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お願い 23.12.24(土)閣議終了後 まで 公表しないで下さい。 平成24年度防衛予算案の概要 防 衛 省 注1:本文中の計数は、特に記載のある場合を除き、装備品等の製造等に要する初度費を除く経費を表示している。 2:本文中の計数は、特に記載のある場合を除き契約ベースである。 3:本文中の青字は、新規事業を表示している。 1.実効的な抑止及び対処 周辺海空域の安全確保 (1) 警戒監視能力の強化 ● 護衛艦(DDH)の建造 (1隻:1,155億円) ● 潜水艦(SS)の建造 ● 護衛艦の艦齢延伸 ● 固定式警戒管制レーダーの整備(沖永良部島)(39億円) (1隻:547億円) (艦齢延伸工事2隻及び部品調達6隻分:59億円) 24年度護衛艦(19,500トン型) (イメージ) 24年度潜水艦(2,900トン型) (イメージ) 無人機に関する調査・研究 高高度滞空型無人機の運用・維持・整備に係る海外調査 ● (1百万円) 島嶼部に対する攻撃への対応 (2) ① 情報収集・警戒監視体制の整備等 ● 沿岸監視部隊の配置等(与那国島)(陸自・空自)(10億円) ・ 新編する沿岸監視部隊の配置及び移動警戒隊の展開のために必要な用地の取得などを 実施 那覇基地における早期警戒機(E-2C)の整備基盤を整備(空自)(2億円) ● ・ 南西地域において早期警戒機(E-2C)を常続的に運用し得る態勢を確保するため、 整備器材等を取得 ② 迅速な展開・対応能力の向上 ● 88式地対艦誘導弾システム(改)の取得 ● 輸送ヘリコプター(CH-47JA)の取得 ● 輸送機(C-2)の取得 (2式:43億円) (2機:105億円) (2機:329億円) ● 那覇基地における戦闘機部隊の2個飛行隊化に向けた所要の施設整備のための調査を実 施(空自)(0.7億円) 88式地対艦誘導弾システム(改) 輸送ヘリコプター(CH-47JA) 輸送機(C-2) 01 ③ 防空能力の向上 新たな戦闘機の取得 ● 次期戦闘機(F-35A)の取得関連 (4機:395億円、シミュレーター等:205億円) 現有戦闘機等の有効性確保のための能力向上 写真は同型機種(F-35A) ● 戦闘機の能力向上改修 ・ F-15近代化改修 (2機:29億円) ・ F-15自己防御能力の向上 (1機:24億円) ・ F-2空対空戦闘能力の向上 (12機:41億円) ・ F-2へのJDAM※機能の付加 (20機:28億円) ※ ● F-2の支援戦闘能力向上のための開発 ● 将来ミサイル警戒技術に関する研究 JDAM(Joint Direct Attack Munitions):精密誘導装置付爆弾 (13億円) (13億円) その他の装備品の取得等 ● ペトリオット・システムの改修 (3式:345億円) ● 03式中距離地対空誘導弾の取得 (1個中隊:167億円) ● 11式短距離地対空誘導弾の取得 (1式:48億円) ● 基地防空用地対空誘導弾の取得 (2式:58億円) ペトリオット・システム ④ 海上交通の安全確保 ● 掃海・輸送ヘリコプター(MCHー101)(掃海仕様)の取得 ● 哨戒ヘリコプター(SH-60K)(SH-60Jの後継)の取得(4機:229億円) ● 哨戒ヘリコプター(SH-60J)の機齢延伸 ● 潜水艦用新魚雷の開発 ● 可変深度ソーナーシステムの研究 (1機:61億円) (2機:10億円) (35億円) (10億円) 02 (3) サイバー攻撃等への対処 体制の充実・強化 ● サイバー攻撃の脅威の増大に対応するため、統合幕僚監部のサイバー企画機能を強化 運用基盤の構築等 ● サイバー防護分析装置※の機能強化 情報収集部 (2億円) 動的解析部 静的解析部 インターネット 対処演習部 0101 0001 1011 外部インターネットから の最新ウイルス等の入 手等 ウイルス等の侵入要領、 挙動等の影響分析等 防衛 ウイルス本体の構造解析等 攻撃 対処演習を実施 ※ サイバー攻撃等に係る情報収集・解析・対処演習機能を備えた装置 人材育成及び外国との連携強化 ● サイバー攻撃等対処に向けた人材育成の取組 ● 米国との連携の強化 (4) ゲリラや特殊部隊による攻撃への対応 1,008億円 特殊部隊攻撃等への対処 ● 無人偵察機システムの取得 (1式:4億円) ● 遠隔操縦式小型偵察システムの研究 ● 軽装甲機動車の取得 ● 多用途ヘリコプター(UH-60JA)の取得 ● 戦闘ヘリコプター(AH-64D)の取得 ● 多用途ガンの取得 (3門:0.3億円) ● 10式戦車の取得 (13両:132億円) (6億円) (陸自49両:15億円、空自2両:0.7億円) (1機:37億円) (1機:52億円) 小型UAVによる情報収集 小型UAVによる情報収集 狭い空間での運用で必要と 狭い空間での運用で必要と なる目視外での遠隔操縦 なる目視外での遠隔操縦 遠隔操縦式小型偵察 システムのイメージ ※ 多用途ガン (イメージ) UAV(Unmanned Air Vehicle):無人航空機 03 大規模・特殊災害等への対応 (5) 2,375億円 東日本大震災の教訓を踏まえた災害対処能力の向上 被災時の自衛隊航空機による輸送力の強化 ● ・ 輸送機(C-2)の取得[再掲] ・ 護衛艦(DDH)の建造[再掲] ・ 輸送ヘリコプター(CH-47JA)の取得[再掲] ・ 掃海・輸送ヘリコプター(MCH-101)の取得[再掲] 通信能力の向上、関係機関等との情報共有手段の整備 ● ・ 新野外通信システムの取得 護衛艦「ひゅうが」から離艦する 陸自CH-47JA(統合運用) (2式:143億円) ● メンタルヘルスケアの充実 ● 統合幕僚監部「運用部副部長」の新設 ● 原子力災害を含む災害に対応する訓練等 ● 大規模・特殊災害に関する教育を実施するための新たなプログラムの開設(防大) (8億円) 特殊災害対処等に必要な各能力の充実 65億円 対処に必要な各能力の充実 ● ・ 予 防:天然痘ワクチン ・ 検知、識別:CBRN※1脅威評価システム技術の研究 NBC警報器 (1組:2億円) 新線量率計セット (98組※2:3億円) ・ 防 護:個人用防護装備、化学防護衣 ・ 診断、治療:遠隔地医療支援システム ・ 除 染:除染車、除染装置 ・ 訓 練:NBC防護訓練 考慮すべき シミュレーション条件 気象・センサー情報の取得 生物・化学物性条件 (検知・拡散性等) 固定センサー CBRN:化学(Chemical)、生物(Biological)、放射線(Radiological)及び核(Nuclear) ※2 γ線測定装置68組、α・β線測定装置16組、中性子線測定装置14組 地形、建造物及び 局所気象環境条件 後方指揮所 CBRN対処部隊への運用支援 CBRN脅威評価システム技術の研究 弾道ミサイル攻撃への対応 570億円 迎撃システムの整備 ● イージス艦の能力向上 ● PAC-3ミサイルの取得 (2隻:360億円) 研究開発等(日米共同開発) ● 拡散予測、発生エリアの推定 移動センサー ※1 (6) (8億円) (41億円) 「あたご」型護衛艦 BMD用能力向上型迎撃ミサイル(SM-3BlockⅡA)(7億円) 04 2.アジア太平洋地域の安全保障環境の一層の安定化 ● 平素からの情報収集・警戒監視活動に必要な各種の取組の実施 ● 二国間・多国間の防衛協力・交流等 能力構築支援事業のイメージ 防衛省・自衛隊 能力構築支援事業 ● 協力(契約) (2億円) 民間団体 (NGO等) 事業の実施 (人材育成等) 東南アジア諸国等(軍又は関係機関) 拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)の下での取組等 ● 3.グローバルな安全保障環境の改善 (1) 自衛隊の国際活動基盤の強化 ● 国際活動関連装備の整備 ・ 特殊トラック(PLS ※ ※ 39億円 付)の取得(陸自)(1両:1億円) PLS(Palletized Load System):コンテナを搭載する際に使用するアーム状の器材 ・ 浄水セット(改)の取得(陸自)(2セット:2億円) ・ 海事衛星通信(インマルサット)関連事業(海自)(3億円) ・ C-130H用燃料タンク防爆フォームの整備(空自)(0.3億円) ● 特殊トラック(PLS付)(イメージ) 国際平和協力活動等に関する教育・訓練等 輸送機C-130Hへの貨物搭載 (2) 国際社会が行う活動への取組 ● ソマリア沖・アデン湾における海賊対処 ● 南スーダンPKOへの自衛隊施設部隊の派遣 05 4.宇宙・情報通信関連事業 宇宙関連施策の推進 1,908億円 ● 宇宙を利用したC4ISR※の機能強化のための調査・研究 ● 衛星通信の利用 ● 商用画像衛星、気象衛星情報の利用 ● 米空軍宇宙基礎課程への派遣 ※C4ISR:Command(指揮),Control(統制),Communication(通信),Computer(コンピューター), Intelligence(情報),Surveillance(監視),Reconnaissance(偵察) 情報通信機能の強化 ● Xバンド衛星通信の整備・運営事業 (1,224億円) ● 新野外通信システムの取得[再掲] Xバンド衛星通信のイメージ 5.編成・機構関連事業 部隊の改編等 ● ・ 航空救難団の航空支援集団から航空総隊への隷属替え ・ 中央即応集団司令部の座間駐屯地(仮称)への移転(座間駐屯地(仮称)の新設) ・ 第4師団、第12旅団の即応近代化改編 ・ 旅団の化学防護隊等の旅団直轄化 ・ 第1戦車群の改編 「東日本大震災への対応を踏まえた大規模・特殊災害等に対応するための基盤強化」の ための体制強化 ● ・ 防衛政策局防衛政策課「防衛政策企画官(仮称)」、運用企画局事態対処課「事態対 処調整官(仮称)」、人事教育局人材育成課「予備自衛官室(仮称)」を新設 ・ ● ・ ● ・ ● ・ 人事教育局衛生官付「メンタルヘルス企画官(仮称)」を新設 「日米同盟関係の深化・発展」のための体制強化 運用企画局事態対処課「日米運用調整官(仮称)」を新設 「国際社会における多層的な安全保障協力への取組」のための体制強化 防衛政策局国際政策課「国際政策企画官(仮称)」の増設 「複合事態等に対応するための統合運用基盤の強化」のための体制強化 統合幕僚監部「運用部副部長(仮称)」を新設[再掲] 06 6.効率化への取組等 装備品等の一括・集中調達 【一括・集中調達を実施する装備品等】 96式多目的誘導弾システムを集中調達 (3セット:40億円(3か年度分)※約11億円の節減効果) ● F-15近代化機用レーダー部品(トランスミッター)を集中調達 (50個:195億円(2か年度分)※約64億円の節減効果) ● 11式短距離地対空誘導弾(陸自)、基地防空用地対空誘導弾(空自)の構成品の共通 部分を一括調達 (※約9億円の節減効果) ● 陸・海・空自においてパソコン・コピー機・システム等を一括・集中調達 (※約62億円の節減効果) ● 艦船需品(救命胴衣や防火器材など)の調達について、海上保安庁との一括調達を検討 ● 各種効率化の取組等 PBLパイロット・モデル(特別輸送ヘリコプター/EC-225LP)の実施 ● PBL(Performance Based Logistics):メンテナンスの作業量に応じた 対価を支払うのではなく、可動率や安全性といった装備品のパフォーマンス の達成に対して対価を支払う企業との契約形態 ※ EC-225LP 自衛隊業務の在り方に関する調査 (0.8億円) ・ 給食業務のアウトソーシングについて、複数駐屯地に おける一括契約等の実証実験の調査を実施 ● ● 会計業務の近傍駐屯地間における業務集約化の実施 ● 総人件費改革への取組(自衛官△25人) 7.人的基盤に関する抜本的な制度改革の推進 自衛官の階級・年齢構成の見直しの着実な実施 ・ 23年度以降昇任抑制を計画的に実施(大綱期間中、幹部・准曹が合計9千人程度減となる見込み) ・ 階級別に定数を管理する規則を23年度末までに試作し、24年度から試行 ● 後方任用制度の検討 ・ 後方任用制度が適用し得ると思われる最大限の潜在的な業務の種類の範囲(下図)を 導出。今後、精強性への影響等を考慮し更なる絞り込みを実施 ● 教育、研究、補給、総務、渉外、広報、法務、会計、監査、人事、募集、厚生、給養、援護、警務、 情報、保全、検査、監察、安全、分析、通信・電子、輸送、施設、気象・海象、整備、音楽、衛生 (注1)列挙されている業務が直ちに対象となるものではない。 (注2)上記は業務を示すものであり、職域を示すものではない。 ・ 制度官庁との協議を23年度中に開始し、今中期防期間中において、可能な限り早期 の制度運用開始を目指す。 援護施策の充実 ・ 退職予定自衛官のスキル向上のための職業訓練の充実等 (1.3億円) ・ 有効な就職援護施策実施のための労働市場のニーズ等の調査 (0.4億円) ● 07 8.米軍再編への取組 805億円 地元の負担軽減等に資する措置 在沖米海兵隊のグアム移転 ● ・ 「真水」事業及び「インフラ」整備事業への資金拠出 等 (88億円) (注1) 「真水」事業とは我が国の直接的な財政支援による司令部庁舎等の施設整備をいう (7億円) (注2) 「インフラ」整備事業については、在沖米海兵隊のグアム移転に伴う所要のインフラを整備するため 国際協力銀行(JBIC)から米側に対する融資の原資としてJBICに対する出資を行う (67億円) 国内での再編関連措置 ● ・ (717億円) (84億円) 普天間飛行場の移設 ○ 代替施設本体に係る設計費や工事費については、現時点において計上せず ○ キャンプ・シュワブ内の陸上工事については、代替施設建設事業とは直接関係なく、段 階的な整備に必要な建物等の設計費及び工事費を計上(継続のみ) ○ 必要に応じ、予備費及び非特定議決国庫債務負担行為の活用も視野に対応 (3億円) (94億円) (383億円) ・ ・ ・ 嘉手納飛行場以南の土地の返還 相模総合補給廠の一部返還等 厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機の移駐等 ・ ・ 嘉手納飛行場等所在米軍機の日本国内及びグアム等への訓練移転 (41億円) (113億円) 地域振興策(再編交付金等) グアム島 (岩国飛行場、空母艦載機離発着訓練施設等) 普天間飛行場 ※ 上記の在沖米海兵隊のグアム移転(88億円)及び国内での再編関連措置(717億円) の計805億円には、地元負担軽減関連施設整備等13億円を含む 抑止力の維持等に資する措置 38億円 キャンプ座間への陸上自衛隊中央即応集団司令部の移転 横田飛行場への航空自衛隊航空総隊司令部等の移転に伴う米軍施設の機能補償等 ● ● SACO関係経費 134億円 日米安全保障協議委員会(「2+2」)共同文書による変更がないものについては、 引き続きSACO最終報告に盛り込まれた措置を着実に実施 ● 9.基地対策等の推進 基地周辺対策経費 ● 1,161億円 自衛隊等の行為又は防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止等に要する経費 在日米軍駐留経費負担 ● 在日米軍の駐留を円滑かつ効果的にするための特別協定等による負担に要する経費 施設の借料、補償経費等 ● 1,916億円 1,368億円 防衛施設用地等の借り上げ経費、水面を使用して訓練を行うことによる漁業補償等に要 する経費 08 主要な装備品(1) 24年度 概算要求 調達数量 調達数量 多用途ヘリコプター(UH-60JA) 2 機 1 機 1 機 37 輸送ヘリコプター(CH-47JA) 1 機 2 機 2 機 105 戦闘ヘリコプター(AH-64D) 1 機 1 機 1 機 52 28 機 - - - 固定翼哨戒機(P-1) 3 機 - - - 哨戒ヘリコプター(SH-60K) 3 機 5 機 4 機 掃海・輸送ヘリコプター(MCH-101) 2 機 1 機 1 機 初等練習機(T-5) 5 機 4 機 4 機 9 練習ヘリコプター(TH-135) 2 機 - - - 固定翼哨戒機(P-3C)の機齢延伸 (1 機) - - - 哨戒ヘリコプター(SH-60J)の機齢延伸 (2 機) 区 分 陸 自 新練習ヘリコプター(TH-480B) 海 自 航 空 次期戦闘機 (F-35A) 機 - 金額 (億円) 229 (4) 61 (0.5) (2 機) (2 機) 10 4 機 4 機 395 (2 機) (2 機) 29 戦闘機(F-15)自己防御能力の向上 (2 機) (2 機) (1 機) 24 (2 機) (0 機) - 戦闘機(F-15)のIRST搭載改修 自 (8 機) 空 戦闘機(F-15)近代化改修 戦闘機(F-2)空対空戦闘能力の向上 (3 機) (36 機) (12 機) ( - ) (12 機) ( - ) 41 戦闘機(F-2)へのJDAM機能の付加 (12 機) ( - ) (20 機) ( - ) (20 機) ( - ) 28 輸送機 (C-2) 2 機 2 機 2 機 329 救難ヘリコプター (UH-60J) 3 機 - - - - 1 隻 1 隻 1,155 (15) 潜水艦(SS) 1 隻 1 隻 1 隻 547 (13) 掃海艇(MSC) 1 隻 - - 護衛艦(DDH) - (1 隻) ( - ) ( - ) (1 隻) ( - ) (1 隻) (1 隻) (3 隻) (2 隻) (2 隻) ( - ) (2 隻) ( - ) (1 隻) (2 隻) (2 隻) ( - ) (2 隻) ( - ) (1 隻) あさぎり型護衛艦の艦齢延伸 自 はつゆき型護衛艦の艦齢延伸 海 艦 24年度 23年度 調達数量 あぶくま型護衛艦の艦齢延伸 - はたかぜ型護衛艦の艦齢延伸 - 船 とわだ型補給艦の艦齢延伸 むらさめ型護衛艦等の短SAMシステムの機能向上 エアクッション艇の艦齢延伸に係る措置 (1 隻) - ( - ) (1 式) - - - 8 38 5 8 - (1 隻) (1 隻) 0.6 ( - ) (1 式) ( - ) (1 式) 0.2 09 主要な装備品(2) 24年度 23年度 調達数量 24年度 概算要求 調達数量 調達数量 金額 (億円) 03式中距離地対空誘導弾 1 個中隊 1 個中隊 1 個中隊 167 11式短距離地対空誘導弾 3 式 1 式 1 式 1 セット 3 セット 3 セット 40 12 セット 11 セット 11 セット 53 - 2 式 2 式 91 億円 - - 区 分 陸 自 誘 導 弾 96式多目的誘導弾システム 中距離多目的誘導弾 空 88式地対艦誘導弾システム(改) 地対空誘導弾(ペトリオット(PAC-3ミサイルを除く)) 自 ペトリオット・システムの改修 48 (19) 43 (59) 111 (3 式) (3 式) 345 1 式 2 式 2 式 58 137 丁 90 丁 90 丁 0.2 10,033 丁 9,513 丁 9,513 丁 27 91 丁 49 丁 49 丁 0.3 5.56mm機関銃MINIMI 212 丁 220 丁 200 丁 4 12.7mm重機関銃 113 丁 128 丁 113 丁 6 - 7 門 3 門 0.3 81mm迫撃砲 L16 1 門 6 門 6 門 0.6 120mm迫撃砲 RT 1 門 3 門 3 門 1 99式自走155mmりゅう弾砲 6 両 8 両 6 両 58 10式戦車 13 両 16 両 13 両 132 軽装甲機動車 56 両 101 両 49 両 15 96式装輪装甲車 11 両 21 両 13 両 16 87式偵察警戒車 1 両 1 両 1 両 3 NBC偵察車 2 両 2 両 0 両 - 650 億円 - - 9 両 2 両 2 両 (2 隻) (2 隻) 基地防空用地対空誘導弾 9mm拳銃 89式小銃 対人狙撃銃 陸 火 多用途ガン 自 器・車 両 等 車両、通信器材、施設器材 等 BMD 空 自 軽装甲機動車 海 自 イージス艦の能力向上 空 自 ペトリオット・システムの改修 - - (1 式) (定修1 式) - - 645 (33) 0.7 360 (1) - 注1: 金額は、装備品等の製造等に要する初度費を除く金額を表示している。初度費は、金額欄に( )で記載(外数)。 注2: 調達数量:24年度に新たに契約する数量。 (取得までに要する期間は装備品によって異なり、2年から5年の間) 注3: 調達数量欄の( )は、既就役装備品の改善に係る数量を示す。 注4: F-2空対空戦闘能力の向上及びF-2へのJDAM機能の付加の調達数量については、上段が既就役装備品の改修役務の数量 を、下段が能力向上装備品の数量を示す。また、艦齢延伸に係る措置の調達数量については、上段が艦齢延伸工事の隻数を、下段 が艦齢延伸に伴う部品の調達数量を示す。 注5: 基地防空用地対空誘導弾の24年度調達数量については、教育用に供するための試作機の量産化改修1式を含む。 10 自衛官定数等の変更 (単位:人) 陸 ①23年度末 ②24年度末 (概算要求) ③24年度末 増△減 (③-①) 隊 159,816 159,313 159,238 △578 常 備 自 衛 官 151,337 151,138 151,063 △274 即応予備自衛官 8,479 8,175 8,175 △304 上 自 衛 海 上 自 衛 隊 45,517 45,517 45,517 0 航 空 自 衛 隊 47,097 47,097 47,097 0 共 同 の 部 隊 1,227 1,228 1,227 0 統 合 幕 僚 監 部 361 371 361 0 1,907 1,907 1,907 0 情 合 報 本 部 計 247,446 (255,925) 247,258 (255,433) 247,172 (255,347) △274 (△578) 注1: 各年度末の定数は予算上の数字である。 注2: 各年度の合計欄の下段( )内は、即応予備自衛官の員数を含んだ数字である。 11 平成24年度防衛関係費 SACO関係経費及び米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分、 東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費を除く (単位:億円、%) 平成23年度 区 分 予算額 防 衛 関 係 費 人 件・糧 食 費 物 件 < 繰 費 延 > 歳出化経費 一般物件費 対前年度 増△減額 46,625 [△0.4%] △201 20,916 [0.3%] 66 25,709 [△1.0%] △266 平成24年度 予算案 対前年度 増△減額 ※ 46,453 [△0.4%] △172 20,701 [△1.0%] △215 25,751 [0.2%] 42 <191> <187> 16,321 [△2.6%] △429 9,388 [1.8%] 163 16,315 [△0.0%] △6 9,437 [0.5%] 49 ※46,453億円に、東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費を加えると、47,589億円(対 前年度964億円、2.1%増)となる。 (単位:億円、%) 平成23年度 区 分 予算額 新規後年度負担 16,540 対前年度 増△減額 [△0.5%] △83 平成24年度 予算案 ※ 17,895 対前年度 増△減額 [8.2%] 1,356 ※17,895億円に、東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費を加えると、17,954億円(対 前年度1,415億円、8.6%増)となる。 (注) 1.[ ]は対前年度伸率である。 2.計数は、四捨五入によっているので計と符合しないことがある。(以下、同じ。) 3.平成23年度予算額は、当初予算額である。(以下、同じ。) 4.平成24年度予算案には、札幌病院の建替えにかかる経費として、歳出予算(歳出化経費) 3億円、新規後年度負担額7億円の財務本省計上分を含む。 12 SACO関係経費及び米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分(単位:億円、%) 平成23年度 区 分 予算額 ○SACO関係経費 歳出 101 [△40.2%] △68 31 [△45.9%] △27 1,027 [12.9%] 118 731 [2.3倍] 410 新規後年度負担 ○米軍再編関係経費 (地元負担軽減分) 歳出 対前年度 増△減額 新規後年度負担 平成24年度 予算案 対前年度 増△減額 86 [△14.7%] △15 78 [2.5倍] 46 599 [△41.6%] △427 503 [△31.2%] △228 SACO関係経費及び米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分を含む、 東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費を除く (単位:億円、%) 平成23年度 区 分 予算額 防 衛 関 係 費 47,752 対前年度 増△減額 [△0.3%] △151 平成24年度 予算案 ※ 47,138 対前年度 増△減額 [△1.3%] △614 ※ 47,138億円に東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費を加えると、 48,274億円(対前年度522億円、1.1%増)である。 13 東日本大震災からの復旧・復興対策に係る経費 (単位:億円) 平成23年度 区 歳 出 分 予 予算額 算 新規後年度負担 ― ― 平成24年度 対前年度 増△減額 ― ― 予算案 対前年度 増△減額 1,136 [皆増] 1,136 59 [皆増] 59 14 「日本再生重点化措置」要望事業の予算措置状況について (単位:億円、%) 事業名 評価 要望額 措置額 措置率 動的防衛力の構築(燃料費等) ※ 337 81 24 動的防衛力の構築(維持・修理費等) ※ 326 153 47 災害への対処能力の向上 ○ 97 56 58 60 37 62 6 4 65 123 104 85 12 8 69 960 443 46 情報セキュリティーの向上など情報基盤の確保 世界の平和と繁栄に向けた施策の充実 自衛隊や米軍の活動の基盤となる 防衛施設の安定的運用 地域の医療への貢献 (注) 評価は、第4回予算編成に関する政府・与党会議(平成23年12月9日)における実務者 会合からの最終報告による。 ○ ・・・ 「日本再生重点化措置」に係る優先・重点事業 ※ ・・・ 「日本再生重点化措置」の目的・趣旨を踏まえると、優先・重点事業に準じるもの として一定の配慮をする必要があるもの 15 平成24年度 基地対策等の推進 (単位:億円、%) 区 分 基 地 対 策 等 の 推 進 < < 周 宅 辺 環 防 境 別 労 協 務 対前年度 予 予 増 △減額 伸 率 算 額 4,276 > < 4,337 算 案 4,445 > < 4,418 168 > < 81 備 考 3.9 > 1.9 [参考] 左の他に > 18年度補正予算93億円 (うち、米軍再編関係経費73億円) 19年度再編交付金51億円 0(米軍再編関係経費) 398 < 727 > < 787 < 1,862 > < 1,858 1,916 > < 1,867 定 1,384 1,392 8 0.6 費 1,131 1,139 7 0.7 在日米軍に勤務する従業員の 給与費の負担 備 (2) 在日米軍駐留経費負担 特 対前年度 1,161 > < 1,185 音 整 平成24年度 1,125 > < 1,185 (1) 基 地 周 辺 対 策 経 費 住 平成23年度 35 > < 0 3.1 0.0 409 11 2.7 752 > < 776 △ 25 > < 3.4 > 生活環境施設等の整備の助成等 11 △ 1.4 (河川・道路改修、学校防音、ごみ 処理施設等の整備) 54 > < 9 2.9 > 0.5 飛行場等周辺の住宅防音工事の 助成 [参考] 左の他に 18年度補正予算(横須賀浚 渫工事)契約ベース64億円 光 熱 水 料 等 249 249 0 0.0 在日米軍施設で使用する光熱 水料等の負担 訓 練 移 転 費 4 4 0 5.2 硫黄島での米空母艦載機着陸 訓練に伴う経費の負担 210 > < 206 255 > < 206 268 269 1,289 > < 1,293 1,368 > < 1,366 提 供 施 設 の 整 備 < 基 地 従 業 員 対 策 等 (3) 施設の借料、補償経費等 < 45 > < 0 1 79 > < 72 (注) 計数は歳出ベース(一般物件費+歳出化経費)であり、< 21.6 > 0.0 0.4 6.1 > 5.6 在日米軍施設(隊舎等)の整備 社会保険料事業主負担分等 防衛施設用地等の借上げ及び 漁業補償等 >内は契約ベースである。 16 特別行動委員会(SACO)関係経費 (単位:百万円、%) 事 項 平成23年度 平成24年度 対前年度 対前年度 予 算 額 予 算 案 増△減額 伸 率 備 考 沖縄に関する特別行動 委員会の最終報告に盛 り込まれた措置の実施 1 土地返還のための事業 2 訓練改善のための事業 3 騒音軽減のための事業 < 1,652> < 4,294 3,587> < 1,935> < 2.2倍 > 2,099 △ 2,195 △ 51.1 提供施設を移転して当 該提供施設の返還を受 けるための移設工事及 び補償等 < 1,178> < 1,925 1,277> < 1,277 △ < 2,587> < 934 5,725> < 2,426 2,918 2,792 4 SACO事業の円滑化を 図るための事業 合 計 < 99> < 8.4 > 648 △ 33.7 沖縄県道104号線越 え実弾射撃訓練の本土 移転等に伴う人員等の 輸送等 3,138> < 1,492 △ 126 2.2倍 > 2.6倍 騒音軽減イニシアティ ヴの実施 △ 4.3 沖縄に関する特別行動 委員会の最終報告に盛 り込まれた措置を円滑 に実施するための事業 8,335> < 13,380> < 5,046> < 60.5 > 10,071 8,593 △ 1,478 △ 14.7 (注) 計数は歳出ベース(一般物件費+歳出化経費)であり、< >内は契約ベースである。 17 米軍再編関係経費のうち地元負担軽減分 事 項 平成23年度 予 算 額 平成24年度 予 算 案 対前年度 増△減額 対前年度 伸 率 (単位:百万円、%) 備 考 「在日米軍の兵力構成見直し等に 関する政府の取組について」(平 成18年5月30日閣議決定)及 び「平成22年5月28日に日米 安全保障協議委員会において承認 された事項に関する当面の政府の 取組について」(平成22年5月 28日閣議決定)を踏まえ、再編 関連措置を的確かつ迅速に実施す るための施策を推進 1 在沖米海兵隊のグアムへの 52,460 移転事業 2 沖縄における再編のための 事業 (1)普天間飛行場の移設 (2)嘉手納以南の土地の返還 3 米陸軍司令部の改編に関 連した事業 4 空母艦載機の移駐等のた めの事業 (1)岩国飛行場 (2)空母艦載機離発着訓練 (2)施設等 5 訓練移転のための事業 6 再編関連措置の円滑化を 図るための事業 (1)再編交付金 (2)基地周辺対策等 8,097 △ 44,363 △ 84.6 < 6,597> < 1,873 8,607> < 3,753 2,010> 1,880 < 30.5> 2.0倍 < 6,313> < 1,581 8,350> < 3,752 2,037> 2,171 < 32.3> 2.4倍 < 283> < 292 257> <△ 1 △ 27> 291 < 6,725> < 8,982 9,421> < 2,229 △ 2,697> 6,752 < 69,893> < 28,036 37,736> <△ 32,158> 30,473 2,437 <△ 46.0> 8.7 < 69,859> < 28,001 37,509> <△ 32,350> 30,420 2,419 <△ 46.3> 8.6 < 34> < 34 227> < 52 192> 18 <△ 9.4> △ 99.7 < 40.1> △ 75.2 < 6.6倍> 52.3 995 4,052 3,057 4.1倍 10,306 11,321 1,015 9.8 9,792 9,336 456 △ 4.7 514 1,985 1,471 3.9倍 △ 「真水」事業及び「インフラ」整 備事業への資金拠出 等 普天間飛行場の移設に関する事業 嘉手納飛行場以南の地域の土地の 返還に関する事業 相模総合補給廠の一部返還等に関 する事業 厚木飛行場から岩国飛行場への空 母艦載機の移駐等に関する事業 空母艦載機離発着訓練施設等に関 する事業 嘉手納飛行場等所在米軍機の日本 国内及びグアム等への訓練移転に 関する事業 < 146,975> < 79,234> <△ 67,741> <△ 46.1> 合 計 102,651 59,925 △ 42,726 △ 41.6 注: 1 計数は歳出ベース(一般物件費+歳出化経費)であり、< >内は、契約ベースである。 2 米軍再編関係経費は、70,673百万円<84,340百万円>であり、その内訳は以下のとおりである。 ①地元負担軽減分 :59,925百万円<79,234百万円> ②地元負担軽減関連施設整備等 : 2,804百万円< 1,313百万円> ・グアム移転事業室等経費 703百万円< 703百万円> ・岩国飛行場 2,101百万円< 610百万円> ③抑止力の維持等に資する措置 : 7,944百万円< 3,793百万円> 3 普天間飛行場の移設について、代替施設本体の建設工事が進められるような環境が整った場合には、速やかに必要な契 約手続きに入るため予備費及び非特定議決国庫債務負担行為の活用も視野に対応。 18