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自宅からインターネットに接続する. - e

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自宅からインターネットに接続する. - e
自宅からインターネットに接続する.
自宅からインターネットに接続するのは,インターネットサービスプロバイダー(ISP,略してプロバイ
ダー)と契約しなければならない. BIGLOBE, @nifty, IIJ, So-net, OCN, Yahoo BB,........
自宅
プロバイダー
インターネット
1.ブロバイダー選択の基準
接続形態
ダイアルアップ,ADSL,CATV,FTTH(光ファイバー)
料金
900 円~ 数万円, 早くなるほど高くなる.
サービス
接続だけ,メール,ホームページ,IP 電話,HOT SPOT,ネットワークゲーム
速度
32k ~ 100M
対応
サポートセンター,質問窓口
2.接続形態
2 - 1.モデムによるダイアルアップ (ナローバンド)
使いたいときに接続を行う.プロバイダー料金の他に接続ポイントまでの電話代がかかる.接続ポ
イントがあれば日本中何処からでも利用可能.プロバイダー料金は一般に安い.インターネットに直
接つながるので,セキュリティ的には危険.
・アナログ回線
普通の電話回線を使う.パソコンのデジタル信号をモデムで電話の信号(アナログ)に変換する.
通信中は電話は使用できない.1k ~ 56kbps.
・ISDN(デジタル回線 , Integrated Services Digital Network)
ISDNのデジタル電話回線を使う.パソコンのデジタル信号をターミナルアダプタでISDN用の信号
に変換する.ISDNは通話回線が2回線あるので,一回線をインターネット接続で使用している場合は,
もう一回線を電話に使用できる.64k or 128kbps(2回線を同時にインターネット接続に使用した場合).
公衆電話回線
公衆電話回線
電話局
専用線(バックボーン)
プロバイダー
接続ポイント
電話
アナログモデム,
ターミナルアダプタ
パソコン
ダイアルアップソフトが必要
(Windowsには入っている)
IP アドレスはグローバルアド
レスを自動取得
インターネット
2 - 2.ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line)(ブロードバンド)
通常の電話線の通話信号のやり取りに使用していない周波数帯を利用してデジタル信号をアナログ
化して送る.24 時間接続(常時接続)が基本.途中がメタリック(普通の電話線)でないと使用でき
ない.つまり,途中に光ファイバーのケーブルがある場合は使用できない.ブロードバンドルータを
使用しない場合は,直接インターネットに接続することになるので危険.
スプリッタと ADSL モデムは一体化したものもある.
・長所
24 時間接続で価格が安い(電話代はいらない,定額制),工事も簡単. 料金は月 3 ~ 5 千円.
既存の電話線を利用できる.ただし,インターネット接続中にも電話は使用できる.
ISDN より速度が速い.
1.5M ~ 40Mbps (ただし最大値,ベストエフォート型)
(他の常時接続サービスと比べて)対応地域が多い
・短所
ノイズに弱く,電話局から離れると通信速度が急速に落ちる.
(2 ~ 4km が限度)
上りと下りの速度が違う(上りは極端に遅い).エンドユーザ向け.
ベストエフォート(最大努力)型なので,公称値ほどスピードは出ない.
・BB(ブロードバンド)ルータを使用しない場合.
一度に一つのマシンしか接続できない.セキュリティ的には危険.
専用線(バックボーン)
公衆電話回線(ADSL)
専用線
プロバイダー
電話局
インターネット
電話
パソコン,PS2
スプリッタ
電話の信号とインターネット
の信号を分離する
接続ソフトが必要
IPアドレスはグローバル
アドレスを自動取得
ADSLモデム
パソコン用の信号に変換
・BB(ブロードバンド)ルータを使用する場合.
家庭内にプライベートネットワークを形成し,BBルータ越しにインターネットに接続する.
BBルータがIPアドレスをプライベートからグローバルへ自動変換する(eNAT, IPマスカレード).
何台ものマシンを接続できる.セキュリティ的には安全.
ノート型パソコン
電話
プリンタ
ADSLモデム
スプリッタ
パソコン用の信号に変換
BB ルータ
電話の信号とインターネット
の信号を分離する,
IPアドレスはグローバルアドレ
スを自動取得
プライベートアドレスをグロー
バルアドレスへ自動変換
パソコン
PS2
家庭内プライベートネットワーク
2 - 3.ケーブル TV (CATV)
ケーブルTVのケーブルを使ってインターネット接続を行う.ケーブルTVが既に導入されている場
合は低コストで接続可能.1.5M ~ 10Mbps
・長所
常時接続可能.
ケーブル TV が既に導入されている場合は低コストで接続可能.
ノイズに強く , 上り下りのスピードが同じ.距離による減衰はない.
・短所
対応地域が狭い.
一般に ADSL よりは速度が遅い.
一般にIP アドレスがプライベートの場合が多く,ゲームなどの一部のサービスが受けられない
可能席がある.
ケーブル
専用線(バックボーン)
ケーブル TV 会社
(ブロバイダー)
インターネット
保安機
TV
コンバータ
ケーブルモデム
パソコン
・ケーブルモデムの先に BB(ブロードバンド)ルータを使用することも可能.
BB ルータ
ケーブルモデム
IPアドレスはグローバルアドレスを
自動取得
プライベートアドレスをグローバル
アドレスへ自動変換
家庭内プライベートネットワーク
2-4. 光ファイバー (FTTH, Fiver To The Home)
インターネット専用の光ファイバーを利用したもの.他の方式よりも高速(100Mbps).
・長所
常時接続可能.
ノイズに強く高速 , 上り下りのスピードが同じ.距離による減衰はない.
・短所
対応地域が狭い.
一般家庭に引き込むための工事費が高い.(Last 1 Mile)
料金は他のサービスより高い.数千円~数万円
ベストエフォート(最大努力)型で,公称値ほどスピードは出ない場合が多い
・家庭用
光ケーブル
専用線(バックボーン)
ブロバイダー
インターネット
接続ソフトが必要
IPアドレスはグローバル
アドレスを自動取得
メディアコンバータ
パソコン,PS2
・メディアコンバータの先に BB(ブロードバンド)ルータを使用することも可能.
BB ルータ
メディアコンバータ
IPアドレスはグローバルアドレスを
自動取得
プライベートアドレスをグローバル
アドレスへ自動変換
家庭内プライベートネットワーク
・マンション用
光ケーブル
専用線(バックボーン)
ブロバイダー
インターネット
電話回線
マンション内
VDSL 装置(混合機)
各部屋へ
メディアコンバータ
各部屋へ
各部屋へ
各部屋へ
各部屋へ
各部屋へ
電話線
各部屋内
VDSLモデム
スプリッタ
電話の信号とインターネット
の信号を分離する,
パソコン,PS2
電話
接続ソフトが必要
IPアドレスはグローバル
アドレスを自動取得
・スプリッタとモデムが一体化したものもある.
・VDSL は ADSL よりノイズに弱く到達距離が短いが,一般的な ADSL よりも高速(16Mbps ~)である.
・VDSL モデムの先に BB(ブロードバンド)ルータを使用することも可能.
BB ルータ
VDSLモデム
IPアドレスはグローバルアドレスを
自動取得
プライベートアドレスをグローバル
アドレスへ自動変換
家庭内プライベートネットワーク
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