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Mas Amiel

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Mas Amiel
Roussillon
Mas Amiel
Maury
マス・アミエル
ヴァン・ドゥー・ナチュレルの代表生産者
Vグルナッシュ・ノワールの最適地AOCモーリィ
ヴァン・ドゥー・ナチュレルの代表産地
としてしられるAOCモーリィ。地中海と
ピレネー山脈に挟まれたアペラシオン
だ。マス・アミエルはフィロキセラの前
の1816年にからこの地でワイン造りを
行っている。1999年からボルドーにも
シャトーを所有するオリヴィエ・デュセ
ルが所有している。地中海気候のこの
地は“トラモンターヌ”と呼ばれる強風
が一年を通して吹き冬は温暖で夏は
非常に暑く年間260日以上の晴天に恵まれる乾いた土地である。吹
きさらす風と年間降水量の少なさから非常に痩せた畑は2つの土壌が
露出している。白亜紀セノマニアンの黒色片岩を含む土壌と白亜紀の
アルビアンの黒色泥土を含む土壌だ。この地の主要品種はグルナッシ
ュ・ノワール。地中海沿岸の痩せたガリーグ(石灰質の荒れ地)の地に
適合する品種だと言う。特に黒色片岩を多く含む丘の中腹及び下部
に植えられている。
ボンボンヌで造られる天然甘口ワイン
この造り手の代名詞であ
るモーリィはミュタージュと
いう技法によって造られる
天然甘口ワイン。グルナッ
シュ・ノワールを75%使
用する事が義務付けられ
ている。潜在糖度が15%
以 上 の 葡 萄 を使 い発 酵
途中で葡萄を原料とした
アルコールを加え発酵を強制的に停止させる。これによって葡萄本来
商品記号
ワイン
AOC
Blanc
69Q12 Plaisir
プレジール・ブラン
の糖分が残る甘口ワインに仕上がる。「1936年にこの地で甘口ワイン
のAOCが定められてからモーリィはフランスを代表するヴァン・ドゥー・
ナチュレルになった。この地の気候、地形、土壌など全ての要素が揃う
事で出来る独自のワインを世界にも広めたい」オリヴィエはモーリィ造り
に情熱を傾ける。モーリィのキュヴェ“10アン・ダージュ”“15アン・ダー
ジュ”は、屋外に設置されたボンボンヌと呼ばれるガラス製の丸いボト
ルで造られる。ボンボンヌで1年の熟成を行った後に、350ヘクト・リット
ル(35,000リットル)の大樽で9年及び14年の熟成。こうする事で果
実に由来するアロマがモーリィ特有のドライフルーツやナッツ香へゆっく
りと変化していくと言う。マス・アミエル独自のキュヴェだ。
辛口ワインのAOC認定を目指す
モーリィでは恒久的な問題として畑での水不足が挙げられる。オリヴィ
エは葡萄畑の改良に積極的に取り組みこの問題に取り組んでいる。
「生きた土壌を造る事で畑が水分を保持する力を引き出したい。その
為にコンポストを畑に撒いたり、畑の間に休耕地をつくり土地のバランス
を整えている。馬での耕作も積極
的に進めているよ」また近年ではグ
ルナッシュ・ノワールを主体とした辛
口スティル・ワインにも力を入れて
いる。「現在は辛口ワインにはAOC
モーリィとつける事が出来ずAOCコ
ート・ド・ルーションになってしまう。
我々の辛口ワインはこのテロワール
の個性をしっかりと反映している。
今後はAOCモーリィと付ける事が
出来るよう働きかけているよ」歴史
の長い造り手だが、甘口・辛口ワイ
ン共に今後の更なる品質の向上が
期待出来る。
Cotes du
Roussillon
ヴィンテージ 色
2011
白
サイズ
750ml
参考上代
メモ
在庫
◎
2,800
グルナッシュ・ブラン、マカブー、ルーサンヌ、マルサンヌ。片岩の南西向き斜面。除梗せずにプレス。ステンレスタンク及び228Lの木樽にて発酵の後、シュー・ル・リーで熟成。
Rouge
69Q13 Plaisir
プレジール・ルージュ
Cotes du
Roussillon
2011
赤
750ml
◎
2,800
グルナッシュ・ノワール80%、シラー20%。片岩の南向き及び北向き斜面。畑にはコンポストを撒いている。手摘み収穫。84hlのコンクリートタンクにて発酵、8~12日間のマセラシオン。マロラクティック発酵。
Rose
69Q14 Plaisir
プレジール・ロゼ
Cotes du
Roussillon
2011
ロゼ
750ml
◎
2,600
グルナッシュ・ノワール50%、シラー25%、カリニャン20%、ムールヴェードル5%。片岩の南向き及び北向き斜面。手摘み収穫後2回の選果を行う。セニエ方式。
69Q15 Muscat
ミュスカ
Muscat de
Rivesaltes
2010
甘
750ml
○
3,400
ミュスカ・プティ・グラン80%、ミュスカ・ダレキサンドリー20%。PHが高く石の多く混ざる片岩の南向き斜面。手摘み収穫。2回の選果。ステンレスタンクにてアルコール発酵中にミュタージュを行う。
69Q16 VINTAGE
ヴィンテージ
最新価格表にてご確認ください
Maury
750ml
甘
2010
○
3,800
グルナッシュ・ノワール100%。PHが高く石の多く混ざる片岩の南向き斜面。手摘み収穫。2回の選果。ステンレスタンクにてアルコール発酵中にミュタージュを行う。捕酒せずに10カ月熟成。
ans d'Age
69Q17 10
10アン・ダージュ
Maury
NV
甘
750ml
4,800
ボンボンヌで最低10年の熟成
○
グルナッシュ・ノワール90%、マカブー5%、カリニャン5%。片岩・黒色泥土の混ざる南向き斜面。手摘み収穫。2回の選果。アルコール発酵中にミュタージュを行う。捕酒せずに10カ月熟成。屋外のガラス製
容器にて12カ月の熟成、350HLの大樽にて9年以上熟成。
d'Age
69Q18 15ans
15アン・ダージュ
Maury
NV
甘
750ml
6,000
ボンボンヌで最低15年の熟成
○
グルナッシュ・ノワール90%、マカブー5%、カリニャン5%。片岩・黒色泥土の混ざる南向き斜面。手摘み収穫。2回の選果。アルコール発酵中にミュタージュを行う。捕酒せずに10カ月熟成。屋外のガラス製
容器にて12カ月の熟成、350HLの大樽にて14年以上熟成。
69S96 MAURY Millesime
モーリィ・ミレジム
Maury
1969
甘
750ml
15,800
ボンボンヌ熟成
貴重なヴィンテージ・モーリィ
グルナッシュ・ノワール90%、マカブー5%、カリニャン5%。片岩・黒色泥土の混ざる南向き斜面。手摘み収穫。2回の選果。アルコール発酵中にミュタージュを行う。捕酒せずに10カ月熟成。屋外のガラス製
容器にて12カ月の熟成、350HLの大樽にて熟成。
○
ガリーグの荒れ地で育つグルナッシュ・ノワール
切り立つピレネー山脈を見上げる乾いた土地 AOC モーリィ。
ガリーグ(南仏特有の石灰質の荒れ地)が広がる乾いた地域だ。
年間晴天日数は260日。真夏には非常に強い日差しが葡萄畑を照りつける。
この過酷な環境に最も適した品種がグルナッシュ・ノワール。
また今から約9千九百万年前の白亜紀セノマニアンの土壌に植えられている。
黒色片岩を多く含むこの非常に痩せた石灰土壌でグルナッシュ・ノワールは僅かな水を求めて地中深く根を張る。
マス・アミエルはこの地でフィロキセラ前の1816年からワイン造りを行っている。
この地の領主からカードゲームの戦利品として初代当主が手に入れたというユニークな始まりのドメーヌ
30L のボンボンヌで酸化熟成させる天然甘口ワイン
マス・アミエルの敷地で一際目を引くのが屋外に並べらえている数百個の“ボンボンヌ”と呼ばれるガラス製容器。
酸化熟成させた天然甘口ワインを造る際に欠かすことの出来ないもの。
通常発酵の途中でミュタージュ(アルコールを加え発酵を強制終了させる)を行った後、“ボンボンヌ”の中で一年間熟成。
この間の照りつける太陽、一日の気温差、夏の猛烈な暑さと冬の寒さがワインに特有のランシオ香とドライフルーツの香りを与える。
35,000L の木樽で行う長期熟成
“ボンボンヌ”の中で1年の熟成を行った後にワインは屋内に移される。
薄暗い醸造所の中に並ぶのは現在ではもう造られていないという35,000L の大樽。
この中で更に5年、10年、15年、20年と熟成を続けて行く。
樽の中のワインはゆっくりと酸化熟成を続ける事でより滑らかに凝縮していく。
現在の当主オリヴィエ・デュセルは1999年からマス・アミエルを所有だが、こうして造られた貴重なワインは全所有者より引き継がれている。
“10ans d’Age (10アン・ダージュ)”及び“15ans d’Age(15アン・ダージュ)がこの独自の”ボンボンヌ“製法で造られている。
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