Comments
Description
Transcript
2011年9月22日マイコミ就活ガイダンス議事録
2011 年 9 月 22 日 座論就職活動ガイダンス 4 時~6 時 泉 克也氏 Mainichi Communications USA Inc. 留学生向け就職活動アドバイスの為 NY から来ていただきました。 マイナビ国際派就職、業務内容 - 就職情報サイト『マイナビ国際派就職』の運営 - 就職イベント『マイナビ国際は就職EXPO』(年 2 回東京) - 今年は 12 月 21 日(水)、22 日(木)予定 (ベルサール汐留) - 就職ガイダンス(キャンパス内外) - オンライン企業説明会『マイナビ国際派就職ライブセミナー』 - 企業からのオファーがある時のみ。チャットでの相談等も可能。 1)新卒採用市場について - 求人倍率 =(求人総数/就職希望者数) (就職希望者一人につき、いくつポジションがあるか) - 12 卒学生1.23 倍 *しかし、すべてのポジションが毎年埋まるわけではない。 - 13 卒の『倫理憲章』に大きな変更 - 日本経団連から提示される採用活動の方針 1.採用広報の開始時期の変更(就活スタート時期) - 学部 3 年、修士 1 年次の 12 月~ - 1 日インターンシップの廃止(最低 5 日以上の意義のあるものに) 2.企業の採用活動状況 - 日本に在住する留学生、海外で学ぶ日本人留学生の採用に前向き - 採用意欲の復調と質重視の採用 - バイリンガル・グローバル人材の採用 (1)優秀な人材確保、開国後や国際性の必要な業務向け (2) 中小企業、地方企業からのグローバル人材への関心 (3) メーカー、商社貿易、情報処理(主に外資系コンサル)からの需要 (4) 採用手法の確立が各企業の今後の課題 2)就職活動スケジュールの立て方 - 一般的なスケジュール (日本人学生/海外留学生5、6月卒) 1.自己分析 (3年次6月~11月/3年次2月から継続) 2.業界、企業、職種研究 (7月~1月/3月から継続、夏冬帰国でジョブフェ ア参加) - インターンシップ (7月~10月) - 会社説明会 (12月~3月に変更) 3.エントリー説明会 (11月~3月/夏冬帰国でジョブフェア参加、現地ジョ ブフェア、ネット就活) 4.選考(面接、グループワーク) 5.内定 6.内定者懇親会、内定式等 - 参考:採用フロー 1. エントリー、説明会(知ってもらう、興味を持ってもらう) 2. 適正テスト(母集団の適性、傾向の把握) 3. Group Work/ Group Discussion(協調性、リーダーシップ) 4. 面接 (コミュニケーションスキル、会社との相性) *ポイント - 少しでも興味のある企業にはエントリーする - 活発動く(満足度は運動量に比例) - 採用フローが凝縮されているジョブフェアを上手く活用する 3)就職活動ツール - ジョブフェア(合同説明会) - 説明会、情報収集、エントリー、無料カウンセリング - 面接、テスト、ディナーレセプション (選ばれた人のみ) - 就活サイト (マイナビ) - メールマガジン(イベント情報、サイト新着企業情報、就職活動お役立ちメルマガ) 4)就職活動豆知識 (履歴書、面接について) - 履歴書 - 日付:提出日もしくは投函日 - 連絡先:現住所は留学先、連絡先は実家が一般的 - 学歴:高校から。海外の教育機関は英語、日本語で。 - 職歴;新卒は『なし』(アルバイト、インターンは書かない) - 免許、資格:キャリアに関連する資格を優先 - 自己PR:自己分析、企業研究をもとに他人と差をつける * 履歴書は手書きが基本。外資や留学生採用に慣れている企業はタイプでも可。 * 誤字脱字を完全になくす * 用意する枚数は、ジョブフェアにいく場合は予定訪問ブースの2倍。日付や 自己PRのみあけておき、当日記入。 - 面接 - 個人、集団面接 - グループディスカッション、グループワーク、ディベート、ケーススタディ * 第一印象:あいさつ、身だしなみ、清潔感重視 * コミュニケーションスキル: 大きな声でゆっくり、歯切れよく話す 適度なアイコンタクト、アクティブリスニング 自分の言いたいことばかり話さないように * 必ず聞かれる4つの質問 1.自己PR 2.志望動機 3.大学時代に頑張ったこと (趣味、勉強、クラブ、課外活動) 4.留学動機 (場所、なぜその学校に行こうと思ったのか?) * 『最後に』:『最後になにかありますか?』と聞かれた時用に予め質問を用 意しておく(面接中に答えられてしまうこともあるので、多めに用意-5 個以上) * 練習!(敬語を忘れないように!) 面接評価シート(マイナビサイトでダウンロード可。友達同士で練習) - 印象(印象、視線、表情、姿勢ジェスチャー、落ち着き) - コミュニケーション能力(声の大きさ、言葉遣い、わかりやすさ) -その他:サイト登録、エントリー、説明会への参加、履歴書の準備、面接対策、 筆記試験対策、SPI対策、OBOG訪問 * 早めの行動を心がけましょう!! 5)ジョブフェア紹介 -マイナビ国際派就職~EXPO2011東京ウィンター~ 12 月 21 日、22 日 ベルサール汐留 (入場無料、入退場自由)60~80 社 =>早めに事前登録を!! 質問 1.「倫理憲章」のスライドの 2 番にインターンシップを「選考活動とは一切関係のない就業体験を伴う 5 日間以上のプログラム」と定義とありますが、実際のところ、ではその「監視体制」はちゃんとできるの でしょうか? ★回答 倫理憲章は、紳士協定であり罰則はないので、「監視体制」というものはないが日本経済団体連合会と して、上記のようなインターンシップを推進している。実際の導入については企業ごとに決定される。 2.東京サマー・ウィンターで「インターンシップ」を受け付ける企業さんもあると聞きましたが、そういった ジョブフェアーに参加される企業さんの何割ほどがインターンシップを受け付けているのでしょうか? ★回答 ジョブフェアごとに異なるが、ウィンターの場合1~2割。ブースで直接聞くのがベスト。 3.中小企業・地方企業もグローバル人材を求め始めているとのことですが、大企業に比べて中小企 業・地方企業の良さは何でしょうか? ★回答 中小企業は働いている社員数が圧倒的に少ないという特徴があるのでそういった環境での仕事を求 める学生にとってよい。地方企業は、地元に根付いていることが多いので特定の地方に就職したい、 思い入れがある、などの学生にとってよい。また、中小企業や地方企業は、まだグローバル人材を多く 雇っていない企業が多いので、就職したら自分がグローバル人材の「パイオニア」的存在になれるかも しれない、など。 4.「留学したために語学ができる・国際性を養った」と主張することはできるものの、英語ができるくら いでは今の時代たいしたことがないので、本番の面接で留学した経験をアピールするのに何かより良 い方法があれば教えて頂きたいのですが。 ★回答 「留学した経験」「語学ができる」のは、グローバル人材としてはスタンダード。「留学でなにを学んだか」 「なにを得たか」をアピールすることが重要。 5.法律を勉強しており、将来的には法律に直接携わる仕事をしたいのですが、その前に実際の社会 に出て社会勉強をしたいと考えております。もし、この考えを、面接本番で述べたら、やはりマイナスに なるでしょうか? ★回答 企業や人事担当にもよるので、一概には答えられない。 6.インターンシップをすればもちろん学生側にはプラスになると思いますが、インターンを雇う会社側 は一体学生の何を見ているのでしょうか。実際自分が将来就きたい仕事と直接関係のあるインターン をした方がいいのでしょうか? ★回答 将来就きたい仕事と関係がある必要はない。インターンシップでなにを学んだか、どんな課題にぶちあ たりどう課題克服したか、などを伝えるとよい。企業としては、学生が「社員」になったときのポテンシャ ルを図ろうとしていることが多い。 7.インターンシップをアメリカでしようと思いますが、日本企業でした方がいいのでしょうか?それとも 外国の企業でも日本で就職する際に評価されるのでしょうか? ★回答 もちろん外国の企業でも評価される。インターンシップをした事実よりも、内容が重要。