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1,000円のごみ処理 コスト削減 福井県

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1,000円のごみ処理 コスト削減 福井県
県では、廃棄物の減量化やリサイクルの取組みを一層進めていくため、平成18年3月に
「福井県廃棄物処理計画」を策定しました。
その中で、家庭等から出される一般廃棄物について、排出量全体の約4割を占める生ごみ
の減量化対策などを盛り込むとともに、平成22年度の目標として、「1人1日当たりのごみ
排出量940g」
(予測値から100gのごみ減量化)を設定しました。
今年度は本計画に基づき、「ごみを出さない地域づくり」を進めるため、食べ残しの減量
化やごみのリサイクル促進に取組みますので、県民の皆様のご協力をお願いします。
計画の期間 … 平成18年度∼平成22年度(5年間)
重 点 施 策 … 生ごみ対策:家庭や宴会などにおける食べ残しの減量化
紙類・プラスチック類対策:市町の分別収集の促進 など
計画の目標 … 1人1日当たりごみ排出量は、現状傾向のまま推移すると、平成22年度には
1,040gまで増えることが予測されます。そこから「1人1日当たり100gの
ごみ減量化」
・
「平成22年度1人1日当たりごみ排出量940g」
を目標とします。
平成15年度
現状値
1人1日当たり
100gのごみ減量化
100gのごみ減量化で、年間1人当たり…
1,000円のごみ処理
コスト削減
1人1日当たり
973g
排出量
(294,430トン)
(総排出量)
平成22年度
予測値
1,040g
中間目標値
100g
減量化
(314千トン)
940g
(284千トン)
平成15年度の市町村等のごみ処理量は年間296千トンで、ごみ
処理に要した経費は合計約88億円(施設整備費を除く)、年間1人
当たり約10,000円となっています。
平成22年度において、「1人1日当たり100gのごみ減量化」を
達成することによって、県全体で約30千トンのごみ減量化となり、
処理費用については年間1人当たり約1,000円のコストが削減さ
れ、県全体で年間約9億円のごみ処理のコスト削減につながります。
福井県
ごみを出さ
ない
地域づくり
「1人1日当たり100gのごみ減量化」とは、具体的にはどのようなものでしょう?
毎日、家庭から出されるごみの重さを量ってみると、1人1日当たり100gのごみ減量化は、
それほど難しい目標ではないことが分かります。皆さん一人ひとりの心がけで、十分に実現可能
な目標です。
量り売りの利用
マイバックを持参し、
レジ袋を断る
食品トレイ1枚 5g
レジ袋1枚 10g
普段捨てていた調理くず
の再利用
(調理法の工夫)
大根1本分の葉 50g
トレー
トレー
牛乳パック
ペットボトル
牛乳パック
生ごみの水切り徹底
集団回収への搬出
店頭回収への搬出
水切り1回 10∼30g
新聞紙とチラシ1紙 180g
ペットボトル1本 40g
1人1日当たり100gのごみ減量化達成のためのチェックリスト
あなたは、いくつ取り組んでいますか?
□ 買い物時にマイバックを持参していますか?
□ 集団回収や店頭回収に協力していますか?
□ 生ごみを捨てる時、水切りをしていますか?
□ 過剰包装商品、使い捨て商品を選ばないよう
心がけていますか?
□ パーティや宴会などの時、食べ残しをしてい
ませんか?
□ 食材を買い過ぎたり料理を作り過ぎたりして
いませんか?
□ お住まいの市や町のごみの分別ルールを守っ
ていますか?
□ 詰め替え商品やリターナブル容器を利用して
いますか?
□ 食材を使い切るよう調理法の工夫をしていま
すか?
□ 生ごみの堆肥化に取り組んでいますか?
県では、ごみの減量化に向けた取組みの一つとして、家庭や宴会時等における食べ残しを減
らし、おいしい福井の食材を食べきることを目的とした「おいしいふくい食べきり運動」を県
民の方々のご協力を得ながら展開していきたいと考えています。
このため、この運動にご賛同いただきますとともに、下記のことを実践していただき、食べ
残しを減らす取組みにご協力をお願いします。
県民の皆様へのお願い
家庭での取組み
● 食材を購入するときに気を付けましょう
買い物に出かける前に、冷蔵庫を確認しま
しょう
● 家族の夕食の都合を確認しましょう
●
ばら売り、量り売りを利用して必要な分だけ
購入しましょう
●
● 食事のあとに気を付けましょう
調理くずは再調理し、工夫して食材を使い
切りましょう
● 食べきれなかったものは、他の料理に作り
変えましょう
●
● 食事の時に気を付けましょう
●
●
できるだけ家族そろって食べましょう
食べ物の大切さ、食事のマナーを子供のこ
ろから教えましょう
外食時の取組み
●
食べきれないと思ったときは、
「小盛りできますか?」
●
食べられない食材があるときは、
「○○を入れないでもらえますか?」
と注文時にお店に思い切って聞きましょう
宴会時等の取組み
幹事さんのひと工夫で食べ残しはぐんと減ります
出席者の性別や年齢などを店側に伝え、適量注文に心掛けましょう
食中毒の危険のない料理を持ち帰り用として折り詰めで注文するなど、食べ残しが出ないような
注文の工夫をしましょう
●
酒宴の席では、開始後30分、終了前10分など、席を立たずにしっかり食べる時間を作りましょう
● 料理がたくさん残っているテーブルから、少ないテーブルへ料理を分けましょう
●
幹事さんや司会者の方は、宴席中に「食べ残しの無いように!」の声かけをしましょう
●
●
お店の方々へのお願い
この運動にご賛同いただける飲食店、料理店、ホテル等のお店を協力店として募集しますの
で、下表にご記入の上、FAXまたはメール等で廃棄物対策課までご送付ください。
なお、ご賛同いただきましたお店については、協力店として県のホームページ、広報誌等で
紹介させていただきます。
お店の方の取組み
「小盛りできます」
、「食べられないものがあれば相談してください」などのメニューへの表示
●
●
●
お客様から持ち帰りできる形での料理の注文があった場合に、食中毒の危険のない料理を折り詰め
などで持ち帰り用として提供
食べ残しが減るような意識啓発の店内表示、お客様への呼びかけ
(
「おいしいふくい食べきり運動」展開中!…食べ残しを減らしましょう など)
など、何か一つでも食べ残しを減らす取組みを行っていただけるお店を募集します。
「おいしいふくい食べきり運動」協力店申込書
お 店 名
代表者名
ご 住 所
電
お電話等
話:
F A X:
E-mail:
備 考
※メールでお申し込みの際には、上記に準じた事項をご入力のうえ送信してください。
また、ご意見やお気づきの点がありましたら備考欄にご記入ください。
お問い合わせ先
福井県安全環境部
廃棄物対策課リサイクル推進室
〒910-8580 福井市大手3丁目17番1号
TEL 0776-20-0382 FAX 0776-20-0679
E-mail : [email protected]
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