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国道159号 七尾バイパス 再評価資料

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国道159号 七尾バイパス 再評価資料
資料-3
平成21年度第3回
北陸地方整備局
事業評価監視委員会
国道159号
七尾バイパス
再評価資料
平成21年11月
北陸地方整備局
目
次
1.事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1)事業の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2)事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
2.現在に至る経緯等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
1)事業の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2)事業の進捗状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
3.事業の必要性・効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
1) 客観的評価指標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
4.当該路線の役割・効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1) 3便益に係る整備効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①走行時間の短縮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
②渋滞損失時間の減少・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③交通事故件数の減少・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2) 事業の投資効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3) その他の効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①大規模道路事業との連携・・・・・・・・・・・・・・・・・
②地域連携プロジェクト(石川県長期構想)の支援・・・・・・
③大規模公園計画との連携・・・・・・・・・・・・・・・・・
④地域の活性化への貢献・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⑤重要港湾七尾港へのアクセス向上・・・・・・・・・・・・・
⑥第三次医療施設へのアクセス向上・・・・・・・・・・・・・
⑦七尾市周辺の主要観光地へのアクセス性向上・・・・・・・・
⑧冬期における円滑な交通の確保・・・・・・・・・・・・・・
7
7
7
8
9
10
12
12
13
14
15
16
17
18
19
5. 費用対効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
6. 事業の進捗見込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
7. コスト縮減や代替案の可能性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・22
8. 対応方針(原案) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
費用対効果算出資料
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
1.事業の概要
1)事業の目的
当事業は、
○ 地域拠点(七尾市中心市街地)へのアクセス性向上
○ 交通混雑の緩和
○ ネットワークの充実強化 など
いしかわけん ななおし
かわらまち
いしかわけん ななおし しもまち
を目的とし、国道159号の石川県七尾市川原町~石川県七尾市下町間
延長約4.3kmについてバイパス整備を行うものである。
【広域的位置図】
至 輪島市
ななおし かわらまち
ななおし
しもまち
(終)七尾市下町
159
富山県
石川県
至 金沢市
現道状況(本府中交差点付近)
- 1 -
至 高岡市
能越
自
動車
道
現道状況(川原町交差点付近)
七尾バイパス
L=4.3km
(起)七尾市川原町
2)事業の概要
ななお
● 事業名:国道159号
七尾バイパス
● 延
ななおし かわらまち
長:4.3km
● 起終点:(起)石川県七尾市川原町
ななおし しもまち
(終)石川県七尾市下町
● 事 業 化:平成12年度
● 都市計画決定:平成12年2月22日((都)七尾金沢線)
● 用地着手:平成12年度
● 工事着手:平成21年度
● 全体事業費:約240億円
● 平成21年度末までの投資額(予定):約41億円(進捗率約17%)
【路線図】
至 氷見市
号
160
道
国
N
ななおし かわらまち
1.1km
ふじのまち
もとふちゅうまち
本府中町
ななおし ふるこまち
249号
国道 イ パス
バ
藤橋
藤野町 (
一)
城山
線
七尾東IC
(仮称)
古府町
七尾IC
(仮称)
能越
七尾 自動
氷見 車道
道路
こくぶまち
国分町
国道159号
七尾市古府町
3.2km
L=4.3km
国道249号
至 富山県
七尾バイパス
バイパス区間
現道拡幅区間
事業評価対象区間
(起)七尾市川原町
【横断図】
<バイパス区間>
しもまち
ななおし しもまち
(終)七尾市下町
下町
<現道拡幅区間>
159
至 金沢市
- 2 -
単位:m
2.現在に至る経緯等
1)事業の経緯
年
度
平成11年度
平成12年度
平成12年度
平成21年度
主な経緯
・都市計画決定(七尾市川原町~七尾市下町)
・事業化
・用地着手
・工事着手
2)事業の進捗状況
平成21年度末(予定)
全体
執行済額
進捗率
残事業費
事業費
240億円
41.1億円
17.1%
198.9億円
うち用地費・補償費
130.5億円
25.8億円
19.8%
104.7億円
※金額は税込み
至 氷見市
N
号
160
国道
ななおし かわらまち
1.1km
249号
国道 イ パス
バ
藤橋
ふじのまち
藤野町 (
一)
城山
線
七尾東IC
(仮称)
至 富山県
もとふちゅうまち
本府中町
古府町
ななおし ふるこまち
国分町
七尾IC
(仮称)
能越
七尾 自動
氷見 車道
道路
3.2km
国道159号
七尾市古府町
用地買収 ・工事促進
L=4.3km
国道249号
バイパス区間
七尾バイパス
現道拡幅区間
(起)七尾市川原町
バイパス区間の整備状況(用地買収済区間)
やわたまち
(八幡町から七尾市街地方向を望む)
ななおし しもまち
(終)七尾市下町
しもまち
下町
159
至 金沢市
- 3 -
現道拡幅区間の整備状況整備状況
(藤野町から羽咋方向を望む)
3.事業の必要性・効果
1)客観的評価指標
○ 残事業を進め、当該事業を完成することで得られる整備効果を、客観的
評価指標から項目を抽出して整理する。
【国道(二次改築)】
● 事業採択時の前提条件を確認するための指標
前提条件
(1) 事業の効率性
■便益が費用を上回っていること
● 事業の効果や必要性を評価するための指標
Ⅰ.活力
(1) 円滑な
モビリティの確保
(2) 物流効率化支援
●現道等の年間渋滞損失時間(人・時間)及び削減率
■現道等における混雑時旅行速度が20km/h未満である区間の旅行速度
の改善が期待される。
□現道又は並行区間等における踏切交通遮断量が10,000台時/日以上
の踏切道の除却もしくは交通改善が期待される。
□現道等に、当該路線の整備により利便性の向上が期待できるバス路線
が存在する。
■新幹線駅もしくは特急停車駅へのアクセス向上が見込まれる。
□第一種空港、第二種空港、第三種空港もしくは共用飛行場へのアクセ
ス向上が見込まれる。
■重要港湾もしくは特定重要港湾へのアクセス向上が見込まれる。
(3) 都市の再生
□農林水産業を主体とする地域において農林水産品の流通の利便性向
上が見込まれる。
□現道等における、総重量25tの車両もしくはISO規格背高海上コンテナ
輸送車が通行できない区間を解消する。
□都市再生プロジェクトを支援する事業である。
(4) 国土・地域
ネットワークの
構築
(5) 個性ある地域の
形成
□広域道路整備基本計画に位置づけのある環状道路を形成する。
□市街地再開発、区画整理等の沿道まちづくりとの連携あり。
■中心市街地内で行う事業である。
■幹線都市計画道路網密度が1.5km/km2以下である市街地内での事業
である。
□DID区域内の都市計画道路整備であり、市街地の都市計画道路網密度
が向上する。
□対象区間が現在連絡道路がない住宅宅地開発(300戸以上又は16ha以
上、大都市においては100戸以上又は5ha以上)への連絡道路となる。
□高速自動車国道と並行する自専道(A’路線)の位置づけあり。
□地域高規格道路の位置づけあり。
□当該路線が新たに拠点都市間を高規格幹線道路で連絡するルートを
構成する。(A’路線として位置づけがある場合)
■当該路線が隣接した日常活動圏中心都市間を最短時間で連絡する路
線を構成する。
□現道等における交通不能区間を解消する。
□現道等における大型車のすれ違い困難区間を解消する。
■日常活動圏中心都市へのアクセス向上が見込まれる。
□鉄道や河川等により一体的発展が阻害されている地区を解消する。
□拠点開発プロジェクト、地域連携プロジェクト、大規模イベントを支援す
る。
■主要な観光地へのアクセス向上が期待される。
□新規整備の公共公益施設へ直結する道路である。
- 4 -
Ⅱ.暮らし
(1) 歩行者・自転車の
ための生活空間の
形成
(2) 無電柱化による
美しい町並みの
形成
Ⅲ.安全
(3) 安全で安心できる
暮らしの確保
(1) 安全な生活環境の
確保
(2) 災害への備え
Ⅳ.環境
(1) 地球環境の保全
(2) 生活環境の
改善・保全
Ⅴ.その
他
(1) 他のプロジェクト
との関係
(2) その他
□自転車交通量が500台/日以上、自動車交通量が1,000台/12h以上、歩行
者交通量が500人/日以上の全てに該当する区間において、自転車利用
空間を整備することにより、当該区間の歩行者・自転車の通行の快適・安
全性の向上が期待できる。
□交通バリアフリー法に基づく重点整備地区における特定経路を形成する
区間が新たにバリアフリー化される。
□対象区間が電線類地中化5ヶ年計画に位置づけあり。
□市街地又は歴史景観地区(歴史的風土特別保存区域及び重要伝統的建
造物保存地区)等の幹線道路において新たに無電柱化を達成する。
■三次医療施設へのアクセス向上が見込まれる。
□現道等に死傷事故率が500件/億台キロ以上である区間が存在する場合に
おいて、交通量の減少、歩道の設置又は線形不良区間の解消等により、
当該区間の安全性の向上が期待できる。
□当該区間の自動車交通量が1,000台/12h以上(当該区間が通学路である
場合は500台/12h以上)かつ歩行者交通量100人/日以上(当該区間が通
学路である場合は学童、園児が40人以上)の場合、又は歩行者交通量
500人/日以上の場合において、歩道が無い又は狭小な区間に歩道が設
置される。
□近隣市へのルートが1つしかなく、災害による1~2カ箇所の道路寸断で
孤立化する集落を解消する。
■対象区間が、都道府県地域防災計画、緊急輸送道路ネットワーク計画又
は地震対策緊急整備事業計画に位置づけがある、又は地震防災緊急事
業五箇年計画に位置づけのある路線(以下「緊急輸送道路」という)として
位置づけあり。
□緊急輸送道路が通行止になった場合に大幅な迂回を強いられる区間の
代替路線を形成する。
□並行する高速ネットワークの代替路線として機能する。(A’路線として位
置づけがある場合)
□現道等の防災点検又は震災点検要対策箇所もしくは架替の必要ある老
朽橋梁における通行規制等が解消される。
□現道等の事前通行規制区間、特殊通行規制区間又は冬期交通障害区間
を解消する。
●対象道路の整備により削減される自動車からのCO2排出量
○現道等における自動車からのNO2排出削減率
○現道等における自動車からのSPM排出削減率
□現道等で騒音レベルが夜間が夜間要請限度を超過している区間につい
て、新たに要請限度を下回ることが期待される区間がある。
□その他、環境や景観上の効果が期待される。
■関連する大規模道路事業と一体的に整備する必要あり。
□他機関との連携プログラムに位置づけられている。
■その他、対象地域や事業に固有の事情等、以上の項目に属さない効果
が期待される。
※○印の指標は定量的な記述により効果を確認する。
□印の指標については定性的又は定量的な記述により効果の有無を確認する。
※●、■は該当する指標を示す。
- 5 -
○再評価実施時点における評価指標該当項目
前提条件
(1)事業の効率性
B/C=1.1(事業全体の3便益による費用対効果)
B/C=1.4(残事業の3便益による費用対効果)
Ⅰ.活 力
(1)円滑なモビリティの確保
・費用便益分析対象エリアの渋滞損失時間の削減量=約20万人時間/年
・七尾市周辺の大規模商業施設やICなどへのアクセス性が向上する(4.6分短縮)。
(2)物流効率化支援
・七尾市街地から能登有料道路(柳田IC)へのアクセス向上が見込まれる。
(七尾市街地~柳田IC 整備なし41.7分→整備あり37.1分 4.6分・11%短縮)
(3)都市の再生
・七尾市の中心市街地かつDID内での事業である。
(4)国土・地域ネットワークの構築
・中能登町から日常生活圏の中心都市である七尾市へのアクセス向上が見込まれる。
(中能登町~七尾市間 整備なし19.6分 → 整備あり15.0分 4.6分・23%短縮)
(5)個性ある地域の形成
・石川県の長期構想である「県土ダブルラダー結いの道」構想、「七尾金沢1時間圏構想」、
「中能登地方拠点の地域間20分圏構想」に位置づけられている。
・能登食祭市場や和倉温泉などの観光スポット、青柏祭などの伝統行事に代表される、豊富
な観光資源へのアクセス性向上や集客向上が期待できる。
Ⅱ.暮らし
(3)安全で安心できるくらしの確保
・第三次医療施設である能登総合病院へのアクセス向上が見込まれる。
(中能登町~能登総合病院間 整備なし31.7分 → 整備あり27.1分 4.6分・15%短縮)
Ⅲ.安 全
(2)災害への備え
・「石川県地域防災計画」の第一次緊急輸送道路ネットワークとして位置づけあり。
Ⅳ.環 境
(1)地球環境の保全
・費用便益分析対象エリアのCO2排出量の削減量=約1,600t-CO2/年
(整備なし 約9,695万t-CO2 /年 → 整備あり 約9,693万t-CO2 /年)
Ⅴ.その他
(1)他のプロジェクトとの関係
・高規格幹線道路である能越自動車道(七尾氷見道路・田鶴浜七尾道路)や、七尾市街地
の外郭を形成する藤橋バイパスなどと連携する。
・当該路線沿道において、能登国分寺公園の整備計画あり。七尾市の観光や文化面での
発展が期待できる。
(2)その他
・冬期間のスムーズな交通の確保により、交通の信頼性向上が期待される。
- 6 -
4.当該道路の役割・効果
1)3便益に係る整備効果
①走行時間の短縮
○七尾バイパスの整備により円滑な走行環境が確保され、周辺の交通環境が改
善することで、商業施設や観光施設、物流のためのICへのアクセス時間が
短縮する(4.6分)。
至 輪島市
【商業】七尾市街地から大型
商業施設へのアクセス時間
N
(分)
20
七尾市街地
七尾バイパス
七尾フィッシャーマンズワーフ
18.1
▲4.6分 13.5
16
12
8
(▲25%)
4
159
0-
整備なし
七尾市街地から能登最大規模の商
業施設(アルプラザ鹿島)への所要
時間が4.6分短縮され、商業の活性
化に繋がることが期待できる。
大規模商業施設
159
咋線
尾羽
七
)
(主
整備あり
かしま
【アルプラザ鹿島 】
柳田IC
千里浜な
ぎさドライ 至 金沢市
ブウェイ
至 高岡市
ちりはま
【観光】千里浜なぎさドライブウェイから七尾
フィッシャーマンズワーフへのアクセス時間
(分)
46.2
50
45
▲4.6分
40
41.6
35
30
25
20
(▲10%)
15
10
5
-
整備なし
整備あり
羽咋市の主要観光施
設である千里浜なぎ
さドライブウェイから
七尾市の主要観光施
設である七尾フィッ
シャーマンズワーフへ
のアクセス時間が4.6
分短縮される。
【物流】七尾市街地から能登
有料道路(柳田IC)への
アクセス時間
やないだ
(分)
45
41.7
▲4.6分
40
37.1
35
30
25
20
(▲11%)
15
10
5
0-
整備なし
整備あり
物流の主要ルートのひとつ(国道
159号~柳田IC~能登有料道路)ま
での所要時間が、4.6分短縮され、
円滑な物流の確保が図られる。
石川県HPより
千里浜なぎさドライブ
ウェイ
七尾市HPより
七尾フィッシャーマン
ズワーフ能登食祭市場
- 7 -
※整備後は当該計画区間のみの速度向上を
考慮(法定速度:60km/h)し、前後区間は現
況値(H17センサス)で推計。
②渋滞損失時間の減少
○当該区間は国道159号(七尾市~金沢市)で最も旅行速度が低い箇所。
○主要渋滞ポイントの緩和に繋がることも期待できる。
○七尾バイパスの整備により、年間20万人時間の渋滞損失時間が削減される。
■七尾バイパス周辺(国道159号)
の状況
N
至 輪島
かわらまち
川原町交差点
七尾バイパス整備区間(国道159号古府町)
では、国道159号で最も旅行速度が低下す
る区間(30km/h以下)である。
バイパス整備および現道拡幅により、国道
159号のワースト区間の旅行速度の改善が
期待できる。
最大渋滞長1,200m、通過時間4分
写真①②方向
至 氷見
(km/h)
70
58.7
60
52.3
50
40
43.0
47.2
45.4
42.9 41.5
41.5 42.4
39.9
34.3 36.1 36.0
33.5 35.3
34.9
36.7
29.0
30
20
10
0
金沢市
津
幡
町
かほく市
羽
咋
市
宝達志水町
中
能
登
町
七
尾
市
■七尾バイパスの整備による渋
滞損失時間の変化
①現道区間の渋滞状況
(川原町から金沢方向
を望む)
(万人時間/年)
400
365
350
300
345
▲20万人時間/年
250
200
150
100
50
0-
整備なし
整備あり
七尾バイパスの整備により、渋滞損失時
間が年間約20万人時間削減されること
が予測される。
※H42将来交通量予測に基づく推計値。
※データは七尾市・羽咋市・中能登町・志
賀町を対象範囲とする。
②現道区間の渋滞状況
(川原町交差点方向を望む)
- 8 -
③交通事故件数の減少
○国道159号の七尾バイパス計画区間では死傷事故が多発、キロ当たり死傷事
故率でも県内上位に位置している。特に国道159号(七尾市~金沢市)では、
当該区間が死傷事故率1位・2位となっている。
○七尾バイパスの整備により、事故発生件数が年間約29件減少(うち、七尾
バイパスと現道区間では18.6件減少)することが期待できる。
■七尾バイパスの整備による事
故発生件数の変化(現道+BP部)
N
(件/年)
至 輪島
45
3 8.7
40
▲18.6件
35
30
25
じょうやまとざんぐち
本府中町
ふじのまち
藤野町
(▲48%)
2 0.1
B P区 間
15
至 氷見
事故多発区間
(
管内【
国道159号】
上位1・
2位)
城山登山口
現道
区間
20
もとふちゅうまち
B P部 並 行 の
現道区 間
10
13.3
0 .4
5
現 道拡幅
区 間 6.4
0
整 備な し
整 備あ り
※ 事故件数算定路線
整備なし:国道159号現道
整備あり:七尾BP(現拡部+BP部)+BP部並行の現道部
※H42将来交通量予測に基づく推計値。
みなみがおか
南ヶ丘
狭小な箇所の状況
(本府中町から七尾市
街地方面を望む)
狭小な箇所の状況
(藤野町から金沢方面
を望む)
■国道159号周辺の事故発生状況
【キロ当たり死傷事故率(件/億台km、国道159号)】
250
七尾バイパス(1・2位):209~216件/億台km
じょうやまとざんぐち
みなみがおか
件/億台km
200
城山登山口~南ヶ丘
七尾バイパス(35位)
かわらまち
じょうやまとざんぐち
150
100
城山登山口~川原町
七尾バイパス(43位)
こくがまち
みなみがおか
南ヶ丘~国下町
じょうやまとざんぐち
みなみがおか
城山登山口~南ヶ丘は
死傷事故が多発、国道
159号(七尾市~金沢市)
で全89区間のうち、上位
1位・2位となる事故多発
区間である。
50
※データ:金沢河川国道
事務所調べ、H19年度
0
横軸:主要な交差点区間
- 9 -
2)事業の投資効果
○便益算定根拠
<走行時間短縮便益>
○七尾バイパスの整備により、走行時間短縮による年間約14億円の便益が発生。
○供用後50年間の総便益は割引率4%などを考慮すると約162億円と算出。
【走行時間短縮便益】
=整備前総走行時間費用-整備後総走行時間費用
=13.95(億円/年)※
※供用開始年次の便益
総走行時間費用=ΣΣ[路線別車種別交通量(台/日)×路線別走行時間(分)
×車種別時間価値原単位(円/台・分)]×365(日/年)
割引率等を考慮
約162億円
<走行経費減少便益>
○七尾バイパスの整備により、走行経費減少による年間約2.7億円の便益が発生。
○供用後50年間の総便益は割引率4%などを考慮すると約31億円と算出。
【走行経費減少便益】
=整備前総走行経費-整備後総走行経費
=2.65(億円/年)※
※供用開始年次の便益
総走行経費=ΣΣ[路線別車種別交通量(台/日)×路線別延長(km)
×車種別走行経費原単位(円/台・km)]×365(日/年)
割引率等を考慮
約31億円
- 10 -
<交通事故減少便益>
○七尾バイパスの整備により、平均事故件数が年間29件減少し、年間約1.5億円の便益
が発生。
○供用後50年間の総便益は、割引率4%などを考慮すると約17億円と算出。
【交通事故減少便益】
=整備前の交通事故による社会的損失-整備後の交通事故による社会的損失
=1.49(億円/年)※
※供用開始年次の便益
交通事故による社会的損失=
ΣΣ〔路線別平均事故件数(件/年)×人身事故1件当たり損失額(円/件)〕
割引率等を考慮
約17億円
- 11 -
3)その他の効果
①大規模道路事業との連携
○高規格幹線道路である能越自動車道
七尾IC(仮称)と接続するため、七尾
バイパスは能越自動車道の供用に不可欠な路線。
国道160号
■能越自動車道の状況
N
(一
七尾東IC(仮称)
)城
山線
国道159号
4.3km
穴水IC
能越
七尾 自動
氷見 車道
道路
ひ み
至 氷見市
供用済
国道249号
七尾バイパス
事業中
わじま
能越自動車道
石川県
七尾市役所
かわら
七尾市川原町
至 輪島市
能越自動車道は、小矢部砺波JCT
で北陸自動車道および東海北陸自
動車道と接続する、延長約100km
の高規格幹線道路。
北陸圏だけでなく、三大都市圏との
アクセス性を大幅な向上が期待さ
れる。
七尾IC
(仮称)
し も
調査中
七尾市下町
約100km
事業中
159
至 金沢市
供用済
【七尾IC以北の整備状況】 【七尾IC以南の整備状況】
たつるはま
富山県
おやべ となみ
小矢部砺波JCT
ひ み きた
七尾ICから田鶴浜IC(約
10km)は調査中。
のとくうこう
田鶴浜ICから能登空港IC
(L=38.3km)まで供用済。
み い
能登空港ICから三井IC
(L=4.7km)は現在事業中。
七尾ICから氷見北IC
(L=12.5km)は現在事業中。
おやべ となみ
氷見北ICから小矢部砺波
JCT(L=32.2km)まで供用
済。
(氷見北ICから氷見IC
(L=2.8km)はH21.10.18に
供用開始)
ななおひがし
たかおか
整備中である七尾東IC付近の状況
高岡IC
- 12 -
②地域連携プロジェクト(石川県長期構想)の支援
○金沢と七尾を結ぶ幹線道路ネットワークを形成。石川県の長期構想「県土ダ
ブルラダー 結いの道」整備構想などの実現にも寄与。南北に長い石川県の
連携向上およびが図られる。
○七尾と金沢を結ぶ国道159号は、ほぼ全区間でバイパス化が進められており、
本区間の整備により七尾と金沢の連携向上が図られる。
幹線道路(国道159号)
のネットワーク強化
■石川県の長期構想の実現
石川県は南北に長く(約175km)、縦方向の
道路ネットワークの充実が重要である。
国道159号および能越自動車道は、石川県
の長期構想である「県土ダブルラダー 結い
の道」整備構想(南北の複数の幹線道路整
備を目指す構想)で位置づけられており、七
尾バイパスはダブルラダー指定路線の一部
を構成する。
また、「七尾金沢1時間圏構想」や「中能登地
方拠点の地域間20分圏構想」の実現にも大
きく寄与する。
広域ネットワーク
(能越道)の強化
七尾IC
との接続
七尾バイパス
ほぼ全区間で
バイパス化が進む国
道159号
■幹線道路ネットワークの形成
【県土ダブルラダー構想図 】
七尾と金沢を結ぶ国道159号では一部区間
を除き、ほぼ全域でバイパス化が進められて
おり、七尾バイパスはその最北部に位置す
る。七尾バイパスの整備により、幹線道路
ネットワークが強化され、七尾と金沢の連携
向上が図られる。
- 13 -
③大規模公園計画との連携
のとこくぶんじこうえん
○当該路線の沿道において、大規模公園(能登国分寺公園:A=13.1ha)の整備
計画あり。当該路線は同公園の外郭を形成する。
○七尾市の観光や文化・交流拠点として、大きな発展が期待できる。
■能登国分寺公園の概況
N
号
160
国道
七尾市役所
至 氷見市
至 輪島市
国道249号
(一
)城
山線
49号
国道2 イパス
バ
藤橋
七尾東IC
(仮称)
・能登国分寺跡など中能登地域の
歴史遺産の保全・活用
・広域的な交流拠点としての活用
・多様なレクリエーション活動の場と
しての活用
・中能登地域の防災拠点
能越
七尾 自動
氷見 車道
道路
国道159号
4.3km
七尾バイパス
■能登国分寺公園の目的
写真
七尾IC
(仮称)
七尾バイパス(バイパス区間)と七
尾氷見道路整備予定地において、
能登国分寺公園(A=13.1ha)が整備
中(平成21~30年)。
同公園は「能登歴史公園」として都
市計画決定済み(平成12年2月)。
七尾バイパスは、同公園の外郭を
形成するアクセス道。
能登国分寺公園
至 金沢市
金沢方面
七尾市HPより
史跡能登国分寺跡(昭和49年開設)
史跡能登国分寺跡 附建物群跡
(昭和49年開設:A=5.5ha)
国道1
59号(
七
国道159号七尾BP建設予定地
尾バイ
パ
ス)
七尾市街地
能登国分寺公園の整備状況(平成18年10月、石川県撮影)
- 14 -
整備予想図
④地域の活性化への貢献
○七尾バイパスの整備により、七尾市街地内およびその周辺の主要な商業施
設・文化施設へのアクセスが向上。
○他の地元産業においても、流通コストの削減などの期待の声が寄せられて
いる。
■七尾バイパスの整備に
よる主要商業施設のア
クセス性向上・活性化
N
七尾フィッシャーマンズ
ワーフ能登食祭市場
アルプラザ鹿島
七尾サンラ
イフプラザ
七尾バイパスは七尾市街地の
主要な商業施設へのアクセス
道路である。
特に七尾市街地から、能登最
大級の商業施設である「アル
プラザ鹿島」や総合文化施設
「七尾サンライフプラザ」へのア
クセス性向上が期待できる。
また、他の地元産業において
も、流通コストの削減などの効
果が期待されている。
地域の声(生鮮食品加工会社、七尾湾近郊)
・弊社からは毎日4tトラックが12台および10tトラックが2台(その他、10tトラック5台/週、4t
トラック3台/週など)が運搬に携わっており、そのほとんどが国道159号を利用して搬送し
ている。これらの運搬に際しては、現在は弊社の取り扱い商品である生鮮食料品が納品
時間に制約がある。
・新規道路が整備されることにより、配送時間の短縮が図られることは大きなメリットである。
・能越自動車道の連携が図られることにより、地元業者と他県業者間でコストの競合が図ら
れ、弊社の輸送コストが10%削減できることを見込んでいる。
・過去の生産コスト、販売コスト等は既に限界に近く、流通コストが企業の存亡に関与して
いることは周知の通りである。今後の道路整備の充実は、搬送面でのコスト面・労働負荷
面の軽減が図られ、経営戦略上において大きく寄与するものと確信している。
七尾市HPより
七尾フィッシャーマンズワーフ
能登食祭市場
七市食材を新鮮な海産物を「生鮮市
場」や「銘産・工芸館」、
能登の祭りを体感できる「祭歳時館」
など、観光の目玉。
年間80万人が訪れる(H20)。
七尾市公共施設管理公社HPより
アルプラザ鹿島
パトリア、ベイモール、国道を挟んだ店
舗の向かい側には「中能登マイタウン」
が立地する、能登半島における最大規
模の大型商業エリア。
- 15 -
七尾サンライフプラザ
収容人数1000人、生涯学習・福祉
館・児童館・図書館等の機能を備え
た七尾市の総合文化施設。
年間21万人が利用している(H20)。
⑤重要港湾七尾港へのアクセス向上
○能越自動車道(七尾氷見道路)と一体となり、重要港湾「七尾港」や七尾
港マリンパーク、火力発電所などへのアクセスが強化される。
○道路拡幅・バイパス化により道路幅員が確保されることにより、LPG搬
送の大型車などの円滑な走行や安全性が確保される。
LPG国家備蓄基地
北國新聞撮影
LPG国家備蓄基地
七尾大田火力発電所
0号
国道16
七尾マリンパーク
七尾大田火力発電所
七尾
国道249号
バイ
パス
七尾市HPより
七尾港の鳥瞰(「七尾港統計年報」(石川県七尾港湾事務所)より引用
■七尾港の概況
七尾港の取扱貨物量は昭和50年から平成20年ま
でで121万トンからの398万トンに大幅増(3.3倍)。
(万トン/年)
450
400
350
300
250
200
150
398
LPG,
12.7%
230%増
その
他,
4.8%
■七尾バイパス等の整備による輸送時間
(県境→七尾)【七尾氷見道路含む】
おおどまり
七尾港から大泊IC(仮称)までの所要時間は、能
越道および七尾バイパス(七尾IC経由)で15分の
短縮が期待できる。
大泊IC
(仮称)
121
100
50
-
石炭,
82.5%
S50
七尾マリンパーク
H20
能越
道
国
道
16
0号
国道160号経由
33分
七尾港の主要取扱品のひとつであるLPGは、七尾市街
地にターミナルが存在(北陸3県で最大)しており、主に
国道159号を経由し金沢方面などに運搬されている。
七尾バイパスの整備により、
LPG搬送などの大型車の円
滑な走行や安全性が確保さ
れる。
七尾IC経由
18分
七
尾
バ
イ
パ
ス
七尾港
※センサスの旅行速度により算定
(旅行速度が30㎞/hの場合は30km/hとして算定)
※未供用区間は想定される法定速度に手算定
七尾市街地(国道159号現道)を走行するLPG運搬車
(本府中町から能登方面を望む)
- 16 -
七尾IC(仮称)
⑥第三次医療施設へのアクセス向上
なかのとまち
○中能登町からの第三次救急医療病院へのアクセス時間が4分短縮。平均搬
送時間が4分短縮されることで死亡率が改善(呼吸停止:30%改善)。
○高度医療施設である能登総合病院へのアクセス向上により救命率の向上が
期待できる。
N
七尾消防署
し か
志賀町
七尾市および中能登町を管轄する。
七尾市
中能登町
医療30分圏域の拡大
能登総合病院
中能登町役場
(鹿島庁舎)
羽咋市
氷見市
■七尾バイパスの整備による
搬送時間(七尾消防署管内)
七尾消防署の管轄エリア
中能登町から能登総合病院への搬送時間
七尾バイパスの整備により、中能登町(中能登町役場)か
ら能登総合病院の搬送時間が4.6分短縮される。
また、七尾消防署管轄エリアの大部分が医療30分圏域に
含まれることとなる。
(分)
30
能登唯一の第三次救急医療病院。
七尾署の平均搬送時間は13.4分
※であり、左記のように搬送時間
が4.6分短縮され8.8分となることで、
出血多量は約2%→0%に、呼吸停
止は約75→40%と死亡率の低減
が期待できる(カーラーの救命曲線
による)。
※出典:七尾鹿島広域圏事務組合消防本部「消
防年報(H20)」データより計算。
8.8分 ← 13.4分
中能登町から能登総合病院への搬送時間
27.5
22.9
25
約75%
▲4.6分
20
15
約40%
10
(▲17%)
5
-
整備なし
整備あり
- 17 -
⑦七尾市周辺の主要観光地へのアクセス向上
○七尾市の中心市街地およびその周辺には、能登食祭市場(道の駅)や和倉
温泉などの観光スポットや青柏祭などの伝統行事が多く存在しているが、
近年減少傾向にある。
○当該事業区間の完成により、これらの主要観光施設へのアクセス向上や集
客向上が期待できる。
能登島ガラス工房
(年間7.6万人)
のとじま水族館
(年間41万人)
N
交流市場(道の駅 のとじま)
(年間15万人)
和倉温泉
(年間96万人)
ひょっこり温泉 島の湯
(年間14万人)
いっさきほうとうまつり
石崎奉灯祭
(3.3万人)
道の駅 能登食祭市場
(年間80万人)
249
七尾美術館
(年間3.6万人)
160
七尾市HPより
能登国分寺公園
(年間1.7万人)
L=4.3km
159
七尾バイパス
のと蘭ノ国
(年間4.9万人)
せいはくさい
青柏祭
(15万人)
※写真:石川県HPより
■のとじま水族館来館者の居住地(GW)
のとじま水族館のGWの入り込みは、県外で7割以
上を占めているなど、遠方(他県)からの来訪が多
数を占める。
七尾バイパス整
近畿圏以
備による交通ア
西, 12.5%
クセスの向上に
石川県,
28.1%
より、遠方から
中部圏,
の来訪者の利便
15.0%
遠方県
性向上につなが
関東圏, る。
【広域的な観光連携イメージ】
七尾市
七尾BP
石川県
金沢から
国道159号利用
富山・新潟から
北陸・能越道
利用
8.9%
近隣県
富山県,
20.8%
福井県, 岐阜県,
6.8%
3.0%
東北圏以
北, 2.1% 出典:
北陸圏,
2.8%
金沢河川国道事務所調べ
(平成21年5月2日~3日の
ナンバープレート調査)
- 18 -
中京から
東海北陸道・能越道利用
富山県
⑧冬期における円滑な交通の確保
○七尾市では平成21年1月に「ゲリラ大雪」で大きな被害が発生。
○当該事業区間は、冬期の降雪により走行速度が低下し、道路交通に影響を与えて
いる。
○当該道路の整備により、冬期間の円滑な交通の確保が可能となる。
■道路整備による道路機能の確保
降雪日数(日)
平均降雪量(cm/日)
80
68
6.6
70
七尾市は「豪雪地帯」に指定されている多
雪地帯であり、近年は降雪量が少ないも
のの平均降雪量は1日あたり約6cmと少
なくない。
特に平成21年1月には「ゲリラ大雪」により
一夜で40cm以上の積雪となり、交通機能
はズタズタに。
堆雪幅が確保された七尾バイパスの整備
により、大雪にも強い道路ネットワークの
形成が図られる。
7.7
6.1
5.9 6.0 5.9
60
5.5
5.7
5.7
7.0
6.1
6.0
5.3
49
50
40
40
31
30
24
38
平均降雪量
6cm/日
5.0
4.0
30
3.0
23
18
20
8.0
12
11
2.0
1.0
10
0.0
0
H1 0 H11 H12 H13 H1 4 H15 H16 H17 H1 8 H19 H20
七尾市の平均降雪日は約30日/年、平均
降雪量は6.0cm/日。
【平成21年1月の降雪・積雪状況】
45
40cm以上の積雪
降雪量(cm/h)
積雪深(cm)
40
35
35cm/日の降雪
30
25
20
15
10
5
0
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
大雪時の国道159号の状況
31
※出典:気象庁HPより(七尾市)
【参考】
七尾バイパス整備による、冬期の積雪による影響軽減効果(試算)
=【冬期の影響を考慮しない走行時間短縮便益】-【冬期の影響を考慮した走行時間短縮便益】
=0.27億円/年 → (3.5億円/50年)・・・【参考値】
※交通量は配分結果によるH42推計値(整備前:13,400台/日、
整備後:14,800台/日)。旅行速度は整備前はH17センサス値、整
備後は配分結果を考慮し60km/hとした。
【冬期の積雪による影響の算出根拠】
冬期降雪日
:通常期の87%(▲13%)の旅行速度
冬期降雪日以外:通常期の94%(▲ 6%)の旅行速度
【北陸地整管内直轄国道の冬期旅行速度】
(km/h)
60
57.1
13%低
40
49.4
下
30
6 %低下
20
七尾市の降雪日:
冬期降雪日
:37日、
冬期降雪日以外:40日で算出。
(気象庁HPより)
53.7
50
10
※出典:北陸地方整備局 道路部
H18~20年の3ヵ年平均、全27箇所対象
- 19 -
0
通常期
冬期降雪日以外
冬期降雪日
5.費用対効果
・基準年における費用及び便益の現在価値
現在価値算出のための割引率: 4%
基準年次: 平成21年
検討年数: 50年
<費用>
基準年における現在価値
合 計
事業費
維持管理費
事業全体
197億円
186億円
11億円
残事業
151億円
140億円
11億円
<3便益>
基準年における現在価値
合 計
走行時間
短縮便益
走行経費
減少便益
交通事故
減少便益
事業全体
210億円
162億円
31億円
17億円
残事業
210億円
162億円
31億円
17億円
<3便益による費用便益比>
費用便益比(B/C)
事業全体
210億円/197億円=
1.1
残事業
210億円/151億円=
1.4
注)1.費用及び便益額は整数止めとする。
2.費用及び便益額の合計は、表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある。
<その他の便益>
七尾バイパスの役割
具体内容
①大規模道路事業との連携
●能越自動車道や藤橋バイパス(外環状線)と接続する他、能
登国分寺公園の整備計画の実現などに大きく寄与する
②地域連携プロジェクト(石川県長期構
想)の支援
●石川県の長期計画である「県土ダブルラダー結いの道」整備
構想の実現に寄与
③大規模公園計画との連携
●当該路線の沿道において能登国分寺公園の整備が進められて
おり、同公園の外郭を形成する
④地域の活性化への貢献
●七尾市および周辺の主要な商業施設へのアクセス性が向上
(4.6分、25%短縮)
⑤重要港湾七尾港へのアクセス向上
●重要港湾「七尾港」や七尾港マリンパーク、火力発電所など
へのアクセスが強化される
⑥第三次医療施設へのアクセス向上
●中能登町から能登総合病院へのアクセス性が向上(4.6分、
15%短縮)
⑦七尾市周辺の主要観光地へのアクセス
性向上
●豊富な観光資源へのアクセス性向上や集客向上が期待できる
(千里浜~七尾フィッシャーマンズワーフ:4.6分、10%短縮)
⑧冬期における円滑な交通の確保
●冬期間における走行性の向上
約3.5億
円※
※は、供用後50年間の便益額として試算した値(参考値)
- 20 -
6.事業の進捗見込み
①残事業の内容
残事業の主な内容は次のとおり。
・バイパス区間の用地買収(進捗率約5割)及び工事(平成21年度着手)
かわらまち
もとふちゅうまち
・現道拡幅区間(川原町~本府中町)の用地買収・建物補償及び拡幅工事
②今後の事業の見通し等
・バイパス区間は七尾IC(仮称)で能越自動車道 七尾氷見道路と接続することから、七尾
氷見道路の進捗に合わせて暫定2車線供用を目指し整備を進める。
・現道拡幅区間及びバイパス区間の4車線化については、交通状況を勘案しつつ推進する。
至 氷見市
N
1
国道
60号
ななおし かわらまち
藤野町
ふるこまち
0.7Km
2.5km
国分町
七尾IC
(仮称)
下町
159
至 金沢市
- 21 -
能越
七尾 自動
氷見 車道
道路
未買収
区間
古府町
国道159号
1.1km
3.2km
249号
国道 イ パス
バ
藤橋
七尾東IC
(仮称)
至 富山県
用地買収済区間
ななおし しもまち
(終)七尾市下町
(一
)城
山線
本府中町
ななおし ふるこまち
七尾氷見道路の進捗に
あわせて整備を推進
L=4.3km
国道249号
七尾市古府町
バイパス区間
七尾バイパス
現道拡幅区間
(起)七尾市川原町
7.コスト縮減や代替案の可能性
・国道159号七尾バイパスは、地形、土地利用状況、主要幹線道路等との接続などを勘
案して決定し、地元や埋蔵文化財など関係機関等との協議によって、了解が得られ
たものである。
・用地買収の際には、各地区に十分な計画内容を説明し、度重なる地元説明の上、合
意を得ている。
・現在、バイパス部は一部地域を除き、用地買収はほぼ完了している。また、能越自
動車道との接続も予定されているため、これらの計画の整合もとったルートとなっ
ている。
・施工にあたっては、新技術、プレキャスト製品の積極的な活用、建設発生土の有効
活用等により、コスト縮減を行っていく。
8.対応方針(原案)
対応方針(原案)
事業継続
(理由)
・国道159号七尾バイパスは、中心市街地の渋滞緩和だけでなく、能越自動車道の七
尾IC (仮称)で接続し広域ネットワークを形成する重要な役割を担っている。
・現在、バイパス区間3.2㎞の用地買収は約5割完了しており、古府町の約0.7kmを残
しているのみである。また、バイパス区間については、能越自動車道七尾氷見道路の
進捗に合わせて事業を実施しており、暫定2車線供用による地域産業の活性化へ
の寄与など期待される効果は大きい。
・3便益の費用便益比は、事業全体が1.1、残事業が1.4となり、投資効率性
は確保されている。
・更に冬期の交通状況などその他の効果も考慮すると当該事業の継続は妥当と判断
される。
- 22 -
費用対効果算出資料
- 23 -
様式-2
費用便益分析の結果
路線名
事業名
延長
事業種別
現拡・BP・そ
の他の別
国道159号
七尾バイパス
L=4.3km
二次改築
現拡・BP
計画交通量
(台/日)
車線数
事業主体
11,600~22,700
4
北陸地整
事 業 費
維持管理費
① 費 用
合 計
平成21年度
基 準 年
単純合計
231億円
42億円
273億円
うち残事業分
191億円
42億円
233億円
基準年における
現在価値 (C)
186億円
11億円
197億円
うち残事業分
140億円
11億円
151億円
② 便 益
走行時間
短縮便益
走行経費
減少便益
交通事故
減少便益
基 準 年
平成21年度
供 用 年
平成35年度
合 計
単年便益
(初年便益)
14億円
2.7億円
1.5億円
18億円
基準年における
現在価値 (B)
162億円
31億円
17億円
210億円
うち残事業分
162億円
31億円
17億円
210億円
- 24 -
③ 結 果
費用便益比(事業全体)
1.1
経済的純現在価値(事業全体)
13億円
経済的内部収益率(事業全体)
4.3%
費用便益比(残事業)
1.4
経済的純現在価値(残事業)
59億円
経済的内部収益率(残事業)
5.7%
注)費用及び便益の合計は、表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある。
④ 感 度 分 析 (残事業を対象)
変動要因
基準値
変動ケース
費用便益比(B/C)
交通量
11,600~22,700
±10%
1.3~1.5
事業費
191億円
±10%
1.3~1.5
事業期間
13年
±10%
(±1年)
1.3~1.4
- 25 -
交通状況の変化
様式-3①
事業名:国道159号七尾バイパス
(推計時点
H42年)
※1
交通量
①新設・改築道路
[七尾バイパス] 走行時間※2
:4.3km
※3
走行時間費用
②主な周
※4
辺道路
(事業全体・残事業)
①現道
(国道
159号)
:2.5km
[台/日]
[分]
[億円/年]
整備なし(A)
整備あり(B)
13,400
14,800
3
4
6.59
11.37
13,700
200
4
4
交通量
[台/日]
走行時間
[分]
走行時間費用
[億円/年]
10.64
0.13
[台/日]
6,800
3,300
7
6
[億円/年]
9.11
3.25
[億円/年]
16,038.65
16,036.64
交通量
②(主)七
尾羽咋線 走行時間
:3.7km
走行時間費用
③その他道路合計 走行時間費用
[分]
走行時間費用
整備なし(A)
走行時間費用
整備あり(B)
走行時間短縮便益
(A - B)
16,064.99
16,051.39
13.60
合計:31,429.6km 走行時間短縮便益 [億円/年]
※1: 当該道路内の平均値または代表的な値を記載する。
※2: 配分計算結果を用いる場合と当該道路の代表的な速度から算出する場合がある。 ※3: 費用便益分析マニュアルに従い車種別、区間別に算出したものの合計値である。
※4: 当該事業により大きな変化が生じる道路について3~5路線程度以内で記載する。
※5: ②主な周辺道路における交通量の予測地点は、事業全体と残事業で同地点において設定する。
- 26 -
(2) 図面(①、②に該当する道路を明示すること)
②
現道(国道159号)
2.5km
新設・改築道路
4.3km
- 27 -
様式-3②
費用便益分析の条件
事業名: 国道159号七尾バイパス
(2)
算出マニュアル
分析の基本的事項
交通流の
推計時点
推計の状況
推計に用いた
OD表
交
通
流
推
計
開発交通量の
考慮
配分交通量の
推計手法
項目
費用便益分析マニュアル
(平成20年11月 国土交通省 道路局 都市・地域整備局)
その他
分析対象期間
社会的割引率
基準年次
1時点のみ推計
複数時点での推計
チェック欄
■
□
50年間
4%
H21年度
■(H42年)
□
■
□ 有 □ 無
整備の有無それぞれで交通流を推計
整備の有無のいずれかのみ推計
いずれかのみ いずれかのみの推計とした理由を記載
の推計の場合
道路交通センサスをベースとした自動車OD表
(三段階推定法)
パーソントリップ調査をベースとした自動車OD表
(四段階推定法)
その他( )
無
有
考慮した開発交通量(トリップ数)
■
(H17年センサス)
□
□
■
□
( )台トリップ/日
有の場合のみ 考慮した理由を記載
□
□
■
□
□
□
□
Q-V式を用いた配分
転換率式を用いた配分
Q-V式と転換率式の併用による配分
均衡配分(リンクパフォーマンス関数を用いた配分)
簡易手法
小規模事業である
簡易手法の
山間部海岸部で併行道路が少ない
採択理由
その他( )
簡易手法の考え方(将来交通量の設定方法等)
その他( )
各回の配分終了時の速度を交通量でウェイト付け
して設定
□
□
採用理由を記載
速度設定の
考え方
□
最終配分の速度
採用理由を記載
その他(最終配分でQoを超える場合、実態に即した速度で補正
- 28 -
■
事業名: 国道159号七尾バイパス
(3)
項目
考慮しない
考慮する
休日交通の
影響
考慮する
場合のみ
面的に考慮
対象路線のみ考慮
採用した休日係数
休日係数を考慮した理由および採用した休日係数の考え方を記載
考慮しない
考慮する
災害等による
通行止めの
影響
チェック欄
■
□
□
□
( ) %
採用した通行止め日数
■
□
( ) 日
採用した通行止め日数の考え方を記載
考慮する
場合のみ
とり止め交通を考慮する
□
とり止め交通を考慮しない場合はその理由、考慮した場合はその考え方を記載
考慮しない
考慮する
採用した冬期日数(年あたり)
便
益
の
算
定
冬期交通の
影響
■
□
( ) 日
採用した冬期日数の考え方を記載
考慮する
場合のみ
冬期の走行速度と交通容量の関係
設定の考え方を記載
交通流推計の
時点以外の
便益の算定
車種別時間
価値原単位
車種別走行
経費原単位
ブロック別・車種別走行台キロの伸び率による設定
その他
( )
費用便益分析マニュアルの値を使用
独自に設定した値を使用
■
費用便益分析マニュアルの値を使用
独自に設定した値を使用
■
□
交通事故減少
便益算定
中央分離帯の有無を考慮
中央分離帯の有無を考慮しない
走行時間短縮・走 考慮しない
行経費減少・交通 考慮する
事故減少以外の便 (考慮の場合の算出根拠)
益
その他
- 29 -
□
■
□
□
■
■
□
事業名: 国道159号七尾バイパス
(4)
事業費
費
用
維持管理費
の
雪寒費
算
その他
定
項目
詳細事業計画による値を採用
標準投資パターンを採用
その他( )
チェック欄
■
□
□
維持管理費の設定根拠を記載
北陸地方整備局管内直轄路線の実績値から設定
積雪地域または寒冷地域である
4.その他
- 30 -
■
様式-4
(事業全体)
費用の現在価値算定表
維持管理費の単純単価の算出(消費税相当額含む)
箇所名:国道159号七尾バイパス
単価(億円)
0.205
割戻率
年次
-25年目
-24年目
-23年目
-22年目
-21年目
-20年目
-19年目
-18年目
-17年目
-16年目
-15年目
-14年目
-13年目
-12年目
-11年目
-10年目
-9年目
-8年目
-7年目
-6年目
-5年目
-4年目
-3年目
-2年目
-1年目
供用開始年次
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
9年目
10年目
11年目
12年目
13年目
14年目
15年目
16年目
17年目
18年目
19年目
20年目
21年目
22年目
23年目
24年目
25年目
26年目
27年目
28年目
29年目
30年目
31年目
32年目
33年目
34年目
35年目
36年目
37年目
38年目
39年目
40年目
41年目
42年目
43年目
44年目
45年目
46年目
47年目
48年目
49年目
合 計
年度
H 10
H 11
H 12
H 13
H 14
H 15
H 16
H 17
H 18
H 19
H 20
H 21
H 22
H 23
H 24
H 25
H 26
H 27
H 28
H 29
H 30
H 31
H 32
H 33
H 34
H 35
H 36
H 37
H 38
H 39
H 40
H 41
H 42
H 43
H 44
H 45
H 46
H 47
H 48
H 49
H 50
H 51
H 52
H 53
H 54
H 55
H 56
H 57
H 58
H 59
H 60
H 61
H 62
H 63
H 64
H 65
H 66
H 67
H 68
H 69
H 70
H 71
H 72
H 73
H 74
H 75
H 76
H 77
H 78
H 79
H 80
H 81
H 82
H 83
H 84
1.5395
1.4802
1.4233
1.3686
1.3159
1.2653
1.2167
1.1699
1.1249
1.0816
1.0400
1.0000
0.9615
0.9246
0.8890
0.8548
0.8219
0.7903
0.7599
0.7307
0.7026
0.6756
0.6496
0.6246
0.6006
0.5775
0.5553
0.5339
0.5134
0.4936
0.4746
0.4564
0.4388
0.4220
0.4057
0.3901
0.3751
0.3607
0.3468
0.3335
0.3207
0.3083
0.2965
0.2851
0.2741
0.2636
0.2534
0.2437
0.2343
0.2253
0.2166
0.2083
0.2003
0.1926
0.1852
0.1780
0.1712
0.1646
0.1583
0.1522
0.1463
0.1407
0.1353
0.1301
0.1251
0.1203
0.1157
0.1112
0.1069
0.1028
0.0989
0.0951
0.0914
0.0879
0.0845
GDP
デフレータ
102.8
101.3
99.7
98.4
96.6
95.4
94.4
93.2
92.5
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
単純事業費計
事業費(億円)
単純価値 現在価値
0.19
0.26
1.05
1.40
5.79
7.97
3.26
4.39
1.49
1.95
7.51
9.42
3.35
4.04
1.10
1.26
1.71
1.91
4.45
4.82
4.46
4.64
5.91
5.91
7.00
6.73
8.71
8.06
14.40
12.81
21.50
18.38
14.36
11.80
9.71
7.68
14.48
11.00
14.52
10.61
17.38
12.21
19.29
13.03
19.30
12.54
17.14
10.71
13.33
8.01
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
-60.46
-5.11
170.94
186.43
231.40
延長(㎞)
単純価値(億円)
4.3
0.88
維持管理費(億円)
単純価値 現在価値
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.84
0.48
0.84
0.47
0.84
0.45
0.84
0.43
0.84
0.41
0.84
0.40
0.84
0.38
0.84
0.37
0.84
0.35
0.84
0.34
0.84
0.33
0.84
0.31
0.84
0.30
0.84
0.29
0.84
0.28
0.84
0.27
0.84
0.26
0.84
0.25
0.84
0.24
0.84
0.23
0.84
0.22
0.84
0.21
0.84
0.20
0.84
0.20
0.84
0.19
0.84
0.18
0.84
0.17
0.84
0.17
0.84
0.16
0.84
0.16
0.84
0.15
0.84
0.14
0.84
0.14
0.84
0.13
0.84
0.13
0.84
0.12
0.84
0.12
0.84
0.11
0.84
0.11
0.84
0.11
0.84
0.10
0.84
0.10
0.84
0.09
0.84
0.09
0.84
0.09
0.84
0.08
0.84
0.08
0.84
0.08
0.84
0.07
0.84
0.07
41.98
10.81
41.98
注1)事業費の投資パターンは、費用便益分析の計算条件として設定した標準的な投資パターンであり、
必ずしも全体の予算制約等を踏まえたものではない。
このため、毎年度の予算の状況や、用地・工事の進捗により、実際の事業展開とは異なることがある。
(投資パターンの変化による費用便益分析結果への影響等については、再評価及び事後評価として
評価を実施。)
注2)評価対象期間最終年において、用地残存価値(割引後の用地費)を控除している。
- 31 -
様式-4
(残事業)
費用の現在価値算定表
維持管理費の単純単価の算出(消費税相当額含む)
箇所名:国道159号七尾バイパス
単価(億円)
0.205
割戻率
年次
-25年目
-24年目
-23年目
-22年目
-21年目
-20年目
-19年目
-18年目
-17年目
-16年目
-15年目
-14年目
-13年目
-12年目
-11年目
-10年目
-9年目
-8年目
-7年目
-6年目
-5年目
-4年目
-3年目
-2年目
-1年目
供用開始年次
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
9年目
10年目
11年目
12年目
13年目
14年目
15年目
16年目
17年目
18年目
19年目
20年目
21年目
22年目
23年目
24年目
25年目
26年目
27年目
28年目
29年目
30年目
31年目
32年目
33年目
34年目
35年目
36年目
37年目
38年目
39年目
40年目
41年目
42年目
43年目
44年目
45年目
46年目
47年目
48年目
49年目
合 計
年度
H 10
H 11
H 12
H 13
H 14
H 15
H 16
H 17
H 18
H 19
H 20
H 21
H 22
H 23
H 24
H 25
H 26
H 27
H 28
H 29
H 30
H 31
H 32
H 33
H 34
H 35
H 36
H 37
H 38
H 39
H 40
H 41
H 42
H 43
H 44
H 45
H 46
H 47
H 48
H 49
H 50
H 51
H 52
H 53
H 54
H 55
H 56
H 57
H 58
H 59
H 60
H 61
H 62
H 63
H 64
H 65
H 66
H 67
H 68
H 69
H 70
H 71
H 72
H 73
H 74
H 75
H 76
H 77
H 78
H 79
H 80
H 81
H 82
H 83
H 84
1.5395
1.4802
1.4233
1.3686
1.3159
1.2653
1.2167
1.1699
1.1249
1.0816
1.0400
1.0000
0.9615
0.9246
0.8890
0.8548
0.8219
0.7903
0.7599
0.7307
0.7026
0.6756
0.6496
0.6246
0.6006
0.5775
0.5553
0.5339
0.5134
0.4936
0.4746
0.4564
0.4388
0.4220
0.4057
0.3901
0.3751
0.3607
0.3468
0.3335
0.3207
0.3083
0.2965
0.2851
0.2741
0.2636
0.2534
0.2437
0.2343
0.2253
0.2166
0.2083
0.2003
0.1926
0.1852
0.1780
0.1712
0.1646
0.1583
0.1522
0.1463
0.1407
0.1353
0.1301
0.1251
0.1203
0.1157
0.1112
0.1069
0.1028
0.0989
0.0951
0.0914
0.0879
0.0845
GDP
デフレータ
102.8
101.3
99.7
98.4
96.6
95.4
94.4
93.2
92.5
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
単純事業費計
事業費(億円)
単純価値 現在価値
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
7.00
6.73
8.71
8.06
14.40
12.81
21.50
18.38
14.36
11.80
9.71
7.68
14.48
11.00
14.52
10.61
17.38
12.21
19.29
13.03
19.30
12.54
17.14
10.71
13.33
8.01
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
-37.80
-3.19
153.33
140.38
191.13
延長(㎞)
単純価値(億円)
4.3
0.88
維持管理費(億円)
単純価値 現在価値
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.84
0.48
0.84
0.47
0.84
0.45
0.84
0.43
0.84
0.41
0.84
0.40
0.84
0.38
0.84
0.37
0.84
0.35
0.84
0.34
0.84
0.33
0.84
0.31
0.84
0.30
0.84
0.29
0.84
0.28
0.84
0.27
0.84
0.26
0.84
0.25
0.84
0.24
0.84
0.23
0.84
0.22
0.84
0.21
0.84
0.20
0.84
0.20
0.84
0.19
0.84
0.18
0.84
0.17
0.84
0.17
0.84
0.16
0.84
0.16
0.84
0.15
0.84
0.14
0.84
0.14
0.84
0.13
0.84
0.13
0.84
0.12
0.84
0.12
0.84
0.11
0.84
0.11
0.84
0.11
0.84
0.10
0.84
0.10
0.84
0.09
0.84
0.09
0.84
0.09
0.84
0.08
0.84
0.08
0.84
0.08
0.84
0.07
0.84
0.07
41.98
10.81
41.98
注1)事業費の投資パターンは、費用便益分析の計算条件として設定した標準的な投資パターンであり、
必ずしも全体の予算制約等を踏まえたものではない。
このため、毎年度の予算の状況や、用地・工事の進捗により、実際の事業展開とは異なることがある。
(投資パターンの変化による費用便益分析結果への影響等については、再評価及び事後評価として
評価を実施。)
注2)評価対象期間最終年において、用地残存価値(割引後の用地費)を控除している。
- 32 -
- 33 -
年次
供用開始年次
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
9年目
10年目
11年目
12年目
13年目
14年目
15年目
16年目
17年目
18年目
19年目
20年目
21年目
22年目
23年目
24年目
25年目
26年目
27年目
28年目
29年目
30年目
31年目
32年目
33年目
34年目
35年目
36年目
37年目
38年目
39年目
40年目
41年目
42年目
43年目
44年目
45年目
46年目
47年目
48年目
49年目
合 計
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
H
21
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
(基準年)
年度
総走行台キロの年次別伸び率
(北陸ブロック)
乗用車類 貨物車類 全 車
0.99607 0.99730 0.99644
0.99605 0.99729 0.99643
0.99604 0.99728 0.99641
0.99602 0.99728 0.99640
0.99601 0.99727 0.99639
0.99599 0.99726 0.99638
0.99597 0.99725 0.99636
0.98969 0.99879 0.99246
0.98958 0.99879 0.99240
0.98947 0.99879 0.99234
0.98936 0.99878 0.99228
0.98925 0.99878 0.99222
0.98913 0.99878 0.99216
0.98901 0.99878 0.99210
0.98889 0.99878 0.99203
0.98876 0.99878 0.99197
0.98864 0.99877 0.99191
0.98851 0.99877 0.99184
0.98837 0.99877 0.99177
0.98824 0.99877 0.99170
0.98810 0.99877 0.99163
0.98795 0.99877 0.99156
0.98781 0.99877 0.99149
0.98766 0.99876 0.99142
0.98750 0.99876 0.99134
0.98734 0.99876 0.99127
0.98718 0.99876 0.99119
0.98705 0.99876 0.99113
0.98691 0.99876 0.99106
0.98678 0.99876 0.99100
0.98665 0.99876 0.99093
0.98652 0.99876 0.99087
0.98638 0.99875 0.99080
0.98625 0.99875 0.99074
0.98612 0.99875 0.99067
0.98598 0.99875 0.99061
0.98585 0.99875 0.99054
0.98572 0.99875 0.99048
0.98558 0.99875 0.99041
0.98545 0.99875 0.99035
0.98532 0.99875 0.99028
0.98519 0.99875 0.99022
0.98505 0.99874 0.99015
0.98492 0.99874 0.99009
0.98479 0.99874 0.99002
0.98465 0.99874 0.98996
0.98452 0.99874 0.98989
0.98439 0.99874 0.98983
0.98425 0.99874 0.98976
0.98412 0.99874 0.98970
(A)
0.5775
0.5553
0.5339
0.5134
0.4936
0.4746
0.4564
0.4388
0.4220
0.4057
0.3901
0.3751
0.3607
0.3468
0.3335
0.3207
0.3083
0.2965
0.2851
0.2741
0.2636
0.2534
0.2437
0.2343
0.2253
0.2166
0.2083
0.2003
0.1926
0.1852
0.1780
0.1712
0.1646
0.1583
0.1522
0.1463
0.1407
0.1353
0.1301
0.1251
0.1203
0.1157
0.1112
0.1069
0.1028
0.0989
0.0951
0.0914
0.0879
0.0845
割戻率
便益の現在価値算定表 (事業全体・残事業)
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
91.7
GDP
デフレータ
乗用車類 小型貨物 普通貨物
10.39
2.16
1.40
10.35
2.15
1.40
10.31
2.14
1.40
10.27
2.13
1.40
10.23
2.12
1.40
10.19
2.11
1.40
10.15
2.10
1.40
10.11
2.09
1.40
10.01
2.09
1.40
9.91
2.09
1.40
9.81
2.09
1.40
9.71
2.09
1.40
9.61
2.09
1.40
9.51
2.09
1.40
9.41
2.09
1.40
9.31
2.09
1.40
9.21
2.09
1.40
9.11
2.09
1.40
9.01
2.09
1.40
8.91
2.09
1.40
8.81
2.09
1.40
8.71
2.09
1.40
8.61
2.09
1.40
8.51
2.09
1.40
8.40
2.09
1.40
8.30
2.09
1.40
8.19
2.09
1.40
8.09
2.09
1.40
7.99
2.09
1.40
7.89
2.09
1.40
7.79
2.09
1.40
7.69
2.09
1.40
7.59
2.09
1.40
7.49
2.09
1.40
7.39
2.09
1.40
7.29
2.09
1.40
7.19
2.09
1.40
7.09
2.09
1.40
6.99
2.09
1.40
6.89
2.09
1.40
6.79
2.09
1.40
6.69
2.09
1.40
6.59
2.09
1.40
6.49
2.09
1.40
6.39
2.09
1.40
6.29
2.09
1.40
6.19
2.09
1.40
6.09
2.09
1.40
5.99
2.09
1.40
5.90
2.09
1.40
415.83
104.78
70.00
走行時間短縮便益(億円)
箇所名:国道159号 七尾バイパス
① 計
13.95
13.90
13.85
13.80
13.75
13.70
13.65
13.60
13.50
13.40
13.30
13.20
13.10
13.00
12.90
12.80
12.70
12.60
12.50
12.40
12.30
12.20
12.10
12.00
11.89
11.79
11.68
11.58
11.48
11.38
11.28
11.18
11.08
10.98
10.88
10.78
10.68
10.58
10.48
10.38
10.28
10.18
10.08
9.98
9.88
9.78
9.68
9.58
9.48
9.39
590.61
現在価値
①×(A)
乗用車類 小型貨物 普通貨物
8.06
2.09
0.29
0.27
7.72
2.08
0.29
0.27
7.39
2.07
0.29
0.27
7.08
2.06
0.29
0.27
6.79
2.05
0.29
0.27
6.50
2.04
0.29
0.27
6.23
2.03
0.29
0.27
5.97
2.03
0.29
0.27
5.70
2.00
0.29
0.27
5.44
1.98
0.29
0.27
5.19
1.96
0.29
0.27
4.95
1.94
0.29
0.27
4.73
1.92
0.29
0.27
4.51
1.90
0.29
0.27
4.30
1.88
0.29
0.27
4.10
1.86
0.29
0.27
3.92
1.84
0.29
0.27
3.74
1.82
0.29
0.27
3.56
1.80
0.29
0.27
3.40
1.78
0.29
0.27
3.24
1.76
0.29
0.27
3.09
1.74
0.29
0.27
2.95
1.72
0.29
0.27
2.81
1.70
0.29
0.27
2.68
1.68
0.29
0.27
2.55
1.66
0.29
0.27
2.43
1.64
0.29
0.27
2.32
1.62
0.29
0.27
2.21
1.60
0.29
0.27
2.11
1.58
0.29
0.27
2.01
1.56
0.29
0.27
1.91
1.54
0.29
0.27
1.82
1.52
0.29
0.27
1.74
1.50
0.29
0.27
1.66
1.48
0.29
0.27
1.58
1.46
0.29
0.27
1.50
1.44
0.29
0.27
1.43
1.42
0.29
0.27
1.36
1.40
0.29
0.27
1.30
1.38
0.29
0.27
1.24
1.36
0.29
0.27
1.18
1.34
0.29
0.27
1.12
1.32
0.29
0.27
1.07
1.30
0.29
0.27
1.02
1.28
0.29
0.27
0.97
1.26
0.29
0.27
0.92
1.24
0.29
0.27
0.88
1.22
0.29
0.27
0.83
1.20
0.29
0.27
0.79
1.18
0.29
0.27
162.00
83.23
14.50
13.50
走行経費減少便益(億円)
② 計
2.65
2.64
2.63
2.62
2.61
2.60
2.59
2.59
2.56
2.54
2.52
2.50
2.48
2.46
2.44
2.42
2.40
2.38
2.36
2.34
2.32
2.30
2.28
2.26
2.24
2.22
2.20
2.18
2.16
2.14
2.12
2.10
2.08
2.06
2.04
2.02
2.00
1.98
1.96
1.94
1.92
1.90
1.88
1.86
1.84
1.82
1.80
1.78
1.76
1.74
111.23
現在価値
(A)×②
1.53
1.47
1.40
1.35
1.29
1.23
1.18
1.14
1.08
1.03
0.98
0.94
0.89
0.85
0.81
0.78
0.74
0.71
0.67
0.64
0.61
0.58
0.56
0.53
0.50
0.48
0.46
0.44
0.42
0.40
0.38
0.36
0.34
0.33
0.31
0.30
0.28
0.27
0.25
0.24
0.23
0.22
0.21
0.20
0.19
0.18
0.17
0.16
0.15
0.15
30.61
合 計
事故減少便益(億円)
(億円)
現在価値 便益合計 現在価値
③
③×(A)
(①~④) 割引率4%
1.49
0.86
18.09
10.45
1.48
0.82
18.02
10.01
1.47
0.78
17.95
9.57
1.46
0.75
17.88
9.18
1.45
0.72
17.81
8.80
1.44
0.68
17.74
8.41
1.43
0.65
17.67
8.06
1.43
0.63
17.62
7.74
1.42
0.60
17.48
7.38
1.41
0.57
17.35
7.04
1.40
0.55
17.22
6.72
1.39
0.52
17.09
6.41
1.38
0.50
16.96
6.12
1.37
0.48
16.83
5.84
1.36
0.45
16.70
5.56
1.35
0.43
16.57
5.31
1.34
0.41
16.44
5.07
1.33
0.39
16.31
4.84
1.32
0.38
16.18
4.61
1.31
0.36
16.05
4.40
1.30
0.34
15.92
4.19
1.29
0.33
15.79
4.00
1.28
0.31
15.66
3.82
1.27
0.30
15.53
3.64
1.26
0.28
15.39
3.46
1.25
0.27
15.26
3.30
1.24
0.26
15.12
3.15
1.23
0.25
14.99
3.01
1.22
0.23
14.86
2.86
1.21
0.22
14.73
2.73
1.20
0.21
14.60
2.60
1.19
0.20
14.47
2.47
1.18
0.19
14.34
2.35
1.17
0.19
14.21
2.26
1.16
0.18
14.08
2.15
1.15
0.17
13.95
2.05
1.14
0.16
13.82
1.94
1.13
0.15
13.69
1.85
1.12
0.15
13.56
1.76
1.11
0.14
13.43
1.68
1.10
0.13
13.30
1.60
1.09
0.13
13.17
1.53
1.08
0.12
13.04
1.45
1.07
0.11
12.91
1.38
1.06
0.11
12.78
1.32
1.05
0.10
12.65
1.25
1.04
0.10
12.52
1.19
1.03
0.09
12.39
1.13
1.02
0.09
12.26
1.07
1.01
0.09
12.14
1.03
62.68
17.13
764.52
209.74
様式-5
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