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参 考 仕 様 書

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参 考 仕 様 書
No. : 1M1M-0029
2005 年 9 月 1 日
参
品
考
仕
様
書
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
名 :
貴社品番 :
EDMMRF7KBS
製品品番 :
受 領 印 欄
アリマディスプレイジャパン株式会社
品質保証部
承認
検印
設計開発部
承認
作成
中川
鳥谷部
アリマディスプレイジャパン株式会社
〒410-1105 静岡県裾野市下和田 67-7
TEL:055-997-8866 FAX:055-997-8868
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
仕
様
書
1M1M−0029
1−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
No.
1
05
2
05
改定.1
考
改定日
4
13
9
1
2
改
定
内
容
検印
担当
備
制定
改訂(内容追加・一部変更)
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
考
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
2−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
1. 適
用
この仕様書は、アリマディスプレイジャパン株式会社が製造し、
下記品番の液晶表示モジュールの品質条件について規定する。
2. 品
様に納入する
番
製品品番
EDMMRF7KBS
(2.5型カラー)
3. 機械的仕様
3.1 外形寸法及び視角方向
外形寸法
付図 1M1M−0029 (17-17)
視角方向
6時方向
3.2 表示パターン図
・
表示モード
STNカラーネガ透過
・
ドット構成
132(×RGB)
・
ビジブルエリア
41.9
・
アクティブエリア
37.6
・
駆動方式
1/176 duty
3.3 単体重量
改定.1
2
×
×
×
176
65536色カラー
mm
50.14
mm
Dots
53.6
21.5g
3
(2.5型)
1/8 bias
TYP
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
4.
No
考
仕
様
書
1M1M−0029
3−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
絶対最大定格(VDD>GND=0V)
項
目
記
号
MIN
TYP
MAX
単位
備
考
1
電源電圧
VDD
-0.3
4.6
V
(注 1),(注 2),(注 3)
2
入力電圧
Vi
-0.3
VDD+0.3
V
(注 1),(注 2),(注 3)
3
動作温度
Topr
0
50
℃
4
保存温度
Tstg
-30
60
℃
5
LED 順方向電流
If
−
25
mA
(注 1),(注 8),(注 9)
6
LED 逆耐圧
VR
−
5
V
(注 1),(注 8),(注 9)
7
LED 許容損失
PLED
−
100
mW
(注 1),(注 5),(注 6)
(注 8)
(注 1),(注 5),
(注 6),(注 7)
(注 1),LED 単体
(注1) 結露なきこと。
(注2) VSSを基準電位(GND)とする
(注3) VDD>GNDの関係を満たすこと
(注4) T≦40℃ 90%RH max
T>40℃ 40℃90%RHの絶対湿度を越えないこと
0℃以下の時は、凍結させないこと
(注5) LCDの光学特性は温度によって変化する。本仕様書の数値は25℃で安定したときの値
(注6) 61℃以上での偏光板劣化は不問とする
(注7) 41℃以上でのLEDの寿命は不問とする
(注8) 25℃、LED1ヶ当たりの値とします。(なお、本バックライトにはLEDを2ヶ使用しております)
下図に示す安全領域内にてご使用くださいますよう御願いいたします。
30
許容順電流 IF(mA)
25
20
15
10
6
5
0
0
20
40
60
80
100
周囲温度 Ta(℃)
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
4−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
5. 電気的特性
5.1
DC特性(VSS=0V,Ta=25℃)
項
目
記号
規
件
MIN
電 源 電 圧
VDD
3.00
入力“High”レベル電圧
VIH
0.7VDD
入力“Low” レベル電圧
VIL
出力“High”レベル電圧
VOH1
出力“Low” レベル電圧
VOL1
入出力リーク電流
ILi
5.2
格
TYP
値
MAX
単位
3.45
V
−
VDD
V
-0.3
−
0.15VDD
V
IOH=-0.4mA
0.75VDD
−
−
V
IOL=0.1mA
−
−
0.15VDD
V
−10
−
1
μA
Vin=0∼VDD
備考
消費電流 (Ta=25 degreeC)
項目
記 号
VDD 消費電流(LED を除く)
*1.VDD = 3.3 V ,
改定.1
条
2
Idd
条件
VDD=3.3V
MIN.
TYP.
MAX.
−
2.0
5.0
単位
mA
*1
1/176duty , 1/8bias , AC driving = 63line inversion.
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
備考
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
5−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
5.3 システムバス・リードライトAC特性(80系CPU−I/F)
(VSS=0V, VDD=3.15∼3.45V, Ta=0∼50℃)
項
目
記 号
ライト動作
セットアップ時間
アドレスホールド時間
立ち上がり・立ち下り時間
デ ー タ セ ッ ト ア ッ プ時 間
データホールド時間
リードデータアクセス時間
リードデータホールド時間
コントロールパルスL幅
コントロールパルスH幅
tAS80
tAH80
tr/tf
tDS80
tDH80
tOAC80
tODH80
tWCWL80
tWCWH80
リード
動作
バスサイクル時間
tWCYC80
コントロールパルスL幅
コントロールパルスH幅
バスサイクル時間
tRCWL80
tRCWH80
tRCYC80
条 件
許 容 値
TYP
MAX
MIN
10
2
−
60
2
−
5
40
100
40
200
100
150
100
300
HWM=0
HWM=1
HWM=0
HWM=1
−
−
25
−
−
100
−
−
−
−
−
−
−
−
単位
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
ns
備 考
CL=50PF
CL=50PF
* 各項目の特性は、VDDの20%および 80% のレベルにて規定
RS
tAS80
tAH80
tCYC80
tWRLW80,tWRLR80
/CS
tWRHR80,tWRHW80
/WR, /RD
tr
tf
tDS80
tDH80
D0-D7
(write)
tRDD80
tRDH80
D0-D7
(read)
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
6−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
5.4 リセットタイミング
VDD
min 1ms
min 0
RSTB
min 0
min 10ms
SIGNAL
5.5 白色LED電気特性 (特に指定のない場合は、Ta=25゚C)
下記品番仕様書をご参照ください。
・白色LED
:NESW008BT(日亜化学工業製)
上記白色LEDを2ヶ直列に搭載しております。それぞれのLEDには電流制限抵抗を内蔵しており
ませんので、御使用時には抵抗の外付けまたは、定電流回路での駆動を御願い致します。
また、4. 絶対定格に示している温度−順方向電流特性の遵守を御願い致します。
以下に白色LEDの代表的特性を示します。
項
目
記 号
順電流(Ta=25℃)
If
順方向電圧(Ta=25℃)
Vf
条
件
If=20mA
規
MIN
格
TYP
値
MAX
単位
−
−
20
mA
−
3.6
4.0
V
備考
5.6 LEDピン配列(バックライト用)
Anode
Cathode
LED−Vss(5)
LED−V(2)
BL Circuit
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
7−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
5.7 電源 ON/OFFシーケンス
過電流等のLSIの永久破壊を防ぐために、電源のON/OFFシーケンスは以下に従ってください
5.7.1 電源ON
Power on the VDD
Power on the Reset
1ms
Power on Initialized bits
Set VC2-0 bit
Set BT2-0 bit
Set DC2-0 bit
Set AP1-0 bit
Issue use-stateinstruction(1)
more than 10ms(oscillation
circult stabilization on time.)
Issue use-stateinstruction(2)
more than 50ms(set-up
circult 1,2stabilization time.)
Voltage poiarity inverting
circuit operation starting bit
Set BT3 bit
Issue use-stateinstruction(3)
more than 200ms(set-up
circult 2/voltage inverting
circult stabilization time.)
Dsplay on sequence
Display on
d1-0=”11”
Dsplay on
5.7.2 電源 OFF
Nomal Dsplay
Dsplay off sequence
Bits for display off
D1-0=”00”
Dsplay off
Power off setting bit
Power supply circuit off
control set by AP1-0
use-stateinstruction
Power off the VDD
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
仕
様
書
1M1M−0029
8−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
5.9
コネクタピン配列表
使用コネクタ: 18FLZ-SM2-TB-(LF)(SN)
ピ ン N o .
5.10
記
号
説
明
1
N.C.
オープンにしてください
2
LED-V
LED アノード(LED-V-LED-Vss<8V)
3
VDD
ロジック、LCD 電源(3.3V)
4
VSS
ロジック、LCD 用基準電圧(0V)
5
LED-VSS
6
D7
表示データ
7
D6
表示データ
8
D5
表示データ
9
D4
表示データ
10
D3
表示データ
11
D2
表示データ
12
D1
表示データ
13
D0
表示データ
14
RDB
リードストローブ信号
15
WDB
ライトストローブ信号
16
RS
レジスタ選択信号
17
RSTB
リセット信号
18
CS1B
チップ選択信号
LED カソード(0V)
信号説明
5.10.1 電源
Pin name
VDD
VSS
5.10.2 バス
Pin name
D0 – D7
/CS
RS
RDB
WDB
RSTB
電源
電源
I/O
I/O
I
I
I
I
I
2
機
I/O
5.10.3 バックライト
Pin name
I/O
LED-V
電源
LED-VSS
電源
改定.1
考
能
ロジック用電源
GND (0V)
機 能
8 ビット双方向データバス
チップ選択信号 LOW:選択(アクセス可)
レジスタ選択信号
RS = “H” : コントロールレジスタ
RS = “L” : インデックス/ステータスレジスタ
/RD signal
LOW:選択
/WR signal
LOW:選択
Reset
LOW:選択
機
能
LED アノード
LED カソード
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
6.
考
仕
様
書
1M1M−0029
9−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
光学的特性
項目
条件
記号
(1)輝度
(2)コントラスト
単位
透過
θ
φ
CR
最小
標準
B
0°
0°
VOPR=17.6V
20mA/1LED
90
150
cd/m2
CR
0°
0°
≧1.5
20
30
−
0°
0°
VOPR=17.6V
tON
(3)応答速度
定格値
tOFF
(4)色度
0°
(5)垂直視野角
θ
(6)水平視野角
φ
0°
0°
測定法
440
580
160
200
*1
ms
VOPR=17.6V
20mA/1LED
(0.31,0.36)
CR≧1.5,φ=0°
-40/20
degree
CR≧1.5, θ=0°
-40/40
degree
*1 全白での測定時
●測定条件
◇ 測定環境・・・暗室またはそれに準じる環境
◇ 測定機器・・・大塚電子製 液晶評価装置 LCD-7000
ミノルタ製 分光測色度計 CS-1000
◇ 測定温度・・・25±2℃
◇ 測定湿度・・・40∼70%RH
◇ 透過は、全てバックライト ON で測定。
◇ LED順電流・・・20mA (LED 1 個あたり)
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
備考
最大
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
10−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
7.品質及び信頼性
特性測定法は、第9項による。(Ta=25℃)
№
項
7.1
高温動作試験
・50±2℃恒温槽中で、通電動作 240hを行う。
VDD=3.3V,VOPR=17.6V,文字表示
7.2
低温動作試験
・0±2℃恒温槽中で、通電動作 240hを行う。
VDD=3.3V,VOPR=17.6V,文字表示
7.3
湿中放置
40±2℃ 90-95%RH中で、240h行なう。
7.4
高温高湿放置試験
・40±2℃、90∼95%RH中で無負荷放置し、240h行う。
7.5
高温放置試験
・60±2℃恒温槽中で無負荷放置し、240h行う。
7.6
低温放置試験
・-30±2℃恒温槽中で無負荷放置し、240h行う。
7.7
温度サイクル試験
・-30±2℃←→60±2℃
(各30分)を1サイクルとして10サイクル行う。
7.8
振動試験
・5∼100Hz 12 m/S2 Peak
各20分/サイクル 3方向(XYZ)を各1サイクル
7.9
衝撃試験
・490m/S2 10ms half−sinpalse
3方向(XYZ)各1回 但し、セットに組込んだ状態で行う
改定.1
目
2
試
3
験
条
件
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
判
定
外観及び表示に
異常無きこと
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
11−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
8.表示及び包装
8.1 表示
本モジュールは下記内容記載のラベルを添付する。
ラベル記入内容例:
EDMMRF7KBS
****
ラベル寸法
(18mm x 8mm)
MADE IN JAPAN
Arima Display Japan co.,Ltd
8.2 包装
液晶表示モジュール
(表示面を上にする)
ブリスタ
(材質:導電性ポリスチレン)
7 段×20pcs/1ブリスタ
(上1段ダミー:計8段)
アルミ包装袋
ダミートレー 1 枚
スリーブ (段ボール)
端面テープ付
外装箱
サイズ
長さ:472mm
幅:315mm
高さ:195mm
ブリスタ8段をテープ止めし、スリーブで巻く。
2 スリーブを外装箱に 2 段重ねて梱包します
2段
1段
外装箱外側には下記内容を記入、
Customer
もしくはラベルを貼ります。
Cust Part No.
( 右図は例 )
Part No.
EDMMRF7KBS
通常280個入り/1箱
重量: 8.9kg (TYP)
Quantity
(包装数量)
Remarks
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
12−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
9. 電気的光学的特性測定方法
9.1 測定条件
各種試験前、後の特性測定は、下記条件に、90 分間以上放置した後、同一条件下で行うものとする。
温度 : 25±1℃
湿度 : 40 ∼70%RH
気圧 : 85∼110 kPa
9.2 光学的特性測定方法
9.2.1 測定装置 ・ 被測定物
・LCD-7000(液晶パネル光学測定装置:大塚電子製)
・当社テストセルにて測定。
□8 のドットをΦ1 のアパーチャ径で測定。
9.2.2 用語の定義
LCD のフロント・ガラス上の、VCL と HCL のクロス・ポイントからの垂線。
すべての角度の基準となる線。
Normal
VCL
有効表示面の上と下の中央を結ぶラインで、有効表示面を等分にわける垂直の線。
HCL
有効表示面の左・右の中央を結ぶラインで、有効表示面を等分にわける水平の線。
Optimum Angle
V-Plane 上で、Normal よりθ傾いた角度
V-Plane
Normal とVCLを含む平面
H-Plane
Optimum Angle と HCL を含む平面 Normal との角度φ
Normal e
H-Plane
-90°
θ φ
+90°
-90°
V-Plane
9.3
Optimum Angle
+90°
駆動電圧(VOPR) 及びコントラスト比(CR)の測定
・測定装置を 25℃に設定し、液晶表示モジュ-ル をθ=0°, .φ=0°にセットする。
・所定デューティ比の選択電圧波形と非選択電圧波形とを交互に印加しつつ電圧を上げてゆき、各々の印加
電圧についての選択時の輝度 Y1 , 非選択時の輝度 Y2 を測定する。
・各々のコントラスト比:CR= Y2 / Y1 を求め、CR の最大値を与える電圧を Vopr とする。
(∵ Vopr=VDD‐ VLCD とする。)
9.4
改定.1
垂直視角の測定(φ=0°)
・測定装置を 25℃に設定し、液晶表示パネルをθを可変できるようにセットする。
・上記 Vopr 印加時の各θにおける選択時の輝度 Y1 , 非選択時の輝度 Y2 を測定しコントラスト比:CR =Y2/Y1
を求める。
・CR≧2 となるθの範囲を求め、垂直視角範囲とする。
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
9.5
考
仕
様
書
1M1M−0029
13−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
水平視角の測定(θ=0°)
・測定装置を 25℃に設定し、液晶表示パネルをφを可変できるようセットする。
・上記 Vopr 印加時の各φにおける選択時の輝度 Y1 , 非選択時の輝度 Y2 を測定しコントラスト比:CR=Y2/Y
を求める。
・CR≧2 となるφの範囲を求め、水平視角範囲とする。
9.6 応答速度(tON , tOFF)の測定
・測定装置を 25℃に設定し、液晶表示パネルをθ= 0°, φ= 0°にセットする。
・上記 Vopr を印加して、画面の ON ・ OFF を行い、オシロスコープ上に現れる輝度の変化(下図参照)より、
tON , tOFF を読み取る。
(ON)
(OFF)
(OFF)
OFF : 表示データ=0
(非選択信号)
ON : 表示データ=1
(選択信号)
Y0
: 周囲光による輝度
90%
輝度
100%
90%
Y2
Y1
tOFF
tON
t
9.7
・
・
・
輝度(B)・輝度ムラ(△B)の測定
測定装置(CS1000)を 25℃・高さ 50cm に設定し、液晶表示パネルをθ=0°、φ=0°にセットする。
上記 VOPR を印加して全点灯(全白)を行ないながら、LEDバックライトを点灯した時の輝度を測定する。
下記の中心の測定値を輝度:B とする。
下記の測定箇所 9 ポイントのMIN値/MAX値*100を輝度ムラ:△Bと規定する。
L
L/10
L/10
H/10
H/2
※測定ポイント:縦横とも比率1:4:4:1のポイント
H
H/2
H/10
L/2
改定.1
2
L/2
3
Active area
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
14−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
10.
使用上の注意事項
10.1 セットへの組み込み設計に対する注意事項
(1) 液晶表示パネルは、UV カットフィルター付き偏光板を使用しておりますが、偏光板へのキズ防止・直射日光
の遮蔽のため、出来る限り全面にプラスチックカバーを設けて下さい。
但し、干渉縞の発生防止のため、プラスチックの成形歪みの無いものをご使用下さい。
(2) プラスチックカバーと液晶表示パネルの間には、必ず隙間を設けて下さい。
(3) 液晶パネルはガラス製品ですから振動、衝撃等を考慮した取付方法とし、また歪みを与えないようにして下さい。
(4) 本モジュールは、ユーザーにてシャーシに組み込む構造となっています。TAB ・ LSI に過度の曲げを等のスト
レスが加わらないように組み込んで下さい。
(5) 液晶表示パネルと FPC の接続部に均一に圧力が加わるようにゴム状のスペーサーで押さえて下さい。
(6) 光及び電磁波により誤動作する可能性があります。必要に応じて機器のシールドをお願いします。
(7) 本液晶表示モジュールに実装されたコントロール用 LSI 内部には、メモリーを有しているため、静電気によって
誤動作した際に、表示が回復しない場合があります。御社における測定条件または御使用状態において、
御確認頂きますようお願い申し上げます。
10.2
取扱い上の注意事項
(1) 液晶パネルは液晶層の厚みが約 10μm と非常に薄く、且つ対面するガラス面を特殊処理(配向処理)し表示
性能を出しておりますので次の点に注意して下さい。
・液晶表示パネル面を強く押さえつけないこと(動作中、非動作中)。
・通電中、急激な温度変化をさせないこと。
(2) 偏光板は、非常に傷つきやすく汚れやすいため、取扱いには十分注意して下さい。
汚れた場合には、ガーゼ等の柔らかい布に下記の溶剤を充分浸み込ませ、軽く拭いて下さい。
・イソプロピルアルコール (最適)
・エチルアルコール
ガーゼ等による空拭きは偏光板の表面に傷をつけますので避けて下さい。又下記の溶剤を使用した場合には
偏光板の溶解、脱色の原因になりますので注意ねがいます。
・ケトン類 (アセトンなど)
・芳香族類 (キシレン , トルエンなど)
・水
(3) 床などへの落下品は不良品とし、使用しないで下さい。
(4) 液晶表示パネルと FPC との接続部は不用意に触ると接続不良となる場合があります。また、組立時、特にパネル固定
の際、接続部に強い力を加えると接続不良となる場合があります。取り扱いには細心の注意を払ってください。
(5) 接続部には有機材料を使用していますので、この部分に有機溶剤がかかると故障の原因となります。有機溶剤を使用
の際には注意してください。
(6) FPCには、本来の反りを除き1mm以上の歪みを与えないでください。
(7) FPC上のLSIを持ったり押さえたりしないようにしてください。
10.3
C-MOS としての取り扱い
このモジュールは C-MOS を採用してますので、次の点には注意してください。
(1) 電源電圧が印加されていない時は、入力信号を加えないでください。
(2) 未使用の端子は必ず VDD または VSS に接続してください。どちらに接続するかは、その入力端子が所望の
理論機能を満足するように選定してください。
(3) 静電気防止対策として、必要に応じて下記の処理を実施してください。
・汚れのない手に静電気防止用指サックをし、帯電防止作業服を着用してアースバンドを
して作業する。
・作業場所の床、扉、作業台などはアース板またはアース線を設け、静電気を放電する。
・半田ゴテ、ラジオペンチ、ピンセット等の治工具類はアースする。
(4) 高インピーダンス回路ですので、汚れなどによりリークが生じないように配慮して下さい。
10.4
その他の注意事項
(1) 高温多湿中に長時間放置しますと、液晶表示パネルの消費電流を増加させる場合があります。
5∼30℃、65 % RH 以下の屋内に保存ください。
(2) FPCの入力端子部を素手で触らないで下さい。油分、塩分等が付着しますと接続不良の原因となります。
(3) 液晶表示パネルの液晶範囲の上限温度(Tni = 89.6℃)をこえた場合、液晶は液体となり動作いたしません。
万一、液晶表示パネルがこの様な温度になった場合は絶対に通電しないで下さい。通電のない状態で液晶
表示パネルが Tni 以下の温度に下がると、元通りに戻りますが、通電のまま Tni 以下の温度に下がると表示
が乱れて使用不可能となる場合があります。
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
11.
考
仕
様
書
1M1M−0029
15−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
パネル結線図
Com1
Com175
Seg1
176x132xRGB
Com396
Com176
Com2
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
仕様書名
記号番号.
参
品
名:
考
仕
様
書
1M1M−0029
16−17
液 晶 表 示 モ ジ ュ ー ル
!
安全上のご注意
1. 点灯用インバータの出力から冷陰極管またはELまでの配線には、高電圧
がかかりますので感電しないため、通電のまま作業しないで下さい。
また、ケーブル及びコネクタ部に傷をつけないで下さい。
2. 冷陰極管に対して点灯用インバータが無負荷になる場合(冷陰極管の破損等)に
は高電圧が発生しますので、インバータ出力が停止するようなインバータ設計をお願
いいたします。また、冷陰極管が正常点灯しないまま(インバータ出力から冷陰極
管配線経路内でリーク等が発生した時)継続して冷陰極管に高電圧をかけ続けた
場合、焦損、発煙に至る恐れがあります。過電流保護としてインバータに電流リミッ
ター等(過電流検知)の保護回路を設けインバータ出力が停止するようなインバータ設計
を御願い致します。
3. バリ処理は行っておりますが、金属系のフレームを使用しておりますので
取り扱いには、十分御注意願います。
また、設計に際してはフレームエッジ部にケーブル等が接触しないよう
十分配慮して下さい。
! 注意
④.
液晶パネルのエッジ部で怪我をする場合があります。取り扱いに際し
ましては怪我に十分注意して下さい。
また、周辺の設計には配線・部品等がガラスエッジに接触して破損等し
ないよう十分配慮して下さい。
⑤. 液晶表示モジュール内で電源ライン等の短絡不具合が発生した場合、
液晶表示モジュール内には保護回路が入っておりません。 安全確保の
ため、セット側電源に短絡に対するヒューズまたはシャットダウン回路
等による安全対策を施して下さい。
12.
仕様の変更
本仕様書が納入仕様書として正式交換された場合、使用部品、使用材料変更する際は、ユーザーに
対して書面でもって通知し、受領後変更するものとする。但し、未返却の場合及び参考仕様書の場
合においては、品質改善・性能向上のため自由に変更できるものとする。
13.
環境対応
本製品は、RoHS指令対応品です。
14.
保証期間
本液晶モジュールの無償保証期間は、納入日以後12ヶ月とする。
改定.1
2
3
4
アリマディスプレイジャパン株式会社
5
6
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