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平成25年度 アジア研究教育拠点事業 中間評価資料

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平成25年度 アジア研究教育拠点事業 中間評価資料
【HP公開資料】
平成25年度 アジア研究教育拠点事業
中間評価資料(進捗状況報告書)
1.概要
研究交流課題名
アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点
(和文)
日本側拠点機関名
大阪大学
コーディネーター
大阪大学大学院工学研究科
所属・職・氏名
教授・河田 聡
国名
中国
拠点機関名
コーディネーター所属・職・氏名
中国科学院
Organic Nanophotonics, Professor,
理化技術研究所
Xuan-Ming DUAN
中央研究院
Research Center for Applied Sciences,
應用科學研究中心
Academia Sinica, Director, Professor,
相手国(地域)側
台湾
Ding Ping TSAI
2.研究交流目標
申請時に計画した目標と現時点における達成度について記入してください。
○申請時の研究交流目標
光は大容量、高密度の多様な情報を伝え、安全でありかつ、エネルギーが低い環境にやさしいキャリアであ
りプローブ・ツールである。この特性を生かし 21 世紀はエレクトロニクスに代わって光の技術・フォトニク
スが地球と人に優しい新しい時代を創ると期待されている。しかし、そのためにはこれまでの常識と限界を超
えて、光でもってナノスケールの観察・加工・操作を可能にしなければならない。ナノスケールでの光と物質
との相互作用を利用できれば、物理、化学、生物学、医学、材料、電気の分野横断的な先進ナノフォトニクス
の分野を新しく展開でき、光でナノスケールの世界に分け入り、光の新たな時代を拓くことが出来る。一方で、
近年、東アジア諸国が、材料・フォトニクスを含む科学研究の面で著しい発展を示している。本研究交流では、
新時代をもたらす先進ナノフォトニクスの研究をいち早くアジアにおいて立ち上げ、人材を育成することを目
的とする。すなわち、大阪大学フォトニクスセンターとこれまで研究交流を深めてきたフォトニクス研究分野
で中国、および台湾を代表する研究機関である中国科学院理化技術研究所および台湾中央研究院 應用科學研
究中心とで物理、化学、生物学、医学、電気の分野横断的な先進フォトニクス研究に携わっている多様な研究
者を結集し日中台国際共同研究を推進し、
「アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点」を形成し、21 世紀の
科学技術の基盤となるフォトニクス研究を先導しうる研究ネットワークを構築する。同時に、
・個別分野の深い専門性と分野横断的なフォトニクスの広い視野、国際的な研究発信能力、
・文化・社会システムの異なる様々な海外研究者との研究交流・共同研究、および人のネットワーク作りの能
力を身につけ、次世代のフォトニクス研究を先導し国際的に通用する若手研究者の育成を目指す。
○目標に対する達成度とその理由
上記目標に対する 2 カ年分の計画について、
■十分に達成された
1
□概ね達成された
□ある程度達成された
□ほとんど達成されなかった
【理由】
当研究教育拠点のテーマは発展性のあるテーマであり、多種多彩な共同研究が、多数の研究者交流により活
発に進んでいる。世界で非常な勢いで発展しているフォトニクスのフロンティア領域であるナノフォトニクス
をターゲットとし、それぞれの国を代表する拠点機関、協力機関が連携して、基盤技術(日本)
、材料(中国)、
デバイス(台湾)とそれぞれの国の特長を活かした三位一体の共同研究開発体制を構築し、本研究教育拠点形
成に取り組んだ。テーマのナノフォトニクスは、物理、化学、生物学、工学、医学にわたる融合研究領域であ
り、共同研究テーマは 8 件(2011)、9 件(2012)、11 件(2013)と拡大している。
拠点計画立案の段階から、大学院生・若手研究者を、次代のフォトニクスを担う国際的に活躍する人材とし
て育てることを重要な目標とした。その結果、学生が主体的に、初年度:日本中国台湾フォトニクス学生ネッ
トワークの基盤形成、2 年度:第 1 回アジア学生フォトニクス会議開催(インドを含む 4 カ国参加)、3 年度:
第 2 回アジア学生フォトニクス会議開催(6 カ国、日本の 6 大学等参加予定)と年を追う毎に拡大・活発化し
ている。これらの活動の結果、新たな国の本拠点事業への参画の検討が進んでいる。
3.これまでの研究交流活動の進捗状況
(1)これまで(平成 25 年 3 月末まで)の研究交流活動について、「共同研究」、「セミナー」及び「研究者交流」の交流の
形態ごとに、派遣及び受入の概要を記入してください。※各年度における派遣及び受入実績については、「中間評価
資料(経費関係調書)」に記入してください。
○共同研究
【概要】
物理、化学、生物学、工学、医学にわたる融合研究領域であり、3 テーマ「プラズモニクス・ナノフォトニ
クス研究」、
「光材料とナノ加工」、
「プラズモニックデバイス」を立ち上げ、共同研究テーマは以下の 8 件(2011)、
9 件(2012)と多岐多彩にのぼった。その結果、平成 23 年度、派遣 3 機関、5/100 人日、受入 2 機関、9/241 人
日、平成 24 年度、派遣 2 機関 3/91 人日、受入 4 機関、13/583 人日にのぼった。派遣、受け入れ研究者は大
学院学生が多く占め、ダブルディグリーの取得、大学院生の研究のインセンティブとして人材育成に生かし、
拠点の長期的活動の礎を築くことができた。
平成 23 年度テーマ
R-1 光材料とナノ加工:新規な3次元レーザーナノ加工技術の開発と、そのための感光性ナノコンポジット材
料の開発
R-2 フォトニクス分子イメージングプローブ:生体における蛋白質の機能イメージングを行なうための蛋白質
の修飾・標識技術開発
R-3 異方性メタマテリアルとその高効率 THz 光源への応用:異方性メタマテリアルを用いた高効率、高強度
THz 発光素子の開発
R-4 ファンクショナル金属ナノマテリアルの開発と物性探索、光ナノ計測への展開:金属ナノ粒子や金属数原
子ナノクラスターなどの金属ナノマテリアルのバルク金属と異なるプラズモニクス特性や蛍光性などの研究
R-5 導波形および局在形機能性プラズモニックデバイス:プラズモンデバイスと電子デバイスや誘電体導波デ
バイスを組み合わせたハイブリッド形の高密度光集積回路の要素技術の開発
R-6 高効率太陽電池:半導体ナノ粒子、金属ナノ粒子、さらにそれらの複合材料を、有機ならびに無機太陽電
池に導入することによる高効率太陽電池の開発
2
R-7 プラズモニック超解像顕微鏡の開発:ナノ粒子におけるプラズモン共鳴による非線形光学効果の増大を利
用した高解像度顕微鏡の開発研究
R-8 高解像度顕微鏡のための蛍光プローブ開発:蛍光性ナノ粒子を利用した高解像度なバイオイメージング技
術の開発
平成 24 年度テーマ
次の 1 件を追加した。
R-9 ナノ粒子表面基板生化学光電子検出デバイスの開発:数種類の生体マーカーを一度にモニタリングする健
康維持のためのバイオセンサー開発
平成 25 年度テーマ
次の 2 件を追加した。
R-10 金属メタマテリアル構造の光学特性の数値解析
R-11 近接場ラマン分光とナノイメージング
○セミナー
平成23年度
平成24年度
国内開催
1
回
2
回
海外開催
2
回
1
回
合計
3
回
3
回
【概要】
先進ナノフォトニクス全般にわたるシンポジウムや、共同研究テーマやトピカルな課題に的を絞った専門的
に深い議論を行うワークショップを実施した。学生カンファレンスを、若手の主体的企画・運営で開催した。
セミナーは、学術的に世界をリードすると同時に、若手研究者・学生 CV 集(研究者・研究紹介)を発行し、
若手人材育成の観点も加えた。フォトニクスが分野横断的であることから、参加者の横断的理解をもたらす事
を重視した。
平成 23 年度 S-1 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011, Shima, Japan
参加者 97 名
平成 23 年度 S-2 International Symposium on NanoPhotonics 2012, Beijing, China
参加者 106 名
平成 23 年度 S-2 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop,
Taipei, Taiwan
参加者 78 名
平成 24 年度 S-1 7th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011, Kanazawa, Japan
参加者 96 名
平成 24 年度 S-2 Asia Student Photonics Conference 2012, Osaka, Japan 参加者 71 名
平成 24 年度 S-3 Fundamentals and Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and Bio-Photonics
Rabat, Morocco
参加者 60 名
○研究者交流
【概要】
研究者交流では、相互の訪問による、
・アジア地域における本研究教育拠点の構築のための中国、台湾コーディネーター、協力機関代表者らの協議、
・研究者間の共同研究の立ち上げ、運営強化などの打合せ
・中国、台湾のコーディネーターらが組織にかかわっているシンポジウムの招待講演
3
・拠点機関等が主催する集中講義や講演会での講演
を行った。費用については、本拠点事業から支援したほか、相手国の招待などで全額支援された。
平成 23 年 4 月 6 日
中国科学院理化技術研究所・アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点中国コーディネーター段宣明教授
が大阪大学フォトニクスセンターを訪れ、大阪大学・同研究教育拠点日本コーディネーター河田聡教授と本ア
ジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点事業の推進及び理化技術研究所とフォトニクスセンターの連携につ
いて議論した。引き続き平成 23 年 4 月 14 日、段宣明教授とアジア先進ナノフォトニクスプログラム推進委員
会副委員長・高原淳一大阪大学教授が本事業の推進及び理化技術研究所とフォトニクスセンターの連携につ
いて議論した。
平成 23 年 7 月 28 日
台湾中央科学院 Kuang Li Lee 博士が大阪大学フォトニクスセンターを訪問し、民谷教授、山口准教授と今
後の共同研究について議論した。同博士は、同研究院 P. K. Wei 教授の下で、ナノフォトニクス、プラズモニ
クスおよびそのバイオセンサー応用の研究を行っている。この議論を踏まえて、平成 24 年度共同研究 R-9 が
発足することとなった。
平成 23 年 9 月 22 日
ポストシンポジウム行事として志摩シンポジウム参加の中国台湾研究者・学生が、大阪大学フォトニクスセ
ンター研究訪問を行った。大阪大学工学研究科長掛下知行教授が大阪大学としてのフォトニクス拠点事業推
進、及び高原淳一教授がフォトニクスセンターの概要・活動について講演し、フォトニクスセンター教員が研
究室ツアー・説明にあたった。大阪大学 OSA/SPIE 学生チャプターメンバーが、中国、台湾参加者とのランチ
ミーティングに参加した。中国科学院 Zhanggui Hu 教授が森研究室を訪問した。
平成 23 年 9 月 22 日
アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点実施組織代表者・受託契約受託者平野俊夫大阪大学学長及び馬
場章夫副学長を、本拠点大阪大学コーディネーター河田聡教授、高原淳一教授、中国科学院理化技術研究所コ
ーディネーター段宣明教授、赵震声副所長、台湾国家実験研究院
儀器科技研究中心コーディネーター蔡定平
および国立台湾大学 Chi-Kuang SUN 教授が訪問し、本拠点事業の推進について議論・懇談した。
平成 23 年 9 月 22 日
ポストシンポジウム行事の大阪大学フォトニクスセンター研究訪問において、国家実験研究院
究中心および国立台湾大学教授
儀器科技研
蔡定平コーディネーター及び Chi-Kuang SUN 教授, Chih-Ming WANG 教授,
Yuan-Fong CHAU 教授, Che Chin CHEN 研究員と大阪大学河田コーディネーターが共同研究 R-3,4,5,7 の推進に
ついて議論を行った。
平成 23 年 10 月 27 日
高原淳一大阪大学教授が蔡定平所長に招待され、国家実験研究院
儀器科技研究中心において開催された
the 16th International Scientific Instrument Technology Workshop ISITW にて"Basic Nanoplasmonics and
Application to Nano-optical Circuits."の講演及び同研究中心を見学し、本拠点事業推進について議論を行
った。
平成 23 年 10 月 31 日から 11 月 2 日
民谷栄一大阪大学教授が中国科学院理化技術研究所段宣明教授を訪問・講演を行い、また清華大学王佳教授
を訪問し両者と共同研究推進について議論を行った。
平成 23 年 12 月 12 日
4
アジア先進ナノフォトニクスプログラム推進委員藤田克昌准教授が台湾を訪問し、中央科学院 Shi-Wei Chu
教授, Peilin Chen 博士及び国立台湾大学 Chi-Kuang Sun 教授に会い,彼らの研究室及び大学病院の PET 施
設を見学し、次世代バイオイメージング技術について議論した。藤田准教授は同大学固体物理セミナーで「回
折限界を超える光学顕微鏡:振動イメージングと超解像」の講演を行った。同大学訪問の前に 12 月 8 日-10
日開催の International Photonics Conference 2011 (IPC2011) で「ラマン分光とバイオイメージング」の
招待講演を行った。その期間中共同研究 R-7、R-8 について、Shi-Wei Chu 教授及び Chi-Kuang Sun 教授と、
また Fu-Jen Gao 教授(National Yang-Ming University)、 Bruce Tromberg 教授(UC Urvine)
、 Stephan Boppart
教授(Univ of Illinois at Urbana-Champaign)、 Shoko Nioka 教授(Univ of Pennsylvania)、Ammasi Periasamy
教授(Univ of Virginia)
、 Zhiwei Huang 博士(National Univ of Singapore)と意見交換を行った。
平成 23 年 12 月 26 日
アジア先進ナノフォトニクスプログラム推進委員藤田克昌准教授が国家実験研究院
儀器科技研究中心に
おいて開催されたラマン分光ワークショップで講演し、研究中心見学と蔡定平所長と共同研究について議論し
た。
平成 24 年 1 月
台湾において開催された S-3 シンポジウムにおいて、アジア先進ナノフォトニクスプログラム推進委員
Prabhat Verma 大阪大学教授が蔡定平教授と日台共同研究の新規テーマの可能性を含めて事業の推進について
議論した。
平成 24 年 1 月 10-12 日
台北、新竹において開催された S-3 シンポジウムにおいて、大阪大学 OSA/SPIE 学生チャプターメンバーが、
国立台湾大学(NTU) OSA 学生チャプターメンバー及び国立台北工業大学(NTUT)SPIE 学生チャプターメンバーと
会議を持ち、学生交流を行い、今後の交流の進め方について議論した。
大阪大学 OSA/SPIE 学生チャプターメンバー; 上羽陽介 (Vice President of Osaka Univ. OSA /SPIE Student
Chapter), 奥野義人, 大橋慶朗
NTU メンバー; Yao-Wei Huang (Vice President of NTU OSA Student Chapter), Pin-Chieh Wu, Ming-Lun Tsen
(President of NTU OSA Student Chapter), Kai-Chih Huang
NTUT メンバー; Hung Sheng Lia, Dia-Chia, Meng-Jie Lin
平成 24 年 2 月 13 日
北京において開催された S-2 シンポジウムにおいて、本拠点大阪大学コーディネーター河田聡教授、井上康
志教授、中国科学院理化技術研究所コーディネーター段宣明教授、台湾国家実験研究院
儀器科技研究中心コ
ーディネーター蔡定平教授がコーディネーター会議を開催し、本年度事業を踏まえて、学生主催のセミナーを
含め平成 24 年度の基本事業計画について審議し策定した。台湾の経費負担区分をパターン 1 からパターン 2
に変更することとした。
平成 24 年 2 月 15 日
北京において開催された S-2 シンポジウムの後、Prabhat Verma 教授は中国科学院物理研究所北京国立固体
物理研究所 Hong-Xing Xu 研究所を訪問見学しナノフォトニクスについて議論した。同グループ Mengtao Sun
教授は、教授の研究テーマの一つである表面増感ラマン散乱分光の専門家で、今後超高真空先端増強ラマン散
乱近接場顕微鏡の研究などでの共同研究の可能性について議論した。
平成 25 年 1 月 15 日~2 月 22 日
日台の相補的な研究能力を組み合わせた有意義な共同研究を新たに立ち上げる可能性を探索するため、国立
5
台湾大学学生 HUANG Kai-Chih 君が研究者交流により来日した。
平成 25 年 3 月 4 日~3 月 6 日
神戸大学大学院工学研究科林 真至教授が、モロッコ MAScIR に於いて、協力研究者 SEKKAT 教授及びグルー
プの研究者、学生とプラズモニクス関連のトピックに関して討論、意見交換を行い、本事業の共同研究に関し
て打ち合わせを行った。
平成 25 年 3 月 26 日~3 月 28 日
大阪大学大学院工学研究科高原 淳一教授が台北で開催された国際学会 PIERS2013 に参加し、招待講演・成
果発表を行った。
(2)(1)の研究交流活動を通じて、申請時の計画がどの程度進展したか、「学術的側面」、「若手研究者の育成」、
及び「研究教育拠点の構築」の観点から記入してください。
○学術的側面
3 テーマ「プラズモニクス・ナノフォトニクス研究」、
「光材料とナノ加工」
、
「プラズモニックデバイス」で、
平成 24 年度までは 9 共同研究を実施し、以下のように十分な研究成果を挙げた。
テーマ 1
プラズモニクス・ナノフォトニクス研究:
「R-4 ファンクショナル金属ナノマテリアルの開発と物性探索、光ナノ計測への展開」、
蛍光性金属ナノマテリアル合成過程について検討を行い、合成場として用いるデンドリマーの世代、
反応温度、還元剤等と、合成プロダクトとの関係およびそれら光学特性をまず明らかにした。また、金
ナノダイマーにおいて、ダイマー間距離の光散乱特性への依存性について電磁論的解析ならびに実験に
より解明し、生体分子のカイネティクスナノ計測への展開について検討を行った。さらに蛍光性金属ナ
ノマテリアル合成過程の反応温度、還元剤、溶媒、pH、の最適化および錯体形成過程のモニタリング等
を行い、蛍光波長の長波長化を実現した。また、金ナノダイマーによる生体分子のダイナミクス計測に
おいて、データ解析を行い、新たな知見を得るとともに、生体分子のカイネティクスナノ計測のリアル
タイム化への展開について検討を行った。また、儀器科技研究中心の最先端蒸着装置を用い、~10nm 程度
の膜厚を有する銀薄膜の作製に成功した。また、AFM 及び TEM を用いた膜質の分析を行い、金属ナノ光回
路への展開について検討した。
「R-7 プラズモニック超解像顕微鏡の開発」
台湾側の非線形光学効果を用いたバイオイメージング研究と大阪大学のナノ粒子を利用したプラズモニク
スの高度な技術の融合により新しいバイオセンシング技術の開発が進展した。日本側で、高強度のレーザー光
照射時の光散乱の特性を明らかにするため、ともに波長可変であるフォトニッククリスタルファイバーからの
白色パルス光発生と光パラメトリック発振との利用を検討した。その結果、安定して高い発振強度が得られる
光パラメトリック発振の利用が、本研究で必要な実験条件を満たすことを明らかにした。光パラメトリック発
振では波長の選択範囲が、白色光パルス発生と比べ、狭くなるが、試料となる金ナノ粒子のプラズモン共鳴波
長域をカバーするには十分であることを示した。この光源を用いて金ナノ粒子からの非線形な散乱光を計測し
た結果、予想よりも高い強度のレーザー照射において顕著な非線形効果が現れた。金属ナノ粒子近傍の光電場
の振る舞いを、材料の非線形応答を考慮した FDTD 法により解析したが、上記の実験結果の理解には至らず、
今後の研究課題となった。
台湾側では、複数波長での超解像観察が可能な飽和励起光学系の構築を行った。顕微鏡の構築は順調に進み、
次年度には、非線形な光散乱の波長依存性と、そのナノ粒子表面の局在を構築した顕微鏡で観察することにな
った。
6
テーマ 2
光材料とナノ加工:
「R-1 光材料とナノ加工」
中国科学院では金属・半導体ナノ粒子、さらにそれらのポリマーコンポジットの作製技術があり、日
本側が有するナノフォトニクス技術との融合により加工分解能の革新的向上と機能性ナノ構造の開発を
目指した。具体的には、フェムト秒レーザー光照射による金ナノロッドの光凝集・配列と、光重合反応
による金ナノロッド凝集体の固定・定着を同時に誘起することに成功し、3 次元の金属ナノロッド凝集構
造体を作製する原理を開発した。この技術は、プラズモニクスに基づくナノフォトニクスデバイス開発
に高い有用性が期待できる。
「R-2 フォトニクス分子イメージングプローブ」
開発した化学プローブは、蛋白質と結合することで初めて蛍光を発し、遊離の状態では非蛍光性であ
る。このため、遊離のプローブを細胞内から除去・洗浄する必要なく、標識蛋白質を同定できる。プロ
ーブは設計指針通り長波長化し、異なる蛍光波長を有するプローブにより、細胞膜蛋白質をマルチカラ
ーでイメージングすることに成功した。さらに、Cy5 を導入したプローブは、標識に伴い蛍光波長が増大
し、洗浄操作を行わなくても高い S/N 比で生細胞中の蛋白質をイメージングすることができるようにな
った。この Cy5 型蛍光プローブにより、動物体内のように洗浄のできない実験系において、特異的に蛋
白質を標識し動態を解析することが可能になると期待される。
「R-8 高解像度顕微鏡のための蛍光プローブ開発」
蛍光性ナノダイアモンドを利用した高解像度なバイオイメージング技術を開発するため、粒子の最適化を台
湾において推進し、日本において非線形効果による光励起時の特性を実験的、理論的に評価する準備を進めた。
高強度の励起光下においても高い光安定性を示す事を確認できた。しかし、ナノダイアモンドに照射する励起
光の強度を上げるに従い、光放射圧によるナノダイアモンドの空間的ゆらぎが顕著になり、非線形光学応答の
誘起による高空間分解能観察が困難になるという結果が得られた。このため、現在のナノダイアモンドを、高
い空間分解能での顕微観察へ適用するのは容易では無く、蛍光発光特性の異なるナノダイアモンド粒子の作製
が必要であることが明らかとなった。
テーマ 3
プラズモニックデバイス:
「R-3 異方性メタマテリアルとその高効率 THz 光源への応用」
国立台湾大学での試作結果を基に、理化学研究所(理研)でも実験パラメータの洗い出しを行い、ま
ず共同研究の具体的な実験計画を作成した。理研では、考案したメタマテリアルの構造の電磁気学的解
析を開始した。
次いでメタマテリアルの基礎的な加工技術の条件出しを中心に実験を進めた。試作した試料の光学特
性を広帯域 FT-IR を用いて測定し、その結果を加工法にフィードバックすることで、加工条件を最適化
し、高い再現性を実現することに成功した。そして、中赤外領域で動作し、光の偏波方向に依存しない、
等方的な特性を持つ 3 次元メタマテリアルのプロトタイプの試作に成功した。
「R-5 導波形および局在形機能性プラズモニックデバイス」
高い精度での作製が容易と考えられる光導波型共振器構造について検討し、試作のための設計を行っ
7
た。局在的な光電界増強効果を利用した光触媒能増強に関する意見交換を行った。
サンプル作製、光学実験、理論検討に関して、おおよその役割分担を定めた。より精度の高い試料作製方法に
関していくつかの提案を相互に行い、その結果、これまでより欠陥の少ない作製方法を実現することができた。
インターフェースデバイスおよび高速変調デバイスの設計に関しては、当面現在の誘電体導波路を用いた各種
デバイスの設計を参考に研究を進めることになった。また、次年度に徳島大側から教員と学生の台湾訪問を数
名程度実施すること、台湾側からの徳島大訪問を実現することを確認した。
「R-6 高効率太陽電池」
中国科学院が有する金属・半導体ナノ粒子ならびにそれらのコンポジットの作製技術と、日本側が有する薄
膜太陽電池作製技術との融合により、フォトンの有効利用による高効率太陽電池の開発が進展した。
中国科学院 理化技術研究所(TIPC)が開発している金属・半導体ナノ粒子、ナノピラーを、日本側が開発し
ている有機薄膜太陽電池に導入するための共同研究を行った。特に、平成 24 年度は、無機ナノピラーと有機
薄膜太陽電池とを融合するためのデバイス構造と作製プロセスに関して検討を行い、問題点の顕在化を行うこ
とができた。その結果、TIPC 側では厚さ数百 nm 以下のサイズで長さの均一なナノピラーの開発方法の検討に
注力した。また、大阪大学側では、ナノ構造との親和性の高い自己組織性を有する液晶性フタロシアニンをベ
ース材料とする薄膜太陽電池の開発に注力した。特に、導入する無機ナノピラーと効率的な電荷移動の起こる
電子状態の検討を行い、また、溶媒効果、添加材混合効果などの作製プロセスの検討を行った。これにより、
次年度での TIPC からの研究員の受け入れに必要な基礎的知見が明確となった。
「R-9 ナノ粒子表面基板生化学光電子検出デバイスの開発」
Dr.Kuang-Li Lee が大阪大学に滞在し、独自に開発した金のナノスリット構造を有するナノプラズモニック
チップ(ACS Nano, 2012,6,2931) を用いた免疫センサーへの応用について検討した。特に、抗体を金スリッ
ト上に配置する化学修飾法を種々検討し、これを用いて測定対象物に対する感度や応答速度などの特性を評価
した。
この他、本拠点の協力研究者であるモロッコのセカット博士との共同研究を進め、従来はモロッコ国内での
研究は理論研究に限られていたが、共同研究の成果として初めてモロッコにおける実験:表面プラズモン共鳴
の成果が金沢シンポジウムで報告された。
○若手研究者の育成
本拠点の共同研究、セミナー、研究者交流を通じて、
・個別分野の深い専門性と分野横断的なフォトニクスの広い視野、国際的な研究発信能力、
・文化・社会システムの異なる様々な海外研究者との研究交流・共同研究、および人のネットワーク作りの能
力を身につけ、次世代のフォトニクス研究を先導し国際的に通用する若手研究者の育成を目標に掲げた。
日中台 3 国(地域)で開催したセミナーへの学生・若手研究者の比率は参加研究者の半数を超えるほど高く、
研究交流・議論の機会を通して、相互に国際的に通用する交流力を向上させた。初年度の台湾のセミナーでは、
パネルディスカッションが行われ、2 年度以降、学生が中心となってセミナー、若手交流会を企画実施するこ
とが合意された。台湾及び中国で開催されたセミナーの機会を活かし、学生同士で日台(国立台湾大学、
National Taipei University of Technology)、日中(北京大学)の学生の交流の機会が持たれ、それぞれネ
8
ットワークの端緒が開かれた。初年度に築いた日中台学生ネットワークをベースに、大阪大学 OSA 学生チャプ
ター(学生の自主的なフォトニクスの学会 OSA 学生支部)と共催して、日中台から多数の学生が参加し、アジ
ア学生フォトニクスカンファレンス 2012 を学生が企画・主体で開催した。大阪大学フォトニクスセンターで、
共焦点顕微鏡の発明者である著名な Colin Sheppard 教授の同顕微鏡の発明と実用化の歴史の基調講演、学生
同士の研究発表と、フォトニクスネットワークの先駆者で自ら若いフォトニクス研究者として確立しつつある
招へい研究者 Brooke Hester 講師を交えてじっくりと議論を行った。日中台インドから多数の学生が参加し、
議論の機会を通して、相互に国際的に通用する交流力を向上させ、大阪市内への文化エクスカーションで友情
を深め、今後の本研究教育拠点の発展のための学生ネットワークがさらに強化拡大した。
中国との共同研究により、大阪大学と中国科学院でのダブルディグリー取得者が生まれた。
これらの実績を踏まえ、第 3 年度にはアジア学生フォトニクスカンファレンス 2013 を、大阪大学 OSA/SPIE
学生チャプターと共催して、7 月 24 日から 26 日に開催する。今回は、参加国(日本、中国、台湾、インド,
シンガポール、マレーシア)、日本の参加大学等(6 機関)、参加者数(約 80 名)が大幅に増大し、アジアに
おけるフォトニクスに関する学生の最大規模の国際会議となっている。
フォトニクスの学術研究と産業化は、フォトニクスの発展の車の両輪である。欧米では、先進的なフォトニ
クスの産業化を担うのは、博士研究者の比率が大きい中・小企業(SME)と認識されて様々な手立てがとられて
いる。これはフォトニクスの最先端領域は高度な科学研究課題であり、その直接的な産業応用が更に科学研究
を促進する正の帰還が働くという本拠点の課題の独自の特性のためと考えられる。この点を重視し、アジア学
生フォトニクスカンファレンス 2013 では、アントレプレナー教育をプログラムに組み込む。
○アジア地域における研究教育拠点の構築
日中台コーディネーターが一堂に会しての会議を適宜開催し、本拠点事業推進について協議した。
2011 年 9 月に、志摩シンポジウムのポストカンファレンス行事で大阪大学フォトニクスセンターに、中国
段コーディネーター、中国拠点機関中国科学院理化技術研究所 Zhen-Sheng Zhao 副所長、台湾コーディネータ
ーTsai、協力機関国立台湾大学 Chi-Kuang Sun 教授、日本河田聡コーディネーター、アジア先進ナノフォトニ
クス研究教育拠点事業推進委員会髙原淳一副委員長が一堂に会し、大阪大学平野俊夫総長、馬場章夫理事と、
アジア地域におけるフォトニクス研究教育拠点の構築について懇談した。
第 2 回日中台コーディネーター会議は北京セミナーに併せて開催した。また、適宜、コーディネーターやア
ジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点事業推進委員会副委員長が、中国、台湾のコーディネーターや協力機
関代表者などと、本拠点事業推進について協議している。
平成 23 年 9 月 22 日アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点の研究協力体制を構築するために、中国科学
院理化技術研究所
赵震声副所長と大阪大学フォトニクス
ンター長が、
大阪大学フォトニクス
センターと中国科学院・理化技術研究所間で日中先進フォトニクス共同研究覚書を調印・締結し、日中共同研
究室、中日共同研究室をそれぞれ日本と中国拠点機関に設置した。引き続き段宣明教授、Zhanggui HU 教授及
び高原淳一教授、民谷栄一教授を加えて第 1 回運営委員会を開催した。
本拠点の共同研究、セミナー、研究者交流を通じて、共同研究の進展、人的ネットワークの拡大強化、若手
学生間のネットワーク形成など、日中台の研究教育拠点の構築が進んだ。これらの実績を踏まえ以下の MoU を
9
締結し、拠点の長期的継続活動につなげる。
中国
AGREEMENT OF JOINT LABORATORY FOR ADVANCED PHOTONIC TECHNOLOGY BETWEEN TECHNICAL INSTITUTE OF PHYSICS
AND CHEMISTRY, CHINESE ACADEMY OF SCIENCES AND
PHOTONICS ADVANCED RESEARCH CENTER, OSAKA UNIVERSITY
2011 年 9 月
台湾
AGREEMENT OF COOPERATION BETWEEN INSTRUMENT TECHNOLOGY RESEARCH CENTER, NATIONAL APPLIED RESEARCH
LABORATORIES, TAIWAN AND THE PHOTONICS ADVANCED RESEARCH CENTER OF OSAKA UNIVERSITY 2011 年 1 月
AGREEMENT OF COOPERATION BETWEEN THE GRADUATE INSTITUTE OF PHOTONICS AND OPTOELECTRONICS OF NATIONAL
TAIWAN UNIVERSITY AND THE PHOTONICS ADVANCED RESEARCH CENTER OF OSAKA UNIVERSITY 2011 年 3 月
MEMORANDUM OF UNDERSTANDING FOR SCHOLARLY EXCHANGE AND COLLABORATION BETWEEN MOLECURAR IMAGING CENTER
OF NATIONAL TAIWAN UNIVERSITY AND PHOTONICS ADVANCED RESEARCH CENTER OF OSAKA UNIVERSITY 2013 年予
定
モロッコ
AGREEMENT OF COOPERATION BETWEEN THE OPTICS AND PHOTONICS CENTER OF THE MOROCCAN FOUNDATION FOR ADVANCED
SCIENCE, INNOVATION & RESEARCH AND PHOTONICS ADVANCED RESEARCH CENTER OF OSAKA UNIVERSITY 2011 年 9
月(研究協力者
セカット教授との共同研究による)
これらに先立ち、拠点機関、協力機関との間に以下の大学間、部局間学術交流協定を締結している。
中国:中国科学院 (理化技術研究所)、北京大学、復旦大学、吉林大学、精華大学
台湾:国立台湾大学
本拠点事業の進展を踏まえ、アジア地域におけるフォトニクス研究の重要な拠点であるシンガポールとの連
携 準 備 を 進 め て い る 。 シ ン ガ ポ ー ル の Centre for Disruptive Photonic Technologies, NTU, Nanyang
Technological University の Nikolay Zheludev 所長と大阪大学フォトニクスセンターとの交流が深く、台湾
コーディネーターTsai 教授との交流も深く、同フォトニクスセンターのアジア先進ナノフォトニクス研究教
育拠点への参画について協議を進めている。同フォトニクスセンターの参画は、アジア地域におけるナノフォ
トニクス研究教育拠点の構築に重要な貢献をすると期待される。
10
4.事業の実施体制
本事業を実施する上での、「日本側拠点機関の実施体制」、「相手国拠点機関との協力体制」、及び「日本側拠点
機関の事務支援体制」について記入してください。
○日本側拠点機関の実施体制 (拠点機関としての役割・国内の協力機関との協力体制等)
平成 23 年 6 月 14 日アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点推進のために、アジア先進ナノフォトニクス
研究教育拠点事業推進委員会を発足し、河田聡教授コーディネーターを委員長に、高原淳一教授を副委員長に
選任し、5 年間の本拠点事業推進の基本方針を審議した。第 3 年度より、副委員長が高原淳一教授から Prabhat
Verma 教授に交代した。
委員長
河田聡教授
副委員長
Prabhat Verma 教授
大阪大学
大阪大学
委員
藤田克昌准教授
大阪大学
原口雅宣教授
徳島大学
林真至教授
神戸大学
井上康志教授
大阪大学
菊地和也教授
大阪大学
桑畑進教授
大阪大学
中谷亮一教授
大阪大学
尾崎雅則教授
大阪大学
高原淳一教授
大阪大学
民谷栄一教授
大阪大学
田中拓男准主任研究員 理研
協力機関神戸大学・大学院工学研究科・電気電子工学専攻、林 真至教授、協力機関徳島大学・大学院ソシ
オテクノサイエンス研究部・原口雅宣教授、および理研協力研究者田中拓男准主任研究員は、ともに本アジア
先進ナノフォトニクス研究教育拠点の研究課題であるナノフォトニクス、特にプラズモニクスで先駆的な研究
成果を挙げてきた世界をリードする研究者である。ともに協力機関の研究者、研究協力者として、上記推進委
員会に参画し、連携して企画・運営、実行組織に参画し、セミナー、共同研究・研究者交流、活発に推進して
いる。
また、ナノフォトニクス研究にかかわる大阪大学学内組織とは、セミナーの共催などで国際活動で連携して
いる。具体的には、大阪大学ナノフォトニクス先端融合研究拠点や、大阪大学 OSA/SPIE 学生チャプターと、
国際シンポジウムやアジアフォトニクス学生カンファレンスを共催している。
アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点のホームページに、セミナー・プロシーディングス等の開催内容
及びその成果、共同研究、研究者交流などの状況を掲載するとともに、さらに若手研究者交流の内容を掲載し
広く公開している。
○相手国拠点機関との協力体制 (各国の役割分担・ネットワーク構築状況等)
本アジア先進ナノフォトニクス研究教育拠点では、日本:基盤技術、中国:材料、台湾:デバイスと各国は
それぞれの国の特長を活かした研究テーマを中心に推進する三位一体の研究協力体制で研究を推進している。
3 テーマ「プラズモニクス・ナノフォトニクス研究」
、
「光材料とナノ加工」、
「プラズモニックデバイス」と共
同研究の構成もそれを反映している。
構築しているネットワークは、
中国
11
拠点機関:中国科学院 理化技術研究所
協力機関:北京大学、吉林大学、復旦大学、清華大学
台湾
拠点機関:中央研究院 應用科學研究中心
協力機関:国家実験研究院 儀器科技研究中心、国立台湾大学
である。台湾コーディネーターDin Ping TSAI 教授の所属換えにより、3 年度に当初の国家実験研究院 儀器科
技研究中心から、中央研究院 應用科學研究中心に組み替えている。
これらの機関の研究者、学生はセミナー、研究者交流などに参加し、共同研究を推進し、それぞれの項で述
べたように本拠点事業を活発に推進している。これらを反映して、(2)アジア地域における研究教育拠点の
構築で記載したように、多くの MoU が締結され、人的ネットワークの拡大強化、若手学生間のネットワーク構
築が進んだ。
マッチングファンドに関しては、平成 23 年度申請時において、中国及び台湾側では、既に平成 25 年までの
プロジェクトがそれぞれ採択され予算が獲得されていた。今後については、中国のマッチングファンドは新た
なプロジェクトが獲得され、台湾については近々に獲得される予定である。また、複数のマッチングファンド
の獲得も検討している。
経費負担区分については、当初中国がパターン 2、台湾がパターン 1 であったが、日本に派遣される共同研
究者の滞在費が物価高で交流の障壁になることから、2 年度以降中国、台湾共にパターン 2 で実施している。
ホームページは、国内外のセミナー、研究者交流、共同研究等の活動を英文を中心に作成し、タイムリーに
内容を更新しているので、日中台のネットワークの情報結節点として機能しており、拠点事業開始以来 13 万
件弱のアクセスを数えている。
○日本側拠点機関の事務支援体制 (拠点機関全体としての事務運営・支援体制等)
拠点機関全体としての事務運営・支援体制は
事務組織:国際交流オフィス国際交流課 国際交流推進係
工学研究科 評価広報係、産学連携係
となっている。
また、共同研究やアジア学生カンファレンスで来訪している中国、台湾研究者、学生の宿泊施設として、大
阪大学 春日丘ハウス、国際交流会館吹田分館、核物理研究センター 共同研究員宿泊施設など学内施設を利用
している。
事務支援は、拠点機関大阪大学の以下の方針で行われている。
大阪大学では、学部、大学院等各部局にはそれぞれに部局事務部が設置され、部局長の監督下、原則として
自己完結型で責任を持つ。一方、大学事務局として「本部事務機構」があり、国際関係業務を統括する事務的
サポートのために「国際交流オフィス」が設置されている。
日本学術振興会の国際交流事業である本アジア研究教育事業は、国際交流オフィス国際交流課(国際交流推
進係)が所管し、日本学術振興会と部局間のパイプ役として実務にあたっており、学内周知から申請採択、事
業実施、終了報告にいたるまで、十分な支援体制を確立している。全学的な国際交流推進体制は、理事・副学
長(国際交流担当)が責任を持ち、理事・副学長(国際交流担当)は、各部局等代表者で構成される国際交流
委員会や、国際戦略 WG(国際交流全般にかかる諮問機関)と海外の四つの教育研究センター、海外拠点本部
運営委員会を率いるなど、研究者交流、学生交流をはじめ全般にわたる国際交流推進体制を確立している。
大阪大学のモットーは「地域に生き世界に伸びる。
」である。このモットーをもとに、平成 15 年 3 月、国立
12
大学法人としての新たな出発を契機に全構成員の指針として「大阪大学憲章」が宣言された。
また平成 21 年 1 月には、21 世紀に向けて「社会に開かれた学府」としての使命を明らかにした「大阪大学
グラウンドプラン」、さらに原点である適塾や精神的源流となっている懐徳堂の精神を後世に引き継ぎながら、
世界屈指のグローバル研究型大学として 22 世紀においても輝き続ける基盤の構築をめざし、平成 24 年 5 月に
は「大阪大学未来戦略」を発表した。
13
5.この課題に関連した主な発表論文名・著者名
コーディネーターあるいは参加研究者が実施期間中に発表した論文等で、この交流の成果であり、本事業名が明
記されているものを記載してください。コーディネーター・参加研究者の氏名にはアンダーラインを付してください。また、
相手国の参加研究者との共著論文には、文頭の番号に○印を付してください。また、相手国が 2 カ国以上ある場合は、
どの国の参加研究者との共著論文かがわかるように「相手国名」欄に記入してください。
(1)学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文又は著書
・査読がある場合、印刷済及び採録決定済のものに限り、査読中・投稿中のものは除く。また「査読」欄に○印を付すこと。
整理
著者名、発表論文名、学会誌名、発表年月巻号等
番号
査読
相手国名
(共著の場
合)
Junto Tsurumi, Yuika Saito, Prabhat Verma, “Evaluation of the interlayer
1
interactions of few Layers of graphene”, 「CHEMICAL PHYSICS LETTERS」
○
巻号 557, pp.114~117, Feb. 2013,
Jun Yu, Yuika Saito, Taro Ichimura, Satoshi Kawata, and Prabhat Verma,
2
“Far-Field free tapping-mode tip-enhanced Raman microscopy”, 「APPLIED
○
PHYSICS LETTERS」巻号 102, pp.123110-1~123110-4, Mar. 2013
H. Yoshida, K. Inoue, H. Kubo, and M. Ozaki, “Phase-dependence of gold
3
nanoparticle dispersibility in blue phase and chiral nematic liquid crystals”,
○
Optical Materials Express Vol.3, Issue6, pp.842~852, May 2013
(2)国際会議における発表
・著者名(参加研究者を含む全員の氏名を、論文等と同一の順番で記載すること)、発表題目名、発表した学会名、開催場所、口
頭・ポスター等の形式、論文等の番号、発表年月日を記載すること。発表者に○印を付すこと。
・査読がある場合、「査読」欄に○印を付すこと。
整理
著者名、発表題目名、学会名、開催場所、口頭・ポスター等の形式、論文等の番号、発表年月
番号
日等
査読
相手国名
(共同発表の
場合)
○Tung-Yu Su, Yasuo Yonemaru, Ming-Ying Lee, Masahito Yamanaka, Hsuan Lee, Satoshi
○
1
Kawata, Katsumasa Fujita, and Shi-Wei Chu “Study of saturable scattering of single
gold nanoparticle for super-resolution imaging,”, FocuS on Microscopy 2012,
Taiwan
Singapore, Oral, 2nd Apr. 2012
○Hsuan Lee, Tung-Yu Su, Yasuo Yonemaru, Ming-Ying Lee, Masahito Yamanaka, Ko-Fan
○
2
Huang, Satoshi Kawata, Katsumasa Fujita, and Shi-Wei Chu, “Plasmon saturation
induced super-resolution imaging”, SPIE Photonics West, San Francisco,
Taiwan
USA, Oral, 4th Feb. 2013
○Hueh-Yu Wu, Yasuo Yonemaru, Tung-Yu Su, Masahito Yamanaka, Y.T. Huang, Satoshi Kawata,
○
3
Katsumasa Fujita, and Shi Wei Chu, “Saturable and reverse saturable scattering of
a single gold nanoparticle”, Plasmon SAX, FOM2013 Maastrichit, National
Taiwan University, Taiwan, Oral, 26th Mar. 2013
○Din-Ping Tsai, “Activity of the Program in Taiwan”, 6th Photonics Center
4
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral,
20th Sep. 2011
○Zhen-Sheng Zhao, “Brief Introduction of the Technical Institute of Physics
5
and Chemistry, Chinese Academy of Sciences”, 6th Photonics Center
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 20th
Sep. 2011
14
Taiwan
○Satoshi Kawata, “PARC: An Innovative Photonics Program in Japan”,
6
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Oral, 20th Sep. 2011
○Shinji
7
Hayashi,
Nanostructures”,
“Near-Field
6th
Enhancement
Caused
By
Nonmetallic
Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 20th Sep. 2011
○Jian Zi, “Optical Response and Coloration of Natural Photonic Structures
8
without Long-Range Order”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics
in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 20th Sep. 2011
○Yusuke Mori, “Functional Crystals for and by Photonics”, 6th Photonics
9
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Oral, 20th Sep. 2011
○Ching-Fuh Lin, “Si-based Nano-Structures for Photovoltaic and Photonics”,
10
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Oral, 20th Sep. 2011
○Toshiaki Suhara, “Waveguide Quantum Photonic Devices”, 6th Photonics
11
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Oral, 20th Sep. 2011
○Qihuang Gong, “Ultracompact and Ultrafast Plasmonic Devices Based on
12
SPPs”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011
S-1), Shima, Japan, Oral, 20th Sep. 2011
○Rinto Nakahara, “From Scientists, For Scientists”, 6th Photonics Center
13
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral,
20th Sep. 2011
○Chih-Ming Wang, “Exploiting Plasmonics in Active Photonic Device
14
Applications: In the Point of View of Surface Plasmon Heat Dissipation”,
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Zhi-Yuan Li, “New Regimes of Surface Plasmon Resonance Control in Metal
15
Nanoparticles”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Akihiko
16
Fujii,
“Bulk
Hetero-Junction
Crystalline Phthalocyanine and Fullerene”,
Solar
6th
Cells Utilizing
Liquid
Photonics Center Symposium
Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Yuan-Fong Chau, “Numerical Study on Nanophotonics and Their Some
17
Applications”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Yuika Saito, “Development of UV Plasmonics and Microscopic Techniques”,
18
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Jia Wang, “Developments and Prospects of the Nano-Optics Measurements
19
and Characterizations”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Oral, 21st Sep. 2011
○Chi-Kuang Sun, “Resonant Microwave Sensing of Virus”, 6th Photonics
20
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Oral, 21st Sep. 2011
21
○Che Chin Chen, Chih Ting Hsio, Yu Hsiang Tang, Ming Hua Shio and Din
Ping Tsai, “Fabrication and Characterization of Three Dimensional Erected
15
U-shape Metamaterials by Stress-driven Assembly Method”, 6th Photonics
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Poster P-1, 20th Sep. 2011
○Hirotake Kajii, Yusuke Kusumoto, Daiki Terashima and Yutaka Ohmori,
22
“Ambipolar, Light-Emitting Transistors Utilizing Liquid-Crystalline
Semiconducting Polymers”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics
in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-2, 20th Sep. 2011
○Mitsuru Ueda, Shin Mizukami, Shuji Watanabe, Yuri Akimoto and Kazuya
Kikuchi, “Fast Protein Labeling with Designed Fluorogenic Probes and
23
Application to Real-Time Pulse-Chase Analysis”, 6th Photonics Center
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster
P-3, 20th Sep. 2011
○Taro Uematsu, Akihisa Doko, Yusuke Kaji, Tsukasa Torimoto and Susumu
Kuwabata, “Detection of Chemical Reactions Using Emission Quenching of
24
Semiconductor Nanoparticles”, 6th Photonics Center Symposium
Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-4, 20th Sep.
2011
○Kenta Itabashi, Kazutoshi Matsushita, Shinji Minami, Hitoshi Kubo,
Hiroshi Tabata and Mitsuhiro Katayama, “UV Photoresponse of
25
Single-Walled Carbon Nanotubes Decorated with ZnO Layer”, 6th Photonics
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Poster P-5, 20th Sep. 2011
○Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming Duan, “A Resolution of
26
/22 Achieved in Two-photon Polymerization Nanofabrications”, 6th
Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima,
Japan, Poster P-6, 20th Sep. 2011
○Kenta Imakoga, Hiroshi Tabata and Mitsuhiro Katayama, “Photo-induced
27
Inactivation of Metallic SWNTs in H2O2 Aqueous Solution”, 6th Photonics
Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan,
Poster P-7, 20th Sep. 2011
○Soichiro Miura, Atsushi Sugihara, Hikaru Nomura and Ryoichi Nakatani,
28
“Simulation Study of Magnetic Quantum Dots Cellular Automata Shift
Register”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011
S-1), Shima, Japan, Poster P-8, 20th Sep. 2011
○Junichi Nishitani, Takeshi Nagashima and Masanori Hangyo, “THz
29
Radiation from Antiferromagnetic Magnons”, 6th Photonics Center
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster
P-9, 20th Sep. 2011
○Kenichi Yatsugi, Naoki Matsumoto, Takeshi Nagashima and Masanori
Hangyo, “Transport Properties of Free Carriers in High Quality n-type GaN
30
Wafers Studied by THz Time-domain Magneto-optical Ellipsometry”,
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-10, 20th Sep. 2011
○Feng Jin, Mei-Lin Zhang, Mei-Ling Zheng, Zhen-Sheng Zhao and
Xuan-Ming Duan, “CdSe-Au Hybrid Nanocrystals: Shape-controlled
31
Synthesis and Photovoltaic Application”, 6th Photonics Center Symposium
Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
20th Sep. 2011
Shima, Japan, Poster P-11,
16
○Takashi Kamegawa, Hiroki Seto, Daiki Yamahana, Kohsuke Mori and
Hiromi Yamashita, “Design of Visible Light Sensitive TiO2 Based Materials
32
via Formation of Surface Complexes and Their Photocatalytic Activities”, 6th
Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-12, 20th Sep. 2011
○Junki Sakamoto, Shota Tominaga, Tetsuro Hori, Dao Quang Duy, Tetsuya
Masuda, Kaoru Fukumura, Takeshi Hayashi, Hiroyuki Yoshida, Akihiko
33
Fujii, Yo Shimizu and Masanori Ozaki, “Solution Processable Organic Solar
Cell Based on Bulk Heterojunction Utilizing Phthalocyanine and Fullerene”,
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-13, 20th Sep. 2011
○Fabien Nekelson, Yasuo Miyake, Tetsuro Hori, Kouji Miyamoto, Yo
Shimizu, Akihiko Fujii and Masanori Ozaki, “Thermal and Electronic
34
Properties of Octahexylphthalocyanine / PCBM Binary Systems for Efficient
Solar Cell”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-14, 20th Sep. 2011
○Hirofumi Sasaki, Keisuke Takano and Masanori Hangyo, “Spectral and
35
Polarization Characteristics of Terahertz Radiation from Metaatom-loaded
Photoconductive Antennas”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics
in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-15, 20th Sep. 2011
○Wei-Er Lu, Mei-Ling Zheng, Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao and
Xuan-Ming Duan, “Femtosecond Laser Direct Writing of Gold
36
Nanostructures by Ionic Liquid Assisted Multiphoton Induced
Photoreduction”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-16, 20th Sep. 2011
○Yuta Ishigaki, Minoru Fujii and Shinji Hayashi, “Strong Exciton-Plasmon
37
Coupling in MIM Structures”, 6th Photonics Center Symposium
Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
20th Sep. 2011
Shima, Japan, Poster P-17,
○Chiaki Yoshikawa, Minoru Fujii and Shinji Hayashi, “Fluorescence
38
Enhancement Caused by GaP Particles: Dependence on Excitation
Wavelength”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-18, 20th Sep. 2011
○Taichi Furukawa, Hirohiko Niioka, Masayoshi Ichimiya, Masaaki Ashida
39
and Mamoru Hashimoto, “Multi-Color Cathodoluminescence Microscopy for
Biological Imaging”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-19, 20th Sep. 2011
○Yasuo Yonemaru, Masahito Yamanaka, Satoshi Kawata and Katsumasa
40
Fujita, “Saturated Excitation (SAX) Microscopy for Biological Imaging beyond
the Diffraction Limit”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-20, 20th Sep. 2011
○Chih-I Wu, “Interfacial Engineering of Organic Optoelectronic Devices”,
41
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-21, 20th Sep. 2011
○Harsono
42
Cahyadi,
Hirohiko
Niioka,
Tsutomu
Araki
and
Mamoru
Hashimoto, “Monitoring of CPT-11 in Living Cells with CARS Microscopy and
Fluorescence Microscopy”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-22, 20th Sep. 2011
17
○Ryoko Watanabe-Tamaki and Takuo Tanaka, “DNA-templated Gold
43
Nanoparticle Trimer Ring”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics
in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-23, 20th Sep. 2011
○Wakana Kubo and Takuo Tanaka, “Gold Nanofin Array for Far-infrared
44
Enhancement”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-24, 20th Sep. 2011
○Hiroto Hashiguchi, Toshihiro Okamoto, Yohei Kurata and Masanobu
45
Haraguchi, “Design of Localized Plasmon Mode at a Gold Nano Dimer for
SHG”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011
S-1), Shima, Japan, Poster P-25, 20th Sep. 2011
○Mei-Lin Zhang, Feng Jin, Mei-Ling Zheng, Zhen-Sheng Zhao and
46
Xuan-Ming Duan, “Alternating Growth of ZnO Nanowire Array for Quantum
Dot Sensitized Solar Cell”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-26, 20th Sep. 2011
○Masanobu Haraguchi, Naohiro Kamon, Hiroaki Suzuki, Shimpei Tanabe,
47
Hidenori Sokabe and Toshihiro Okamoto, “Stub Structures in Gap Plasmon
Waveguide”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011
(2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-27, 20th Sep. 2011
○Yoshiiro Okuno, Shota Kuwahara, Kazumasa Uetsuki, Takaaki Yano,
Prabhat Verma and Satoshi Kawata, “Tip-enhanced Raman Imaging and
48
Analysis of Crossed Nanotube Junctions”, 6th Photonics Center Symposium
Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-28,
20th Sep. 2011
○Hiroyuki Morimura, Shin-ichi Tanaka, Hidekazu Ishitobi and Yasushi
49
Inouye, “Development of a Plasmonic Biosensing System Using Au
Nano-particle Pairs”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-29, 20th Sep. 2011
○Tung-Yu Su, Chien-Sheng Liao, Chih-Yuan Yang, Zong-Yan Zhuo, Szu-Yu
50
Chen and Shi-Wei Chu, “Origin of Bulk Third Harmonic Generation”,
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-30, 20th Sep. 2011
○Yong-liang Zhang, Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming Duan,
51
“Electromagnetic Response of Asymmetric Double Fishnet Metamaterials”,
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-31, 20th Sep. 2011
○Kyoko Masui, Satoru Shoji, Kenji Asaba, Xuan-Ming Duan and Satoshi
○
52
Kawata, “Electromagnetic Response of Asymmetric Double Fishnet
Metamaterials”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-32, 20th Sep. 2011
○Kazuo Kawasaki and the PiD Lab, “Advanced Medical Design by Photonics”,
53
6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1),
Shima, Japan, Poster P-33, 20th Sep. 2011
○Masashi Miyata, Yosuke Ueba, Hiroto Yada and Junichi Takahara,
54
“Plasmonic Devices in the Visible-Terahertz Region”, 6th Photonics Center
Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster
P-34, 20th Sep. 2011
55
○Takayuki Hironaka, Hiroyuki Yoshikawa, Masato Saito and Eiichi Tamiya,
“Optical Biosensing by a Laser Deposition of Silver Nanoparticles”, 6th
18
China
Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia 2011 (2011 S-1), Shima,
Japan, Poster P-35, 20th Sep. 2011
○Mei-Lin Zheng, Katsumasa Fujita, Wei-Qiang Chen, Xuan-Ming Duan and
○
56
Satoshi Kawata, “Nonlinear Optical Properties of DAST Crystals at
China
Nanometric Scale”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in Asia
2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-36, 20th Sep. 2011
○Akito Kitamura, Masato Saito, Keiichiro Yamanaka, Yoshinori Yamaguchi
and Eiichi Tamiya, “Transforming of the Nano-Pillar from the Porous
57
Alumina Mold Using Nanoimprinting Technology and Application to the
Plasmonic Biosensor”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-37, 20th Sep. 2011
○Yoshinori Yamaguchi, Eiichi Shimizu, Maha A. El-Hagrasy, Courtney
Peterson, and Eiichi Tamiya, “Quantitative Imaging Analysis and Micro-chip
58
Platform for Drug Diagnosis on Cardiomyocyte Derived from Mouse
Embryonic Stem Cell”, 6th Photonics Center Symposium Nanophotonics in
Asia 2011 (2011 S-1), Shima, Japan, Poster P-38, 20th Sep. 2011
○Satoshi Kawata, “Nanophotonics and plasmonics”, 2012 Taiwan-Japan
59
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3),
National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 11th Jan. 2012
○Masanobu Haraguchi, “Compact plasmonic resonators”, 2012 Taiwan-Japan
60
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3),
National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 11th Jan. 2012
○Akihiko Fujii, “Organic Thin-Film Solar Cells Utilizing Discotic Liquid
61
Crystalline
Phthalocyanine”,
2012
Taiwan-Japan
Nanophotonics
and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Oral, 11th Jan. 2012
○Kazuya Kikuchi, “Design, Synthesis and Biological Application of in Vivo
62
Imaging Probes with Tunable Chemical Switches”, 2012 Taiwan-Japan
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National
Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 11th Jan. 2012
○Shinji
63
Hayashi,
“Plasmonic
Effects
on
the
Optical
Properties
of
Metal-Insulator-Metal Structures”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Oral, 11th Jan. 2012
○Junichi Takahara, and Masashi Miyata,“Lateral Superfocusing of Surface
64
Plasmon Polariton in Symmetric Slab Plasmonic Waveguides”, 2012
Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011
S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Eiichi Tamiya, “Nanoplasmonic and electrochemical biosensors for medical
65
diagnosis and cellular analyses”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Prabhat Verma, “Nano-spectroscopy with plasmonic antennas”,
66
2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop
(2011 S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Yutaka Ohmori, “Polymeric Light Emitting Diodes and Transistors
67
Utilizing
Poly
(alkylfluorence)
Derivatives”,
2012
Taiwan-Japan
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National
19
Taiwan University, Taipei, Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Hikaru Nomura, “Logic gate and shift register with magnetic quantum dots
68
cellular automata”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic
Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University, Taipei,
Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Takuo Tanaka, “Self-organized assembly of metal nanostructures for
69
three-dimensional metamaterials”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Oral, 12th Jan. 2012
○Atsushi Ishikawa, and Takuo Tanaka, “Bilayer Graphene for Active
70
Plasmonics and Metamaterials”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Poster 15, 11th Jan. 2012
○Yasuhiro Ogawa, Hiroyuki Yopshida, Akihiko Fujii and Masanori Ozaki,
“Finite-Difference Time-Domain Analysis of Cholesteric Blue Phases
71
Deformed by an Electric Field”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Poster 16, 11th Jan. 2012
○Takayuki Hironaka, Hiroyuki Yoshikawa, Masato Saito, and Eiichi Tamiya,
“Plasmonic Silver Nanoparticles Deposited by a Focused Laser Beam for
72
Biosensing”,
2012
Taiwan-Japan
Nanophotonics
and
Plasmonic
Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University, Taipei,
Taiwan, Poster 17, 11th Jan. 2012
○Kaoru Fukumura, Tetsuro Hori, Tetsuya Masuda, Dao Quang Duy, Takeshi
Hayashi, Toshiya Kamikado, Fabien Nekelson, Hiroyuki Yoshida, Akihiko
Fujii, Yo Shimizu and Masanori Ozaki, “Photovoltaic
73
Organic
Solar
Cells
urilizing
Liquid
Crystalline
Properties
of
Phtalocyanine
Derivative and Its Application for Tandem Solar Cell”, 2012 Taiwan-Japan
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National
Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 18,
11th Jan. 2012
○Yosuke Ueba, and Junichi Takahara, “Directional Thermal Radiation at
74
Terahertz Region by Using Spoof Surface Plasmon”, 2012 Taiwan-Japan
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National
Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 19, 11th Jan. 2012
○Yoshiro Ohashi, Yuika Saito, and Prabhat Verma, “Optimization of
s-Polarization Sensitivity in Apertureless Near-field Optical Microscopy”,
75
2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop
(2011 S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 20,
11th Jan. 2012
○Wakana
76
Kubo
and
Takuo
Tanaka,
“Transmission
Properties
of
Metal-insulator-metal Structure Arrays”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics
and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan
University, Taipei, Taiwan, Poster 21, 11th Jan. 2012
○Shu Okada, Dai Nozaki, Minoru Fujii and Shinji Hayashi, “Excitation of
antisymmetric SPP modes in MIM structures by dye fluorescence”,
77
2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop
(2011 S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 22,
11th Jan. 2012
20
○Yoshito Okuno, Shota Kuwahara, Kazumasa Uetsuki, Takaaki Yano,
Prabhat Verma, and Satoshi Kawata, “Tip-enhanced Raman imaging and
78
analysis of crossed nanotube junctions”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics
and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan
University, Taipei, Taiwan, Poster 23, 11th Jan. 2012
○Naohiro Kamon, Masanobu Haraguchi, and Toshihito Okamoto, “Cascade
79
stub resonator in V-groove Plasmon waveguide”, 2012 Taiwan-Japan
Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National
Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 24, 11th Jan. 2012
○Yasuo Kimoto, and Shinji Hayashi, “Excitation of surface plasmon
polaritons by s-polarized light at an anisotropic dielectric-metal interface”,
80
2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop
(2011 S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 25,
11th Jan. 2012
○Kei Maehara, Kentaro Toyoki, Hikaru Nomura, and Ryoichi Nakatani,
“Vertical magnetization manipulation method for magnetic nanodot with
81
magnetic
force
microscopy”, 2012
Taiwan-Japan
Nanophotonics
and
Plasmonic Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University,
Taipei, Taiwan, Poster 26,
11th Jan. 2012
○Soichiro Miura, Hikaru Nomura, and Ryoichi Nakatani, “Simulation study
82
of
magnetic
quantum
dots cellular
automata
shift
register”, 2012
Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic Metamaterials Workshop (2011
S-3), National Taiwan University, Taipei, Taiwan, Poster 27,
11th Jan. 2012
○Akito Kitamura, Masato Saito, Keiichiro Yamanaka, Yoshinori Yamaguchi
and Eiichi Tamiya, “Transforming of the Nano-Pillar from the Porous
83
Alumina Mold Using Nanoimprinting Technology and Application to the
Plasmonic Biosensor”, 2012 Taiwan-Japan Nanophotonics and Plasmonic
Metamaterials Workshop (2011 S-3), National Taiwan University, Taipei,
Taiwan, Poster 52, 11th Jan. 2012
○Satoshi
84
Kawata,
“Nanophotonics
and
Plasmonics”,
International
Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Oral,
13th Feb. 2012
○Kazuya Kikuchi, “Design, Synthesis and Biological Application of in Vivo
85
Imaging Probes with Tunable Chemical Switches”, International Symposium
on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Oral, 13th Feb. 2012
○Yasushi Inouye, “Fluorescing Platinum Nanocluster and Its Application to
86
Bio-imaging”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2),
Beijing, China, Oral, 13th Feb. 2012
○Masanori Ozaki, “Printable Small-molecule Solar Cell with Nano-scale
87
Self-organized
Bulk-heterojunction”,
International
NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Oral,
14th
Symposium
Feb. 2012
on
○Prabhat Verma, “Nano-imaging with Optical Antennas”, International
88
Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Oral,
14th Feb. 2012
○Dao Quang Duy, Tetsuro Hori, Tetsuya Masuda, Kaoru Fukumura, Takeshi
89
Hayashi, Toshiya Kamikado, Fabien Nekelson, Hiroyuki Yoshida, Akihiko
Fujii, Yo Shimizu and Masanori Ozaki, “Mesogenic Phthalocyanine
Derivative Based Organic Solar Cell”, International Symposium on
21
NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Poster P-05 , 13th Feb. 2012
○Mitsuhito Honda, Yuika Saito, Nicholas I Smith, Katsumasa Fujita, and
90
Satoshi Kawata, “Local Temperature Measurement of Laser-irradiated
Single Gold Nanoparticles”, International Symposium on NanoPhotonics
2012 (2011 S-2), Beijing, China, Poster P-06 , 13th Feb. 2012
○Hiroyuki Morimura, Shin-ichi Tanaka, Hidekazu Ishitobi, Tomoyuki
Mikami,
91
Yusuke
Kamachi,
Hisato
Kondoh,
and
Yasushi
Inouye,
“Nano-observation of Biomolecular Dynamics Using Au Nanoparticle
Dimers”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2),
Beijing, China, Poster P-17, 13th Feb. 2012
○Eiichi Shimizu, Tomohiko Ikeuchi, Masato Saito, Yoshinori Yamaguchi and
92
Eiichi Tamiya, “In-vitro Cardiotoxicity Diagnosis Based on Quantitative
Imaging Analysis”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011
S-2), Beijing, China, Poster P-20, 13th Feb. 2012
○Takayuki Umakoshi, Taka-aki Yano, Taro Ichimura, Yuika Saito, and
Prabhat Verma, “Photoreduction for the Fabrication of A Finite-size
93
Near-field Tip for Tip-enhanced Raman Spectroscopy”, International
Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2), Beijing, China, Poster P-21,
13th Feb. 2012
○Syuhei Yabu, Yuma Tanaka, Kenta Inoue, Hiroyuki Yoshida, Akihiko Fujii,
94
and Masanori Ozaki, “Electro-optical Applications of Nanoparticle Doped
Blue Phase”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2),
Beijing, China, Poster P-23 , 13th Feb. 2012
○Hidetaka Yamamoto, Hiroyuki Yoshikawa, and Eiichi Tamiya, “Incident
95
Angle Dependence of Reflection Spectrum of Gold Nanoparticle Plasmonic
Sensors”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2),
Beijing, China, Poster P-25, 13th Feb. 2012
○Mei-Lin Zheng, Katsumasa Fujita, Wei-Qiang Chen, Xuan-Ming Duan and
○
96
Satoshi Kawata, “Molecular Engineering of Carbazole-based Cyanine Probes
for Combined Second-harmonic and Two-photon Fluorescence in Cellular
Imaging”, International Symposium on NanoPhotonics 2012 (2011 S-2),
Beijing, China, Poster P-35, 13th Feb. 2012
○Colin Sheppard, “Effects of Polarization on the Focusing of Light”,
97
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1),
Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
○Takashi Fujikado, “Toward a Development of High-Resolution Artificial
98
Retina as Sensory BMI”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
○Wenxiang Meng, “Nezha is Anchored the Non-Centrosomal Microtubules
99
in Cytoplasm”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
○Eiichi Tamiya, “Single Cell Based Devices for Analyzing Cellular Signals”,
100
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1),
Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
○Bin Ren, “Single Living Cells Studied with
101
Spectroscopy”,
7th
Surface-Enhanced Raman
Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
102
○Satoshi Kawata, “Plasmons, Raman, Nano and 3D, All Together”,
22
China
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1),
Kanazawa, Japan, Oral, 18th Sep. 2012
○Pei-Kuen Wei, “Sensitive Nanoplasmonic Biochips Using Hot Embossing
103
Gold Nanostructures on Plastic Films”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral,
18th Sep. 2012
○Jeffrey Chi-Sheng Wu, “Enhanced Photocatalytic Activity of Au@SiO2/TiO2
104
by Promoted LSPR”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 19th Sep. 2012
○Kazuya Kikuchi, “Design, Synthesis and Biological Application of in Vivo
105
Imaging
Probes with Tunable Chemical Switches”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral,
19th Sep. 2012
○Jong-In Hong, “Chemosensors for Biologically and Clinically Important
106
Analytes”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 19th Sep. 2012
○Chi-Kuang Sun, “In Vivo Multi-Harmonic Generation Biopsy”,
107
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1),
Kanazawa, Japan, Oral, 19th Sep. 2012
○Katsumasa Fujita, “Raman Microscopy
108
Functions”,
7th
for Visualization of Cellular
Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Oral, 19th Sep. 2012
○Yutaka Ohmori, Daiki Terashima, Yusue Kusumoto, Ikuya Ikezono, and Hirotake
Kajii, “Solution Processed Light-Emitting Organic Field-Effect Transistor
109
Utilizing Polyfluorene with Ag nano-ink as Gate Electrode”,
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Kanazawa, Japan, Poster P-1, 19th Sep. 2012
(2012 S-1),
○Saif ur-Rehman, Anouar Rahmouni, Tarik Mahfoud, Dmitry Nesterenko,
110
Khalid Nouneh and Zouheir Sekkat, “Plasmonics at Metallic Layers and
Nanoparticles”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-2, 18th Sep. 2012
○Feng Jin, Lan-Ting Shi, Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming Duan, “Amplified
Spontaneous Emission and Lasing Emission of Dye Doped PMMA in
111
Photonic
Crystal
Cavity”,
Nanophotonics in Asia 2012
19th Sep. 2012
7th
Photonics
Center
Symposium,
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-3,
○Yuya Nagata, Yuika Saito and Prabhat Verma, “Raman Investigation of
112
Single-Walled Carbon Nanotubes in Solutions”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Poster P-4, 18th Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan,
○Jing Li, Shunping Zhang, Zhensheng Zhao, Xuanming Duan and Hongxing
Xu, “Plasmonic Tunability Characteristics of Au/GaAs QW Coupling
113
Structure with Electrically Injection”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012
18th Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-5,
○Shota Ushiba, Kyoko Masui, Satoru Shoji and Satoshi Kawata, “3D
114
Micro/Nano Fabrication of Nanocomposites
Polymerization”,
7th
Based on Two Photon
Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
23
2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-6, 18th Sep. 2012
○Y. L. Zhang, X. Z. Dong, Z. S. Zhao and X. M. Duan, “Angular Momentum,
115
Torsion and Transformation Optics”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012
18th
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-7,
Sep. 2012
○Jun Yu, T a r o I c h i m u r a , Yuika Saito, Prabhat Verma and Satoshi Kawata.,
116
“Far-Field Free Tapping-Mode Tip-Enhanced Raman Microscopy”,
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Kanazawa, Japan, Poster P-8,
18th
Sep. 2012
(2012 S-1),
○Hirotake Kajii, Yusuke Sato, Hiroki Ohmori and Yutaka Ohmori, “Conjugated
Polymer/Fullerene-Based Organic Photodetectors with Indium-Tin-Oxide
117
Electrodes Modified by Self-Assembled Monolayers”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Poster P-9,
18th
Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan,
○Jie Liu, “Structure and Photoluminescence of ZnO Single Crystal
118
Irradiated by KrF Excimer Laser”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012
18th
Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-10,
○Taka-aki Kobayashi, Hidekazu Ishitobi and Yasushi Inouye, “Light Induced
119
120
Polymer
Nanomovement”,
7th
Photonics
Center
Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-11,
Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-12,
18th Sep. 2012
○Koichi Aoki, Shin-ichi Tanaka, Hidekazu Ishitobi and Yasushi Inouye,
“Green-Emitting Pt8 Nanoclusters”, 7th Photonics Center Symposium,
18th Sep. 2012
○Yung-Chiang Lan, “Plasmonic Roche Lobe in Metal-Dielectric-Metal
121
Structure”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-13, 18th Sep. 2012
○Taro Uematsu, Akihisa Doko, Yusuke Kaji, Tsukasa Torimoto and Susumu
Kuwabata, “Photoinduced Electron Transfer between ZnS-AgInS2
122
Solid-Solution Semiconductor Nanoparticles and Organic Redox Species”,
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Kanazawa, Japan, Poster P-14,
18th
Sep. 2012
(2012 S-1),
○Ryuichi Nomoto, Yuto Suzuki, Kenta Itabashi, Hiroshi Tabata and Mitsuhiro
Katayama,
123
“Improved
Properties
of
Gas-
and
Semiconducting Single-Walled Carbon Nanotubes”,
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
UV-
7th
Responses
of
Photonics Center
(2012 S-1), Kanazawa, Japan,
Poster P-15, 18th Sep. 2012
○Yung-Fong Chau, “Design of a Contour Plasmonic Nanoantenna Operating
124
Wavelengths in Ultraviolet-Visible, Visible Light and Infrared Light”,
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Kanazawa, Japan, Poster P-16,
18th
Sep. 2012
(2012 S-1),
○Kenji Imakita, Hiroki Shibata, Minoru Fujii and Shinji Hayashi, “Control
of Photonic Mode Density Inside a Core of a Multi-Layered Sphere as a
125
New
Three Dimensional
Photonic Crystal”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
Poster P-17, 18th Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan,
24
○Shu Jiang, Masato Saito, Keiichiro Yamanaka, Mizuho Murahashi, Hiroyuki
Yoshikawa, Yoshinori
126
Nano-Pillar Arrays
Yamaguchi
and
Eiichi
for Plasmonic Biochip
Tamiya,
by
“Fabrication
of
Using Nanoimprint
Technology with Porous Alumina Mold”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012
18th
Sep. 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-18,
○Aya Hashimoto, Tomohiko Ikeuchi, Masato Saito, Yoshinori Yamaguchi and
127
Eiichi Tamiya, “Raman Spectroscopic Study of the Early Stages of ES Cell
Differentiation”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-19, 18th Sep. 2012
○Chih-Ming Wang, “Optical Properties and Applications of Plasmonic
128
Nanoporous Au film”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-20, 18th Sep. 2012
○Atsushi Sugihara, Soichiro Osaki and Ryoichi Nakatani, “Ti-N Capping for a
129
130
CoFeB/MgO-Magnetic Tunnel Junction”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-21,
18th Sep. 2012
○Chen Qu, Kei Takachiho, Masashi Yoshimura, Jun Tsunoda, Yushi Kaneda, Mamoru
Imade, Takatomo Sasaki and Yusuke Mori, “Research About CsLiB6O10 in VUV
and DUV Generation”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-22, 18th Sep. 2012
○Shu Chen,
131
Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming Duan,
“Non-Degenerate Two-Photon Absorption for Laser Direct Writing”,
7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1),
Kanazawa, Japan, Poster P-23, 18th Sep. 2012
○Masashi Miyata, Yosuke Ueba and Junichi Takahara, “Excitation Control of
132
Long-Range Surface Plasmons by Two Incident Beams”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan,
Poster P-24, 18th Sep. 2012
○Seiichi Uoshita and Yasushi Inouye, “Near Infrared Imaging of Leaf Water
133
Content
under
Photosynthesis”,
7th
Photonics
Center
Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-25,
18th Sep. 2012
○Hui Wang, W e i - Q u i a n g C h e n , F e n g J i n , Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao
and Xuan-Ming Duan, “Synthesis and Photoisomerization of a Series of
134
Mainchain Crosslinking Azo-Polymers”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-26,
18th Sep. 2012
○Yasuyuki Ozeki and Kazuyoshi Itoh, “High-Speed Stimulated Raman Spectral
135
Microscopy”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-27, 18th Sep. 2012
○Yuan Bu, Masami Juta, Junichi Takino, Tomoaki Sumi, Akira Kitamoto,
136
Mamoru Imade, Masashi Yoshimura, and Yusuke Mori, “High Crystallinity GaN
Grown on c- and a-Plane Free-Standing GaN Substrates Using Ga2O Vapor
and NH3”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-28, 18th Sep. 2012
137
○Hongzhong Cao, Xian-Zi Dong, F e n g J i n , Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming
Duan, “Maskless Femtosecond Laser Lithography of Positive Photoresist for
25
T-gate Fabrication”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-29, 18th Sep. 2012
○Shun Hirai, Hikaru Nomura, and Ryoichi Nakatani “Programmable Pinning Site
138
for Racetrack Memory”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-30, 18th Sep. 2012
○Taichi Furukawa, Hirohiko Niioka, Masayoshi Ichimiya, Tomohiro Nagata,
Masaaki Ashida, Tsutomu Araki and Mamoru Hashimoto, “Multimodal Imaging
139
Using
Light
Microscopy
and
Cathodoluminescence
Microscopy
Rare-Earth Doped Nanophosphors for Biological Specimens,
7th
with
Photonics
Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa,
Japan, Poster P-31, 18th Sep. 2012
○Yan-Peng Jia, Ye Tian, Xian-Zi Dong, Zhen-Sheng Zhao, Quian Liu, and
Xuan-Ming Duan, “Three-Dimensional
140
Submicron Inductor Fabrication by
Two-Photon Polymerization and Selective Electroless Plating”, 7th Photonics
Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa,
Japan, Poster P-32, 18th Sep. 2012
○Harsono Cahyadi, Hirohiko Niioka, Tsutomu Araki and Mamoru Hashimoto,
141
“Detection of Intracellular Lipid Accumulation Using Fast Spectral CARS
Imaging”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-33, 18th Sep. 2012
○Zhanghua Zeng, Shin Murakami, Katsumasa Fujita and Kazuya Kikuchi,
142
“Enzyme Triggered Gold Nanoparticles-Enhanced Fluorescence of Near
Infrered (NIR) Dye”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-34, 18th Sep. 2012
○Kentaro Mochizuki, Katsumasa Fujita, Yasushi Inouye, Nicholas Isaac Smith, and Satoshi
Kawata “Photo-Reduction of Gold Nanoparticles inside Gelatin-Based
143
Phantom Cells with Green Visible Laser”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-35,
18th Sep. 2012
○Yong-Chao Zheng, Mei-Ling Zheng, Zhen-Sheng Zhao and Xuan-Ming Duan,
144
“The Selectivity of Carbazole Based Fluorescent Probes for Duplex DNA vs
G-Quadruplex”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-36, 18th Sep. 2012
○Wakana Kubo, and Takuo Tanaka, “Thin Organic Film Solar Cell Combined with
145
Au Nanopillars”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-37, 18th Sep. 2012
○Le Lin, “The Application of Radially-Polarized Beam in Fabrication of Au
146
Nanorods Array”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-38, 18th Sep. 2012
○Kohsuke Mori, Masayoshi Kawashyma, and Hiromi Yamashita,
“Enhanced Photocatalytic Activity of Ru Complex by the Assist of Localized
147
Surface Plasmon of Ag Nanoparticles”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-39,
18th Sep. 2012
○Yang Meng, “Enhanced Absorption in Thin-Film Silicon Solar Cells Using
148
Metallic Nanoparticles”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-40, 18th Sep. 2012
149
○Kaoru Fukumura, Tetsuro Hori, Tetsuya Masuda, Dao Quang Duy, Toshiya
26
Kamikado, Hiroyuki Yoshida, Akihiko Fujii, Yo Shimizu and Masanori Ozaki,
“Small Molecule Bulk Heterojunction Organic Solar Cells Based on Liquid
Crystalline
Phthalocyanine”,
7th
Photonics
Center
Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-41,
18th Sep. 2012
○Shan Huang, ○Jiaming Li, Peipei Wang, Jie li, Feng Lin, Xing Zhu, “Study of the
150
Focusing Properties with Spiral Plasmonic Lens”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan,
Poster P-42, 18th Sep. 2012
○Yusuke Shiozaki, Yo Inoue, Yasuhiro Ogawa, Masaya Takahashi, Hiroyuki
Yoshida, Akihiko Fujii, and Masanori Ozaki, “Improved Lasing Threshold of
151
Cholesteric Liquid Crystal Laser with In-Plane Helix Alignment Utilizing
Conducting Polymer Active Layer”, 7th Photonics Center Symposium,
Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-43,
18th Sep. 2012
○Jie Li, “Surface Plasmon Focusing by Semicircular Slits Filled with Different
152
Dielectric Media”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia
2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-44, 18th Sep. 2012
Toshihiro Okamoto, ○Yohei Kurata, Tomoya Otsuka, Shuji Sato, Tetsuya Fukuta and
Masanobu Haraguchi, “LC Resonance Wavelength of
153
Silver
Split-Ring
Resonator Fabricated by Nanosphere Lithography”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan,
Poster P-45, 18th Sep. 2012
○Zhaopei Liu, “High-Performance Whispering Gallery Microcavities Fabricated
154
by Direct Laser Writing”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-46, 18th Sep. 2012
○Hsuan Lee, Tung-Yu Su, Yasuo Yonemaru, Ming-Ying Lee, Masahito Yamanaka, Ko-Fan Huang,
Satoshi Kawata, Katsumasa Fujita, and Shi-Wei Chu “Super-Resolution
○
155
Imaging by Saturable Scattering of Single Gold Nanoparticle”, 7th Photonics
Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa,
Japan, Poster P-47, 18th Sep. 2012
○Yulan Fu, “Optical Logic Gates in Two-Dimensional Si Photonic Crystal
156
Waveguides”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012
(2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-48, 18th Sep. 2012
○Mei-Yu Chen, G uan-Yu Zhuo, Pei-Chun Wu, Tsung-Yuan Hsieh, Tzu-Ming Liu and
157
Shi-Wei Chu “Second Harmonic Imaging to Distinguish Grana and Starch
inside an Intact Leaf”, 7th Photonics Center Symposium, Nanophotonics in
Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan, Poster P-49, 18th Sep. 2012
○Xing Xing, “An Alternative Way to Use the Triplet Energy of Fluorescent
158
Dyes in Organic Light-Emitting Diodes via an External Iodide”, 7th Photonics
Center Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa,
Japan, Poster P-50, 18th Sep. 2012
○Kuang-Li Lee, M i n - J i a n C h i h , and Pei-Kuen Wei “Improving Surface
Plasmon Detection Limits of Dual-Period Gold Nanogrid Arrays Using a
159
Multi-Polarization Spectral Integration Method”, 7th Photonics Center
Symposium, Nanophotonics in Asia 2012 (2012 S-1), Kanazawa, Japan,
Poster P-51, 18th Sep. 2012
160
○Satoshi Kawata, “Photonics Research in Osaka” Fundamentals and
27
Taiwan
Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and Bio-Photonics (2012-S-3),
MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 7th Mar. 2013
○Zouheir Sekkat, “Photonics Research in Rabat” Fundamentals and
161
Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and Bio-Photonics (2012-S-3),
MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 7th Mar. 2013
○Prabhat Verma, “Plasmonics for nanospectroscopy and nanoimaging”
162
Fundamentals and Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and
Bio-Photonics (2012-S-3), MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 7th Mar. 2013
○Shinji Hayashi, “Anisotropic Propagation of Surface Plasmon Polaritons”
163
Fundamentals and Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and
Bio-Photonics (2012-S-3), MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 7th Mar. 2013
○Yasushi Inouye, “Fluorescence platinum nanoclusters: synthesis and
164
characterization”
Fundamentals
and
Applications
of
Nanophotonics,
Photovoltaics and Bio-Photonics (2012-S-3), MASxIR, Rabat, Morocco, Oral,
7th Mar. 2013
○Masanori Ozaki, Hiroyuki Yoshida, Akihiko Fujii, “Solution Processable
165
Phthalocyanine-based Solar Cell with High Performance” Fundamentals and
Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and Bio-Photonics (2012-S-3),
MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 7th Mar. 2013
○Katsuhisa Kitano, “Novel applications of atmospheric pressure plasmas
166
with room temperature to medicine and biomaterial” Fundamentals and
Applications of Nanophotonics, Photovoltaics and Bio-Photonics (2012-S-3),
MASxIR, Rabat, Morocco, Oral, 8th Mar. 2013
(3)国内学会・シンポジウム等における発表
・(2)と同様に記載すること。
整理
著者名、発表題目名、学会名、開催場所、口頭・ポスター等の形式、論文等の番号、発表年月
番号
日等
○
1
査読
相手国名
(共同発表の
場合)
○ 桶谷亮介, Tung-Yu Su, 米丸泰央, Hsuan Lee, 山中真仁, Ming-Yin Lee, 河田 聡,
Shi-Wei Chu, 藤田克昌, "超解像イメージング:飽和したプラズモン光散乱の利用,"
台湾
応用物理学会春季学術講演会(厚木, (口頭) 2013 年 3 月 27 日~30 日)
○Hsuan Lee, Tung-Yu Su, Yasuo Yonemaru, Ming-Ying Lee, Masahito
○
2
Yamanaka, Ko-Fan Huang, Satoshi Kawata, Katsumasa Fujita, and Shi-Wei
Chu "Super-Resolution Imaging by Saturable Scattering of Single Gold
Nanoparticle" 応用物理学会秋季学術講演会(愛媛, (口頭) 2012 年 9 月 11 日~14 日)
28
台湾
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