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らっきょう
らっきょう (生産振興課) 1 「福井のらっきょう」とは 福井市白方地区、坂井市浜四郷地区にまた がる三里浜砂丘地で栽培され、明治の初期に 和歌山県から持ち込まれたのが最初と言われ ています。 畑で足かけ3年間育成する「三年掘」とい う栽培方法は、約130年の歳月と生産農家 の技術開発により生み出され、他の産地には 例がありません。 2度冬を越させることで、小粒で繊維が細かく、身が締り、シャキシャキとした 歯切れの良さが特長です。 (1)概 要 ① 県内の主な生産地 ・福井市および坂井市の砂丘地 ② 生産量と主な出荷先 ・栽培面積は約35haで、年間500tが生産されています。 ・らっきょうは、主に甘酢漬け加工され、 「花らっきょ」として県内外で販 売されています。 (2)現在の取組み ① 栽培体系 9月に種球を植付け、2年後の5月から6月に収穫します。 ② 栽培の大規模化 植付けや収穫作業の機械化により、生産組織による大規模栽培が進められ ています。 (3)新たな展開 ① 端切り作業の機械化 加工用のラッキョウは、両端を切断する作業の多くを人力に頼っており、 省力化を図るため、全自動切断機の開発を進めていきます。 ② 加工品の開発 ドレッシングや梅酢漬けといった商品に加え、新たな加工品の開発を行っ ていきます。