見事なインスタレーションを展示。
●「ECHO」TWS 本郷、
2002
● 静岡県立美術館、千葉市美術館にて展示
● 第6回岡本太郎記念現代芸術大賞特別賞
TWSの若手支援プログラムへ応募し、展示を行う。
トーキョーワンダーサイトの若手アー
ティストのための研修プログラムに参加
トーキョーワンダーサイト←→サムジスペース 2006
● レジデンス帰国報告会 TWS 本郷、
2007
二国間交流事業の派遣アーティストに選出。
韓国・ソウルのサムジスペースで3ヶ月滞在制作を行う。 ● 青山のジーンズショップに常設
I found here」TWS 本郷、2002
●「Calling」展 TWS 本郷、
2004
of the Blue」TWS 本郷、2003
トーキョーワンダーサイトのプレ・レジデンスの試み「Out of the Blue」展の
渡り廊下のガラス一面に展示
●「nowhere,
おおまき・しんじ 1971年岐阜県出身。第1回TWW
(2000年)に入選し、以後TWSの若手
育成プログラムにより展示やレジデンスなどを経験。現在、国内外のギャラリー、美術館で
個展、グループ展にて作品を発表。
海外レジデンスへの派遣、協働スタジオプログラムなど
TWS 青山でのプログラムへ参加
●「Out
赤を基調とする絵の具をつめたアクリルケースを
● 大手建設会社の新社屋の中庭に常設
大巻さん。アートと社会が「ギブ・アンド・テイク」できる関係が必要なのでは、
と語ってくれました。
サポート
“ TEAM ”などのTWS 企画展に参加。
ストリート・ペインティングなどの
様々な紹介プログラムへ参加
TWS-Emerging
TWS 本郷で展覧会
で何ができるのだろうか?」とアートが社会にできることも模索し始めたと語る
若手アーティストの
育成
入選者12名
ています。
2006 年の「二国間交流事業」では、ソウルにある文化施設であるサムジース
● 二国間交流事業 レジデンス交換プログラム
トーキョーワンダーサイト←→AWESOME 2006
二国間交流事業の派遣アーティストとしてオーストラリアの
● 多数のプログラムへ積極的に参加
●
東京デザイナーズウィーク、2004
●
ストリートペインティング 駒沢オリンピック公園、2005
●
アーティストナイトvol.3 TWS 本郷、2004
「How Far To Utopia」展、TWS 渋谷、2005
●
「Fuckin' Brilliant!! マジヤバい!」TWS 渋谷、2005
●
●
Move on Asia“Clash and Network ”TWS 渋谷、2005
●
イーストロンドン大学ワークショップ
AWESOMEへ滞在
● レジデンス帰国報告会 TWS 本郷、
2007
● 協働スタジオプログラム TWS 青山、
2007
TWS 青山でのワークショップへの参加。
国籍、ジャンルを超えたクリエーターたちと
ともに制作を行う。
永岡大輔
Daisuke Nagaoka
仲間がいるからできることもある
「自
分と同世代のアーティストと出会ったことは、とても刺激になっていま
す。」永岡さんは、ドローイング、独自の手法で制作するアニメーション、
ライブペインティングなど様々な表現手段で制作を行っています。2002 年、
TWS 本郷での個展開催後、研修プログラム、ストリートペインティングなど、
TWSの多くの支援プログラムに積極的に参加しました。その中で「自分の作品
と共振するもの」を感じたアーティストと出会い、制作や発表など一緒に活動す
ることで、制作の態度が「静から動へ」と変化していきます。
近年では TWS の派遣によるオーストラリアでの滞在制作を行い、現地の子
供達を対象にしたワークショップを多数開催。
またTWS 青山を舞台にジャンル・国籍を越えたクリエーターが制作プロセスを
共にするプログラム、協働スタジオへ参加。国際的なステージへと活躍の場を
広げています。
ながおか・だいすけ 1973年山形県出身。第2回TWW
(2001年)
に入選。TWSの研修プロ
グラムやレクチャー、ワークショップに参加。英国へ留学、帰国後にTWS 渋谷でグループ展
を企画。最近はドローイングのライブも行う。
若い才能を発掘、
育成、
世界へ発信!
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