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人生が変わるステップに

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人生が変わるステップに
人生が変わるステップに
みなさんこんにちは、2008年10月に入会しました。言友会は福祉関係の人に聞い
たり、自分でもパソコンで調べていた関係で結構前から知ってたのですが、なかなか参加
する事が出来なかったです。今の自分を知っている人からは想像もつかないと思いますが、
僕は小学校時代は誰よりも元気で活発な少年でした。喧嘩・悪さ・イジメは平気でしてい
ました。(笑) でも僕は小さい時から父に虐待を受けていて、父の虐待が悪化した小学5
年あたりから吃音が出てきました。その頃は自分でも吃音は感じていたけど、声が出ない
などで話す事に苦しさを感じた事は無かったです。私立の中学校に入った時に家や学校で
の精神的なところから吃音が激しくなり、声が出ないなどで話す事が苦しくなりました。
僕が行った私立の中学校は中高一貫なのですが、こういった障害を抱えて最後まで行く事
は難しく、高校1年の1学期で中退して通信制の高校に転校しました。僕が高校を中退し
た頃に両親が離婚したから父に対する恐怖は無くなったのですが、僕の中ではこの頃が自
分の人生で一番しんどかった気がします。通信制の高校に行ってからは毎日引きこもりの
人生で、就職と進学に失敗してアルバイトや派遣に就きましたが、吃音の事で耐え難いイ
ジメを受けて長続きしなかったです。
幸いにも今は良い職場に就けましたが、このままでは駄目だと思い2007年4月から
福祉や精神科に行き、精神と知的の手帳を貰い、さらに自立支援も作り、2008年4月
から吃音を治すために愛知淑徳大学に通い始めました。愛知淑徳大学では言語の先生も
吃音には詳しくなく、精々 薬を使ったりカウンセリングをする程度です。
で、この時に勇気を出して言友会に行く事を決めました。行くまでは緊張しなかったけ
ど、いざ行ったら久しぶりに緊張して最初の自己紹介は自分でも何を言っているか分から
ない状態でした。でも第一印象は良く、みんな親切な人ばかりだと思いました。2回目・
3回目と行く度に違う人や新しい人が来て、緊張や不安の毎日でした。僕はどうも自己紹
介が苦手で落ち込んだりもしましたが、他の人が励ましてくれて何とかやれている状態で
す。まだ僕にとって言友会は不安や恐怖の方が多く、決して安らげる場所では無いけど、
何とか言友会を自分の人生が変わるステップにして昔の自分に戻りたいです。言友会の思
い出としては、2回目に参加した時に岐阜大学の廣嶌忍先生に自分から質問が出来た事と
カラオケ例会が印象に残っています。上手く話せなかったり、色々な面で不器用な僕です
が、宜しくお願いします。吃音で色々な苦労もしたけど、悪だった昔の自分から良い自分
に変われたので、今度は吃音を治し、今まで以上に人生を楽しみたいです。
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