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(2)中学年(金ケ崎小学校、三ケ尻小学校)
小学校中学年 外国語活動の実践事例 (金ケ崎小学校の実践より) 1 単元名 「何がどこにいくつ?」 (4学年) 2 目標 (1)食器棚にあるものの「位置」や「数」などを表す英語に触れ親しむ。 (2)「位置」や「数」の質問などに応じ楽しむ。 (3)「位置」や「数」を表現して伝わる喜びを味わう。 3 主な活動について ○ジェスチャーベースボール 気持ちを表す英語をジェスチャーを入れて 話すゲーム。 黒板に大きく野球のベースを書き、ゲーム がスタート。はじめは、ALTがジェスチャ ーをつけて英語で話したことを子どもたちが まねて、何回か練習する。慣れてきたら、A LTがわざと英語の意味とあわないジェスチ ャーをしてみせる。その時、子どもたちが全 員間違わずに正しいジェスチャーをすれば、 1つ塁が進められ、間違えれば1アウトとな る。 ○ジャンケンチャンピオン 「 Rock, scissors, paper, one, two, three! 」 で A L T と ジ ャ ン ケ ン を し 、 最 後 に 勝 ち残った児童がチャンピオンとなる。チャンピオンになった児童は、ALTとあいさつ をする。 ○ ど こ に あ る の ? 「 Where is the ~ ? 」 台所にあるお皿やボウルのある場所を英語で答 える。 はじめに、お皿やボウルなどの物の言い方を練 習し、次に「~のとなりにある」という言い方 「 next to ~ 」 の 練 習 を す る 。 児 童 が 慣 れ て き た と こ ろ で 、 A L T が 「 Where is the ~ ? 」 と た ず ね 、 児 童 が 「 next to ~ 」 で 答 え る 。 4 児童の活動の様子 ジェスチャーベースボールでは、練習の時から子どもたちは楽しそうにジェスチャー をつけながら英語を話していた。また、児童全員が正しいジェスチャーをしないといけ ないということもあり、子どもたちはみな目も耳も集中させながらALTの声や動作に 注目していた。はじめは失敗が多くなかなか塁に進めなかったが、ようやく成功し、初 めて塁に進めたときは教室から大きな歓声が上がり、大いに盛り上がった。 ジャンケンチャンピオンでは、子どもたちは、大きな声で「ロック・シザーズ・ペー パー123!」と言いながらジャンケンを楽しんでいた。ジェスチャーベースボールで 十分にジェスチャーを入れて話してきているので、チャンピオンがALTとあいさつを するときも、自然にジェスチャーを入れて話していた。 ど こ に あ る の ?「 Where is the ~ ? 」の 学 習 は 、子 ど も た ち に は 聞 き 慣 れ な い 会 話 だ ったようで、なかなか言い方を覚えるのが難しい様子だったが、ALTとの対話をくり 返す中で、一人で言ってみようとする児童も出てきた。 ≪児童の感想より≫ ○ジェスチャーベースボールでは、ハッピーやハングリーなどいろいろなあいさつを覚え ることができてよかったです。 ○英語ジャンケンでは、何回も英語の先生に勝てたのがうれしかったし、気持ちを表す言 葉をたくさん覚えられてとてもうれしかったです。 ○「となりは~」というゲームで、少しだけ覚えてよかったです。今日の英語の勉強は、 おもしろかったです。 小学校中学年 外国語活動の実践事例 (三ケ尻小学校の実践より) 1 単元名 動物の鳴き声「ワンワン!ニャーニャー!(1)」 2 目 標 (1)「生き物」を表す英語に慣れ親しむ。 (2)ALT の指示通りに、動物の鳴き声を真似たり、鳴き声から動物を言い当てたりする 活動を楽しむ。 3 主な活動について ・動物のカードを見て、その動物の名前と鳴き声を知る。 ・男女別に「質問と答え」の言い方を練習する。鳴き声から、何の動物かを言い 当てる。 4 児童の活動の様子 教師の発問・板書・支援等 児童の反応および教師の見取り ○動物のカードを数枚提示し、それぞれの名前 と鳴き声を教える。 ・動物の名前を繰り返す。 ・PIG-oink oink ・動物の鳴き声を繰り返す。 ・CAT-meow ・DOG-bow wow ・COW-moo ○男女別に Q&A を行い、動物の名前と鳴き声 を覚えながら、慣れさせる。 *英語で話しているにも関わらず、よく反応し ている。 ・男子が質問する。 Q:Bow wow, bow wow. …. ・女子が答える。 A:Dog! …. *掛け合いを繰り返し、話し方のリズムをつか むことができた。 5 活動中の写真 小学校中学年 外国語活動の実践事例 (三ケ尻小学校の実践より) 1 単元名 「何がどこにいくつ?(1)冷蔵庫」 2 目 標 (1)冷蔵庫にあるものの「位置」や「数」などを表す英語に慣れ親しむ。 (2)「位置」や「数」の質問などに応じて楽しんだり、表現して伝える喜びを味わっ たりする。 3 主な活動について ・果物や野菜などのピクチャーカードを見ながら、ALTのあとに続いて発音する。その後、それ らが何個あるかを示す言い方を学ぶ。 ・黒板に冷蔵庫の中の様子を掲示し、 「~は○○のとなりにある。 」などの言い方を学ぶ。 ・伝言ゲームをする。 4 児童の活動の様子 教師のはたらきかけ等 ○単語の確認をする。 (ピクチャーカードを示 しながら) ・bananas ・apples ・watermelons ・cherries ・oranges ・cabbages ・cucumbers ・carrots ・tomatoes ・fridge ・ham ・milk ・ピクチャーカードを黒板に貼り、一枚ずつ裏 返して当てさせる。 ・ピクチャーカードの絵にいくつ描かれている かに注目させる。 Four bananas など ○next to~の学習をする。 ・黒板に冷蔵庫の棚を描き、ピクチャーカード を並べて、冷蔵庫の中を表す。 ・Banana is next to ham. などの例文を提示 する。 児童の反応および教師の見取り ・ALTの後に続いて発音する。 ・裏返されたところを暗記しながら発音する。 ・数を付け足して発音する。 *「何をやっているのだろう。 」という様子。 *はじめは、何を示しているのかよく分からな い。 *何回か例文の提示があって、バナナはハムの 隣にあることを指していることを理解する。 ・ALTの質問に、next to ~で答える。 ・単語を替えながら、Where is ~?の質問 ・男子チーム、女子チームに分かれて、ゲーム に、next to ~.と答える練習をする。 に取り組むが、初めの1回はルールが分から ○ゲーム ずに戸惑っていた。しかし、その後は、楽し ・3チームに分かれて、next to ~を使った伝 んで活動ができた。 言ゲームに取り組ませる。 5 活動中の写真