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2016-1-20
アラップ東京事務所・発行
南米初のザハ建築は集合住宅
ブラジルのリオデジャネイロにある有名リゾート地、コパカバーナに南米初となるザハ建築が誕生します。計画
されているのは、屋上にプールを配した 12 階建ての高級集合住宅、カーサ・アトランティカ。
ビーチを臨むバルコニーはまるで何かの骨格のように浮き上がり、有機的なファサードを作り出しています。現
地の法規制の中でこのデザインを実現するべく、アラップは構造、設備、ファサードの各種エンジニアリングを
担い、ザハのデザインとの統合に挑んでいます!
ホテルから集合住宅に計画が変更されるなど紆余曲折を経つつも、今年 3 月に着工を迎えます▼
http://arup.com/News/2015_12_December/14_December_Zaha_Hadids_first_project_in_South_America_under
way
アラップの 2 作品が受賞 FACADE2015
ファサード・エンジニアリングにおける功績をたたえる国際賞 FACADE2015 にて、アラップが携わった作品が
選出されました。
“傑出したファサード技術革新”賞として、うねるガラスの蒸留所、ボンベイ・サファイアが選出されました。さら
に、折り紙に包まれたようなロンドン・ガイ病院が、“ファサード・オブ・ザ・イヤー”となりました。築 40 年ながら、
コンクリート外壁の劣化が激しく、外皮性能も乏しかった世界有数の高層病院を、完全居ながら改修したプロジ
ェクトです。
賞を主催したのは、英国のファサード・エンジニアリングの業界団体であるソサイエティ・オブ・ファサード。
CIBSE や IStructE、RIBA と共同運営され、ファサードエンジニアリング分野の発展に取り組んでいます▼
http://arup.com/News/2015_12_December/11_December_Double_win_for_Arup_at_FACADE2015_Awards
国境無き“エンジニア”団 in カンボジア
アラップは慈善団体とのつながりも深く、ボランティア活動に参加するスタッフを募集したり、またそのような活動
をするスタッフへの支援も行われています。
国境無き医師団ならぬ、国境無きエンジニア団(Engineers Without Borders)をご存知でしょうか?アラップのシ
ドニー事務所に所属する、ガブリエル・マクギルは、国境無きエンジニア団で 2013 年に 1 年以上活動し、カン
ボジアにある最大の湖・トンレサップ湖の周辺で暮らす人々のための水質改善事業に携わってきました。この
度、彼女の功績が評価され、オーストラリア・ウォーター協会から表彰を受けました。
蓄積してきた技術や知識が、困っている人のために役立つ・・・我々が目指している姿です▼
http://arup.com/News/2015_12_December/21_December_YWP.aspx
ブラジルでもサステイナブルな建築をサポートしています
アラップは、ブラジルのグリーン・ビルディング協会 (GBC) の技術委員会に協力し、サステイナブルな設計・建
設・維持管理を促進するガイドライン、”GBC Brasil Casa 認証システム” の改善に携わっています。
既存の認証システムは、ブラジル GBC の技術委員会が作成し、主に戸建て住宅を対象に評価するシステム
でしたが、改善版は集合住宅も認定の対象にするなど、より幅広い適用範囲と専門性が盛り込まれました。
ブラジルのマーケットに浸透しつつあるLEED認証システムと共に参照されることで、オリンピックを間近に控え
たブラジルの建築業界が、よりサステイナブルになるよう引き続きサポートを行って参ります▼
http://arup.com/News/2015_12_December/2015_17_Dec_Sustainability_certification_system_in_Brazil_expand
s.aspx
マドリード発 グリーン・シティのすすめ
このたびマドリードを舞台に、都市のスケールで取り組むことのできるさまざまな環境対策を提案し、「マドリード
と緑 (Madrid + Natural)」と題したガイドラインにまとめました。
このガイドラインはマドリード市への政策評価の一環として作成されたレポートが元になっています。マドリード
にある実際の建物、街路、公園などを対象に、自然エネルギーを活用する仮想のインフラを整備することで、
年々人口が過密する都市環境の向上を図っています。
維持管理が容易な環境技術を提供するだけではなく、地域一帯と密に係わるコンサルティングが、そこで生活
し、または訪れる方々に愛着を感じていただける改善になると考えています。下記リンク内から PDF 版をダウン
ロードしていただけます▼
http://www.arup.com/News/2015_12_December/9_Dec_Arup_reveals_its_vision_for_a_greener_Madrid
***
2016 年が始まりました。皆さまの一年が、充実したものとなりますよう祈念するとともに、微力ながら我々がその
一助となれますよう精進致します。
アラップがたずさわった世界各地のプロジェクト情報をご紹介していきますので、気になるデザイン、技術等が
ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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(3) 本ニュースレターのバックナンバー(PDF 版)は、arup.com 日本語トップページの『トピックス』より→
http://www.arup.com/japan
編集・発行: Arup 東京事務所 菊地 雪代
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24-4 東武 富士ビル3F
電話 03-3461-1155(代) ホームページ http://www.arup.com/japan
本ニュースレターは、arup.comの内容を中心に要訳・ご紹介しています。
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