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44 - フリースペースふきのとう

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44 - フリースペースふきのとう
特定非営利活動法人フリースペースふきのとう 広報紙
2016.8.1 発行
第 44 号
(特)フリースペースふきのとう
〒857-0874 佐世保市京坪町 8-1
TEL:0956-25-6222
FAX:0956-76-8131
E-mail:[email protected]
http://fsfukinotou.ec-net.jp
8月(水無月)
旧暦8月はもう秋です。木々が色づきはじめ、落ち葉が舞う季
節です。
《地蔵盆》
8月 14 日はお地蔵さんの縁日、地蔵盆です。路傍や辻に居るお地蔵さんを綺麗に洗い、新しい前
垂れを着せ、お祀りします。お地蔵さんは古くから子どもの守り神として親しまれてきました。童謡
「村のはずれのお地蔵さんはいつもにこにこ見てござる」にあるように、丸くてにこやかな顔つき
を地蔵顔といいます。
《かぶと虫》
雄には大きな角があり力持ちで昆虫の王様と呼ばれ、子ども
たちにとって人気の高い昆虫です。卵・幼虫・蛹・成虫と完全変貌
を行い、卵からほぼ一年弱で成虫になります。成虫は夏の夜の
到来を待って地上に姿を現わし、地上ではクヌギ、楢などの樹液
を吸って生活し、卵を産んで夏の終わりから晩秋にかけて短い
生涯を終わります。カブト虫を捕まえるには、カブト虫が樹液を
吸って樹皮が傷つき、樹液が沁み出している個所を、昼間見つ
けておいて、夜そこへ行くと捕まえることができます。
《さるすべり》
夏から秋にかけて木の花のない時期に、1名を百日紅といわれる程長い間花を咲かせます。幹が
つるつるして猿も滑るというのですが「くすぐりの木」と呼んでいるところがあるそうです。幹をく
すぐるとうごきだすというのですが。
暮らしの言葉【帰省】
休暇などに故郷に帰ることですが「省」には親の安否をたずねるという意味があります。従っ
て帰省の本来の意味は故郷に帰って父母の安否をたずねることです。
私たちは、フリースペースふきのとうを支援します。
㈱実光測量設計
ときめく学びの場を求めて
いま、学校教育は管理強化と福祉の後退によって、自己責任・保護者責任だけが強調されるよう
になっています。そして、早期選別や教育の機会が、どの社会階層に属しているか、どんな家庭環境
に育っているかによって大きく格差が生じる事態となっています。特に、障がい児、母子家庭、外国
籍など、社会的弱者の子どもたちが放置され、十分な支援を受けられません。
地域に暮らすすべての子どもが、尊敬ある存在です。コミュニティ全体で子どもの生活・成長を支
えていくには、金も人手も時間もしっかりかけていく必要があります。
また、学校の位置づけが相対的に低下した取り組みをしないと見捨てられてしまいます。子ども
や保護者、そして地域の人に支えられながら学校の中から変えていかなければなりません。大人も
子どもも変化することへのワクワク感と緊張感のある参加が、いま学校に求められています。
どの子も安心できてワクワクする学びの場を
・学校運営への参加
地域の子どもの課題を解決していくために、学校運営に子ども、保護者、地域
住民が参加します。
・CAPの支援を受ける 虐待、いじめ、誘拐、性暴力防止のトレーニングをCAP(民間団体)により、教
員向け・児童向け・保護者向けに実施してもらう。
・多文化・他民族との交流・共生 地元の在日コリアンの若者を学校に招いたり、在日コリアンの児童
と日本の児童が在日コリアンの祭りにそろって参加し、交流します。
・NPO・NGOとの協働活動 高校生が修学旅行でマレーシアに行き、熱帯林とそこに暮らす先住民の
村を訪問・交流します。事前事後の学習を環境NGOが支援します。
子どもの権利条約では
これからの子どもの教育を考えていく場合、行きたい学校を選ぶ「選択」なのか、地域の学
校づくりへの「参加」なのかが問われています。「選択」の場合、親の思いは反映されても、子ど
もの思いが反映されにくいのではないでしょうか。親は大学受験が気になるからです。
子どもの権利条約では、第 12 条で子供の意見表明権、また第「15 条(集会の自由)」をふま
えた学校に参加する権利を認めています。
何が子どもにとって最善の教育なのか、地域の親や子どもたちが教育行政に参加し、ともに
考えることが求められています。子どもは教育サービスを受ける消費者ではなく、ともに地域
をつくるパートナーです。
次回は、
「外で思いっきり遊びたい!」について、少し紹
介致します。
2016 年6月4日(土)~5日(日)
於:平戸市上中津良川流域
この日はちょうど梅雨入りした日、平戸市上中津良川へ泊りがけでホタル観察会に出かけました。
毎年、何万匹と飛び回るホタルでしたが、雨風が強く残念ながらホタルを見ることができません
でした。
また、今回は浄隆寺へ泊り、鐘つき体験やご住職のご説教や食の大切さを描いた絵本の読み聞
かせがをありました。2 日目は散策に出かけました。
夕食は、みんなでカレーライスとサラダ
を作りました。
夕食の前に命の大切さを知る
絵本の読み聞かせをご住職が
してくださいました。
2 日目はお寺の近くの散策にでかけまし
た。
とても景色がきれいなところでした。
また、小さなほこらがありました。
最後はみんなで記念撮影!!
次回の子どもゆめ基金の活動は、8/7(日)夏だ!森林浴でリフレッシュ
キャンプです。みなさん、ぜひ、参加してね♥
2016 年度JT NPO助成事業
助成金交付式報告
2016 年 6 月 10 日(金)
於:ホテル グランデはがくれハーモニーホール(佐賀市)
2016 年度JT NPO助成事業の交付式に、理事長 1
名、理事2名、スタッフ1名が出席してきました。
この助成金は全国から 243 件の応募の中から、42
件の事業に対して助成を行っています。交付式では窓
口支社での開催で、フリースペースふきのとうは九州
支社での交付式になりました。
また、助成先団体の他に各市町村の行政からの出席
もあり、長崎県では県の県民協働課の主任主事、伊藤広毅氏が参加されていました。
最初に、JTより挨拶がありました。続いて交付式があり、JTたばこの佐世保支店の
三浦雄一郎支店長より交付書をいただきまし
た。ま
た、2016 年度助成事業内容の紹介が各団体よ
りあり
ました。
そのあと休憩があり、活動成果発表があり、
2015
年度自助成先よりありました。
2016 年度助成事業内容の紹介はフリースペー
スふき
のとうから、スタッフの川原夕佳さんが行いま
した。
記念撮影もあり、閉会いたしました。
〈2016 年度助成先〉
NPO法人グランドワーク福岡
NPO法人地球市民の会(継続助成)
NPO法人フリースペースふきのとう
〈2015 年度助成先〉
NPO法人地球市民の会
NPO法人心澄
公益財団法人大阪コミュニティ財団助成金事業
子どもサミット
~不登校を通して思うこと~
2015 年 6 月 25 日(土)12:30~ アルカスSASEBOイベントホール
今年は、基調講演とコーディネーターを毎年お願いしている高垣忠一郎先生をお
迎えして実施しました。
12 時半より、オープニング。青年の方の司会進行で始まりました。初めに理事長山
北眞由美さんの挨拶のあと、うたごえサークルふれんどより2曲が披露されました。
いよいよ、高垣忠一郎さんの基調講演に入りました。演題は「登校拒否・不登校・ひき
こもりを考える ―子どもたちのさけびが聴けますか?-」と題し、お話がありまし
た。
高垣先生の話は、「子どもの立場に立ち、同じ目線に立って考える」という言葉が印
象に残りました。参加者は、わかりやすいお話しだったという声が多かった講演でし
た。
休憩を挟んだあと、第2部の子どもサミットに入りました。高垣先生がコーディネー
ターを務め、2名の子どもたちが前に出て体験談を語りました。会場のみなさんは、子
どもたちの勇気に感動されていらっしゃいました。
参加者の声
《基調講演の感想》
・今回、初めて参加しました。人間として健やかに育っている
かという、厳しい評価の目、共感する優しい目、2 つの目で見
るということ、特に、健やかに育っているかという目につい
て、気づかされました。
・思春期の子どもへの関わり、深く反省しました。
・大切なことが簡潔に話してくださり、ありがたかったです。生
きる力(言葉で気持ちを伝えること)、個人の尊重、私も感じ
て、子どもにも伝えて、みんなにも伝えていきたいです。
《子どもサミットの感想》
・若者たちの生の声、聴けて良かったです。私も、この年齢でも迷いながら、でも楽し
んで生きています。
・コーディネーターの先生が辛抱強く、心が変わったきっか
けなどを本人の口から聴く努力に感心しました。話を聴
いているうちに、私たちも他人と比べなくなった時や他
人から愛されていることがわかった時に心が軽くなったり、
楽しくなったりすることを思い出しました。
《カワイイ💛夏おやつ💛かき氷シャーベット💛》
◆材料
・氷 適量
・お好みシロップ 適量
◆作り方
①かき氷を作る♬ シロップを多めにかける。
②シリコン型に入れる。
③冷蔵庫で冷やし固める。固まったらシリコン型から取り出して出来
上がり💛
《100 均ミルクセーキでプリン風✨ゼリー》
◆材料
・ゼラチン 10g
・水 100CC
・ミルクセーキ 500CC
◆作り方
①100 均一で買ったミルクセーキのボトルです。ゼラチンも用意します。
②お湯を沸かします。(100CC)ゼラチン粉末を溶かしよく混ぜます。
③容器を入れ、冷蔵庫で冷やします。
④固まったらミントを飾り出来上がり。
《抹茶白玉夏のおやつに》
◆材料
★白玉粉 25g
★水 25CC
○白玉粉 25g
○水 25CC
○抹茶 5g
◆作り方
①★は白い白玉で○は抹茶の白玉です。★と○は別々で材料をすべて混
ぜてくださ
い。
②耳たぶぐらいの柔らかさになったら、1 口サイズにして丸くまるめる。
③沸騰したお湯に入れて浮き上がってきたら氷水にとって冷やす。
親子でぜひ、夏のおやつ作りに挑戦してみてください
ね!
公益財団法人日本社会福祉弘済会助成金事業
長崎県のつどい
~共感しよう仲間・広がろう思い・つながろう地域~
2016 年 6 月 26 日(日)於:アルカスSASEBO他
今年で5回目となる長崎県のつどいは、コーディネーターに県内各機関(行政、社
協、医療など)を迎え、11 の分科会に分かれて実施しました。
①不登校
A.小学校(アルカスSASEBO
3F 小会議室)
コーディネーター:松尾幸子さん(長崎県佐世保こども女性・障害者支援センター
子ども保護判定課判定係長)
共同研究者:茶園眞灮さん(NPO法人おおさか教育相談研究所相談員)
《参加者の声》
・長年、思っていた「あんなことやこんなこと・・・」聞いてくださってありがたい思い
で一杯です。(主任児童委員)
・私の望んでいた会ではなかったのですが、積極的に不登校に向き合っている保護
者の方や関係者の話、そして私たちのように、不登校の原因が保護者にあり、聞く
耳を持たない人への対応に苦慮している者の話が交換できたことが何より素晴ら
しいことだと思いました。(教職員)
①不登
校
B.中学校(アルカスSASEBO
3F大会議室B)
コーディネーター:中村修太さん(長崎県佐世保こども女性・障害者支援センター
相談支援班係長)
共同研究者:村上公平さん(NPO法人おおさか教育相談研究所相談員)
《参加者の声》
・進学について、子どもがどうしたいのかを十分に話し合い、本人の希望に添える
よう支えていきたいと思いました。(親)
・いろいろなお母さんのお話を聞くことができて、考える機会になりました。支援
者として何ができるか、まだ明確ではありませんが、保護者の辛い気持ちに寄り
添って、保護者が元気を取り戻す支援をしていきたいと思います。(保健師)
①不登校
C.高校(アルカス SASEBO
3F 大会議室 C)
コーディネーター:柿田多佳子さん(長崎県
佐世保こども女性・障害者支援センター所長)
共同研究者:春日井敏之さん(立命館大学教授)
《参加者の声》
・春日井先生をはじめ、参加者の方々の意見などを聞かせていただき、大変、参
考になりました。(親)
・大変、勉強になりました。気持ちが楽になりました。(親)
②発達障がいと不登校・ひきこもり(アルカス SASEBO 3F 大会議室 A)
コーディネーター:田中充子さん(佐世保市保健福祉部障がい福祉課主幹)
羽辺由紀子さん(佐世保市保健福祉部障がい福祉課主任技師)
共同研究者:加藤由紀さん
(NPO法人大阪障害者センター「発達支援センターぽぽろ」相談員)
《参加者の声》
・周りの方の話を聞いて、我が子は発達障がいではないのかなと感じた。今はスト
レスが溜まって疲れている状態だと思う。無理はさせないと思い、本人に選択させ
ようと学んだ。接し方など、仕事での関わり方について参考になりました。(支援者)
・不登校の原因は当事者にしかわからない。当事者もはっきりとわからないことが
多く、大人の関わり方はとても重要だと感じました。発達障がいをもっと理解して
いく社会と支援の輪を広げていく努力をいろいろなところでしていく必要を感じ
た。また、そのような支援を保護者に寄り添ってできるよう、どんな手立てがある
か、体験や当事者の話を聴くようにしたい。(行政)
⑤いじめと自殺(スピカ
研修室1)
コーディネーター:山口和浩さん(NPO法人自死遺族支援ネットワーク Re 理事長)
宮田雄吾さん(医療法人カメリア会大村共立病院副院長)
共同研究者:横湯園子さん(元中央大学教授)
《参加者の声》
・広く、深い話を聞かせていただきました。(その他)
・周囲の方々の持つ幅広い知識から繰り出される幅広い議論に
最初、ついていくのが大変だったが、時間をかけていくうちに
面白くなり、議論参加もできたと思う。(会社員)
⑥ひきこもりと家族支援(アルカス SASEBO
地下第 2 リハーサル室)
コーディネーター:山中嘉子さん(長崎県ひきこもり地域支援センター主任技師)
共同研究者:前島康男さん(東京電機大学教授)
《参加者の声》
・本人と向き合い方をどうしていけば良いのか不安で、いろいろと勉強したいと思
っていました。信じて任せて〝待つ〟このことが、とても心に残りました。私もど
れだけ待てるか…。本人のこと、まるごと受け止めることができるようになりた
いと切に思いました。(家族)
⑦居場所づくりと就労支援 A.居場所づくり(アルカスSASEBO
コーディネーター:益田 仁さん(長崎国際大学講師)
共同研究者:古庄
3F中会議室A)
健さん(若者支援全国協同連絡会常任事務局員)
《参加者の声》
・居場所とは何なのか。そのことを常に考えていて、今日の分科会に参加してみた
が、何が正しいとかはなく、誰が何を求めて来るかで居場所も持つ意味も変わっ
てくるのではないかと考える。(大学院生)
・話の中で社会に声を出していくことの大切さを学びました。(当事者)
⑧居場所づくりと就労支援 B.就労支援(アルカスSASEBO 3F中会議室B)
コーディネーター:池田茂則さん(佐世保市社会福祉協議会事務局次長)
共同研究者:佐藤洋作さん(認定NPO法人文化学習協同ネットワーク代表理事)
《参加者の声》
・ひきこもり事業の担当 1 年目です。テーマは就労でしたが、支援全般に関わる本
質的なところを学びました。同時に、今後の事業になるヒントをたくさん頂きまし
た。(行政)
・いろいろな人と会えて、いろいろなお話が聴けて、大変良かったです。(家族)
⑧就労支援と仕事おこし(アルカス SASEBO 3F中会議室B)
コーディネーター:都野川直樹さん(長崎県産業労働部雇用労働政策課課長補佐)
鶴田拓也さん(長崎県産業労働部雇用労働政策課主事)
共同研究者:山本尚由さん(登校拒否・不登校を考える会東京の会代表)
≪参加者の声≫
・中間就労の重要性を感じております。(行政)
⑨医療と福祉(アルカスSASEBO
3F 和室)
コーディネーター:中村かおるさん(医療法人愛恵会佐世保愛恵病院看護部長)
金崎あやさん
(医療法人愛恵会佐世保愛恵病院精神保健福祉士)
福田美保さん
(医療法人愛恵会佐世保愛恵病院精神保健福祉士)
共同研究者:高垣忠一郎さん(心理臨床家・京都教育センター代表)
《参加者の声》
・参加された方々の生の声を聞き、今後の業務に役立
てないといけないと感じています。(行政)
・各機関の取り組みや、当事者家族の思いを知る良い
機会になりました。(行政)
⑪手をつなぎ支えあう連携づくり(スピカ
研修室2)
コーディネーター久佐賀眞理さん(長崎県立大学シーボルト校教授)
田中正司さん
(佐世保市保健福祉部保健福祉政策課課長補佐兼企画係長)
共同研究者:森橋美穂さん(社会福祉法人一麦会
ひきこもり者社会支援センター支援員)
《参加者の声》
・私自身、大変参考になりました。多方面からの意見が聞けて良かったです。今後の
仕事に活かしていきます。(行政)
・和歌山のモデルは時代の先端を行っているようで勉強になりました。(研究者)
・長崎、佐世保の資源の充実がうらやましい部分があり、北松地区は、これからいか
者の組織化を図るかが課題ですが、既存資源の枠にとらわれないつながりはダ
イナミックな動きが期待できそうで、おもしろいと感じました。(行政)
平成 27 年度 定期総会終わる!
2016 年6月 29 日(水)19:00~20:30 於:させぼ市民活動交流プラザ会議室 B・C
平成 27 度の定期総会を開催しました。正会員 24 名のうち 8 名が出席、委任 6 名
で総会が成立しました。
まず、はじめに正会員より議長1名、出席者より書記1名と議事録署名人2名を選出
し、続いて理事長より1年のまとめに入り議事を行いました。
≪第1号議案≫平成 27 年度活動報告の件
理事長の山北眞由美さんより平成 27 年度活動報告がありました。
《第2号議案》平成 27 年度活動計算書、貸借対対照の件
理事の山北美和さんより決算報告がありました。
《第3号議案》平成 27 年度監査の件
監事の白川朱美さんより監査報告がありました。
≪第4号議案≫役員改正の件
理事の武次千賀子さんより、役員改正以下が以下の提案がありま
した。
・理事長
山北 眞由美
・副理事長 山本 耕平(立命館大学教授)
坂本 雅俊(長崎国際大学教授 地域福祉担当)
・理事
一ノ瀬 裕海
隈元 京子(助成金実務(会計)スタッフ)
山下 藤枝(ひきこもり家族会「あのねの木」担当)
土橋 公江(ひきこもり家族の会担当)
武次 千賀子(不登校児を持つ親の会担当)
川原 早苗(「みんなのマルシェ」事務局スタッフ)
白川 勝章
山北 美和(事務局長 事務局実務)
・監事
池田 和博(学童期居場所オーナー)
白川 朱美(佐世保子ども劇場事務局長)
≪第5号議案≫平成 28 年度活動計画の件
理事の川原早苗さんより平成 28 年度活動計画の提案がありました。
≪第6号議案≫平成 28 年度活動予算の件
理事の隈元京子さんにより平成 28 年度活動予算の提案がありまし
た。
※第1号から第4号議案の議決は、原案通り全会一致で承認を受け、
総会は無事に終わりました。
●今年度の活動計画
1.事業実施の方針
NPO法人フリースペースふきのとうは、本法人定款第3号及び第5条の定
めるとことにより、不登校の子どもやひきこもりの親、市民など広範囲な人々と共同
し、不登校の子どもたちやひきこもりの人たちのための相談活動や就労支援、また親
を含め自分らしく生きるための支援を行うことを目的とし、次の事業を計画実施する。
2.事業の具体的内容
(1)居場所・学び場の運営事業
①居場所の運営
学童期(6才~18 才)の居場所「ぽこ・あ・ぽこ」 火・土曜日 13:00~18:00
ひきこもり(20 才以上)の居場所「ぽれぽれ」
月・火・金・土曜日の 10:00~16:00 と木曜日 8:00~14:00
②学習サポート
数学は火曜日、英語は火・水土曜日、発達障がい児向けは木曜日、
英会話は土曜日
(2)企画・活動の支援事業
①クリスマス会 12 月
②お菓子作り
③農業体験(黒島)
④子どもゆめ基金助成活動「四季を感じてみよう!2016」
6月
ようこそ!幻想の世界、ホタルの里でお泊まり体験
8月
夏だ!森林浴でリフレッシュ日帰りキャンプ
10 月 秋の散策に出かけよう!in 黒島
11 月
紅葉を楽しもう in 御船山
12 月
いろんな布で草木染めをしよう!
⑤ちょっとのんびり手芸サークル 毎月第1火曜日
(3)親や家族に対する支援事業
不登校児を持つ親の会とひきこもりを持つ家族の会の実施(毎月)
佐世保市委託事業 ひきこもり家族のつどい「あのねの木」(毎月)
アウトリーチ(訪問支援)の実施(月1回程度)
日本社会福祉弘済会助成金事業「長崎県のつどい」6/26(日)
佐世保市委託事業 ひきこもり家族支援講演会開催(10 月)講師:佐藤洋作氏
※毎月 1 回江迎町と佐々町の親の会へ参加(理事長がアドバイザーとして)
(4)当事者の就労支援事業
発送作業・印刷・製本・当事者によるイラスト・カット集作成
JT たばこ助成金「みんなのマルシェ星の風」
場所:西海市場(戸尾市場)の旧川添商工跡
《開店日》
・5/19(木)~21(土)オープニングイベント
(バルーンアート、ギター弾き語り、えむかえ繭玉づくり、紙芝居)
・8/18(木)~20(土)夏祭り
(ヨーヨー釣り、ポップコーン、綿菓子)など
・11/3(木)~5(日)手作り雑貨などの販売
・2/9(木)~11(土)手作り雑貨などの販売
(5)相談受付・広報事業
実施予定なし
(6)支援を求めるための事業
①大阪コミュニティ財団助成金事業「子どもサミット 2016」6/25(土)
②長崎県民間団体自殺対策事業
映画「青い鳥」上映・・・市内中学校3ヶ所への実施(小佐々中学校、広田中学校
光海中学校)
(7)教育・子育てなどの他団体との交流事業
実施予定なし
※その他、法人の目的達成のための助成金、補助金等を申請し、活用する。
申請中の助成金及び補助金
《九州ろうきん》はじめの一歩とおしゃべりランチ(7 月下旬の結果)
発送作業(仕事覚え)、料理作りやバルーンアートと浴衣着付け教室
などのワークショップ
今年度、補助金及び助成金の決定の内訳
補助金
・長崎県民間団体自殺対策事業(長崎県障害福祉課)
映画「青い鳥」上映…各中学校への実施(映写料、当事者の上映当日のアルバイト
賃金 4 名)教育委員会との協力
・地域力アップ支援事業(佐世保市地域政策課)
若者が地域と共に創る黒島の農作物を「みんなのマルシェ星の風」へ
助成金
・子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育機構)
子どもゆめ基金助成活動「四季を感じてみよう!2016」
・JT たばこ助成金
みんなのマルシェ星の風
・公益財団法人大阪コミュニティ財団助成金事業
子どもサミット 2016
・公益財団法人日本社会福祉弘済会助成金事業
長崎県のつどい
・WAM助成金(独立行政法人福祉医療機構)
不登校ひきこもりへの学校家庭地域支援事業
~補助金と助成金と委託の違い~
補助金と助成金と委託の違いは、事業主体がどちらかということです。委託の場
合は事業主体があくまで自治体であり、受託した団体は事業を代行しているだけ
です。それに対し、補助金や助成金はNPOが事業主体です。委託であれば当然必
要経費は全額もらえるわけですが、補助金や助成金は一部補助、一部助成が普通で
す。
補助金と助成金の違いは一般的には、行政から交付されるのが「補助金」
、民間
の助成団体等から交付されるのが「助成金」と言っています。
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